Elephant RoboticsとM5Stackが共同開発したコンパクトな4軸ロボットアームmyPalletizerをスイッチサイエンスが発売

Elephant RoboticsとM5Stackが共同開発したコンパクトな4軸ロボットアームmyPalletizerをスイッチサイエンスが発売

スイッチサイエンスは2月8日、中国深センの産業用ロボットメーカーElephant RoboticsM5Stackが共同開発したロボットアーム「myPalletizer」と、そのエンドエフェクター2種の販売を同日開始した。myPalletizerの価格は6万9454円(税込)。すでにスイッチサイエンスから発売されているElephant Roboticsの6軸ロボットアーム「myCobot 280」をさらにコンパクトにしたもので、エンドエフェクターには、一部myCobotと互換性がある。

myPalletizerは重量960g、作業半径260mmという大変にコンパクトなロボットアーム。制御システムとして開発モジュール「M5Stack Basic」を搭載し、アーム部にはM5Stackシリーズの最小ユニット「ATOM Matrix」が装備されている。開発環境としては、Python、ROS、Arduino、Roboflowなどに対応。アーム先端と本体底部には著名ブロック玩具互換のコネクターも装備されている。

アームの先端に取り付けるエンドエフェクターは、今回、「myPalletizer用グリッパー」と「myCobot 280/myPalletizer用カメラフランジ」が同時発売されたが、myCobot 280の「myCobot 280用Gベース(クランプ)」や「myCobot 280用吸引ポンプ」も使える。

エンドエフェクターのmyPalletizer用グリッパーは、小さな箱やボールを掴むことができる。ROS、Arduino、UIFlow、RoboFlowなど、あらゆる開発環境で使用可能。myPalletizer専用。

myCobot 280/myPalletizer用カメラフランジは、顔認証、スマートディスプレイ、スマートデリバリー、自動販売機、コードのスキャン、アクセス管理などの用途に使えるカメラパーツ。「myCobot 280」でも使用可能。

myPalletizer」概要

  • 型番:MYCOBOT-MYPALLETIZER-PSE
  • 軸数:4軸
  • ペイロード:300g
  • 作業半径:260mm
  • 精度:±0.5mm
  • 重量:900g
  • モーター:高精度磁気エンコーダー式サーボモーター
  • 作動速度:120°/s
  • 電源:8~12 V 5A(12VのACアダプターを同封)
  • コネクター:USB Type-C(M5Stack Basic本体)
  • 価格:6万9454円(税込)

myPalletizer用グリッパー」概要

  • 型番:MYCOBOT-MP-GRIPPER-AG-WH
  • サイズ:110×90×60mm
  • 重量:88g
  • クランプ幅:20~45 mm
  • 最大クランプ重量:150g
  • 価格:1万6445円(税込)

myCobot 280/myPalletizer用カメラフランジ」概要

  • 型番:MYCOBOT-CAMERAFLANGE
  • USBレンズ(歪みなし)
    ・サイズ:18×18×20 mm
    ・最大ピクセル:100万(1280×720)
    ・対応画像フォーマット:YUV、MJPEG
    ・ピクセルサイズ:3.4um×3.4um
    ・最大フレームレート:1280×720@25fps
    ・USBプロトコル:USB 2.0 HS/FS
    ・対応解像度:1280×720、640×480、320×240
    ・電源:DC5 V 90mA
    ・レンズ焦点距離:標準1.7mm
    ・FOV角:≈60°
    ・対応OS:Windows、Linux、MacOS
  • エンドフランジ
    ・材質:感光性レジン
    ・仕上げ:塗装
    ・サイズ:80×40×20 mm
    ・重量:60g
  • 価格:1万4465円(税込)

ソニーSpresense向けのアドオンボード「SPRESENSE用ELTRESアドオンボード」をスイッチサイエンスが販売中

ソニーSpresense向けのアドオンボード「SPRESENSE用ELTRESアドオンボード」をスイッチサイエンスが販売中

スイッチサイエンスは1月20日、LPWAとGNSSアンテナコネクターを実装した「SPRESENSE用ELTRESアドオンボード」の販売を同社ウェブショップで開始した。直販価格は1万2650円(税込)。

また同製品は、通信に必要なアンテナ(別売)を組み合わせ、ELTRES通信機能を搭載したエッジAIユニットとして利用可能。LPWA用「SPRESENSE用ELTRESアドオンボード対応 LPWAアンテナ」、GNSS用「uFL接続 15mm GPS用アンテナ」の2種類を用意している。直販価格は、LPWAアンテナが770円(税込)、GPS用アンテナは616円(税込)。

画像左が「SPRESENSE用ELTRESアドオンボード対応 LPWAアンテナ」、画像右は「uFL接続 15mm GPS用アンテナ」

画像左が「SPRESENSE用ELTRESアドオンボード対応 LPWAアンテナ」、画像右は「uFL接続 15mm GPS用アンテナ」

SPRESENSE用ELTRESアドオンボードは、ソニーセミコンダクタソリューションズが開発したIoT用ボードコンピューター「Spresense」(スプレッセンス。別売)に追加して使用する拡張ボード。最大4カ月のELTRES回線とデータ解析ツール(CLIP Viewer Lite)が付属している。ELTRESは、ソニーセミコンダクターソリューションズが開発した、長距離安定通信・高速移動体通信・低消費電力という特徴を備えるLPWA(Low Power Wide Area)の無線通信規格。ソニーSpresense向けのアドオンボード「SPRESENSE用ELTRESアドオンボード」をスイッチサイエンスが販売中ソニーSpresense向けのアドオンボード「SPRESENSE用ELTRESアドオンボード」をスイッチサイエンスが販売中

ELTRES回線とデータ解析ツール(CLIP Viewer Lite)利用料

  • 最大4カ月無料(ELTRES通信間隔:1分)
  • 別途1年間の契約により、通信間隔を1分と3分から選択可能(税込)
    ・初期登録料 1分間隔:5940円、3分間隔:4752円
    ・年間利用料 1分間隔:3960円、3分間隔:2178円

データ解析ツール(CLIP Viewer Lite)機能

  • 時系列のデータ閲覧
  • 制御用ドライバーやサンプルソースのダウンロード
  • APIによるアプリケーション連携

BLE対応「Arduino Nano 33 BLE」とセンサー搭載「Arduino Nano 33 BLE Sense」がスイッチサイエンスより発売開始

BLE対応「Arduino Nano 33 BLE」とセンサー搭載「Arduino Nano 33 BLE Sense」がスイッチサイエンスより発売中スイッチサイエンスは、BLE(Bluetooth Low Energy)に対応した小型開発ボード「Arduino Nano 33 BLE」(ピンヘッダー未実装・ピンヘッダー実装済み)と「Arduino Nano 33 BLE Sense」(ピンヘッダー未実装ピンヘッダー実装済み)の発売を開始した。Arduino Nano 33 BLEのピンヘッダー実装済みは、後日販売開始を予定。

それぞれプロセッサーにはNordicのワイヤレスSoC「nRF52840」を採用。IMU(慣性計測装置)が搭載されているので、地磁気、ジャイロ、加速度計の合計9軸を測定できる。Arduino Nano 33 BLE Senseには、さらに温湿度センサー、気圧センサー、マイク、ジェスチャー、色センサーが搭載されている。

TinyMLやTensorFlow LiteといったエッジAI向けの機械学習技術も使用可能。Arduino開発者とアドバイザーによるチュートリアルが用意されている。

直販価格は、Arduino Nano 33 BLEのピンヘッダー未実装が3278円(税込)、ピンヘッダー実装済みが円(税込)。Arduino Nano 33 BLE Senseのピンヘッダー未実装が5060円(税込)、ピンヘッダー実装済みが5445円(税込)。

「Arduino Nano 33 BLE」の仕様

  • 採用マイコン:nRF52840
  • 動作電圧:3.3V
  • 入力電圧:21V
  • 各ピンの出力電流:15mA
  • クロックスピード:64MHz
  • CPUフラッシュメモリー:1MB
  • SRAM:256KB
  • EEPROM:なし
  • I/O
    デジタルピン:14
    PWMピン:全デジタルピン
    UART:1
    SPI:1
    I2C:1
    アナログ入力:8
    アナログ出力:PWMピンを用いた出力

「Arduino Nano 33 BLE Sense」の仕様

  • 採用マイコン:nRF52840
  • 動作電圧:3.3V
  • 入力電圧:21V
  • 各ピンの出力電流:15mA
  • クロックスピード:64MHz
  • CPUフラッシュメモリー:1MB
  • SRAM:256KB
  • EEPROM:なし
  • I/O
    デジタルピン:14
    PWMピン:全デジタルピン
    UART:1
    SPI:1
    I2C:1
    アナログ入力:8
    アナログ出力:PWMピンを用いた出力
    割り込みピン:全デジタルピン
    組み込みLEDピン:13番
    USB:nRF52840コア直結
  • センサー
    IMU:LSM9DS1
    マイク:MP34DT05
    ジェスチャー、色:APDS9960
    気圧:LPS22HB
    温湿度:HTS221

Arduino Nano 33 BLE(ピンヘッダー未実装)


型番:ARDUINO-ABX00030
価格:3278円(税込)
ピンヘッダー2本同梱

Arduino Nano 33 BLE(ピンヘッダー実装済み)


型番:ARDUINO-ABX00034
価格:3685円(税込)
(後日発売予定)

Arduino Nano 33 BLE Sense(ピンヘッダー未実装)


型番:ARDUINO-ABX00031
価格:5060円(税込)
ピンヘッダー2本同梱

Arduino Nano 33 BLE Sense(ピンヘッダー実装済み)


型番:ARDUINO-ABX00035
価格:5445円(税込)

スイッチサイエンスがコンピュータービジョン向けLuxonis製「OAK-D-LITE OpenCV DepthAIカメラ」2種発売開始

スイッチサイエンスがコンピュータービジョン向けLuxonis製「OAK-D-LITE OpenCV DepthAIカメラ」2種発売開始

スイッチサイエンスは1月12日、同社ウェブショップにおいてLuxonis製コンピュータービジョン用ハードウェア「OAK-D-LITE OpenCV DepthAIカメラ」の発売を開始した。自動焦点版「OAK-D-LITE OpenCV DepthAIカメラ(自動焦点版)」と「OAK-D-LITE OpenCV DepthAIカメラ(固定焦点版)」の2種類がある。直販価格は、それぞれ1万8854円(税込)。

OAK-D-LITE OpenCV DepthAIカメラは、高度なニューラルネットワークを動作させながら、ステレオカメラ2基と4Kカメラ1基で深度情報と色情報を取得できるAIカメラだ。顔認識、オブジェクト検知、オブジェクトトラッキング、Python APIの使用が可能となっている。

自動焦点版は、30cm以内の撮影対象に動的に焦点を合わせることができる(オートフォーカス)。ドローンやロボットなど、振動が大きな用途には向いていない。固定焦点版は、振動が大きい用途に対応でき、レンズが動かないためRGB深度調整にも向いている。30cmの距離で焦点が合うようになっている。

自動焦点版、固定焦点版ともに、特徴は以下のとおり。

  • リアルタイムバックグラウンド演算により動きの予測が可能
  • 12メガピクセル、JPEGエンコーディング(静止画)
  • H.264/H.265エンコーディング(4Kビデオ3.125 MB/秒、Raspberry Pi Zeroでは4K/30 fpsで録画可能)
  • 歪み除去、魚眼レンズに対応
  • オブジェクト検知、画像認識、セマンティックセグメンテーション
  • 対象のトラッキングが可能
  • MJPGエンコーディング
  • 3Dでオブジェクトのトラッキング可能
  • ステレオカメラ

電源はUSB Type-C経由で給電される。消費電力はスタンバイ時で0.6W。depthai_demo.py実行時で4W。最大時で4.5W。ビデオエンコーダーやニューラルネットワークを実行しているときに2Wの電力スパイクが発生する可能性があるとのこと。

OAK-D-LITE OpenCV DepthAIカメラ(自動焦点版)

  • 型番:LUXONIS-OAK-D-LITE-AF
  • 価格:1万8854円(税込)

OAK-D-LITE OpenCV DepthAIカメラ(固定焦点版)

  • 型番:LUXONIS-OAK-D-LITE-FF
  • 価格:1万8854円(税込)

スイッチサイエンスがコンピュータービジョン向けLuxonis製「OAK-D-LITE OpenCV DepthAIカメラ」2種発売開始

税込1628円、USB-A端子搭載・マイク付きのM5Stack製IoT開発キット「ATOM U」をスイッチサイエンスが発売開始

税込1628円、USB-Aコネクター搭載・マイク付きのM5Stack新製品「ATOM U」をスイッチサイエンスが発売開始

スイッチサイエンスは1月6日、M5Stack新製品として、USB-Aコネクター搭載・マイク付きIoT開発キット「ATOM U」(M5STACK-K117)の発売開始を発表した(開発元のM5Stackと同日)。同社ウェブショップにおいて、直販価格1628円(税込)で購入できる税込1628円、USB-A端子搭載・マイク付きのM5Stack製IoT開発キット「ATOM U」をスイッチサイエンスが発売開始

ATOM Uは、デュアルコアおよび最大240MHz動作のESP32チップを搭載。USB-Aコネクター、デジタルマイク、赤外線エミッター、RGB LED、Grove互換 PORT.Aコネクターを採用している。USB-Aコネクターを介し電源を供給できるほか、PCに直接挿すことでプログラムの書き込みが行える。ESP32による無線通信機能(Wi-FiとBluetooth)、デジタルマイクSPM1423による音声機能も利用可能。サイズは52×20×10mm、重量は10.6g。

開発環境については、UIFlowプログラミングをサポート。Arduino、MicroPython、ESP32-IDFなどの開発プラットフォームにも完全対応している。

「ATOM U」の仕様

  • ESP32-PICO-D4 240MHz
  • マイク:SPM1423
    ・マイク感度94dB SPL@1kHz 代表値:-22dBFS
    ・マイクS/N比94dB SPL@1kHz、A特性代表値:61.4dB
    ・スタンバイ電流40.4mA
    ・対応入力音声周波数100Hz~10KHz
    ・PDMクロック周波数1.0~3.25MHz対応
  • サイズ:52×20×10mm
  • 重量:10.6g

ラズパイ新製品Raspberry Pi Zero 2 W発表、Pi Zeroと比べシングルスレッド性能40%・マルチスレッド性能5倍向上

Raspberry Pi財団は10月28日、Raspberry Pi Zeroファミリーの最新製品「Raspberry Pi Zero 2 W」を発表した。スイッチサイエンスが、工事設計認証を取得され次第取り扱いを開始するとしている。同社ウェブショップでの直販価格は2200円(税込み)。ラズパイ新製品Raspberry Pi Zero 2 W発表、Pi Zeroと比べシングルスレッド性能40%・マルチスレッド性能5倍向上

また通信機能として、Wi-Fi(11b/g/n、2.4GHz)、Bluetooth 4.2およびBluetooth Low Energy(BLE)に対応。この他仕様は、microSDカードスロット、CSI-2カメラコネクター、USB On-The-Go(OTG)ポート、HAT互換の40ピンGPIOヘッダー用フットプリント(ピンヘッダは未実装)などとなっている。Micro USB給電(5V/2.5A)。

サイズは65×30×5.2mm(最大)で、重量10g。従来Zero製品と互換性があり、Raspberry Pi 公式のケースやマウス、キーボードなどの各種アクセサリとも完全な互換性を保っている。

ラズパイ新製品Raspberry Pi Zero 2 W発表、Pi Zeroと比べシングルスレッド性能40%・マルチスレッド性能5倍向上

 

ラズパイがレゴとコラボ、LEGO Technicモーターやセンサーを制御する拡張基板を発表・スイッチサイエンスで近日発売予定

ラズパイとレゴがコラボ、LEGO Technicモーターやセンサーを制御する拡張基板発表・スイッチサイエンスで近日発売予定
Raspberry Pi財団は10月19日、LEGO Educationとのコラボレーションによる新製品「Raspberry Pi Build HAT」を発表した。これは、LEGO Technicのモーターやセンサーを制御できるRaspberry Pi用の拡張基盤(HAT)。スイッチサイエンスでは、直販価格3718円(税込)で近日発売予定となっている。ラズパイとレゴがコラボ、LEGO Technicモーターやセンサーを制御する拡張基板発表・スイッチサイエンスで近日発売予定

ラズパイとレゴがコラボ、LEGO Technicモーターやセンサーを制御する拡張基板発表・スイッチサイエンスで近日発売予定

「Raspberry Pi Build HAT」の特徴

  • Raspberry Pi 4やPi Zeroから、LEGO Technicのモーターとセンサーを4つまで制御可能
  • LEGO Education SPIKEプライムセットおよびSPIKEプライム拡張セットに含まれるアンギュラーモーター、距離センサー、カラーセンサー、フォースセンサーなどが利用可能
  • LEGO Technicデバイスを制御するためのPythonライブラリーを用意
  • Raspberry Pi 4およびRaspberry Pi Zeroを含むすべての40ピンGPIO Raspberry Piボードで動作
  • RP2040(Raspberry Pi財団初のインハウスデザインマイコン)を搭載

また、モーターには外部電源が必要となる。電源入力用に、センタープラスの21mmバレルジャックを搭載(8ボルト)。リボンケーブルなどの延長デバイスを追加すると、Raspberry Pi 400でも使えるようになるとのこと(このボードからの電源供給は不可)。

Raspberry Pi Build HAT

型番:RPI-SC0622
価格:3718円(税込)

スマホの画面を指の代わりに高速でタップできる「リレータッチコントローラ」をスイッチサイエンスが発売

スマホの画面を指の代わりに高速でタップできる「リレータッチコントローラ」をスイッチサイエンスが発売

スイッチサイエンスは10月18日、スマートフォンなどのディスプレイ画面を指の代わりにタップする「リレータッチボード」を制御するマイクロコントローラー「リレータッチコントローラ」の販売を開始した。

発売されたのは、ハンダ付けもプログラムも不要ですぐに使える「リレータッチコントローラ(リレータッチボードとセット)」、「リレータッチコントローラー」単体、「リレータッチボード(ドライバ有り)」単体。

試作品の動作動画。製品版はコントローラとリレータッチボードを接続している線はもっと短いため、注意とのこと

リレータッチボードをスマホのディスプレイのタップしたい部分に置き、リレータッチコントローラにUSB Type-Cコネクターから電源を供給すれば、ジャンパーピンで設定した間隔で動作する。1秒間に1回、2回、5回、10回の設定が可能。プログラムは不要だが、コネクターをはんだ付けして書き込み器(Pololu USB AVRプログラマ v2.1など)を接続すれば、Arduino IDEで作ったプログラムの書き込みが可能になる。なお、USB Type-Cコネクターは電源供給専用。

「リレータッチコントローラ(リレータッチボードとセット)」


型番:SSCI-072267
価格:2420円(税込)

「リレータッチコントローラー」(単体)


型番:SSCI-068536
価格:990円(税込)

「リレータッチボード(ドライバ有り)」(単体)


型番:SSCI-024556
価格:662円(税込)

税込6512円の防水型「M5Stack Tough ESP32 IoT開発キット」が販売開始

税込6512円の防水型「M5Stack Tough ESP32 IoT開発キット」が販売開始

スイッチサイエンスは9月30日、同社ウェブショップにおいて、M5Stackの新製品「M5Stack Tough ESP32 IoT開発キット」シリーズの販売を開始した。直販価格は6512円(税込)。

M5Stack Tough ESP32 IoT開発キットは、Wi-Fi/Bluetoothデュアルモードを利用可能なEspressif ESP32チップセットを搭載した、M5Stackの防水型組み込みコントローラー。耐紫外線のケース設計など屋外設置に向け設計されたIoT開発キットで、防水型M12コネクターを接続できる(ただし、浸水に対する保護機能はないため、ケースを水没させないよう呼びかけている)。このほか、ネジ止め、マグネット、粘着テープなど多様な設置方法を想定したものとなっている。

  1. 税込6512円の防水型「M5Stack Tough ESP32 IoT開発キット」が販売開始

  2. 税込6512円の防水型「M5Stack Tough ESP32 IoT開発キット」が販売開始

  3. 税込6512円の防水型「M5Stack Tough ESP32 IoT開発キット」が販売開始

  4. 税込6512円の防水型「M5Stack Tough ESP32 IoT開発キット」が販売開始

  5. 税込6512円の防水型「M5Stack Tough ESP32 IoT開発キット」が販売開始

また、最大クロック周波数240MHzのデュアルコア低電力Xtensa 32bit LX6マイクロプロセッサーを採用。また8MB PSRAM、16 MBフラッシュメモリーを搭載している。ディスプレイ部は、2.0インチHD IPSディスプレイパネル+高感度静電容量式タッチスクリーン。豊富な周辺機器と拡張用インターフェイスも備えている。

  • ESP32-D0WDQ6-V3:240MHz dual core。600 DMIPS、520KB SRAM。Wi-Fi/デュアルモードBluetooth
  • フラッシュメモリー:16MB
  • PSRAM:8MB
  • 入力電圧:USB(5V @ 500 mA)、RS485 DC入力(12V @ 1A)
  • インターフェース:Type-C×1、GROVE×4(RS485/I2C/GPIO/UART)
  • IPS LCD:2.0インチ@320*240、ILI9342C、フルカラーディスプレイ、最大輝度853nit
  • タッチパネルドライバー:CHSC6540
  • スピーカー構成:NS4168 16ビット I2Sアンプ+1Wスピーカー
  • RTCクロック:HY8563
  • PMU:AXP192
  • USBチップ:CH9102、USB-TTL シリアルポート
  • TFカードスロット:メモリカード最大16GB
  • アンテナ:3D WiFi/BLEアンテナ
  • シェル素材:耐紫外線プラスチック
  • 正味重量:108g
  • 総重量:139g
  • 製品サイズ:58×76×41mm

税込6512円の防水型「M5Stack Tough ESP32 IoT開発キット」が販売開始

税込6512円の防水型「M5Stack Tough ESP32 IoT開発キット」が販売開始

スイッチサイエンスは9月30日、同社ウェブショップにおいて、M5Stackの新製品「M5Stack Tough ESP32 IoT開発キット」シリーズの販売を開始した。直販価格は6512円(税込)。

M5Stack Tough ESP32 IoT開発キットは、Wi-Fi/Bluetoothデュアルモードを利用可能なEspressif ESP32チップセットを搭載した、M5Stackの防水型組み込みコントローラー。耐紫外線のケース設計など屋外設置に向け設計されたIoT開発キットで、防水型M12コネクターを接続できる(ただし、浸水に対する保護機能はないため、ケースを水没させないよう呼びかけている)。このほか、ネジ止め、マグネット、粘着テープなど多様な設置方法を想定したものとなっている。

  1. 税込6512円の防水型「M5Stack Tough ESP32 IoT開発キット」が販売開始

  2. 税込6512円の防水型「M5Stack Tough ESP32 IoT開発キット」が販売開始

  3. 税込6512円の防水型「M5Stack Tough ESP32 IoT開発キット」が販売開始

  4. 税込6512円の防水型「M5Stack Tough ESP32 IoT開発キット」が販売開始

  5. 税込6512円の防水型「M5Stack Tough ESP32 IoT開発キット」が販売開始

また、最大クロック周波数240MHzのデュアルコア低電力Xtensa 32bit LX6マイクロプロセッサーを採用。また8MB PSRAM、16 MBフラッシュメモリーを搭載している。ディスプレイ部は、2.0インチHD IPSディスプレイパネル+高感度静電容量式タッチスクリーン。豊富な周辺機器と拡張用インターフェイスも備えている。

  • ESP32-D0WDQ6-V3:240MHz dual core。600 DMIPS、520KB SRAM。Wi-Fi/デュアルモードBluetooth
  • フラッシュメモリー:16MB
  • PSRAM:8MB
  • 入力電圧:USB(5V @ 500 mA)、RS485 DC入力(12V @ 1A)
  • インターフェース:Type-C×1、GROVE×4(RS485/I2C/GPIO/UART)
  • IPS LCD:2.0インチ@320*240、ILI9342C、フルカラーディスプレイ、最大輝度853nit
  • タッチパネルドライバー:CHSC6540
  • スピーカー構成:NS4168 16ビット I2Sアンプ+1Wスピーカー
  • RTCクロック:HY8563
  • PMU:AXP192
  • USBチップ:CH9102、USB-TTL シリアルポート
  • TFカードスロット:メモリカード最大16GB
  • アンテナ:3D WiFi/BLEアンテナ
  • シェル素材:耐紫外線プラスチック
  • 正味重量:108g
  • 総重量:139g
  • 製品サイズ:58×76×41mm

スイッチサイエンスがConta規格対応の2軸加速度センサーと3軸振動センサーを発売

スイッチサイエンスがConta規格対応の2軸加速度センサーと3軸振動センサーを発売

スイッチサイエンスは9月28日、Conta規格に対応する2つのセンサーボード、「Conta産業用2軸デジタル加速度センサ IIS2ICLX 搭載」と「Conta産業用3軸デジタル振動センサ IIS3DWB搭載」の発売を同社ウェブショップにて開始した。

Conta規格とは、ブレークアウト基板同士の接続性を確保するために、フォームファクターやピン配列などの規約をまとめたもの。スイッチサイエンスが規定した。今回発売されたセンサーボードは、STマイクロエレクトロニクスの2軸加速度センサー「IIS2ICLX」を搭載し高精度の傾きセンサーなどが作れる産業用2軸デジタル加速度センサーと、3軸デジタル振動センサー「IIS3DW」を搭載した産業用3軸デジタル振動センサー。

「Conta産業用2軸デジタル加速度センサ IIS2ICLX 搭載」の概要

  • 2軸加速度センサー「IIS2ICLX」搭載
  • 入出力はI2Cバスインターフェース
  • 割り込み出力端子あり
  • I2Cスレーブアドレスは「6Ah」(7ビット表記)。ジャンパSJ1をカットして3.3V側につなげば「6Bh」にもなる
  • 動作電圧:1.71V~3.6V
  • 基板外形:2cm×2cm
  • ピンヘッダー搭載
  • 価格:6380円(税込)

IIS2ICLXの特徴

  • 2軸リニア加速度センサー
  • 選択可能な最大測定範囲:±0.5 / ±1 / ±2 / ±3g
  • 超低ノイズ密度:15µg/√Hz
  • 温度に対する優れた安定性(<0.075mg/℃)と再現性
  • 内蔵の補正機能により温度に対する高い安定性を実現
  • I2C / SPIデジタル出力インターフェース
  • 低消費電力:0.42mA
  • 外部センサーからデータを効率的に収集するセンサー・ハブ機能
  • 最大3KBのスマート組込みFIFO
  • プログラム可能なハイパスおよびローパス・デジタル・フィルター
  • AIアルゴリズムを集積し、システム・レベルで消費電力を低減するプログラム可能な機械学習コア
  • 加速度センサーと1つの外部センサーから得たデータを処理するプログラム可能なステート・マシン
  • 幅広い動作温度範囲:-40℃~+105℃
  • 温度センサー内蔵
  • 電源電圧:1.71V~3.6V

「Conta産業用 3軸デジタル振動センサ IIS3DWB 搭載」の概要

  • 3軸デジタル振動センサー「IIS3DWB」搭載
  • 入出力はSPI
  • INT1とINT2の2つの割り込み端子を基板上に用意
  • 動作電圧:2.1V~3.6V
  • 基板外形:2cm×2cm
  • ピンヘッダー搭載
  • 価格:3960円(税込)

IIS3DWBの特徴

  • 3軸デジタル振動センサー
  • 選択可能な最大測定範囲:±2g / ±4g / ±8g / ±16g
  • 超広帯域 / フラットな周波数特性:DC~ 6kHz(±3dBポイント)
  • 超低ノイズ密度:3軸モードで最小75µg/√Hz / 1軸モードで60µg/√Hz
  • 温度および機械的衝撃に対する感度の高い安定性
  • 広い動作温度範囲:-40℃~+105℃
  • 低消費電力:1.1mA
  • SPIシリアル・インターフェース
  • 選択可能なカットオフ周波数を備えたローパス / ハイパス・フィルター
  • ウェイクアップの割込み / アクティブ – 非アクティブ / FIFOしきい値
  • 組込みFIFO:3KB
  • 温度センサー搭載
  • 電源電圧範囲:2.1V~3.6V
  • 小型パッケージ:LGA 2.5×3×0.83mm 14リード

税込9790円、ラズパイ4内蔵のキーボード型PC「Raspberry Pi 400 日本語キーボード」「USキーボード」が発売開始

税込9790円、ラズパイ4を組み込んだキーボード型PC「Raspberry Pi 400 日本語キーボード」「USキーボード」が発売開始

画像はUK版

スイッチサイエンスは9月16日、Raspberry Pi 4を内蔵するキーボード一体型PC「Raspberry Pi 400 日本語キーボード」と「Raspberry Pi 400 USキーボード」の販売を同社ウェブショップにおいて開始した。それぞれ本体単体のみで、直販価格は9790円(税込)。ACアダプターは別売(PSE取得済みのラズパイ4に適した製品が必要)。同社によると、工事設計認証(技適認証)の取得や供給の都合によりこのタイミングでの販売開始となったという。

税込9790円、ラズパイ4を組み込んだキーボード型PC「Raspberry Pi 400 日本語キーボード」「USキーボード」が発売開始

また、Raspberry Pi 400 日本語キーボードとマウス・HDMIケーブル・電源・SDカード(OSダウンロード済み)をセットにした同社オリジナルキット「Raspberry Pi 400 スターターキット(日本語キーボード)」も近く販売開始予定。価格は1万3200円(税込)。Raspberry Pi 400 本体およびACアダプターは関連法規(電波法および電気用品安全法)遵守のものを採用。

Raspberry Pi 400 日本語キーボードは、日本語キーボード内に4GBメモリー版Raspberry Pi 4 Model Bをを組み込んだPCで、ディスプレイやマウスをつなぐだけで使い始められる。クアッドコア・64bitのプロセッサー「Broadcom BCM2711」を搭載し、無線通信や4K動画の再生に対応。インターネットや動画の閲覧、ドキュメントの作成や編集、プログラミング教育用に利用できる。OSは、Linuxベースの「Raspberry Pi OS」。インターフェイスはBluetooth 5.0、有線LAN(1000BASE-T)、USB 3.0ポート×2、USB 2.0ポート、micro-HDMIポート×2など。マイクロSDカードスロット搭載。Wi-Fiは11ac対応。サイズは286×122×23mm。

電源については、「電圧降下を考慮した5.1 V/3.0 A 出力のRaspberry Pi 4 Model B用のUSB ACアダプタ」(税込1705円)など、USB Type-C端子に接続可能な5.1V/3.0A対応ACアダプターが必要となる。税込9790円、ラズパイ4を組み込んだキーボード型PC「Raspberry Pi 400 日本語キーボード」「USキーボード」が発売開始

このほか、Raspberry Pi 400で利用可能なEDA Technology製リボンケーブル4種も販売開始している。「Raspberry Pi 400用40ピンGPIOエクステンダー」(グレー / レインボー)は価格319円(税込)、「Raspberry Pi 400用 40ピン I/Oプロテクター」(グレー / レインボー)が1265円​(税込)。

写真左は「Raspberry Pi 400用40ピンGPIOエクステンダー」、写真右が「Raspberry Pi 400用 40ピン I/Oプロテクター」

写真左は「Raspberry Pi 400用40ピンGPIOエクステンダー」(グレー)、写真右が「Raspberry Pi 400用 40ピン I/Oプロテクター」(レインボー)

切手サイズで825円、超小型開発ボード「M5Stamp Pico Mate」がスイッチサイエンスで発売中

切手サイズで825円、超小型開発ボード「M5Stamp Pico Mate」が発売

スイッチサイエンスは、M5Stack製の超小型開発ボード「M5Stamp Pico」シリーズ(M5Stamp Pico Mate)の販売を8月12日より開始した。Wi-Fiチップとアンテナ、プッシュスイッチ、LEDを装備している。UIFlowによるグラフィカルプログラミング、Arduino、MicroPython、ESP32-IDFで開発が可能。直販価格は825円(税込)。

なお、プログラムを書き込むためのUSBシリアル変換器が搭載されていないため、プログラムダウンロード用のハードウェアが別途必要になる。スイッチサイエンスでは、「ESP32-DOWNLOADER」をセットにした「M5Stamp Pico DIY KIT」を近日発売する。直販価格は2156円(税込)予定。

入出力用インターフェイスは、ADC、DAC、タッチセンサー、SD/SDIO/MMCホストコントローラー、SPI、SDIO/SPIスレーブコントローラー、EMAC、モーターPWM、LED PWM、UART、I2C、I2S、IRリモートコントローラー、GPIOパルスコントローラーに対応している。付属のピンヘッダーコネクターをハンダ付けすることで、用途に合わせてさまざまな形状にできるようになっている。

「M5Stamp Pico」の仕様

  • ESP32-PICO-D4 | 240 MHz デュアルコア、600 DMIPS、520 KB SRAM, Wi-Fi/Bluetooth、デュアルモード
  • 4MBフラッシュメモリ
  • 入力電源:5V @ 500mA
  • 消費電力:通常スタンバイ時 5V@29mA、Wi-Fi STAモード 5V@60mA、Bluetoothモード(data sending status) 5V@84mA、ディープスリープモード 5V@0.35mA
  • 2.4GHz SMDアンテナ:Proant 440
  • Wi-Fi:802.11 b/g/n(最大150 Mbps@802.11n)、2.4GHz ~ 2.5GHz
  • Bluetooth:Blutooth V4.2 BR/EDRおよびBLE standard、NZIFレシーバ、最大感度-97 dBm
  • 1 x RGB LED(WS2812B)
  • 1 x プログラム可能なボタン
  • インタフェース:ADC、DAC、タッチセンサ、SD/SDIO/MMCホストコントローラ、SPI、SDIO/SPIスレーブコントローラ、EMAC、モーターPWM、LED PWM、UART、I2C、I2S、IRリモートコントローラ、GPIOパルスコントローラ
  • 入出力:12(G0、G1、G3、G26、G36、G18、G19、G21、G22、G25、G32、G33)
  • 入出力端子ピッチ:2.54mm
  • 本体重量:1.6g
  • 全体重量:2.5g
  • 寸法:: 18 x 24 x 4.4mm

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縦横44×24ミリ、高さ16ミリというコンパクトなハードウェアと専用ファームウェアからなるILT開発キットは、Raspberry Pi(別売)と組み合わせることで、動きの速い立体も高精度に測距して3Dポイントクラウド(3D点群)化できる。


「ILT開発キット」(DK-ILT001)仕様は次のとおり。

「ILT開発キット」(DK-ILT001)仕様

  • プロジェクター発光到達距離:1500mm
  • 推奨測距距離:150〜800mm(測定精度±3¥%)
  • 高精度測距距離:150〜500mm(測定精度±1.5¥%)
  • 測距有効視野角(FOV):約55度×約43度(マジックアイ開発環境による)
  • 測距速度:約120fps(マジックアイ開発環境による)
  • 動作環境:Raspberry Pi Zero W/3B/3B+/4(専用ファームウェアを準備)
  • レーザークラス:クラス1IEC60825-1(2007)、FDA:2110463-000)
  • 電源電圧:3.3V(電源はRaspberry Piのカメラコネクターより供給)
  • 消費電力:0.6W(平均)
  • 形状:W44×D24×H16mm
  • 質量:16g

開発環境

  • Raspberry Pi Zero W/3B/3B+/4(専用ファームウェアを準備)
  • 対応OS:Ubuntu 20.04、Windows 10
  • 対応言語:C++、Python
  • 対応ミドルウェア:OpenCV、PCL(Point Cloud Library)、Open3D、ROS、Unity(計画中のものを含む)

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深度・色情報を取得できるAIカメラ「OAK-D OpenCV DepthAIカメラ」を2万5179円でスイッチサイエンスが発売

深度・色情報を取得できるAIカメラ「OAK-D OpenCV DepthAIカメラ」が2万5179円で日本発売、オープンソースハードウェアとして仕様公開

「OAK-D OpenCV DepthAIカメラ」

スイッチサイエンスは7月5日、Luxonis(ルクソナス)Holding Corporationのコンピュータービジョン用ハードウェア「OAK-D OpenCV DepthAIカメラ」(OAK-D)の発売開始を発表した。スイッチサイエンスのウェブショップでの直販価格は2万5179円(税込)。オープンソースハードウェア(MITライセンス)としてGitHub上含め仕様が公開されている。「OAK-1 OpenCV AIカメラ」(OAK-1)も近日発売される(価格未発表)。

OAK-D OpenCV DepthAIカメラ

OAK-Dは、ステレオカメラ2基と4Kカメラ1基を搭載し、深度情報と色情報を取得できるAIカメラ。インテルのVPU(visual processing unit:視覚処理装置)「Movidius Myriad X」を採用しており、顔認証、オブジェクト検知、オブジェクトトラッキングに利用可能。製品名にある「OpenCV」とは、オープンソースのコンピュータービジョン用ライブラリーのこと。また、Luxonisが開発した組み込み型空間AIプラットフォーム「DepthAI」は、MITライセンスのもと公開されており、Pythonなどですぐに利用できる。

OAK-D OpenCV DepthAIカメラの特徴

  • リアルタイムバックグラウンド演算により動きの予測が可能
  • 12メガピクセル JPEGエンコーディング(静止画)
  • H.264/H.265エンコーディング(4Kビデオ3.125MB/秒。Raspberry Pi Zeroでは4K/30fpsで録画可能)
  • 歪み除去。魚眼レンズに対応
  • オブジェクト検知、画像認識、セマンティックセグメンテーション
  • 対象のトラッキングが可能
  • MJPGエンコーディング
  • 3Dでオブジェクトのトラッキング可能
  • ステレオカメラ

「OAK-D OpenCV DepthAIカメラ」仕様

メインカメラ

  • 最大フレームレート:60fps
  • 最大フレームレート(4K):30fps
  • 解像度:12MP(4056×3040px)
  • モデル:MX378
  • FOV:81DFOV° 68.8HFOV°
  • F値:2.0
  • レンズサイズ:1/2.3インチ
  • オートフォーカス:8cm〜∞

ステレオカメラ

  • 最大フレームレート:120fps
  • 解像度:1280×800px
  • モデル:OV9289
  • ピクセルサイズ:3um×3um
  • F値:2.2
  • レンズサイズ:1/2.3インチ
  • FOV:81DFOV° 71.8HFOV°
  • フォーカス:19.6cm〜∞

インテル Movidius Myriad Xイメージプロセスユニット

  • 処理速度:4兆ops/秒
  • ベクター処理:16shaves
  • メモリ帯域:450GB/秒
  • ビジョンアクセレレータ:20+
  • Neural Compute Engine:2×ニューラルコンピュートエンジン(1.4tops)

また、OAK-Dモジュール(アルミシェル付き)、1m長のUSB3.0 Type-A – Type-Cケーブル、
ACアダプター(日本の電気用品安全法に準拠)が含まれる。

OAK-1 OpenCV AIカメラ

 

深度・色情報を取得できるAIカメラ「OAK-D OpenCV DepthAIカメラ」が2万5179円で日本発売、オープンソースハードウェアとして仕様公開OAK-1は、演算回数4兆ops(1秒間に4兆回の処理。operations-per-second)という高度なニューラルネットワークを作動させながらデータをUSBに出力可能というAIカメラ。12メガピクセルカメラとオンボード2.1Gbps MIPIインターフェイスを搭載。

「OAK-1 OpenCV AIカメラ」の特徴

  • オブジェクトトラッキング
  • Apriltag(ミシガン大学AprilTags Visual Fiducial Systemプロジェクトで開発されたARマーカー)対応
  • リアルタイムバックグラウンド演算により動きの予測が可能
  • 12メガピクセル JPEGエンコーディング(静止画)
  • H.264/H.265エンコーディング(4Kビデオ3.125 MB/秒。Raspberry Pi Zeroでは4K/30 fpsで録画可能)
  • 歪み除去。魚眼レンズに対応
  • オブジェクト検知、画像認識、セマンティックセグメンテーション
  • 対象のトラッキングが可能
  • MJPGエンコーディング
  • 3Dでオブジェクトのトラッキング可能
  • ロスレスズーム

「OAK-1 OpenCV AIカメラ」仕様

ステレオカメラ

  • 最大フレームレート:60fps
  • 最大フレームレート(4K):30fps
  • 解像度:12MP(4056×3040px)
  • モデル:IMX378
  • FOV:81DFOV° 68.8HFOV°
  • F値:2.0
  • レンズサイズ:1/2.3インチ
  • オートフォーカス:8cm〜∞

インテル Movidius Myriad Xイメージプロセスユニット

  • 処理速度:4兆ops
  • ベクター処理:16shaves
  • メモリ帯域:450GB/秒
  • ビジョンアクセレレーター:20+
  • Neural Compute Engine:2×ニューラルコンピュートエンジン(1.4tops)

Luxnoisは、「あたたのデバイスに人間に匹敵する視覚を埋め込む」をモットーに、イチから開発する手間を省き、組み込み型の機械学習とコンピュータービジョンを提供する企業。DepthAIを核とした、API、GUI、ハードウェアを提供している。

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タグ:Intel / インテル(企業)OpenCV(製品・サービス)オープンソース / Open Source(用語)オープンソースハードウェアOpenVINO(製品)カメラ(用語)コンピュータービジョン(用語)スイッチサイエンス(企業)DepthAI(製品・サービス)Python(製品・サービス)MovidiusLuxonis Holding Corporation(企業)日本(国・地域)

ROS対応協働ロボットアーム「myCobot」のラズパイ版「myCobot Pi」、商業向け「myCobot Pro」が発売開始

ROS対応協働ロボットアーム「myCobot」のラズパイ版「myCobot Pi」、商業向け「myCobot Pro」が発売開始スイッチサイエンスは7月1日、Elephant Robotics(エレファント・ロボティクス)のROS対応で安価な協働ロボットアーム「myCobot」の制御システムにRaspberry Piを採用した「myCobot Pi」の発売を開始した。直販価格は9万7790円(税込)。また同時に、商業用途にも適した「myCobot Pro」とその専用エンドエフェクターの取り寄せ販売も行う。myCobot Proの直販価格は42万3665円(税込)。

ROS対応協働ロボットアーム「myCobot」のラズパイ対応版「myCobot Pi」

myCobotは、ロボット開発用のソフトウェアプラットフォームROS(ロボット・オペレーティング・システム)に対応した6軸ロボットアーム。5月に発売された「myCobot 280」では、制御システムにM5Stackを使っていたが、myCobot PiはRaspberry Pi 4を採用。ディスプレイ、マウス、キーボードを接続すれば、簡単にプログラミングが行える。Pythonでのプログラミングも可能になった。

またmyCobot Piのアーム部には、「myCobot 280」と同じくM5Stackの「ATOM Matrix」が搭載されている。

myCobot Piは、Raspberry Piを搭載し、インターフェイスがM5Stack Basicのものと異なる以外は、基本的に「nyCobot 280」と仕様は同じ。オプションのエンドエフェクター(アームの先端で物を使うなどの実際の作業を行う装置)や固定用の器具も共通して使える。

myCobot Piの仕様

  • 軸数:6軸
  • ペイロード:250g
  • アーム長:350mm
  • 作業半径:280mm
  • 精度:±0.5mm
  • 本体重量:850g
  • 電源電圧:12V
  • 動作温度:-5〜45度
  • Raspberry Pi 4 Model B / 2GB:OS書き込み済みSDカード搭載(32GB)

インターフェイス

  • 2×USB 3.0、2×USB 2.0
  • 2×microHDMI
  • GPIO40ピン
  • myCobot Pi

商業用途にも適した「myCobot Pro」はM5Stack Basicベース

取り寄せ商品となる「myCobot Pro」は、やや大型で、関節にはブラシレスモーターを採用して精度±0.3mmという本格的な産業用ロボットとしての性能を備えている。制御システムはM5Stack Basic、アーム部にATOM Matrixを搭載、プログラミング環境は、UIFlow、ROS、moveit、RoboFlowなどに対応している。エンドエフェクターには、産業用ロボットに使用されるmyCobot Po専用の「電動グリッパー」が用意されている。

myCobot Proの仕様

  • 軸数:6軸
  • ペイロード:1kg
  • 作業半径:320mm
  • 精度:±0.3mm
  • IPレベル:IP42
  • 本体重量:3kg
  • 電源電圧:24V
  • 動作温度:0〜50度

インターフェイス

  • USB Type-C
  • Ethernet Port
  • ベースIO:2×D-INPUT、3×D-OUTPUT
  • ツールIO:2×D-INPUT、3×D-OUTPUT

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カテゴリー:ロボティクス
タグ:スイッチサイエンス(企業)Python(製品・サービス)myCobot(製品)プログラミング(用語)Raspberry Pi(組織・製品)ROS(製品・サービス)