新しいデザインのGoogle EarthアプリがiOSにもやってきた、日本語ヘルプも充実

4月にGoogleが公開したニューバージョンのGoogle Earthは、制作に二年を要し、この惑星のもっと多様なガイド付きツアーや、情報カード、360度ビデオの統合、ストリートビューの画像、などなどの新しい機能を装備していた。それは最初、AndroidとChromeだけでしか利用できなかったが、今日からはiOSバージョンが提供される。

アップデートされた内容はAndroid/Chromeバージョンと同じで、対話的なツアー“Voyager”もある。Googleの発表によると、Voyagerはあなたの次の海外旅行の行き先を決めるのに使ってくれ、ということだが、もちろん用途はそれだけではない。〔Voyager日本語ヘルプ(iPhone/iPadリンクがある)〕

ストーリーの数は今や140を超え、“travel”のカテゴリーでは17の主要都市の旅を楽しめる。

しかしVoyagerのツアーの真髄は、世界中のめったに行けない場所の探検だ。

ローンチ時にGoogleが発表したツアーは BBC Earth, Jane Goodall, Sesame Street, NASAなどが提供している。そして今日発表された新作の中には、Explore.orgによるアラスカのヒグマのライブフィードや、ユネスコのWorld Heritage Siteのマチュピチュのツアー、世界の主な博物館美術館、そして、リバプールのキャヴァーンクラブに始まるビートルズの軌跡を訪ねるツアーまである。

また“Knowledge Cards”(知識カード)という機能では、今見ているランドマークや風景などに関する雑学が提供される。Googleの検索でお馴染みの“I’m Feeling Lucky”ボタンがあるので、‘思いがけない発見’というやつも楽しめる。ズームして別のところへ行くのなんかは、子どもが喜びそうだ。

はがきを作って友だちに送る、という機能もある。それはGoogle Earthの画面のスナップを撮って、まるで自分が撮った写真のように使うのだ。自分がとても行けない場所でも。

Google EarthのiOSアプリは64ビットになり、App Storeで入手できる

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))