Samsung、今月末バルセロナで開催されるMWCにてGalaxy S5を発表予定

どうやら今月行われるMobile World Congress(MWC)にて、Samsung Galaxy Sシリーズの新機種が発表されることになるようだ。

The New York Timesの記事によると、今回のアップデートは、前回のようなギミック主体ではないらしい。おまけに前回S4のときに酷評されたやり過ぎ感満載のブロードウェイ風発表スタイルも改められるとのこと。

一部では人気の陰りが言われるGalaxyシリーズだが、今回は、より落ち着いた雰囲気の中での製品発表となりそうな感じだ。

ちなみに人気ということについて言えば、たとえばGalaxy S2は発表以来1年間、「最も売れているスマートフォン」の地位を維持し続けた。しかしGalaxy S4についていえば、発売開始後数ヶ月で、他機種の後塵を拝することとなってしまった。但し、S4が売れなかったというわけではない。むしろ大いに売れたと評価すべきだろう。しかしGalaxy Sシリーズの成長曲線には衰えが見られるのではないかと言われている。

これは市場に出回るハイスペックなスマートフォンの種類が増えたことにも一因があるだろうし、またSamsung自体、Noteシリーズをリリースすることで消費者の好みが分かれるようになってきているということもあるのかもしれない。

SamsungのGalaxy Noteシリーズはファブレット市場のパイオニアとも位置付けられるプロダクトだ。当初はGalaxyシリーズの中でのニッチプロダクトとして期待されたものだった。しかしアジアから始まった大画面スマートフォン(ファブレット)の人気は世界中に広まり、The New York TimesによればGalaxy Note 3の方がGalaxy S4よりも売れているという状況もあるのだそうだ。

Galaxy S5については、まだ詳細な情報は入っていない。確からしく伝えられているのは、カメラとプロセッサーについては大幅な機能向上がみられるだろうということだ。

TechCrunchもMWCには参加予定で、詳細はまたそのときにお伝えできるものと思う。

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(翻訳:Maeda, H


Samsung、Galaxy S4ゴールドエディションを(たんたんと)発表

当然出てくるはずだった。ふつうに書けば当たり前すぎる記事になるので、ぜひともiPhone 5sには触れずに本稿を仕上げてみようと思う。

タイトルにある通り、SamsungがGalaxy S4のゴールドエディションをアナウンスした。2種類が用意されていて、ひとつはGold Pinkで、もうひとつがGold Brownだ。フラッグシップ機であるS4のコスメティック・アップデートであるようだ。

と、早速で申し訳ないが、試みは放棄させて欲しい。iPhone 5sの話に触れずにおくというのは、むしろ変な話でもあろう。

Samsungのゴールドエディションは、iPhone 5sのリリース(ゴールド版も同時にリリースされた)から2週間後にアナウンスされたことになる。どうやらiPhone 5sのゴールド版は、Appleの想像以上に人気を集めているとのこと。この動きに乗りたいと考えるのは当然のことと言えるだろう。

但し、今回のゴールドエディションの発表が、5sゴールド版の人気をみてのものだというわけではなさそうだ。発売からわずか2週間のうちに、新しいシリーズをリリースするのは不可能であるように思えるからだ。いかに勢いのあるSamsungであっても、それは不可能なことだろう。ただ、ゴール版5sの噂が出た時点で、疑いを持っていたAppleファンボーイたち以上に、状況を正しく予測していたということはあり得る。ゴールド版が間違いなく登場してくるとみて、準備を進めていたのかもしれない。それならば、時間は十分にあったことになる。

取り敢えずのところ、このSamsung版ゴールドエディションはアラブ首長国連邦においてのみ投入されるのだそうだ。The Vergeの記事にもあるように、アラブ首長国連邦といえば、Nokiaもゴールドモデルを投入していた地域だ。Samsungのゴールドモデルが別地域でも扱われることになるのかどうかはまだ情報が入っていない。もちろんAppleのiPhone 5sの動向などを大いに参考にしつつ、今後の展開を考えていくことになるのだろう。

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(翻訳:Maeda, H)


ベストセラー端末が防水になった:Samsung Galaxy S4 Active

本誌はSamsung Galaxy S4 Activeの噂を、発表前の5月にキャッチしていた。

耐久性を高めたスマートフォンは必ずしも欲望をかき立てないが、Galaxy S4 ActiveがSamsungのフラグシップ機Galaxy S4の変種であることから、これをFly or Dieビデオで取り上げるべきだと判断した。今週は特別に、EngadgetのBrian Heaterに来てもらった。

さてBrianと私は防水Galaxy S4をどう思っただろうか?

個人的には、デザインが少々うるさく感じ、なぜこの頑丈バージョンの色が普通の黒と白でなく、グレイ、ブルー、オレンジなのかよくわからない。さらには、背面のいくつか並ぶ派手なネジが、耐衝撃性や防水のために必要なのか、それとも単に耐久性を演じているだけなのかわからない。前者ならすばらしい。後者なら?だ。

良い面としては、ミッドレンジの端末にごつい鎧を着せるのではなく、大ヒット中のフル機能端末を耐久型にした企業がいたことに、われわれ2人は拍手を送りたい。

将来の防水スマートフォンについて? 是非、出し続けてほしい!

飛ぶか落ちるか:飛ぶに2票。

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(翻訳:Nob Takahashi)


Samsung、自我が芽生える

iPhoneの6年にわたる人生の中で、初めてAppleは守りに入ったようだ。正当な理由によって。Appleの世界市場シェアは徐々に縮小し、Androidの成長と共にSamsungがスマートフォン王への道を進んでいる。Galaxy S IIIは発売以来5000万台出荷された。

そしてこれはSamsungが毎年Android OSを載せて発売する何十台もの機種の1つにすぎないことに注意されたい。

Samsungのフラグシップシリーズの最新機種、Samsung Galaxy S4は3月14日木曜日にデビューを飾った。それはかなり見事な光景だった。2日後、Appleは“Why iPhone”というページを立ち上げた。そこには、なぜiPhone 5が優れていて、それ以外は・・・そうでないかを示す理由が列挙されている。

“Why iPhone” ページは、A6チップとiPhone 5のバッテリーが、バッテリー寿命を犠牲にせず大容量を実現するよう、「Appleの科学者」たちによって注意深く作られ、ライバルたちが「大型の既製品で妥協」しているのとは違うと説明している。

さらに”Why iPhone”には、iPhoneのカメラがFlickrで最も人気のあるカメラであることも書かれている。「他のスマートフォンはメガピクセル数の大きさを誇っているが、すばらしい写真を撮ることの方がはるかに重要だ」と言っている。Samsung、HTCらライバルのAndroid機が、つい最近8メガピクセル領域を卒業して13メガピクセルの世界に入ったことは興味深い。偶然?

さらに同ページでは、iPhoneのコンテンツが「世界一信頼されているエンターテイメントストア」であるApple iTunes Storeから来ることにも触れている。Appleからコンテンツを買えば、恐ろしいマルウェアの心配がいらない、とこのページは約束している。

これは、非常に珍しいAppleのPhil Schillerによるツイートともよく一致する。昨年第4四半期に行われたセキュリティー調査の結果を報告した後、Shillerは、「Androidの脅威が96種類発見されたので、Androidファンは注意されたし」と言った。

通常Appleは、何とかして競合のニュースに割って入ろうとする。この会社は、CESの期間中にプレスリリースを出し、Mobile World Congress中にiPadイベントの招待状を送ったことで知られている。しかし、今年は今のところ厚かましく高慢な邪魔はなく、防御的なインタビューとツイートだけだ。

さらにPhil Schillerは、Galaxy S4の発表前日にWSJのインタビューまで受けて、Android全体を叩いた。「Android端末を箱から出した後、iOSに内蔵されている体験を得るためには異なるメーカー9種にアカウント登録する必要がある。それらはシームレスに連携して動かない」とSchillerは言った。「

これは彼のAndroidバッシングの味見程度でしかない。

このAppleの新たな防衛に関して最も興味深いのは、Samsungの立ち振舞いだ。Galaxy S4の大がかりな発表の最中、あらゆる場面でSamsungのエゴに気付かずにはいられなかった。具体的に指摘するのは難しいが、とにかく私にはそう感じられた。Samsungは世界でスマートフォンメーカーのトップに立ったことを公に認めており、今後それらしく振舞うのを見る機会は益々増えるだろう。

一例を挙げると、発表イベントはラジオシティー・ミュージックホールの巨大な会場で行われ、マイナーな有名人が登場し、熱の入ったブロードウェイ寸劇が演じられた。通常この手のイベントでは、報道関係者には前列に特別席が設けられ、それなりに使えるWiFiが提供される。Samsung Unpackedイベントでは、われわれも一般消費者と同じ扱いを受けGalaxy S4発表を報じるための通信手段を確保するのにに苦労した。あれはSamsungのビッグなスマートフォンだが、あまりにビッグでわれわれがカバーできるかどうも気にしていなかったのだろう。

一方、Appleは守備的布陣へと後戻りしているらしく、Appleの参加していないカンファレンスの最中にニュースを発表してわれわれを驚かすことも、GoogleやSamsungの一面を指摘して嘲笑することもなくなったようだ。

そして、この成り行きを見るのは実に楽しい。

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(翻訳:Nob Takahashi)