TechCrunch Tokyoのチケットが15%オフになる数量限定のプロモーションコードを発行

12月2日、3日に開催予定の「TechCrunch Tokyo 2021」のオンライン参加チケットが好評発売中だ。2500円ですべてのコンテンツを楽しめる早期割引チケットの「超早割チケット」と「早割チケット」の販売は終了したが、本日より、チケット代金が15%オフになるプロモーションコードを発行している。プロモーションコードで購入できるチケットには数に限りがあるので、今の段階で参加するか迷っている人は、ぜひこのチャンスをお見逃しなく。

プロモーションコード、およびチケット購入ページは以下のイベント特設ページからアクセス可能だ。また、先日発表したTechCrunch Tokyo 2021の完全プログラムはこちらの記事でも確認できる。当日、皆さんにお会いできるのを楽しみにしている。

イベント特設ページ

TechCrunch Tokyo 2021の完全プログラムを発表!

TechCrunch Japanは、12月2、3日に日本最大級のスタートアップイベント「TechCrunch Tokyo 2021」をオンラインで開催する。セッション内容とタイムスケジュールがすべて決定したのでお知らせしたい。また、当日行われるピッチイベントの「スタートアップバトル」に出場する20社はこちらの記事で発表しているので、ご確認いただきたい。

TechCrunch Tokyo 2021 12月2日(木)

10:00 – 10:15

Keynote Session「Programmable Mobility」

Nikos Michalakis氏(Woven Planet Holdings Senior Vice President of Software Platform)
10:30 – 11:10

Startup Battle ファーストラウンド:Aグループ(5社)

11:20 – 12:00

Startup Battle ファーストラウンド:Bグループ(5社)

12:10 – 13:00

Pick-up Session「YOASOBIプロデューサーが見たクリエイターエコノミー powered by THECOO」

屋代 陽平氏(株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント)、山本 秀哉氏(株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント)
  • ■メインセッション終了後、SUB AREA上でアフタートーク
13:10 – 13:50

Startup Battle ファーストラウンド:Cグループ(5社)

14:00 – 14:40

Startup Battle ファーストラウンド:Dグループ(5社)

15:00 – 15:35

Session「国内スタートアップとSDG’s 」

落合 孝次氏(DAIZ株式会社 取締役 研究開発部長)
  • ■メインセッション終了後、SUB AREA上でアフタートーク
15:50 – 16:20

Session「海外スタートアップとSDG’s 」

Dan Widmaier氏(Bolt Threads Founder and CEO)
16:20 – 16:30 Startup Battleファイナルラウンド通過発表
16:30 – 17:05

Session「フェムテック」

ハヤカワ五味氏(株式会社ILLUMINATE 代表取締役)、坂梨 亜里咲氏(mederi株式会社 代表取締役)
  • ■メインセッション終了後、SUB AREA上でアフタートーク
17:20 – 17:50

Session「海外スタートアップトレンド解説」

Harry Stebbings氏(20VC Founding Partner)
17:55 – 18:25

Session「日本でも増える連続起業家」

堀井 翔太氏(株式会社スマートバンク 代表取締役)、篠塚 孝哉氏(株式会社令和トラベル 代表取締役社長)
  • ■メインセッション終了後、SUB AREA上でアフタートーク

TechCrunch Tokyo 2021 12月3日(金)

10:00 – 10:35

Pick-up Session

南 章行氏(株式会社ココナラ 代表取締役会長)
  • ■メインセッション終了後、SUB AREA上でアフタートーク
10:50 – 11:25

Session Theme「多様化する資金調達」

Kendrick Nguyen氏(Republic Co-Founder | CEO)
11:25 – 12:05

Session Theme「メガベンチャー発のM&A」

鬼頭 政人氏(株式会社サイトビジット 代表取締役)、武地 健太氏(freee CSO)
  • ■メインセッション終了後、SUB AREA上でアフタートーク
12:30 – 13:00

Session Theme「D2C」

Helena Hambrecht氏(Haus Co-Founder and CEO)
13:00 – 13:40

Pick-up Session「注目のシードスタートアップ」

小幡 洋一氏(pickupon株式会社 代表取締役)、佐藤 淳氏(株式会社Stayway 代表取締役)、西小倉 宏信氏(タイムクラウド株式会社 代表取締役)
13:50 – 14:35

Session Theme「国内VCトレンド解説」

David Milstein氏(Eight Roads Ventures Japan マネージング・パートナー, 日本代表)、高宮 慎一氏(グロービス・キャピタル・パートナーズ 代表パートナー)、村田 祐介氏(インキュベイトファンド 代表パートナー)
  • ■メインセッション終了後、SUB AREA上でアフタートーク
14:50 – 15:25

Session Theme「海外NFT & メタバース」

Benoit Pagotto氏(RTFKT Co-founder)
15:25 – 16:00

Session Theme「D2Cを加速するソフトウェア」

Sara Du氏(Alloy Automation CEO & Cofounder)、Danny Taing氏(Bokksu Founder & CEO)
16:00 -17:20

Startup Battle ファイナルラウンド

ファーストラウンドを勝ち抜いた6社

17:20 – 17:55

Session Theme 「国内NFT」

施井 泰平氏(スタートバーン株式会社 代表取締役)
  • ■メインセッション終了後、SUB AREA上でアフタートーク
18:10 – 18:35

Startup Battle 表彰式

 

「TechCrunch Tokyo 2021」の参加チケットは現在も絶賛販売中だ。11月22日(月)正午まで販売される「早割チケット」は税込3500円、2021年12月31日までのアーカイブ配信視聴もセットになった「早割チケット プレミアム」は税込3500円とお得な値段になっている。ぜひ購入を検討いただきたい。

チケット購入

今年1年で最も輝いた技術責任者を決める「CTO of the year」が12月2日にオンライン開催

テクノロジーとスタートアップの祭典「TechCrunch Tokyo」が12月2日と3日の2日間で開催することはすでに他の記事でもお伝えした通りだが、今回の記事ではもう一つ、TechCrunch Tokyoと同じくらいエキサイティングなイベントをご案内させていただきたい。今年1年で最も輝いたCTO(技術責任者)を決める「TechCrunch Japan CTO of the year 2021 powered by AWS」だ。

CTO of the yearはTechCrunch Japanが主催する年に1度のイベントだ。同イベントでは、スタートアップ企業のCTO(最高技術責任者)によるピッチコンテストを開催して、技術によるビジネスの貢献度を審査する。独自性、先進性、業界へのインフルエンス、組織運営などを評価対象として今年1年で最も輝いたCTOを選出する。イベント概要と当日の審査委員は以下の通りだ。

イベント概要

【日時】TechCrunch Tokyo 2021 Day1終了後開催、12月2日(木)19:10〜20:50(予定)

【会場】オンライン

【審査基準】技術によるビジネスへの貢献度(独自性、先進性、業界へのインフルエンス、組織運営についても評価対象)

【審査】CTO of the year 実行委員会による

【主催】TechCrunch Japan(Boundless株式会社)

【企画、運営協力】アマゾン ウェブ サービス ジャパン

【視聴方法】

  • CTO、もしくはそれに準じる肩書きをお持ちの方は無料で参加が可能(事前登録)。
  • TechCrunch Tokyo 2021のチケットを購入いただいている方(TechCrunch Tokyo 2021と続けて視聴できるので、新規にチケットを申し込みする必要はない)。

【事務局連絡先】

審査委員長

藤本真樹氏:グリー取締役、執行役員常務、最高技術責任者

2001年、上智大学文学部を卒業後、株式会社アストラザスタジオを経て、2003年1月有限会社テューンビズに入社。PHP等のオープンソースプロジェクトに参画しており、オープンソースソフトウェアシステムのコンサルティング等を担当。2005年6月、グリー株式会社 取締役に就任。2021年9月、デジタル庁CTOに就任。

審査委員

藤倉成太氏:Sansan執行役員、CTO、VPoE

株式会社オージス総研でシリコンバレーに赴任し、現地ベンチャー企業との共同開発事業に携わる。帰国後は開発ツールなどの技術開発に従事する傍ら、金沢工業大学大学院工学研究科知的創造システム専攻を修了。2009年にSansan株式会社へ入社。現在はCTO兼VPoEとして技術戦略の指揮とエンジニア組織の強化を担う。

横路隆氏:freee取締役CTO

Ruby City 松江育ち。慶應義塾大学大学院修了。学生時代よりビジネス向けシステム開発に携わる。ソニーを経て、freee株式会社を共同創業。テクノロジーでスモールビジネスのありかたを再定義します。

塚田朗弘氏:アマゾン ウェブ サービス ジャパン(AWS)Head of Startup Solutions Architect

2011年から生放送系ウェブサービスの開発を経験した後、2013年よりスタートアップ企業にJoin。CTOとしてモバイルアプリ、サーバサイド、AWS上のインフラ管理を担当しつつ、採用やチームマネジメントを行う。2015年8月より AWS ジャパンのソリューションアーキテクトとして、主にスタートアップ領域のお客様に対する技術面やエンジニアリング組織に関する支援を担当。

当イベントでは、自薦や他薦による登壇スタートアップ企業の応募も開始している。われこそはというCTOは是非、上記事務局連絡先までご連絡いただきたい。

TC Tokyo2021「Keynote」セッションに未来のモビリティを創造するWoven Planet Holdings(トヨタ自動車グループ)のニコス・ミハラキス氏が登壇

Woven Planet Holdings

12月2、3日にオンラインで開催される「TechCrunch Tokyo 2021」。同イベントでは、国内・海外から著名スピーカーをお招きし、様々なセッションが繰り広げられる。

「Keynote」セッションには、ウーブン・プラネット・ホールディングスのソフトウェアプラットフォームを担うSenior Vice PresidentであるNikos Michalakis(ニコス・ミハラキス)氏が登場する。

「テクノロジーとイノベーションで世界を変える」。トヨタ自動車が従来の自動車会社から、モビリティカンパニーになるため設立されたウーブン・プラネット・グループ。ウーブン・プラネット・ホールディングスは同グループ全体の戦略的意思決定を行う。

ミハラキス氏は、Areneやクラウド、ビッグデータ、機械学習インフラ、シミュレーション、車両OSなどのソフトウェアインフラとツールを担当。世界トップレベルのプログラミング対応車両をつくることを目指している。2016年にシリコンバレーのTRIにてトヨタグループに入社した後、クラウドおよびビッグデータプラットフォーム担当ディレクターを務め、現在にいたる。

「TechCrunch Tokyo 2021」の参加チケットは現在も絶賛販売中だ。参加者チケットは2日間の通し券で、他の講演はもちろん、新進気鋭のスタートアップがステージ上で熱いピッチを繰り広げるピッチイベント「スタートアップバトル」もオンラインで楽しむことができる。ぜひ購入を検討いただきたい。

チケット購入

視覚障がいに関する最先端技術を語るバーチャルイベント「Sight Tech Global」のメインプログラムを公開

2020年に続いて2021年が2回目となる参加無料のバーチャルイベント「Sight Tech Global」が米国時間12月1〜2日に開催される。2021年も視覚障がい者にとってのアクセシビリティや支援技術を実現する高度なテクノロジー、特にAIに関して、世界トップクラスの専門家がこのイベントに集う。

この記事ではメインステージのプログラムを紹介しよう。メインステージのセッションは専門家が進行し、現在この分野の大手4社と言えるApple、Microsoft、Google、Amazonをはじめとする各社の注目すべき取り組みが語られる。メインステージの他に分科会セッションを予定しているが、そちらは後日紹介する予定だ。

この無料のバーチャルイベントに、今すぐ参加登録しよう。スクリーンリーダーの対応も十分に準備している。

12月1日のSight Tech Global

Designing for Everyone:Accessibility and Machine Learning at Apple(すべての人のためのデザイン:Appleのアクセシビリティと機械学習)

AppleのiPhoneとVoiceOverはアクセシビリティにおける最大級のブレイクスルーだが、Appleはその成果に満足して歩みを止めているわけではない。次のイノベーションにはAIのサブセットである「機械学習」が加わり、スマートフォンのセンサーなどから得たデータを用いて周囲の状況を理解できる。アクセシビリティのための実装が姿を見せ始めている。

Jeff Bigham(ジェフリー・ビガム、Apple、AI/MLアクセシビリティリサーチ責任者)
Sarah Herrlinger(サラ・ヘルリンガー、Apple、グローバルアクセシビリティポリシー&イニシアチブ担当シニアディレクター)
進行:Matthew Panzarino(マシュー・パンザリーノ、TechCrunch編集長)

Seeing AI:What Happens When You Combine Computer Vision, LiDAR and Audio AR?(Seeing AI;コンピュータビジョン、LiDAR、オーディオARを組み合わせるとどうなるのか)

MicrosoftのSeeing AIアプリには周囲の物体を認識して3D空間に配置する最新機能が搭載された。物体が室内に置かれている、まさにその場所から読み上げが聞こえる。つまり「椅子」という語が椅子そのものから発せられているように聞こえる。ユーザーはバーチャルのオーディオビーコンをオブジェクトに配置して、例えばドアの場所を把握し、近接センサーで部屋の様子を触覚で知ることができる。

AR、コンピュータビジョン、iPhone 12 ProのLiDARセンサーといった最新の進化を組み合わせればこのようなことが可能になる。この取り組みは始まったばかりだ。

Saqib Shaikh(サーキブ・シャイフ、Seeing AI、共同創始者)
進行:Devin Coldewey(デヴィン・コールドウェイ、TechCrunch、編集者)

W3C ARIA-AT:Screen readers, Interoperability and a New Era of Web Accessibility(W3C ARIA-AT:スクリーンリーダー、相互運用性、ウェブアクセシビリティの新時代)

スクリーンリーダーは、ウェブブラウザとは違って相互運用性がないことをご存じだろうか。ウェブサイト開発者は自分の書くコードがSafariやChrome、あるいはその他のブラウザで動くかどうかを心配する必要はない。しかしアクセシビリティを真剣に考えると、JAWS、VoiceOver、NVDAなどのスクリーンリーダーをテストしなくてはならない。この状況がW3C ARIA-ATプロジェクトのおかげで変わりつつある。

(このセッションの後、12月2日にキング氏とフェアチャイルド氏、W3C ARIA-ATのメンバー数人が参加するライブの分科会セッションを予定している)

Matt King(マット・キング、Facebook、アクセシビリティ技術プログラムマネージャー)
Mike Shebanek(マイク・シェバネク、Facebook、アクセシビリティ責任者)
Michael Fairchild(マイケル・フェアチャイルド、Deque、シニアアクセシビリティコンサルタント)
進行: Caroline Desrosiers(キャロリン・デロジエ、Scribely、創業者兼CEO)

The “Holy Braille”:The Development of a New Tactile Display Combining Braille and Graphics in One Experience(「神」点字:点字とグラフィックスの両方を扱える新しい触覚ディスプレイの開発)

現在、視覚障がい者が点字で書かれたものを利用できる機会は、見える人が紙に書かれたものを利用する機会よりもずっと少ない。その都度更新しながら1行ずつ表示する点字ディスプレイが長年使用されてきたが、一度に1行しか読めないのでリーディングのエクスペリエンスは極めて制限されている。この制限は、長い書類を読むときや書籍に表やグラフといったコンテンツがある場合に、特に顕著に感じられる。American Printing House for the Blind(APH)とHumanWareは共同で、点字を複数行表示したり、点字と同じ面に触図を表示したりすることのできる触覚デバイスを開発している。Dynamic Tactile Device(DTD、動的触覚デバイス)と呼ばれるこのツールは、視覚障がい者が利用する複数行のブックリーダーや触図ビューアーを目指している。

(このセッションの後、グレッグ・スティルソン氏、HumanWareの点字プロダクトマネージャーであるAndrew Flatres[アンドリュー・フラトレス]氏が参加するライブの分科会Q&Aセッションを予定している)

Greg Stilson(グレッグ・スティルソン、APH、グローバルイノベーション責任者)
進行:Will Butler(ウィル・バトラー、Be My Eyes、バイスプレジデント)

Indoor Navigation:Can Inertial Navigation, Computer Vision and Other New Technologies Work Where GPS Can’t?(屋内ナビゲーション:GPSが使えない場所で慣性ナビゲーションやコンピュータビジョンなどの新しいテクノロジーはどう機能するか)

スマートフォン、GPS、ナビゲーションアプリのおかげで、視覚障がい者は1人で屋外を歩き回れる。しかし屋内となると話は別だ。

まず、GPSは屋内で使えないことがある。そしてドアの場所を知り、階段を見つけ、誰かが移動させたソファを避けるのは難しい。プロダクト開発者が屋内スペースをマッピングし、屋内の位置を提供し、アクセシブルなユーザーインターフェイスを用意すれば、慣性ナビゲーション、オーディオAR、LiDAR、コンピュータビジョンといったスマートフォンとクラウドのテクノロジーの組み合わせは解決の基盤となるかも知れない。

Mike May(マイク・メイ、GoodMaps、チーフエバンジェリスト)
Paul Ruvolo(ポール・ルボロ、オーリン・カレッジ・オブ・エンジニアリング、コンピュータサイエンス助教授)
Roberto Manduchi(ロベルト・マンドゥチ、カリフォルニア大学サンタクルーズ校、コンピュータサイエンス教授)
進行:Nick Giudice(ニック・ジュディチェ、メイン大学、空間情報科学教授)

12月2日のSight Tech Global

Why Amazon’s vision includes talking less to Alexa(Amazonが話しかけないAlexaを考える理由)

家庭でテクノロジーが多く使われるようになると、Teachable AIやマルチモーダル理解、センサー、コンピュータビジョンなど、さまざまなソースからのインプットによって周囲の環境が作られる。すでにAlexaスマートホームでのやりとりの5回に1回は、話し言葉以外から開始されている。Alexaは利用者や利用者の家を十分に理解してニーズを予測し、利用者に代わって有効なやり方で動作する。こうしたことは、アクセシビリティにどのような影響を及ぼすだろうか?

Beatrice Geoffrin(ベアトリス・ジェフリン、Amazon、Alexa Trustディレクター)
Dr. Prem Natarajan(プレム・ナタラジャン、Amazon、Alexa AI担当バイスプレジデント)

Inventors Invent:Three New Takes on Assistive Technology(発明家たちの発明:支援テクノロジーに関する新たな3つの成果)

発明家たちは、その才能を視覚障がい者の支援に生かすことに長年取り組んできた。Mike Shebanek(マイク・シェバネク、AppleのVoiceOverを開発)氏やJim Fruchterman (ジム・フルヒターマン、BenetechのBookshareを開発)に代表されるイノベーターが思い起こされるだろう。現在イノベーターにとっては、LiDAR、コンピュータビジョン、高速データネットワークなどほとんど奇跡といってもいいようなテクノロジーが手ごろにそろっている。その結果、イノベーションは目のくらむほどの速さで進む。このセッションでは、こうしたコアテクノロジーを新しい注目のツールに生かす最前線にいる3人のイノベーターに話を聞く。

Cagri Hakan Zaman(カグリ・ハカン・ザマン、MediateおよびSuperSense、共同創業者)
Kürşat Ceylan(クルサット・セイラン、WeWalk Technology、共同創業者)
Louis-Philippe Massé(ルイ・フィリップ・マセ、HumanWare、プロダクトマネジメント担当ディレクター)
進行:Ned Desmond(ネッド・デズモンド、Sight Tech Global、創業者兼エグゼクティブプロデューサー)

Product Accessibility:How Do You Get it Right? And How Do You Know When You Have?(プロダクトのアクセシビリティ:どうすれば効果的か、そして効果をどう知るか)

アクセシビリティの認知度は上がっているが、高い意識を持っているチームでさえも効果的なアプローチを見つけるのには苦労する。ポイントの1つは、適切なユーザーコミュニティと緊密に連携し、フィードバックを得たりニーズを理解したりすることだ。するとトレードオフではなく、すべての人にとってより良いプロダクトになる。このセッションで、プロダクト開発においてアクセシビリティの最前線にいる専門家から話を聞こう。

Christine Hemphill(クリスティン・ヘンフィル、Open Inclusion、創業者兼代表取締役)
Alwar Pillai(アルウォー・ピライ、Fable、共同創業者兼CEO)
Sukriti Chadha(スクリティ・チャダ、Spotify、プロダクトマネージャー)
Oliver Warfield(オリバー・ウォーフィールド、Peloton Interactive、
アクセシビリティ担当シニアプロダクトマネージャー)
Brian Fischler(ブライアン・フィシュラー、All Blind Fantasy Football Leagueコミッショナー、コメディアン)
進行:Larry Goldberg(ラリー・ゴールドバーグ、Yahoo、アクセシビリティ責任者)

For Most Mobile Phone Users, Accessibility Is Spelled Android(多くのスマートフォンユーザーにとって、アクセシビリティはAndroidで実現する)

世界の携帯電話ユーザーの4分の3は、AppleのiPhoneではなく、GoogleのAndroidで動作するスマートフォンを使っている。視覚障がい者にとって重要なアプリはGoogleのLookoutで、これはコンピュータビジョンのデータベースやGoogleマップなど、GoogleのAIインフラストラクチャが備える莫大なリソースを活用している。GoogleはLookoutに代表される多くのアクセシビリティの機会にどのようにアプローチしているかを聞く。

Eve Andersson(イブ・アンダーソン、Google、アクセシビリティ担当ディレクター)
Andreina Reyna(アンドレイナ・レイナ、Google、シニアソフトウェアエンジニア)
Warren Carr(ウォーレン・カー、Blind Android User Podcast、制作者)

Getting around:Autonomous Vehicles, Ridesharing and Those Last Few Feet(外出する:自動運転車、ライドシェア、そしてラスト数メートル)

スマートフォンで車を呼び出すという多くの人の夢はかなったが、ほんの数メートルしか離れていなくてもその車を見つけるのが難しいとしたら、悪夢であり危険だ。ライドシェアや自動運転タクシーの企業は、視覚に障がいがある利用者から車までの数メートルをもっと安全で利用しやすくするためにどんな取り組みをしているのだろうか。

Kerry Brennan(ケリー・ブレナン、Waymo、UXリサーチマネージャー)
Marco Salsiccia(マルコ・サルシッチャ、Lyft、アクセシビリティエバンジェリスト)
Eshed Ohn-Bar(エシェド・オン・バー、ボストン大学、助教授)
進行:Bryan Bashin(ブライアン・バシン、サンフランシスコLightHouse、CEO)

この無料のオンラインイベントに、ぜひ参加登録して欲しい

Sight Tech Globalは、シリコンバレーで75年にわたって運営されているNPOのVista Center for the Blind and Visually Impairedが主催する。現在、Ford、Google、Humanware、Microsoft、Mojo Vision、Facebook、Fable、APH、Visperoがスポンサーとして決定し、感謝している。本イベントのスポンサーに関心をお持ちの方からの問い合わせをお待ちしている。スポンサーシップはすべて、Vista Center for the Blind and Visually Impairedの収入となる。

画像クレジット:Sight Tech Global

原文へ

(文:Ned Desmond、翻訳:Kaori Koyama)

視覚障がいに関する最先端技術を語るバーチャルイベント「Sight Tech Global」のメインプログラムを公開

2020年に続いて2021年が2回目となる参加無料のバーチャルイベント「Sight Tech Global」が米国時間12月1〜2日に開催される。2021年も視覚障がい者にとってのアクセシビリティや支援技術を実現する高度なテクノロジー、特にAIに関して、世界トップクラスの専門家がこのイベントに集う。

この記事ではメインステージのプログラムを紹介しよう。メインステージのセッションは専門家が進行し、現在この分野の大手4社と言えるApple、Microsoft、Google、Amazonをはじめとする各社の注目すべき取り組みが語られる。メインステージの他に分科会セッションを予定しているが、そちらは後日紹介する予定だ。

この無料のバーチャルイベントに、今すぐ参加登録しよう。スクリーンリーダーの対応も十分に準備している。

12月1日のSight Tech Global

Designing for Everyone:Accessibility and Machine Learning at Apple(すべての人のためのデザイン:Appleのアクセシビリティと機械学習)

AppleのiPhoneとVoiceOverはアクセシビリティにおける最大級のブレイクスルーだが、Appleはその成果に満足して歩みを止めているわけではない。次のイノベーションにはAIのサブセットである「機械学習」が加わり、スマートフォンのセンサーなどから得たデータを用いて周囲の状況を理解できる。アクセシビリティのための実装が姿を見せ始めている。

Jeff Bigham(ジェフリー・ビガム、Apple、AI/MLアクセシビリティリサーチ責任者)
Sarah Herrlinger(サラ・ヘルリンガー、Apple、グローバルアクセシビリティポリシー&イニシアチブ担当シニアディレクター)
進行:Matthew Panzarino(マシュー・パンザリーノ、TechCrunch編集長)

Seeing AI:What Happens When You Combine Computer Vision, LiDAR and Audio AR?(Seeing AI;コンピュータビジョン、LiDAR、オーディオARを組み合わせるとどうなるのか)

MicrosoftのSeeing AIアプリには周囲の物体を認識して3D空間に配置する最新機能が搭載された。物体が室内に置かれている、まさにその場所から読み上げが聞こえる。つまり「椅子」という語が椅子そのものから発せられているように聞こえる。ユーザーはバーチャルのオーディオビーコンをオブジェクトに配置して、例えばドアの場所を把握し、近接センサーで部屋の様子を触覚で知ることができる。

AR、コンピュータビジョン、iPhone 12 ProのLiDARセンサーといった最新の進化を組み合わせればこのようなことが可能になる。この取り組みは始まったばかりだ。

Saqib Shaikh(サーキブ・シャイフ、Seeing AI、共同創始者)
進行:Devin Coldewey(デヴィン・コールドウェイ、TechCrunch、編集者)

W3C ARIA-AT:Screen readers, Interoperability and a New Era of Web Accessibility(W3C ARIA-AT:スクリーンリーダー、相互運用性、ウェブアクセシビリティの新時代)

スクリーンリーダーは、ウェブブラウザとは違って相互運用性がないことをご存じだろうか。ウェブサイト開発者は自分の書くコードがSafariやChrome、あるいはその他のブラウザで動くかどうかを心配する必要はない。しかしアクセシビリティを真剣に考えると、JAWS、VoiceOver、NVDAなどのスクリーンリーダーをテストしなくてはならない。この状況がW3C ARIA-ATプロジェクトのおかげで変わりつつある。

(このセッションの後、12月2日にキング氏とフェアチャイルド氏、W3C ARIA-ATのメンバー数人が参加するライブの分科会セッションを予定している)

Matt King(マット・キング、Facebook、アクセシビリティ技術プログラムマネージャー)
Mike Shebanek(マイク・シェバネク、Facebook、アクセシビリティ責任者)
Michael Fairchild(マイケル・フェアチャイルド、Deque、シニアアクセシビリティコンサルタント)
進行: Caroline Desrosiers(キャロリン・デロジエ、Scribely、創業者兼CEO)

The “Holy Braille”:The Development of a New Tactile Display Combining Braille and Graphics in One Experience(「神」点字:点字とグラフィックスの両方を扱える新しい触覚ディスプレイの開発)

現在、視覚障がい者が点字で書かれたものを利用できる機会は、見える人が紙に書かれたものを利用する機会よりもずっと少ない。その都度更新しながら1行ずつ表示する点字ディスプレイが長年使用されてきたが、一度に1行しか読めないのでリーディングのエクスペリエンスは極めて制限されている。この制限は、長い書類を読むときや書籍に表やグラフといったコンテンツがある場合に、特に顕著に感じられる。American Printing House for the Blind(APH)とHumanWareは共同で、点字を複数行表示したり、点字と同じ面に触図を表示したりすることのできる触覚デバイスを開発している。Dynamic Tactile Device(DTD、動的触覚デバイス)と呼ばれるこのツールは、視覚障がい者が利用する複数行のブックリーダーや触図ビューアーを目指している。

(このセッションの後、グレッグ・スティルソン氏、HumanWareの点字プロダクトマネージャーであるAndrew Flatres[アンドリュー・フラトレス]氏が参加するライブの分科会Q&Aセッションを予定している)

Greg Stilson(グレッグ・スティルソン、APH、グローバルイノベーション責任者)
進行:Will Butler(ウィル・バトラー、Be My Eyes、バイスプレジデント)

Indoor Navigation:Can Inertial Navigation, Computer Vision and Other New Technologies Work Where GPS Can’t?(屋内ナビゲーション:GPSが使えない場所で慣性ナビゲーションやコンピュータビジョンなどの新しいテクノロジーはどう機能するか)

スマートフォン、GPS、ナビゲーションアプリのおかげで、視覚障がい者は1人で屋外を歩き回れる。しかし屋内となると話は別だ。

まず、GPSは屋内で使えないことがある。そしてドアの場所を知り、階段を見つけ、誰かが移動させたソファを避けるのは難しい。プロダクト開発者が屋内スペースをマッピングし、屋内の位置を提供し、アクセシブルなユーザーインターフェイスを用意すれば、慣性ナビゲーション、オーディオAR、LiDAR、コンピュータビジョンといったスマートフォンとクラウドのテクノロジーの組み合わせは解決の基盤となるかも知れない。

Mike May(マイク・メイ、GoodMaps、チーフエバンジェリスト)
Paul Ruvolo(ポール・ルボロ、オーリン・カレッジ・オブ・エンジニアリング、コンピュータサイエンス助教授)
Roberto Manduchi(ロベルト・マンドゥチ、カリフォルニア大学サンタクルーズ校、コンピュータサイエンス教授)
進行:Nick Giudice(ニック・ジュディチェ、メイン大学、空間情報科学教授)

12月2日のSight Tech Global

Why Amazon’s vision includes talking less to Alexa(Amazonが話しかけないAlexaを考える理由)

家庭でテクノロジーが多く使われるようになると、Teachable AIやマルチモーダル理解、センサー、コンピュータビジョンなど、さまざまなソースからのインプットによって周囲の環境が作られる。すでにAlexaスマートホームでのやりとりの5回に1回は、話し言葉以外から開始されている。Alexaは利用者や利用者の家を十分に理解してニーズを予測し、利用者に代わって有効なやり方で動作する。こうしたことは、アクセシビリティにどのような影響を及ぼすだろうか?

Beatrice Geoffrin(ベアトリス・ジェフリン、Amazon、Alexa Trustディレクター)
Dr. Prem Natarajan(プレム・ナタラジャン、Amazon、Alexa AI担当バイスプレジデント)

Inventors Invent:Three New Takes on Assistive Technology(発明家たちの発明:支援テクノロジーに関する新たな3つの成果)

発明家たちは、その才能を視覚障がい者の支援に生かすことに長年取り組んできた。Mike Shebanek(マイク・シェバネク、AppleのVoiceOverを開発)氏やJim Fruchterman (ジム・フルヒターマン、BenetechのBookshareを開発)に代表されるイノベーターが思い起こされるだろう。現在イノベーターにとっては、LiDAR、コンピュータビジョン、高速データネットワークなどほとんど奇跡といってもいいようなテクノロジーが手ごろにそろっている。その結果、イノベーションは目のくらむほどの速さで進む。このセッションでは、こうしたコアテクノロジーを新しい注目のツールに生かす最前線にいる3人のイノベーターに話を聞く。

Cagri Hakan Zaman(カグリ・ハカン・ザマン、MediateおよびSuperSense、共同創業者)
Kürşat Ceylan(クルサット・セイラン、WeWalk Technology、共同創業者)
Louis-Philippe Massé(ルイ・フィリップ・マセ、HumanWare、プロダクトマネジメント担当ディレクター)
進行:Ned Desmond(ネッド・デズモンド、Sight Tech Global、創業者兼エグゼクティブプロデューサー)

Product Accessibility:How Do You Get it Right? And How Do You Know When You Have?(プロダクトのアクセシビリティ:どうすれば効果的か、そして効果をどう知るか)

アクセシビリティの認知度は上がっているが、高い意識を持っているチームでさえも効果的なアプローチを見つけるのには苦労する。ポイントの1つは、適切なユーザーコミュニティと緊密に連携し、フィードバックを得たりニーズを理解したりすることだ。するとトレードオフではなく、すべての人にとってより良いプロダクトになる。このセッションで、プロダクト開発においてアクセシビリティの最前線にいる専門家から話を聞こう。

Christine Hemphill(クリスティン・ヘンフィル、Open Inclusion、創業者兼代表取締役)
Alwar Pillai(アルウォー・ピライ、Fable、共同創業者兼CEO)
Sukriti Chadha(スクリティ・チャダ、Spotify、プロダクトマネージャー)
Oliver Warfield(オリバー・ウォーフィールド、Peloton Interactive、
アクセシビリティ担当シニアプロダクトマネージャー)
Brian Fischler(ブライアン・フィシュラー、All Blind Fantasy Football Leagueコミッショナー、コメディアン)
進行:Larry Goldberg(ラリー・ゴールドバーグ、Yahoo、アクセシビリティ責任者)

For Most Mobile Phone Users, Accessibility Is Spelled Android(多くのスマートフォンユーザーにとって、アクセシビリティはAndroidで実現する)

世界の携帯電話ユーザーの4分の3は、AppleのiPhoneではなく、GoogleのAndroidで動作するスマートフォンを使っている。視覚障がい者にとって重要なアプリはGoogleのLookoutで、これはコンピュータビジョンのデータベースやGoogleマップなど、GoogleのAIインフラストラクチャが備える莫大なリソースを活用している。GoogleはLookoutに代表される多くのアクセシビリティの機会にどのようにアプローチしているかを聞く。

Eve Andersson(イブ・アンダーソン、Google、アクセシビリティ担当ディレクター)
Andreina Reyna(アンドレイナ・レイナ、Google、シニアソフトウェアエンジニア)
Warren Carr(ウォーレン・カー、Blind Android User Podcast、制作者)

Getting around:Autonomous Vehicles, Ridesharing and Those Last Few Feet(外出する:自動運転車、ライドシェア、そしてラスト数メートル)

スマートフォンで車を呼び出すという多くの人の夢はかなったが、ほんの数メートルしか離れていなくてもその車を見つけるのが難しいとしたら、悪夢であり危険だ。ライドシェアや自動運転タクシーの企業は、視覚に障がいがある利用者から車までの数メートルをもっと安全で利用しやすくするためにどんな取り組みをしているのだろうか。

Kerry Brennan(ケリー・ブレナン、Waymo、UXリサーチマネージャー)
Marco Salsiccia(マルコ・サルシッチャ、Lyft、アクセシビリティエバンジェリスト)
Eshed Ohn-Bar(エシェド・オン・バー、ボストン大学、助教授)
進行:Bryan Bashin(ブライアン・バシン、サンフランシスコLightHouse、CEO)

この無料のオンラインイベントに、ぜひ参加登録して欲しい

Sight Tech Globalは、シリコンバレーで75年にわたって運営されているNPOのVista Center for the Blind and Visually Impairedが主催する。現在、Ford、Google、Humanware、Microsoft、Mojo Vision、Facebook、Fable、APH、Visperoがスポンサーとして決定し、感謝している。本イベントのスポンサーに関心をお持ちの方からの問い合わせをお待ちしている。スポンサーシップはすべて、Vista Center for the Blind and Visually Impairedの収入となる。

画像クレジット:Sight Tech Global

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(文:Ned Desmond、翻訳:Kaori Koyama)

TC Tokyo「スタートアップバトル」、グループD出場企業と審査員を発表

12月2日、3日の2日間でオンライン開催されるTechCrunch Japan主催のスタートアップとテクノロジーの祭典、「TechCrunch Tokyo」についての最新情報をお伝えしよう。本日発表するのは、創業3年以下のスタートアップによるピッチバトル「スタートアップバトル」のグループ分けと、各グループの審査員だ。今回、最後のグループとなるグループDを発表する。

グループD出場企業(順不同)

  • AironWorks:イスラエル国防軍8200部隊出身エンジニア開発のサイバーセキュリティシミュレーションプラットフォーム
  • Contrea:インフォームド・コンセントを効率化・質向上する病院向けクラウド「MediOS」を提供
  • HAKKI AFRICA:信用スコアリングTechを活用したアフリカの中古車マイクロファイナンス
  • OH YEAH:不動産業界でも最もIT化が遅れていて、アナログな賃貸管理業界をテクノロジーで解決する「raQkan(ラクカン)」を提供
  • ジェイタマズ:アポイントを取らずその場で商談する「OPTEMO」で顧客との関係をWEBで最適化

グループD審査員(順不同)

  • 新和博氏:W ventures代表パートナー
  • 松本真尚氏:WiLジェネラルパートナー兼共同創業者
  • 榊原健太郎氏:サムライインキュベート代表取締役

上記5社は12月2日に行われるファーストラウンドでピッチを行い、他のグループ含む20社の中から上位5社が12月3日のファイナルラウンドに進出する。TechCrunch Tokyoの視聴チケットはこちらのページで購入可能だ。ぜひ彼らの雄姿を当日ご覧いただきたい。

TC Tokyo「スタートアップバトル」、グループC出場企業と審査員を発表

12月2日、3日の2日間でオンライン開催されるTechCrunch Japan主催のスタートアップとテクノロジーの祭典、「TechCrunch Tokyo」についての最新情報をお伝えしよう。本日発表するのは、創業3年以下のスタートアップによるピッチバトル「スタートアップバトル」のグループ分けと、各グループの審査員だ。今回はグループCを発表する。

グループC出場企業(順不同)

  • APTO:AI開発でボトルネックになるデータ作成作業を素早く低コスト・高品質に実施できる「harBest」を提供
  • Ax Robotix:【動く寝具】をベースに睡眠データを収集しインターネット経由で常にUpdateすることで成長する寝具サービスを提供
  • Ex-Work:ジョブ型での組織設計・人材マネジメントを実現するHRクラウド「Job-Us」を提供
  • Kiva:ECの為の延長保証サービス「proteger」を運営
  • VoiceApp:Web会議システムでの外国語話者との会話にて、リアルタイムで音声を翻訳し、字幕形式で表示

グループC審査員(順不同)

  • David Milstein氏:Eight Roads Ventures Japanマネージング・パートナー、日本代表
  • 堤達生氏:STRIVE代表取締役、代表パートナー
  • 宮田拓弥氏:Scrum Ventures創業者兼ジェネラルパートナー

上記5社は12月2日に行われるファーストラウンドでピッチを行い、他のグループ含む20社の中から上位5社が12月3日のファイナルラウンドに進出する。TechCrunch Tokyoの視聴チケットはこちらのページで購入可能だ。ぜひ彼らの雄姿を当日ご覧いただきたい。

TC Tokyoにいま注目のシードスタートアップ3社が登場、チケットも好評発売中

12月2、3日にオンラインで開催される「TechCrunch Tokyo 2021」。同イベントでは、国内・海外から著名スピーカーをお招きし、様々なセッションが繰り広げられる。本稿では、いま注目のシードスタートアップ3社の代表に焦点を当てた「Pickup session 注目のシードスタートアップ Powered by Start Pass」セッションの登壇者を紹介しよう。なお、本セッションは経営支援プラットフォームの「StartPass」の協力のもとお届けする。

登壇者(順不同)

小幡洋一氏(pickupon代表取締役)

デザイン・HCI領域をバックグラウンドに、システム制作会社でCGMメディアの立ち上げや、PRの効果測定ツール(SaaS)開発に携わる。その後Open Network Labに採択され2018年2月にpickupon設立、代表取締役に就任。IBM BlueHub、Plug and Play等アクセラレータープログラムへ採択されながら事業開発を進め、2019年9月に会話サマリーAI電話「pickupon(ピクポン)」をリリース。その後、pickuponの開発・営業を統括。

佐藤淳氏(stayway代表取締役CEO)

デロイト トウシュ トーマツ出身。 東京及びシアトルにおいて、IPO支援に従事したのち、香港本社のPEファンド・経営コンサルティングフォームに勤務。「中小企業や地域のポテンシャルを開放」するため、2017年にStaywayを創業。

西小倉宏信氏(タイムクラウド代表取締役)

2007年関西大学総合情報学部卒業後、就職せずに23歳で起業。自己資本でWebの受託開発を行いながら時間管理ツール「TimeCrowd」を企画・開発。2017年にタイムクラウド設立。要件定義からプロトタイプ開発まで一貫してできるのが強み。

モデレーター

小原聖誉(StartPass代表取締役)

2013年AppBroadCast創業の後、KDDIグループへM&A。これまでにエンジェル投資で25社に出資し、うち1社マザーズ上場。現在は自分のスタートアップ経験と投資経験の両面のインサイトを元に、「日本をスタートアップしやすい国へ」というビジョンのもと、スタートアップの経営支援プラットフォーム『StartPass』を企画開発。

「TechCrunch Tokyo 2021」の参加チケットは現在も絶賛販売中だ。参加者チケットは2日間の通し券で、他の講演はもちろん、新進気鋭のスタートアップがステージ上で熱いピッチを繰り広げるピッチイベント「スタートアップバトル」もオンラインで楽しむことができる。ぜひ購入を検討いただきたい。

チケット購入

TC Tokyo「スタートアップバトル」、グループB出場企業と審査員を発表

12月2日、3日の2日間でオンライン開催されるTechCrunch Japan主催のスタートアップとテクノロジーの祭典、「TechCrunch Tokyo」についての最新情報をお伝えしよう。本日発表するのは、創業3年以下のスタートアップによるピッチバトル「スタートアップバトル」のグループ分けと、各グループの審査員だ。今回はグループBを発表する。

グループB出場企業(順不同)

  • CloudBrains:副業・フリーランスとの煩雑なやりとりをクラウド上でスマートに一元管理できる「Lansmart」を提供
  • FastLabel:AI開発を高速化する教師データ作成サービスを提供
  • Scene:製造業向けの3Dドキュメントツール「Scene」を提供
  • アニポス:ペット保険統合プラットフォーム「ANIPOS」でペット保険をより良くし、成長を加速
  • エイターリンク:マイクロ波ワイヤレス給電(WPT)によりデジタル世界を実現

グループB審査員(順不同)

  • 深澤優壽氏:MPower Partnersパートナー
  • 仁木勝雅氏:ディープコア代表取締役社長
  • 堀新一郎氏:Z Venture Capital代表取締役

上記5社は12月2日に行われるファーストラウンドでピッチを行い、他のグループ含む20社の中から上位5社が12月3日のファイナルラウンドに進出する。TechCrunch Tokyoの視聴チケットはこちらのページで購入可能だ。ぜひ彼らの雄姿を当日ご覧いただきたい。

TC Tokyo「スタートアップバトル」、グループA出場企業と審査員を発表

12月2日、3日の2日間でオンライン開催されるTechCrunch Japan主催のスタートアップとテクノロジーの祭典、「TechCrunch Tokyo」についての最新情報をお伝えしよう。本日発表するのは、創業3年以下のスタートアップによるピッチバトル「スタートアップバトル」のグループ分けと、各グループの審査員だ。まずはグループAを発表しよう。

グループA出場企業(順不同)

  • DATAFLUCT:「データ活用の民主化」実現のため、ノーコード機械学習プラットフォームを展開
  • Rsmile:工程管理や受発注の仕組みに加え、各地域作業員も含めた不動産管理のプラットフォーム「COSOJI」を運営
  • パートナーサクセス:プロダクトベンダーと販売パートナーをつなぐパートナー連携クラウド「PartnerSuccess」を開発・提供
  • パナリット:人財の財務諸表 – データクレンジングや可視化の専門性を活かして、ヒト周り(人的資本)の分析や意思決定を可能に
  • リージョナルフィッシュ:ゲノム編集技術を用いて水産物の品種改良を進め、スマート養殖技術を開発

グループA審査員(順不同)

  • 前田ヒロ氏:ALL STAR SAAS FUNDマネージングパートナー
  • 西條晋一氏:XTech Ventures代表パートナー
  • 五嶋一人氏:iSGSインベストメントワークス代表取締役 代表パートナー

上記5社は12月2日に行われるファーストラウンドでピッチを行い、他のグループ含む20社の中から上位5社が12月3日のファイナルラウンドに進出する。TechCrunch Tokyoの視聴チケットはこちらのページで購入可能だ。ぜひ彼らの雄姿を当日ご覧いただきたい。

TC Tokyo2021特別セッション「YOASOBIプロデューサーが見たクリエイターエコノミー」開催決定

12月2、3日にオンラインで開催される「TechCrunch Tokyo 2021」。本年度は、期間中、7つのテーマで国内・海外のスピーカーを招いたセッションがあるが、今回は、クリエイターエコノミーをテーマにした特別セッション「YOASOBIプロデューサーが見たクリエイターエコノミー」も行われる。

投稿小説を音楽にするというプロジェクトとして登場し、社会現象にもなった音楽ユニット「YOASOBI」。2019年のスタートから、コロナ禍という特殊な状況の中、どのように成長し、愛されるようになったのか。

THECOO代表取締役CEO平良真人氏

現在のエンタテインメント業界とテック業界との関係なども合わせて、YOASOBIプロジェクトを立ち上げたソニー・ミュージックエンタテインメントの屋代陽平氏、山本秀哉氏が登壇、日本をはじめ全世界的に盛り上がりを見せている「クリエイターエコノミー」についてのセッションとなる。

また、本セッションにはモデレーターとして、三度の飯よりロックが大好きというTHECOO株式会社の代表取締役CEO平良 真人氏も参加。今回のセッション撮影会場となるスタジオBLACKBOX³の運営も行うTHECOOは、会員制のファンコミュニティアプリFaniconの運営やインフルエンサーマーケティング関連事業を行っている。

参加者チケットは現在発売中。参加者チケットは2日間の通し券で、他の講演はもちろん新進気鋭のスタートアップがステージ上で熱いピッチを繰り広げるピッチイベント「スタートアップバトル」もオンラインで楽しむことができる。

チケット購入

本記事執筆時点では「早割チケット」は税込3500円、2021年12月31日までアーカイブ配信も視聴できる「早割チケット プレミアム」は税込3500円となっている。

オンラインでの開催で場所を問わず参加できるため、気になる基調講演を選んで視聴することもしやすいはず。奮ってご参加いただければ幸いだ。

東京都のオープンデータを活用する2021年度「都知事杯オープンデータ・ハッカソン」開催決定、参加者を募集中

日本IBMが量子コンピューター活用のハッカソン「IBM Quantum Challenge Fall 2021」をオンライン開催、高校生以上参加可能

起業サポートや新規事業支援などを展開するボーンレックスは11月5日、東京都の委託により2021年度「都知事杯オープンデータ・ハッカソン」の開催を発表し、参加者(個人または団体)の募集を開始した。東京都のオープンデータを活用したサービスやシステム、アプリケーション開発の成果を競い合う5日間のハッカソンだ。

東京都では、行政が保有するデータを積極的に公開し、シビックテックや民間企業による都民の利便性向上のための新サービス開発を促す取り組みを進めており、このイベントはそれを加速させるためのもの。東京都のオープンデータを使い、都民の生活の質を向上させるサービスのプロトタイピングを5日間で行う。新たなサービス開発を志す方、自身の技術力を試したいエンジニア・デザイナーなど、チームまたは個人で参加でき、当日、参加者同士でチームを組むことも可能。5つのプロジェクトが選抜され、そのうち1プロジェクトに都知事杯が贈呈される。

「都知事杯オープンデータ・ハッカソン」概要

  • スケジュール
    ハッカソン:2021年12月中旬の5日間
    First Stage:2022年1月中旬にプロジェクトのプレゼンテーション
    Final Stage:2022年1月下旬に最優秀プロジェクトに都知事杯を贈呈
  • 応募対象
    東京都のオープンデータを活用したサービス開発を目指す個人または団体
  • 応募条件
    ・東京都が抱える行政課題の解決に資するサービス案を検討していること
    ・東京都のオープンデータを活用予定であること
    ・予定されている日程に参加できること
  • 応募期間
    2021年11月5日〜12月8日

応募方法、詳細は公式サイトおよび「都知事杯オープンデータ・ハッカソン 令和3年度募集要項」(PDF)を参照。参加申し込みフォームは「都知事杯オープンデータ・ハッカソン参加者応募フォーム」を利用する。

東京都のオープンデータを活用する2021年度「都知事杯オープンデータ・ハッカソン」開催決定、参加者を募集中

日本IBMが量子コンピューター活用のハッカソン「IBM Quantum Challenge Fall 2021」をオンライン開催、高校生以上参加可能

起業サポートや新規事業支援などを展開するボーンレックスは11月5日、東京都の委託により2021年度「都知事杯オープンデータ・ハッカソン」の開催を発表し、参加者(個人または団体)の募集を開始した。東京都のオープンデータを活用したサービスやシステム、アプリケーション開発の成果を競い合う5日間のハッカソンだ。

東京都では、行政が保有するデータを積極的に公開し、シビックテックや民間企業による都民の利便性向上のための新サービス開発を促す取り組みを進めており、このイベントはそれを加速させるためのもの。東京都のオープンデータを使い、都民の生活の質を向上させるサービスのプロトタイピングを5日間で行う。新たなサービス開発を志す方、自身の技術力を試したいエンジニア・デザイナーなど、チームまたは個人で参加でき、当日、参加者同士でチームを組むことも可能。5つのプロジェクトが選抜され、そのうち1プロジェクトに都知事杯が贈呈される。

「都知事杯オープンデータ・ハッカソン」概要

  • スケジュール
    ハッカソン:2021年12月中旬の5日間
    First Stage:2022年1月中旬にプロジェクトのプレゼンテーション
    Final Stage:2022年1月下旬に最優秀プロジェクトに都知事杯を贈呈
  • 応募対象
    東京都のオープンデータを活用したサービス開発を目指す個人または団体
  • 応募条件
    ・東京都が抱える行政課題の解決に資するサービス案を検討していること
    ・東京都のオープンデータを活用予定であること
    ・予定されている日程に参加できること
  • 応募期間
    2021年11月5日〜12月8日

応募方法、詳細は公式サイトおよび「都知事杯オープンデータ・ハッカソン 令和3年度募集要項」(PDF)を参照。参加申し込みフォームは「都知事杯オープンデータ・ハッカソン参加者応募フォーム」を利用する。

12月開催のSight Tech Global、アップルとアマゾンの機械学習・AI専門家の講演が決定

センサーとデータが急増している。スマートフォンから、あるいはクルマやスマートホームデバイスから得られる驚異的な量のデータをもとにして、新しいプロダクトやエクスペリエンスを考える研究者や開発者の取り組みは加速する。こうした研究や開発は、視覚障がい者に対してもこれまで以上に寄与する。

そこで12月1〜2日に開催するオンラインイベントのSight Tech Globalから、2つのセッションを紹介しよう。1つはApple(アップル)、もう1つはAmazon(アマゾン)のセッションで、この2つのセッションでは機械学習(ML)とAIのリーダーである両社が将来について、特に視覚障がい者を支援する新しいエクスペリエンスについて語る。Sight Tech Globalへの参加は無料だ。今すぐ登録して欲しい。

Designing for everyone:Accessibility and machine learning at Apple(すべての人のためのデザイン:Appleのアクセシビリティと機械学習)

Appleのセッションでは、TechCrunch編集長のMatthew Panzarino(マシュー・パンザリーノ)がJeff Bigham(ジェフリー・ビガム)氏、Sarah Herrlinger(サラ・ヘルリンガー)氏に話を聞く。

ビガム氏はAppleのAI/MLアクセシビリティリサーチ責任者で、カーネギーメロン大学でコンピュータサイエンスのアシスタントプロフェッサーも務める。同氏はAIと機械学習を活用した先進的なアクセシビリティを専門とする研究者とエンジニアのチームを率いている。

ヘルリンガー氏はAppleのグローバルアクセシビリティポリシー&イニシアチブ担当シニアディレクター。同社のアクセシビリティプログラムの責任者として、ワールドワイドで障がい者コミュニティを支援し、同社のハードウェアとソフトウェアにアクセシビリティ技術を実装し、他にもAppleのインクルージョンのカルチャーを推進する役割を担っている。

AppleのiPhoneとVoiceOverは視覚障がい者にとってナビゲーションからメールの読み上げまで多くのサービスを提供する極めて重要なツールだ。LiDARとコンピュータビジョンの機能なども取り入れることで、iPhoneとクラウドコンピューティングを組み合わせて周囲に関する情報を取得し、その情報を役に立つ形で伝える手段としてさらに機能が強化されている。ヘルリンガー氏とビガム氏が、アクセシブルなデザイン、この1年間の進歩、機械学習研究におけるインクルージョン、最新の研究と将来に関して、Appleのアプローチを語る予定だ。

Why Amazon’s vision includes talking less to Alexa(Amazonが話しかけないAlexaを考える理由)

Amazonのセッションでは、Be My EyesのバイスプレジデントであるWill Butler(ウィル・バトラー)氏が、Alexa AI担当バイスプレゼントのPrem Natarajan(プレム・ナタラジャン)氏、Alexa TrustディレクターのBeatrice Geoffrin(ベアトリス・ジェフリン)氏とともに語る。

ジェフリン氏はAmazonのAlexaチームでプロダクトマネジメント担当ディレクターを務めている。Alexaに対する顧客の信頼を獲得して維持し、Alexaのアクセシビリティを向上する部署であるAlexa Trustの責任者で、Alexa for Everyoneチームを監督する。

ナタラジャン氏はサイエンス、エンジニアリング、プロダクトの学際的な研究をする組織の責任者で、会話のモデリングや自然言語理解、エンティティリンキングとエンティティ解決、関連する機械学習テクノロジーの進化を通じたカスタマーエクスペリエンスの向上に取り組んでいる。

AmazonのAlexaはすでに多くの家庭で利用され、視覚障がい者が使うテクノロジーツールセットとしても効果をあげている。家庭でテクノロジーが多く使われるようになると、Teachable AIやマルチモーダル理解、センサー、コンピュータビジョンなど、さまざまなソースからのインプットによって周囲の環境が作られる。すでにAlexaスマートホームでのやりとりの5回に1回は、話し言葉以外から開始されている。Alexaは利用者や利用者の家を十分に理解してニーズを予測し、利用者に代わって有効なやり方で動作する。こうしたことは、アクセシビリティにどのような影響を及ぼすだろうか?

Sight Tech Globalはオンラインで開催され、世界中から無料で参加できる。今すぐ登録しよう。

Sight Tech Globalは、シリコンバレーで75年にわたって運営されているNPOのVista Center for the Blind and Visually Impairedが主催する。現在、Ford、Google、Humanware、Microsoft、Mojo Vision、Facebook、Fable、APH、Visperoがスポンサーとして決定し、感謝している。本イベントのスポンサーに関心をお持ちの方からの問い合わせをお待ちしている。スポンサーシップはすべて、Vista Center for the Blind and Visually Impairedの収入となる。

画像クレジット:Sight Tech Global

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(文:Ned Desmond、翻訳:Kaori Koyama)

TC Tokyo「スタートアップバトル」の本戦に進む20社が決定!12月2日、3日に生配信

12月2日、3日の2日間でオンライン開催されるTechCrunch Japan主催のスタートアップとテクノロジーの祭典、「TechCrunch Tokyo」についての最新情報をお伝えしよう。同イベントに登壇するセッションスピーカーの情報はこちらの特設サイトにて随時アップデート中だが、今日発表するのは、創業3年以下のスタートアップによるピッチバトル「スタートアップバトル」の決勝に進むファイナリスト20社だ。

スタートアップバトルは法人設立3年未満、ローンチ1年未満のプロダクトやサービスを持つ新進気鋭のスタートアップがステージ上で熱いピッチを繰り広げるピッチイベントだ。今では上場企業となったマネーフォワード、freee、Gunosy、Kaizen Platformや、日本が誇る注目ベンチャーのSmartHR、WHILLも輩出する一大イベントとなっている。昨年は、物流のラストワンマイルにおいて配送効率化アプリ「TODOCUサポーター」などを提供する207が優勝。投資家や大企業の新規事業担当者も多く参加するTechCrunch Tokyoでは、スタートアップバトルをきっかけに出資が決まったり、優秀な人材の採用につながることも少なくない。まさに日本のスタートアップ業界の登竜門とも言えるイベントだ。

今年も多数の応募社が集まり、記事末に紹介させていただいた書類審査員による審査を経て、以下のファイナリスト20社が決定した。彼らは12月2日、3日のイベント当日、本戦審査員の前でピッチを行う予定だ。イベント参加者はその様子をライブ放送で視聴できる。最終戦は12月3日を予定していて、今年の優勝企業が決定する歓喜の瞬間をぜひ楽しみにしていただきたい。3500円でイベントコンテンツのすべてを楽しめる早割チケットの販売は、11月22日までだ(チケット購入ページはこちら)。ぜひこの機会にご検討いただきたい。

今年のファイナリスト20社(AtoZ順)

  • AironWorks:イスラエル国防軍8200部隊出身エンジニア開発のサイバーセキュリティシミュレーションプラットフォーム
  •  APTO:AI開発でボトルネックになるデータ作成作業を素早く低コスト・高品質に実施できる「harBest」を提供
  • Ax Robotix:【動く寝具】をベースに睡眠データを収集しインターネット経由で常にUpdateすることで成長する寝具サービスを提供
  •  CloudBrains:副業・フリーランスとの煩雑なやりとりをクラウド上でスマートに一元管理できる「Lansmart」を提供
  • Contrea:インフォームド・コンセントを効率化・質向上する病院向けクラウド「MediOS」を提供
  •  DATAFLUCT:「データ活用の民主化」実現のため、ノーコード機械学習プラットフォームを展開
  •  Ex-Work:ジョブ型での組織設計・人材マネジメントを実現するHRクラウド「Job-Us」を提供
  •  FastLabel:AI開発を高速化する教師データ作成サービスを提供
  •  HAKKI AFRICA:信用スコアリングTechを活用したアフリカの中古車マイクロファイナンス
  •  Kiva:ECの為の延長保証サービス「proteger」を運営
  •  OH YEAH:不動産業界でも最もIT化が遅れていて、アナログな賃貸管理業界をテクノロジーで解決する「raQkan(ラクカン)」を提供
  •  Rsmile:工程管理や受発注の仕組みに加え、各地域作業員も含めた不動産管理のプラットフォーム「COSOJI」を運営
  •  Scene:製造業向けの3Dドキュメントツール「Scene」を提供
  •  VoiceApp:Web会議システムでの外国語話者との会話にて、リアルタイムで音声を翻訳し、字幕形式で表示
  •  アニポス:ペット保険統合プラットフォーム「ANIPOS」でペット保険をより良くし、成長を加速
  •  エイターリンク:マイクロ波ワイヤレス給電(WPT)によりデジタル世界を実現
  • ジェイタマズ:アポイントを取らずその場で商談する「OPTEMO」で顧客との関係をWEBで最適化
  •  パートナーサクセス:プロダクトベンダーと販売パートナーをつなぐパートナー連携クラウド「PartnerSuccess」を開発・提供
  • パナリット:人財の財務諸表 – データクレンジングや可視化の専門性を活かして、ヒト周り(人的資本)の分析や意思決定を可能に
  •  リージョナルフィッシュ:ゲノム編集技術を用いて水産物の品種改良を進め、スマート養殖技術を開発

書類選考審査員(五十音順)

有安 伸宏氏:起業家・エンジェル投資家
今野 穣氏:グロービス・キャピタル・パートナーズ 代表パートナー
澤山 陽平氏:Coral Capital 創業パートナー
田島 聡一氏:Genesia Ventures, Inc. CEO/General Partner
西田 隆一氏:B Dash Ventures ディレクター
和田 圭祐氏:インキュベイトファンド 代表パートナー

東京都主催のOSS共創プログラム「地域課題をハックする」がハッカソン形式で開催、東京都OSS公開ガイドラインも発表

東京都主催のOSS共創プログラム第1弾「地域課題をハックする」がハッカソン形式で開催、「東京都OSS公開ガイドライン」も発表

Tokyo OSS Party!!は10月27日、東京都と共に「テクノロジーを活用して」「オープンに」「楽しく」様々な地域課題を解決するためのイベント「Tokyo OSS Party!! 2021」の開催を発表した。開催期間は、11月20日から12月4日(オンライン開催)。参加応募は、「“地域課題をハックする” 共創プログラム〜Tokyo OSS Party!! 2021」、または「Tokyo OSS Party!! “地域課題をハックする” 共創プログラム 参加お申し込み」から行える。

同イベント内で作成したソフトウェアなど成果物は、オープンソースソフトウェア(OSS)として公開をすることを前提としており、「Tokyo OSS Party!! 2021 参加同意書」の内容を確認・同意した上で応募するよう呼びかけている。

また同イベントでは、地域課題をハックするサービスの開発を行う共創プログラム「地域課題をハックする」をハッカソン形式で実施する。募集人数は50名程度(応募者多数の場合は主催者側で選考)。年齢・居住地・国籍不問。個人エントリーの場合は、参加フォームで「個人参加(チームビルディング希望)」を選択する。

同プログラムでは、各自治体が実際の地域課題と開発に役立つオープンデータが提供される。これを元に、エンジニアやデザイナー・プランナーなどサービス開発やウェブデザインのスキルを持つ人がチームを作り、アプリケーションを開発する中で、新たな地域課題解決に向けた可能性を探るとしている。提供予定課題は「防災ハザードマップに関する課題」で、その他順次調整中。

表彰チームのプロトタイプは、OSSとしてGithub上で公開しにすることを条件としており、社会全体に広がるムーブメントの火付け役となるプログラムでありたいと考えているという。東京都主催のOSS共創プログラム第1弾「地域課題をハックする」がハッカソン形式で開催、「東京都OSS公開ガイドライン」も発表

「東京都OSS公開ガイドライン」

東京都は、「東京都新型コロナウイルス感染症対策サイト」制作の経験から、OSS化の利点を「都が保有する知的資産(ソースコード)を共有し、幅広く意見を聞くことで、OSS自体の自律的発展が可能」「また、この動きを全国に波及させることで、行政などが類似するシステムを構築する際の開発時間とコストの縮減に寄与」として捉えているという。

そのため、都全体でOSS化を推進していくべく「東京都OSS公開ガイドライン」を策定し、β版(0.1.0版。2021年11月1日現在)をGitHub上で公開した。Issue や Pull Request も受け付けているとのこと。

TC Tokyo2021「メガベンチャー発のM&A」セッションにサイトビジットの鬼頭政人氏、freeeの武地健太氏が登壇

TC Tokyo2021「メガベンチャー発のM&A」セッションにサイトビジットの鬼頭政人氏、freeeの武地健太氏が登壇12月2、3日にオンラインで開催される「TechCrunch Tokyo 2021」。本年度は、期間中、7つのテーマで国内・海外のスピーカーを招いたセッションが行われる。

「メガベンチャー発のM&A」をテーマにしたセッションでは、サイトビジット代表取締役の鬼頭政人氏、freeeでCSO(Chief Strategy Officer)を務める武地健太氏が登壇する。

鬼頭政人氏(サイトビジット 代表取締役)

TC Tokyo2021「メガベンチャー発のM&A」セッションにサイトビジットの鬼頭政人氏、freeeの武地健太氏が登壇

鬼頭政人氏(サイトビジット 代表取締役)

サイトビジットは、ワンストップ電子契約サービス「NINJA SIGN by freee」を提供。不要な操作をなくし、「ニンジャ」のようにスピーディーな動作を実現、契約業務を影から支えるという。同社は2021年4月にfreeeグループに参画しており、freeeが提供する統合型クラウドERPサービスとともに、会計・ワークフロー・人事労務と契約を一体で効率的に管理できる仕組みを構築するとしている。

代表取締役の鬼頭政人氏は、開成高校を特別優等で卒業、東京大学法学部を経て24歳で司法試験合格。都内法律事務所に勤務後、政府系投資ファンドを経て2013年にサイトビジットを起業した。難関資格のオンライン学習「資格スクエア」を⼟台に事業を伸ばし、2019年にワンストップ電子契約サービス「NINJA SIGN」をリリース。2021年4⽉、freeeグループへ参画。13冊⽬となる最新書籍「ゼロからわかる電⼦契約の実務」を2021年2⽉に上梓している。

武地健太氏(freee CSO / Chief Strategy Officer)

TC Tokyo2021「メガベンチャー発のM&A」セッションにサイトビジットの鬼頭政人氏、freeeの武地健太氏が登壇

武地健太氏(freee CSO / Chief Strategy Officer)

freeeは、「スモールビジネスを、世界の主役に。」というミッションのもと、誰もが自由に経営できる統合型経営プラットフォームの実現を目指すスタートアップ。日本発のSaaS型クラウドサービスとして、パートナーや金融機関と連携することでオープンなプラットフォームを構築し、「freee会計」「freee人事労務」「freee申告」などの形で「マジ価値」を提供している。

CSO(Chief Strategy Officer)の武地健太氏は、先祖代々会計一家の出身。あずさ監査法人・ボストンコンサルティンググループを経てfreeeにCFOとして参画。「経済活動のログ」としての会計の可能性を追求する公認会計士。趣味は家庭菜園。

「TechCrunch Tokyo 2021」は、すでに参加者チケットは発売中。参加者チケットは2日間の通し券で、他の講演はもちろん新進気鋭のスタートアップがステージ上で熱いピッチを繰り広げるピッチイベント「スタートアップバトル」もオンラインで楽しむことができる。本講演は英語でのセッションとなるが、日本語の字幕が入る。

チケット購入

本記事執筆時点では「早割チケット」は税込3500円、2021年12月31日までアーカイブ配信も視聴できる「早割チケット プレミアム」は税込3500円となっている。また、スタートアップ向けのチケット(バーチャルブース+チケット4枚セット)は後日販売予定だ。

オンラインでの開催で場所を問わず参加できるため、気になる基調講演を選んで視聴することもしやすいはず。奮ってご参加いただければ幸いだ。

TC Tokyo2021「日本でも増える連続起業家」セッションにスマートバンクの堀井翔太氏、令和トラベルの篠塚孝哉氏が登壇

TC Tokyo2021「日本でも増える連続起業家」セッションにスマートバンクの堀井翔太氏、令和トラベルの篠塚孝哉氏が登壇12月2、3日にオンラインで開催される「TechCrunch Tokyo 2021」。本年度は、期間中、7つのテーマで国内・海外のスピーカーを招いたセッションが行われる。

「日本でも増える連続起業家」をテーマにしたセッションでは、スマートバンク代表取締役の堀井翔太氏、令和トラベル代表取締役社長の篠塚孝哉氏が登壇する。

堀井翔太氏(スマートバンク 代表取締役)

TC Tokyo2021「日本でも増える連続起業家」セッションにスマートバンクの堀井翔太氏、令和トラベルの篠塚孝哉氏が登壇

堀井翔太氏(スマートバンク 代表取締役)

スマートバンクは、Visaプリペイドカードと家計簿アプリがセットになった新しい支出管理サービス「B/43」(ビーヨンサン。iOS版)を開発・運営。毎月の予算をカードにチャージして日々の支払いを行うことで、自動で記録され、見える化されるので、支出管理を継続しやすい。サービス名には「『Balance(残高)/ 43(予算)』や『Budget(予算) / 43(資産)』を意識して生活できるように」という願いを込めているそうだ。

代表取締役の堀井翔太氏は、VOYAGE GROUP(東証一部)へ新卒入社し、最年少で子会社社長に就任。日本初のフリマアプリ「FRIL」を運営していたFablic社の創業者でもある。2016年に同社を数十億円で楽天株式会社に売却。2018年の退任まで代表取締役CEOを経験。2019年にスマートバンクを設立した。

篠塚孝哉氏(令和トラベル 代表取締役社長)

TC Tokyo2021「日本でも増える連続起業家」セッションにスマートバンクの堀井翔太氏、令和トラベルの篠塚孝哉氏が登壇

篠塚孝哉氏(令和トラベル 代表取締役社長)

令和トラベルは、2021年4月5日に海外旅行のDTA(デジタルトラベルエージェンシー。オンラインのみの旅行代理店)として創業し、第一種旅行業免許(観光庁長官登録旅行業:第2123号)を取得した旅行系スタートアップ。旅行体験のアップデートを目指し、海外旅行予約アプリのティザーサイトを公開。優先登録の受付も開始している。

代表取締役社長の篠塚孝哉氏は、2011年Loco Partnersを創業、2013年に宿泊予約サービス「Relux」を開始し、以降毎年200〜300%の成長率を実現。2017年春にはKDDIグループにM&Aにて経営参画、最年少子会社社長(当時)として経営執行を担う。2020年3月にLoco Partnersの社長を退任した。2021年4月、令和トラベルを創業。同年6月には、シードラウンドで22億5000万円の大型資金調達を実施、東洋経済が選ぶ「すごいベンチャー100」のうち7社にも選出された。「あたらしい旅行を、デザインする。」をミッションに海外旅行代理業を展開すべく、現在サービスを準備中。

「TechCrunch Tokyo 2021」は、すでに参加者チケットは発売中。参加者チケットは2日間の通し券で、他の講演はもちろん新進気鋭のスタートアップがステージ上で熱いピッチを繰り広げるピッチイベント「スタートアップバトル」もオンラインで楽しむことができる。本講演は英語でのセッションとなるが、日本語の字幕が入る。

チケット購入

本記事執筆時点では「早割チケット」は税込3500円、2021年12月31日までアーカイブ配信も視聴できる「早割チケット プレミアム」は税込3500円となっている。また、スタートアップ向けのチケット(バーチャルブース+チケット4枚セット)は後日販売予定だ。

オンラインでの開催で場所を問わず参加できるため、気になる基調講演を選んで視聴することもしやすいはず。奮ってご参加いただければ幸いだ。

TC Tokyo2021「SDGs」セッションに菌糸をベースにした代替レザー開発のBolt Threadsダン・ウィドマイヤー氏が登壇決定

12月2、3日にオンラインで開催される「TechCrunch Tokyo 2021」。本年度は、期間中、7つのテーマで国内・海外のスピーカーを招いたセッションが行われる。

「SDGs」をテーマにしたセッションでは、Bolt Threadsの創設者兼CEOであるDan Widmaier(ダン・ウィドマイヤー)氏が登場する。

Bolt Threadsは菌糸をベースにした代替レザー「Mylo」など商業的に利用可能な素材を開発、adidas、Kering、lululemon、Stella McCartneyといったグローバルブランドと提携を果たしている。

関連記事:Bolt Threadsがバレンシアガやグッチ、アディダスなどと新素材マッシュルーム代替皮革で提携

ダン・ウィドマイヤー氏はカリフォルニア大学サンフランシスコ校で化学と化学生物学の博士号を取得し、大学院では微生物の細胞小器官を制御する遺伝子回路の設計を研究した。2009年、2人の共同設立者とともに、バイオテクノロジーを活用して次世代の材料を開発するBolt Threadsを設立している。

すでに参加者チケットは発売中。参加者チケットは2日間の通し券で、他の講演はもちろん新進気鋭のスタートアップがステージ上で熱いピッチを繰り広げるピッチイベント「スタートアップバトル」もオンラインで楽しむことができる。本講演は英語でのセッションとなるが、日本語の字幕が入る。

チケット購入

本記事執筆時点では「早割チケット」は税込3500円、2021年12月31日までアーカイブ配信も視聴できる「早割チケット プレミアム」は税込3500円となっている。また、スタートアップ向けのチケット(バーチャルブース+チケット4枚セット)は後日販売予定だ。

オンラインでの開催で場所を問わず参加できるため、気になる基調講演を選んで視聴することもしやすいはず。奮ってご参加いただければ幸いだ。