これが(私的にデザインされた)大型画面のiPhone 6だ

2012年に、5人のiPhone兄弟姉妹を次々と出産したAppleが初めて、その旗艦スマートフォンのサイズを変えた。それまでの5人のiPhoneたちはみんな3.5インチだったが、iPhone 5は4インチのディスプレイになり、背もやや高くなった。それなのにどの姉や兄よりも薄く軽くなった。

今年は、同じ変化が現れる可能性が大だ。いろんな報道や噂が、今Appleは4.7インチとXLサイズ5.5インチの両機種を並行して開発中と言っている。

どんな形になるの?

そこでデザイナーのFederico Ciccareseが、メタルフレームで大型画面のiPhoneのデザインを、勝手に買って出た。

それが、これだ:

もちろん、本物がこうなるという保証はない。現在の平面バックを継承する可能性もある。Ciccareseの曲面バックは、ハマグリと呼ばれた3G/3GSへのオマージュだろう。

それに、縁なしのディスプレイは、ちょいとやりすぎだ。

でもiPhoneの噂シーズンは開幕したばかりだから、今ならどんなに極端な夢でも許される。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


Appleの今度のiPhoneは大型画面と噂…Android対策と中国対策か

歴史はまたまた繰り返す。

今年の第一回噂シーズンには、前回のシーズンと同じく、Appleが今年の終り頃に新しい機種のiPhoneを二つ出す、という噂が登場した。ただし今回のは、大型画面のiPhoneだ。

その筋から得た情報としてWall Street Journalは、ひとつは4.5インチのディスプレイ、もうひとつは5インチ以上、と報じている。これらはそれぞれ、Galaxy S IIIやGalaxy S4と同じだ。

その記事によると、この二つの次世代iPhoneはどちらも金属フレームで、iPhone 5cのようなプラスチックではない。

初代のiPhoneは3.5インチだったが、iPhone 5で4インチになり、最新の機種iPhone 5sと5cはどちらも4インチのディスプレイを着ている。

しかしAndroidスマートフォンの画面拡大競争が始まると、Appleにも圧力が加わるようになった。Appleの画面が小さければ、Android機のメーカーは画面サイズを差別化要因にできるから、5インチ、6インチと、大型化がだんだんエスカレートしてきた。

それどころか、ファブレットというおかしな言葉が、その市場らしきものの生成とともに市民権を得て、この私なんかも記事の中で“ファブレット市場”なんて言葉を使う始末。2013年には2000万台売れて、Juniper Researchの推定では2018年には1億2000万台売れるという。

もうひとつの大きな要因が、中国だ。

何年も交渉を重ねた結果Appleはついに、中国最大のキャリアChina Mobileと契約を結んだ。そして同社の商圏であるアジアでは、Androidのこれまでのテリトリに比べて、大きな画面が好まれるのだ。

もちろん現時点ではAppleからの確認は何もなく、噂にすぎない。確かなことは、Appleの公式発表を待つしかない。しかし、でも、歴史は繰り返しがちであることを、忘れるべきではない。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


Apple、大型曲面ディスプレイiPhoneを2014年後半に発売との報道。タッチセンサー改善も

Appleは曲面ディスプレイのiPhone 2機種を「来年後半」に向けて開発していると、ある筋がBloombergに伝えた。発売時期は第3四半期となる可能性が高く、その後発売される端末には感圧精度の高いタッチセンサーも開発中だと言う。

記事によると、2014年の新iPhoneは4.7インチおよび5.5インチ画面で、これはAppleが1種類ではなく2種類の新機種を同時に発売することを意味している。Appleが大型画面モデルに取組んでいるという報道は過去にもあり、Wall Street Journalは、画面サイズ4.8インチと6インチという異なるサイズのモデルを示唆していた。発売日の可能性を含めた情報が出されたのは今回が初めてであり、一般に信頼できるBloombergからの情報だ。ただし日本のあるiOS噂サイトは、大画面iPhoneが来年9月に発売との情報を10月末に流している他、信頼できるアナリスト2名も4.7インチiPhone 6が2014年末には店頭に並ぶと予言している。

Appleは今年iPhone 5sとiPhone 5cという2つの新機種を同時発売した前例を持っているので、今後再びそれが起きると考える道理はある。しかし、新しい大画面機種を2つ同時というのは、少々無理がある ― しかし、もしAppleが3番手の低価格機としてiPhone 5cを残すなら、製品ラインナップを極端に複雑化することなく中間層向けと最上級機を追加できるかもしれない。

新しいセンサー開発のニュースは、現在のiPhone画面の大きさが適切だと考える人々にとっては、より興味深いかもしれない。真の圧力感知(現在は内蔵の加速度計によって大ざっぱにのみ可能)によって、iPhoneおよびiPadのお絵描きや手書きアプリケーシははるかに改善されるはずだ。この種の能力が備えた端末なら、Appleは専門家レベルのアート用端末として販売することが可能になるし、一般ユーザーによるメモや落書き、簡単な写真修正なども改善される。

こうした情報の正確性について、いかなる判断をするにもまだ早すぎるが、情報の出どころは一定の重みを与えている。AppleのiPhoneが大画面端末の分野に仲間入りすることは、次期製品ラインアップに向けた動きとして十分理にかなっているが、曲面ガラスの製造は現時点でかなり高価であり、Appleが新端末2機種にそれを採用するとなればなおさらだ。

Via 9to5Mac. Photo courtesy MyVoucherCodes.co.uk.

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(翻訳:Nob Takahashi)