米三大自動車メーカーが新型コロナウィルスの脅威で北米の全工場を閉鎖へ

米国イリノイ州デトロイトの三大自動車メーカーが新型コロナウィルスの脅威を受けて全工場を閉鎖する。詳細はまだ検討中で近く発表される予定だ。

過去数日間、米自動車労働組合(UAW)は、労働者の安全を考慮して工場を閉鎖するようメーカーに求めてきた。UAWのRory Gamble委員長はメーカーに書状を送り、2週間の閉鎖を要請した。この圧力がメーカーの思考プロセスに影響を与えたのかどうかは定かではない。

Ford(フォード)とFCA(フィアット・クライスラー・オートモビルズ)は、ミシガン地域の一部の工場でのみ、操業を停止する意向だと発言していた。米国時間3月18日、ホンダは北米の12工場の全操業を停止すると発表した。その中にはオハイオ州、インディアナ州、アラバマ州、カナダ、およびメキシコのトランスミッションおよびエンジン工場が含まれる。フォードとGM(ゼネラル・モーターズ)も数時間後に歩調を合わせた。そして午後にはFCAも全面閉鎖を決定した。

この時期になって自動車メーカーは製造、組立て工場に注目し始めたようだ。ほとんどの自動車メーカーが、オフィスワーカーについてはすでに在宅勤務を実施している。

主要自動車メーカーの各工場に加え、第三者の部品提供会社も影響を受ける。提供していた部品が不要になるからだ。この閉鎖によって最終的に何人の労働者が影響を受けるのかまだわかっていない。

Teslaは在宅勤務指令の元で作業していると報道されている。3月18日にTechCrunchは、Tesla(テスラ)のカリフォルニア州フリーモント工場の従業員向けに詳細な指示が書かれた社内メモを入手した。

一部を抜粋する。「通常の業務に変わりはなく、製造、サービス、配送、試験、サポートなどの重要任務についてる人たちは、上司と相談の上これまで通り出社して仕事をすること」。Teslaの製造労働者は、デトロイトの三大自動車メーカーと異なり、自動車労働組合に属していない。

画像クレジット:Veanne Cao

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

フォクスコンとフィアット・クライスラーが電気自動車を共同開発、車のインターネットに注力

iPhoneの製造請負でその名を知られている台湾のエレクトロニクス大手であるFoxconn Technology Group(フォックスコン・テクノロジー・グループ、鴻海科技集団)が、Fiat Chrysler Automobiles(フィアット・クライスラー・オートモービルズ、FCA)との合弁事業により中国で電気自動車を生産する。

そのジョイントベンチャーは申請文書からわかり、日経が最初に記事にした

その文書によると、両社がそのベンチャーの50%を保有して電気自動車を開発および製造し、IOVに取り組む。フォックスコンの親会社Hon Hai(ホンハイ、鴻海)によると、IOVはInternet of Vehicles(車のインターネット)の頭字語だ。なお、申請文書によるとホンハイが直接保有する当合弁事業の株式は40%を超えない。

フォックスコンによると、このベンチャーは当初、中国向けの電気自動車の生産に特化するが、いずれは輸出も行う。申請文書によると、この合弁事業で生産されるのは完全に新規開発の車種であり、FCAの既存の車種を電動化するプロジェクトではない。中国は電気自動車の世界最大の市場であり、FCAはこのベンチャーで当市場への進出の手がかりを得ることになる。

フォックスコンが電気自動車(EV)のジョイントベンチャーに投資したことは前にもあったが、開発と生産を同社自身が行う合弁は今回が初めてだ。EVのスタートアップByton(バイトン)は最初、Harmony Auto(ハーモニー・オート)とTencent(テンセント)とフォックスコンのジョイントベンチャーだった。またフォックスコンは、XPeng Motors(シャオペン・モータース)の投資家でもある。この中国の電動車スタートアップは最近新たに4億ドルを調達し、Xiaomi(シャオミ、小米)を戦略的投資家として迎えた。

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(翻訳:iwatani、a.k.a. hiwa