Wacomのプロ用ペン入力タブレット型コンピューターは13.3″, 15.6″でタブレットという呼称を拒否

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New York Comic Conは盛りだくさんの何でもあり。Netflixのオリジナル番組のコスプレパレード。Lou Ferrigno本人がHulkのDVDにサインしてくれる。そして今夜は、Legends of the Hidden Templeのパネルがあるらしい。そこにないもの、と言えばテクノロジーの見せ場か。でも、いくつかの発表には、あちこちでテクノロジーが駄々漏れしている。

その筆頭が、Wacom。同社は、タブレットが単なる、電話機としては使わない大きな電話機ではなかった時代に逆戻りする。そしてBambooで消費者の受けをねらったけれども、同社の主食はあくまでもプロフェッショナルたちだ。

そしてプロ受けをねらった場合、タブレットはもはや消費者が大画面でFruit Ninjaを楽しむデバイス“タブレット”ではなくて、同社が発明した新しい機種分類、“モバイルコンピューター”になる。ターゲットはアーチストやデザイナー、われわれ一般大衆ではない。

2D, 3D, およびCADのアーチストやデザイナー向け、という同社のMobileStudio Proモバイルコンピューターは、Windows 10を搭載したペン入力のコンピューターで、6種類の機種構成だ。うち4つは13.3インチ、2つが15.6インチ。入力用のペンは新製品Pen 2の改良型で、Adobe Creative Cloudを完全に使える。

さらにオプションで3Dカメラをサポート、Wacom LinkでMacやPCにつなげば、Cintiq的なデバイスにもなる。

SSDは64または512GB、お値段は1400ドルから。15.6インチモデルがややお高いのは、画面が4Kのせいもある。いずれも、発売は11月の後半を予定している。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

Wacomの手描きメモ帳アプリBamboo PaperがAndroid、Windows 8、Kindle Fireにも対応

お絵描きタブレットやデジタイザなどのハードウェアを作っているWacomが、自分たちで作ったメモ帳アプリの可利用域を、これまでのiPadオンリーからAndroidとWindows 8とAmazonのKindle Fireタブレットにまで拡張した。このメモ帳アプリは手描きの文字や絵で入力でき、Wacomのタブレット用スタイラスBambooシリーズや、Intros Creative Stylus、およびそのほかのメーカーの汎用デバイスで利用できる。

Wacomがメモ帳アプリというソフトウェア分野に進出したのは昨年だが、このプロジェクトではWacom Ink Layer Languageというものを使って、ユーザが複数のデバイスやプラットホームの上で作品の共有と編集ができる。またSurface Pro 3用に特製した手描きメモ帳アプリは、クラウド上の手描き入力サービスOneNoteと共に使用する。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


Wacomが4月に発売のCintiq 13HDは13インチでフルHD, お値段は999ドル

Wacomのドローイング(drawing, お絵描き)タブレットCintiqシリーズは、デジタルグラフィクスの制作ツールとしては最高の製品で、中でも12WXはエントリレベルのすばらしい小型低価格機として市場を支配してきた。でも12WXはすでに5歳になり、その間にディスプレイやドローイングタブレットの技術は進んだ。そこで今日Wacomは、完全な新製品Cintiq 13HDを発表した。

13HDは最近出たより大型の22HDや24HDに近くて、去りゆく12WXとの共通点は少ない。13インチの液晶ディスプレイは1920×1080のHD、2048段階の感圧機能を有する。12WXは最大解像度が1280×800、感圧能力は1024段階だ。13HDの画素数は22HDと同じなので、後者より40%小さな画面では画素密度が高く、テキストも画像もよりくっきり表示される。

Cintiq 13HDはスタンド付きで、角度は4段階にロックできる(フラット、22度、35度、50度)。サイズ的にもラップトップ的に使える唯一の機種なので、ポータブルでもある。

発売はWacomのオンラインストアと、数社のパートナーから4月初めに開始される。お値段は999ドル95セント。これはMacやPCを要するドローイングタブレットだから高価に感じるかもしれないが、上位機種22HDの2000ドルに比べればお買い得だ。ぼくは12WXを持っていて大ファンだが、13HDを早く試してみたくて、うずうずしている。

なお、前にも本誌で報じたように、WacomはMacもPCも要らないスタンドアロンのドローイングタブレットを出す予定で、それとデジタルアートのコミュニティで長年待望されていた仕様の13HDを合わせると、今年は同社にとって、とてもビッグな年になりそうだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


プロ用お絵描きタブレットのWacomが“コンピュータの周辺機器ではない”自立型製品を予告

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写真やアートのプロのための感圧入力機器では長年のリーダーであるWacomが、同社のFacebookアカウント上で、新製品のモバイルタブレットを予告している。それはWacomによれば、お客様の熱心な要望にお応えして、“そのほかのタブレットにはない、プロ用の感圧ペンやスムースなマルチタッチ、HDのディスプレイなどの機能を盛り込んだ”製品、という。

このタブレット製品のためにWacomは1日24時間週に7日間の開発努力を続け、この夏には発売できる、と言われている。Microsoft Surface ProやSamsungのGalaxy Noteなどのタブレットも、感圧方式のスタイラス入力はその技術をWacomに仰いでおり、だから同社自身がモバイル製品に導入しても不思議ではない。しかしこれまでの同社のハードウェア製品はあくまでも周辺機器であり、Bamboo、Intuos、Cintiqなど電源をUSBに依存する描画用パッドもすべて、コンピュータにつないでから使用する。

でも今度出るタブレット製品は、Wacomの初めてのスタンドアロン製品のようだ。Facebook上の予告はプラットホームについて言及していないが、おそらくAndroidだろう。人気WebコミックPenny Arcadeの作者Mike “Gabe” Krahulikが最近、Surface Proとそれが内蔵するWacom技術への愛について長い記事を書いていたから、Windows 8という線も捨てられない。

Wacomの唯一の課題は、スタンドアロン製品を買いやすいお値段にすることかもしれない。Cintiqシリーズの描画パッドの12インチ(12WX)は899ドルだが、本体のほかにコンピュータを必要とする。コンピュータ内蔵の完全自立型Wacomタブレットも、本格的なプロ用仕様ともなればお安くはないだろうが、でもCintiq 12WXが出た2007年に比べると、技術も必要部品も安くなってるはずだ。今日このごろ、スマートフォンとタブレットが世の中に氾濫しているから、高度な技術を狭いところに詰め込む、かつては神業的だった製造技術も、今やそれほど高価なものではない。

今Wacomに詳しい情報を求めているので、情報が入り次第この記事をアップデートしよう。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))