Googleは検索結果にツイートを加えた。ツイートが表示されるのはAndroidとiOSのGoogle公式アプリ、モバイル・ブラウザとデスクトップだ。検索の際にTwitterというキーワードあるいはハッシュタグを入力するとTwitterが検索される。Twitter上でポピュラーな話題の場合はこうしたキーワードなしでも結果が表示される。当面は英語のみの機能だが、今後他の言語にも拡張される予定だ。
Googleは公式ブログでこの試みを「リアルタイム情報の拡充のため」だとしている。同時にTwitterのユーザーがこれまでより広い範囲のオーディエンスを獲得することになるので、Twitterにとってもネットワーク拡大と新規ユーザー獲得のために大いに有利に働くだろう。
Twitterも自身のブログでGoogleとの新たな取り決めを報告しているが、内容はGoogleブログのものとほぼ同一だ。どちらのブログもこの提携は当面、主要言語に英語を選択しているアメリカのGoogleユーザーがGoogle.comにアクセスした場合が対象となるとしている。ただし数ヶ月で他の言語にも拡張される予定だ。
あらたな取り決めでツイートが公開される範囲が大きく拡大されたことは確かだが、Twitterが新しいユーザーを獲得するためには、自らがそれ自身で価値あるデスティネーションだということを引き続きに証明していく必要があるだろう。Googleの検索結果に現れるというだけでは、平均的な検索ユーザーの目に止まる可能性はやはそれほど高くなさそうだ。
〔日本版〕日本からでも主要言語を英語にすればツイートが検索される。Barack Obama tweetのように入力するとオバマ大統領の最初のツイートがトップに表示される。
[原文へ]
(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+)