西日本旅客鉄道は5月20日、同社の連結子会社13社が運営するショッピングセンター28施設内の約3000店舗で、スマホによるコード決済に対応することを発表した。5月21日より「天王寺ミオ」と「和歌山ミオ」でPayPayとLINE Payが利用可能になる。
6月には「アルビ大阪」「アルビ住道」「エスト」「アルデ新大阪」などでほかのコード決済サービスを含めて順次利用可能となる。8月以降は大阪と富山、岡山、島根、鳥取の全施設と広島のさんすて福山、9月以降は兵庫の全施設と広島のエキエ、10月以降は京都の全施設、そして2020年2月に石川と福井の全施設、計28施設が導入する予定だ。具体的には以下の28施設。
- 大阪府
天王寺ミオ(天王寺SC開発)
アルビ大阪(JR西日本大阪開発)
アルビ住道(JR西日本大阪開発)
エスト(JR西日本大阪開発)
アルデ新大阪(新大阪ステーションストア)
ルクア大阪(JR西日本SC開発) - 兵庫県
リブ(神戸SC開発)
プリコ六甲道(神戸SC開発)
プリコ三ノ宮(神戸SC開発)
プリコ神戸(神戸SC開発)
プリコ垂水(神戸SC開発)
ピオレ明石(神戸SC開発)
プリコ西明石(神戸SC開発)
ピオレ姫路(神戸SC開発) - 和歌山県
和歌山ミオ(和歌山ステーションビルディング) - 京都府
ポルタ(京都ステーションセンター)
ザ・キューブ(京都駅観光デパート) - 富山県
マリエとやま(富山ターミナルビル)
とやマルシェ(富山ターミナルビル) - 石川県
金沢百番街(金沢ターミナル開発)
プリズム福井(金沢ターミナル開発) - 岡山県
岡山一番街(山陽SC開発)
さんすて岡山(山陽SC開発)
さんすて倉敷(山陽SC開発) - 広島県
さんすて福山(山陽SC開発)
エキエ(中国SC開発) - 鳥取県
シャミネ鳥取(JR西日本山陰開発) - 島根県
シャミネ松江(JR西日本山陰開発)
対応するコード決済は、PayPay、LINE Pay、Origami Pay、メルペイ、d払い、au PAY。そのほか中国系のアリペイ、WeChat Payも使える。併せて電子マネー決済も導入し、SuicaやICOCAをはじめとする交通系ICカードのほか、iD、QUICPay、nanaco、PiTaPa、楽天Edy、WAONが利用可能になる。
なお、今回のコード決済と電子マネー決済に併せて導入されるのが、NTTデータが提供するクラウド型総合決済プラットフォーム「CAFIS Arch」。決済端末本体と電子マネー/クレジットカード/デビットカードの認証端末、コード決済用のハンディーリーダーで構成される。