Elephant RoboticsとM5Stackが共同開発したコンパクトな4軸ロボットアームmyPalletizerをスイッチサイエンスが発売

Elephant RoboticsとM5Stackが共同開発したコンパクトな4軸ロボットアームmyPalletizerをスイッチサイエンスが発売

スイッチサイエンスは2月8日、中国深センの産業用ロボットメーカーElephant RoboticsM5Stackが共同開発したロボットアーム「myPalletizer」と、そのエンドエフェクター2種の販売を同日開始した。myPalletizerの価格は6万9454円(税込)。すでにスイッチサイエンスから発売されているElephant Roboticsの6軸ロボットアーム「myCobot 280」をさらにコンパクトにしたもので、エンドエフェクターには、一部myCobotと互換性がある。

myPalletizerは重量960g、作業半径260mmという大変にコンパクトなロボットアーム。制御システムとして開発モジュール「M5Stack Basic」を搭載し、アーム部にはM5Stackシリーズの最小ユニット「ATOM Matrix」が装備されている。開発環境としては、Python、ROS、Arduino、Roboflowなどに対応。アーム先端と本体底部には著名ブロック玩具互換のコネクターも装備されている。

アームの先端に取り付けるエンドエフェクターは、今回、「myPalletizer用グリッパー」と「myCobot 280/myPalletizer用カメラフランジ」が同時発売されたが、myCobot 280の「myCobot 280用Gベース(クランプ)」や「myCobot 280用吸引ポンプ」も使える。

エンドエフェクターのmyPalletizer用グリッパーは、小さな箱やボールを掴むことができる。ROS、Arduino、UIFlow、RoboFlowなど、あらゆる開発環境で使用可能。myPalletizer専用。

myCobot 280/myPalletizer用カメラフランジは、顔認証、スマートディスプレイ、スマートデリバリー、自動販売機、コードのスキャン、アクセス管理などの用途に使えるカメラパーツ。「myCobot 280」でも使用可能。

myPalletizer」概要

  • 型番:MYCOBOT-MYPALLETIZER-PSE
  • 軸数:4軸
  • ペイロード:300g
  • 作業半径:260mm
  • 精度:±0.5mm
  • 重量:900g
  • モーター:高精度磁気エンコーダー式サーボモーター
  • 作動速度:120°/s
  • 電源:8~12 V 5A(12VのACアダプターを同封)
  • コネクター:USB Type-C(M5Stack Basic本体)
  • 価格:6万9454円(税込)

myPalletizer用グリッパー」概要

  • 型番:MYCOBOT-MP-GRIPPER-AG-WH
  • サイズ:110×90×60mm
  • 重量:88g
  • クランプ幅:20~45 mm
  • 最大クランプ重量:150g
  • 価格:1万6445円(税込)

myCobot 280/myPalletizer用カメラフランジ」概要

  • 型番:MYCOBOT-CAMERAFLANGE
  • USBレンズ(歪みなし)
    ・サイズ:18×18×20 mm
    ・最大ピクセル:100万(1280×720)
    ・対応画像フォーマット:YUV、MJPEG
    ・ピクセルサイズ:3.4um×3.4um
    ・最大フレームレート:1280×720@25fps
    ・USBプロトコル:USB 2.0 HS/FS
    ・対応解像度:1280×720、640×480、320×240
    ・電源:DC5 V 90mA
    ・レンズ焦点距離:標準1.7mm
    ・FOV角:≈60°
    ・対応OS:Windows、Linux、MacOS
  • エンドフランジ
    ・材質:感光性レジン
    ・仕上げ:塗装
    ・サイズ:80×40×20 mm
    ・重量:60g
  • 価格:1万4465円(税込)

BLE対応「Arduino Nano 33 BLE」とセンサー搭載「Arduino Nano 33 BLE Sense」がスイッチサイエンスより発売開始

BLE対応「Arduino Nano 33 BLE」とセンサー搭載「Arduino Nano 33 BLE Sense」がスイッチサイエンスより発売中スイッチサイエンスは、BLE(Bluetooth Low Energy)に対応した小型開発ボード「Arduino Nano 33 BLE」(ピンヘッダー未実装・ピンヘッダー実装済み)と「Arduino Nano 33 BLE Sense」(ピンヘッダー未実装ピンヘッダー実装済み)の発売を開始した。Arduino Nano 33 BLEのピンヘッダー実装済みは、後日販売開始を予定。

それぞれプロセッサーにはNordicのワイヤレスSoC「nRF52840」を採用。IMU(慣性計測装置)が搭載されているので、地磁気、ジャイロ、加速度計の合計9軸を測定できる。Arduino Nano 33 BLE Senseには、さらに温湿度センサー、気圧センサー、マイク、ジェスチャー、色センサーが搭載されている。

TinyMLやTensorFlow LiteといったエッジAI向けの機械学習技術も使用可能。Arduino開発者とアドバイザーによるチュートリアルが用意されている。

直販価格は、Arduino Nano 33 BLEのピンヘッダー未実装が3278円(税込)、ピンヘッダー実装済みが円(税込)。Arduino Nano 33 BLE Senseのピンヘッダー未実装が5060円(税込)、ピンヘッダー実装済みが5445円(税込)。

「Arduino Nano 33 BLE」の仕様

  • 採用マイコン:nRF52840
  • 動作電圧:3.3V
  • 入力電圧:21V
  • 各ピンの出力電流:15mA
  • クロックスピード:64MHz
  • CPUフラッシュメモリー:1MB
  • SRAM:256KB
  • EEPROM:なし
  • I/O
    デジタルピン:14
    PWMピン:全デジタルピン
    UART:1
    SPI:1
    I2C:1
    アナログ入力:8
    アナログ出力:PWMピンを用いた出力

「Arduino Nano 33 BLE Sense」の仕様

  • 採用マイコン:nRF52840
  • 動作電圧:3.3V
  • 入力電圧:21V
  • 各ピンの出力電流:15mA
  • クロックスピード:64MHz
  • CPUフラッシュメモリー:1MB
  • SRAM:256KB
  • EEPROM:なし
  • I/O
    デジタルピン:14
    PWMピン:全デジタルピン
    UART:1
    SPI:1
    I2C:1
    アナログ入力:8
    アナログ出力:PWMピンを用いた出力
    割り込みピン:全デジタルピン
    組み込みLEDピン:13番
    USB:nRF52840コア直結
  • センサー
    IMU:LSM9DS1
    マイク:MP34DT05
    ジェスチャー、色:APDS9960
    気圧:LPS22HB
    温湿度:HTS221

Arduino Nano 33 BLE(ピンヘッダー未実装)


型番:ARDUINO-ABX00030
価格:3278円(税込)
ピンヘッダー2本同梱

Arduino Nano 33 BLE(ピンヘッダー実装済み)


型番:ARDUINO-ABX00034
価格:3685円(税込)
(後日発売予定)

Arduino Nano 33 BLE Sense(ピンヘッダー未実装)


型番:ARDUINO-ABX00031
価格:5060円(税込)
ピンヘッダー2本同梱

Arduino Nano 33 BLE Sense(ピンヘッダー実装済み)


型番:ARDUINO-ABX00035
価格:5445円(税込)

税込1628円、USB-A端子搭載・マイク付きのM5Stack製IoT開発キット「ATOM U」をスイッチサイエンスが発売開始

税込1628円、USB-Aコネクター搭載・マイク付きのM5Stack新製品「ATOM U」をスイッチサイエンスが発売開始

スイッチサイエンスは1月6日、M5Stack新製品として、USB-Aコネクター搭載・マイク付きIoT開発キット「ATOM U」(M5STACK-K117)の発売開始を発表した(開発元のM5Stackと同日)。同社ウェブショップにおいて、直販価格1628円(税込)で購入できる税込1628円、USB-A端子搭載・マイク付きのM5Stack製IoT開発キット「ATOM U」をスイッチサイエンスが発売開始

ATOM Uは、デュアルコアおよび最大240MHz動作のESP32チップを搭載。USB-Aコネクター、デジタルマイク、赤外線エミッター、RGB LED、Grove互換 PORT.Aコネクターを採用している。USB-Aコネクターを介し電源を供給できるほか、PCに直接挿すことでプログラムの書き込みが行える。ESP32による無線通信機能(Wi-FiとBluetooth)、デジタルマイクSPM1423による音声機能も利用可能。サイズは52×20×10mm、重量は10.6g。

開発環境については、UIFlowプログラミングをサポート。Arduino、MicroPython、ESP32-IDFなどの開発プラットフォームにも完全対応している。

「ATOM U」の仕様

  • ESP32-PICO-D4 240MHz
  • マイク:SPM1423
    ・マイク感度94dB SPL@1kHz 代表値:-22dBFS
    ・マイクS/N比94dB SPL@1kHz、A特性代表値:61.4dB
    ・スタンバイ電流40.4mA
    ・対応入力音声周波数100Hz~10KHz
    ・PDMクロック周波数1.0~3.25MHz対応
  • サイズ:52×20×10mm
  • 重量:10.6g

ソラコムがIoTデバイスを無料で貸し出す「自分で学べるIoT通信講座」第2弾を2022年2月28日まで開催

ソラコムがIoTデバイスを無料で貸し出す「自分で学べるIoT通信講座」第2弾を2022年2月28日まで開催

ソラコムは11月26日、無料でデバイスを貸し出し、IoTのセルフラーニングを支援する「自分で学べるIoT通信講座」を2021年11月25日から2022年2月28日まで実施すると発表した。デバイスの貸出期間は約3週間。事前登録制で、参加費は無料。参加条件は「SORACOM アカウントの作成が済んでいること」「IoT通信講座体験後のアンケートに答えること」の2点のみ。社会人・学生のどちらも対象としており、IoTの技術を学習したい方、IoTのアイディアを実現したい方の参加を呼びかけている。また専門家に質問できる「IoT相談室」も講座期間に合わせて開催する。

ソラコムでは、IoTシステムの開発を学ぶ方向けに、技術セミナーの開催をはじめ、IoTデバイスを購入できる通販サイト「SORACOM IoTストア」、利用シーンごとの開発手順書「SORACOM IoT DIY レシピ」を拡充し、セルフラーニングを支援している。また2021年7~8月には「IoT通信講座」を実施しており、200名以上の申し込みがあったという。今回そのIoT通信講座の第2弾を開催する。

​自分で学べるIoT通信講座では、初心者でも比較的学習を始めやすいデバイスを申込者に対して無料で貸し出す。今回貸し出し対象となるのは、GPSと温度・湿度・加速度を計測できるセンサーが一体となった「GPSマルチユニット」、Raspberry Piとウェブカメラがセットになった「簡易監視カメラキット」、Arduino互換マイコンボードと7種類のセンサーがセットになった「Grove IoT スターターキット」の3種類。申し込みの際に、このうちの1つを選択する。ソラコムがIoTデバイスを無料で貸し出す「自分で学べるIoT通信講座」第2弾を2022年2月28日まで開催

これらデバイスは、学習用途に絞ったものではなく、実際にビジネスでも活用されているもので、例えばGPSマルチユニットは、車両の位置情報トラッキングや、運搬中の医療品・食品といった荷物の温湿度管理に役立てられているという。学んだ内容がビジネスにつながる可能性があるものとなるよう、配慮されている。

参加者は、ステップごとにわかりやすく開発方法を解説した手順書「SORACOM IoT DIY レシピ」を基に、自分で学習を進めることができる。ソラコムがIoTデバイスを無料で貸し出す「自分で学べるIoT通信講座」第2弾を2022年2月28日まで開催

ソラコムは、IoTプラットフォームSORACOMを通じ、IoT通信とインターネットに「つなぐ」システム構築に必要なサービスを提供。SORACOMを利用することで、少ない初期費用でIoT活用のアイデアをスピーディに実現できることから、2万超の様々な業界・規模の顧客がビジネスの進化に利活用しているという。

「自分で学べるIoT通信講座」概要

  • 主催:ソラコム
  • ​参加条件など
    ・社会人、学生などの条件はない
    ・SORACOM アカウントの作成が済んでいること
    ・講座体験後のアンケートに答えること
  • ​参加費:無料(事前登録制)
  • 開催期間:2021年11月25日〜2022年2月28日
  • 申し込み自分で学べるIoT通信講座公式サイトの応募フォームより行う
  • 内容SORACOM IoTレシピを基に、参加者がセルフラーニングを行う
  • 必要機材:IoT DIY レシピの体験に必要となるPCは、参加者が各自用意

貸し出し期間、発送と返却方法

貸し出し期間としては以下4種類が設定されており、貸し出しデバイスは各期間の開始日に発送する。例えば、11月25日〜12月14日の貸し出しチケットを選んだ場合は、11月25日発送となる(地域によるものの、翌日・翌々日に到着予定)。なお、発送は平日に実施しており、休日は対応していない。ただし年末年始(12月29日〜1月5日)は発送している。

また返却は、貸し出し期間終了日まで行うに必要がある。11月25日〜12月14日の場合なら、12月14日必着の発送となる。この返却については、貸し出しデバイスに返送用着払い伝票を同梱しており、その伝票を使い返却する。

  • 2021年11月25日〜2021年12月14日
  • 2021年12月17日〜2021年1月7日
  • 2022年1月11日〜2022年1月28日
  • 2022年2月13日〜2022年2月18日
  • デバイスは各期間の開始日に発送
  • 返却は、貸し出し期間終了日まで行うこと。同梱の返送用着払い伝票を利用する

3種類の貸し出しIoTデバイス

貸し出し対象のIoTデバイスは3種類で、このうちの1つを選択する。デバイスの利用にはSORACOM SIMが必要になるが、全貸出デバイスに「IoT SIM 300MBパック」が添付される。同製品は、月額330円で300MB分のデータ通信料金が含まれているというもの。300MBを超えた場合は、500MBごとに110円の追加料金で利用できる。

GPSマルチユニットSORACOM Edition(バッテリー内蔵タイプ)スターターキット

GPSマルチユニットSORACOM Edition(バッテリー内蔵タイプ)スターターキット」は、ブラウザーの操作のみで、4つのセンサー(温度・湿度・位置情報・加速度)からのデータの収集から可視化までを体験できる製品。充電式の内蔵バッテリーにより、電源を入れるだけでどこでも使える。ソラコムがIoTデバイスを無料で貸し出す「自分で学べるIoT通信講座」第2弾を2022年2月28日まで開催

IoT DIY レシピ例

  • IoTで温湿度の可視化:GPSマルチユニットを活用し、室内の温湿度をモニタリング。データ収集・蓄積サービス「SORACOM Harvest Data」、ダッシュボード作成・共有サービス「SORACOM Lagoon」を利用
  • IoTでアイスの食べ時をお知らせ:GPSマルチユニットを活用し、温度センサーで計測。任意のメールアドレスにメールで通知する。SORACOM Harvest Data、SORACOM Lagoonを利用
  • IoTで在席状況の自動更新:加速度センサーのデータを取得して活用。SORACOM IoT SIMによる通信管理、SORACOM Harvest、クラウドファンクションアダプター「SORACOM Funk」を使ったSlackへの通知連携設定(AWS Lambdaの機能を利用)などを学べる

IoT 体験キット〜簡易監視カメラ〜

IoT 体験キット 〜簡易監視カメラ〜」は、Raspberry Pi 3 Model B+と、USB型ドングル「AK-020」、USBカメラをセットにした簡易監視カメラキット。ウェブカメラと温度センサー、データ収集・蓄積サービス「SORACOM Harvest Data」により観察したいものを定点観測し、撮影データの蓄積や温度データの可視化を行える。ソラコムがIoTデバイスを無料で貸し出す「自分で学べるIoT通信講座」第2弾を2022年2月28日まで開催

IoT DIY レシピ例

Grove IoT スターターキット for SORACOM

Grove IoT スターターキット for SORACOM」は、7種類のGroveセンサー、LTEモジュール搭載のArduino互換開発ボード「Wio LTE JP Version」(日本仕様モデル)がセットになったIoT体験キット。Groveセンサーは、はんだ付けをすることなくマイコンボードに接続できる(はんだ付けの知識は不要)。Arduino IDEを利用した開発が可能。ソラコムがIoTデバイスを無料で貸し出す「自分で学べるIoT通信講座」第2弾を2022年2月28日まで開催

IoT DIY レシピ例

  • IoTでジェスチャーシステム:Wio LTE JP VersionとGrove超音波距離センサーモジュールを活用。SORACOM Harvest Dataでジェスチャー結果を蓄積することで可視化する

IoTの専門家に質問できる「IoT相談室」(Zoomを利用)

冒頭で触れたように、講座の開催期間中には、IoTの専門家に質問できる「IoT相談室」が設けられる。Zoom ミーティングを利用する体裁になっており、各日程の参加用URLは、申し込み後のメールに記載している。

IoTシステムの構築をする上で、テキストだけでは解決しない疑問点がある場合に質問でき、各レシピの動作はIoT​相談室までに完了しておくことを勧めている。

「IoT相談室」日程

  • 2021年​12月2日17:00〜19:00
  • 2021年12月27日17:00〜19:00
  • 2022年1月20日17:00〜19:00
  • 2022年2月10日17:00〜19:00

切手サイズで825円、超小型開発ボード「M5Stamp Pico Mate」がスイッチサイエンスで発売中

切手サイズで825円、超小型開発ボード「M5Stamp Pico Mate」が発売

スイッチサイエンスは、M5Stack製の超小型開発ボード「M5Stamp Pico」シリーズ(M5Stamp Pico Mate)の販売を8月12日より開始した。Wi-Fiチップとアンテナ、プッシュスイッチ、LEDを装備している。UIFlowによるグラフィカルプログラミング、Arduino、MicroPython、ESP32-IDFで開発が可能。直販価格は825円(税込)。

なお、プログラムを書き込むためのUSBシリアル変換器が搭載されていないため、プログラムダウンロード用のハードウェアが別途必要になる。スイッチサイエンスでは、「ESP32-DOWNLOADER」をセットにした「M5Stamp Pico DIY KIT」を近日発売する。直販価格は2156円(税込)予定。

入出力用インターフェイスは、ADC、DAC、タッチセンサー、SD/SDIO/MMCホストコントローラー、SPI、SDIO/SPIスレーブコントローラー、EMAC、モーターPWM、LED PWM、UART、I2C、I2S、IRリモートコントローラー、GPIOパルスコントローラーに対応している。付属のピンヘッダーコネクターをハンダ付けすることで、用途に合わせてさまざまな形状にできるようになっている。

「M5Stamp Pico」の仕様

  • ESP32-PICO-D4 | 240 MHz デュアルコア、600 DMIPS、520 KB SRAM, Wi-Fi/Bluetooth、デュアルモード
  • 4MBフラッシュメモリ
  • 入力電源:5V @ 500mA
  • 消費電力:通常スタンバイ時 5V@29mA、Wi-Fi STAモード 5V@60mA、Bluetoothモード(data sending status) 5V@84mA、ディープスリープモード 5V@0.35mA
  • 2.4GHz SMDアンテナ:Proant 440
  • Wi-Fi:802.11 b/g/n(最大150 Mbps@802.11n)、2.4GHz ~ 2.5GHz
  • Bluetooth:Blutooth V4.2 BR/EDRおよびBLE standard、NZIFレシーバ、最大感度-97 dBm
  • 1 x RGB LED(WS2812B)
  • 1 x プログラム可能なボタン
  • インタフェース:ADC、DAC、タッチセンサ、SD/SDIO/MMCホストコントローラ、SPI、SDIO/SPIスレーブコントローラ、EMAC、モーターPWM、LED PWM、UART、I2C、I2S、IRリモートコントローラ、GPIOパルスコントローラ
  • 入出力:12(G0、G1、G3、G26、G36、G18、G19、G21、G22、G25、G32、G33)
  • 入出力端子ピッチ:2.54mm
  • 本体重量:1.6g
  • 全体重量:2.5g
  • 寸法:: 18 x 24 x 4.4mm

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カテゴリー:ハードウェア
タグ:Arduino(製品・サービス)M5Stack開発ボードスイッチサイエンス(企業)Python(製品・サービス)日本(国・地域)

ソラコムが無料でIoTデバイスを貸し出す「自分で学べるIoT通信講座」を8月31日まで開催、専門家が答えるIoT相談会も

ソラコムが無料でIoTデバイスを貸し出す「自分で学べるIoT通信講座」を8月31日まで開催、専門家が答えるIoT相談会もソラコムは7月1日、IoTデバイスの無料貸し出しやIoT開発手順書「SORACOM IoT DIY レシピ」の提供を行いIoTの学習をサポートする「​自分で学べるIoT通信講座」を開始した。開催期間は7月1日から8月31日まで。

昨今IoT活用に精通したDX人材のニーズが高まっている一方、IoT活用にはデバイス・通信・インフラ・アプリケーションなど複数領域の専門知識が必要となることから、初心者にとっては学習ハードルが高いという声があるという。

そこでソラコムでは、「​自分で学べるIoT通信講座」において、初心者でも比較的始めやすいデバイスを申し込んだ者に約2週間無料で貸し出すとともに、ステップごとにわかりやすく開発方法を解説した手順書「SORACOM IoT DIY レシピ」を提供し、IoT学習のサポートを行うことにした。また講座の開催期間中は、専門家に質問ができる「IoT相談室」も開催する。

「自分で学べるIoT通信講座」概要

  • 参加条件など:事前登録制。SORACOMアカウントの作成が済んでいること
  • 参加費:無料(SORACOM IoT SIM通信料1日11円〜が別途発生)
  • 開催期間:2021年7月1日〜8月31日
  • 申し込み:「自分で学べるIoT通信講座とは」の応募フォームより行う

IoTデバイス貸し出し期間(PCはユーザーが各自用意)

  • 7月1日〜7月14日
  • 7月16日〜7月31日
  • 8月3日〜8月17日
  • 8月20日〜8月31日
  • SORACOM IoT SIM通信料1日11円〜が発生する
  • 貸出期間の開始日に発送(翌日、翌々日に到着予定)。貸出期間終了日までに返却する必要がある
  • 返送用着払い伝票を同梱しているので、その伝票を使い返却する

「IoT相談室」日程(Zoom利用)

  • 7月12日17時~19時
  • 7月26日17時~19時
  • 8月10日17時~19時
  • 8月23日17時~19時
  • 各日程の参加用URLは、申し込み後のメールに記載

貸出IoTデバイスおよびIoT DIY レシピの内容

貸し出しデバイスとしては、初心者から経験者まで役立つIoT機器を用意。電源を入れるとすぐに使えるスターターキット、Raspberry Piを用いて簡易監視カメラを開発できるキット、Arduino互換のマイコンボードWio LTEと7種類のセンサーのキットから1つ選択できる。

GPSマルチユニットSORACOM Edition(バッテリー内蔵タイプ)スターターキット

GPSマルチユニットSORACOM Edition(バッテリー内蔵タイプ)スターターキット」では、ウェブブラウザーの操作のみで、温度・湿度・位置情報・加速度の4つのセンサーからのデータの収集から可視化までを行える。充電式のバッテリーを内蔵しており、電源を入れるだけで利用可能。

ソラコムが無料でIoTデバイスを貸し出す「自分で学べるIoT通信講座」を8月31日まで開催、専門家が答えるIoT相談会も

手順書は、ダッシュボードで可視化するところまで掲載している

手順書は、ダッシュボードで可視化するところまで掲載している

IoT DIY レシピ例

  • IoTで温湿度の可視化:GPSマルチユニットを活用し、室内の温湿度をモニタリング。データ収集・蓄積サービス「SORACOM Harvest Data」、ダッシュボード作成・共有サービス「SORACOM Lagoon」を利用
  • IoTでアイスの食べ時をお知らせ:GPSマルチユニットを活用し、温度センサーで計測。任意のメールアドレスにメールで通知する。SORACOM Harvest Data、SORACOM Lagoonを利用
  • IoTで在席状況の自動更新:加速度センサーのデータを取得して活用。SORACOM IoT SIMによる通信管理、SORACOM Harvest、クラウドファンクションアダプター「SORACOM Funk」を使ったSlackへの通知連携設定(AWS Lambdaの機能を利用)などを学べる

IoT 体験キット 〜簡易監視カメラ〜

IoT 体験キット 〜簡易監視カメラ〜」は、「Raspberry Pi 3 Model B+」、3G USBドングル AK-020、USBカメラをセットにした簡易監視カメラキット。同梱のウェブカメラと温度センサー、データ収集・蓄積サービス「SORACOM Harvest Data」により観察したいものを定点観測し、撮影データの蓄積や温度データの可視化を行える。

ソラコムが無料でIoTデバイスを貸し出す「自分で学べるIoT通信講座」を8月31日まで開催、専門家が答えるIoT相談会も

ソラコムが無料でIoTデバイスを貸し出す「自分で学べるIoT通信講座」を8月31日まで開催、専門家が答えるIoT相談会も

IoT DIY レシピ例

Grove IoT スターターキット for SORACOM

はんだ付けが不要なGroveコネクターとマイコン、LTEモジュール搭載のArduino互換開発ボード「Wio LTE JP Version」(日本仕様モデル)、IoT用途でよく使われる7種類のGroveセンサーを同梱。

ソラコムが無料でIoTデバイスを貸し出す「自分で学べるIoT通信講座」を8月31日まで開催、専門家が答えるIoT相談会も

ソラコムが無料でIoTデバイスを貸し出す「自分で学べるIoT通信講座」を8月31日まで開催、専門家が答えるIoT相談会も

ソラコムが無料でIoTデバイスを貸し出す「自分で学べるIoT通信講座」を8月31日まで開催、専門家が答えるIoT相談会も

IoT DIY レシピ例

  • IoTでジェスチャーシステム:Wio LTE JP VersionとGrove超音波距離センサーモジュールを活用。SORACOM Harvest Dataでジェスチャー結果を蓄積することで可視化する

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カテゴリー:IoT
タグ:IoT(用語)Arduino(製品・サービス)Wio LTE(製品)ソラコム(企業・サービス)DIY(用語)プログラミング(用語)Raspberry Pi(組織・製品)日本(国・地域)

ラズパイやArduinoより簡単なIoT開発ボード「obniz」が約2.1億円のシリーズA調達

ラズパイやArduinoより簡単なIoT開発ボード「obniz」が約2.1億円のシリーズA調達

IoT用小型ボードおよびクラウド上のAPI経由で制御する仕組み「obniz」(オブナイズ)を展開するobniz(旧CambrianRobotics)は3月3日、シリーズAラウンドにおいて、第三者割当増資による総額約2億1000万円の資金調達を実施したと発表した。引受先は東京大学エッジキャピタルパートナーズ、三菱UFJキャピタル、西武しんきんキャピタル。シードラウンドからの累計調達額は約3億円となった。

調達した資金は、obnizの技術開発やプラットフォーム機能強化を加速するための先行投資にあてることで、産業用途を中心に急増するIoT需要に十分対応できる体制を構築する。また、obnizブランドで展開する製品やサービスの認知向上のマーケティングなど、事業を成長させるための投資もあわせて行う予定。

IoT開発の過程では、ハードウェアやファームウェア、ネットワーク、クラウドの各設計、および環境構築においてそれぞれに異なる専門的知見とプログラミング言語が必要となる。加えて、開発効率化の観点から高性能CPUが用いられるため、IoT開発の難易度とコストはさらに高くなってしまう。このため、知識や技術を持つ開発者の絶対数が不足している昨今の状況では、IoT開発に求められる条件の多さや複雑さはIoT普及のボトルネックとなっているという。

同社はこれらの課題を解決するために、独自のファームウェアレス技術obnizを開発。他社技術との大きな違いは、マイコンでありながら高性能CPUに類似する開発を可能にした点にあるという。

同社は、obniz技術を基に、2018年4月にIoT用のコントロールボード「obniz Board」の発売を開始して以来、各種製品やサービスを展開し、公式製品の契約数は2020年11月に1万件を突破した。2019年12月には、BLE(Bluetooth Low Energy)デバイスとネットワークの接続や、情報取得と管理を容易にする「obnizBLEゲートウェイ」を商品化した。

ラズパイやArduinoより簡単なIoT開発ボード「obniz」が約2.1億円のシリーズA調達

「obniz Board」(写真上)と「obniz Board 1Y」(写真下)

ラズパイやArduinoより簡単なIoT開発ボード「obniz」が約2.1億円のシリーズA調達

「obniz BLE/Wi-Fiゲートウェイ」

ラズパイやArduinoより簡単なIoT開発ボード「obniz」が約2.1億円のシリーズA調達

M5StickC

M5StickC

obnizOS

2014年11月創業のobnizは、複雑なプログラムや回路の開発を不要にし、インターネット上で対象物の管理や解析、遠隔操作を可能にするobnizシリーズを展開。obnizシリーズの製品サービスは、DIYと呼ばれる個人での自由なモノづくりをはじめ、建設・医療・介護・教育・観光などの産業分野でのIoT化推進、モニタリング領域の業務に利用されているという。

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