Google Earth Pro 7.1が可視域(ビューシェッド)機能および高度な印刷機能を提供

アースデー(Earth Day)に合わせてGoogleは、Google Earth Proのバージョン7.1をローンチした。Google Earth Proはこの、デスクトップアプリケーションである(Webでない)マッピングツールのプロフェッショナルバージョンだ。新バージョンでは地図作成ツールと印刷ツールが増え、説明文を作ったり、地図を拡大縮小したり、タイトルを加えるなどの作業がやりやすくなった。新たに加わった可視領域ツール(Viewshed tool, ビューシェッドツール)を使うと、ユーザがGoogle Earth上に設定したどんな場所マーク(placemark)からでもビューポイントやサイトラインを計算できる〔三次元的にどの位置/方向からでもそこからの視界/視野像が計算で得られる〕。

Googleによると、ビューシェッドツールを使うとたとえば、新しい建築プロジェクトが周囲に与える視覚的影響(日照など)や、携帯電話用タワーの実際の供用域*などを事前に評価できる。このツールは、その地点からのビューシェッド(可視領域、可視域)をグリーンで表し、不可視域をグレーで表す。〔*: 例: うちはすぐ近くにWiMAXのタワーがあるのに、自宅では可視域不良で利用できない!…近所の家などが邪魔。〕

新たに提供された印刷機能により、ユーザが作る地図のレイアウトやスタイルを詳細にコントロールできる。たとえば、地図にタイトルや説明欄/説明文、レジェンド、北向き矢印などを加えられる。また地図にHTML領域を加えて、そこに画像やテキストやそのほかの情報を置ける。また、それらすべてをPDF化できる。

新バージョンではさらに、ユーザ作成のアイコンやパス(経路)を目立たせるために、ベース画像の彩度を下げたり、モノクロで描いたりすることもできる。

アースデーを記念してGoogleはこの新バージョンを、今日中(米国時間4/22)にかぎり199ドルとする(通常価格は399どる)(プロモーションコード: EARTHDAY199)。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


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TechCrunch Japan

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