Boston Dynamicsのミニロボットと腕立て伏せ競争してみた―ジェシカ・アルバも大喜び

先ごろロンドンで開催されたTechCrunch DisruptのステージにはBoston Dynamicsの最新のロボット、Spot Miniが登場して大いに注目を集めたが、われわれのビデオ責任者、Tito Hamzeは本番のステージ上のインタビューの前にロボットとBoston Dynamicsのファウンダー、Marc Reibertをビデオに収めるチャンスがあった。

〔日本版〕ビデオでのReibertの説明によればこのミニ・ロボットは重量28kg、4脚でナットクラッカー(クルミ割り)と呼ばれる腕があり、バッテリー駆動時間は90分だ。Lardinois記者が腕立て伏せ競争に挑んでいるが、これでは勝てそうにない。Spot Miniはその場でスキップしたり、動きながら動画を撮影したり、器用なところを披露している。

ゲスト講演者の1人、ハリウッドスターでオネスト・カンパニーのトップ、ジェシカ・アルバがナットクラッカーにスマートフォンを保たせて動画を撮らせたようだ。1:37あたりで一瞬本人とLardinois記者のツーショットが映る。Lardinois記者がえらく張り切ったのはアルバがいたせいかもしれない。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

Disruptのステージにロボット登場―Boston DynamicsのCEO Marc Raibertが解説とデモ

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サンフランシスコで開催中のTechCrunch Disruptの参加者は四脚ロボット、Spotがステージに登場して身軽に動きまわったことに驚いた。Boston DynamicsのロボットについてはYouTubeに多数のビデオが投稿されているものの、目の前で実物を見るのはやはり印象が強烈だった。

Boston Dynamicsのファウンダー、CEO Marc Raibertはステージ上でTechCrunchのBrian Heater記者のインタビューを受けた。海兵隊が一時テストした四脚ロボットのBigDogから人型二足歩行のPetmanまでまでBoston Dynamicsが開発してロボットを紹介するかなり長いビデオが上映され、Raibertがそれぞれに簡単なコメントを加えた。

ステージに登場したSpotロボットは特に商品の宅配を意識して開発されている。見たところは大型犬のようで、さまざな寸法の階段を上り下りしたり、ドアを開けて室内に入ったりできる。Boston Dynamicsのロボットは世代を重ねるごとに小型化している。数カ月前に発表された最新世代のSpotMiniはSpotをさらに小型化したものだ。同社のモットーは「スモール・イズ・ビューティフル」らしい。

「われわれはロボットをフレンドリーな存在にするためにと努力している。残念ながらわれわれの250ポンド〔113kg〕のロボットには誰も近寄りたがらない」と
Raibertは言う。SpotMiniロボットはなら狭いアパートの部屋でも歩き回れる。デモビデオでは生きた鶏を使ってSpotMiniの折りたたみ自由のアームが安定化されている様子が説明された。SpotMiniは一滴もこぼさずにワインを注いだグラスを運んでくることができる。たぶん世界で一番執事に近いロボットだろう。

「YouTubeチャンネルでは嫌いと好きの比率が20対1だった。数年前は50対1で嫌われてきたから、一般視聴者の態度は好意的になっている。しかしメディアはロボットといえばホラースーリーばかり好むのは困ったものだ」とRaibertは嘆いた。

SpotMiniの大型の兄弟、オリジナル版のSpotDisruptのステージを歩き回っただけでなく、足を伸び縮みさせて姿勢を変えたり、横歩きしたり、その他高等馬術で要求されるような動作を披露した。ロボットは二本脚でジャンプしたが安定を崩さなかった。

GoogleがBoston Dynamicsの買い手を探しているとぃう噂について、Raibertはコメントを避けた。

「〔Googleに〕買収されたときに私は『DARPAも大きな予算を持っているがGoogleの予算はもっと大きい。Googleは〔DARPAより〕さらに大きな野心を持っている』と言った。またGoogleグループの一員になったことでBoston Dynamicsの自由度はさらに拡大した」とRaibertは述べた。

RaibertはBoston Dynamicsの製品は恐ろしげな軍用ロボットばかりではないことを証明しようとしている。Disruptの聴衆から上がった「おお」という歓声から察れば、このキュート化キャンペーンは功を奏しつつあるようだ。

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Boston Dynamics、かわいい四脚ロボットがバナナの皮で転倒するビデオを公開

Boston Dynamicsといえば、世界でもっとも恐るべきロボットと世界でもっとも恐るべきロボット・ビデオを作ってきた会社だが、今回はややユーモラスな側面を見せた。

このビデオで公開されたSpotMiniがGoogleの親会社であるAlphabet傘下でBoston Dynamicsが発表する最後のロボットになるものと思われる。

SpotMiniはミニサイズのキリンのような外観で、非常に高度な作業能力を備えている。ビデオではSpotMiniが階段を上がったり、シンクから皿を取り出して食洗機に入れたりするところがデモされている。また最後のシーンではこのロボットが人間のところに清涼飲料の缶を運んでくるが、なかなか離そうとしないところを見せる。

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新しいロボットはBoston Dynamicsがこれまで開発してきたロボットに比べて非常に小さく、ずっとかわいらしい(といってもデビッド・リンチが『トランスフォーマー』を監督したらこうもあろうかというような不気味なかわいさだが)。付属装置を一切省いた胴体部分だけで55ポンド(25kg)、物体をつかめるキリンの頭を加えると65ポンド(29.5kg)だという。

Boston Dynamics

SpotMiniは油圧作動ではなく、1回の充電で90分作動する。奥行きを認識カするメラ、移動や傾斜を認識する作動部分をもたないジャイロなどさまなセンサーを備え、自由に歩きまわって必要な作業を行うなど外界と適切に交渉できる。初歩的なタスクに関しては自律的に行動できるが、複雑な作業では人間の指示が必要となる。

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またこのロボットは床のバナナの皮で足を滑らせて転倒してから立ち上がるなどコメディアンとして十分な演技力もあるようだ。

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Google、Boston Dynamics売却の可能性が浮上―二足ロボットが怖すぎて評判を傷つける?

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Googleの親会社、Alphabetはロボット開発の子会社の一つ、Boston Dynamicsに満足していないということだ。 Bloombergの記事によると、Alphabetの幹部は「Boston Dynamicsは、向こう数年のうちに大きな収益を生み出す可能性はほとんどないうえに、いっしょに仕事をしづらい相手だ」と考えているという。トヨタ、アマゾンは工場や倉庫業務で利用するためにBoston Dynamicsの買収に興味を示すかもしれいない。

しかし、いっそう興味深いのはGoogleの社内向けメールの内容だ。それによると、 Google自身がBoston Dynamicsに少々脅えているらしい。われわれは皆、先月公開されたBoston Dynamicsのビデオを見ているが、興奮させると同時に恐怖を呼び起こすような内容だった。人型二足歩行ロボットが何度倒されてもそのつど自力で起き上がるようすはまさにターミネーターだった。

2013年12月にGoogleはBoston Dynamicsと他の一連のロボット・スタートアップを買収した。その目的は、Google社内にロボット工学のエンジニアリング部門を立ち上げBoston Dynamicsと協力させるることだった。だがそれ以来ほとんど何も起きていない。.Googleは、レプリカントと呼ばれるプロジェクトで、誰でも入手可能なロボットをできるだけ速く出荷するはずだった。ところがAndy Rubinが去るというリーダーシップの変更に加えて、Google社内のロボット工学エンジニアとBoston Dynamicsのエンジニアの間で深刻な衝突が起きたためにこれは不可能になった。

Googleは社員数万人が働く大企業であり、こうした問題が会議で取り上げられたり部内のメールで議論されたりすれば、情報はいずれ外部に出てくる。すべてのGoogle社員はこのことを知っており、BloombergのBrad StoneとJack Clarkは情報を耳打ちされた。Bloombergにリークしたのは レプリカントやBoston Dynamicsには直接関係していないGoogle社員だろう。

Google Xの広報ディレクター、Courtney Hohneは 部外秘のメールで、「テクノロジー・メディアは興奮しているが、報道にはいくぶんの恐怖が混じっている。〔Boston
Dynamicsのロボットは〕人間の仕事を奪うレベルに達しているとして、ネガティブな意見が出始めた」と書いた。するとこのメールは公開性の高いGoogleフォーラムに転載され、結局Bloombergの記者が入手に成功した。

Hohneはこの後、 「われわれはGoogle内でBDの立場が本当はどうなっているかついて新たなメディアの大騒ぎを引き起こしたくない」と述べている。

Googleのロボット事業部のディレクター、Aaron Edsingerは、「Boston Dynamicsと仕事をすると『レンガの壁』〔のような秘密主義〕に突き当たることが多い」と述べた。報道によればレプリカント・プロジェクトは去る12月に閉鎖され、Googleのロボット・エンジニアは現在他のGoogle Xプロジェクトに取り組んでいるという。

Boston Dynamicsのエンジニアについていえば、彼らは現在新しい買い手が現れるのを待っているところだろう。

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Boston Dynamicの人型AIロボットAtlasが家を片付ける様子をご覧あれ

ひさびさにBoston Dynamicsの人工知能ロボット、Atlasのビデオだ。先ごろGoogleが買収したスタートアップの人型ロボットが二足歩行しつつ家の片付けをするようすをご覧いただきたい。Atlasは歩行できるだけでなく、走ることもできる。、しかも(実はキャリブレーション動作の一環だというが)重量物を運搬するなど家で日常要求されるような作業をひとわたりこなしてみせる。

このビデオではIHMC RoboticsのチームがAtlasにテストとしてキャリブレーション動作をさせている。エンジニアはAtlasの動作を研究し、どこをどのように改良すればよいのかを考える。たとえばAtlasがAIを利用して腕を伸ばしてボトルをつかむとき、その動作をさらに効率化する方法を開発する。その他、さらに高度な課題をAtlasに教え、Atlasの反応を観察する。これによって実際に効率よく高度な動作をさせる方法を研究するわけだ。

「ロボットの操縦者には非常に高いレベルの忍耐力と独創性が必要だ。ロボットがこれまで遭遇したことのない状況で特定の動作をさせようとすれば、その動作を実行できる方法をできるかぎりたくさん考え出す必要がある。それによってどのような動作がロボットにとってもっとも効率的かが分かってくる。ATLASがタスクを実行するとき、人間ならこうするであろうというやり方と全く異なる動作が適切である場合が多い」とSpectrumのロボット操縦者、John Carffは言う。

残念ながら読者はAtlasに家の仕事をさせるわけにはいかないだろう。そのためにはAtlasは高価過ぎる。しかし見てのとおり、ご主人様のためにロボットは箒で床を掃いたり埃を払ったりできる。Atlasは営々として人間のための作業を実行しているが、映画ではないが、ある日それと気づかないでわわれの頭脳はクモ型ロボットのバッテリーの代用品にされているかもしれない。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

ある日、森の中でロボットさんに出会うかもしれない

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「二足ロボットはそろそろトレイルランをしてみせてくれたりはしないんだろうか」。

そんなことを思っている人もいるかもしれない。実は、すでにそういう段階に達しているのだ。

森を駆けるロボットがいったい何者なのかといえば、もちろんATLAS(Googleが所有し、DARPAも出資するBoston Dynamicsが製作した2足ロボットだ)だ。これまで完全にコントロールされた室内において各種の実験が行われてきたが、ついにアウトドアに繰り出すこととなったのだ。

ごくごく短いものであるが、ATLASが太陽を浴びながら室外で活動する様子がビデオにおさめられている。

外部バッテリーとの間にブサイクなケーブルが存在したりもする(300ポンドのロボットにエネルギーを供給するのはなかなか大変なことなのだ)し、ビデオの最初の方はとくに、まるで酔っぱらいがふらついているようにも見える。しかしこれがかなり「スゴイ」ことであることは理解しておいて良いだろう。40年前には、二足歩行ロボット自体がSF世界のものだった。しかしついに「日常的」な存在になりつつあるのだ。

ちなみに、四足歩行ロボットについては蹴り飛ばされても歩き続ける強固さを備えるにいたっている。想像の世界にしかいなかった存在と、森で出会うようになる時代も近いのかもしれない。

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(翻訳:Maeda, H

Googleが買収したBoston DynamicsのBigDogロボットを海兵隊がリムパックでテスト

この1分間のYouTubeビデオにはGoogle傘下Boston DynamicsBigDogロボットを海兵隊がハワイの演習場でテストする様子が撮影されている。このテストは大規模な多国籍海軍演習、リムパックの一環として行われている。

DARPAと海兵隊はL3S(Legged Squad Support System)〔脚移動式分隊支援システム〕実用化に取り組んでいる。この“pack mule”(荷ラバ)ロボットの目的は複雑な地形で兵士と共に行動して重量物を運搬することだ。ビデオにはまさにその様子が写っている。

Brandon Dieckmann上等兵は、実験の初日に、「このロボットは他の輸送手段では通行が不可能が深い藪の中を抜けてわれわれのチームと行動を共にしました」と語っている。

「最初は皆このロボットがこんなに踏破力があるとは思いませんでした。私の感触では、このロボットはわれわれが歩ける場所の70%から80%を歩けるようです」とDieckmann上等兵は言う。

ちなみに、この恐ろしげな様子のロボットが運んでいたのは水を入れた水筒などの補給物資だ。

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なぜGoogleはロボット開発に全力を挙げるのか―ウェブに続いて現実世界を制覇するためだ

なぜGoogleはロボットを必要とするのだろうか?

Googleはすでにユーザーのポケットの中、つまりモバイル市場を制覇している。しかしこの市場はすでに飽和点に近い。世界には何億台ものインターネットに接続可能なモバイル端末が稼働しており、その多くがAndroidかiOSを搭載している。この先10年ほどは買い替え需要と小刻みな改良を除いて大きな動きは望めない。

もちろんGoogle Glassはこれと別の新しい動きだ。Glassはわれわれをスマートフォンよりはるかに密接にGoogleサービスに結びつける。Glassのユーザーは地図でのナビゲーションからレストラン選び、写真やビデオの撮影、その他あらゆる活動によってGoogleから情報を得ると同時にGoogleのために情報収集役を務めることになる。GlassのユーザーはGoogleにとって最高の顧客となる。しかしそれでもGoogleは満足しない。

他にうまい言い方がないのだが、これまでGoogleは「手足を欠いていた」。 われわれ人間のユーザーはアリと同じで、ほとんどの場合、定型的な行動しか取らない。毎日同じ経路で通勤し、巣から遠くへ離れることは少ない。Googleはデータ企業であり、人間のユーザーが集めてくるデータよりはるかに大量のデータを必要としている。ここでロボットが登場する。宇宙探査、より精密な地図データ取得、工業的生産プロセスの大幅な改良など、向こう数十年に起きる革新の多くはロボットが主導することになるだろう。

Baxterのようなシンプルな人間型ロボットは何百万人もの人間の職にとって代わるだろう。その結果、製造業における深刻な人余りをもたらすに違いない。Foxconnのようなメーカーはすでに巨額の資金をロボット開発に投じている。遠隔操作タイプであろうと自律タイプであろうと、各種ドローンは人間の諸感覚を劇的に延長する。 われわれはロボットのセンサーによっていながらにして遠く離れた場所についての知識を刻々と得ることができる。そのうちわれわれが病気になったときは介護ロボットが ベッドから起こし体を清潔にするなど世話をしてくれることになるだろう。小型のロボットが減量を手助けし、町をパトロールするだろう。今ロボットへの投資に出遅れている企業は今後何十年にもわたってそのツケを払うことになる。

だからGoogleはロボットを必要としているのだ。Androidが7000万人ものユーザーのインターネットへの通路となったのと同じように、Googleはロボットのマン・マシン・インタフェースを制覇したいのだ。GoogleがAndroidを買収してモバイルの世界に参入を決めたとき、多くの専門家は「無意味だ」と批判した。専門家は完全に間違っていた。同じことがロボットについても言える。

GoogleがBoston Dynamicsとその他7社のロボット企業を買収したのは今すぐ四脚のBig Dogロボットを大量生産して町を走り回らせるためではあるまい。しかしBoston DynamicsのPETMANのような二足歩行人型ロボットで踏破困難な地形に送り込んで地図データの収集に当たらせることはあるかもしれない。将来はGoogle Nowのハードウェア版のような役を果たすアシスタント・ロボットが登場するだろう。われわれの後を従いて歩き、さまざまな手助けをし、一度に2箇所にいる必要が出たときはアバターとなってわれわれを代理してくれるようなロボットだ。われわれがロボットに頼れば頼るほどGoogleは貴重なデータを得ることができる。

ビジネス上の観点も見逃せない。ロボティックスは巨大産業だ。アナリストは数年以内にBoston Dynamicsが50億ドル企業に成長すると予測していた。Googleが買収したロボティックス企業はいずれも同じくらいの成長の可能性を秘めている。Googleの無尽蔵の資金力と巨大なマーケティング能力を得た現在、これらの企業は消費者向けから産業向けまであらゆる市場で一大攻勢をかけられる可能性を得た。

すぐにシリコンバレーをロボ・グーグラーが歩きまわるようにはならないだろう。しかしGoogleが自動走行車をついに成功させた例を見れば、今後10年以内にサーゲイとラリーが二足歩行人型アシスタント・ロボットを従えて登壇する日が来るだろうと私は予測する。Googleがスカイネット化する日は近い。

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Googleが「Big Dog」のBoston Dynamicsを買収

GoogleがBoston Dynamicsを買収した旨のアナウンスを行った。Big DogPETMANなどの四足ないし二足のロボットで話題を集めたところだ。ロボット関連での買収は、Googleにとって8番目のケースとなる。

今のところ、Boston Dynamicsからの詳細情報のアナウンスはない様子だ。

情報源はNew York Timesの記事。Boston DynamicsのCEOであるMarc Raibertによると、DARPAとの間で軍事協約のようなものも結んでいたとのこと。Googleはこの協定を継続していくつもりはない様子。

Boston Dynamicsの設立は1992年だった。独自のガソリンエンジンを用いたロボットの研究開発を行ってきていた。開発したロボットは姿勢復元機能や高度な姿勢制御機能を持つことで注目を集めていた。Big Dogは自然な動きでものを投げたり、あるいは岩場での活動を行うこともできる。また16 mphの速度で走ることもできる。

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(翻訳:Maeda, H