Google、消すのが困難なポップアップ広告を表示するサイトを制裁へ

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今日(米国時間8/23)Googleは、モバイル検索結果に関連する大きな変更を2件実施したことを発表した。おそらくすぐに気付くのは、モバイル検索結果ページで〈モバイルで読みやすいページ〉を目立たせていた “Mobile-Friendly” ラベルがなくなったことだろう。

しかし長期的には、もう一つの変更の方が影響は大きいだろう。2017年1月10日以降Googleは、ユーザーがページを開いた時に煩わしいインタースティシャル(全画面ポップアップ)広告を表示するモバイルページに制裁を課し、検索結果の順位を下げる。

なぜGoogleはMobile-Friendlyラベルを外すのか? Google自身のデータによると、今やモバイル検索結果に表示されるページの85%がMobile-Friendlyだ。このため、検索結果画面が乱雑になるのを避けるために表示をやめるが、今後もランキングの指標としては使用する。

煩しいインタースティシャル広告 ― 全画面を占有する煩しい広告や告知のことで、消去するためのボタンは限りなく小さく、新車を買うつもりなどなくともうっかり広告をクリックしてしまうよう仕組まれている ― に対するペナルティーは、悪徳マーケターを嘆かせるだろうが、ユーザーにとっては遅すぎるくらいだ。

なお、Googleはインタースティシャルを使う全サイトに罰を与えるのではない ― コンテンツをアクセスしにくくしている物だけだ。つまり、ページを訪れた時や見ている途中にメインのコンテンツを隠すポップアップや、メインコンテンツを見るために消去しなくてはならない単独のインタースティシャル広告、あるいは見出しのように見えるインタースティシャルを表示するページが対象だ。中でも最後のは特に煩わしく、広告がメインコンテンツを押し下げ、ほとんどがうっかりクリックしてしまうように仕向けられている。

ログイン画面で法的義務に従って表示されるインタースティシャルは対象外であり、Googleのランキングを下げることはない。

Googleがインタースティシャルをランキング指標に使うのはこれが初めてではない。アプリのインストール広告に使っているサイトには、既に制裁を加えている。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

Google Mapがレストランのレコメンド機能を実装!(まずはNYC、サンフランシスコ、ロンドンが対象)

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商業施設やレストランなどの場所を調べるのにも使われることの多いGoogle MapsのAndroid版がアップグレードされた。今のところは地域限定ではあるものの、ついにレコメンド機能を搭載したのだ。時間やタイプ(家族向けだとか軽食用など)によるフィルタリング機能なども備えている。当然ながらこれはFoursquareやYelpなどと直接競合するものとなる。

今回のアップデートにより、周辺のスポット情報におすすめ情報が表示されるようになったのだ。これまでのスポット情報を拡張するもので、まずニューヨーク、サンフランシスコ、およびロンドンで利用可能となっている。現在のところ対応しているのはAndroid版のGoogle Mapsアプリケーションだ。

対応地域の人は、表示されるおすすめレストランを時間帯や、探す店の「タイプ」などによって絞り込むことができる。ニューヨークの劇場街などでは「開演前の混雑を避ける」ことのできるディナー施設を見つけたり、あるいは「安い」ランチ施設を探したりすることもできるのだ。

分類には、今ではGoogleが所有しているザガット・サーベイの内容と併せて、ウェブの内容、立地場所、利用者のレビューなどの情報から行なっているのだとのこと。ほとんどの情報はコンピュータープログラムにより自動的に処理されているものだが、特定の地域では「ローカル色を出す」ために、エディトリアルの手を加えているのだそうだ。

カテゴリー毎のレコメンデーションには、レーティング、レビュー、紹介文なども付されている。また、いくつかの場所については、過去に訪問した場所に基づいてより個人的なレコメンド情報が表示されることもある。

今回の変更は、まさにGoogleの強みを活かしたものだといえる。すなわち膨大なデータを使ってそこに構造を生み出し、そして利用者が調べやすい形にととのえて情報を提供しているわけだ。そうした手法をレストラン情報に適用してみた結果が今回のアップデートに見られる。

これまでもGoogle Mapsには周辺のスポット情報を表示する機能があり、距離や時間帯などでフィルタリングすることができた。ここにレコメンド機能などを付加することにより、さらに有益な情報を提供できるようになったわけだ。

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新しいアプリケーションはアメリカおよびイギリスで提供開始されている。今回のアップデートもまた、地域レストラン情報を地図上で有効に提供しようとするGoogleの動きに呼応するものだといえる。先日もGoogleマップに食べ物の写真を直接アップロードするテストが行われている旨の記事を掲載した。今回のアップデートにより、そのテストで投稿されている写真も表示されるようになっているようだ。

今回実装したレコメンド機能を、いつの段階で他地域にも反映させるのかについての情報はまだない。しかし数ヶ月のうちには他地域でも展開したいと考えてはいるようだ。

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(翻訳:Maeda, H