今日(米国時間12/10)発表された最新レポートによれば、スタートしてからわずか1月と少しでApple TVのApp Storeは、すでに2624本のアプリが登録されているという。このペースで新規登録が続けば1月後に5000本、来年初頭に1万本の大台に乗ることも十分可能なようだ。
このデータを収集したのはApple TVのアプリ・モニターのパイオニアのひとつ、appFiguresだ。発表されたレポートにはカテゴリー別の内訳も掲載されている。予想されたことながら、もっとも人気の高いカテゴリーはゲームだった。登録本数は1002本で全アプリの38%を占める。
appFiguresによれば、ゲームとエンタテイメントという当初からのカテゴリーに加えて、Appleがストアのオープン後に追加したカテゴリーでは教育、ライフスタイル、音楽、健康とフィットネス、写真、ニュースとスポーツが人気が高い。一見して奇妙に思えるのはユーティリティ、音楽、写真分野の登録本数がニュースとスポーツより多いことだ。今後サブカテゴリーが設けられば事情はもう少しはっきりしてくるのだろう。
appFiguresはまたApple TVのアプリのビジネスモデルも分析しており、39%が有料アプリだという。大半は月額2.99ドル以下だ。一部のデベロッパーは9.99ドル以上で、中には59.99も課金するアプリもある。【略】
このレポートを分析すると、少なくとも今のところ、ユーザーは「お気に入りの番組をストリーミングするのに便利なデバイス」としてApple TVに魅力を感じているようだ。エンタテイメント・アプリはトップ50位のうち28本を占めている。登録本数からいえばもっとも人気の高いゲーム・カテゴリーのゲーム分野で50位以内に入ったのは8本に過ぎなかった。
とはいえ、現在のApple TVが最近スタートしたばかりのサービスであることに変わりはない。ストアには毎週447本の新アプリが登録されているという。このスピードで拡大しているのであれば、上述のトレンドがいつ大きく変化しても不思議はないだろう。
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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+)