Bitcoin、ウィンクルボスETFの申請をSECが却下して15%安

SEC(証券取引委員会)はWinkelevossのbitcon ETF申請に関する裁定を発行し、その内容はbitcoin支持者にとって良いニュースではなかった。規制当局が申請を却下した主な理由は、bitcoinを取り巻く規制が整備されていないためだ。

承認されていれば、一般大衆が米国の株式市場で取引されている株式をETFで買うだけでbitcoinに投資できるはずだった。

ETFが承認されれば、デジタル通貨には投資したいが自分で購入することには抵抗のあるウォール街や一般投資家の人々に門戸を開くことになる。そうやって新たな投資家が参入することでbitcoinの価格は上がる。

しかし、ニュースが出回るや否やBitcoinの価格は1295.00ドルから約22%安の1000ドルに急落した。その後1120ドル前後で安定しているが、これでも14%下がっている。

裁定に関するSECの説明によると、Bitcoin ETFは、商品の扱われる市場を証券取引所が規制、監視するとしている現行規則に沿っていない。要するに、現在bitcoinが取引されている市場は、そこを利用して現金化を行うETFに十分対応できるだけの規制が存在していないということだ。

Tyler WinklevossはForbes宛てにメールで声明を発表した。「われわれは今も楽観的でありCOIN[ETFが提案するティッカー・シンボル]を市場に登場させることに全力を注ぐ。今後もSEC担当者と調整を進めるつもりだ。われわれがこの旅をスタートさせたのは4年近く前であり、目標を達成させることを強く決意している。規制と監視はあやゆる市場の健全を保ち投資家全員の安全を取るために重要であるというSECの考えに同意している。

現在これ以外にも2件、bitcoin ETFの申請が審査中だが見通しは芳しくない。なぜなら当局が問題にしているのはWinkevossのETFそのものではなく、bitcoin全般を取り巻く規制が整っていないことだからだ。この問題は、bitcoin市場が十分に成熟して既存の株式、商品相場、デリバティブ等の市場と相容れる規則が作られるか、証券取引法がbitcoinを例外とするよう改訂されるまで続くだろう。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

変身するクレジットカードのCoin、初の公開デモ。1550万ドルを調達

8枚のクレジットカードを置き換える Coinが11月にデビューして以来、話題が絶えることはないが、実物によるデモを見たことはなかった。

今日、ついにそれが変わる。

Coinの共同ファウンダー・共同CEO、Kanishk ParasharがDisrupt NYで壇上に立ち、実際にCoinが動作するところを披露した。また彼は、以前TechCrunchが報じた1550万ドルのシリーズAラウンドが、RedpointおよびSparkのリードで完了したことも正式に認めた。

過去6ヶ月間インターネットを読んでいなかった人のために書くと、Coinは他のクレジットカードを内蔵し、例えば企業カードと個人のVISAカードを切り替えて支払うことのできるクレジットカードだ。

カードはスマートフォンとも接続し、置き忘れたり失くしたりするのを防ぐ。そして、おそらく最も重要なのは、Coinが詐欺行為を検出できることだろう。盗まれたカード情報が何週間、何ヶ月後に使われることはない。

同社は現在量産に注力しており、出荷はこの夏の後半を予定している。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook


複数のカードを1枚にまとめる電子カード「Coin」(ビデオ有)

われわれが生活する上での金銭の取扱いを改善しようとしているスタートアップは数多ある。予算の設定と達成を手伝うSimpleから、クレジットカードの不正利用による請求を知らせてくれるBillGuardまで。そして、Coinは、山ほどのクレジットカードとデビットカードを探しまくる問題に対して、「1枚のカードがすべてを支配」するソリューションを作ろうとしている。

Coinへの初期反応はまさに凄じく、同社の予約目標は公開直後に達成されてしまった。その後予約受付が延長され、現在でも同社ウェブサイトにて50ドル+送料5ドルでCoinを予約できる。

われわれは、この電子カードのプロトタイプを実際に見て、ファウンダーのKanishk ParasharからCoinの仕組みを聞く機会を得た。カードには、使用するカードの種類を表示する液晶画面、カードを切り換えるボタン、実際の購入に使用するダイナミック磁気ストライプ、およびスマートフォンと同期するための低エネルギーBluetoothチップが内蔵されている。

会社の目標は、人々の生活をシンプルにして改善すること。出荷時期は今年の夏を予定している。

【訳注:ビデオは大部分がインタビュー(英語)だが1:09あたりから少しの間Coinの実物が見られる。なお、インタビューによるとCoinの耐用期間は約2年。】

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook


8枚のクレジットカードに変身する電子カードのCoinが質問に答える

Y/Combinatorが支援するスタートアップが開発したCoinはクレジットカード型の電子デバイスで、Bluetoothで読取機と通信し、最大8枚のクレジットカードの役を果たす。先週の予約発売の開始と同時に大きな注目を集め、当初の目標5万ドルを40分以内に達成してしまった。

同時に、ユーザーはCoinを購入しようと考えているだけでなく、仕組をもっと詳しく知りたがっていることも明らかになった。そこでCoinは最初のリリースに含まれる機能について詳しく説明することにした。

その中でも重要なのは、カードの使用状況をモニタして不正な使用が疑われる場合にはユーザーに警告メッセージを送る機能だ。

たとえば、店舗やレストランで支払いをした場合、代金の決済のためにスワイプした直後に係員がクレジットカードのデータを盗むためにもう一度スワイプしたとする。通常、銀行やクレジットカード会社は、不正に入手したカード情報を使って現実に取引が行われるまで何もしない。

Coinは不審なスワイプが行われた瞬間にユーザーに警告するので、ユーザーはその場で不正があったかどうかチェックすることが可能だ。

またユーザーはウェイター、家族、他人などが勝手にカードの入れ替えができないようにひとつのカードをロックすることができる。 またCoinは携帯電話と接続していなくても作動する。

Coinは予約開始とともに殺到した質問に応えて、FAQをアップデートした。

そのうちのいくつかを紹介する。

Q. Coinを渡した相手が支払うカードの選択を間違って変えてしまうということはありませんか?
A. カード選択ボタンは意図的に押しにくくデザインされています。Coinを落としたり、握ったり、その上に座ったり、機械式の読み取り機にかけたりしても選択が変わることはありません。

Q. ペアになっている携帯の電源が切れたり、機内モードになっている場合でもCoinは使えますか?
A. 使えます。ただし携帯との接続が長時間切れたままの場合、Coinの作動が停止することがあります。この場合は再度アクティベーションを行ってください。

Q. Coinの安全性は?
A. Coinのユーザーデータを保護することはわれわれの最優先課題です。ユーザーに安心して使用してもらえるよう、われわれはストレージ内のデータについても通信(httpとbluetooth)についても、モバイル・アプリ、Coin本体双方で128bitまたは256bitの暗号化を行っています。またユーザーがCoinを置き忘れた場合、警告メッセージが発せられます。

ファウンダーのKanishk Parashar向こう24日の立ち上げキャンペーンの期間を通じて予約可能であり、数量の制限はないと請け合った。注文量が増えればOEMメーカーがCoinを優先してくれるようになるのでかえって好都合なのだそうだ。

ParasharはCoinが初めてのハードウェア・ビジネスだという。その前のスタートアップはSmartMarketというモバイル支払サービスだった。ところがこのアプリはダウンロード数は多いものの、実際の支払いに使われる回数が少なかった。そこでParasharは電子クレジットカード型のデバイスを考えついたのだという。

Coinについてさらに知りたい場合はこちらに

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+


複数のカードに変身する電子クレジットカードの「Coin」。予約目標を40分で達成

われわれは今、支払い方法の端境期にいると私は考えている。クレジットカードは未だに王様で ― Squareに聞いてみるとよい ― 、NFCは殆どの国で単なるドリームだ。Coinが実に興味深いのはそのためだ。このクレジットカードサイズのデバイスには、他のクレジットカードを入れておくことができ、次々とカードを切り換えられ、超薄型本体の中に店のギフトカードを保存することもできる。

Coinは、予約キャンペーンをスタートし、目標は5万ドルだった。今日(米国時間11/14)その目標は40分で達成され、プラスチックを家に置いて出かけたい人々の願望が証明された。

カード本体の厚さは通常のクレジットカードと同じだ。私は、ボタンが出っぱっているのと液晶が小さい(やや読みにくい)ことを除いてほぼ最終版のプロトタイプを見た。カードを使うには、ボタンでカードの種類を選び、スワイプするだけだ。Coinカードは、取り込んだクレジットカードやギフトカードを「模倣」する。そのテクノロジーはプラスチック製カードの中に固く閉ざされている。

カードは低電力Bluetoothを使って、標準カードリーダーと繋いだiOSデバイスと通信する。カードを読み込ませればそれで完了。Coinデバイスには最大8枚、カードを入れられる。

エンジニアのKanishk Parasharが、このY Combinator出身スタートアップを率い、投資家で取締役会メンバーのManu Kumarが彼を支える。Parasharは、SmartMarketというスタートアップでクレジットカードの経験を積んできだが、この製品は彼の成功例になりそうだ。

この会社は業界初ではなく ― Flintという会社が既に参入している ― いずれもっと大きい企業が大衆市場でCoinを叩きにくるに違いない。しかし、これは秀逸なアイデアでありパッケージも美しく、間違いなく歓迎されるだろう。

製品ページはこちら。出荷は2014年夏の予定だ。

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(翻訳:Nob Takahashi)