Google Travelで目的地のアクティブな旅行情報や航空会社のキャンセルポリシーが強調表示に

Google(グーグル)は米国時間3月24日、モバイルとデスクトップの両方のGoogle Travelに小さいが重要な機能を追加したと発表した。

Google Travelでフライトやホテル、アクティビティを検索すると、目的地のアクティブな旅行情報がハイライト表示されるようになった。さらに、現在のCOVID-19こと新型コロナウイルス感染症の流行を受けて、ほとんどの航空会社がフライトの変更やキャンセルのポリシーを変更しているため、Googleはフライト結果ページに航空会社のポリシーへのダイレクトリンクを追加した。

これらは小さな変更だが、残念ながら必要なものだ。誰もが現在の米国務省によるレベル4の「旅行すべきでない」という勧告を知っているだろうが、今後数カ月の間にいくつか地域でポリシーが変更され、あるいは他の地域では変更されないだろう。

航空会社については、新型コロナウイルスのパンデミックへの対応がまだ流動的であることは、注目に値する。例えば多くの会社は現在、5月に予約されたすべての便をキャンセルできるように、キャンセルポリシーを延長している。またほとんどの航空会社が当面の間、限定的なフライトスケジュールで運航しているが、航空業界がこの危機の影響に対処しようとする今後数週間のうちに、この状況は容易に変わる可能性がある。

航空会社間のポリシー変更に対応するため、Googleはヘルプセンターで新しい文書を公開し、ほとんどの主要航空会社のポリシーへのリンクを掲載している。

新型コロナウイルス 関連アップデート

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(翻訳:塚本直樹Twitter

Google Travelにフライト価格の通知と期間限定の価格保証が追加

Google(グーグル)は他のサービスを使わずとも、直接飛行機の予約や旅行を計画できるための、より多くの機能を備えたトラベルプロダクトを開発している。同社はさらに洗練された価格設定機能を追加し、これには過去の旅程の価格比較や、価格が急騰したり、あるいはいつ最低価格になるのかについての通知も含まれる。また、数週間以内の予約に対する価格保証も提供し、その後にフライト料金が変更された場合には返金を受けられる。

米国でGoogle経由で8月13日から9月2日までにフライトを予約した場合、料金が最低だと予測される場合や、予測した価格(つまり支払い価格)よりも値段が下がった場合にはアラートを送信し、差額を返金する。

これは魅力的な機能であり、期間限定のこのオファーはおそらく、Googleは顧客が安心して価格予測を信じてもらうために提供されるのだろう。同社は世界で最も航空会社間のフライト情報や人気路線、価格情報などを持っているだろうが、地球上で最も洗練された機械学習による裏付けにより、かなり信頼度の高いオファーとなるだろう。

Google Travelは、実際に旅行を予約すると次のステップを提案し、近隣施設やホテル、レストランなどを見つける手助けをする機能を追加する。さらに、予約やその他の旅行の詳細は、iOSやAndroidのGoogleマップアプリへと引き継がれる。

結局、Googleはユーザーの旅行とその計画全体を支配すために積極的なアプローチを取っており、他の旅行専門会社と比べてより多くのデータ、優れたエンジニアリング、そしてはるかに多くのデザインスキルを持っているというアドバンテージがある。

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(翻訳:塚本直樹Twitter

Googleの旅行プランニング機能がGmailと統合されて便利になった

Googleは米国時間5月14日、ウェブ上の旅行プランツールの重要な改良を発表した。昨年モバイルで同様のツール集をローンチした同社は本日、ウェブ上のgoogle.com/travelで、過去のすべての旅の情報を見られるほか、検索をフライト、ホテル、パッケージの3つのどれかに容易に切り替えられるようになったことを発表した。

これでやっと、Googleの各種旅行サービスがひとつの傘の下に収まることになる。GoogleがITAを買収したのは9年前だから、もっと早くてもよかったという気はするけどね。

Google Tripsが、新しいサイトのランディングページになり、ユーザーの現在の予約情報や目的地に関する情報がまとめて表示される。その情報をGoogleの検索やマップに持ち込むこともできる。そのためにGoogle.com/travel(略してGoogle Travelと呼ぼう!)は、ユーザーのGmailの受信トレイから確認のメールや受領通知などをもらって、ユーザーの旅のタイムラインを作る。

これでウェブとモバイルの両方で機能がそろったから、どんなデバイスからでも自分の旅のプランにアクセスできる。ただし前と同じく、Googleのサービスの上で予約はできないので、ここからさらにエアラインやホテルの予約システムへ行って予約を完了することになる。

フライトやホテルの検索エンジンは前と同じだが、前はフライトとホテルのパッケージを買うこともできた。ただしそれは、うまく隠されていた。今度からは最初に料金表が出て、ホテルやフライトの検索へ行く。

発表声明では「目標は旅行のプランニングを単純化することで、そのために必要な情報を早く見つけられるようにし、別のデバイスの上で何をどこまでやったかも、正確に分かるようにした。今後はGoogleマップとGoogle検索とgoogle.com/travelを全部合わせて、旅行の計画や実行を支援していきたい」と言っている。

残念なことにGoogleは、今はなきInboxの便利な機能であるTrip Bundlesを、Inboxの閉鎖時に約束していたのにまだGmailに移植していない。それが実現するまでは、今回大改造されたGoogle Travelで十分間に合うと思うけどね。

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(翻訳:iwatani、a.k.a. hiwa