Twitterモバイルアプリの最新版には、ユーザーが通信量を制御できる機能が追加された——新興国市場向けに作られた Twitter Liteアプリと同様だ。これで、データ消費量を制限したり、さまざまな設定を手動で設定するために別アプリをダウンロードしなくても、標準アプリの設定で「データセーバー」(データ節約モード)を選べるようになった。
これまでTwitterは、データセーバーをWindows版Twitter、Twitter Liteおよびモバイルウェブサイトで提供していた。一部のユーザーはiOSやAndroidアプリやTwitterのデスクトップサイトでもデータセーバーオプションを見たことがあるかもしれないが、それはTwitterが同機能をテストしていたからだ。
デスクトップWebのテストでは、トレンドを「おすすめユーザー」の下に持ってきたり、「夜間モード」を見やすい位置に動かすなど、部品を移動する機能も追加されていた。
しかし今日からは、iOSとAndroidの全ユーザーがデータセーバー機能を利用できるようになったことを広報担当者が正式に発表した。
データセーバー機能を利用するには、iOS・Androidアプリの「データ利用の設定」に行き、オプションのオン・オフを切り替える。有効になると画像は低画質で読み込まれビデオは自動再生されなくなる。Twitterを見ていて画像を高解像度で見たい時は、メニューから「高画質でロード」を選んでそのコンテンツに限って設定を変えることができる。
アップデートされたバージョンではほかにもグループチャットのメンバー管理、ボイスオーバを使った投票、一部の広告タイプのラベルなどが変更された、とApp Storeの説明文に書いてある。
ただし、本気で節約したい人には今でもTwitter Liteのほうが良い選択だ。データセーバーを有効にすればデータ利用量は減るが、Twitter Liteは端末上に占めるストレージ量も少ない。
新しいTwitterアプリはすでに公開されているが、新機能自体は段階的に展開されている。
@TwitterSupportアカウントが今日中にデータセーバーの公開についてツイートする予定だとTwitterは言っている。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook )