電気自動車のFaraday Future、インバーターで初の特許取得

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【本稿の執筆者はKristen Hall-Geisler】
Faraday Futureは、小型で強力なインバーターで初の米国特許を取得した。これは同社がCES 2016で披露したバットモービルのようなコンセプトカーではないが、間違いなく有用だ。

まず、これはFaraday Futureの最初の自動車の中核部品として使われる現実世界の装置であり、次のモデル、そのまた次のモデルでも使われていく。Faraday Futureは、コンパクトカーからピックアップトラックまで、同社が作る全車種を支えるバリアブル・ブラットフォーム・アーキテクチャーに賭けている。「われわれは、このプラットフォームの基礎をなすテクノロジーを持つ必要がある」と広報担当のEzekiel Wheelerは言った。

Faraday Futureの電気駆動担当シニアディレクター、Silva Hitiは、インバーターは「バッテリーのエネルギーをモーターが消費できる形に変換する」と説明する。つまりバッテリーに蓄積されているDC電力がインバーターに流れ込み、AC電力としてモーターに送り込まれる。

FF Echelonインバーターと呼ばれるこの新しい装置は、電動車用の「既製」インバーターよりも信頼性が高く製造が容易で出力密度が高い。多くの問題に対する解決策は、少ない部品で単純なシステムを作ることだった。これは故障する部品が少なく、使用する材料が少ないことを意味する。「できる限り軽く、かつ小さくすることで信頼性の問題に対処した」とHitiは言う。

小さく、シンプルにすれば効率も良くなる。「インバーターの効率を最大限にして最大の走行距離をバッテリーから引きだしたい」と、FFの技術フェロー、Steven Schultzは言う。「例えば、入力が100ワットなら、できる限り100ワットに近い出力が欲しい」。

Wheelerによると、これは同社が創業以来出願した約100件の中でも最初の特許だという。FFは、一般公開直前まで車両を公開しない計画なので、製品に近いプロトタイプやコンセプトカーを見られる時 ― 2017年かもしれない ― までに、こうした特許や部品を数多く見ることになりそうだ。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

Samsungは来月のCESで‘スマートベルト’など奇抜な新製品3種を披露

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CESは、昔のモーターショーにやや似ている。当時の自動車メーカーは、実際に売るための製品というより、技術力を誇示するための新奇な製品ばかりを、自慢気に展示していた。それと似てSamsungは、来週から行われるCES 2016で、三つの新(珍)製品を披露するようだ。

中でももっとも奇抜なのは、WELTと呼ばれる‘ヘルスケアのためのスマートベルト’(smart wearable healthcare belt)WELTだ。

WELTだって*。〔*: weltには別の意味がある。〕

(長い沈黙)

ベルトとしてはふつうのベルトに見えるけど、(きっと)ユーザのウェストサイズを測ったり、食生活をチェックしたり、一日にやるべきエクササイズなどを指示したり、椅子に座っていた時間を計ったりするのだ。そしてそれらのデータがアプリへ行き、健康改善のためのアドバイスが作られる。

次の製品はVRヘッドセット用のハンドモーションコントローラ(hand-motion controller, 手の動きでVRをコントロールする)だ。VRのゲームで、Wiiのような対話をする。たとえば手の動きだけで、実際にテニスをプレイしている仮想現実(VR)を体験できる(下図)。

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最後の三つ目の製品は、スマートフォンやスマートウォッチに付ける不思議なストラップ(ひも)だ。これをデバイスに接続しておくと、下図のように、自分の指を耳に当てるだけで、スマホ(など)からの音が聞こえる。シークレットサービスが盗聴用に使うとよいね。

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いずれの製品も好奇心をそそることはそそるから、CESで実際に体験したら結果をご報告しよう。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa)。