正直なところ、殆どのコンセプトビデオはゴミだ。最終製品と似ても似つかぬ想像上のデバイスを見せ、物理法則を無視する。しかし、〈ソフトウェア〉のコンセプトビデオの中には、実に要点を突いたものもある。例えばこのMacStoriesのビデオ。
Federico ViticciとSam BeckettのふたりがiOS 10コンセプトビデオを作った。それは来たるべき最新iOSへの見事な欲しいものリストだ。Appleは6月13日のWWDCでiOS 10を発表するものと思われるが、Appleに何ができるのかを考えるのは良いことだ。私はiOSがこの方向に進化することを是非とも願っている。
3D Touchショートカット付きのカスタマイズ可能なコントロールセンター、メッセージのリンクプレビュー、スプリットビューのUI改善などの簡単なものもある。しかしViticciは、マルチタスキングとSiriに、iOSらしいUIトリックを加えて強力にする方法も考えている。実装方法の中には意外なものもあり、「すばらしい!」と思わせてくれる。
ともあれビデオをこ覧あれ。MacStoriesに行けば、私が書いていない全機能の説明がある。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook)