あの鳥は何だろう?と思ったら写真を撮って鳥認識アプリMerlinに見せよう、数秒で分かる

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あれはヒメハジロかな? それともオオバン? アビじゃないの? ではなるべく近くで写真を撮り、鳥の種を確認するアプリMerlinに見せよう。数秒で教えてくれるから、まるでそれは、鳥類学者になりたいきみのためのShazamだね。

もう1年あまり前から、写真を認識する機能はMerlinの大きなエコシステムのごく一部でしかないけど、最近コーネル大学の愛鳥家たちが、モバイルアプリでそれができるようにした。写真を撮ってそれをズームすれば、あとはMerlinのデータベースが仕事をしてくれる。

飛んでいるミサゴをGalaxy S4で撮るのは難しい。接写なら水辺の方がいいね。

飛んでいるミサゴをGalaxy S4で撮るのは難しい。接写なら水辺の方がいいね。.

もちろん、スマートフォンの広角カメラでは、小鳥たちの良質な接写は難しい。でもアプリの作者によると、ヘタな写真でも90%は正しく当てるそうだ。確信が持てないときは、いくつかの質問に答えるとよい…どんな鳴き声か、喉に細い帯状の模様があるか、などなど。すると精度は100%に近くなる。オフラインでも利用できるけど、そのためにはあらかじめ、200メガバイトものデータをダウンロードしなければならない。

コーネル大学の協力を得て実際にこのアプリを作ったVisipediaの協同ファウンダーPietro Peronaはこう語る: “このアプリはうちの学生たちの7年間の努力の成果であり、コンピュータービジョンと機械学習の最近の大きな進歩に支えられている”。

もう一人の協同ファウンダー、コーネル大学のSerge Belongie教授は曰く: “今後は鳥だけでなく、蝶や蛙、植物など、いろんなものを視覚的に判定できる、誰もが使えるオープンなプラットホームを作っていきたい”。

アプリはAndroid iOSも無料だが、データをダウンロードして使うためには、500メガバイトぐらいの空きスペースが必要だ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

不法飛行のドローンを強制着陸させるために、訓練した鷲に襲わせるオランダ警察

ドローンを飛ばす民間人がますます増えているから、スタジアムとか政府の建物などの上空を飛ぶ操縦の下手なドローンをできるだけ早く地上に下ろしたい、という当局のニーズも指数関数的に膨らむ。

でもドローンメーカーはデバイスのコントロールを警察などが横取りするためのバックドアを今のところ提供していないから、当局筋は、飛行中のドローンを安全に下におろすための方法を、独自に考案しなければならない。

オランダのGuard From Above社は、訓練した猛禽類(鷲、鷹、…)にUAVを撃墜させるという、画期的な方法を開発した。

同社は主に、“国内だけでなく各国政府のセキュリティ機関”のための仕事をしているが、今はオランダ国家警察とパートナーして、猛禽類を利用するドローンの強制着陸方法の実用性を、試験している。

幸運にもオランダ国家警察は、鷲を使ってドローンを下におろす方法が最高にクールだと認めてはいるが、どんな場合にも使えるとは思っていない。そこで彼らは、鷹や鷲を使えない場合に備えて、“網や電子的方法”も探している。

当然ながら、法執行機関がドローンを下ろす最良の方法を探しているのは、オランダだけではない。先月、東京の警察が公開したビデオでは、警官たちが複数のドローンに大きな網を持たせて、小さなドローンを飛行中に“捕らえている”。

なお、鷹や鷲は生き物なので、オランダ国立科学研究所は、鳥たちが職務中に傷つかない方法を研究中だ、と宣言している

Feb 01, 2016 16:43

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa