子供たちのためのUberを目指すHopSkipDrive

先日TechCrunchはロサンゼルスを目指して南に向かった、目的は私たちのミニミートアップのため、そして急成長する同地域発のハイテクシーンに追いつくためだ。

私たちの注意を惹いたスタートアップの一つがHopSkipDriveだ。子供送迎のためのUberを目指している。Uberに1人で乗るためには乗客は少なくとも18歳である必要があるので、それに代わってHopSkipDriveは忙しい両親のための送迎問題を解決したいと考えている。

「一般的な相乗り市場にはないニッチを本当に埋めているんですよ」と、CEOのJoanna McFarlandは上のビデオの中でTechCrunchに語っている。3人の共同設立者全員が母親であり、子供たちを必要な場所に送り届けるために「もっと良い方法があるべきだ」と感じていたチームなのだ。

ダウンタウン・ロスアンジェルスに拠点をおくこのスタートアップ企業は、1400万ドルの資本金Upfront Ventures、FirstMark Capital、その他から調達し、子供たちのための安全な相乗り手段を提供したいと考えている。安全性に焦点を当て、同社は保育者を兼ねたドライバーを探しているという。

「私たちの自慢は、項目が15点にも及ぶ安全認証プロセスです」と、共同創設者兼運営方針責任者のCarolyn Yashari BecherはTechCrunchに語った。彼女はHopSkipDriveの背景調査と指紋照合について熱く説明した。彼女はまた、従事するドライバーたちが、過去に子供を相手に働いた経験(乳母から教師に至るまで)を持っていることを強調した。

Uberと異なり、アプリはオンデマンドではない。ユーザーは事前に時間をえらび、送迎のためのドライバーを予約する。

正しいドライバがピックアップすることを確かにするために、子供たちには秘密のパスワードが伝えられ、両親はGPS追跡アプリを介して移動を追うことができる。

多くの親が、そのようなサービスの必要性に共感しながらも、少し前には「Uber型子供送迎サービスShuddleが、資金調達難から突然の事業停止」というニュースも伝えられた。このスタートアップは最近、残った事業の一部をHopSkipDriveが引き継ぐ形で、事業停止された。

しかしMcFarlandは「ブランドへの信頼性と、私たちのような者が創業者であること」が、サービスの背後で情熱を支えてくれるので、HopSkipDriveは広く受け容れられることを信じている、と語った。

HopSkipDriveはロサンゼルスとサンフランシスコで現在利用可能である。近い将来における、他の地域への拡大も希望している。

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(翻訳:Sako)

Uber型子供送迎サービスShuddleが、資金調達難から突然の事業停止

shuddle

Shuddle(シャドル)のファンには残念なお知らせだが、Shuddleはシャットダウンならぬシャドルダウンすることになった。明日(米国時間4月15日)を持ってサービス提供を停止する。

Shuddleの売りはその安全性に有った。ドライバーの詳細なバックグラウンドチェックはもちろん、運転中も、道順からそれていないか、スピード違反や運転中にメール交換をしていないか等がチェックされると共に、追跡情報がリアルタイムに両親へ提供されていた。また、子供の放課後の様子調査等、普通のドライバーが気味悪がるようなことさえ、Shuddleのドライバーは行う事が認められていた。

サービス停止のニュースは、本日(米国時間4月14日)の午後にユーザーへ送られたメールによって伝えられた。かなり突然な印象ではあるが、明日の営業終了をもってサービスが停止される。

Shuddleは、ドライバーに対して一両日中に未払い分の料金を支払うことを約束している。

CrunchBaseによると、Shuddleは今日までに1220万ドルもの調達に成功しており、最近では昨年3月に960万ドルの出資を獲得していた。

こちらがサービス停止に関するメールの全容:

◯◯様

誠に遺憾ながら、4月15日(金)をもってShuddleの業務停止、および事業の精算を行うことになりましたことを、組織全体を代表してご連絡差し上げます。我々は、継続的な成長が実現できるよう、資金調達に努めてまいりましたが、最終的には事業継続に必要な資金を調達することができませんでした。

4月15日(金)中は、これまで同様、Shuddleをご愛顧頂く理由でもある安全と信頼を第一に考え、皆様のようなご家族、そしてドライバーの方々に対してサポートを行って参ります。ドライバーの皆様には、最終営業日もユーザーであるご家族の皆様へのサービス提供にご協力頂き、お礼申し上げます。4月18日(月)に、ドライバーの方々へ最後の給与明細が発行されます。通常と同様の振り込みが行われますので、皆様の口座に振込内容が反映されるまで1〜2営業日かかる可能性がございます。

お電話でのサポートサービスは金曜日中まで、Eメールでのサポートサービスは、4月18日(月)中までご利用頂けます。一般的なお問い合わせについては、support@shuddle.us、お支払いに関するお問い合わせはpayments@shuddle.usまでご連絡下さい。

2016年に入ってから、Shuddle Servicesをご利用し得られた収入額が600ドル以上のドライバーの方には、 1099-MISC(雑収入の申告書)が発行されます。申告書上には、Shuddle上での運転サービスによる収入、ボーナス、経費精算、特別イベントクレジット等が記載されています。また、同時期に、収入額が2万ドル以上かつ、200回以上のサービス提供を行った方々に対しては、1099-Ks(別の税申告書)が発行されます。税関連の法令遵守および、Shuddle Servicesのご利用を勘案した税控除に関するご質問は、税理士等の専門家までご相談下さい。

ドライバーの方々が、新しくそしてやりがいのあるフレキシブルなお仕事の機会をみつけられることをお祈りすると共に、父兄の皆様には、日頃よりお子様が安全に学校やご自宅、そして遊び場へと移動できるよう尽力されていることに対し、頭が下がる思いでいっぱいです。

Shuddleのご利用誠にありがとうございました。

引き続き安全な旅をお送りください。

Shuddle一同

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(翻訳:Atsushi Yukutake 500px