SEOを実行するサイトがスタンダードな法則に従っていた時期があった。Web Position Gold(ソフトウェア)を覚えている方も多いのではないだろうか?
Web Position Goldが登場したのは、SEOが一連の反復可能 – 大部分において技術が要求される – ステップで構成される時代であった。キーワードをページに加える、十分な頻度でキーワードを繰り返す、少数のマークアップを確認する、そして、「理想」のページと比較する、ウェブにアップロードする、リンクを幾つか加える、少しの間待つ、ウェブランキングレポートを実行する…それでSEOを語ることが出来た。とりわけ競争が激しい分野を除き、このステップを踏んでいれば、上位にランクインすることが可能であった。
SEOはAdwordsのビジネスモデルと競合する。そのため、Googleはアルゴリズムの仕組みを解明し、リバースエンジニアリングを行い、Web Position Gold等の簡易ツールを作る取り組みを「真剣に考慮」している。まずはフロリダをリリースし、その後、パンダ(日本語)、続いて、ペンギン(日本語)、そして、ハミングバードが送り出された。全て、ユーザーの検索体験を改善することが目的だが、その一方で、SEOを困難にすると言う(Google側の考えでは)嬉しい副作用も兼ね備えていた。
しかしGoogleの投資家向け資料の内容は、もちろんGoogleにしてみるとそういうスタンスなのでしょうが、SEO会社としては今読んでもドキッとする内容ですね。実際、ほぼスパマーの駆逐に成功しているわけですが・・・。それにしてもWeb Position Gold、懐かし過ぎました。このソフトの存在を知っている人は一体今の日本のSEO関係者にもほぼいないと思います。気づけば年を取ったものです。。。(遠い目)。 — SEO Japan
2015年も始まりましたが、今年もGoogleはその圧倒的な存在を検索や広告市場はもちろんそれ以外の分野でも示し拡大していけるのでしょうか?ネイティブ広告の台頭でGoogleのシェアが弱まるという話もあったりします。今回はGoogle評論家といえばこの人、SEO Bookによる大変興味深い分析記事を紹介します。Googleの進む道を理解せずしてSEOのみならず、ウェブマーケティングにも勝利なし。 — SEO Japan
Google is promoting Japanese Youtube creators’ personal brands in heavy TV, online, and print ads. Trying to recruit more maybe?? Patrick McKenzie (@patio11) November 1, 2014
基本Googleに批判的なSEO Bookではありますが、三歩下がって読んだとしてもGoogleの圧倒的な力を改めて感じられる内容でした。検索にしろ、広告にせよ、または携帯電話であれ、やはりプラットフォームを押さえていると強いですね。途中で日本のユーチューバーCMの話が出てきましたが、いわれてみると、確かに「サクセスストーリーは多額の広告予算によって作られている」側面もありますし。Google大帝国の成長はどこまで続くのでしょうか。 — SEO Japan
The New York TimesをTwitterでフォローすると、新聞紙をめくっている気分になる。ツイートは、前に投稿されたツイートとは、全く関係がない。これは、人物やブランドを消費者がフォローする理由とは正反対に位置する。The New York Timesが、ユーザーとのエンゲージメントにおいて、大きな問題を抱えているのは当然だ。ユーザーがつながりを持ち、参加するアイテムを一つも提供していないのだ。
最後はSEO BookだけにSEOの話に落とし込まれていますが、SEOに限らず企業がマーケティングを行っていく上でクリアすべき課題について考えさせられる記事でした。私もSEO屋ではありますが、最近はSEO以外のことにほとんどの時間を費やしている気がしますが汗、広告、SEO、ソーシャル、コンテンツ限らず、いかにユーザーと向き合い、信頼を勝ち得ていくか、それが全てな世界になりつつあるのを実感する日々です。 — SEO Japan
先日、久しぶりに登壇したイベントで疲れ果てしばらくお休みいただいてしまいました(こちらからご覧いただけます)。当日は「これからのSEOはリンクよりコンテンツマーケティング」的な話をさせていただきましたが、最後の質疑応答でも述べたように人口リンクがまだまだ効く場合があるのもまた事実。時間の問題とはいえ、米国でもリンクにまつわるトラブルは後をたたないようで。。。米国のリンク騒動の一こまをSEO Bookから。 — SEO Japan
従来の有料リンク型SEOビジネスが崩壊し、SEO事業そのものから撤退する企業も増えている日本のウェブ業界ですが、同時にSEO自体のニーズは増えており、SEO会社はより総合的なSEOサービスの提供を求められ、またこれまで以上にSEOを依頼されるウェブ制作会社も多いのではないでしょうか?そんなサービス側企業のために、SEOの正しい導入法を説明した記事をSEO Bookか。SEO Japanの読者には参考になる情報かもしれません? — SEO Japan
当然だが、リンク構築は継続的な取り組みである。サイトが大きくなると、自然にリンクは集まってくる。それ自体が、リンク獲得戦略である。競合者を、重要度、そして、消費者の関心の面で、上回る必要がある。その上で鍵を握るのが、コンテンツ戦略である。業界がリンクを張りたくなるようなコンテンツを用意しているだろうか?持っていないなら、作成しよう。業界がリンクを張りたくなるようなサイトではないなら、利益の追求ではなく、情報に特化したサイトを開設する方法もある。Signal Vs NoiseやBasecampsブログ等、一般的な業界のトピックについて、従業員が記事を投稿するブログを用意している会社もある。このタイプのブログは、完全に利益を追求しているサイトよりも、リンクを得られる可能性が高い。
追加の参考記事が全て英語なのは仕方ありませんが、SEOを本格的にウェブマーケティングに活用するための導入方法がステップ・バイ・ステップで解説された素晴らしい記事だったと思います。どちらかというと特定キーワードでの順位向上のみに焦点が当てられてきた日本のSEOですが、既存のSEO会社はもちろんウェブマーケティング会社や制作会社がこういったサービスを提供していけるようになれば、日本のSEOのレベルが何段も上がっていきそうですね。 — SEO Japan [G+]
キーワードのコンセプトをグループ分けする上で役に立つ無料のツールがある。それは、グーグルアドワーズのエディター機能である。「キーワードを整理する方法」の中で説明したグループ機能の「generate common terms」(一般的な用語を生成する)オプションを使って、キーワードのグループを自動的に作ることが出来る。
「cape cod real estate」(ケープコッドの不動産)に関するウェブサイトを運営していると仮定する。この用語をキーワードリサーチツール(グーグルキーワードツール)にかけると、複数のコンセンプトのパターンが浮上する。例えば、Edgartown、Provincetown、Chatham等の場所、もしくは、賃貸、商業利用、ウォーターフロント等、施設に対する検索が主に行われていることが分かる。
「SEOのためにサイト構造を変える必要があるのか?」と非難されがちな考え方ともいえますが、SEOのためのサイト設計とは、ユーザーの立場になってユーザー視点で探している情報を見つけやすいサイトにすることでもあり、検索エンジンからの集客のみならず、その後のユーザーアクションの確率自体を高める結果にもつながるのではないでしょうか。 — SEO Japan [G+]
日本のSEO業界といえば、大半のリンク中心のサービスベンダーか少数のコンサルベンダーにわかれていましたが、GoogleのSEO取締り強化やコンテンツマーケティングの普及に伴い、その図式も大分崩れてきました。今後のSEOビジネスのあり方に関して悩んでいる方も多いのではと思いますが、今回はSEO Bookによるサービス中心のSEOビジネスを製品化してレバレッジを図ろうというSEO業者向けの記事を。 — SEO Japan
SEOに関わらずウェブマーケティング関連のサービスベンダーには事業をスケールさせる上で参考になる点が多い記事だったと思います。製品化というか、サービスを上手くシステム化できると様々な面で効率化が可能ですし、結果事業を成長させるきっかけになりますよね。私自身もSEOではコンテンツマーケティングやインフォグラフィック、CROではLPOに励んでいますが、日々勉強することばかりです。。 — SEO Japan [G+]
「Designing For Growth」の著者、ジーン・リエドツカとティム・オーグルビは、作品の中で、データベースの方法以外で、機会、そして、ビジネスについて考えるためのツールを紹介している。直感に基づく、デザイン主導のアプローチの有名な支持者と言えば、まず名前が挙がるのは、スティーブ・ジョブズである。
問題に対処し、新たな機会を見出す斬新な手法を探しているものの、データ優先の考え方に行き詰っているなら、「Designing For Growth」を読むと良いだろう。特に目新しいコンセプトが提示しているわけではなく、また、時折、「最新の業界用語」として、ありきたりの考え方が紹介されているものの、基本的なアイデアは説得力がある。事実、幾つかのアイデアをSEOの問題に直接適応する価値はある、と私は思う。
数年前からたまに使われるようになりましたが、小難しすぎるのかバズワードになりそうでならなかった「エンゲージメント」という言葉。SEO Bookがエンゲージメントに焦点を当てたマーケティング活用をしようという記事を書いており内容も納得できるものだったのでここに紹介します。SEOはもちろんウェブマーケティング全般に通用する内容だと思います。 — SEO Japan
ブランド。とてつもなく大きなトピックだが、エンゲージメントに関して、ブランドに少し注目してみよう。ブランドにとって最も重要なのは経験である。消費者は感情と考えをブランドに関連付けようとする。アップルのブランドは、テクノロジーであるだけでなく、ファッションであり、品質、そして、個性でもある。アップルは様々なレベルでエンゲージメントを作り出しているが、最も効果的なのは、アップルの製品を購入すると“仲間”になれた気持ちになる点ではないだろうか。賢明に作り出された「アップル vs その他のメーカー」の構造の中で、アップルに所属する感覚、そして、製品の購入を擁護する感覚および正しさを主張する感覚は、奥深いエンゲージメントを生む。
SEO Bookだけに基礎知識という割には若干必要以上に長めの内容になっている気もしますが、日々トラフィック獲得に苦慮しているサーチマーケッターにとっては、そのトラフィックの価値を最大化するアプローチとして学ぶ・参考にすべきところが多い考え方だったのではないでしょうか。コンテンツマーケティングが注目されている最近ですが、記事にもあるようにコンテンツの提供のみに終わらず、コンテンツ経由でさらなるエンゲージメント、対話につなげていくことが重要ですよね。
エンゲージメントレベルが高いサイトはGoogleのアルゴリズム的にも今後はSEOにも有利になりそうですし(って話を小さくしてはいけないのですが)、エンゲージメント・マーケティングと新たなバズワードを目指さずとも、エンゲージメントを意識したSEOやコンテンツマーケティングに取り組んでいきたいものです。 — SEO Japan [G+]
先週はSMX Westのライブレポートをお届けし、すっかりSEO色に染まり直ったSEO Japanでした。同時に、SMX WestのキーノートがSEO Japanでもお馴染みのコピーブロガー代表のブライアン・クラークであったことにも象徴されるように、今日のSEOとコンテンツマーケティングが切っても切れない関係になっていることは間違いありません。ということで、コンテンツマーケティング関連の記事を今週は色々紹介していきたいと思います。第一弾はあのSEO Bookによるコンテンツ論。 — SEO Japan
SEO Bookにしては意外と軽めのないようでしたが、納得できる内容でした。量より質、という話かと思いますが、具体的に質の高め方を説明してくれているのは初心者コンテンツマーケッターには参考になるでしょう。しかし前半の「大半の会社においては、「収益が王様」であり、「注目が女王様」であり、コンテンツは、この2つを得るために用いられる手段でしかない。」という一言は重かったですね。「コンテンツが王様」といわれても、というか昔からいわれていますし理解してもいるのですが、どこか薄氷の上で語られているような気分になる自分もいるのですよね。コンテンツをあくまでも本来の目的を達成するための手段と捉えている故の気持ちかもしれませんし、実際そうだと思うのですが、本当に王様扱いしなければ、肝心の収益や注目も付いてこない時代になりつつあるわけで、その意味で、コンテンツを裸の王様から真の王様に変える努力に真剣に取り組む必要があるのかもしれません。 — SEO Japan [G+]
SEO界隈で昔から何度も何度も話の話題になるトピックが存在します。ページランク、ブラックハット vs ホワイトハット、ランキングを追うことの意味、などなど。。。今回はSEO業界の陰の重鎮、SEO Bookのアーロン・ウォール先生がそんなぬるま湯議論を立て続けにブッタ切る爽快な記事を。 — SEO Japan
この議論は、長年この業界に存在しており、醜い主張を行う人が、時折現れる。とりわけ、自分自身でランキングをチェックしたため、もしくは、第三者のプロバイダーからランキングに関するデータを買ったため、SaaS業者が、サービスの一部を諦めざるを得ない状況をグーグルが作り出した結果、この議論が再燃する機会が増えた。「我は汝よりも神聖である」と指摘する人達が続出し、主な、もしくは、唯一のKPIとしてランキングを報告するSEO業者に天罰を与えるべきだと、声を上げるようになった。まずは、ブラックハット vs ホワイトハットの議論のように、専門家に任せるべきである。クライアントへの報告の手段が適切だと考えているなら、是非、その手法にこだわってもらいたい。「これが私のやり方です。クライアントも気に入っています」と堂々と主張すればよい。しかし、他の人達にあれこれ指導する行為は、慎んでもらいたい。
昔からSEOをやっていた人にはある種懐かしい記事でもありました。SEOは元々どちらかというと広告予算がない中小企業や個人が、検索エンジンの裏をかいて上位表示&集客を目指すゲリラ的手法として登場・進化してきましたから、どうしてもスパム的な扱いをされてきたのはある種仕方ない面もあるのですけどね。そもそも当時は検索広告自体がありませんでしたし。それから15年、今やネットでも主流のマーケティングチャンネルに成長した検索エンジンでもありますが、検索エンジンのアルゴリズム、そしてSEOもかつての姿からは劇的に進化しています。業界歴10年以上のベテランSEOの皆さん、時代に即したあるべきSEO戦略を練って結果を出し続けていきたいですね。 — SEO Japan [G+]
自称SEOの専門家は無数にいますが、皆が皆自分でSEOのテクニックを日々実験しアルゴリズムを体感した上でSEOを語っている人は限られるかもしれません。本やネットで得た知識や、多少のサイト運営経験やクライアント仕事で「百戦錬磨のベテラン」のごとく語れる強心臓の持ち主はともかくとして、日々SEOを自ら実践しているSEOエキスパートでも常にアルゴリズムが進化し続けるGoogleを前に何事も絶対とはいいきれないもどかしさを感じることはあるでしょう。ある程度の経験を積んでこれば世の中に溢れるSEO情報を見た際に自分の感覚である程度物事を判断できるようになるとは思いますが、初心者であれば海外情報派のSEOプロや実戦勝負のアフィリエイター含めて様々な情報が溢れるこの世界、一体何をどこまで信じていいのかわからない、という方も多いでしょう。今回はSEO Bookから世の中に溢れるSEOに関するアドバイスを正しく読み解くための記事を。 — SEO Japan
特にリンク構築においては常にペナルティのリスクもありますし、多少なりとも意図的なリンク施策を行っていく上で、様々な考察がネット上に溢れているだけに、悩ましいところではあります。グレーゾーンの安全圏レベルで取り組んでおくのが無難とは思いますが、そもそもそれがどこまでかを判断するにもそれなりの経験と知識がいりますよね。なんというか、実用的というより考えるきっかけをくれるような記事ではありましたが、自ら経験を積むしかないという結論は私の前段のコメントと一緒になってしまい、楽な道はない、という話でもありました。 — SEO Japan [G+]
SEOがある程度のテクニックで実現できた時代には、SEOだけを駆使してアフィリエイトサイトを量産し、それなりの収益を 上げることもできました。Googleのアルゴリズムが進化した今、SEOだけに頼ってサイトの上位表示を達成することは難しいですし、そもそもSEOに依存したビジネスは極めて不安定です。今回はそんな個人のSEOノウハウでこれまで時代を駆け抜けてきたあなたが、今後もその経験と知識を活かしつつさらに活躍していくためのアドバイスをSEO Bookが送ります。 — SEO Japan
「SEOの最適化」?「SEO対策」ばりに意味不明な言葉の使い回しだろ、、、と思われた方もいるかもですが、いえいえ、全く正しい使い方です。Googleの進化と共に消え去りつつある従来のSEOに変わる今後のSEOモデルの形を考えてみようという記事をお久しぶりのSEO Bookから。今後の方向性に悩むSEO担当者とSEO業者の皆さんは読むべし?– SEO Japan
大半の検索マーケッターが認識している、明らかなコンバージョンのルートが存在する。インターネットユーザーがランディングページに到着する。 オファーされているものを購入するユーザーもいれば、ランディングページを去るユーザーもいる。コンバージョン/閲覧回数 x 100が、コンバージョン率として導き出される。
前半は若干のSEO Book節が顕在でしたね。後半は、もはやSEOか?という議論はありますが(実際、私もコンバージョン施策は別会社で行っています)、それがすべてでは無いにせよ一つの方向性としてはありますよね。従来の形でいう「SEO業界」は瀕死状態に等しい日本の現状ですが、さてさて3年後にはSEOを取り巻く環境はどうなっているのでしょうか。 — SEO Japan [G+]
プレスリリースをSEOに活用する戦術は、英語圏では一般的な手法として使われてきましたが(日本ではそこまで使われていなかったと思います)、意図的なアンカーテキストリンクを盛り込んだ内容の薄いリリースが大量生産され続けた結果、Googleが公式にプレスリリース内のリンクを実質スパム認定するような見解を述べる始末。質の高いコンテンツを生産することが大事なのはわかっていても、それにはコストも手間もそれなりにかかり、結果も保障されるものではないのもまた事実であり、意図的なリンク構築に頼れないウェブマスターの悩みはつきません。今回はSEO Bookが久々のGoogleとウェブマスターを取り巻くSEO事情に関するエッセイ的記事を。– SEO Japan
特に結論がある話ではありませんでしたが(いや、あるのか)、集客や収益の多様化が重要とはいえ、SEOはもちろん、検索エンジンに依存しないウェブビジネスは、限りなく一部でしょうし、成功しているウェブビジネスの多くはSEOにトラフィックを相当依存しているケースが多いのもまた事実。もちろん、その多くはペナルティを受ける確率は限りなく低い正攻法のSEOを長年続けてきたサイトとは思いますが、ちょっとしたアルゴリズム更新でがロングテールワードの平均順位が1ページ目から2ページ目に下がるようなことがあれば、トラフィックへの影響は莫大なものがありますよね。特にGoogleが余りに圧倒的な検索プラットフォームとして君臨している今日、わかっていても、どうしようもできない現状のような気もします。無理せず地道にSEO以外のことも考慮しつつコンテンツ作りに励んでいくしかないのでしょうが、ウェブマスターの仕事と悩みは募るばかりです。 — SEO Japan [G+]
Googleのペナルティ発動が当然のこととなり、従来の安易な外部リンク頼みのSEOが通用しなくなっている今日この頃。そろそろビジネスを鞍替えしようか、はたまたより高度な内部コンサルやリンク構築サービスにSEOを発展させようかと悩んでいるSEO会社も多いと思います。そんなあなたにピッタリかもしれないSEO会社を成長させるための17のアドバイスをSEO Bookから。とある本を元に筆者がSEO会社視点でコメントを付ける形で書かれていますが、SEOのみならず、ウェブマーケティング、ウェブコンサル、代理店等、ありとあらゆるサービス系会社に参考になる内容になっています。 — SEO Japan
検索エンジンがインターネットで普及し始めた15年以上前から存在し続けてきたのがSEO。その手法は時代と共に大きく変わってきましたが、検索エンジンというネットにおける大きな集客チャンネルからユーザーを誘導したいというニーズは常に存在しますし、検索広告市場が巨大化(=Googleが世界最強レベルの企業に成長し)すると共にSEOも一定の成長を遂げてきました。にも関わらず、いつまでたってもSEOがイマイチ評価を受けないのもまた事実。検索アルゴリズムの裏をかいて順位操作しよう、というその姿勢やその過程で実施される手法が疑問視されがちなことは理解できますが、最近は肝心のSEO業界の中心的存在でもあったSEO Mozがその名からSEOを取りMozとしてリブランディングに取り組み中な始末。彼らの場合は、出資も受けている企業を成長させるうえでSEOを超えたさらに上位階層、最近話題のインバウンドマーケティングの枠組みに入っていきたい思惑があることが理由とは思いますが、いずれにしてもSEOで頑張ってきた私からすると少し悲しい話でもあります。今回はそんなSEOやインバウンドマーケティングにまつわる旬な話題をSEO Bookが書き綴った興味深いエッセイ的な記事を。 — SEO Japan
ほぼ雑感を書き殴っただけに近いアーロン・ウォールの雑文でしたが、SEOに10年以上携わっている人間として気持ちはよく分かる記事でしたね 笑 インバウンドマーケティング、コンテンツマーケティング、旬レベルではSEOを遥かに凌駕していますし、SEOはその一部と言い切ることは簡単ですが、実際に結果につながるマーケティングができるかは、また別問題。もちろんSEO業者も従来型のSEOだけに固執していてはGoogle&時代に取り残されるのへ目に見えていますし、インバウンドマーケティング、コンテンツマーケティング的な幅広い視点を持ってSEOに取り組みたいですね。 — SEO Japan [G+]