Microsoftは今日(米国時間4/29)のBuildデベロッパーカンファレンスで、次期オペレーティングシステムWindows 10が2~3年のうちに10億台のデバイス上で動くと予想していることを発表した。
目標は理にかなっている。同社はWindows 10を現行のWindows 7, 8および8.1ユーザーに1年間無料で配布する決定を下したのだから。これに通常のパソコン販売サイクルとWindows Phoneユーザーのアップグレードを加えることによって、Microsoftは10億台という数字に致った。
留意点が2つある:Microsoftは自らにかなり大きな猶予を与えている ― 複数年のタイムフレームによる丸1年の幅は相当広い。しかし、Micsrosoftが何らかのリスクを抱えていることを考えればそれも驚くことではない。もし同社が逸早く大量のユーザーを引きつけることができなければ、デベロッパーはプラットフォームから逃げてしまう。
そしてもしデベロッパーがWindows 10を選ばなければ、消費者はWindowsストアの利用を控えるかもしれない。その結果ダウンロードは減り、Microsoftの売上、そしてもちろんデベロッパーの収入はダウンする。これは負の強化サイクルである。
10億の数字はMicrosoftの未来に向けた良い挑戦であり、達成されなければならない基準である。Windows 10は数ヵ月後に登場し、その時Microsoftにとってこの特別な時計が動き始める。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook)