10月第1週のキャッシュレス生活はd払いメイン、10月5日とユニクロはPayPay

いよいよ10月1日から消費税が10%になる。政府は中小売業者で5%、大手小売り業者で2%の還元を受けられる移行施策を実施する。還元対象になるのは、QR/コード決済のほか、クレジットカードや電子マネーなどのキャッシュレス決済だ。期間は2019年10月1日〜2020年6月30日までの9カ月間。

還元が受けられる小売店には図のようなマークが掲示されている

現金払いの場合、軽減税率などややこしいことを考えながらの買い物が必要だが、キャッシュレスなら増税ぶんの2%はもちろんのこと、それ以上の還元を受けられるので使わない手はない。QR/バーコード決済各社の消費税10%に対する取り組みや、利用者が知っておくべきことは以下にまとめているが、ここでは10月第1週に絞って、使うべきキャッシュレス決済方法をチェックした。

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基本は20%還元のd払いで間違いなし

9月に引き続き基本的にd払いのキャンペーンを利用するのが最も還元率が高い。1回の還元上限1000円相当、期間中の還元総額上限3000円相当の20%還元だ。期間は10月14日23時59分まで。ポイントは2020年2月16日まで使える期間・用途限定のdポイントとして、2019年12月16日以降に順次還元される。毎回のことだがエントリーを絶対忘れないように。忘れると還元はまったく受けられない。すでにキャンペーン開始か半月以上が経過しているため、期間中の還元総額上限の3000円相当、つまりd払いで1万5000円以上使ってしまったという場合は、ほかの決済手段を考える必要がある。

d払い上限を使い切った場合はJCB-QUICPay

JCBが発行しているクレジットカードを持っているなら、JCBカードを紐付けたQUICPay決済で受けられる20%還元キャンペーンにエントリーしておこう。エントリーすると、12月15日まで上限1万円ぶんの還元が受けられる。つまり、5万円ぶんを買い物すれば1万円がキャッシュバックされる。

対象となるのはJCBが発行したクレジットカードやプリペイドカード、デビットカードを所持している利用者。カード裏面のカード発行元がJCB、もしくはJCBの会員サイト「My JCB」に登録・ログインできるカードであればOKだ。発行元がよくわからない場合、キャンペーンサイトにアクセスして応募できるかどうかをチェックすればいい。なお、LINE PayのJCBプリペイドカードは残念ながら対象外となる。実際に還元が受けられるのは、JCBカードを紐付けたApple PayやGoogle PayでのQUICPay支払いのみで、JCBカード自体を使った決済は対象外なので注意。

d払い上限を使い切ってJCBカードを持っていない場合はPayPay

JCBカードを持っていない、持っていてもQUICPayに対応していないという場合は、最大で10%の還元が受けられるPayPayの出番だ。PayPayは10月1日から「まちかどPayPay」というキャンペーンを実施する。ただし、どこでも10%還元とはならない点には注意したい。従来のPayPayのキャンペーンでは対象店舗で必要条件を満たしていれば10%の還元を受けられたが、10月からのキャンペーンでは、上図のようなまちかどPayPayポスターが掲示してある小売店のみが対象だ。掲示していない場合は最大10%の還元を受けられない場合がある。キャッシュレス・消費者還元事業のポスターを掲示しているだけでは最大10%還元にならない点に注意したい。

また、キャッシュレス・消費者還元事業の5%とPayPayの5%の合計で最大10%の還元を受けられるのは、金融機関の口座などからPayPay残高にチャージした場合とヤフーカード(クレジットカード)に紐付けてのPayPay決済の場合となる。ヤフーカード以外のクレジットカードと紐付けている場合はPayPayの還元を受けられず、還元されるのはキャッシュレス・消費者還元事業の最大5%のみ。

買いだめや高額製品は10月5日にPayPay

今週、PayPayには特異日がある。10月5日にはPayPayのサービス開始1周年を記念して最大20%の還元が受けられる「PayPay感謝デー」が開催されるのだ。還元上限は、1回あたり1000円相当、1日あたりは5000円相当。最大となる20%の還元を受けるには、消費者還元事業の対象店舗で金融機関の口座などから残高チャージしたPayPay残高で決済した場合のみ。ヤフーカード(クレジットカード)の場合は19%で、それ以外のクレジットカードの場合は対象外。さらに50回に1回の確率で決済金額の全額キャッシュバックが受けられる。こちらは抽選とはいえ還元上限は10万円と大金。10月5日の大きな買い物はPayPayで決済したいところだ。9月中に買いだめに失敗したユーザーもここで挽回しておきたい。

タクシーはいつでもDiDi+PayPayで50%還元

PayPayは同じソフトバンク系のDiDiと合同キャンペーンを実施しており、1日1回に限られるものの還元上限2000円の50%還元を毎日受けられる。具体的には、「DiDi」アプリでクーポンコード「PAYPAY」を入力し、注文時にPayPay残高での支払いを選択するとタクシー代がその場で半額になる。DiDiの営業エリアは拡大を続けており、北海道、東北、関東、中部、関西、中国、九州の県庁所在地や人口密集地域とその周辺地域で利用可能だ。

10月4日以降はユニクロに必ず行ってPayPay

PayPayは10月4日~22日の期間中に「PayPayでのお支払いでヒートテックを1枚買うともう1枚無料キャンペーン」を実施する。もう1枚のヒートテックをもらうには、税別990円のヒートテックインナー2枚をレジに持参して、キャンペーン期間中にユニクロアプリに配信される専用クーポンを見せたうえでPayPayで決済すればいいだけ。これで一方の代金が無料になる。税別790円の子供向けのヒートテックインナー2枚でもOKだ。ただし、同じ金額のヒートテックインナー2枚を選ぶ必要があるため、通常のヒートテックインナー1枚と子供用のヒートテックインナー1枚は対象外。期間中にこの特典が受けられるのは1回のみなので急ぐ必要はないが、いつでも利用できるようにユニクロの公式アプリをスマートフォンにインストールして、会員登録などを済ませておくといいだろう。

念のため楽天ペイを準備しておくべき

楽天ペイの還元率は5%とPayPayよりも低いのだが、最大5%ではなく必ず5%還元になるキャンペーンを実施する。キャッシュレス・消費者還元制度に登録している事業者の規模は問わずに一律5%還元となるうえ、同制度の対象外、つまり冒頭のキャッシュレスのマークが掲示されていない店舗でも5%の還元を受けられる。不足ぶんを楽天が補填することで一律5%を実現している。キャッシュレス・消費者還元制度に登録していない店舗での会計に備えて、楽天ペイを準備しておくと安心だろう。実際のところ、楽天ペイが使えるのに消費者還元制度に登録していない店舗は数少ないと思われるが、お守り的に使えるようにしておこう。

チャージする時間がないときのため交通系ICカードも登録しておく

交通系や流通系のICカードで決済できる店舗では、コード決済がまったく使えないケースもある。できればそういった店舗は避けたいところだが、現実的にはなかなか回避するのは難しい。こういった場所ではICカードで2〜5%の還元を受けられるように事前申請しておきたい。SuicaやPASMO、ICOCAなどは基本的にそれぞれのウェブサイトで登録が可能なので忘れないこと。また、カードによっては還元ポイントが自動付与されないこともある。詳しくは以下の関連記事を参照してほしい。

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消費税10%前のラストウィーク、9月23日からのキャッシュレス生活はPayPayで買いだめ

来週火曜日の10月1日から消費税が10%になることもあり、LINE Payと楽天ペイを除き、主要各社が大規模なキャンペーンを展開している。メルペイは本人確認未完了、もしくはメルペイあと払い未体験のユーザーに向けた50%還元、Origami Payはヤマダ電機グループ各店舗での初回利用時に限った10%還元を実施している。注意したいのは在庫のない商品を購入する場合、納品日(決済日)が10月を過ぎると消費税が10%になってしまう点。

10月からは国が実施する2〜5%の還元施策が2020年6月まで利用できるので、QR/バーコード決済や交通系をはじめとする電子マネー、クレジットカードなどで決済すれば2%の増税ぶんは相殺できる。とはいえ、ストックできる商品は増税前に各社のキャンペーンを利用して買いだめしたほうがおトクだ。早速、増税前のラストウィークの戦い方を見ていこう。

日用品や衣類は週末10〜14時にPayPayで最大10%還元のまとめ買い

PayPayが実施する月替わりの還元キャンペーン「ワクワクPayPay」の9月の内容は、毎日10〜14時にスーパーマーケットで最大10%の還元が受けられるというもの。平日が仕事でスーパーマーケットに行けないビジネスパーソンも安心してほしい。PayPayのキャンペーンは土日も有効だ。土日の食料品の買いだめはもちろん、大規模スーパーなら衣類や日用品なども5〜10%の還元を受けられることがある。トイレットペーパーやティッシュペーパー、各種洗剤、シャンプー、ペットフード、レトルト食品、調味料、即席ラーメンなどはこのチャンスに最大限買いだめしておきたい。

なお、1回の決済の還元上限額は1000円なので1万円までのまとめ買いで最大の還元を受けられる。期間中の9月30日までの累計還元上限額は3万円なので、会計を1万円ごとに分ければ30回の買いだめチャンスがある。

PayPayはスーパーマーケットでの利用に力を入れており、ここ最近だけでも西友やイトーヨーカドー、東急ストア、ライフ、東武ストアなどの大手を取り込んでいる。なお還元が受けられるかどうかは店舗によって異なるので、事前にPayPayアプリで最寄り店舗が対象かどうかをチェックしよう。

なお適用条件はほかのコード決済に比べると複雑なので注意してほしい。金融機関の口座もしくはYahoo!マネー、Yahoo!カードからチャージした場合は5%の還元を受けられるが、Yahoo!カード以外のクレジットカードからチャージした場合は0.5%しか還元を受けられない。

最大の還元を受けるには、PayPay残高を金融機関の口座やYahoo!マネーからチャージしつつ、月額498円のYahoo!プレミアム会員に入会、もしくはソフトバンクかワイモバイルの回線を利用するという追加条件がある。この条件に適合すれば10%還元だ。

コンビニでは迷わずd払いで20%還元

先週に引き続き、買いだめ以外の買い物はd払いのキャンペーンを利用したい。1回の還元上限1000円相当、期間中の還元総額上限3000円相当の20%還元だ。期間は10月14日23時59分まで。ポイントは2020年2月16日まで使える期間・用途限定のdポイントとして、2019年12月16日以降に順次還元される。毎回のことだがエントリーを絶対忘れないように。忘れると還元はまったく受けられない。

金土曜にネット店舗でプラス5%の還元が受けられるキャンペーンを併用すると総還元率は25%となる。NTTドコモの回線料金をdカードで支払う、dマーケットを利用するなどの諸条件を満たすことで最大7%の還元を受けられる「dポイントスーパー還元プログラム」も利用可能だ。

対象店舗はd払いに対応するリアル店舗のほか、Amazonのオンラインショッピングサイトも含まれる。なお、オンラインストアでは、ラクマ(旧フリル)、無印良品ネットストア、はがきデザインキット、スマホで年賀状2019、宅配型収納CARAETO(カラエト)などは還元対象外となるので注意。

いろいろ考えるのが面倒なら、金土曜にネット店舗で5%還元アップになるキャンペーンにエントリーしたうえで、Amazonで4000〜5000円の商品を3個を1個ずつ分けて購入し、1回の上限額、期間中の累計上限額をすべて獲得してしまおう。なお、d払いはドコモ回線を利用しているユーザーはもちろん、auやソフトバンク、MVMOの回線を利用しているユーザーでも利用できる。今回のキャンペーンとは別に、d払いを初めて利用する場合は1000円ぶんのdポイント還元が受けられるので、このタイミングで登録しておくといいだろう。

d払いが使えない店舗は迷わずJCB-QUICPay

JCBが発行しているクレジットカードを持っているなら、JCBカードを紐付けたQUICPay決済で受けられる20%還元キャンペーンにエントリーしておこう。エントリーすると、12月15日まで最大上限1万円ぶんの還元が受けられる。つまり、5万円ぶんを買い物すれば1万円がキャッシュバックされる。

対象となるのはJCBが発行したクレジットカードやプリペイドカード、デビットカードを所持している利用者。カード裏面のカード発行元がJCB、もしくはJCBの会員サイト「My JCB」に登録・ログインできるカードであればOKだ。発行元がよくわからない場合、キャンペーンサイトにアクセスして応募できるかどうかをチェックすればいい。なお、LINE PayのJCBプリペイドカードは残念ながら対象外となる。

実際に還元が受けられるのは、JCBカードを紐付けたApple PayやGoogle PayでのQUICPay支払いのみで、JCBカード自体を使った決済は対象外なので注意。このキャンペーンは家族会員のカードも対象になる点に注目。夫婦の一方が家族カードを使っている場合、そちらのカードでもエントリーを済ませておけば20%還元を受けられる。つまり、本会員カードと家族カードでそれぞれ5万円ぶん使えば、それぞれ1万円の還元を受けられるわけだ。

このJCBのキャンペーンは期間が12月15日までと長いので急いで使う必要はない。12月15日までのキャンペーン期間中の利用金額を集計して、その金額に応じて20%還元、還元上限額1万円をキャッシュバックされるからだ。とはいえ、5万円前後の買い物の予定があるなら消費税が10%になる前に購入しておいたほうがお得だ。

なお、みずほ銀行の口座を持っている場合は、このJCBのキャンペーンのみずほ版ともいうべき20%の還元キャンペーンを受けられるので以下の記事を参考にしてほしい。

関連記事:9月のキャッシュレス決済まとめ、とりあえずPayPayとJCB-QUICPayを併用

コード決済やJCB-QUICPay決済が使えない店舗は迷わずAMEXカード

アメリカン・エキスプレスのマークが付いたクレジットカードを持っている場合は、9月30日まで実施されている20%還元キャンペーンを活用しよう。こちらも事前エントリーが必要だが、上限額2000円の還元が受けられる。つまり、アメックスブランドのカードで1万円を使うと最大の還元となる。本会員はもちろん、別途エントリーすれば家族会員も対象となる。

上記8都道府県以外は「OTHER CITIES」から検索しよう

事前登録先着20万名限定で、対象店舗は全国3万5000店舗。対象店舗マップでは、北海道、東京、神奈川、愛知、京都、大阪、兵庫、福岡、その他の都市(OTHER CITIES)で分類されているので、この8都道府県以外は「その他の都市」で調べる必要がある。

対象店舗はめちゃくちゃ多い

注目は、アメックス以外が発行するアメックスブランドのクレジットカードにもキャンペーンが適用される点。具体的には以下のとおり。残念ながら楽天カードが発行するアメックスカードは対象外だ。

  • アメリカン・エキスプレス・インターナショナル
  • クレディセゾン(提携するカード発行会社ならびにフランチャイジー会社を含む)
  • 三菱UFJニコス(提携するカード発行会社ならびにフランチャイジー会社を含む)
  • エムアイカード

ヤマダ系量販店の初Origamiで10%還元、買い物マラソンも可

Origami Payは、ヤマダ電機、ベスト電器、マツヤデンキ、ツクモ、キムラヤのヤマダ電機グループ系家電量販店で9月30日まで10%還元キャンペーンを実施している。上限還元額は3000円なので、3万円の買い物で最大の還元を受けられる。10%還元の条件は、初めてOrigami Payを使う店舗。10%還元は何店舗でも適用されるので、初めてOrigami Payを使う店舗をハシゴすれば、それぞれの店舗で最大10%、上限3000円の還元を受けられる。前述したように在庫のない商品や発送日が10月以降になる商品を購入する場合、消費税が10%になることがあるので店舗に確認しておこう。

メルペイで本人確認未完了やあと払い未経験なら50%還元

メルペイは決済金額の50%相当が戻ってくる「増税前にまとめ買い!半額ポイント還元!キャンペーン」を9月18日〜30日に実施する。還元上限は3000円相当なので、6000円を使うと最大の還元を受けられる。ただし、メルペイを使い込んでいる人は対象外。

対象となるのは、期間中に金融機関の口座との連携、もしくは「アプリでかんたん本人確認」で本人確認を完了した利用者。そのほか、すでに本人確認が完了していても、メルペイの「お店でのあと払い設定」で「メルペイあと払い」に初めて変更した利用者が対象になる。期間中に初めて本人確認を済ませた利用者はメルペイ残高とメルペイあと払いの両方、期間中に初めてメルペイあと払いでの支払いを設定した利用者はメルペイあと払いのみが還元対象となる。いずれも、バーコード、iD、ネットの各決済方法を利用できる。

成城石井なら9月27日からLINE Payで最大250円還元

LINE Payは9月27日~10月3日の期間中限定で、東京都、埼玉県、神奈川県、静岡県、愛知県、大阪府、兵庫県の成城石井69店舗でLINE Payのコード支払いで決済すると18%還元、還元上限額250円相当のキャンペーンを実施する。マイカラーの還元(0.5〜2%)を含めると最大20%還元となる。18%還元の場合、1388円の決済で最大の還元を受けられる。

くら寿司やアルペン、ブックオフ、カラ鉄なら楽天ペイで10%還元

事前エントリーが必要だが、楽天ペイでは、くら寿司、スポーツ用品を扱うアルペングループ、古書販売のブックオフ、ドラッグストアのくすりのアオキとサツドラ、オーダースーツのダンカンで10%還元のキャペーンを実施中だ。近くにくすりのアオキやサツドラがあるなら楽天ペイで日用品を買いだめしておこう。そのほかカラオケの鉄人でも10%還元が受けられる。

9月16日からのキャッシュレス生活は基本d払いで時々OrigamiとPayPay、JCB-QUICPayも

9月14日からd払いの20%還元キャンペーンが始まった。今回はキャンペーン期間が10月14日までの約1カ月と長く、コンビニなどでの少額決済の積み重ねであっても期間中の上限額である3000円ぶんの還元を受けやすい。9月第3週(9月15日〜21日)は基本的にはd払いをメインのキャッシュレス決済として考えればいいが、Origami Payやメルペイのキャンペーンも始まったのでここで整理しておく。

とりあえずd払いで20%還元

前述したように、9月第3週は基本的にd払いのキャンペーンを利用しよう。1回の還元上限1000円相当、期間中の還元総額上限3000円相当の20%還元だ。期間は10月14日23時59分まで。ポイントは2020年2月16日まで使える期間・用途限定のdポイントとして、2019年12月16日以降に順次還元される。毎回のことだがエントリーを絶対忘れないように。忘れると還元はまったく受けられない。

金土曜にネット店舗でプラス5%の還元が受けられるキャンペーンを併用すると総還元率は25%となる。NTTドコモの回線料金をdカードで支払う、dマーケットを利用するなどの諸条件を満たすことで最大7%の還元を受けられる「dポイントスーパー還元プログラム」も利用可能だ。

対象店舗はd払いに対応するリアル店舗のほか、Amazonのオンラインショッピングサイトも含まれる。なお、オンラインストアでは、ラクマ(旧フリル)、無印良品ネットストア、はがきデザインキット、スマホで年賀状2019、宅配型収納CARAETO(カラエト)などは還元対象外となるので注意。

いろいろ考えるのが面倒なら、金土曜にネット店舗で5%還元アップになるキャンペーンにエントリーしたうえで、Amazonで4000〜5000円の商品を3個を1個ずつ分けて購入し、1回の上限額、期間中の累計上限額をすべて獲得してしまおう。なお、d払いはドコモ回線を利用しているユーザーはもちろん、auやソフトバンク、MVMOの回線を利用しているユーザーでも利用できる。今回のキャンペーンとは別に、d払いを初めて利用する場合は1000円ぶんのdポイント還元が受けられるので、このタイミングで登録しておくといいだろう。

10~14時でのスーパー利用はPayPayで5〜10%還元

PayPayが実施する月替わりの還元キャンペーン「ワクワクPayPay」の9月の内容は、
毎日10〜14時にスーパーマーケットで最大10%の還元が受けられるというもの。

PayPayはスーパーマーケットでの利用に力を入れており、ここ最近だけでも西友やイトーヨーカドー、東急ストアなどの大手を取り込んでいる。なお還元が受けられるかどうかは店舗によって異なるので、事前にPayPayアプリで最寄り店舗が対象かどうかをチェックしておきたい。

PayPayはスーパーマーケットで強い

なお適用条件はほかのコード決済に比べると複雑なので注意してほしい。金融機関の口座もしくはYahoo!マネー、Yahoo!カードからチャージした場合は5%の還元を受けられるが、Yahoo!カード以外のクレジットカードからチャージした場合は0.5%しか還元を受けられない。

最大の還元を受けるには、PayPay残高を金融機関の口座やYahoo!マネーからチャージしつつ、月額498円のYahoo!プレミアム会員に入会、もしくはソフトバンクかワイモバイルの回線を利用するという追加条件がある。この条件に適合すれば10%還元だ。

スーパーマーケットはアルコール類やカップラーメン、レトルト製品、お菓子などがコンビニエンスストアよりもかなり安価なので、まとめ買いしておくといい。

ヤマダ系量販店の初Origamiで10%還元、買い物マラソンも可

Origami Payは、ヤマダ電機、ベスト電器、マツヤデンキ、ツクモ、キムラヤのヤマダ電機グループ系家電量販店で9月30日まで10%還元キャンペーンを実施している。上限還元額は3000円なので、3万円の買い物で最大の還元を受けられる。10%還元の条件は、初めてOrigami Payを使う店舗。10%還元は何店舗でも適用されるので、初めてOrigami Payを使う店舗をハシゴすれば、それぞれの店舗で最大10%、上限3000円の還元を受けられる。

d払いが使えない場合はJCB-QUICPay

JCBが発行しているクレジットカードを持っているなら、JCBカードを紐付けたQUICPay決済で受けられる20%還元キャンペーンにエントリーしておこう。エントリーすると、12月15日まで最大上限1万円ぶんの還元が受けられる。つまり、5万円ぶんを買い物すれば1万円がキャッシュバックされる。

対象となるのはJCBが発行したクレジットカードやプリペイドカード、デビットカードを所持している利用者。カード裏面のカード発行元がJCB、もしくはJCBの会員サイト「My JCB」に登録・ログインできるカードであればOKだ。発行元がよくわからない場合、キャンペーンサイトにアクセスして応募できるかどうかをチェックすればいい。なお、LINE PayのJCBプリペイドカードは残念ながら対象外となる。

実際に還元が受けられるのは、JCBカードを紐付けたApple PayやGoogle PayでのQUICPay支払いのみで、JCBカード自体を使った決済は対象外なので注意。しかも、このキャンペーンは家族会員のカードも対象になる。夫婦の一方が家族カードを使っている場合、そちらのカードでもエントリーを済ませておけば20%還元を受けられる。つまり、本会員カードと家族カードでそれぞれ5万円ぶん使えば、それぞれ1万円の還元を受けられるわけだ。

ただし、このJCBのキャンペーンは期間が12月15日までと長いので急いで使う必要はない。12月15日までのキャンペーン期間中の利用金額を集計して、その金額に応じて20%還元、還元上限額1万円をキャッシュバックされるからだ。

なお、みずほ銀行の口座を持っている場合は、このJCBのキャンペーンのみずほ版ともいうべき20%の還元キャンペーンを受けられるので以下の記事を参考にしてほしい。

関連記事:9月のキャッシュレス決済まとめ、とりあえずPayPayとJCB-QUICPayを併用

コード決済や電子マネー決済が使えない店舗ではAMEXカード

アメリカン・エキスプレスのマークが付いたクレジットカードを持っている場合は、9月30日まで実施されている20%還元キャンペーンを活用しよう。こちらも事前エントリーが必要だが、上限額2000円の還元が受けられる。つまり、アメックスブランドカードで1万円を使うと最大の還元となる。本会員はもちろん、別途エントリーすれば家族会員も対象となる。

上記8都道府県以外は「OTHER CITIES」から検索しよう

事前登録先着20万名限定で、対象店舗は全国3万5000店舗。対象店舗マップでは、北海道、東京、神奈川、愛知、京都、大阪、兵庫、福岡、その他の都市(OTHER CITIES)で分類されているので、この8都道府県以外は「その他の都市」で調べる必要がある。

対象店舗はめちゃくちゃ多い

注目は、アメックス以外が発行するアメックスブランドのクレジットカードにもキャンペーンが適用される点。具体的には以下のとおり。残念ながら楽天カードが発行するアメックスカードは対象外だ。

  • アメリカン・エキスプレス・インターナショナル
  • クレディセゾン(提携するカード発行会社ならびにフランチャイジー会社を含む)
  • 三菱UFJニコス(提携するカード発行会社ならびにフランチャイジー会社を含む)
  • エムアイカード

メルペイで本人確認未完了やあと払い未経験なら50%還元

メルペイは決済金額の50%相当が戻ってくる「増税前にまとめ買い!半額ポイント還元!キャンペーン」を9月18日〜30日に実施する。還元上限は3000円相当なので、6000円を使うと最大の還元を受けられる。ただし、メルペイを使い込んでいる人は対象外。

対象となるのは、期間中に金融機関の口座との連携、もしくは「アプリでかんたん本人確認」で本人確認を完了した利用者。そのほか、すでに本人確認が完了していても、メルペイの「お店でのあと払い設定」で「メルペイあと払い」に初めて変更した利用者が対象になる。期間中に初めて本人確認を済ませた利用者はメルペイ残高とメルペイあと払いの両方、期間中に初めてメルペイあと払いでの支払いを設定した利用者はメルペイあと払いのみが還元対象となる。いずれも、バーコード、iD、ネットの各決済方法を利用できる。

さらに、このキャンペーンの直前の9月17日までは「増税前に!一年分まるっとプレゼントキャンペーン」を実施中。毎日10名に抽選で、「トイレットペーパー」「ティッシュ」「洗濯用洗剤」など消費財1年ぶん相当のポイントをプレゼントするというもの。対象となるのは、メルペイでiDでの支払い設定を済ませている利用者。条件を満たしていればエントリーの必要はなく自動的に抽選対象となる。9月16日の抽選では洗濯用洗剤 1年ぶん(6000ポイント)、9月17日の抽選ではシャンプー 1年ぶん(9600ポイント)が、それぞれ10名にプレゼントされる。

9月も後半に突入し、消費税10%前の駆け込み需要を狙ったさまざまなキャンペーンが各社から出そろってきた。気になるのは9月に大きな動きがないLINE Pay。消費税10%になる10月以降は、キャッシュレス決済を対象とした政府主導の2〜5%還元キャンペーンが始まることを考えると、ここで存在感を示してシェアを拡大しておく必要がある。おそらくLINE Payは、9月下旬に大きなキャンペーンを準備しているのだろう。とはいえ、各社が続々と9月のキャンペーンを開始しているので、期待値のハードルはかなり高くなっている。

9月のキャッシュレス決済まとめ、とりあえずPayPayとJCB-QUICPayを併用

8月のキャッシュレス生活は、前半をメルペイ、後半をd払いで過ごせばOKだったが、9月は落ち着いている印象だ。9月2日以降に新キャンペーンが始まる可能性があるが、現時点で9月に利用すべきキャッシュレス決済をまとめておく。

10~14時でのスーパー利用はPayPayで5〜10%還元

PayPayが実施する月替わりの還元キャンペーン「ワクワクPayPay」の9月の内容は、
毎日10〜14時にスーパーマーケットで最大10%の還元が受けられるというもの。8月にキャンペーンに比べて開始時間1時間繰り上がり、実施時間が1時間伸びて4時間となった。

PayPayはスーパーマーケットでの利用に力を入れており、ここ最近だけでも西友やイトーヨーカドー、東急ストアなどの大手を取り込んでいる。なお還元が受けられるかどうかは店舗によって異なるので、事前にPayPayアプリで最寄り店舗が対象かどうかをチェックしておきたい。

毎週対応店舗が増えるのは更新が追いついていないが、PayPayはスーパーマーケットで強い

なお適用条件はほかのコード決済に比べると複雑なので注意してほしい。金融機関の口座もしくはYahoo!マネー、Yahoo!カードからチャージした場合は5%の還元を受けられるが、Yahoo!カード以外のクレジットカードからチャージした場合は0.5%しか還元を受けられない。

最大の還元を受けるには、PayPay残高を金融機関の口座やYahoo!マネーからチャージしつつ、月額498円のYahoo!プレミアム会員に入会、ソフトバンクもしくはワイモバイルの回線を利用するという追加条件がある。この条件に適合すれば10%還元だ。

スーパー以外ではJCBのQUICPayで20%還元

各種コード決済サービスの9月のキャンペーンはまだ発表されていないので、いまとりあえず準備しておきたいのが、JCBカードを紐付けたQUICPay決済で受けられる20%還元キャンペーンへのエントリーだ。

対象となるのはJCBが発行したJCBカードを所持している利用者。カード裏面のカード発行元がJCBであればOK。もしくは、JCBの会員サイト「My JCB」に登録・ログインできるカードであればOKだ。発行元がわからない場合、キャンペーンサイトにアクセスして応募できるかどうかをチェックすればいい。なお、LINE PayのJCBプリペイドカードは残念ながら対象外となる。

実際に還元が受けられるのは、JCBカードを紐付けたApple PayやGoogle PayでのQUICPay支払いのみで、JCBカード自体を使った決済は対象外なので注意。このJCBのキャンペーンは8月16日から始まっているが、期間が12月15日までと長いので急いで使う要はない。12月15日までのキャンペーン期間中の利用金額を集計して、その金額に応じて20%還元、還元上限額1万円をキャッシュバックするいう内容だ。つまり、期間中にQUICPayで5万円ぶん使うと最大の還元を受けられることになる。

このキャンペーンの注目は家族会員のカードも対象になる点。夫婦の一方が家族カードを使っている場合、そちらのカードでも20%還元を受けられる。つまり、本会員カードと家族カードでそれぞれ5万円ぶん使えば、それぞれ1万円の還元を受けられるわけだ。

AMEXが使える店はカード一括払いで20%還元

アメリカン・エキスプレスのマークが付いたクレジットカードを持っている場合は、9月3日から9月30日まで実施される20%還元キャンペーンを活用しよう。こちらも事前エントリーが必要だが、上限額2000円の還元が受けられる。つまり、アメックスカードで1万円を使うと最大の還元となる。

上記8都道府県以外は「OTHER CITIES」から検索しよう

事前登録先着20万名限定で、対象店舗は全国3万5000店舗。対象店舗マップでは、北海道、東京、神奈川、愛知、京都、大阪、兵庫、福岡、その他の都市(OTHER CITIES)で分類されているので、この8都道府県以外は「その他の都市」で調べよう。

対象店舗はめちゃくちゃ多い

注目は、アメックス以外が発行するアメックスブランドのクレジットカードにキャンペーンが適用される点。具体的には以下のとおり。残念ながら楽天カードが発行するアメックスカードは対象外だ。

  • アメリカン・エキスプレス・インターナショナル
  • クレディセゾン(提携するカード発行会社ならびにフランチャイジー会社を含む)
  • 三菱UFJニコス(提携するカード発行会社ならびにフランチャイジー会社を含む)
  • エムアイカード

クレディセゾンが対象なので、西友など発行できる年会費無料の「ウォルマートカード セゾン・アメリカン・エキスプレス」でも還元を受けられる。このカードを作っておけば、西友で毎日3%、月に3〜4日の特定日(土曜日が多い)で5%の還元が受けられるので、西友が近くにあるならぜひ作っておきたい。西友では9月からPayPayが使えるようになるので、通常はウォルマートアメックスカード、キャンペーン時はPayPayでの決済がお勧めだ。

関連記事:西友とサニーが9月からPayPay対応、キャンペーン併用で10%還元に

現時点では、PayPayを除くとJCBかアメックスのクレジットカードを所持していないと還元が受けられない狭き門だが、今後コード決済各社が新たなキャンペーンを打ち出してくる確率は高い。各種コード決済やクレジットカード、電子マネーは、10月に消費税が10%になった際に2020年6月まで実施される国による2%〜5%還元キャンペーンに利用できるため、いまのうちに認知を最大限に広めておく必要があるからだ。おそらく9月中旬ごろから大幅還元のキャンペーンが始まるのではないか。

LINE Pay春の還元祭り続報、くじ引きに当たるとさらに5000円チャンス到来

本日から始まった、モバイル決済サービスのLINE Payの「春の超Payトク祭」。3月31日まで、決済代金をLINE Payで支払うことで、総還元額5000円を上限として代金の20%相当が戻ってくる。

既報の通り、JCB加盟店やSuicaチャージでも20%還元が受けられるなど、かなりの広範囲にわたるキャンペーンとなっている。

早速ファミリーマートで使ってみたところ、2000円くじが当たったので報告しておきたい。支払った金額は463円だったが、それを上回る還元を受けられた。

しかも、そのあたりくじを注意深く見てみると、Twitterでシェアすることで、抽選で200名に5000円相当のLINE Pay残高がプレゼントされるのとの記載が。

なお、100円以上の決済で発動するくじは、数タップしてようやくあたりかハズレかわかるので、少しワクワク、ドキドキしてしまった。

金額だけでなく体験も兼ねた今回のキャンペーン。果たしてユーザーの増加に寄与するだろか。

本日からLINE Pay春の還元祭り、Suicaチャージ20%還元で無双、気になるApple Pay対応は?

モバイル決済サービスのLINE Payが本日から3月31日まで開催している「春の超Payトク祭」では、決済代金をLINE Payで支払うことで、総還元額5000円を上限として代金の20%相当が戻ってくる。つまり、期間中に累計2万5000円の買い物をすれば最もお得だ。なお、20%還元がLINE Pay残高に反映されるのは5月末ごろになる。

今回の祭りではそれとは別に、最大で2000円のくじがあたる特典もある。こちらは総還元額の5000円には含まれず、当たったぶんだけLINE Pay残高にすぐさま反映される仕組みだ。LINE Payによると「その場でくじを開封して当たりが出ると、そのぶんの残高が即時入金されるという仕組みを構築するため、20%還元とは別に開発した機能」とのこと。

自分が開封するまで当たりかどうかわからず、当たりだったらその場でプレゼントという、くじの双方向性を再現した機能といえる。くじの当選確率について問い合わせたところ「くじのロジックなど詳細は非公開となります。申し訳ございません」との回答。PayPayではくじが当たる確率を5分の1、10分の1と公開していただけに少し残念だ。LINE Payのくじは、決済時の利用金額が100円以上で発動し、10円~2000円相当の当選、もしくは0円のはずれがある。

さらにLINE Payでは、今回の祭りで対象店舗を特に限定していない点にも注目。なぜなら、従来の還元キャンペーンの対象となっていたLINE Payでのコード払いだけでなく、LINE PayカードとQUICPay+に対応したからだ。

LINE PayカードはJCBブランドのデビットカードのような機能を持っており、JCBのクレジットカードでの決済に対応した国内の多くの店舗でそのまま使える。

そしてLINE Payは、QUICPay+経由での支払いにも対応している。NFC搭載の一部のAndroid端末で利用できるGoogle PayにLINE Payをセットすれば、QUICPayが使える店舗でSuicaのようにコンタクトレス(タッチレス)で決済できる。

QUICPayが使えるので、コード決済サービスの鬼門とも言える、最大手コンビニのセブン-イレブンで20%還元を受けられるのは大きな強みだ。ちなみにセブン-イレブンに設置されているセブン銀行ATMでは、セブン銀行の口座がなくても、スマホと現金さえあればLINE Payへチャージできる。

LINEのバーチャルカードはGoogle Pay上でQUICPay+として登録できる

LINE PayをQUICPay+に登録するには、LINE Pay側でバーチャルカード、もしくはプラスチックカードの発行が必要だが、バーチャルカードなら即時発行されるのですぐに使い始められる。しかし残念なことに、現在のところGoogle Payには登録できても、Apple Payでは登録中にエラーが発生。Apple Payには対応していないのだ。

Apple Payに登録しようとしたLINE Payカード

この点についてLINE Payに問い合わせたところ、「iOS対応については、以前よりユーザーから多くのご要望をいただいており、当社としても利便性向上のためには重要なことであると考えております。しかしながら、サービス提供には外部との企業との連携や社内開発なども必要となることで、現時点ではお答えすることができません」という回答を得た。重要性は認識しているようだが、対応するにしてもまだ時間がかかりそうだ。

実はLINE Payカードの強みはもう1つある。LINE Payによると「LINE PayカードからSuicaにチャージした場合でも20%還元を受けられる」とのこと。要するに、モバイルSuicaも間接的に20%還元になるということ。「還元キャンペーンの期間に特に大きな買い物をする予定がない」という場合でも、モバイルSuicaに合計2万5000円をチャージしておけば、もれなく5000円相当がもらえるのだ。ただし、モバイルSuicaのチャージ上限は残高と合わせて2万円なので、最大限の還元を受けるなら5000円は何かに使ってモバイルSuica残高を1万5000円に減らし、残りの5000円をチャージするのがお勧めだ。なお、LINE Payカードを使ったモバイルSuicaへのチャージについては、Andorid端末はもちろんiPhoneでも利用可能だ。

Suicaなら、首都圏のPASMO、関西のICOCAをはじめFeliCaタイプの電子マネーと互換性がある。JCB加盟店と合わせると使える場所はもはや無双の域に達する。

競合を見ると、Origami Payがコード決済、PayPayがコード決済とオンライン決済(Yahoo!内)、メルペイがiD(NFC)決済とコード決済に対応。一方のLINE Payは、コード決済だけでなく、オンライン決済、請求書払い、プラスチックカード決済、QUICPay(NFC)決済などさまざまな手段を提供しており、JCB加盟店を加えると利用できる店舗数も圧倒的に多い。

ビックカメラでは、LINE Payを「ビックカメラ.com」で使えるなど、オンラインでの活躍の幅も広がっている。現時点では、メルペイの「OPENNESS」構想をも上回る決済手段と使える場所の多さだ。特に店舗側でのコード払いへの対応が遅れている地方では、コンビニではQUICPay、それ以外ではJCBブランドのLINE Payカードを使えるのが強みになるだろう。

現在各社は殴り合いの還元消耗合戦を繰り広げているが、国内シェアが高いiPhoneのApple PayにLINE Payが対応すれば、さらににユーザーが増加して頭ひとつ抜けるはず。一刻も早いApple Pay対応を望みたいところだ。