見知らぬ人に家や車を貸すことに抵抗がないなら、自転車はどうだろうか?
それが、Lock8のファウンダーたちが自問した疑問であり、必然的に世界初ともいえる自転車用スマートロックを作るにいたった。さらに、Lock8はそのスマートロックをモバイルアプリと組合わせることによって、ピアツーピアのマーケットプレイスを作ろうとしている。
本日(米国時間11/26)Lock8は、Kickstarterの目標金額を、6日間を残して達成した。
ちなみにLock8は、TechCrunch Disrupt Europeで初のバトルフィールド優勝者になった。
同社は先月、本誌イベントの壇上でKickstarterキャンペーンを開始し、数日を残して8万ドル以上を集めた。
Lock8のしくみは住居用スマートロックと同じく、スマートフォン・アプリを使いキーレスで解錠する。Lock8を自転車に取付けると、センサーを内蔵しているため、誰かが自転車を盗もうとすると持ち主に警報が送られる。
もし泥棒が解錠に成功しても、持ち主は自転車の位置を追跡でき、リモートでアラームを鳴らすこともできる。
アイデアは、いずれ自転車泥棒たちはLock8を認識して注意するようになり、信用あるサイクリストたちの道を拓こうというものだ。自分の自転車を友達やサービスに登録している人たちに貸し出して、お小遣いを稼ぐこともできる。
Lock8は通常価格200ドルのところ、今日から6日間のキャンペーン期間中は149ドルで入手できる。
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(翻訳:Nob Takahashi)