Tesla Motors、10月9日ロサンゼルで世界初の電動スーパーカー、モデルDを発表へ

先ほどTesla Motorsからロサンゼルスで10月9日に開催されるプレスイベントへの招待状が届いた。ファウンダーのイーロン・ムスクが昨夜ツイートしていた新モデル‘D’の発表会であることは間違いない。プレスイベントの会場はHawthorne空港だ。Jalopnikの推測によると、モデルDはデュアル・モーターのDで、Model Sの2モーター四輪駆動版だろうという。Muskは「その他にも」何か発表するものがあるとツイートしていた。これはスープアップされたモデルSかもしれない。

別の推測ではDはドライバー・アシスタンスの頭文字だという。ElectrekのSeth Weintraubによれば、Teslaの最新ソフトウェアの中にそれを示唆するものがるとしている。

Teslaはすでに85W Model Sのパフォーマンス・モデルとしてP85を製造している。JalopnikはTesla Motor ClubのメンバーAdelmanが撮影した画像を入手した。これは新しいP85Dらしい。このモデルがS搭載よりも小型のモーターを2個搭載した車かもしれない。

デュアル・モーター、4輪駆動モデルは、当初、Model-X SUVとして計画が発表されたが、後に情報源がTechCrunchに教えてくれたところでは、SUVではなくModel Sのバージョンアップ版であり、来週公開されるDがそのモデルだという。この情報源によれば「その他」のニュースというのは、Model Sのチューンナップ版で、やはりデュアルモーター、4輪駆動で600馬力、パフォーマンスは最高速度250k/hのモデルだという。現在のところこの情報の真偽は確認できていない。そんなハイパフォーマンスカーなら10万ドルから15万ドルの価格帯になるだろう。.

TechCrunchのMatt Burnsも今朝この話題について書いている

ウルトラ・ハイパフォーマンスのModel Sは、そのような車のターゲットであるニッチ層を満足させるだろう。Tesla Roadsterが消えて久しいし、Model Sも若干古びてきた。ここはTeslaも自動車産業の定石どおり、Sの強化版を出すことで賞味期限を伸ばす戦略を採用するだろう。

TeslaはModel Sのフロントフード内に追加のモーターを設置すると思う。Teslaが製造する最小のモーターを搭載しても合計出力は600馬力を超える。パワーの増大に対応してバッテリーの追加も必要だろう。

いずれにせよ、われわれも現地に飛んでレポートする予定だ。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+


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TechCrunch Japan

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