Google Play Musicが今後のSamsung全製品のデフォルトのミュージックサービスになる

SamsungとGoogleが今日(米国時間4/1)発表した新たなパートナーシップにより、Galaxy S8とS8+以降のSamusung製スマートフォンとタブレットでは、全機種/全世界的に、Google Play Musicがデフォルトのミュージックプレーヤーおよびミュージックサービスになる。これにはSamsungユーザーへのボーナスもあり、自分の曲を最大10万曲までGoogle Play Musicに無料でアップロードできる。

今ふつうのユーザーの無料アップロードは最大5万曲までだから、10万になれば当然そのための無料ストレージも倍増する。

Samsungの新しいスマートフォンとタブレットにはGoogle Play Musicの3か月試用期間がつき、競合する音楽サービスSpotify, Apple Music, Pandora Premiumなどと変わらぬ機能が提供される。それらは、広告のない音楽、4000万あまりの曲へのオンデマンドアクセス、特選プレイリストなどだ。YouTubeで広告のないビデオを見られるYouTube Redにもアクセスできる。

以上の特典は、今春晩くにローンチするSamsungのパーソナルアシスタントBixbyにも付随する。つまり、音声で、曲や音楽ジャンルをリクエストできるようになる。

このパートナーシップを結ぶ前にはSamsungは昨秋、アメリカ向けのモバイルミュージックサービスMilk Musicを、成績不良で閉鎖している。その後Jay ZのTidalミュージックサービスを買収する噂もあったが、同社はそれを否定した。

Milk Musicの閉鎖を発表したときSamsungは、“今後はパートナーシップへの戦略的投資により、現時点で最良のミュージックサービスをGalaxy系列のデバイスにシームレスに統合していく”、と言っているから、そのパートナーとは実は、Googleだったのだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))