Volvoの新定額プランは、新型XC40を手に入れるお得な方法

Volvoには定額サービスというものがあり、毎月決まった料金を払うと新車が手に入り、保険や保守サービスなども込みになっている。自動車メーカーがこの種の新しい形の所有方法を提供するのはVolvoが初めてではないが、XC40 SUV新モデルのために用意された”Care by Volvo” は、現時点で業界一のお買い得かもしれない。

しくみはこうだ。毎月600ドルからの月極め料金を払うと、2019年型XC40がやってくる。追加料金を払えば豊富なオプションやアップグレードも可能だ。料金には、自動車保険、諸サービスのほかメンテナンスもすべて含まれている。利用者は地方税と州で定められた登録費用を払うだけでいい。あとガソリン代も。

現在の私のリース状況と比べて、これはかなり素敵な買い物だ。基本タイプの契約で、買えば3万5200ドルの車が毎月600ドルで手に入り、メンテナンスや保険やローンの費用も気にしなくてよい。

XC40は、都市生活者向けに設計されたコンパクトSUVで、この種の定額サービスの主要製品だ。料金には、路上サービスと年間1万5000マイルの許容走行距離が含まれている。契約期間はわずか24カ月で、初期契約から1年後には新たな24カ月契約をすることで新車に乗り換えることもできる。

定額プランの申し込みは現在Volvoのウェブサイトで受け付け中で、初回の配車は2018年春のはじめの予定。現在リースを利用中で、比較的頻繁に新車が手に入ることの価値を認めながらも、全部込みの料金を払うだけでもう少し簡単にアップグレードできる選択肢が欲しかった私としては、このサービスが人気となって、いっそう広まっていくことを期待したい。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

自動車保険も将来はAIになる…Liberty MutualがAPIポータルを開設

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Liberty Mutual Insurance傘下のテクノロジーインキュベーターSolaria Labsが、デベロッパーが同社のAPIにアクセスするためのポータルを作り、そこでは一般公開されているデータと独自の保険情報を併用して、ユーザーにより安全なルートを教えたり、万一の事故時の損害を見積もる。

そのAPIのAIは、事故後の修理費を見積もる。Liberty Mutual InnovationのアシスタントVP Ted Kwartlerがメールにこう書いている: “自動被害見積もりアプリのAIは、匿名化された請求写真で訓練されている”。ユーザーが事故に遭ったら、たとえば折れ曲がったフェンダーの写真を撮ってアプリにアップロードする。するとAIはそれを何千もの写真と比較して、それとよく似たパターンを見つけ、スマホを持って現場にいるユーザーに修理費の見積もりを伝える。

APIはまた、車の盗難、駐車情報、事故などに関する一般公開情報を集めて、ユーザーに安全なルートや駐車スペースを教える。さらに、独自の保険情報により、ユーザーにとってより役に立つ情報を提供する。“保険の専門知識と消費者情報を合わせて、利用できるサービスやデータの整理の仕方などをガイドする”、とKwartlerは述べる。

写真は匿名化されてAIの訓練に利用され、ルートを判断するために使うデータは一般的に公開されている。“Liberty Mutualは同社が集めた、個人を同定できるデータを、法律で定められた機関以外のサードパーティにシェアしない”、とKwartlerは付言している。

このAPIを使ってみたいデベロッパーはSolaria LabsのWebサイトで登録すれば、今後のアップデートも受け取れる。なお、APIの一般供用は数か月後からだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))