【抄訳】
Webホスティングサービスの王者の勝利を誇示するような大集会が、今年もラスベガスで行われている。そのAmazon Web Servicesのデベロッパーカンファレンスre:Inventでは今日(米国時間11/28)、このサービスがホストしているアプリケーションをオフラインでも使える新しい機能、AppSyncが発表された。
今朝発表された同社のブログ記事が、この新しいサービスの概要を説明している。
その記事によると、AWS AppSyncは、完全に管理されたサーバーレスのGraphQLサービスで、デバイスがオフラインでもリアルタイムのデータクェリを可能にする。そして接続が可利用になればローカルデータをシンクする。
Amazon技術のエヴァンジェリストのようなTara Walkerの、少々分かりづらいブログ記事によると、GraphQLはデータクェリ言語で、リアルタイムのデータ取り出しとクェリの動的実行を行うサーバーサイドのランタイムだ。
クライアントアプリケーションを作るときにはGraphQLはアプリケーションレイヤで動き、スキーマを定義するためのタイプシステムを提供する、と上記のWalkerは言っている。
そしてこれらのスキーマが、データに対する操作の仕方とデータの構造をコントロールするスペックになる。GraphQLはまた、多くのプログラミング言語やライブラリがサポートしている宣言的プログラミングモデルで動作する(これもWalkerより)。
以上でよく理解できた方は、ぼくよりも優秀だ。でもなにしろ、Walkerは、AppSyncについてこのように書いているのだ。
デベロッパーはスキーマを作って、GraphQLで開発するAPIのタイプと能力を定義し、“Resolver”ファンクションに結びつける。スキーマは既存のデータソースに基づいていてもよいし、あるいはAppSyncがスキーマの定義に基づいて自動的にテーブルを作ることもできる。
デベロッパーは、バックエンドのデータソースに関する知識がなくても、GraphQLの機能を利用してデータの発見(データディスカバリ)ができる(これは便利だ)。
Walkerは、さらにこう説明している:
【後略】