デジタルファッションブランド「XXXXTH」がNFTタトゥーのAR試着体験をSnapchatで提供開始

デジタルファッションブランド「XXXXTH」がNFTタトゥーのAR試着体験をSnapchatで提供既読が運営するデジタルファッションブランド「XXXXTH」(フォックス)は1月20日、2021年発表したNFTコレクション「ネオ東京 – “人気”に潜む光と闇」の一部アイテムに関して、ARサービスを提供するOnePlanet協力のもと、SnapchatAndroid版iOS版)を利用したAR試着体験の提供開始を発表した。また、同日17時からNFTマーケットプレイス「OpenSea」「Foundation」で対象商品を販売する。

AR対象は、「Defensive attack #02」「狐 GAME BOYS #02」「OtattoO AImi」の3アイテム。Snapchatのアカウントを持っていれば誰でもAR試着を体験できる。

「Defensive attack #02」

「狐 GAME BOYS #02」

「OtattoO AImi」

  • Snapchat URL:AImi
  • 販売場所:Foundationで販売予定。XXXXTH公式Twitterで販売URLを公開予定。ARは素肌での利用となり、服の上からは表示されない
  • 販売期間:2022年1月27日〜28日

XXXXTHは、現実世界と仮想世界(メタバース)を横断する日本発のアパレルブランド。遠くない未来に、2つの世界の境界がなくなり、どちらの世界に存在する自分も本当の自分になる日が来ると考えており、そんな未来を楽しく過ごせるような、デジタルウェアを展開しているという。

また、「東京がメタバース化され、性別・容姿・職業など、あらゆるものを自分の思うがままに設定することができたらどうなるだろう?」という妄想から「ネオ東京 – “人気”に潜む光と闇」コレクションの構想に至ったそうだ。

MicrosoftがオープンソースのPaaSプロジェクトを支えるCloud Foundry Foundation に参加

Microsoftが今日(米国時間6/13)、Cloud Foundry Foundationに参加する、と発表した。この団体が運営するオープンソースで非営利のPaaSプロジェクトCloud Foundryは今や、Fortune 500社の約半数が利用している。

Microsoftは同団体に、Google, Huawei, Ford, GE Digital, NTT, Philips, Swisscomなどと同じくGold Member(ゴールド会員)として参加し、このプロジェクトを支援していく。Googleは昨年12月に加わり、また同財団の元CEO Sam Ramjiを雇用した。

Cloud Foundry FoundationのCTO Chip Childersによると、プロジェクトにMicrosoftが公式に参加したことにより、今では最大の巨大クラウドプラットホームのうちの二つ(GoogleとMicrosoft)がこのプロジェクトを支持していることになる。ということはもちろん、両プラットホーム上の企業顧客からの需要も期待される、ということだ。

まだここにいないのは、言うまでもなく、Amazonだ。“彼らが来れば歓迎する”、とChildersは言うが、最近のAmazonは徐々にオープンソースの世界で活動するようになってきたとはいえ、Cloud Foundry Foundationへの参加については、現状ではまだ何も言えない雰囲気だ。

MicrosoftのAzureのPM Corey Sandersは、今週シリコンバレーで例年のサミットを開くCloud Foundry Foundationへの参加についてこう語る: “そうなればわれわれのソリューションのデリバリ能力がより深くなり、コミュニティを大きくでき、Cloud Foundryの統合も拡大できる”。

彼の話が具体的に意味しているのは、Azure DatabaseとPostgresSQLおよびMySQLのバックエンド統合により、それらをCloud Foundryベースのアプリケーションのバックエンドデータベースにできることだ。Azure上のPostgreSQLとMySQLは、数週間前に同社のデベロッパーカンファレンスBuildでローンチされた。同社は今日さらに、Azure Cloud Shell上にCloud Foundryのコマンドラインツールを加えたことを発表した。これも、ローンチの機会はBuildだった。

Microsoftは今年初めにDeisを買収したことによって、Cloud Foundryと関わりの深いデベロッパーチームと、またとくにOpen Service Broker APIを獲得した。このAPIを使えばデベロッパーやISVs(デベロッパーショップ)やSaaSのベンダーなどが、自分のアプリケーションを容易に、Cloud FoundryやOpenShift、Kubernetesなどのプラットホームで動くアプリケーションから可利用にできる。DeisがMicrosoftに入り、そしてMicrosoftがFoundationに入ったことによって、Sandersによれば、今後Service Brokerのサポートがさらに増える、という。Microsoftは、Open Service Brokerのワーキンググループにも公式に参加する。

MicrosoftがCloud Foundry Foundationに参加して、最初のうち何をやるのか。Sandersによると、初めはもっぱら、“勉強と、コミュニティへの深いレベルでの参加”だそうだ。

なお、MicrosoftはこれまでもCloud Foundryの各種プロジェクトに活発に関わっている。だから今日の発表は、この関係をより強化するものだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

ケビン・ローズがEvernoteのファウンダー、CEO、フィル・リビンにインタビュー―スタートアップはゼロサム・ゲームではない

〔この記事はKevin Roseの執筆〕

私のFoundationシリーズ、今回はEvernoteのファウンダー、CEO、Phil LibinをSTART SFカンファレンスの会場でインタビューした。Philは「クラウド」というバズワードについて語り、「イノベーションとかクラウドという言葉をたくさん使え会社ほどほど中身がない」と批判した。またEvernoteを100年続く会社にする戦略や暗号化を魅力的に見せる方法などについても語った。

以下はPhilのビジネス上の競争に関するバランスの取れた意見だ。

われわれはよくビジネスをスポーツのような誰かが勝てば誰か負けるゼロサム・ゲームだと考える。しかしスタートアップというのはボクシングの試合みたいなものではない。むしろむしろ音楽のようなものだ。戦いというより芸術に近い。もちろん競争相手は存在する。しかし競争相手との関係にしても単なるゼロサムではない。ゼロサムだと考えていては失敗する。競争相手が優秀だからといって自分たちが失敗するわけではない。きみたちが非常に優秀なら、他の皆がきみたちをさらに盛り上げてくれる。野球の試合をするというより、オーケストラで演奏するというように考えた方がいい。

Kevin RoseはDiggのファウンダーで現在Google Vnturesのゼネラル・パートナー。KevinのFoundationシリーズのインタビューのEv Williamsの回はこちら

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+


女性の新進ハードウェアスタートアップ: 世界最美味のアイスクリームを作るSmitten Ice Cream

[筆者: Kevin Rose]

ぼくのニュースサイトFoundationが提供しているビデオシリーズの最新版は、Smitten Ice CreamのファウンダRobyn Sue Fisherへのインタビューだ。

Robyn Sueは、スタンフォード大学のデザインスクールの同窓生/卒業生のネットワークを作り、FBIへの就職をやめて起業家になった。そして、2年がかりで作ったのが、家庭用インスタントアイスクリームメーカーKelvinだ。

Robyn Sueは、Smittenというブランドのイメージを作るに際して、Radio Flyerのワゴンが参考になった、と語る:

“今までどこにもなかったような、クレージーなマシンはできたけど、それがやることは、家庭でアイスクリームを作るという、オールドファッションだ。どんなブランドイメージと企業イメージにすべきかしら? オールドファッションで健康的といえば、Radio Flyerのワゴンできまり、じゃないかしら?

バッテリパックの寿命は3時間だ。それをミルク容器の下に入れる。その上にKelvinを乗せる。全部をゴム紐で縛り、10リットルのデュワー瓶に液体窒素を入れる。それらを全部ワゴンに乗せて、町中を引いて歩く。TwitterとFacebookで、宣伝しまくる…”。

[ラジオフライヤーのワゴンを使ったSmittenのロゴ]

Kevin RoseはGoogle Venturesのゼネラルパートナーだ。KevinのFoundationサイトの最近の過去記事は、ここで見られる…インタビューのお相手はJawboneのファウンダHosain Rahman。

〔訳注: 女性ハードウェアスタートアップとしては、Arduinoが有名。〕

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))