Android向けFacebook Home国際版リリースへ(日本語版は公開済み)

読者がアメリカ以外の国に居住していて、高機能スマートフォンを所有しており、どうしてもFacebook Homeを試してみたいと熱望しているなら、今日はラッキーな日だ! ニューヨークで開催中のAllThingsDのDive Into Mobileカンファレンスで、Facebookのモバイル・エンジニアリング担当副社長、コリー・オンドレイカが「Facebook Homeはこの後、今日中に国際版がリリースされる」と述べた(日本版はすでにGoogle Playストアからダウンロード可能)。

オンドレイカは「アメリカ以外の世界各地向けのHomeは今日公開される。われわれは残っていたバグを全て退治したかったのでまずアメリカで公開した」と語った。

オンドレイカはどんなバグが残っていたのが具体的には明らかにしなかったが、Homeをめぐる大騒ぎに参加できなかった海外ユーザーにとっては朗報だろう。Facebookが標準のホームスクリーンを独自のものに置き換えた点についての当初の反応はどちらかといえば批判的だ。The Next Webが指摘しているように、Google Playストアのユーザー評価では1つ星がえらく多い。

Homeを公式にサポートしているのはHTC One X/X+、Samsung Galaxy S III、Samsung Galaxy Note IIだけだが、他の機種でもなんとか作動させる非公式な方法が存在する。

一方でHomeのiOS版の登場を待ち望んでいたユーザーには悪い知らせがあった。オンドレイカによれば「Chat HeadsはiOSの Facebookアプリに次回のアップデートで追加されるが、Homeそのものについては、当分iOS版が公開される予定はない」ということだ。

〔日本版〕Facebook HomeはGoogle playで日本語版が公開中。FacebookとFacebookメッセンジャー最新版が必要。

Homeを起動すると「ホーム選択」窓がポップアップするのでFacebook Homeを選ぶ。「この操作の標準として使用」にチェックを入れれば以後Homeがデフォールトで適用される。変更するには「設定」でホームを変更する。チェックを入れないとホームボタンを押すたびに「ホーム選択」が表示される(スリープからの復帰の場合は表示されない)。試用するだけなら、チェックをいれないほうが便利だろう。 

Homeを起動すると添付写真を背景に友だちの投稿が1件ずつ表示され、中央に最近の投稿5件が表示される。画面下部にユーザー本人のアバター写真の丸いボタンが表示される。長押しすると「メッセンジャー、アプリ、システム」の3つのアイコンが表示されるのでアバターをドラグして選択する。

[原文へ]

(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+