電池交換式の探し物トラッカー「MAMORIO RE」が1個3828円で発売、リング付きのレザーチャームも

電池交換式の探し物トラッカー「MAMORIO RE」が1個3828円で発売、リング付きのレザーチャームも

MAMORIOは、5個入り(1万3640円)で販売している電池交換式の紛失防止タグ「MAMORIO RE」を1個3828円で販売します。主要な通信販売サイトが取り扱うほか、全国の家電量販店や小売店では5月24日に発売します。

薄型な MAMORIO REは、財布や名刺入れなどとともに持ち運んで使うことを想定し、Bluetoothで連携したスマートフォンと離れると、置き忘れた場所と時間がスマートフォンに通知される仕組みです。

さらに、全国の公共交通機関や商業施設などに設置された専用アンテナ「MAMORIO Spot」の効果範囲内に、MAMORIOシリーズの製品が付いた忘れ物が届くと、その位置情報が持ち主に通知されます。

このほか同社は MAMORIO REの収納が可能なリング付きのレザーチャームも発表。価格は税込1650円。REとレザーチャームのセット価格は税込4378円。6月30日まではRE単体を税込3254円、REとレザーチャームを税込3828円で販売します。

電池交換式の探し物トラッカー「MAMORIO RE」が1個3828円で発売、リング付きのレザーチャームも

  • 通信方式:Bluetooth 4.0
  • 有効距離:約30m
  • 対応機種:BLE対応の iOS 11 / Android 4.3 以降の機種
  • 電池タイプ:リチウム電池(CR2016)、電池寿命は約11か月(利用状況による)
  • サイズ:縦36.5x横23.0x厚さ3.7mm

(Source:MAMORIOEngadget日本版より転載)

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カテゴリー:IoT
タグ:IoT(用語)MAMORIO日本(国・地域)

ソニーのスマートウォッチ「wena 3」がMAMORIO対応、置き忘れ防止通知・位置確認が可能に

ソニーは、スマートウォッチ「wena 3」向けに最新ソフトウェア「バージョン 1.61JP」の配信を始めました。

今回のアップデートで最大のトピックといえるのは、「wena 3」がMAMORIOに対応すること。万が一「wena 3」を紛失した場合、MAMORIOアプリから「wena 3」の位置確認ができるだけでなく、置き忘れを防ぐ通知機能や、MAMORIO社の遺失物発見システム「クラウドトラッキング(特許取得済)」、全国700路線以上の鉄道・バス事業者及び商業施設に設置されている「MAMORIO Spot」などの各種機能を利用して探せるようになります。

このほか、今回のアップデートでは日付表示が実際と異なる場合がある事象や、iOS端末との接続性についても改善するとのことです。

ちなみに「wena 3」とは、タッチ対応有機ELディスプレイやFeliCaなどを搭載した時計バンドで、普通の腕時計に取り付けることにより、どんな腕時計でもスマートウォッチのように使えるようになるという製品。基本的には腕につけているものなので頻繁に紛失するとは考えにくいですが、取り外した際にうっかり紛失してしまった……なんて場合にはMAMORIOアプリが役立ちそうですね。

MAMORIOによると、今回のアップデートは MAMORIO Inside(あらゆるものがもともとMAMORIOの機能を持って生まれてくる)の取り組みの一つとのこと。今後はMAMORIOのIDを他のBluetooth製品に付与していくことで、より見つかりやすく、失くしにくい世界の実現を目指したいとしています。

Engadget日本版より転載)

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カテゴリー:ハードウェア
タグ:IoT(用語)wenaガジェット(用語)スマートウォッチ(製品・サービス)Sony / ソニー(企業)トラッカー(用語)MAMORIO日本(国・地域)

JR東日本、紛失防止タグMAMORIOを本格導入 51駅にアンテナ設置

eng-logo-2015『駅に忘れ物が届いたよ』と持ち主のスマホに自動通知してくれる。そんな新サービスをJR東日本が2月18日に開始します。この「お忘れ物自動通知サービス」は、紛失防止IoTタグの「MAMORIO」(マモリオ)と提携して実施します。

「MAMORIO」は、約3000円の忘れ物防止IoTタグです。Bluetoothでスマホとペアリングし、同タグを取り付けた財布や鍵、バッグがスマホから一定の距離以上離れると、その位置と時刻をスマートフォンに通知してくれます。

また、駅や商業施設に設置した専用アンテナ「MAMORIO Spot」がMAMORIOタグを検知した場合に、その持ち主に自動通知する機能。そして、手元から離れたMAMORIOタグが、他のユーザーのMAMORIOとすれ違ったときにその場所を通知してくれる「みんなで探す(クラウドトラッキング)」機能も備えます。

JR東日本「試験運用で効果が見込まれた」

今回JR東日本は、首都圏・新幹線の主要51駅の忘れ物取扱所に忘れ物検知アンテナ「MAMORIO Spot」を設置。忘れ物の情報を所有者に通知することで、忘れ物の早期発見・引き渡しを狙います。

同サービスはこれまで東京駅・上野駅・大宮駅・千葉駅で試験運用していましたが、2月18日より本運用に移行します。その理由についてJR東日本は『(試験運用で)一定の効果が見込まれた』と説明しています。

忘れ物検知アンテナの設置駅は、東京、上野、松戸、取手、川崎、鶴見、東神奈川、横浜、大船、平塚、小田原、熱海、桜木町、磯子、 逗子、横須賀、三鷹、府中本町、立川、豊田、八王子、高尾、甲府、浦和、大宮、古河、小山、 小金井、宇都宮、黒磯、熊谷、高崎、新前橋、土浦、水戸、錦糸町、西船橋、津田沼、千葉、佐倉、 成田、成田空港、仙台、山形、新庄、盛岡、新青森、秋田、長岡、新潟、長野となります。

Engadget 日本版からの転載。

紛失防止タグのMAMORIO、シール型の「FUDA(フューダ)」を6月1日に発売

eng-logo-2015紛失防止IoTタグMAMORIOの新製品「MAMORIO FUDA(フューダ)」が発表されました。6月1日発売で、価格は2759円(税抜)。

MAMORIOはスマートフォンと連携して利用する紛失防止タグ。万が一どこかに置き忘れた場合には、スマートフォン上でいつどこで最後に通信したのかを確認できるほか、他のMAMORIOユーザーが紛失したタグの通信圏内に入るとその場所を通知するクラウドトラッキング機能を備えます。ユーザーが増えれば増えるほど、発見率が上がる仕組みです。

従来のMAMORIOはキーホルダーなどに取り付けるタグ型でしたが、新しいFUDAは機器に直接貼り付けるシール型になりました。PCなどの電子機器や手帳などの文房具にも取り付けたいとの要望が多かったのだそうです。

ちなみにFUDA(フューダ)の名称は「お札」から。そしてもう一つ「FUture DAys」との意味も込められているそうです。

カラーはWhiteとBlackの2種類。表面にMAMORIOの文字が入っていますが、無地バージョンもあるとのこと。

材質はポリ塩化ビニルで、表面は柔らかくなっています

台紙には本体側とペアになる金属端子が付いていました。これにより、台紙に付けられている状態では電源が入らず、電池の消耗を抑えるようです。

両面テープでの貼り付けとなりますが、何度も貼り直したり、曲面には貼らないようにとのこと。粘着力は結構強いので、取り外す際に折り曲がらないよう、注意する必要がありそうです。

サイズは24×36.2×3.4mmで、通常のMAMORIOよりも一回り大きくなっています。ただし性能面は、有効距離60mに電池寿命は約1年と、仕様自体は上位モデルのMAMORIO S相当。

バッテリー交換がユーザーでは行えないのも従来どおりです。ただ、初回ペアリングから180日以上経過していれば、MAMORIOを半額で購入できる有償交換サービス「OTAKIAGE(お焚き上げ)」が利用できます。

3.4mmとそこそこの厚みがあります

正直なところ、コンパクトなMAMORIO Sを両面テープで貼り付けておいたほうがスマートなのではとも思いましたが、MAMORIO Sと同機能ながら1000円以上安いMAMORIO FUDAはなかなかお買い得なのかもしれません。

外に持ち出すことも多いコンパクトPCとの相性は良さそうです

なぜか外に持ちだしている人が多いOculus Goにも。コントローラには通常のMAMORIがよさそう

MAMORIOの管理はスマートフォンアプリから。管理と言っても初期設定以降は特にすることはありません。MAMORIOが手元から離れた(通信圏外になった)場合には、アラームを発報。画面上にクラウドトラッキング機能の「みんなでさがす」ボタンが表示されます。

左の画面は通信圏内にある状態、中央は通信圏外となった(なくしたと思われる)状態。「みんなで探す」機能はオン/オフ設定が可能です(右)

この種のIoTタグは数多くリリースされており、クラウドトラッキングと同じ機能を備えたものも珍しくありません。これの精度を上げるためには、ユーザー数の増加が欠かせない要素となります。

アプリや公式サイト上で確認できるすれ違い数や、見つかったMAMORIOの数。これが多いのか少ないのかは判断が難しいところ

この点、MAMORIOでは、先に書いた通り、駅や商業施設などにMAMORIOスポットを設置してるほか、花火大会などのイベント時にも積極的に臨時のMAMORIOスポットを開設しており、少なくとも国内では、比較的見つけやすい(見つかりやすい)状況にあるのではないかと思います。

もっとも、MAMORIOのお世話にならないことが一番ではありますけど。

Engadget 日本版からの転載。

スタートアップが手がける紛失防止IoTタグ「MAMORIO​」、小型で高性能の上級モデルが登場

紛失防止IoTタグ「MAMORIO(マモリオ)」を提供するMAMORIOは12月1日、新製品となる上級モデル「MAMORIO S」を発表した。本日から公式サイトや各種ECサイトにて予約受付を開始し、12月7日より一般販売も始める予定だ。

MAMORIOはBluetoothを活用した小さなタグとスマートフォンを連携することで、大切なものの紛失を防ぐサービス。スマホとタグを付けた貴重品との距離が離れた際に、場所と時間をアプリに通知する。加えて手元から離れたMAMORIOと他のユーザーがすれちがった時にその場所を通知する機能や、駅や街に設置されているMAMORIO SpotにMAMORIOが届くと通知する機能も備える。

今回発表されたMAMORIO Sでは従来モデルの機能を継承しながら、さらなる小型化と高性能化を実現した。重さを3.0gから2.4gへ、厚みを3.4mmから2.8mmへと約20%の小型化を行い、よりつけやすいサイズになっている。

性能面では紛失時に発見率の指標となるアドバタイズインターバル(電波の発信間隔)が2.53倍向上。従来モデルでは最大30mだった有効距離も約2倍の最大60m程度まで拡大するなど性能があがった。本体の電池寿命は約1年間で価格が税抜きで3980円。カラーはビジネスシーンでも使いやすい表裏ブラック1色だ。

MAMORIOはスタートアップのプロダクトのみを取り扱う特設ストア「Amazon Launchpad」に、日本版ローンチ時の2017年1月から掲載。本日発表されたAmazonランキング大賞2017Amazon Launchpadストア部門では年間1位に輝いている。

紛失防止タグのMAMORIOと東京メトロ、忘れ物自動通知サービスの実証実験

紛失防止IoTタグ「MAMORIO(マモリオ)」を開発・販売するMAMORIO(以下MAMORIO社)は、東京地下鉄(以下東京メトロ)と協力し、忘れ物を自動通知するサービスの実証実験を6月19日から開始する。実験の対象となるのは、東京メトロ・飯田橋駅構内のお忘れ物総合取扱所と、銀座線渋谷駅、丸ノ内線池袋駅、有楽町線新木場駅の3駅。

MAMORIOは、世界最小クラスの紛失防止タグで、日本版Amazon Launchpadスタート時の出品プロダクトとして取り上げられた実績もある(6月14日時点、売れ筋ランキングでも1位となっている)。通常はBluetoothでスマホとペアリングして、スマホと、タグが付いている財布や鍵などの貴重品との距離が離れたときに、その時点での場所がMAMORIOアプリに通知される仕組みだが、実証実験では、お忘れ物総合取扱所と忘れ物の多い3駅の駅事務室に専用アンテナを設置し、タグが付いた忘れ物がその場所に届くと、ユーザーに位置情報が通知されるという。

2016年度、東京メトロでの忘れ物受領件数は1日あたりの平均で1835件。そのうち持ち主に返還できた割合は約29%だという。東京メトロでは、今回の実証実験で忘れ物の早期発見・引き渡しにつなげることを期待する、としている。

MAMORIO社では以前からさまざまな法人との実証実験を行っており、今回の実証実験は、3月に相鉄グループと共同で行った試験導入に続く、忘れ物の自動通知サービスとなる。MAMORIO代表取締役の増木大己氏は、2月に行われたTechCrunch Japanの取材に対し「(実証実験の)ユースケースの積み重ねを経て、新しいサービスや製品機能のニーズを複数の企業からいただいている」「各企業からのニーズに加え、(2月にMAMORIO社に出資した)メルコのアドバイスも得て新製品を提供したい」と話していた。

世界最小クラスの紛失防止タグ「MAMORIO」、開発元がメルコから1億円超の資金調達

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紛失防止IoTタグ「MAMORIO(マモリオ)」を開発・販売するMAMORIOは2月20日、メルコグループの持株会社メルコホールディングスを引受先とする第三者割当増資の実施を発表した。調達額は非公開だが、1億数千万円程度の規模だとみられる。

MAMORIOは、日本版Amazon Launchpadの出品プロダクトとしても取り上げられた世界最小クラスの紛失防止タグ。Bluetoothでスマホとペアリングして、スマホをゲートウェイとしてサーバーと通信する。スマホと、タグが付いている財布や鍵などの貴重品との距離が離れると、MAMORIOアプリに通知が届く仕組みだ。2015年11月の出荷開始から現在までに数万個を販売し、利用ユーザーがカバーした面積は累計で250万平方キロメートルを超えるという。

MAMORIOはアクセラレータプログラムの「KDDI ∞(無限) Labo」の第10期に採択され、日本航空(JAL)の整備用機材の位置管理など、さまざまな法人との実証実験を行ってきた。MAMORIO代表取締役の増木大己氏によれば「実証実験では評価を得られた。これらのユースケースの積み重ねを経て、ゲートウェイとIoTハードウェアとの連携による新しいサービスや製品機能の用途(ニーズ)を、複数の企業から頂いている」ということだ。

“IoT時代の社会全体での安心ネットワークを提供する”という中期ビジョン「ゲートウェイ2.0」を掲げるメルコホールディングスからの今回の調達。増木氏は「グループ会社にバッファローを中核とした、ゲートウェイに関する高い技術力を持つメルコとスタートアップ(である我々)が組むことで、新しいサービスや製品を生み出すことができると考えている」と話している。「これまでの各企業からのニーズに加え、メルコのアドバイスも得て、2017年中には新製品を提供したい」(増木氏)