モバイルでWebをプライベートに閲覧したいけど、ブラウザーのSafariやChromwよりもGoogle Search(Google検索)のアプリからの方がいい人。そんな人のためにiOS用のGoogle検索アプリがアップデートされ、“匿名モード”が導入された。そのほかのいろんな変更に加えて、今回はTouch ID(指紋認証)による保護もある。
だいぶ前からほとんどのブラウザーにプライベート閲覧オプションはあるが、Googleの検索アプリにはなかった。モバイルユーザーは、というかiPhoneのユーザーは、ブラウザーよりもGoogleのアプリがインターネットへの入り口だ、という人が多いのにね。
今日(米国時間9/28)見るとこのアプリは、GoogleのChromeブラウザーよりもやや上にいる。iTunes App Storeではユーティリティ部門で2位、全体で30位だ。Chromeの方は3位および34位だ。
この新しいプライベート検索機能を使うには、Settings(設定)のところで匿名モードにチェックを入れる。そうすると、検索や閲覧の履歴が保存されなくなる。また、匿名モードでTouch IDを有効にすると、今やってる匿名モードの閲覧(の再開)を、あなた以外の人はできなくなる。家族友人など他人は、もちろん、指紋が違うから当然だね。
匿名モードを有効にすると、アプリのアイコンの上の3D Touchで新しい匿名閲覧や検索ができるようになる。
匿名モードが加わったことは、今回のアップデートの最大の新機能だが、ほかにもいろいろあるよ、とGoogleは言っている。パフォーマンスの改善や、iOS 10の上での安定性の強化だ。アプリの動作は確かに、前よりも倍ぐらい安定している。
検索結果から直接、YouTubeビデオを見れる機能もある。これまではいちいち、新しいページを開くか、またはYouTubeアプリを使う必要があった。
アップデートはすでに今からでも、App Storeからゲットできる。