今日はWindowsワールドにとって重要な1日だ。Microsoftは、 Surfaceタブレットのセキュリティーパッチ一式とアップデート、およびWindows 8.1の機能追加を、8月アップデートの一環として公開した。
パッケージには、9件のセキュリティーアップデートが含まれ、Microsoftが「37種類のCommon Vulnerabilities and Exposures」と呼ぶ脆弱性リストに対応している。Surfaceのアップデート方が少し興味深い内容で、Surface Pro 3、Surface Pro、およびSurface RTが対象。安定性の改善やハードウェアの微調整が予想される。
Windowsについては、新バージョンはアップデート2とは呼ばれていないが、Microsoftが毎月配布しているWindowsアップデートよりも重要な新機能が織り込まれており、これは新しい試みだ。Windows 8.1 アップデート1では、Microsoftは機能を集約して一括して提供した。今回は新しいコードをいち早く公開する方向のようだ。
ではこの「アップデート2ではない8月アップデート」には何が含まれるのか? トラックパッドの改良、 SharePoint Onlineの連携改良、デベロッパー向けのWi-FiAPIのアップデートなどだそうだ。いずれも必要なアップデートだろうが、なるほど4月に発表されたアップデート1ほど大規模なものではない。
ともあれ、Windowsユーザーにとっては新しいコードの日になった。Windowsアップデートを手に入れて、そう、Windowsをアップデートしよう。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook)