猫専用ロギングデバイスCatlog開発のRABOから猫トイレ計量器Catlog Boardが登場、猫様データの一元管理目指す

猫専用首輪型ロギングデバイス「Catlog」(キャトログ)を開発・販売しているRABOは10月5日、第2弾プロダクトとして猫トイレの計量器「Catlog Board」(キャトログボード)を発表。本日より11時より、クラウドファンディング・テストマーケティングサイトの「Makuake」にてプロジェクトを開始した。

先着限定販売は以下のとおり。一軒家や多頭飼いの場合は複数台を割り引き価格で応援購入することが可能だ。

  • Catlog Board×1台:4400円(70名限定、50%オフ)
  • Catlog Board×2台:8800円(50名限定、50%オフ)
  • Catlog Board×3台:1万3000円(20名限定、51%オフ)
  • Catlog Board×4台:1万7000円(10名限定、53%オフ)

先着の応援購入以外にも、100名限定で一般販売予定価格から45%オフの4800円コースも用意されている。

Catlog Boardは、既存の猫トイレの下部に設置することで、猫の体重と尿量、回数を自動記録できる計測器。Catlogと併用すれば、ごはんを食べる、寝ている、くつろいでいる、走っている、歩いている、毛づくろいの6種類の行動とともに、専用スマートフォンアプリで参照可能だ。なおCatlogについては「水飲み」の行動についても最終検証段階に入っており、近日中に利用可能になるという。

詳細は随時追記する。

カテゴリー:ハードウェア
タグ:RABOCatlogペットMakuake

首輪型猫用バイオロギングデバイス「Catlog」がのべ約3億件の行動データ蓄積、水飲みラベルの実装も予定

RABOは9月25日、首輪型猫用バイオロギングデバイスCatlog(キャトログ)の販売開始およびリリースから1周年を迎え、Catlogが保有する猫の行動データがのべ約3億件を突破したことを明らかにした。これら行動データを基に近日中に7つ目となる新しい行動ラベル「水飲み」を追加することも明らかになった。

同製品は、加速度センサーをはじめとする各種センサーを内蔵し、現在3000匹の猫で利用されている。同社ではセンサーが取得した数字をAIが解析することで、現在の猫の状態を把握している。

具体的には、寝ているのか、歩いているのか、走っているのか、くつろいでいるのか、毛繕いしているのか、食事をしているのかの6種類の猫の行動を、専用のスマホアプリで遠隔から確認できるのが特徴だ。

首輪(ペンダント)とは別料金となるが、利用スタイルに応じて月額無料と有料のプランを用意。無料プランは、今日の猫、前日のみ猫日誌、当日を含む週のみ猫グラフのデータを閲覧できるのみ。有料プランは、「みまもりプラン」の月額380円と「親バカプラン」の月額580円を2種類を用意している。みまもりプランで参照できるデータは無料プランと同じだが、付加機能として「飼い主追加」機能を利用可能だ。親バカプランでは、参照できるデータが無制限となる。

付加機能については、現在は両プランとも飼い主追加機能しか利用できないが、近日中にみまもりプランでは「行動ラベル」、親バカプランではそれに加えて「他猫比較機能」が搭載される予定だ。ちなみに有料プラン加入者の88%は親バカプランを選んでいるとのこと。

また同社では1周年を記念し、「猫鈴ゴールド」「キトンブルー」のペンダントに加え、「黑猫ブラック」「白猫ホワイト」の2つの新色を投入。本日より公式ストアでの予約販売を開始する。ペンダントの通常価格は税別1万4800円。初回購入のみとなるが、月額有料プラン「猫バカプラン」の継続加入を条件として税別9800円で購入することも可能だ。

なお同社はアニコムグループとの共同研究などで、病気が疑われるような行動(痒み、嘔吐、けいれん、長期的な活動量の低下など)を検出するための機能開発も進めている。将来的には、未病レベルの行動を検知・通知する「次世代の疾病予測モデルの確立」を目指すという。

猫様専用バイオロギングデバイス「Catlog」のAndroid版が待望のリリース

RABOは2月14日、同社が開発・販売してる首輪型の猫用バイオロギングデバイス「Catlog」のAndroid版をリリースした。1月27日に公表したリリーススケジュールどおりとなった。

Catlogは、猫の行動を24時間記録でき、歩行や走行はもちろん、睡眠や飲食などの状況をスマートフォンで遠隔チェックできるIoTデバイス。首輪型のPendantデバイスと、Pendantデバイスの充電とスマートフォンとの連携などに使うベースステーションであるCatlog Home、スマートフォン用アプリを利用することで、留守時などの猫の行動をある程度把握できる。税別価格は1万4800円。

Catlogは、ローンチ後約4カ月で約1000UC(Unique Cat)に到達。アプリアクセス率(登録したユーザーのうち再度アプリにアクセスしたユーザーの割合)も7日間で90%、30日で78%と高い数値を維持している。同社によると、ノンマーケティングのオーガニックのみで、約4カ月の計画出荷数を1.5週間で達成したという。Android版のリリースで、さらに多くのユーザーを獲得することを期待したい。

全ては猫様のために。

猫様専用バイオロギングデバイス「Catlog」のAndroid版は2月14日リリースへ

RABOは1月27日、同社が開発・販売してる首輪型の猫用バイオロギングデバイス「Catlog」のAndroid版のリリーススケジュールを同社ウェブサイトで公開した。

当初は1月中の配布を予定していたが、開発に遅れが発生し、現在はCatlog HomeおよびPendantデバイスとの連携機能の最終検証を進めているとのこと。新たなリリース予定日は2月14日としている。

Catlogは、猫の行動を24時間記録でき、歩行や走行はもちろん、睡眠や飲食などの状況をスマートフォンで遠隔チェックできるIoTデバイス。首輪型のPendantデバイスと、Pendantデバイスの充電とスマートフォンとの連携などに使うベースステーションであるCatlog Home、スマートフォン用アプリを利用することで、留守時などの猫の行動をある程度把握できる。税別価格は1万4800円。

現在iOSデバイス向けに一般販売しており、ローンチ後約4カ月で約1000UC(Unique Cat)に到達したとのこと。アプリアクセス率(登録したユーザーのうち再度アプリにアクセスしたユーザーの割合)も7日間で90%、30日で78%と高い数値を維持している。同社によると、ノンマーケティングのオーガニックのみで、約4カ月の計画出荷数を1.5週間で達成したという。

猫専用バイオロギングデバイス「Catlog」開発のRABOが1億円調達、Shitall岩佐氏がハードウェア顧問に

猫の行動をバイオロギング解析技術でモニタリングできるIoTデバイス「Catlog」を開発・販売するRABOは1月15日、約1億円の資金調達を発表した。第三者割当増資による調達で、引受先は、iSGS インベストメントワークス、W ventures、iPLAB Startups、Shitall代表の岩佐琢磨氏。

写真前列中央がRABOの代表取締役兼CEOの伊豫愉芸子氏とCCO(Chief Cat Officer、最高猫責任猫)のブリ丸

また、特許業務法人のiPLAB Startupsで代表を務める弁理士の中畑 稔氏は、RABOで各種知的財産戦略の設計と実施などの顧問に就任する。中畑氏はドローン開発のスタートアップであるエアロネクストで取締役CIP(最高知財経営責任者)を務める人物だ。

一方Shitallの岩佐氏は、CatlogをはじめRABOが今後展開するハードウェア開発へのアドバイスやグローバル展開などサポートする顧問となる。具体的には、ハードウェア製品の製造工場選定やCESなどの展示会出展についてのノウハウをアドバイスする立場となる。岩佐氏はパナソニックを退社後にハードウェアスタートアップのCerevoを設立、その後Cerevoの一部事業を分割したShiftallを立ち上げて代表に就任し、全株式をパナソニックに売却。現在Shiftallはパナソニックの完全子会社として、ユニークなハードウェアを開発を続けている。2018年開催のTechCrunch Tokyo 2018には、目の周囲を覆うノイズキャンセリング機能を搭載したヘッドフォン端末の「WEAR SPACE」出展。2020年1月上旬に米国で開催されたCES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)では、前回と同じコーディネイトかどうかを判断して教えてくれるスマート姿見「Project: NeSSA」(プロジェクト ネッサ)、ARプロジェクション機能搭載のペンダント型照明器具「BeamAR」、つくりおき食材を冷蔵保存しておき遠隔から加熱できる調理家電「Cook’Keep」などを発表している。

Catlogは、猫の行動を24時間記録でき、歩行や走行はもちろん、睡眠や飲食などの状況をスマートフォンで遠隔チェックできるIoTデバイス。2018年10月29日から2019年2月22日までMakuakeにて先行予約販売を実施したところ、支援者423人、支援総額457万1600円が集まり、達成率は1523%となった注目のプロダクトだ。2019年9月24日にはiOSデバイス向けに一般販売を開始し、ローンチ後約4カ月で約1000UC(Unique Cat)に到達したとのこと。つまり、1000匹(頭)の猫の行動データを蓄積・分析しているわけだ。アプリアクセス率(登録したユーザーのうち再度アプリにアクセスしたユーザーの割合)も7日間で90%、30日で78%と高い数値を維持している。同社によると、ノンマーケティングのオーガニックのみで、約4カ月の計画出荷数を1.5週間で達成したという。

気になるAndroid版のCatlogアプリについては今月中にリリース予定とのこと。また同社ウェブサイトでは現在、マーケティング、機械学習やiOSアプリのエンジニア、猫動画制作者などのスタッフを募集中だ。

バイオロギングと機械学習で猫の行動を記録するCatlogの発送開始、ラストワンマイルも猫

RABOは9月24日、猫の行動を24時間記録できる首輪型IoTデバイス「Catlog」(キャトログ)の発送を開始した。本日からクラウドファンディングサイトのMakuakeで先行予約を申し込んだ支援者に向けて順次発送される。

さらに、オフィシャルストアにて数量限定での一般販売も開始した。価格は税別1万4800円。なお、Catlogを利用するにはiOS用の専用アプリのダウンロードが必要になる。現在のところAndroidには非対応だ。RABOは、2018年2月22日(猫の日)に設立された「家族として愛される幸せな動物を増やす」をミッションに掲げたハードウェアスタートアップ。

Catlogの発送はすべてヤマト運輸が担当し、専用の宅急便コンパクトパッケージで届く。このパッケージは、黒猫の親子を企業ロゴに掲げるヤマト運輸とRABOとのコラボレーションによって実現した。

Catlog自体の包装箱は、指輪ケースを模した八角形の箱だ。

Catlogは、バイオロギング解析技術および機械学習を用いた処理により、猫の活動データを24時間記録できるのが特徴。歩く、走るはもちろん、睡眠や休息、ごはんなどの行動を外出先からiPhoneで確認できる。後述する有料プランに加入すれば、家族や獣医、キャットシッターとアカウントを共有して猫の状態を複数人で見守ることも可能だ。将来的には、ほかの猫との比較などの機能も搭載される予定のこと。

製品自体は、加速度センサーを内蔵した首輪型デバイス「Catlog Pendant」と、Wi-Fi接続機能や室温センサーを内蔵したホームステーション「Catlog Home」で構成されている。

今回完成した初期バージョンは、猫の行動のうち「ごはん」「睡眠」「歩く」「走る」「運動」を検知できる。今後データが蓄積されてきたらこれらの行動の精度が高まるほか、「水飲み」「ジャンプ」「嘔吐」「トイレ」などの行動も順次検知できるように改良していく予定とのこと。

アプリの猫タイムライン画面では、直近の状態のほか、前回の食事の時間、運動量(時間)、睡眠量(時間)などを参照できる。猫日誌画面では、前日までの猫の1日の行動履歴を参照可能だ。グラフ表示も可能なので、食事の回数や睡眠時間などの変化に気付きやすい。

RABOでは、Catlogのサブスクリプションサービスも用意しており、直近の猫の状態を参照できる無料の「プチみまもりプラン」のほか、飼い主や行動ラベルを追加できる月額380円の「みまもりプラン」、猫の過去から現在までの状態を無制限で参照できるうえ、みまもりプランの機能に加えて他猫比較機能も利用可能な月額580円の「猫バカプラン」もある。

猫用ロギングデバイス「Catlog」開発のRABOが初の資金調達

RABOは4月22日、複数のエンジェル投資家を引受先とする第三者割当増資を発表した。シードラウンドでの資金調達で正確な金額は非公開だが、4000万〜6000万円程度になる模様。出資者は、鬼頭秀彰氏(リクルートホールディングス顧問)、松本龍祐氏(メルペイ取締役CPO)、石塚亮氏(メルカリ共同創業者)、鈴木明人氏(GMO Tech代表取締役社長)、家本賢太郎氏(クララオンライン代表取締役社長)など。

同社は、首輪型の猫用ロギングデバイス「Catlog」を開発している2018年2月22日(猫の日)設立のスタートアップ。Catlogは、猫の行動を24時間記録でき、歩行や走行はもちろん、睡眠や飲食などの状況もスマホでチェックできる。2018年10月29日から2019年2月22日までMakuakeにて先行予約販売を実施したところ、支援者423人、支援総額457万1600円が集まり、達成率は1523%となった注目のプロダクトだ。今年8月の発売を予定しており、4月5日からは東京・二子玉川にある「蔦屋家電+」にて展示販売(予約販売)も始まっている。

将来的には、他猫との比較のほか、家族や獣医・キャットシッターとアカウントを共有する機能も実装する予定で、愛猫を多くの人で見守れるようになる。

RABO代表の伊豫愉芸子氏によると、今回の資金調達で同社は採用とマーケティングを強化するとのこと。特に採用については、Catlogの事業推進の肝となる各専門領域に知見が深い人材を、早い段階からメンバーに入れることを目指しているという。

8月にローンチされるCatlogの進捗状況について伊豫氏は「ソフトウェア側は、機械学習を用いた行動分類の精度上げとアプリの主要提供機能のユーザー体験とデザインのブラッシュアップをしています。主要機能を盛り込んだUT(ユーザーテスト)版と、今年8月リリースを予定しているProduction版と機能を分けて開発を進めており、現在はUT版のブラッシュアップをしています」とのこと。そして「具体的には、初期設定の簡略化と、猫の現在の様子、今日の様子、これまでの様子がわかるタイムラインと猫ダイアリー(仮)を主に磨いています」とのこと。

猫様専用ロギングデバイス「Catlog」購入で400円寄付、RABOが猫の保護活動を支援へ

首輪型の猫向けロギングデバイス「Catlog」を開発中のRABOは2月28日、公益社団法人アニマル・ドネーションとの提携を発表し、寄付メディアの「きふる」を通じた寄付活動を開始する。

具体的には、きふるのキャンペーンページおよび提携団体ページ経由でCatlogの基本セット(税別1万4800円)を注文すると、1セットあたり400円をRABOが寄付するという流れだ。同時に一般販売も開始するが、RABOのオフィシャルショップからの購入は寄付の対象外なので注意。

アニマル・ドネーションは、動物福祉団体の活動と、こうした団体への寄付を通じて支援したい人をつなぐ場を作る中間支援組織。寄付先の認定団体スタッフとのコミュニケーションを密にし、支援者の寄付の目的に応じた団体をマッチングしてくれる。

RABOは約1年前の2018年2月22日、猫の日に設立されたスタートアップ。同社が開発中のCatlogは、2018年10月29日にクラウドファンディングサイトの「Makuake」で支援者を募集し、開始1時間で目標額を突破。そして2019年の猫の日、2月22日に支援受付を終了した。達成率は1523%、支援者423人、支援総額457万1600円を集めた注目のデバイスだ。

Catlogは、海洋生物の生態行動を調査する研究手法であるBio-Logging(バイオロギング)の技術を応用し、猫の動きを解析。歩く、走るなどの運動、睡眠や休息、そして飲食など、飼い主が不在時の猫の行動をスマホで把握できる首輪型デバイスだ。運動不足や食事の回数なども記録されていくので、健康状態の把握にも役立つ。将来的には、他猫との比較や獣医やペットシッターとのアカウントの共有などの機能も組み込まれる予定だ。

2019年1月に同社が実施した「猫様との生活調査」によると、猫との出会いの約7割は「拾ってきた」か「譲渡」で、ペットショップやブリーダーからの購入の割合が低く、地域住民が共同で飼育している地域猫も多い。しかしその一方で、環境省統計資料によると2017年度には3万4854匹の猫が殺処分されている現実もある。動物愛護団体では、保護猫の飼い主探しや不妊・去勢手術の推進、虐待防止などの活動が行われている。

RABOでは、提携先の団体をさらに増やしていく方針で、動物福祉や愛護の団体を募集中だ。対象となる団体は、特定非営利活動法人、公益財団法人、公益社団法人、非営利徹底型一般社団法人となる。

ネコ様専用ライフログツール「Catlog」をバイオロギング研究者が本気で開発

eng-logo-2015大好きな家族の一員、ネコの生活をテクノロジーで見守る。

そんな希望を叶えてくれそうなネコ専用ライフログツール「Catlog」をスタートアップのRABOが発表しました。

現在makuakeでクラウドファンディング中です。

ハードウェアはネコの鈴をイメージしたデザインの首輪型デバイスで、内蔵センサーにより睡眠、運動、食事、トイレなどのカンタンな行動を逐次記録してくれます。

ふだんネコをひとりぼっちにしがちなウチでも、一日の行動が手に取るようにわかり、体調が悪くなったときなどに振り返ってチェックできるようになります。

RABOのCEOである伊豫愉芸子さんは、大学院博士課程で動物の行動生態を調査するバイオロギング研究に従事していた経歴があり、Catlogにはエンジニアだけでなきバイオロギング研究者や獣医師も関わっています。

伊豫さんは「ネコが使うことをまず第一に考えている」と言います。

ペット用のロギングデバイスは多くありますが、ほとんどが犬で使うことが前提で、サイズが大きく、重く、つけ心地もあまり考慮されていないというのです。

Catlogは、ネコが嫌がらない材質を使ってヒゲに当たらないような形状にデザイン、充電時の発熱が冷めてから充電完了を知らせたり、機器から発生するノイズなども考慮、まさに「ネコ ファースト」を実現していくそうです。

ゆくゆくは、ユーザーが入力したネコの種類や体重・年齢などの基本情報と、Catlogのログデータをかけ合わせて多数のデータを収集、ユーザーの行動タグ付けによって機械学習することで、ログデータからネコが何をしているのか、どんな状態なのかを判別していきたいとのこと。

ひょっとしたら、自分のネコの行動データから新しいネコの生態がわかるようになるのかもしれません。

Engadget 日本版からの転載。