バックアップサービスのBackblazeが6.0へアップデート、ストレージも容量アップ

Backblazeは元々、消費者向けのバックアップサービスだったが、最近ではクラウドストレージなど、そのほかのサービスも提供している。しかし今日(米国時間1/17)は元のルーツに戻り、Backblaze Cloud Backup version 6.0をローンチした。その同社のメインのサービスは、無制限のストレージとデータ転送をユーザーに提供している。

今回のアップデートにより、最大50%のスピードアップとオーバヘッドの減少が提供され、そしてまた、モバイルのホットスポットを使っているとき、ISPの帯域不足などにより有料のネットワークを使ってしまうことを防ぐ。このほか、Googleのシングルサインオンがサポートされる。

ユーザーはバックアップされるスナップショットをBackblazeのクラウドストレージサービスB2に保存できる。これによりたとえば、古いコンピューターのデータをすべて保存して、新しいコンピューターへ移行できる。また恒久的なアーカイブとして使ってもよいし、すべてのSteamダウンロードをB2に移して自機のスペースを確保するような使い方でもよい。ユーザーが自分のバックアップからファイルをリストアするときと同じく、直接ダウンロードしてもよいし、あるいはUSBドライブにコピーしたものを送ってもらってもよい。

USBドライブといえば、BackblazeはそのUSBキーの容量を256GBに倍増し、ハードディスクは最大8TBを保存できる。8TBで契約しても、そんなに使わなければ返金してもらえる。

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AWSのAppSyncでアプリケーションのオフライン利用が可能に

【抄訳】
Webホスティングサービスの王者の勝利を誇示するような大集会が、今年もラスベガスで行われている。そのAmazon Web Servicesのデベロッパーカンファレンスre:Inventでは今日(米国時間11/28)、このサービスがホストしているアプリケーションをオフラインでも使える新しい機能、AppSyncが発表された。

今朝発表された同社のブログ記事が、この新しいサービスの概要を説明している。

その記事によると、AWS AppSyncは、完全に管理されたサーバーレスのGraphQLサービスで、デバイスがオフラインでもリアルタイムのデータクェリを可能にする。そして接続が可利用になればローカルデータをシンクする。

Amazon技術のエヴァンジェリストのようなTara Walkerの、少々分かりづらいブログ記事によると、GraphQLはデータクェリ言語で、リアルタイムのデータ取り出しとクェリの動的実行を行うサーバーサイドのランタイムだ。

クライアントアプリケーションを作るときにはGraphQLはアプリケーションレイヤで動き、スキーマを定義するためのタイプシステムを提供する、と上記のWalkerは言っている。

そしてこれらのスキーマが、データに対する操作の仕方とデータの構造をコントロールするスペックになる。GraphQLはまた、多くのプログラミング言語やライブラリがサポートしている宣言的プログラミングモデルで動作する(これもWalkerより)。

以上でよく理解できた方は、ぼくよりも優秀だ。でもなにしろ、Walkerは、AppSyncについてこのように書いているのだ。

デベロッパーはスキーマを作って、GraphQLで開発するAPIのタイプと能力を定義し、“Resolver”ファンクションに結びつける。スキーマは既存のデータソースに基づいていてもよいし、あるいはAppSyncがスキーマの定義に基づいて自動的にテーブルを作ることもできる。

デベロッパーは、バックエンドのデータソースに関する知識がなくても、GraphQLの機能を利用してデータの発見(データディスカバリ)ができる(これは便利だ)。

Walkerは、さらにこう説明している:

【後略】

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RackspaceがWebホスティング部門Cloud SitesをLiquid Webに売却

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一週間あまり前からの噂ではRackspaceが売りに出ているということだったが、しかし今日(米国時間8/8)の同社の発表によると、何もかも洗いざらい売るのではなく、Webホスティング部門のCloud SitesをLiquid Webに売る、という話だ。

Liquid Web自身が、クラウド上のWebホスティング企業だから、両社は相性抜群で、同社が買収によって事業を拡大しようとしているように見える。

また両社はともに、献身的なカスタマサポートをマーケティングの柱にしており、Liquid Webによると、それこそが同社をWebホスティングのその他大勢から差別化する要素だ、という。

Liquid WebのCEO Jim Geigerが、声明文で言っている: “残念なことにこの業界は、サポートのないサービスがトレンドになりつつある。そこで、急成長しているデベロッパー企業や、デジタル世界のエージェンシー、デザイナーなどは、ヘルプが必要になったときに頼れる者がいないのだ”。

同社のプレスリリースによると、買収はあくまでも“顧客に喜んでいただくためだ”という。そしてRackspaceのCloud Sitesが加わったことによって、そのミッションをさらに拡大できる、と。

Cloud Sitesを得たことによってLiquid Webのサービスには、WordPress, Drupal, Joomla, .NET, PHPおよびそのほかの開発環境〜プロダクション環境のサポートが加わる。

テキサス州サンアントニオのLiquid Webは、Cloud Sitesを手に入れてもまったく何もいじらないし変えないから、Cloud Sitesの既存のユーザーもスムースに移行ができる、と約束している。移行といっても、会社のオーナーが変わるだけだ。またLiquid Webによると、Cloud Sitesの拡張も今後行っていく。

というわけで、良い話ばかりのようだが、実際どうなるかは今後の経過を見ないと分からない。Cloud Sitesの社員と既存の顧客は、移行が実際にどれだけスムーズかを、体験することになる。

Rackspaceの残りの部分に関しても、いろんな兆候からして、今後、売却は大いにありえる。その時期は、近いかもしれない。今はまだすべてが、水面下のようだけど。

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DockerがコンテナのオーケストレーションをDocker Engineに統合、単独サービスを不要に

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Dockerが今週シアトルで行ったデベロッパーカンファレンスは、事前にチケットが売り切れてしまう盛況だったが、そこでは同社のメインの製品であるDocker Engineに新しい大きな要素が加わった。これまで同社は、コンテナの構築、それらのデプロイ、オーケストレーションなど、主な工程を分割して提供していたが、今回はDocker Engineの中にコンテナのオーケストレーション機能を組み込んだ。

同社はまた、そのツールをMicrosoftのAzureやAmazonのAWSの上で、より容易にデプロイできるようにした。

DockerのCOO Scott John Johnstonによると、これらはすべて、コンテナをもっと使いやすくし、またCEOのBen Golubが今日(米国時間6/20)のキーノートで強調したように、コンテナのオーケストレーションを民主化するための努力の一環だ。コンテナのオーケストレーションは、KubernetesやMesosなど、そのためのフレームワークがすでにいろいろあるにも関わらず、依然としてデベロッパーにとって大きな痛点だ。

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今回Dockerがやったことは、昨年11月にベータを終えたクラスタリングサービスDocker Swarmと、オーケストレーションサービスComposeの、Engine本体中への統合だ。これからは、デベロッパーが”Swarmモード”をonにすると、Dockerエンジンの自己治癒型でお互い同士を発見できるクラスターが作られる。Swarmモードにはオーバレイネットワークのサポートが含まれ、それにより自動的サービス発見とロードバランシングのツールが利用できる。また新たに提供されるService Deployment APIにより、デベロッパーはこれから使うサービスや画像、ポートなどを宣言できる。

Johnstonによると、Dockerの既存のSwarmとComposeツールには何も変更がない。それはユーザーの既存のデプロイを壊したくないからであり、また、サードパーティのツールと併用できるという約束に、違反したくないからだ。同社によると今回の統合化によって“Dockerプラットホームを軸とする構築の機会がさらに拡大され”、またそのプラグイン方式のアーキテクチャにより、今後はネットワーキング、ストレージ、ログ取り、パートナーのモニタリングなど、これらのネイティブなオーケストレーション機能を利用する多方面の進化が期待できる。

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しかしそれと同時に、彼によれば、これらの新しい機能を使いたいと思っているデベロッパーとシスアドミンの両方が、すでに使い慣れている同じDockerコマンドラインを使えるし、アプリケーションをテストしデプロイするために必要なインフラストラクチャをより容易に構成稼働できる。“分散コンピューティングは難しいが、シスアドミンは分散アプリケーションを管理するために学校へ戻るわけにもいかない”、とJohnstonは語る。“これを構築することによって、ノードが複数ある場合にも、必要なことをすべてオーケストレーションツールがやってくれる”。

またDockerの主張によれば、そのシステムは、外部のインフラストラクチャに依存する特定のエラー発生箇所を持つことがない。セキュリティ機能をSwarmモードにも拡張したため、すべてのノードがTLSとDockerのCryptographic Node Identityを使って通信し、アドミンがやることは、ワークロードを信頼できるノードへディスパッチするだけだ。

これらの新しい機能をすべて揃えたDocker 1.12は今、リリース候補(リリースキャンディデート)を利用できる。一般公開は、7月を予定している。その後さらに徹底的なテストを重ねて、Swarmモードなどの新しい機能が商用製品として提供されるのは、今年の後半だ。

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DockerをAWSやAzureで使う

これらの新しい機能と並行してDockerは今日、Docker for AWSとDocker for Azureを発表した。これにより、Docker Engineをこれら両プラットホームで容易にデプロイできるようになる。Johnstoneは語る、“最近の弊社の拡大した市場には、これまで自分たちが選んで使ってきたインフラストラクチャの上でそのまま、Dockerを使いたい、というユーザーが少なからずおられる”。そこでたとえばDocker for AWSは、AWS自身のインフラサービス(AWS Autoscaling, Elastic Load Balancer, Elastic Block Storeなど)とタイトに統合され、Azureエディションは同様に、Microsoftのクラウドサービスと統合化されている。

ここにGoogleのCloud Platformが抜けていることについてJohnstonは、まず市場の圧倒的多数派に対応した、という。Google Cloudのユーザーは、まだ少数派だ。しかし、複数のクラウドを使いたいというエンタープライズも少なくないので、今後のDocker製品のスケーリングと拡張においては、GoogleやRackspaceなどもサポートしていきたい、と彼は述べる。

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さらにまた、Docker for OS X(近未来のDocker for macOS?)とDocke for Windowsが非公開ベータを終えて今では公開ベータが提供されている。いずれもDocker体験としては同じだが、AWSやAzureの場合と同様、これらのプラットホーム向けに特別にチューニングされているバージョンだ。

ただしDocker for AWSとDocker for Azureの方は、当面、非公開ベータでのみ提供される。

 

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WordPressホスティングサービスのMedia TempleがAWS上でサービスのエンタープライズバージョンを展開

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Media Templeが今日(米国時間5/17)、新たにエンタープライズクラスのWordPressホスティングサービスを立ち上げる。ここで興味深いのは、この今やGoDaddyがオーナーである企業が、AWSの上でサービスをホストすることだ。

つまりこのプロダクトには、同社の(mt) Oneによるきめ細やかなWordPress運用サービスと、サポートサービスのCloudTech Premier、およびAmazonのクラウドコンピューティングサービスのスケーラビリティが組み合わされている。

Media Templeのようなホスティング企業が自前のサーバーではなくAmazonのプラットホームからサービスを提供するのは奇妙に思えるかもしれないが、実は同社はすでに、AWS上の管理サービスを伴うクラウドホスティングを、前から提供している

Enterprise WordPress by MT

MediaTempleのプロダクトマネージメント担当シニアディレクターBrendan Fortuneによると、“Media Templeのサーバーも悪くはないけど、仮想プライベートサーバーではできないことがAmazonの技術ならできる、という場合もある”、という。たとえばAmazonのサーバーレスコンピューティングサービスLambdaとか、EC2 Container Serviceによるロバストなコンテナサポートなどだ。Fortuneによれば、Amazonのコンテナ管理サービスを利用した方がMedia TempleもWordPressのデプロイを、ニーズに応じて迅速にスケールアップ/ダウンできる。

そしてそれは同時に、ユーザーに安心感を与える、ということでもある。たとえばユーザーは専用のアカウントマネージャーを持ち、いろんな問題を解決できるとともに、ユーザーとMTが共にプロアクティブに仕事ができる。WordPressのインストールそのものはMedia TempleのCloudTechのチームが行うが、そのときモニタリングシステムを使ってインストールの過程を見守ることもできる。

セキュリティ問題の監視やWordPressインストールのパッチの自動化などはMedia Templeが本来的に提供するが、同時にAmazonのDDoS防御システムCloudFrontの利用もできる。

ただしユーザーへの課金に、AWSの料金が直接現れることはない。Media Templeとしてのプランは2つあり、ひとつは月額2500ドルのエンタープライズ標準プランで、サイトは5つ、クラウドストレージは1TB、月間最大1.5TBまでのCDN利用、コンテナを使用するEC2インスタンスは最大10まで、AmazonのRDSデータベースの利用、などがセットとなる。

もうひとつの、“最大パフォーマンスプラン”は、カスタムメイドのプランなので、料金はその構成によって異なる。

料金を見てもこの新しいエンタープライズホスティングサービスが、巨大企業までは行かない中〜大企業をねらっていることが分かる。一見高い料金のようだが、従来の同社の、管理サービス付きWordPressホスティングサービスPagelyも、ハイエンドのプランではこれぐらいの料金になる。

Fortuneによると、AWS以外にAzureやGoogle Cloud Platformなども検討したが、チームが比較的よく知っている技術であることと、AWSのコンテナサービスを使いたい、というところからAmazonに決まった。

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OpenStackの第13リリースMitakaは大企業のプロダクションユースの増加に対応して管理性とユーザー体験に注力

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OpenStack Foundationが今日(米国時間4/7)、そのオープンソースのエンタープライズクラウドプラットホームの13回目のリリース、Mitakaをローンチした。

多くの点でこの新しいリリースは、2010年にRackspaceとNASAから孵化したこのプロジェクトの、さらなる成長ぶりを見せている。重要な機能を新たにたくさん加えることよりも(今回も多いことは多いが)、焦点はこのプラットホームをクラウドの運用者にとって管理しやすくすることと、全体的なユーザー体験の改良に置かれている。

“焦点の置きどころを変えたのは、ほぼ2年前ぐらいから、大企業や大きな組織がOpenStackを彼らのITの最前線で使い始めているからだ”、とOpenStack FoundationのCOO Mark Collierは語る。

そういう大型ユーザー、AT&TやComcast、SAP、Time Warnerなどは、デプロイが容易であることを強く求める。どう転んでもOpenStackが相当複雑なプロジェクトであることに変わりはないから、ユーザーはまず、デプロイに関してさまざまな意思決定を迫られる。そう強調するCollierによると、そのため今では、このプラットホームのコアなコンポーネントはなるべくデフォルトの設定で行けるようにして、ユーザー元におけるセットアップや構成の努力を省力化している。それらのデフォルトは、OpenStackの大型ユーザーの多くが開発してきたベストプラクティスに基づいている。そのひとつの例であるOpenStackの”Keystone“アイデンティティサービスは、アドミニストレーターがActive Directoryなどのアイデンティティサービスを統合でき、またセットアップのプロセスを単純化している。

さらにCollierによると、この新しいリリースはユーザー体験の改良にも力を入れ、デベロッパーがOpenStack用のより良質なアプリケーションを書けるようにしている。たとえばデベロッパーは、これからはOpenStackの統一化クライアントを利用できるので、ワンセットの呼び出しでプラットホーム上にさまざまなリソースを作ることができる。今回のMitakaリリースはSDKもアップデートし、デベロッパーがOpenStackの”Neutron”ネットワーキングスタックをずっと容易に使えるようにしている(その一部はまだ開発途上ではあるが)。

ここ数年の動きの中でCollierにとってとくに意外だったのは、多くの通信企業が今では、ネットワーク機能のソフトウェアによる仮想化を採用するためのデファクトの方法としてOpenStackを利用し、これまでのようにプロプライエタリで高度に専用機化されているハードウェアを使わずに、情報のルーティングを行っていることだ。とくに彼が注目したのは、たとえば今のAT&Tの顧客は、電話をかけるたびに、なんらかの形でOpenStackに触(さわ)っている可能性が高いことだ。AT&T以外にも、Deutsche Telekom, Telefonica, (AOLとTechCrunchの親会社)Verizonなどの著名企業が、今やOpenStackのユーザーだ。

Collierがもうひとつ強調するのは、OpenStackに対する関心の多くが、これまでは、それをプライベートクラウドの構築に利用している企業に由来していたが、しかし今では、とくにアジアとヨーロッパで、OpenStackをパブリッククラウドのデプロイに使用している企業もたくさんあることだ。ただし合衆国は、まだそこまで行っていない。DreamHostやRackspaceなど、OpenStackによるパブリッククラウドに力を入れているところも少なくはないが、ユーザー数で言えばAWSが圧倒的に大きいのだ。

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DreamHostのOpenStackベースのクラウドプラットホームDreamComputeがベータを脱し本番提供へ

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DreamHostはWebホスティングサービスとしてよく知られているが、でも同社はかなり前から、オープンソースのエンタープライズプラットホームOpenStackの、主要なコントリビューターだ。そして数年前からは、OpenStackベースの同社独自のクラウドコンピューティングサービスDreamComputeをベータで提供していた。

今日(米国時間4/5)、そのDreamComputeがベータを終わり、従量制と月額定額制を折衷したような、新しい料金モデルで一般供用を開始した。

DreamComputeは、OpenStackにストレージシステムCephと、Dreamhostが育てたネットワークオーケストレーションサービスProject Astaraを組み合わせたサービスで、AmazonのクラウドコンピューティングサービスEC2などともろに競合する。

約1200社の顧客企業と一緒に、DreamComputeのベータを長年やってきた経験から、チームはDreamHostの合衆国東部データセンターに完全に新しいアーキテクチャを実装した。同社のクラウド担当VP Jonathan LaCourによると、この新しいアーキテクチャはベータ時の倍近いパフォーマンスを提供する。チームがこの新しいアーキテクチャの開発に取り組んだのは約1年前だが、そのときチームがすぐに理解したのは、たとえばユーザーがSSDのストレージを求めていること、そして、たくさんコアがあることよりも、高速なシングルコアのパフォーマンスに関心があることだった。

DreamComputeはベースがOpenStackだから、デベロッパーはマシンにrootアクセスでき、またOpenStackのAPIもすべて利用できる。

料金は時間単位の従量制が基本だが、顧客は25日ぶん以上を請求されることはない。月額の最低料金は4ドル50セントだ。この金額では、従来的なハードディスクを使う古いクラスターは、RAM 1GB、仮想CPU1つだが、SSDを使う高速なクラスターではRAMが512MBのみだ(1GBのマシンは月額6ドルから)。DreamComputeの各クラスターには、100GBのブロックストレージが無料でつく。詳しい料金体系は、ここにある

同社はこの、OpenStackクラウドコンピューティングサービスのローンチに併せて、サービスの使い方を詳細に記した知識ベースを立ち上げた。そのすべての情報はGitHub上にあり、またこれに対する、ユーザーの今後の自由な貢献も期待している。LaCourによると、今後はチュートリアルなどそのほかのドキュメンテーションも、何らかのインセンティブ制により、ユーザー貢献型にしたいという。ドキュメンテーションに対するこのやり方は、Linux仮想サーバーホスティングのLinodeのやり方に似ている。

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AWSは韓国に次いでイギリスにも新たにリージョンを設ける意向、今後はインドにも

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Amazon Web Services(AWS)このところ、サービス供用地域の拡大にますます熱心だ。AmazonのCTO Werner Vogelsは今日(米国時間11/6)、2016年の終わりないし2017年の初めにイギリスリージョン(UK region)を立ち上げる、と発表した

それはEUでは3つ目のリージョンで、最初はかなり長年、ダブリンのデータセンターが、ヨーロッパのデベロッパがAWSを使って同地域内にアプリケーションをホストするための、唯一の選択肢だった。そして昨年AWSは、ドイツのフランクフルトを拠点とするリージョンを初めて立ち上げた

イギリスリージョンを発表した日の前日にAWSは、韓国リージョン(South Korea region)の計画を発表した。これはアジア太平洋地区では5つ目のリージョンだ。このほか計画中のリージョンとして、インド、中国第二、オハイオ州(2016)がある。AWSの現在稼働中のリージョンは、11ある。

イギリスと韓国に関してAmazonは、すでの顧客数がとても多いことを挙げている。“2006年にAWSを立ち上げた当初から、イギリスの指導的企業の多くがアーリーアダプターだった。弊社は今日まで継続して彼らを、アジリティの強化やITコストの低減、容易なグローバルスケーリング等の面でお手伝いしてきた”、とVogelは声明文の中で言っている。

リージョンの数に関しては、A、M、G三社の中ではM(Microsoft)のAzureが20で最大、G(Google)のCloud Platformは4つだ(合衆国内2、ベルギー、台湾)。デベロッパはエンドユーザに近いところからアプリケーションをホストした方がレイテンシが低い、と考える。またローカルデータ主権法(local data sovereignty law)のあるドイツのような国では、一部のユーザデータが国外に出ることを禁じている。


〔訳注: AWSの現状11のリージョン一覧(出典)〕

米国東部(バージニア北部)リージョン
EC2 アベイラビリティーゾーン: 5*
2006 年開始

米国西部(北カリフォルニア)リージョン
EC2 アベイラビリティーゾーン: 3*
2009 年開始

米国西部(オレゴン)リージョン
EC2 アベイラビリティーゾーン: 3
2011 年開始

AWS GovCloud(米国)リージョン
EC2 アベイラビリティーゾーン: 2
2011 年開始

サンパウロリージョン
EC2 アベイラビリティーゾーン: 3
2011 年開始

欧州(アイルランド)リージョン
EC2 アベイラビリティーゾーン: 3
2007 年開始

欧州(フランクフルト)リージョン
EC2 アベイラビリティーゾーン: 2
2014 年開始

アジアパシフィック(シンガポール)リージョン
EC2 アベイラビリティーゾーン: 2
2010 年開始

アジアパシフィック(東京)リージョン
EC2 アベイラビリティーゾーン: 3
2011 年開始

アジアパシフィック(シドニー)リージョン
EC2 アベイラビリティーゾーン: 2
2012 年開始

中国(北京)リージョン
EC2 アベイラビリティーゾーン: 2

〔アフリカと中東は現状ではヨーロッパのリージョンがカバーしている。〕

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Google DriveのWebホスティングサービスがあと1年で閉鎖へ(代替はいくらでもある)

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Google Driveの、今でもあまり知られていない機能のひとつが、Webサイトのホスティングを無料でできることだ。このことを今初めて知った人もいるかと思うが、そういう人も残念ながら、この機能はあと1年しか利用できない。Googleの今日(米国時間8/31)の発表によると、そのWebホスティングサービスは今日以降、非推奨となり、2016年8月31日には完全に遮断される。

同社によると、3年前にこの機能をローンチしたが、その後さまざまな、誰もが利用できるWebホスティングサービスが台頭してきたので、この機能の閉鎖を決め、Driveはその本来の機能に集中することにした、という。Googleは最近、これと同じ言い訳でサービスを非推奨にすることが多いが、それでも、同社がホスティングのサポートをやめるなんて、ちょっと意外だ。

今でも、Driveを使って、HTMLとJavaScriptとCSSだけのベーシックなサイトをホストすることはできる。サーバサイド・スクリプトは使えないが、ベーシックなサイトを簡単に手早く動かすには便利な機能だった。それは、デベロッパのためのAPIも提供していた。

Googleには、Google Apps for WorkにGoogle Sitesがあるから、Googleのサービスを利用してサイトをホスティングすることは今後も可能だ。Sitesはこのところ大型のアップデートがなく、またやや柔軟性に乏しいのが、難点と言えるかもしれない。

そのほかのサービス、たとえばGitHubなども、かなり前からよく似たサービスを提供している。またAmazonのクラウドストレージサービスS3Dropboxなどのストレージサービスも、ベーシックなサイトのホスティングを提供している。

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