2014年に大きな成果をもたらす11点のSEO戦略

カリスママーケッター(今風にいえばグロースハッカー?)のQuickSprout筆者が送る、10年以上の経験と知識に基づいた極めて有益なSEO記事を。サイトのトラフィックを上げるための、ちょっとした、でも効果的なテクニックが盛り沢山。ウェブマーケティングに長く関わっている人でも目からうろこの内容があるかもしれません。 — SEO Japan

big ideas

グーグルで上位にランク付けされる上で、大事な要素は何か、と問われれば、ほとんどの人が、リンク、コンテンツ、そして、オンページの最適化を挙げる

確かにこの3つの要素は、ランキングに影響を与える。しかし、SEOを11年間に渡って実施してきた経験から言わせてもらうと、SEOの成功を左右するのは、創造力だと思う。私は、試行錯誤を経て、あらゆるサイトのSEOのランクを押し上げる効果のあるトリックを、多数作り上げることに成功した。

SEO業界に11年間在籍している事実に因み、その中から11点の戦略を今回は紹介する。簡単に実行に移すことが出来るものもあれば、時間を要するものもある。しかし、時間を割いて、幾つか実装すれば、検索エンジン経由のトラフィックは増えるはずである。

それでは、早速1つ目の戦略から見ていこう…

戦略 #1: 404エラーページをインデックスされているサイトに導く

404エラーページは、ビジター、そして、検索エンジンに対して、「ページが見つからなかった」旨を伝える。URLを変更したか、あるいは、デザインを変えた際にページを削除した等の理由で、この現象は発生する。

サイトが大きければ大きいほど、404ページの数は多くなる。しかし、一般的な404エラーページを利用する代わりに、次のような面白味のあるページをデザインすることも出来る:

404 ideas

上の404エラーページは、確かに面白いものの、検索エンジンのランキングには、影響を与えることはない。

この状況を修正するため、私は大きなサイトに対して、上のエラーページのように独創的なイメージを使いつつ、サイト内部の25-50点のページに適当にリンクを張る独自のエラーページを用意している。このデザインでは、404が読み込まれる度に、リンクは自動的に変化する仕組みになっている。

こうすることで、インデックスされるページの数が増える。非常に効果が高く、数年前にTechCrunchのSEOを担当した際、404エラーページをこの要領でいじっただけで、30日間で検索エンジン経由のトラフィックを9%高めることにし成功したほどだ。

これは、グーグル内でインデックスされるページが増えれば増えるほど、検索トラフィックを獲得する機会も増えるためだ。

戦略 #2: 恐れずに喧嘩を始める

Zapposは、404エラーページと同じようなコンセプトを用いて、製品対決ページを導入した。Zapposでこのシステムを作ったのは、私の友達であり、インデックスされるページの数を増やし、同社の検索エンジンのトラフィックを引き上げることが目的であった。

zappos product showdown

私の友人は、開発者にこの製品対決ページの作成を依頼した。このページでは、ユーザーは、勝ってほしい製品に票を投じる。

実際には、勝ち負けはない。この製品対決ページは、ページが読み込まれる度に、対決する製品を変えている。こうすることで、インデックスされる内部のページは増えていく。

その結果、検索トラフィックは、10%以上増加した。

戦略 #3: インフォグラフィックを動かす

インフォグラフィックは、コンテンツマーケティングを行う上で有効だが、かつてほどの効果は、見込めない

その理由を説明しよう。

なぜなら、インフォグラフィックは、過去の戦略であるためだ。既に多くのサイトに徹底的に利用されており、同じトピックが何度も用いられている。だからと言って、インフォグラフィックが、トラフィックや被リンクを得る上で、役に立たないわけではない。捻りを利かせる必要があるのだ。

cheetah

このチーターに関するインフォグラフィックには度肝を抜かれた。データの内容がずば抜けて素晴らしいのではなく、特筆すべきは、グラフ内のデータと視覚的なアイテムの動きである。

このコンセプトは、大きな成功を導いている。1170サイトがこのインフォグラフィックにリンクを張っている。たった一つのインフォグラフィックで、ここまで多くのリンクを獲得するのは、容易ではない

動くインフォグラフィックを作ることが出来る人材が周りにいないなら、デザイナーに3Dのインフォグラフィックを作ってもらう手もある:

3d infographic

この3Dのインフォグラフィックデザイナーは、4000ドルの料金を見積もってくれたが、私には少し高過ぎた。しかし、予算があるなら、試す価値はあると言えるだろう。

戦略 #4: 高層ビル作戦

高層ビルの近くを見上げながら、世界で8番目に高い建物は、何メートルあるのか考えたことはあるだろうか?ないはずだ

世界で一番高い建物の高さを思い浮かべることはあっても、2番目、または、3番目以降の建物の高さのことは、気にしないだろう。

人間は、一番大きい、そして、一番良いものを好む習性がある。

高層ビル作戦は、リンク構築向けのコンテンツマーケティングの手法であり、この習性を利用する。

それでは、この作戦の利用方法を手順ごとに説明していくく:

  • ステップ 1: 既に多くのリンクを獲得した他人のコンテンツを探す。グーグル検索、そして、Open Site Explorerを利用すれば、簡単に見つかる。
  • ステップ 2: コンセプトをコピーする。ただし、遥かに質の良いコンテンツを作る必要がある。例えば、自然なリンクを大量に獲得している記事「大きな成果をもたらす捻りを加えた11点のSEO戦略」を見つけたら、「大きな成果をもたらす捻りを加えた101点のSEO戦略」を作成することが可能だ。
  • ステップ #3: 適切な人物に接触する。ブログの記事で言及したウェブサイトとコンテンツをシェアし、また、コンテンツに関してツイートを投稿してもらうと、より多くのトラフィック、および、被リンクを獲得することが出来るようになる。

この作戦の良い例を紹介する: 「55名のSEOのエキスパートが3つの好きなリンク構築ツールを明かす」は、爆発的にヒットし、このサイトの自然なトラフィックは7日間で348%増加した。

348% increase traffic

大規模なコンテンツを作成するために、時間と労力を注ぐことを厭わなければ、高層ビル作戦から大きな成果を得られる。妥協を許さないタイプの作戦であり、二流のコンテンツを作成すると、効果は薄い。

戦略 #5: 特徴を利用して関連するSEOのトラフィックをもたらす

大きければ、大きいほど良い、とは限らない。関連性のないSEOのトラフィックを獲得したところで、顧客どこらか、購読者にもならないため、無駄である。

例えば 私は以前「how to get more Instagram followers」(インスタグラムでフォロワーを増やす方法)に関連するキーフレーズで、グーグルから、12万人/月のビジターを獲得したことがある。

instagram traffic

このキーフレーズでのランキングが落ちても、eメールの購読者数は変化しなかった。そして、収益も落ちなかった。

要するに、インスタグラムに関連するキーワードから得たトラフィックは、コンバートしなかったのだ。なぜなら、理想の顧客は、このキーワードを検索していなかった、あるいは、インスタグラムのフォロワーを獲得する方法に関心を持っていなかったためだ。

無益なSEOのトラフィックを生成しないように、まずは、ユーザーの特徴を把握する必要がある。以下に幾つかユーザーの特徴の例を挙げていく:

personas

理想の顧客が、Techie(コンピュータに精通する人物)なら、コンテンツで、キーワードで、そして、全体的なメッセージで、マイクのような人物に狙いを定めるべきである。例えば、mobile phone(携帯電話)を探しているとすると仮定すると、マイクなら「mobile phone」とグーグルで検索するようなことはしない。代わりに、「Nokia Lumia camera resolution」(ノキア ルミナ カメラ 解像度)で検索をかけるはずだ。Techieは、通常、製品を購入する前に、具体的な情報を探すため、この違いは非常に大きい。

一方、理想の顧客が、コストに敏感なのジェフようなタイプなら(画像右)、ジェフが検索するであろうキーワードに狙いを絞るべきである。携帯電話を買おうとしているなら、ジェフなら「ノキア ルミナ カメラ 解像度」で検索をかけるのではなく、「値引き スマートフォン」で検索を行う。

Quick Sproutのトラフィックが増え始めたのは、2013年の1月である。2013年、過去数年と比べ、私はより多くの時間と資金をコンテンツに投資してきた。しかし、2012年にも同じような取り組みを実施していた。それでも、Quick Sproutの読者の特徴を理解していなかったため、過去の取り組みは全て失敗していた。

過去数年、私は一般的なマーケティングのアドバイスを記事で取り上げることが多かった。なぜなら、私のサイトの平均的な読者は、オンラインマーケッターだと思っていたためだ。しかし、ビジターに対して調査を行ったところ、読者の68.8%が、マーケティングの手法を学ぶ意欲を持つ、会社の経営者であることが判明した。

この点が分かってからは、コンテンツを作成する方法を変更するようにした。誰でも理解し、実行に移すことが可能な手順を追ったアドバイスを提供するようになった。また、理論よりも戦略にターゲットを絞ったコンテンツを作成するよう心掛けた。このタイプのコンテンツの方が、過去のコンテンツと比べて、会社の経営者にとって、メリットが大きいためだ。

その結果、トラフィックは、過去1年と比べ、152.42%増加し、ページビューは259.62%増加した。

traffic comparison

読者の特徴を活用したいなら、時間を割いて、理想の顧客を理解することだ。顧客が、会計士か、あるいは、マーケッターかを把握するだけでは、不十分である。出来るだけ細かい特徴を理解する必要がある。例えば、KISSmetricsの理想な顧客の特徴を以下に挙げていく:

  • マーケティング部門のバイスプレジデント、マーケティングの責任者、あるいは、マーケティング部門のマネージャー
  • SaaSまたはeコマース会社の従業員
  • 年間の売り上げが1000万ドルを超える会社の従業員

上述の基準に当てはまる人物をターゲットに絞ると、製品を購入し、顧客として留まる可能性が高い、顧客候補が残ることになる。

戦略 #6: クリックスルーに対する最適化を行う

ランキングが高ければ高いほど、得られる検索のトラフィックは多くなる点は周知の事実である。そのため、恐らく、ランキングの改善に関しては、既に着手しているのではないだろうか。しかし、クリックスルー率を最適化する取り組みを行ったことはあるだろうか?

検索エンジンの結果ページで、リスティングを見てもらったからと言って、クリックしてもらえるわけではない。

ウェブマスターツールを使って、具体的なキーワードに対するランキングとクリックスルー率を確認することが出来る。

google webmaster tools

上位にランクインしているキーワードを分析することで、改善の余地がある領域を探し出すことが出来る。通常、クリックスルー率が30%なら、順調だと言えるだろう。40%を超えているなら、文句のつけようがない。

私は、63点のグーグルのウェブマスターツールのアカウントを分析し、以下のワードが、とりわけクリックスルー率が高い点に気づいた:

  1. How to
  2. [リスト関連の数字]
  3. 無料
  4. You
  5. アドバイス
  6. ブログ 記事
  7. なぜ
  8. 最高
  9. 手法
  10. 優れた

タイトルタグとメタデスクリプションで、上のワードを利用して、A/Bテストを幾つか行えば、クリックスルー率を最大限に高めることが出来るかもしれない。

また、オーサーシップを介して、クリックスルー率を高める手法もある。以前と比べると、効果は低くなってしまったが、それでも、記事の隣に顔写真を載せることで、目立たせる効果が見込める。

google authorship

コンテンツをベースとしたサイトを運営していなくても、構造化データのマークアップを活用することは可能だ。レビュー、評価、そして、リッチスニペットに至るまで、schema.orgを使えば、可能性は無限大である。

戦略 #7: 頼む、借りる、または、盗む

メリットを得るため、コンテンツを作らなければならないとは、誰も言っていない。事実、Mashableでは、他人のインフォグラフィックをサイトで利用する傾向が見られる。

当然、作品の提供元にはリンクを張っているものの、当該のクリエイターよりも、多くのソーシャルシェア、そして、トラフィックを獲得すると言う、興味深い現象が起きている。

landing page infographic

私はKISSmetricsで同様のコンセプトを試してみた。 Formstackと言う会社から、ランディングページのインフォグラフィックを拝借した。もちろん、この会社にリンクを張り、功績を認めていた。さらに、重複するコンテンツの問題を避けるため、インフォグラフィックの周りに独自のテキストを加えた。

数週間後、「借り物」のインフォグラフィックインフォグラフィックは、1910回ツイートされ、1400回いいね!されていることが判明した。自分達が作ったわけではないコンテンツにしては、悪くないスタッツである。

この戦略は、テキストベースのコンテンツには向いていない。重複するコンテンツの問題を起こす可能性があるためだ。一方、画像や動画のコンテンツを借り、前後に独自のテキストを加えておけば、それなりの結果を残すのではないだろうか。また、忘れずに、作品の提供元にリンクを張っておく必要がある。この作業を怠ると、著作権問題に発展することもある。

戦略 #8: 早ければ早いほど良し

ウェブサイトが読み込まれる速さが、グーグルのランキングに影響を与えることは、あまり知られていない。グーグルは、なかなか読み込まれないサイトを上位にランク付けすると、検索エンジンとして、グーグルを利用するユーザーが減ることに気づいている。

そのため、グーグルは、ウェブサイトの読み込みにかかる時間を改善する手助けをする無料サービス、Page Speedをリリースした。

  • グーグルは、読み込みが0.5秒間遅くなった結果、トラフィックは20%減少した
  • アマゾンのサイトは、読み込みが0.1秒間遅くなった結果、収益の1%を失った…毎年数十億ドルの収益を上げる会社にとっては、大きな痛手である
  • ヤフー!のサイトは、読み込み0.4秒間遅くなった結果、トラフィックが9%減った。

影響を受けるのは、大きなサイトだけではない。Judy’s Bookは、より多くのCPUのパワーとメモリを持つサーバーに切りかえたところ、検索エンジン経由のトラフィックが、20%増加した。メモリのキャッシュを介して、ウェブページの読み込みがスピードアップし、30日以内に、検索トラフィックが20%増加すると言うボーナスを得た。

load time

読み込みの時間が何秒なのか、または、改善するにはどうすればいいのか分からないなら、ここにURLを入力すれば、ウェブサイトをスピードアップさせる上での推奨事項を挙げてもらえる。

戦略 # 9: コンテンツの長さはランキングに影響を与える

グーグルのSERPの1ページ目にランクインしている、ウェブページの平均ワード数をご存知だろうか?

500ワード?1,000ワード?あるいは、1,500ワードだろうか? 実は、2,000ワード以上である。長文のコンテンツがページ 1を制しているのだ。

word count

上の画像のチャートには、ワード数が多ければ多いほど、トップに近づく傾向が表れている。

要するに、次の2つのポイントが重要になる:

  1. 大量のコンテンツを次から次へと繰り出す代わりに、質の高いコンテンツを作る作業に専念するべきである — 詳細で、誤字脱字が少なく、いつまでも新鮮なコンテンツ、つまり、今から5年後、さらには、10年後に読んでも、有益なコンテンツが必要とされている
  2. 詳細なコンテンツが増えてきたら、In-Depth Article(インデプスアーティクル)アルゴリズムを活用するべきである。このタイプのコンテンツは、検索結果ページの詳細なコンテンツを展示する特別な領域で取り上げてもらえる。

実際に、インデプスアーティクル(詳細な記事)アップデートを活用したところ、30日間で、検索エンジン経由のトラフィックが、13.15%も増加した。

in-depth articles

schema.orgが定めるこのルールに従うか、もしくは、このワードプレスのプラグインを利用すれば、このアルゴリズムを利用することが出来る。 グーグルは、広範なキーワードを持つウェブページのみを上位にランク付けすることが多い。例えば、KISSmetricsは、キーフレーズ「SEO」で、インデプスのセクションに取り上げてもらっている。

in-depth articles results

ただし、大量のコンテンツを持っていない場合、トラフィックの増加はあまり期待できない。2000ワード以上の詳細なコンテンツを多数持っていることが、この戦略を有効に活用する上で、理想的な状態だと言えるだろう。

戦略 #10: レスポンシブデザインはモバイルのトラフィックを増やす

モバイルの利用は、デスクトップの利用よりも遥かに早いペースで増え続けているものの、私のサイトの多くでは、モバイルデバイスやタブレットデバイスのトラフィックは、全体の10%を下回っているため、必ずしも、モバイルを活用する必要があると感じたことはなかった。

しかし、KimberlySnyder.netでテストを行った結果、レスポンシブ、または、モバイルフレンドリーなデザインの重要性をまざまざと見せつけられてしまった。このサイトのトラフィックの多くは、デスクトップを経由しているものの、サイトのデザイン変更を行う際に、タブレットでも、モバイルデバイスでも問題なく動くように、レスポンシブを取り入れる決断を下した。

responsive design

レスポンシブデザインを導入したところ、モバイルおよびタブレットのトラフィックは、全体の18%から、56.7%に大幅にアップした。しかも、レスポンシブデザインを立ち上げてから、たった45日間で、これほどの結果が表れていた。

mobile traffic

同じような成果を求めているなら、レスポンシブデザインを導入しよう。ハイスピードでモバイルデータの接続を行えるユーザーは少ないため、デスクトップサイトの必要最低限な機能を持つ、早く読み込まれるデザインが必要になる。

戦略 #11: ツールはコンテンツマーケティングをしのぐ

何を介して、ウェブサイトは多くのリンクを獲得しているのだろうか?コンテンツマーケティング、と言う答えが大半を占めるはずである。この答えは正しいものの、リンク構築の形式として、最も優れているとは断言できない。

事実、マーケットで無料のツールをリリースした方が、最終的により多くの被リンクとトラフィックを獲得することが出来る点が判明している。つまり、コンテンツマーケティングよりも、資金の投じ先として向いているのだ

tool traffic

Quick Sproutで無料ツールをリリースした結果、次の成果を得ることに成功した:

  • ビジター一人当たりのページビューが、1.8ページから、2.35ページに増えた。
  • 直帰率が、74%から、63%に下がった。
  • サイトの滞在時間が、2分10秒から、3分10秒に増えた。
  • ビジターのロイヤルティが上がった。

多くのビジターとリンクをもたらす無料ツールをリリースする際は、使いやすく、需要が高いツールを作ることが肝要である。当該の業界で、特に好調の会社を見れば、リリースするべきツールが何か見えてくるはずだ。

例えばWoorankMozから、私はツールのコンセプトを学んだ。多額の収益を同社にもたらしていた機能を取り上げ、無料でリリースした。

ツールのリリースは、とても効果が高いため、2週間以内に、ソーシャルメディア分析、および、競合者分析レポートをQuick Sproutのツールセットに加え、全て無料で提供する予定である。

結論

今回提供したSEOの戦略集を気に入ってもらえただろうか?ここで言及した11点の変更の中には、実行に手間がかかるものもあるが、大きな成果をもたらしてくれるはずだ。

本気でランキングを高くしたいなら、私と同じ過ちを犯さないでもらいたい。他の人達と同じことをする方針は薦められない。やがて濫用され、効果がなくなるためだ。

現在の検索業界で結果を出すためには、創造力が必要になる。既成概念にとらわれず考えることが出来れば、上位にランクインすることが出来るはずだ。

結果に直結する捻りを加えたSEO戦略が他にあれば、是非コメント欄で発表してもらいたい


この記事は、Quick Sproutに掲載された「11 SEO Changes That Will Give You Big Results」を翻訳した内容です。

具体的な数字を入れているのが一事例とはいえ説得力が上がりますね。日々のSEO、コンテンツマーケティングの質を高めるために効果がありそうな内容ばかりで流石のQuickSprotでした。 — SEO Japan [G+]

ウェブデザインにお金をかけるべき理由

サーバー代からクラウド人材までリーンなスタートアップが簡単に始められる時代になりました。それこそ会社やサービスのロゴも2~3万円でクラウドサービスでかなりイケてるデザインをしてもらえる時代です(先日頼みましたがその質に驚きました)。とはいえ、サービスサイトやアプリのウェブデザインまで安く済ませてしまっていいか、という単なる見た目や一枚絵ではない、ユーザーが利用し続ける存在であるだけに、考えたいところ。今回はカリスマウェブマーケッターとして米国で活躍するニール・パテルが、自身の経験を元にウェブデザインにお金をかけるべき理由を教えてくれた記事を。 — SEO Japan

私が読者からよく聞かれる質問の1つ:

あなたのデザイナーは誰ですか?

私には社内デザイナーがいるが、仕事の大部分をDigital Telepathyにも外注していると言うと、最初、あなたからは“Digital Telepathyは高すぎる”という反応が返ってくる。

あなたがどんなデザイナーを雇うべきでいくら払うべきだと言うために私はここにいるわけでは決してない。しかし、あなたが自分自身に尋ねるべきことは…

自分にとって価値のある良いデザイナーとは何か?

私があなたのためにその質問に答えることはできないが、私にとって価値のある良いデザイナーとは何であるかを説明させて欲しい。

デザインは長期的な投資である

デザイナーがあなたに請求書を渡すとき、あなたはそれを何として見るだろうか?費用、ではないだろうか?デザイナーが私に請求書を渡すとき、私はそれを投資として見る。私にとって、それは感謝するものであり、私のビジネスを成長させるものなのだ。

私が書いた詳細なガイドを見てみよう。月曜日にリリースした『The Definitive Guide to Growth Hacking』は、1日平均して40,000のページビューがある。もちろん、私はそれをデザインするために5ケタの金額を費やしたが、結果はそれに値するものだ。以下は、初期の結果の一部だ:

  • 1日40,000ページビュー(1週間後にはトラフィックは下火になると予測している)
  • 218,432人に配信されているMozのトップ10メールに取り上げられた。
  • このガイドが理由で2つの講演を依頼された。1件は無料で講演をすることを依頼してきたが、もう一方は10,000ドルとパリ行きのファーストクラスのチケットをオファーしてきた(時間がないためどちらもお断りした)。
  • 自動車メーカーが、Growth Hackingチームの指導を依頼してきた。私は仕事としてそのマーケットには属していないが、彼らは6ケタの金額を支払う価値があると言った。私は彼らと話し合う機会を設けなかったために、正確な給与の数字は分からなかった。
  • 私のリファラルのログに基づくと、このガイドはこれまでに59個のバックリンクを獲得した。私はこの数字が100に達することを期待しているが59も悪い数字ではない。これが私の全体的な検索トラフィックを上げるのに役立つはずだ。

これらは、優れたデザインが私にしてくれたことのほんの一部だ。もちろん、デザイン料は高かったが、ROIは莫大だ。

さらに、もしあのGrowth hackingガイドのデザインが醜かったら、あなたはそれを読んだだろうか?読んだ人もいるかもしれないが、多くの人が読まなかっただろう。

良いデザインは長持ちする

テクノロジーはあまりに早く変化しているため、あなたは遅かれ早かれデザインをアップデートしなければならない…特に、あなたがコンバージョン最適化に焦点を合わせている場合は。

私が身をもって学んだ一つのことは、優れたデザイナーに支払うことをケチると、結局は4回位デザインをし直すはめになるということだ。そうだ…良いデザインは、私が数百ドル払って海外で済ませたデザインよりも4倍長持ちするのだ。

次第に、私は良いデザイナーを雇うことに費用を支払うようになり、最近では二流デザイナーで時間を無駄にすることはない。

これの良い例は、私たちのオリジナルのCrazy Eggアプリケーションのインターフェースだ。それは6年以上の間使われてきた。もちろん、私たちはそれをアップデートする必要があるが、そのデザインは使い易く、十分に良いものなので、継続して変更する必要がない。

確かに、私たちは優れたデザイナーを採用することによって最初により多くのお金を費やしたが、長期的に見ると、それがお金の節約になっている。デザイン自体に対するお金の節約だけでなく、エンジニアリングのコストもだ。新しいアプリケーションデザインになるたびに、エンジニアはそれをインテグレートしなければならない。そして、それはとても素早く積もり積もっていく。

良いデザインは、よりコンバートする

Webデザイナーはアプリケーションやサイトやランディングページを外観に基づいてデザインするべきではない。ユーザビリティとコンバージョンのためにデザインするべきだ。

私たちがCrazy Eggの新しいデザインを作るために初めてDigital Telepahtyを採用した時は、およそ20,000ドルを支払った。ほとんどの人は、私たちの気が狂っていると考えたが、私たちのデザイナーはコンバージョン率を上げることに焦点を合わせたため、私たちは投資に対して大きな利益を得た。

彼らのコンセプトは、インタラクティブなデモを介して製品を紹介することだった。その結果が、コンバージョン率の21%増加だった。私たちは30日も経たないうちに支払った金額を取り戻したのだ。

さらに私は、もっとインタラクティブな講演用のページを作るために人を雇うことを決めた時にも、同じような結果を手にした。

その結果は、講演依頼の66%増加だった。それは大きな数字だ!

結論

一般的に、デザインにおいては、あなたが節約すればするほど、あなたが得るものは少なくなる。もしあなたが良いデザイナーを雇おうとしているのなら、以下のことを審査すべきだ:

  • スキルレベル – デザイナーは他のデザイナーに批判されることを好む。Dribbble上のデザイナーのプロフィールをチェックするのだ。もしそのデザイナーが100以上の“ハート”を持っていたなら、それは他のデザイナーがそのデザイナーの作品を気に入っていることを意味する。もしたくさんのハートを持っていなければ、通常それは、その作品が素晴らしくないか、その人がDribbbleを始めたばかりかだ。これは一般的な経験則であって、多くのデザイナーはDribbbleを使用していないため、全ての人に当てはまるわけではない。
  • どれくらい論理的か – デザイナーは、自分が作りたいものを作るべきではない。代わりに、デザイナーはあなたの顧客や見込み客からのフィードバックを獲得して、あなたのデザインがどうあるべきかを把握するべきだ。
  • アナリティクスが重要 – もしあなたのデザイナーがGoogleアナリティクス上の統計データや、アンケート結果を読み取る方法を理解しないのであれば、そのデザイナーは、あなたの顧客のためにデザインする方法も分からないだろう。デザイナーは、データを使用して自分の決断に影響を与えるべきだ。
  • コンバージョン率最適化 – 最終的な目標は、より多くのビジターを顧客にコンバートすることだ。私は、コンバージョン最適化を理解しないデザイナーは決して雇わない。綺麗なデザインを手に入れることはできるが、もしそれがコンバートしないのなら、意味がない。
  • バックボーンがあるか? – “イエスマン”を採用したくない。“ノー”とあなたに言うことができて、あなたのビジネスのために最善のことをする人が欲しいのだ。
  • ユーザビリティ – ポートフォリオを見て、デザインがどれくらい使い易いかを判断する。もしデザインが理にかなっていなかったり、分かりにくいように思えるなら、あなたには合わないかもしれない。
  • 簡潔さ – 最高のデザインのいくつかは、シンプルなものだ。ユーザビリティの観点からだけでなく、トラフィックの観点からも。シンプルなデザインは読み込みが早い傾向があり、それは検索エンジントラフィックが増加する可能性を意味する。

上記の条件全てに合ったデザイナーを見つけることができて、それが手頃な料金だったなら、最高だ!しかし、もしできなかった場合に、ただ安いことを理由に誰かを雇わないことだ。デザインをコストではなく投資として考えるのだ。

あなたは良いデザイナーに支払うことについてどう考えるだろうか?彼らはお金を支払うに値するだろうか?


この記事は、Quick Sproutに掲載された「How Saving On Design Could Cost You More In The Long Term」を翻訳した内容です。

ホトンド個人レベルで活動しているニール・パテルですが記事でもリンクが張られている彼の運営する様々なサイトを見てもどれもデザインの質が高いです。実際どれも100万円以上するようなデザインの外注をしているようですが、彼曰く、どれも費用対効果は良いとのこと。もちろん、効果を上げるだけのサービスを展開していることもあるでしょうが、個人や中小企業レベルでも特に自社製品サービスに自信があれば、もっとデザインにお金を投じて、ブランディングやマーケティングに活用する、という選択肢はありそうです。最も、一流のデザイナーであることが重要なんでしょうし、それに応えてくれるウェブデザイナーを見つけることもまた一苦労だとは思いますが。

ウェブの世界全般でも従来以上に、ビジュアルがこれまで以上に重要になってきている今日、ウェブデザインの可能性と活用法について再度考えてみるのもまた良いかもしれません。 — SEO Japan [G+]

上級者向けSEOガイド7/9 : コンテンツによる被リンク構築

今回の上級者向けSEOガイド、待っていた方も多いのでは?と思われる外部リンク戦略について。時代を反映して「コンテンツを活用した」被リンク構築ガイドになっていますが、さて米国でも特Aクラスのリンク構築アーティストといわれる筆者が上級者向けに書き下ろした被リンク構築の秘密とは?– SEO Japan

リンク、共有、そして、トラフィックを増やす上での「質の高いコンテンツ」の重要性については、耳にタコが出来るほど聞かされているはずだ。このチャプターでは、素晴らしいコンテンツを作成する方法 – そして、適切なテクニックをコンテンツに取り入れ、パフォーマンスをさらに高める方法を手順を追って説明していく。

まず、“トップリスト”を作成してリンクを集めるアプローチを説明する。


1. 「トップ」リストを作成し、リンクを獲得する

この戦略はとりわけ新しいわけではないものの、この取り組みを手早く実行する方法に関する詳しい情報は少ない。

この手法は、基本的に、コンテンツの構築を中心に据えており – 特定分野に関するニッチな「トップ10」や「トップ20」のリスト(註:いわゆる、「まとめページ」)を作成する。例を挙げる:

http://www.webdesignschoolsguide.com/library/top-100-blogs-for-small-business-cost-cutting-inspiration.html

http://www.delish.com/food/best-of-food-blogs

http://www.socialmediaexaminer.com/top-10-social-media-blogs-the-2012-winners/

すべてのリソースが多くの被リンクを獲得している点に注目してもらいたい。しかし、全てのトップリストがこのようなパフォーマンスを実現するわけではない。それでは、その違いを見ていこう。

既に多くのオーディエンスを抱えているなら、まず、リストに含めるウェブサイトを使って、知り合い、そして、緊密なつながり持つ人達を見つけよう。

次に、ソーシャル面の強さを基準として(ウェブサイトの強さではない)、ブログを選択し、絞り込む。

既に知り合いになっているオーディエンス + ソーシャルの強さ = コンテンツは成功を収めるが成り立つ。

Simply Measuredを使って、ツイッターのフォロワーをエクスポート & 分析する

1. 次のURLにアクセスする: http://simplymeasured.com/free-social-media-tools#report-20

2. 分析するツイッターのユーザー名を入力する。

3. レポートを実行し、「pay with tweet」(ツイートで支払う)を選択する(すると無料で利用することが出来る)。注記: 分析している同じアカウントで「pay with a tweet」を行う必要はない。

4. 結果が表示されたら、エクセルにスプレッドシートをダウンロードする – ここから楽しいプロセスに入る。

まず、フォロワーのリストを、リストを作成するトピックで絞り込んでいく。ここでは、トップ10のフードブロガーリストを作成していると仮定する。

フィルターを設定する:

良好な結果が得られた。

次に、このデータをグーグルドキュメント、または、別のスプレッドシートに落とし、その他のブロガーとミックスする。

この時点で、フォロワーの人数でリストを整理し、非フォロワーを加えていくため、「フォローしよう」カラムを加える。

続いて、Followerwonkを使って、さらに際立つブロガーを加えていく。

クオテーションで ______ブロガーを囲む。「ブログ」の代わりにブロガーを利用する理由は、より多くの人(会社ではなく)を集めることが出来るためだ。クオテーションマークを用いることによって、当該のトピックで自分自身をブロガーと名乗っていることが条件になる。ブログをたまたま運営し、食べ物が好きな人は対象から外れる。

例えば:

検索の範囲を拡大する必要があるかもしれないが、まずは、このような具体的な検索から手をつけていくべきである。

その後、クロームのスクレイプ用プラグイン、または、Followerwonkのプロのアカウントを使って、データを引き出し、スプレッドシートに加える。

10,000-20,000のフォロワーを持つ人を探そう。このタイプのブロガーからは注目してもらいやすく、また、ソーシャルメディアでの影響力も強い。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                             

続いて、ミックスしたリストの中で、「トップフードブロガー」リストの中で取り上げるブロガーを10-20名選択する。既にフォローしてもらっている人もいるかもしれないが – リストで取り上げてもらうことに感謝して、コンテンツを共有し、リンクを張ってもらえるだろう。すると、共有とリンクの数が増加し、さらに高いレベルのインフルエンサーに注目してもらえる可能性が高くなる。

アドバイス

シリーズ化する - 1度きりで終わりにしないでほしい。1年に1度、四半期に1度、または、月に1度リストを作成することで、さらに注目を得られるはずだ。

ブロガーにコンテンツを投稿する前に、事前に知らせておこう - ツイートまたはメールを送信し、リストを承認してもらおう。事前にその存在を把握していると、投稿した際に共有してくれる可能性は高くなる。


2. PDFを使ってリンクを構築する

このガイドでは、PDFの基本的な作成方法を心得ていると仮定して話を進めていく – そのため、大量のチェックリストを提供する – ただし、具体的なプロセスや順番は皆さんにお任せする。

有益で、構成に工夫を凝らしたコピーを作成し、キーワード戦略を利用しよう。

イメージの利用: altタグを作成する。

ファイル名でキーワードを利用する。

適切に最適化されたURLのように、PDFのファイル名は重要な鍵を握る。そのため、キーワードが豊富に詰まったファイル名を利用しておきたいところだ(ユーザーにとって便利)。その際は、キーワードの間にハイフン (-)を挟もう。

メタデータを最適化する

また、通常のウェブサイトと同じように、メタデータが、重要な最適化のステップとして登場する。アドビリーダーのフルバージョン –  http://www.adobe.com/products/acrobat.html もしくは無料のウィンドウズ用のPDFエディター  http://www.becyhome.de/becypdfmetaedit/description_eng.htmのいずれかを手に入れる必要がある。

次の領域を最適化する:

タイトル – ウェブページのタイトルタグになる。

オーサー – オーサー別に分類する。また、PDFではオーサーごとにグループ分けされることが多い。

主題 – SERPのディスクリプションとして、グーグルに利用されることがよくある。また、文書の1行目の影響を受ける可能性もある。

キーワード – 5-10点のキーワードを利用する。

文書でリンクを利用する。

通常のSEOと同じように – PDF内で内部リンクを幾つか利用する。

ファイルのサイズに注意する。

ページスピードの重要性は日に日に高まっている。アドビリーダーを使って、PDFを作成しているなら – PDF Optimizer->Advanced->right-sizeにアクセスしよう。

また、“Optimize for fast webview”を使って、PDFの読み込みを1度に1ページに設定しておこう。

最善のバージョンを選択する。

バージョン 1.5または1.5以下を利用しよう。全てのユーザーが最新のバージョンを持っているわけではなく、一部の読者がファイルを開くことが出来ないリスクを避けたいはずだ。

読み取りの順序を最適化する。

アドビリーダー PDFを使って、読み取りの順番の設定を行う。

読み取りの順序を表示させ、編集を行う方法は以下の通りだ:

1. Advanced>Accessibility>Add Tags to Documentの順にアクセスする。

2. 次にAdvanced>Accessibility>Touch Up Reading Orderを選択する。

サイトのルートディレクトリの近くにPDFをアップロードする。

URLの前の方にキーワードを配置しておくと、検索において最高のパフォーマンスを実現し、また、ユーザーに覚えてもらいやすいメリットも期待できる。私のサイト クイックスプラウトで作成したPDFは、短いURLの模範である: http://www.quicksprout.com/businessmistakes.pdf

ウェブサイトの強固なページからPDFにリンクを張る。

これはユーザーにとって役に立つだけでなく、強力なオーソリティをPDFにもたらす効果も見込める。

コンテンツの重複を避ける

あらゆるページに言えることだが、PDFのコンテンツが他のコンテンツとは異なる点を確認してもらいたい。

PDFをPDFディレクトリに加える。

以下にリストを掲載する。

DocStoc.com

Calameo.com

Ebook88.com

GetFreeEbooks.com

Free-Ebooks.net

SharewareEbooks.com

E-booksDirectory.com

EbookDirectory.com

MemoWare.com

EbookJungle.com

PDFで電子書籍を作成したなら、次のサイトを試してもらいたい:

http://www.changethis.com/

http://www.free-ebooks.net/

http://www.getfreeebooks.com/

http://www.thefreesite.com/

http://www.ebookjungle.com/

http://e-library.net/

http://ebookdirectory.com/

http://www.memoware.com/

http://www.ebook88.com/

http://www.sharewareebooks.com/

http://www.ebookee.com/

http://www.feedbooks.com/

http://directory.pdf-search-engine.com/

http://www.howto.co.uk/

http://www.e-booksdirectory.com/

http://books.google.com

http://www.ideamarketers.com/bids/bookprocess.cfm


3. イメージを利用したリンク構築

イメージを使ったリンク構築に関しては、SEOmozに投稿した記事で取り上げたことがある: http://www.seomoz.org/blog/the-10-golden-rules-to-attracting-authority-linksしかし、ここでは更に高度な技術を紹介する。

先程紹介した投稿では、オンラインでイメージのライブラリを構築し、ユーザーに容易にイメージを見つけ、利用してもらい、リンクを介して出所を明らかにしてもらう方法を取り上げている。

しかし、この方法だと、ユーザーが来るまで待たなければならない。今回は、同じ方法を説明するものの、イメージを求めている可能性がある人達に接触する方法も併せて紹介する。

例えば、ニューヨーク市の写真を持っている、または、現在ニューヨークで生活し、頻繁にスマートフォンで質の高い写真を撮影しているとしよう。つまり、既にニューヨークの写真のライブラリを持っていることになり、役に立つと考える可能性がある人達(そして、リンクをくれる可能性がある人達)に写真を提供することが出来る。

次の手順を踏み、この取り組みを実施していく:

1. 写真を集め、フォーマット化する。

2. 写真を利用する可能性がある人達を探し出す。

3. 接触する価値のある人達に絞り込む。

4. 接触するための文章を作成し、連絡を取る。

ステップ 1: 写真を集め、フォーマット化する

カメラを最高の画質に設定する。質の高い写真を手に入れるには、まずは、出来るだけrawの画質に近づける必要がある。

例えば、iPhoneを使っているなら、HDRに設定する。

すると、最高の画質の写真をiPhoneで撮影することが出来るようになる。

次に – コンピュータに
速やかにアップロードする。Bump等のサービスを利用することが出来る -
 https://bu.mp/ - iPhoneのスペースバーを「バンプ」するだけで、写真をiPhoneからコンピュータにアップロードすることが可能である。

アップロードに利用する手段に関係なく、最高のファイルのサイズおよびピクセルのサイズを利用してもらいたい – iPhoneでは「実際のサイズ」と呼ばれている。

常に整理整頓を心掛けよう。写真をアップロードし、保存する度に、分類していこう – 街の写真なら次のようなカテゴリーを私は薦める:

/people

/architecture

/streets

/attractions

/events

/nature

そして、- like empire-state-building-dusk.jpgのように関連するファイル名をつけてもらいたい。

続いて、ファイルとリンクを用意する。

次に、写真に対して、容易にリンクを張ることが出来る手段を用意しておきたいところだ – 作成済みのHTMLを活用しよう。

<img src=”empire-state-building-dusk.jpg” alt=”photo by Neil Patel of the empire state building” title=”gorgeous dusk view of the empire state building”>

<br>

<a href=”http://photos.quicksprout.com/architecture/empire-state-building-dusk.jpg”>Free image</a> courtesy of Neil Patel and <a href=”http://quicksprout.com”>Quicksprout</a>

これで、クレジット、リンクを一度に提供することが出来るようになる。

ステップ 2: 写真を必要としている人達を探す

大勢の人々、そして、サイトが、ターゲットに含まれる可能性がある:

ブロガー

ニューヨーク市のビジネス

街の写真を必要としている会社

しかし、このターゲットの中で、次の基準を用いて、さらに絞り込んでいこう:

  1. オーサーが一人だけのサイト
  2. 連絡を取る相手が容易に見つけられるサイト
  3. PRまたはDAが高いサイト
  4. ソーシャルメディアの影響力が強いサイト
  5. オーサーのオーソリティが高いサイト
  6. RSSの購読者が多いサイト
  7. 良好なリンクプロフィールを持つサイト(悪質なサイトからのリンクは不要)

また – 既に知り合いになっている人達から取り掛かる手もある。良質な写真を求めているウェブサイトを運営している知り合いはいるだろうか?

それでは – 次のフォーマットを用いてスプレッドシートを作成していく:


URL

Single Author

Contact

DA

FB Shares

G+ Circles

RSS Readers

Link Profile

domain.com

Y

name@domain.com

67

545

3,200

300

4

(スプレッドシートの例)

それぞれのフィールドは次の意味を持つ:

URL = 候補に挙げているウェブサイト

Single Author = Yはオーサーが一人、Nは複数のオーサーが在籍するサイト

Contact = eメールアドレス

DA = SEOmozのドメインオーソリティ

FB Shares = ホームページのフェイスブックでの共有数

G+ circles = 人物または企業が登録されているサークルの数

RSS readers = RSSの購読者数(フィードが用意されている場合)

Link profile = 1は悪い、2は良い、3はとても良い、4は最高

次のリソースを使い、スプレッドシートをサイトおよびメトリクスで埋めていく。

それでは、接触する人達を実際に探すプロセスをこれから説明する。

利用するツールを挙げていく:

https://followerwonk.com/

http://www.socialmention.com/

http://klout.com

http://www.google.com/blogsearch

http://topsy.com

http://amplicate.com/

http://zerply.com/

http://twtrland.com/

Followerwonkを使って、デモを行っていく。良質な写真を持っていないブロガーを探す必要がある。- フォトグラファー、アーティスト、グラフィックデザイナー、または、写真を利用する可能性が高い人達ではなく – 文書に力を入れている人達が、このカテゴリに該当することが多い。

“blogger writer”等の検索は有効である。ブログを運営しているものの、ライティングに焦点を絞っており、写真を苦手にしている人達を見つけることが出来るためだ。

このような検索を実行したら、グーグルクロームのスクレイパープラグインを使って、グーグルドキュメントに落とす - https://chrome.google.com/webstore/detail/mbigbapnjcgaffohmbkdlecaccepngjd

求めている情報をダブルクリックし、Scrape Similarをクリックする。

ウィンドウがポップアップ表示され、データを新しいグーグルドキュメントのファイルに転送することが出来るようになる。

このような手法を用いることで、割と早く、良質なリストを手に入れることが出来る。リストを手に入れたなら、メトリクスを調べ、接触する上で最適なブロガーを見つけてもらいたい。

接触の取り組みにおけるベストプラクティスを利用し、連絡を取り、質の高い写真を利用することが出来るように手を貸してあげよう。


4. 3DのJavaScriptのページまたはマイクロサイトをHTML5とCSS3で作成する

この取り組みを実施しているサイトはあまり多くない。GitHubのオープンソースのコードを少し利用するだけで、3Dのプレゼンテーションやランディングページを作ることが出来る。HTML5とCSS3で構築されるため、コンテンツはクロール & インデックスしてもらえる。

以下のURLにコードが用意されている。

https://github.com/bartaz/impress.js

ステップ 1 – コードをダウンロードする

ステップ 2 – サーバーにインストールする

ファイルをローカル、テスト、または、利用中のサーバーの必要なディレクトリに貼り付けるだけで、インストールすることが可能だ。

ステップ 3 – スライドショーを作成する

スライドショーを作成するためには、インストールに含まれているindex.htmlファイルを編集する必要がある。このコードには、あらかじめ設定されたデモのスライドショーが含まれている。このコードを拝借することも、あるいは、削除して、一から自分で作ることも出来る。

注記: このコードを編集する際は、ここで表示されているパーツから上の部分を編集しないように注意してもらいたい。

次のURLでデモを見ることが出来る - http://bartaz.github.com/impress.js/#/bored

全て“impress” <div>の内側に収める必要がある。

自分でスライドショーを考案することが出来るように、関数を利用する方法を幾つか紹介しておく。

それでは、スライドショーのidのクラスとパラメータを全て挙げていく。


フィールド

説明

id – (何でも好きなものを使うことが可能だ。あるいは空のままにしておくことも出来る)

URLに表示される“ページ”やスライドの名前。空白のままにしておくと、/slide-1と表示される(1つ目のスライド)

class=”step slide”

“スライド”をスライドさせて表示する

class=”step”

スライドを“ターン”させて表示する

data-x

キャンバス上で、要素の中心から水平の位置

data-y

キャンバス上で、要素の中心から垂直の位置

data-scale

要素の拡大 例えばdata-scale=”5”はその他の要素の5倍の大きさを意味する

data-rotate

アイテムを回転させる 例えば、data-rotate=”80”は時計回りに80度回転させる

data-z

3つ目の次元、深さを調整する

footnote

この要素でコンテンツを囲むと、一番下で小さく表示される

data-rotate-x

x軸を中心に回転する

data-rotate-y

y軸を中心に回転する

それでは幾つか例を挙げていく

例 1 – シンプルなテキスト

<div id="bored" class="step" data-x="-1000" data-y="-1500">

       <q>Suppose you want to <b>spice up</b> your online presentation or microsite.</q>

</div>

例 2 – イメージ付き

<div class="step slide" data-x="1000" data-y="-1500">

       <q>You can create a <strong>stunning visualization </strong>

       <br>…and even include images

       <br>

       <br><img src="neil.jpg"></q>

</div>

例 3 – スライドのステップを拡大

<div id="title" class="step" data-x="0" data-y="0" data-scale="5">

       <span class="try">then you should try</span>

       <h1>impress.js<sup>*</sup></h1>

       <span class="footnote"><sup>*</sup> no rhyme intended</span>

</div>

例 4 – 回転

<div id="its" class="step" data-x="850" data-y="3000" data-rotate="90" data-scale="5">

       <p>This is an example <strong>of rotation </strong> <br/>

       caught mid turn <br/>

       by the screen capture software!!<br/>

       <i>(very slick)</i></p>

</div>

Had to capture it mid turn to give you the idea:

例 5 – 3つ目の次元 – 深さ

<div id="tiny" class="step" data-x="2825" data-y="2325" data-z="-3000" data-rotate="300" data-scale="1">

       <p>use <b>some fun</b> 3D elements</p>

</div>

この要素は、遠くからズームインしているように表示される(要素が置かれている「g」に注目してもらいたい)。

例 6 – 3Dのティルト

<div id="its-in-3d" class="step" data-x="6200" data-y="4300" data-z="-100" data-rotate-x="-40" data-rotate-y="10" data-scale="2">

       <p><span class="have">have</span> <span class="you">you</span> <span class="noticed">noticed</span> <span class="its">it's</span> <span class="in">in</span> <b>3D<sup>*</sup></b>?</p>

       <span class="footnote">* awesome, right?</span>

</div>

上の例をそのままコピーし、自分のコンテンツと置き換えることも、もしくは、自分で考案したレイアウトを試すことも出来る。


このチャプターでは、リンクに値するコンテンツを作成する上での正攻法を伝授した。しかし、従来のリンク構築に関するアドバイスとトリックは、まだ紹介していない。心配ご無用。次のチャプターでは、15通りのリンク構築の手法を紹介する。検索でのパフォーマンスを大幅に改善するため、サイトとコンテンツに適用していってもらいたい。

上級者向けSEOガイドの記事一覧はこちらから


この記事は、Quick Sproutに掲載された「Chapter 7: Link Building with Contents」を翻訳した内容です。

リスト記事、PDF、画像、HTML5によるプレゼンと数は少な目ながらも相変わらずどれも徹底された内容でした。リンク構築のアドバイスだけでなく、きちんと情報を拡散するためのノウハウまで(しかもかつてない程、丁寧に)出し切っている所が流石です。PDFをSEOに活用しているサイトは余り日本ではないと思いますが、一度徹底的にやってみるのもまた差別化につながるかもしれません。画像配布はアイデア自体はシンプルですが、こういうことをきちんとやっている人は限りなく少ないですよね。HTML5を活用したプレゼンテーションはSlideshareでは飽き足りないあなたにピッタリかも?次回のリンク構築戦略も楽しみな内容でした。– SEO Japan [G+]

上級者向けSEOガイド6/9 : キーワードリサーチ

いよいよ残り少なくなってきた上級者向けSEOガイド、ここにきて検索マーケティングの基本作業ともいえるべきキーワードリサーチについて。Googleのキーワードツールを終了しましたし、ある意味タイムリーな話題かもしれません。前半はどちらかというと英語圏向けの内容になっていますが、後半は相変わらずのマニアックさ全開のキーワードリサーチの方法が解説されており、キーワードリサーチマニアは一度は読んでおきたい。– SEO Japan

このガイドを読んでいると言うことは、グーグルアドワーズのキーワードツールを使ったことがあるはずだ。このガイドでは、このツールの利用方法の説明は省かせてもらう。このチャプターでは一般的なキーワードリサーチツールを通り越し、ターゲットにするべき最高のキーワードを探す上で、あまり語られることがないメソッドを取り上げていく。


1. グーグルアドワーズのキーワードリサーチを超えるツール

大勢の人達がアドワーズでキーワードのデータを獲得する。しかし、キーワードおよび検索の量に関する情報源は他にも存在する。その幾つかをこのセクションで紹介していく。

1. ビング

新しいビングのキーワードリサーチツールは、まだ成長段階にあるが、チェックする価値はある。

サインイン(またはアカウントを作成)する

基本的な設定から見ていく。ビングのキーワードツールは、グーグルのキーワードツールとは若干異なる。30日に設定すると、その期間の検索量を把握することが出来る。

データをエクスポートする。

正確な検索の量がもたらすメリットを活かし、ロングテールを特定する:

検索量の値を比較するため、グーグルアドワーズを取り込むことも可能だ:

それでは、データをもう少し絞り込んでいく。言語を英語に変更し(英語がターゲットの言語であると仮定) – そして、日付の範囲を6ヶ月に拡大する。すると、大量のデータが提供され、より良い判断を下すことが出来るようになる:

[strict mode] – ビング版の「完全一致」に設定する:

2. WordtrackerとSEO Bookのキーワードリサーチツール

ここでは無料版を紹介するが、有料のプロバージョンに登録することも可能である。

SEO Bookでレポートを実施して、CSVをエクスポートする:

Overall Daily Estimates(1日全体の推測)を使って、ウェブ全体からの潜在的なトラフィックを計測する:

3. Wordpot

意外に思うかもしれないが、Wordpotでも、キーワードに関する情報を得ることが出来る。

定義、類義語、関連するワードを見ることも出来る。

4. ユーチューブのキーワードツール

ユーチューブの動画を最適化しているなら、動画の検索量を知りたくなるだろう – 興味がなかったとしても、このツールはキーワードの発想を得る上で効果的である。

一番下にスクロールし、“add all 100”をクリックし、CSV、またはその他のファイルにエクスポートする。

また – 例えば[search marketing]で、ユーチューブで上位にランクインしたいケースを想像してもらいたい。

1. ユーチューブで用語「search marketing」を検索する。

2. 上位の動画の探す。

3. この動画をキーワードツールに入力する – すると、当該の動画の上位のキーワードが判明する。

既存のレポートにこのキーワードを加えることも、または、初めからやり直すことも出来る。

5. Local Marketing Source – ローカルキーワードツール

ローカルのキーワードのバリエーションを作る上で便利なツールである。ただし、検索の量を調べることは出来ず、キーワードのリストが表示されるだけである。

郵便番号、半径、そして、キーワードを設定していく。

リストを作成し、CSVにエクスポートする。


2. サジュエストスクレイパーツールを利用して、キーワードのアイデアを得る

ウェブは毎日データを収集している。これは実際に入力されているデータであり – ユーザーが何を探しているのかが反映されている。

検索サジェストは、実際にユーザーが入力しているワードを探す場所として最適である。この取り組みは、直接的なコンテンツのアイデア、そして、キーワードの候補をもたらすことがある。このプロセスにおいては、出来るだけ多くのアイデアを得る点が重要視される。

多くのSEOのエキスパートが、非常に便利なツールを見過ごしている。それではツールを紹介していく。

まず、サジェストスクレイパーツールをリストアップする。

http://www.ubersuggest.com

http://soovle.com/

http://tools.seobook.com/general/keyword-information/

http://www.zuula.com/

http://www.keywordbuzz.net/

役に立つツールばかりだが(ubersuggestには様々なツールが用意されている)、今回は、SoovelとKeywordBuzzを使ったトリックを幾つか伝授する。

Soovle

Soovleを2通りの方法で利用する。まず、通常のサジェストスクレイパーとして利用する方法を紹介する。

1. エンジンの数を15に設定する。出来るだけ多くのキーワードを得るためだ。

2. リサーチしているトピックに関係する基本となるキーワードの入力を始める。

3. クローム用のスクレイパーを使って、グーグルドキュメントに入力する。

わざわざ全てのワードを切り取り & 貼り付けたい人はいないはずだ。スクレイパーのxPathを少し調整するだけで、グーグルドキュメントに落とすことが出来る。

デフォルトの結果にはキーワードは含まれていない。

[4]を削除する。

再びスクレイプする(あるいはエンターキーを叩く)。

結果をグーグルドキュメントにエクスポートする。

4. 生のデータの絞り込み & 整理を行う。

この結果には、余分な情報が掲載されており、整理する必要がある。その他のdivからのデータや重複するキーワードが存在する。

1-10行を削除する。

一番下の余分な2つの行を削除する。

アルファベット順でキーワードをソートする。

次に重複するキーワードをフィルターにかけていく。セルB2で次の数式を実行する:

=if(A2=A3,true,false)

この数式は、アイテムが同じならtrueを、異なるならfalseを表示する。

角にカーソルを合わせて(十字が表示されるまで待ち)、ダブルクリックする。

これで、重複しているかどうかを判断することが可能になる。

次のステップに進む前に、true/falseをコピーし、valuesとしてそのまま貼り付けておく。すると、true/falseの表示を変えずに、公式だけを削除し、ワードを残すことが出来るようになる。

次にカラムBを下向きにソートしていく。

すると全てのTRUEが上に表示される。これが重複するキーワードである。

「TRUE」の行を全て削除する。

約100点の固有で多様なキーワードが残った。

トレンドを把握するためにSoovleを利用する

それでは、速やかにトレンドを把握したい人のために、Soovleを使って、トレンドのキーワードを手に入れる方法を指南する。

1. 星をクリックする。

その日のトレンドになっているワードが表示される。

2. ブラウザでCtrl-Fを実行する。ニッチに関連するワードを検索する。

興味深い結果を探し出す。‘lifeproof iphone 4 case’は面白そうだ(聞いたことがない)。

3. 当該のワードをサジェストスクレイパーに入力する。

KeywordBuzz

keywordbuzz.netを使った方法を1つだけ紹介する。私の知る限り、次の機能を持つスクレイパーはKeywordBuzzのみである。

まず、検索スクリーンにアクセスし、キーワードを入力する。

テキストファイルとしてダウンロードすることが出来るだけでなく、.com、.net、そして、.orgのドメインの利用状況をその場で確認することも可能である。

‘check’をクリックすると、良質なドメイン名のアイデアを得ることが出来る。

補助的なチュートリアルや情報サイトを使って、ブランドのトラフィックを増やすためのアイデアも手に入る。


3. グーグルのCorrelateツールを利用する

グーグルのCorrelate(コラレート)もまた、取り上げられることはあまりないが、キーワードリサーチ、とりわけ季節的なトレンドのキーワードリサーチに利用することが出来る –  http://www.google.com/trends/correlate/

例を使って利用方法を説明していく – ‘red wine’と入力した際の結果を以下に掲載する:

検索の量と時間の相関関係を掴むことが出来る。トレンドを調査し、枠組みにとらわれないキーワードのアイデアを得る上で、このツールは便利である – それでは実際に利用してみよう。

アドバイス #1 – トピックのアイデアを得る

例えば、食べ物をテーマに取り上げるブログを運営しており – 赤ワインに関する記事を時々作成する必要があると仮定する。その場合、赤ワインに加えることが可能なその他のトピックを知りたくなるはずである。

red wineのコラレートの結果を以下に掲載する:

大勢のユーザーが赤ワインを検索する時と同じ時間帯にチーズに関連する検索も行っていることが分かる。これはある程度予測できた結果だが、考えもしなかった、ターゲットの絞られたキーワードのアイデアが次々に現れるはずだ。また、このようなトレンドは赤ワインと隣り合っているため、季節的なトレンドを考慮し、コンテンツを投稿するタイミングを少し改善することも出来る。

さらに多くのキーワードを表示させることも、そして、CSVにエクスポートすることも可能である。

アドバイス #2 – ロケーションを考慮したアイデア

グーグルコラレートの位置情報機能は、共通の利益を持つ、具体的な地域のオーディエンスをターゲットにする上で有効である。これは季節的なアイテム、または、一年を通して検索のパターンが変化する関心事に応用することが出来る。

例えば、グリル等を販売するコマースサイトを運営していると仮定しよう。その場合、「outdoor party」を検索しているユーザーに注目するはずである。この検索のパターンは、季節、そして、顧客の関心とマッチすることが分かる。

An initial correlation shows:

“poison oak”と“boat registration”にも同じような検索のパターンがみられるが、ターゲットを絞り、ロケーションに対する相関関係を見ていく。

結果を以下に表示する:

コネチカット州とサウスカロライナ州の住民が、antigua all inclusiveに興味を持っていることが判明した。.

この情報をどのように利用すればいいのだろうか?

アウトドアでパーティーをする(そして、グリルを買う)季節になったら、この2つの州に住む顧客に対して、Antiguaへの旅行チケットを贈呈する手が考えられる。


4. 内部のサイト検索を調べる

多くのサイトのオーナーは、キーワードを得る一番分かりやすい場所を見逃している。自分のウェブサイトだ。と言っても、私は、ビジターが、サイトに到達する際に利用したキーワードのみに言及しているわけではなく、それよりも、むしろサイト内でユーザーが実行している検索について、ここでは指摘したい。

このメソッドは、eコマースサイト等の大規模なサイトを運営している場合、とりわけ有効である。多くのデータを獲得し、また、ユーザーがサイトをどのように利用しているのかを把握し、そして、考え付かなかったキーワードのアイデアを得ることも可能だ。

既にサイトに検索機能を用意していると仮定して話を進めていく。アナリティクスでの設定方法、そして、データを効果的に利用する方法を紹介する。

ステップ 1 – サイトで検索がどのように行われているかを確認する

サイトが利用しているURLのパラメータが必要になる。

例えば、私がデモを行うサイトのURLを以下に掲載する:

検索パラメータがどこにあるか分かっただろうか?

/search.php?search=search+example

“search example”が、入力されたキーワードである。

パラメータは“search”である(ヒント – PHPでは、クエッションマークの次)。

ステップ 2 – アナリティクスで設定する

アナリティクスのプロフィールページにアクセスする。

管理者の領域にアクセスする。Profile Settingsをクリックする。

プロフィールの設定画面で、「Site Search Settings」までスクロールする。

ステップ 1で見つけたクエリのパラメータをフィールドに入力する。また、Strip query parameters out of the URL(URLからクエリのパラメータを剥がす)を選択しておく。

ステップ 3 – データの利用方法

キーワードリサーチにこのデータを活用する最善の方法を伝授する。ここでは、アナリティクスを使ってこの方法を実施するが、データをエクスポートして、さらに活用することも可能だ。

まず、サイトの検索キーワードを確認する。

この作業を一度も実施したことがないなら、少なくとも6ヶ月間に縮小することを薦める。

データに複数の異なるフィルターを適用していく(より“長期的”なフィルターに対して、高度なセグメントを利用することも可能)。

この一つ目のフィルターは、頻繁に検索されるものの、大勢のユーザーが検索した後にサイトを去る検索である(自分のサイトにフィットするように数字を調整する必要があるかもしれない)。このキーワードを基に新しいコンテンツを構築していくべきである。

次のような結果が表示される可能性もある:

あるいは、対極的なフィルターをかけることも出来る。例えば、回数は多いものの、サイトに残るユーザーが多い検索を調べる手が考えられる。繰り返すが、実際の数字は、サイトでのユーザーの行動に左右されるだろう。

ステップ 4 – 行動を起こす

どちらのフィルターを利用するにせよ、今すぐに行動を起こすことが出来るリストが手に入ったはずだ。

  1. 検索回数は多いものの、ビジターがサイトを去るワード = コンテンツを作成する。
  2. 検索回数は多く、ビジターがサイトに残るワード = キーワードリサーチを行い、当該のワードを基に最適化を実施する。

5. コマンドラインから検索サジェストを取得する

ステップ 1 – 初めのJSファイルを抽出する

グーグルは、検索で提案するワードを算定する際、スクリプトを実行している。そこで、ブラウザに次のURLを入力し、JSファイルを生成することが出来る。

次のURLをブラウザに貼り付ける。

http://www.google.com/s?sugexp=pfwl&cp=15&q=<search term here>

<search term here>をキーワードに置き換える。ここでは、marketingを利用する。

http://www.google.com/s?sugexp=pfwl&cp=15&q=marketing

ブラウザに貼り付ける。

すると、自動的にJSファイルが生成され、ダウンロードされる。

JSファイルを開くと、提案される生の用語を見ることが出来る。

この状態ではあまり実用的ではない。それでは、さらに説明を続けていく。

ステップ 2 – .shファイルを作成する

このコードをコピーし、テキストエディタに貼り付ける。

#!/bin/bash
q=$(echo "$1" | sed 's/ /%20/g')
curl
-s "http://www.google.com/s?sugexp=pfwl&cp=15&q=$q" | sed 's/\[/\n\[/g' | cut -d'"' -f2 | tail -n +4

.shファイルとして保存する。単純にsuggest.shと言う名前で保存することも出来る。

ステップ 3 - ターミナル(Mac)でコードを実行する

以下のコマンドをターミナルで実施する

./suggest.sh "marketing"

すると次のような結果が生成される:

marketing jobs in wa

marketing solutions

marketing plan

marketing solutions wa

marketing jobs

marketing strategies

marketing drive

marketing mix

marketing internships

(一部の結果はローカル化されている)


6. キーワードの頻度分析を実施する

キーワードの頻度分析を実施するためのツールが数多く開発されている。無料のものもあれば、有料のツールもある。しかし、レポートを自分で実施する権限を得た方が無難である。これからその方法を一つ紹介する。

ステップ 1 - .shコードを作成する

このコードを切り取り、テキストエディタに貼り付ける:

#!/bin/bash

input=$1

IFS=$'\n'
# for keyword files...
if [ -e "$input" ]; then
   cat "$input" | sed 's/ /\n/g' >> tmp
   for word in $(cat "$input" | sed 's/ /\n/g' | sort | uniq); do
       count=$(grep -c "^$word\$" tmp)
       echo -e "$count\t$word" >> tmp_o
   done
   cat tmp_o | sort -hr
   rm tmp tmp_o
# for web pages…
elif [[ "$input" =~ "http://" ]]; then
   # check if links is installed. found solution at http://stackoverflow.com/questions/592620/check-if-a-program-exists-from-a-bash-script
    type links >/dev/null 2>&1 || { echo >&2 "This script requires 'links' but it's not installed.  Aborting."; exit 1; }
   links -dump "$input" | sed -e 's/ /\n/g;s/\(.*\)/\L\1/' | sed 's/\W//g' >> tmp
   for word in $(cat tmp | sort | uniq); do
       count=$(grep -c "^$word\$" tmp)
       echo -e "$count\t$word" >> tmp_o
   done
   cat tmp_o | sort -hr
   rm tmp tmp_o
fi

Save this as a file – anything will work, such as keyword.report.sh

ステップ 2 – スクリプトを実行する

Macでターミナルを開く

2通りの方法でスクリプトを実行することが出来る – ファイル、または、URL。

ファイル

bash keyword.report.sh keyword.file.txt

‘keyword.report.sh’は.shファイルの名前であり、‘keyword.file.txt’は分析するコンテンツ付きのファイル名である。

URL

bash keyword.report.sh http://quicksprout.com

同じように、‘keyword.report.sh’は.shファイルの名前であり、後はURLを加えるだけだ。


既にキーワード & データの強力なリストを手に入れているはずだ。これで、サイトは早く動き、クロール可能になり、セマンティイクの面でも正確であり、最高のキーワードを獲得したことになる。次は寝ている間にリンクを集めてくれるコンテンツを目標に据え、作成していく。

上級者向けSEOガイドの記事一覧はこちらから


この記事は、Quick Sproutに掲載された「Chapter 6: Keyword Research」を翻訳した内容です。

相変わらずの徹底ぶりでした。マニアックすぎてここまでやる必要あるのか、と思いたくなる手法も多かったですが、アナリティクスを活用したサイト検索のデータ取得は、サイト検索機能を導入しているウェブマスターは活用しておきたい機能ですね。– SEO Japan [G+]

完璧なFacebook投稿の構造

最近、ディープなSEOの記事が続いていますが、ソーシャルメディアマーケティングも忘れちゃいけない!ということで、Facebookの投稿を最適化するためのノウハウを解説した記事を。前述のSEO記事と同じ筆者によるものだけに、見逃せない内容です?! — SEO Japan

マーケティングプラットフォームとしてのFacebookの力は否定できない。それは、あなたが世界中11億5000万人以上の選りすぐりからオーディエンスを築いて、あなたが望む時にいつでもそのオーディエンスに手を伸ばす能力を与える。私たちは、ブランドがFacebookから驚くような結果を出すのを見てきたが、それはあなたが想像するほど頻繁ではない。

Facebookから生み出すことができる最終的な結果の要因となる変数はいくつか存在するが、多くのブランドやビジネスが習得できていないとても基本的なスキルが一つある:完璧なFacebook投稿を作る技術だ。

ご存じの通り、Facebookユーザーはニュースフィードに大部分の時間を費やす傾向がある。彼らがニュースフィード内で目にするものは、FacebookのEdgerankアルゴリズムによって決められ、それはこのソーシャルネットワークにおけるあなたのアクティビティとエンゲージメントを基に決定される。

例えば、あなたは、現実世界で毎日話をする人よりも、オンラインで最近関与したことのある友人からの最新のアクティビティを目にする可能性が高い。

同じルールがFacebookページにも当てはまる。もし、ある人が最近あなたのページに関与していなければ、彼らはあなたが投稿する大部分のものを目にすることはないのだ。でも慌てるな、私があなたを守る…

悪いFacebook投稿

広範囲に及ぶ調査とテストを基に、私は‘完璧な’Facebook投稿の構造の全貌を知ることができた。私は、オーディエンスがそれぞれ異なることやマーケティングにおいて全てを解決するアプローチなど存在しないことは理解しているが、これがエンゲージメントを最大限にし、あなたのリーチを増やして、より多くのビジネスをもたらす方法であると100%の自信を持って言うことができる。

では、最悪の投稿テクニックの典型であるQuick SproutのFacebookページの以前の投稿を見ることから始めよう。

ここでまず間違っていたのは、リンクを主たるメディアとして投稿していたことだ。エンドゴールはトラフィックをもたらすことであるが、リンクプレビューはFacebookのニュースフィード内で簡単に見落とされる。リンクプレビューは、よりビジュアル的にするために何回かデザインの変更が為されている。

ここでの2つ目の大きな間違いは、コピーだ…コピーがないのだ!近況アップデートに使用するコピーは、あなたが共有しているコンテンツをオーディエンスに関連させるものだ。それを急いで終わらせないこと、見出しを再度入力するだけにしないこと、そして、絶対に空欄にしないこと。

あなたは、この投稿が1つのエンゲージメントも獲得しなかったことに気が付くだろう。たった1つの投稿だけでは納得しない?OK、続けよう。

ここにFacebookですべきではないことの例をもう少し紹介する。

私達が戦略を変更する前に“これについて話していた”人の数を見てみる。

まだ十分じゃない?私たちが変更をする前の全体のリーチを見てみるのだ。

完璧なFacebook投稿の構造

ここからは、私たちが戦略をシフトして以降の結果を見ていくとしよう。

ここからが佳境だ:あなたは、私たちがどうやってそれを行ったのかを目にする。

あなたが最初に気が付くべきことは、メディアの主たる形式が画像であることだ。それだけでなく、画像自体が興味をそそり、魅力的なのだ。これが投稿には不可欠だ。Facebookにはあまりに多くのガラクタと二流コンテンツが共有されているため、あなたは、それを見た人が誰であってもすぐに感銘を受け引き付けられるような画像を選択する必要がある。私たちは、このアイディアを数百人から100万人以上にまでわたるオーディエンスのサイズを持ったいくつもの異なるFacebookページでテストしたが、常に画像は最高の結果を出す投稿タイプなのだ。

2つ目に気が付くべきことは、コピーだ。それは短くて親しみがあり、この投稿が私のオーディエンスにいかに関連があるかに関してコンテクストを提供する。

次にあなたが目にするのは、リンクがそのテキストの横にあることだ。これは、もし画像が人々の注目を集め、コピーが良く書かれたものであれば、読者は次のステップに進んでそのクリックをクリックする可能性が高いことを意味する。

: もし、もう少し簡潔に見せたいのなら、リンク短縮を使用することができるが、人々が短いリンクを好むか嫌うかに関しては矛盾する研究がある。

あなたが気付くべき最後のことは、この投稿が獲得したエンゲージメントの量だ。そのエンゲージメントが全体のリーチの要因となり、それらの同じ人々が確実に私が次に発する言葉を目にするようにする。

: Edgerankは、エンゲージメントの3つの異なるタイプに異なる価値を置く:いいね!は最も価値の低いエンゲージメントの形で、コメントが次に来て、共有がトップに来る。オーディエンスから獲得するエンゲージメントの種類を多様化することが、平均したリーチと全体的な結果を向上するのに役立つ。

しばらくの間新しいアプローチをテストした後、私たちはそのページヒストリの中のトップの投稿の記録を解読し始めた。

これらの施策を維持したことによって、Facebookページへのいいね!(ファンやフォロワー)の急激な成長と同時にFacebookからのエンゲージメントとリーチとウェブトラフィックにおける安定した増加が見られた。

実際の投稿を最適化することに加えて、それらを投稿する時間を最適化する必要もある。新しいFacebookアナリティクスは、“Actionable Insight”を提供して、あなたのファンがいつオンラインなのかや、彼らが好む投稿形式を示している。

完璧なタイミングと完璧な投稿広告を組み合わせれば、あなたがプラスの影響を受けることは間違いない。全ての投稿が記録破りになるわけではないということは頭に入れておかなければならないが、あなたの全体としての取り組みが素晴らしい結果をもたらすだろう。

結論

確かに、Quick SproutのFacebookファンページは、他のファンページに比べると大量のエンゲージメントを獲得しているわけではないが、上の戦略を使用することによって、私たちはエンゲージメントを継続して増加させることができた。

もっと良い結果が出せたはずなのにそうなっていない理由は、ファンの大部分がインド在住であるのに対して、私たちがアメリカの労働時間に投稿を追加しているからだ。私たちがインドでの労働時間に投稿を追加する時には、10倍以上のけん引力を獲得している。

この投稿が完璧なFacebook投稿を作る方法を示していることを願う。とにかく試してみるのだ。本当に、あなたはもっと多くのエンゲージメントを手に入れるだろう。

著者について: Mike Balは、Single Grainのソーシャルメディア&コンテンツのディレクター。彼は、一流ブランド、ビジネス、ソートリーダーがソーシャルメディアを活用する手助けをすることに成功している。


この記事は、Quick Sproutに掲載された「The Anatomy of a Perfect Facebook Post」を翻訳した内容です。

筆者の他のディープな記事を知っているだけに、いよいよFacebook投稿の徹底攻略法が大量に出てくるか、、、と思いきや、意外と、サクッと終った記事でした。やはり本職はSEOのようですね 笑 とはいえ、効果測定&改善のサイクルを感覚でなく数値ベースできっちり回していく姿勢は見習いたいものです。なんとなしにFacebook投稿している人も多いと思いますが、画像やコピーの最適化は確実に拡散力に影響を与えると思いますし、それを習慣化することで記事にもあるように少しずつエンゲージメントレベルが高まっていくのでしょう。私も最近Facebook広告を活用していますし、地道に頑張りたいと思います! — SEO Japan [G+]

上級者向けSEOガイド5/9 : データ&リサーチ

SEOの上級者向けガイドのシリーズ第5弾は、高度なデータ取得やリサーチ方法について解説した記事を。英語圏でしか使えなさそうなものもありますが、網羅度が幅広いですし、読んでいけばあなたの日々のデータ収集活動を効率化する発見があるはず。いきなりGoogle DocsのImportxmlの活用方法など戸惑う人も多いかもしれませんが、読んでみるとその便利さを感じられるはず。後半はツイッターの高度なリサーチ方法についても書かれているのでソーシャルメディアマーケティングにも参考になりそうです。 — SEO Japan

チャプター 4を終える頃には、強固なウェブサイトが出来あがっているはずである。しかし、SEOは、スピードインデクセーション、そして、メタデータだけではない。

チャプター 5では、ImportXMLを用いたオフサイトSEOから説明していく。


1. ImportXMLとは

ImportXMLとは、html、xml、csv等のファイルの種類から、xpathを使って情報を引き出す手段である。

グーグルドキュメントのスプレッドシートに直接インポートすることが出来るため、外部サイトの情報を取得し、調達する上で大いに役立つ。また、高度な検索を実施して、他の方法では取得することが難しい情報を得ることも可能である。

ImportXMLを使った例を紹介していく。

基本的なシンタックス

ImportXMLはエクセルやグーグルドキュメントの数式と同じであり – 割とシンプルなシンタックスを利用する:

=importXML(URL, Query)

URL = 取得するURL

Query = URLで実行するxpathクエリ

基礎の例 – クイックスプラウトのH1タグを取得する

新しいグーグルドキュメントのスプレッドシートを作成する。

URLを設定する。

基本のxpathの関数を作成して、ページのH1を取得する(スクリーミングフロッグ、または、サイトのクロールを介して同じ作業を行うことが出来るが、分かりやすい例を紹介するため、この方法に拘っていく)。

importxml関数をセルB2に加える。

URLが存在するA2を参照している点に注目してもらいたい。

クエリは引用符で囲まれる。

次にxpathは返されるファイルの部分を特定する。//h1は、ページのh1を含む全てのコンテンツを返す(これは“//”のパーツによる命令であり – どれだけレベルが深くても、あるいは、どれだけネストされていても、全てのh1“path”を求めることが出来る)。

次のアイテムが返される:

これで投稿のH1をグーグルドキュメントに引き出すことに成功した。次に、グーグルドキュメントのimportxmlにおいて、有意義な例を幾つか挙げていく。


2. ImportXML – クオラ/ツイッター

次にクオラを使って、ツイッターのURLにおいて影響力の強い、あるいは、権力を持つ可能性のあるユーザーを調達する方法を伝授する。

以下に最終的な結果を表示する。この結果を目指して、これから作業を進めることになる:

ステップ 1 – グループまたはトピックを探す

この例ではブログのトピックを取り上げる - http://www.quora.com/Blogging/followers

ステップ 2 – カラムAにクオラのURLを入力する

カラムBで実行されている関数の中で、このセルを参照する。

ステップ 3 – importxmlの関数を作って、ユーザー名を取得する

関数を以下に挙げる:

=importxml(A2, “//h2/a/@href”)

コードを理解し、作りやすいように、関数を分解していく。

  1. =importxml()          空の関数
  2. A2                  クオラのURLを参照する“URL”フィールド
  3. //h2                 このURLの全てのh2を参照する
  4. /a                 h2内にネストされたタグを参照する
  5. /@href         アンカータグに含まれるリンクのみを参照する

ご覧のように、この関数はブログのトピックの上位20名のユーザーをリストアップする。

ステップ 4 – 完全なURLを作成する

既にお気づきかもしれないが、クオラは相対URLを使ってリンクを張るため、絶対URLにコンバートする必要がある。

シンプルにconcatenate関数を利用する:

因みにconcatenate関数を念のために掲載しておく:

=CONCATENATE(“http://quora.com”,B2)

このコードも分解していく。

  1. =CONCATENATE()                空のconcatenate関数(複数の文字列を一つにまとめる)
  2. “http://quora.com”                クオラURLの出だし(別のセルを参照しない場合、すべて引用符で囲う必要がある)
  3. B2                                 不完全なユーザーのURLを持つセルを参照する

この作業を終えたら、今度は数式を掴み、カラムの残りに引き下げていく:

ステップ 5 – ツイッターのURLを取得する

最後の仕上げとして、ツイッターのURLを取得する。

以下に関数を掲載する。長いので区切って一つずつ説明していく:

=ImportXML(C2,"//div[contains(@class,'profile_action_links_section')]//a[contains(@href,'twitter.com')]/@href")

  1. =importxml()                                空のimportxml関数
  2. C2                                        参照している完全なクオラのプロフィール
  3. //div                                        HTML内のdivタグを参照する
  4. [contains()]                                divタグを絞り込む
  5. (@class,’profile_action_links_section’)          ここではclassの要素を選択している

HTML内のクオラのコードのスクリーンショット:

  1. //a[contains(@href,’twitter.com’)]        ツイッターへのリンクを含むアンカーテキストを選択する
  2. /@href                                        アンカーテキスト内のリンクを実際に取得する

忘れずに数式をつかみ、カラムの残り全てに引き下げよう。

これで、20名のツイッターのユーザーを1度に取得することが出来るようになった。これは技術的なガイド(How To)であり、このリストをどのように使うかに関しては、皆さんの判断に任せる。きっと様々な用途が浮かび上がるはずだ :-)


3. キーワードのアイデアを得るために Ubersuggestを取得する

  1. グーグルドキュメントのスプレッドシートを新たに作成する。
    Create > Spreadsheetの順にクリックする。
  2. セルA1で、Ubersuggestで質問したいことを入力する。
    この例では、“how to …”を入力し、クエリを始めている。
  3. セルA2に次の数式を入力し、Enterを押す。
    =ImportXML("http://ubersuggest.org/?query="&A1& "&format=html&language=English%2FUSA&source=web&submit=Suggest", "//li/span")

    スプレッドシートがUbersuggestの答えで埋まる:

4. ウェブページのリストでHTMLを探す

一度に100(または100以上)の候補のサイトを手っ取り早く探し出す方法をこれから紹介する。高額なリンク発見ツールを使って、この取り組みを行うことも出来るが、予算が少ないなら、または、ツールの数を減らしたいなら、この方法は大いに役に立つだろう。しかも、とても簡単であり、また、楽しいと言うメリットもある。

この方法は、コンテンツの一部ではないリスト – つまりコードでHTMLを探している際に役に立つ。この例では、‘rel=author’タグを探していく – この作業には2つの意図がある。まず、ウェブサイトのオーナーは、わざわざ時間を割いてこのタグを設定するくらいなら、マーケティングの観点から見て、出来るだけ上の方に陣取ろうとするはずである。次に、ウェブサイトのオーナー(または助っ人)はある程度の技術的なスキルを持っていると考えられ – 協力を容易に要請することが出来る可能性がある。

これから挙げていくステップに従ってもらいたい:

1. グーグル検索を幾つか考える。

2. 結果を取得する。

3. スクリーミングフロッグを使って、リストの特定のコードを探す。

ステップ 1. グーグル検索

リンクを獲得することが出来る可能性のあるサイトのリストを手に入れたい。ここでは、食べ物をテーマにブログを運営しており、ゲスト投稿を行うため、他のブログを探していると仮定する。次のような検索を実行することが考えられる:

food inurl:blog intitle:submit post

food inurl:blog intitle:contribute post

あるいは、キーワードを使ってさらに具体的な検索を行う手もある:

gourmet food inurl:blog intitle:submit post

eclectic desserts inurl:blog intitle:submit post

良質な検索を実施すると、結果内に複数のサイトの候補が表示されるはずである – 多過ぎても良くない。例えば:

手始めに上のクエリから取り掛かることを薦める。

2. グーグルの結果からURLを取得する

グーグルの結果をテキストドキュメントにまとめ、スクリーミングフロッグを実行する準備を整える必要がある。

1. 準備段階として、1つのページにつき100点の結果を返すようにグーグルを設定する。

検索の設定にアクセスする。

ページあたりの表示件数を100に設定する

グーグルに戻り、再び検索結果を表示させる。

次にSERP Redux ブックマークレットを使う – リンクをクリックする。

URLのリストをクリップボードにコピーする。

テキストエディタに貼り付ける。

.txtファイルとして保存する。

3. スクリーミングフロッグを介してURLを絞り込む

1. スクリーミングフロッグをリストモードに設定する。

2. テキストファイルを選び、開く。

3. Custom設定にアクセスする。

4. 絞り込むHTMLを入力する。

この作業を実施する方法が鍵を握っている。

次の4つのリストを作成する:

  1. rel=authorを含む
  2. rel=authorを含まない
  3. rel=meを含む
  4. rel=meを含まない

5. カスタムの結果を見る。

‘custom’タブをクリックする – すると、フィルター1-4を選択することが出来るようになる。

このケースでは、リストにはrel=authorを持つブログは1つしか存在しなかった。それで問題はない。と言うよりも、むしろその方が良い。全ての結果を確認して、オーサーシップを持つ結果を探す作業を想像してもらいたい。これで、ターゲットが絞られた候補のサイトを1つ手に入れたことになる – このプロセスを実施して、さらに多くの候補のサイトを見つけることが可能だ。


5. Citation Finderを使って、リンクを張る機会を探す

このセクションでは、有料ツールの利用方法を紹介する。無料バージョンも用意されているものの、全ての機能を利用することが出来るわけではない。ただし、このセクションで取り上げている作業に関しては、恐らく、無料バージョンでも足りるだろう。因みに、私はこのツールのアフィリエイトに参加しているわけではない。

作業を始める前に、 - https://www.whitespark.ca/local-citation-finder/にアクセスし、無料版または有料版のアカウントの登録を行う。

パート 1 – 検索(プロジェクトなし)

一つ目のタブをクリックし、個人情報をフィールドに入力していく。

数分間待つ:

レポートの準備が整うと、eメールの通知が送られてくる:

すると次のようなレポートを見ることが出来るようになる。「compare citations for these businesses」をクリックする。

その後、csvとしてレポートをエクスポートする。

エクセルファイルとして開き、保存することが出来るようになる – これから、どのサイトが最もサイテーションを得ているのかを容易に判断することが出来るように、少しカスタマイズを加えていく。

次のエクセルの数式を利用する:

=COUNTIF(A2:A111,"*Y*")

このように表示される(カラムBにカーソルを合わせている場合):

全てのアイテムをカウントするため、横方向にドラッグする:

もちろん、オートフィルタをかけ、YまたはNだけを見ることも出来る:

パート 2

パート 1は、一般的な候補を探す上では役に立つが、レポートに含まれていない場合はどうすればいいのだろうか?「search by phone number」機能を利用すればよい。

自分の電話番号、または、会社の名称(電話番号が最も有効であり、肩書きによる検索は難しい)を利用することが出来る。

情報を入力していく。このレポートをプロジェクトに加える:

忘れずにプロジェクトを作成してもらいたい。

生成されるレポートには、キーワードにとらわれないサイテーションのソースが全てリストアップされる。

小さな+をクリックすると、サイテーション(通常は電話番号を意味する)付きのページを見ることが出来る。

データのエクスポートに関しては、複数の選択肢が用意されている:

Re-run and append – 同じレポートを再び実施し、以前見つからなかった新しい結果を加える。

Export CSV – データをエクスポートする。ウェブサイトの名前のみが表示され、URLは表示されない。

Export CSV w/URLs – フルレポートでURL(+をクリックすると表示される)が表示された状態でエクスポートする。


6. eメールアドレスを取得する

データ取得のこのセクションでは、Citation Labs Contact Finderを利用する - http://citationlabs.com/tools/ - 始める前にアカウントを作成する必要がある。

候補のURLのリストを持っている場合、このツールはとても役に立つ – 接触する上で必要なeメールアドレスを速やかに手に入れることが出来る。

パート 1 – URLを集める

(このガイドを参考にして)候補のURLリストを持っているか、あるいは、リストを要領よく手に入れられる方法を心得ていると仮定して、話を進めていく。

この例では、取得したグーグルのURLのリストを利用する – 私が食べ物をテーマに取り上げるブロガーであり、レシピを投稿する機会を狙っていると仮定する。その場合、次のような検索をかけることが考えられる:

recipe inurl:submit

検索を実行したら、Contact Finderにアクセスする。

次にフォームに記入する。

通常のエクスプレッション(regex)を使って、結果を調整することが出来る。例えば、このエクスプレッションは:

^(Contact|About|Email|Submit)

contact、about、email、または、submitで始まる結果を求める。

私ならアンカーテキストをワード数で限定しないようにする。

Contactsタブをクリックして、結果を取得する(処理に数分間要することもある)。

ご覧のように、幾つかの種類の結果が存在する:

  1. Emails – 見つかったeメールアドレス。
  2. Forms – 見つかった投稿用フォーム
  3. Contact Pages – eメールアドレスが存在しない連絡先の情報を持つページ。
  4. Empty – 該当ゼロ。

次に、個別のレポートまたは全てのレポートをCSVにダウンロードすることが出来る。

ご覧のように、100本のURLの中から、次のアイテムを獲得している。

  1. 38点のeメール
  2. フォームを持つ47本のURL
  3. 7つのコンタクトページ
  4. 該当ゼロは8本ページのみ

7. ソーシャルリスニング – ツイッターの高度なデータ収集

別のツールで検索を設定する前に、まずはフォローするべき高度な検索のリストを策定する必要がある。

インテリアの装飾をテーマに取り上げていると仮定する – その場合、出来るだけ多くのバリエーションを持たせるべきである – キーワードリサーチと基本的にほとんど変わりはない。

  1. interiordecorating
  2. interior decorating
  3. #interiordecorating
  4. interiordesign
  5. interior design
  6. #interiordesign

こののワードが中心的なワードになる。次に意図を判断するためのワードのリストを手に入れる:

  1. need(必要)
  2. help(助け)
  3. trouble(問題)
  4. looking for
  5. tips(アドバイス)
  6. question(質問)

特定の場所をターゲットにする場合:

  1. Los Angeles
  2. CA
  3. California
  4. LA

ブランドも忘れずに(私の場合):

  1. Quicksprout
  2. neil patel
  3. kissmetrics
  4. kiss metrics
  5. crazy egg
  6. crazyegg
  7. i’m kind of a big deal

このようなキーワード、そして、検索の組み合わせを行うと、キーワードの言及を全て拾い集めることが出来る。具体的なユーザーをモニタリングする方法は後ほど紹介する。

次のURLで自分で検索を作成し、テストすることが可能だ: https://twitter.com/#!/search-advanced

過去12-24時間以内の複数の結果を入手することを目標にしよう。

IFTTTのレシピを作成する

次に、モニタリングしたい検索が見つかったら、IFTTTのレシピを作り、実行させることが出来る。IFTTTの長所は、様々なプラットフォーム全体で通知を受けることが出来る点である。それでは、アラートが動作する際にeメールまたはテキストメッセージを送信する設定を紹介していく。

注記: 結果の頻度が少ない場合、とりわけ有効である。

アカウントを作成し(無料)、新しいレシピを作成する。

「trigger」としてツイッターを利用する。

「New tweet from search」を選択する。

検索のフィールドに記入する – 単純な検索なら、プレーンテキストを利用することも可能だが、高度なオペレータを利用する必要があるケースが考えられる。

「Action」チャンネルとして、eメールまたはGメールを選択する。

フィールドに記入し、必要に応じてカスタマイズする。

テキストメッセージを受信したい場合:

「Action」としてSMSを選択する。

フィールドを設定する。

後はeメールが届くのを待つだけだ。

おまけ: eメールのフィルターを設定する

情報収集の取り組みGメールのフィルタリング機能を使って、さらにレベルアップさせることが出来る。フィルターを作成し、フォルダーに全てのアラートを送信する:

高度なツイッター検索のシンタックス

幸いにも、ツイッターの高度な検索を生成するツールを利用すると、代わりに検索を考えてもらえる:

次のURLにアクセスし: https://twitter.com/#!/search-advanced 検索を実行する – 結果にはオペレータ付きの検索シンタックスが含まれるはずだ:

ツイッターでインフルエンサーの声に耳を傾ける

インテリアデザインの分野の例を再び取り上げる。今回は、ブログを運営しているインテリアデザイナーとのつながりを増やしたいと仮定する。いつ、助けを必要としているのかを把握しておきたいところだ。

まず – followerwonk等のツールを使って、情報を集めることが出来るユーザーを探し出す: http://followerwonk.com

次に、手を貸すことが出来る点を誰かがメンションすることを考慮し、高度な検索を作成する。コンピュータのエキスパートなら、次のような検索を利用することが出来るのではないだろうか:

ターゲットの人物は、1年に1度しかツイートを投稿していないかもしれないが、大物とのつながりを作ろうとしているなら、IFTTTのレシピを作成し、テキストメッセージを介して、当該の人物が助けを必要としている時に、通知してもらう価値はあるはずだ。

ここでも、ツイッターの検索ページで検索を実行すると、検索に対するシンタックスを提供してもらえる。

Monitterを使って追跡する

Monitterは、特定のキーワードが含まれる大量のツイートをチェックすることが出来る、優れた無料のツールである。ツイッターのリアルタイムモニターと言っても過言ではない。

 http://monitter.com にアクセスし、アカウントを作成する。

検索の用語を使って、カラムを作成する。

ここでは、4つのインテリアデザインの検索に対して、それぞれストリームを用意した:

次に特定の場所からのツイートを追跡する高度な設定を行う。

返信するべきツイートを見つけたら、Monitterから直接行動を起こすことが出来る。

その他のツイッター用ツール

他にもツイッターをモニタリングするためのツールは数多く開発されている。

http://ifttt.com - 複数のオンラインプラットフォームを一つにまとめ、作業を自動化する。

http://monitter.com/ - 複数のカラムを設定し、ツイッターの検索をリアルタイムで追跡する。

http://tweetmeme.com/ - 共有されることが多い、人気の高い記事を調べる。

http://trendsmap.com/ - 特定の場所でトレンドになっているアイテムを確認する – 役に立つビジュアルツール

http://tweetbeep.com/ - ブランド、自分、または、他の何かに関する全てのメンションをeメールで通知する(IFTTTに似ている)。

http://www.ubervu.com/ (有料)

http://needium.com/ - 検索とメンションをモニタリングする。


8. ブラウザ用プラグイン

ブラウザプラグインは、作業をスピードアップし、効率を高める上で大いに役に立つ。このセクションでは、グーグルクローム用のプラグインを幾つか紹介し、また、プラグインの高度な利用方法を少し指南する。

ブラウザプラグインのセクションでは、サイトのアクセシビリティ & インデクセーションの最適化に貢献するプラグインを紹介する。

まず、プラグインのリストを提供する。

  1. Broken Link Checker - https://chrome.google.com/webstore/detail/ojkcdipcgfaekbeaelaapakgnjflfglf
  2. Web Developer - http://chrispederick.com/work/web-developer/
  3. Redirect Path Checker - https://chrome.google.com/webstore/detail/aomidfkchockcldhbkggjokdkkebmdll
  4. SEOmoz Toolbar - https://chrome.google.com/webstore/detail/eakacpaijcpapndcfffdgphdiccmpknp
  5. Chrome Sniffer - https://chrome.google.com/webstore/detail/homgcnaoacgigpkkljjjekpignblkeae
  6. Google Analytics Debugger - https://chrome.google.com/webstore/detail/jnkmfdileelhofjcijamephohjechhna
  7. Microformats for Chrome - https://chrome.google.com/webstore/detail/oalbifknmclbnmjlljdemhjjlkmppjjl
  8. Rulers Guides and Eyedropper Color Picker - https://chrome.google.com/webstore/detail/bjpngjgkahhflejneemihpbnfdoafoeh
  9. Word Count - https://chrome.google.com/webstore/detail/kmndjoipobjfjbhocpoeejjimchnbjje
  10. Source Kit - https://chrome.google.com/webstore/detail/iieeldjdihkpoapgipfkeoddjckopgjg?hl=en-US

これから、幾つかのプラグインの高度な利用法を伝授していく。

Broken Links Checker

このプラグインは、自分のサイトのリンク切れを発見することが出来るだけでなく、創造力を発揮して、他の人のサイトで実行し、リンク構築 & リンク候補の調査においてアイデアを得ることも可能である。

例えば、競合者のウェブサイトのサイトマップでこのプラグインを実行してみる。以下にその方法を紹介する:

1. 競合者のサイトのHTMLサイトマップを探す。この例では、適当に www.bizchair.com を利用した。サイトマップは次の通りである –  http://www.bizchair.com/site-map.html

2. Link Checkerを実行する

エクステンショのアイコンをクリックする。

リンク切れが見つかるまで待つ – この例では、多くのリンク切れが見つかった。

「resource」ページにすぐに気がつくはずだ。楽にリソースのコンテンツを再現し、リンクを獲得するためにこのプラグインを利用することが出来る。

Chrome Sniffer

このプラグインは、自動的にウェブサイトが利用しているCMSまたはスクリプトのライブラリを表示する。例えば、ワードプレスのサイトのオーナーのみに接触したい場合、非常に便利である。

ウェブを閲覧していると、URLの右側のアイコンが利用されているCMSまたはスクリプトのライブラリに応じて変化する。

例えば、私のサイトはワードプレスで構築されていることが分かる。

このサイトはドルーパルをベースにしている。

Redirect Path Checker

このプラグインは、リダイレクトに遭遇すると、ユーザーに通知する。特に自分のサイトを閲覧している時に利用すると、古いURL(または外部のサイト)に内部リンクを張っている際に教えてもらえるため、とても便利である。

例えば、私のサイトでは、ギズモードの302リダイレクトにリンクを張っているリンクを発見した:

なぜ分かったかと言うと、プラグインから302に関する通知を受けたためだ。

このアイコンをクリックすると、ブラウザが当該のページに導く上で利用したリダイレクト(あるいは一連のリダイレクト)を表示する。

SEOmoz ツールバー & プラグイン

Mozのプラグインは様々な用途に利用することが出来る。その中でもより高度な方法を幾つか紹介していく:

リンクがfollowedかnofollowedかを速やかに特定する。

または、ウェブサイトの国およびIPアドレスを見つける。


9. プロキシの利用

プロキシとは何だろうか?また、なぜプロキシを利用するべきなのだろうか?

プロキシは、ユーザーとサーバーの間の仲介役のような存在である。要するに、プロキシを使って、ウェブ上で匿名で行動することが出来る。自分のIPアドレスではなく、プロキシのIPアドレスが表示されるためだ。これは、Rank Tracker等のローカルのソフトウェアを使ってランクキングをチェックしている場合、とりわけ有用である。自動でグーグル検索を何度も行い、当該のロケーションのランキングをチェックしていると、グーグルに危険信号を送ってしまうリスクを背負うことになる。プロキシを非倫理的な方法で利用している人達がいるが、私はこのような方法を推奨しているわけではない。しかし、自分のIPアドレスから、普段とは異なるアクティビティをグーグルに送ることなく、ランキングをチェックする方法として、うってつけである。

それでは、プロキシを利用する方法を伝授していく。多くの無料のプロキシアドレスを一度に見つけるあまり知られていない方法を私はマスターしている。

ステップ 1: 次のURLにアクセスする: http://www.rosinstrument.com/proxy/

無料の公開されたIPアドレスのリストが表示される。このリストは頻繁に変わるため、しばらくこの画面を開いていたなら、更新する必要がある。

ステップ 2: プロキシをScrapeboxにコピペし、テストする:

これは魔法のような効果をもたらす。プロキシのアドレスは、すぐに、そして、頻繁に利用することが出来なくなるため、全てのアドレスを一つずつチェックしていると時間を無駄に使ってしまうことになる。

「Manage」、次に「Test」をクリックする。数分後、プロキシのテストが終了する。続いての手順では、無駄のないリストを作成し、プロキシを選択していく。

ステップ 3: 良質なプロキシをメインのリストに戻す

「Export」の下の「Transfer Good Proxies to Main List」を選択する。すると、有効な無駄のないプロキシのリストが表示される。

ステップ 4: プロキシのアドレスをランキングをチェックするソフトウェアにコピーする

Rank Trackerでは、次のようにプロキシのアドレスを入力することが出来る:

しばらくするとアドレスは利用することが出来なくなるため、リストを再びテストし、次のURLからさらにコピペすることを薦める: http://www.rosinstrument.com/proxy/

おまけ: プロキシの代案

上述した方法は無料であり、それが最大のメリットである。しかし、もっと安定した取り組みを求めている場合は、バーチャルプライベートサーバー(VPS)を手に入れるとよい。大半のウェブホスティングサービスは、VPSを用意しているはずだ。これは、自分専用のIPアドレスを持つようなものだ。多少の料金を毎月求められる可能性もあるが、公開されているプロキシよりも強固であり、手に入れる価値はあるかもしれない。


既に究極のデータ収集マニアになっているはずである。しかし、まだ続きはある。次のチャプターでは、あまり利用されていないキーワードリサーチの方法を紹介する。

上級者向けSEOガイドの記事一覧はこちらから


この記事は、Quick Sproutに掲載された「Chapter 5: Advanced Data Research」を翻訳した内容です。

スクリーミングフロッグ(シリーズ記事第一弾の2番目で詳細に解説しています)で検索上位データを引っこ抜く、というのはナルホドでした。ツイッターのリサーチ方法も良くここまで考えたと唸ってしまう各種ツールの使いこなしぶり・・・筆者の本領発揮な記事でしたね! — SEO Japan [G+]

上級者向けSEOガイド4/9 : ワードプレス攻略

上級者向けにSEOの主要項目を徹底解説していくシリーズ第四弾、ここにきて意外なというか、ワードプレスのSEO攻略法について。SEO Japanでも過去にワードプレスのSEOに関する記事は何度か紹介してきましたが、本シリーズの記事となれば、その究極版と成り得る可能性大。ワードプレスユーザーは是非一読あれ。 — SEO Japan

これまでのチャプターでは、ウェブサイトを最適化する上でのベストプラクティスを幾つか紹介してきた。このチャプターでは、さらに具体的に、ワードプレスに絞って、話を進めていく。ワードプレスは、世界で最も利用者が多いコンテンツ管理システム(CMS)である。事実、私のブログの読者の多くは、ワードプレスを利用している。そこで、チャプター 4では、ワードプレスを効果的に利用する高度なアドバイスを提供していきたいと思う。


1. ワードプレスのサイト向けの高度なインデクセーション(Yoast SEO)

ワードプレスの設定を終えた時点で、大半のユーザーは基本を押さえているはずである。しかし、このチャプターでは、定番プラグインであるYoast SEOでの設定を手順を追って確認し、どのように利用するべきかを考え – さらに、一般的な利用方法を紹介していく。

注意: Yoastの設定で表示されるオプションの一部は、利用しているテーマによって異なる。私はベーシックな無料のテーマを使ってデモを行うが、オプションの中には、皆さんが実際に利用しているテーマとは、若干異なるものもあるかもしれない。

通常の設定

Title setting – 何らかの理由で、タイトルタグの設定が機能していない場合、チェックを入れる必要がある。

Sitewide meta setting – 通常は「noindex subpages of archives」のみにチェックを入れる。

Clean up the <head> – チェックを入れる必要はない。

投稿のタイプの設定

このセクションでは、タイトルとディスクリプションのテンプレートを設定し、また、このパーツのインデクセーションを管理する。

投稿とページの双方をインデックスしてもらう必要がある。インデックスを拒否するケースは稀である。

通常は、メディアをインデックスする必要はない。

タクソノミー

Categories – 通常はカテゴリをインデックスしてもらいたいはずである。

Tags – インデックスする必要性は低下しつつある。グーグルは以前と比べると、タグを結果で返す行為を控えており、また、代わりにページ、投稿、カテゴリを上位にランク付けしてもらいたいはずである。

Format – チェックを外しておく方が安全である。

その他

Author Archives – インデックスさせるべきではない。また、作者が一人のサイトを運営しているなら、無効にしておこう。ユーザーはブログのホームページにリダイレクトされる。

Date Archives – このアイテムに対するインデックスを回避させておきたいが、有効にしておこう。有効にしておくと、ユーザーは投稿を日付ごとに閲覧することが出来るようになる。

XML サイトマップの設定

注記: 他にXMLサイトマップ用のプラグインを利用していない点、そして、テーマがこの機能を有効にしていない点を確認してもらいたい。

Ping – ヤフー!とask.comを両方ともピングすることが可能である。

Exclude Post Types – インデックスしていないアイテムは全て除外するべきだ。要するに: インデックスしていないページのボックスにチェックを入れる必要がある。

カテゴリのディスクリプション

Yoastでは、次のように、メタタグに対するデフォルトのカテゴリのディスクリプションを表示するように、テンプレートを設定することが出来る:

しかし、このディスクリプションをそもそも書き忘れると言うミスを犯す人達が大勢いる。Posts->Categoriesにアクセスし、新しいカテゴリを加えると、Descriptionのエリアが、メタディスクリプションの設定になる。

.htaccessファイルを編集する

このガイドで紹介する全ての.htaccessのメソッドは、Yoast SEOで実装することが出来る。ファイルの編集にアクセスしよう – 追加のコードは一番下に表示されることが多い:


2. ワードプレスの安全対策

これはSEOのみに関連することではないが、セキュリティの問題は、ウェブサイトの利益に大きなダメージを与える可能性がある。SEOは確かに魅力的な取り組みだが、サイトの安全が確保されていることが前提である。

そのため、ワードプレスに利用することが可能な、追加のセキュリティ対策を幾つか紹介する。コードが若干目立つため、以下の手順に不慣れなら、助けを求めてもらいたい。しかし、技術的な作業にある程度慣れている人なら、十分に対応することが出来るはずである。

1. ファイルパーミッションを変更する

以下の2つのコマンドを実施し、ファイルパーミッションを再帰的に変更する。サーバーへのシェルアクセスが必要になる。

ディレクトリ:

find /path/to/your/wordpress/install/ -type d -exec chmod 755 {} \;

ファイル:

find /path/to/your/wordpress/install/ -type f -exec chmod 644 {} \;

2. ワードプレスインクルードを保護する

.htaccessファイルにアクセスする必要がある。繰り返すが、慎重に作業を行い、自信がないなら、テストサイトで実施するか、助けを求めよう。

上に次のコードを加える:# Begin WordPress

例:

# Block the include-only files.
RewriteEngine On
RewriteBase /
RewriteRule ^wp-admin/includes/ – [F,L]
RewriteRule !^wp-includes/ – [S=3]
RewriteRule ^wp-includes/[^/]+\.php$ – [F,L]
RewriteRule ^wp-includes/js/tinymce/langs/.+\.php – [F,L]
RewriteRule ^wp-includes/theme-compat/ – [F,L]

# BEGIN WordPress

このコマンドは、「include」ファイルのディレクトリへの外部からのアクセスを遮断する。

注記: 複数の作者が在籍するサイトでこのセキュリティ対策を実施したいなら、次の列を削除しよう:

RewriteRule ^wp-includes/[^/]+\.php$ – [F,L]

3. wp-config.phpファイルを確認する

因みに、wp-config.phpに、ユーザーネームとパスワードが保存されていることを知っていただろうか?ウェブホストを介して、ワンクリックのインストールオプションを利用したなら、wp-config.phpに直接触れたことは一度もないはずである(自分でインストールする場合、このファイルに接する機会がある)。

オプション A – wp-config.phpのレベルを一つ上げる

wp-config.phpは通常、ルートディレクトリに存在する。

しかし、wp-config.phpをルートディレクトリの1つ上に押し上げることが可能である。例:

オプション B – .htaccessファイルのコード

ファイルを動かしたくないなら、このコードを.htaccessファイルで利用する手がある。

次のコードを.htaccessファイルの一番上に置く:

<files wp-config.php>
order allow,deny
deny from all
</files>

すると、ブラウザで開くことが出来なくなる。


3. ワードプレスのコメントの返信リンクをnofollowにする

appearance->editor->functions.phpの順にアクセスする。

以下のコードをfunctions.phpファイルの一番下に貼り付ける:

// コメント返信リンクにrel="nofollow"を加える

function add_nofollow_to_reply_link( $link ) {
   return str_replace( '")\'>', '")\' rel=\'nofollow\'>', $link );
}


add_filter( 'comment_reply_link', 'add_nofollow_to_reply_link' );

デフォルトのアンカータグの結びを置き換え – nofollowを加えているのは、str_replace()関数である。

ファイルを忘れずにアップデートしておこう。

また、SEOmozのツールバーを使って、リンクがfollowedなのか、nofollowedなのかを手っ取り早くチェックすることが出来る:


4. SEO Smart Linksを使って内部リンクを構築する

- ウェブサイト内部でページをリンクで結ぶ – 内部リンクの重要性は、重々承知しているはずだ。しかし、大半のブログの投稿は、どのような運命を辿るのかご存知だろうか?時間の経過と共に、ホームページとの距離が遠くなり、リンクジュースは薄れていく。新しい投稿やページから継続的にリンクを張っているなら話は別だが。

このセクションでは、SEO Smart Linksプラグインのインストール、設定、そして、利用方法を紹介する。(リンクを張るべきページの特定に関する詳細は、#24 – スクリーミングフロッグを使って、サイトをクロールを参考にしてもらいたい)。

例えば、2012年4月9日に投稿した次の記事から、2011年12月5日に投稿した記事に私はリンクを張っている。

SEO Smart Linksプラグインを導入する 

それでは、このプラグインを詳しく説明していく。SEO Smart Linksを使うと、古い投稿への内部リンク構築が容易になる。

ステップ 1: プラグインをインストールする

次のURLにアクセスする http://wordpress.org/extend/plugins/seo-automatic-links/または、ワードプレスで「SEO Smart Links」を検索し、ワードプレスにインストールする。

ステップ 2: 設定する

ここで混乱が生じる可能性があるが、私が手を貸すので心配する必要はない :-)

リンクが表示される場所を選択する:

  1. Posts
  2. Pages
  3. Prevent links in Headers

        

重要度がとりわけ高いページを持っているなら話は別だが、TargetsとSettingsでは、Postsのみ、Process only single posts(単一の投稿のみ処理)、Process RSS Feeds(RSS フィードを処理)を選択することを薦める。

Ignore posts and pages

  1. ここで、プラグインに特定のページまたは投稿にリンクを張らないように要請することが出来る。

Ignore keywords

  1. ここでは、リンクを張る際に特定のキーワードを避けるよう要請することが可能だ。

次に、特定のキーワードが現れた際に、リンクを張る投稿を加えていく(このプラグインの中で、最も役に立つ機能だと言えるだろう)。

Custom Keywords

  1. Prevent duplicate links
  2. キーワードとURLを入力する
  1. 好きなだけキーワードを加えることが可能である。キーワードの間にコンマを振る必要がある
  2. キーワードからリンクを張りたいURLを入力する
  3. リンクをコントロールしたい全ての投稿に対して、同じ作業を行う

最後に、Limitsを設定していく:

Limits

  1. Max Links – 通常の長さの投稿に対しては、5本に抑えるようにしている。
  2. Max Single – 1
  3. Max Single URLs – 1

External Links

  1. Nofollow – 必ずしも有効にする必要はない
  2. Open in new window – ユーザーエクスペリエンスを考慮して、このアイテムをチェックするようにしている。また、サイトに戻って来てもらえる可能性も高い。

内部リンク構築 – おまけのアドバイス

自力で内部リンクを構築している人に重要なアドバイスを提供する。

  1. スニペット、または、投稿の一番上からリンクを張ろう – こうすることで(短期的に)リンクはホームページに表示され、過去の投稿に対して、重要なオーソリティを送り返すことが出来る。
  2. 上に近ければ近いほど、多くのリンクジュースがもたらされる。
  3. ユーザーを対象としたテストを行った結果、ユーザーは7語前後で構成されたアンカーテキストをクリックする傾向が見られた。

6. SERP/ワードプレス内の日付を削除する

ワードプレスのユーザーから、グーグルの検索結果ページから日付を削除する方法を訊かれることがたまにある。以下の例のように、日付を表示したくないケースが時折発生する。

time()関数を探し、置き換えるには

恐らく、この作業において最も難しいのは、ワードプレスで適切な場所を探し出し、コードを変更するプロセスではないだろうか。ここで探す必要のある関数は‘the_time()’である。

the_time()がよく見つかる場所を3つ挙げていく:

  1. archive.php
  2. index.php
  3. single.php

ワードプレスのファイルを検索する方法

1. FilezillaのようなFTPクライアントを利用する。

2. ワードプレスのテーマのファイルをローカルのコンピュータにダウンロードする(バックアップとして、いずれこの作業を実行するべきである)。

ワードプレスの設定全体ではなく、フォルダーのみをコピーすること:

wp-content/themes/your-active-theme-folder

3. Textwrangler等のテキストエディタを使って複数のファイルを検索する。

Search->Multi-File Searchの順にアクセスする…

Findフィールドに‘the_date’を入力する。

Otherをクリックして、テーマのフォルダにアクセスし、選択する。

テーマの名称を除き、次のようにダイアログと選択を設定する必要がある。

Findをクリックする

‘the_time’を含む全てのファイルがリストアップされた結果が表示される。 これは、ワードプレスのエディタで直接編集する必要のあるファイルである。

全てのファイルでthe_time()を変更する

恐らく、次のように表示されているのではないだろうか:

<?php the_time('F jS, Y') ?>

次のコードに置き換える:

<script language="javascript" type="text/javascript">document.write("<?php the_time('F jS, Y') ?>");</script>

仕組み: PHPの関数をJavaScriptで囲んでいる。グーグルは、ディスクリプションに対する日付を引き出す際は、JavaScriptを利用しない。そのため、ユーザーには表示するものの、グーグルには読まれない状態を作り出すことが出来る。


7. オリジナルの作者経歴ページを作成する

ワードプレスのデフォルトの“author archive”は、当該の作者が投稿した記事を全てリストアップしているだけである。私のオーサーページ: http://www.quicksprout.com/author/admin/ は、投稿した記事のリストである。そのため、私はインデックスを回避している。

独自のオーサーページの効果が最も高いのは、複数の作者が在籍するブログである。作者が一人しかいないサイトを運営しているなら、「about」ページを作った方が無難である。それでは、数名のライターが存在するサイトを運営していると仮定して、指導していく。

以下の5つのステップを踏むことになる:

ステップ 1 – ファイルの設定

ステップ 2 – 既存の作者を探す

ステップ 3 – 草稿の作成

ステップ 4 – 変数

ステップ 5 – まとめる

完全なコードのサンプル

ステップ 1 – ファイルの設定

author.phpを編集する必要がある。

appearance->Editorの順番にアクセスし、author.phpを探す。

デフォルトのテーマ、twentyelevenとtwentytenにはauthor.phpファイルが用意されている。/span>

見つかったなら、これから編集していくので、バックアップを作っておく。

見つからなかったら、archive.phpのコピーを作り、名前をauthor.phpに変更する。

最後に、編集しやすいように整理する:

新しいバージョンのauthor.phpをテキストエディタで開く(自信があるならapearanceのエディタで全て実行することも可能だが、薦められない)。

betweenget_header()からget_sidebar()までを削除する。

ステップ 2 – 既存の作者を探す

次に、コードを加えて、既存の作者を見つける必要がある – 次のコードを利用しよう:

<?php
$curauth = (isset($_GET['author_name'])) ? get_user_by('slug', $author_name) : get_userdata(intval($author));
?>

ステップ 3 – 草稿

これはテクニカルな分野ではないが、作者ページのレイアウトのラフな草稿を作っておくことを薦める。こうすることで、変数の設定が楽になる。テキストエディタの中で、草稿を作ることが可能だ。

コードを入力する前に、どのように情報を表示するのかを理解する上で大いに役立つ。

ステップ 4 – 変数

次に、表示したい情報に基づき、コードを構築する上で必要な変数を取得する。

以下にauthorの変数を全て挙げていく:

  1. $curauth->aim;
  2. $curauth->description;
  3. $curauth->display_name;
  4. $curauth->first_name;
  5. $curauth->ID;
  6. $curauth->jabber;
  7. $curauth->last_name;
  8. $curauth->nickname;
  9. $curauth->user_email;
  10. $curauth->user_login;
  11. $curauth->user_nicename;
  12. $curauth->user_registered;
  13. $curauth->user_url;
  14. $curauth->yim;

必要な変数は次の通りだ:

  1. $curauth->nickname; (名前を表示するために利用されることが多い。displaynameを利用することも出来る)
  2. $curauth->user_url;
  3. $curauth->user_description;

ステップ 5 – まとめる

注記: 恐らく、実際のHTMLとCSSのスタイリングは、この例とは若干異なるだろう。この例は、コードを構築する様々な方法の一つに過ぎない。

初めに、作者の経歴情報を掲載する – これはあくまでも例である。

HTMLに慣れているなら、問題なく変数を追加していくことが出来るはずだ。

次の情報を表示したいなら:

<h2>About: Neil Patel</h2>

実際の名前を変数とphpラッパーに置き換えればよい。つまり、次のように ニール・パテルを<?php echo $curauth->nickname; ?>に置き換えることになる:

<h2>概要: <?php echo $curauth->nickname; ?></h2>

以下にコード全体の例を掲載する:

<h2>概要: <?php echo $curauth->nickname; ?></h2>

   <dl>

       <dt>ウェブサイト</dt>

       <dd><a href="<?php echo $curauth->user_url; ?>"><?php echo $curauth->user_url; ?></a></dd>

       <dt>プロフィール</dt>

       <dd><?php echo $curauth->user_description; ?></dd>

   </dl>

次にループを開始し、投稿を配置していく。コードの例を、説明と共に下に掲載する:

上のセクションと同じように – HTMLを作成するものの、ワードプレスの変数に並べる必要がある。

完全なコードの例

以下にauthor.phpファイルの完全なコードの例を記載する。テーマに合うように、コードの一部を少し変更する必要があるかもしれないので注意しよう。

<?php

get_header(); ?>

<?php

        $curauth = (isset($_GET['author_name'])) ? get_user_by('slug', $author_name) : get_userdata(intval($author));

?>

<!–Author Bio Box–>

<h2>概要: <?php echo $curauth->nickname; ?></h2>

   <dl>

       <dt>ウェブサイト</dt>

       <dd><a href="<?php echo $curauth->user_url; ?>"><?php echo $curauth->user_url; ?></a></dd>

       <dt>プロフィール</dt>

       <dd><?php echo $curauth->user_description; ?></dd>

   </dl>

<h2>作者 <?php echo $curauth->nickname; ?>:</h2>

   <ul>

<!– The Loop –>

   <?php if ( have_posts() ) : while ( have_posts() ) : the_post(); ?>

       <li>

           <a href="<?php the_permalink() ?>" rel="bookmark" title="Permanent Link: <?php the_title(); ?>">

           <?php the_title(); ?></a>,

           <?php the_time('d M Y'); ?> in <?php the_category('&');?>

       </li>

   <?php endwhile; else: ?>

       <p><?php _e('No posts by this author.'); ?></p>

   <?php endif; ?>

<!– End Loop –>

   </ul>

</div>

<?php get_sidebar(); ?>

<?php get_footer(); ?>


8. WP-Super Cacheを利用する

WP Super Cacheは、重いPHPファイルの代わりに、静的なHTMLページを生成する。こうすることで、サイトのスピードが大幅に改善される。このプラグインの設定は、特に初めて利用する場合、割と難しい。そのため、この時間を節約する優れたプラグインの最善の設定を、手順を追って説明していく。

プラグインの参照資料が必要なら、次のURLにアクセスして、専用のワードプレスのページを参考にしよう: http://wordpress.org/extend/plugins/wp-super-cache/

似たような名前のプラグインが幾つかあるので、プラグインインストーラで選択する際は、適切なプラグインかどうか確認してもらいたい:

インストールを終え、プラグインを有効にしたら、タブで重要な設定を行っていく。それでは、手順ごとに説明していく。

なかなか見つからないなら、settings->WP Super Cacheの順にアクセスしていこう。

タブ 1 – Easy

このタブは名前の通り、簡単である。キャッシングを有効にするだけでよい。

タブ 2 – Advanced – 設定の選択

次のオプションを選ぶ:

  1. Cache hits to this website for quick access(アクセスをスピードアップさせるための、このウェブサイトに対するキャッシュヒット)
  2. Use PHP to serve cache files(PHPを使ってキャッシュファイルを提供する)
  3. Compress pages so they’re served more quickly to visitors(ビジターにより早く表示するため、ページを圧縮する)
  4. Don’t cache pages for known users(既知のユーザーに対してはページをキャッシュしない)
  5. Cache rebuild(キャッシュを復元する)
  6. Mobile device support(モバイルデバイスに対応する)
  7. Extra homepage checks(追加のホームページのチェック)

キャッシュが機能していることを確認する

先に進む前に、この時点で、キャッシュが適切に機能していることを確認しておきたい。また、プラグインを設定する際は、定期的にウェブサイトにアクセスして、何も壊れていないことをチェックするべきである。

キャッシュをチェックするには:

  1. サイトのページを訪問する
  2. ソースを見る
  3. 一番下までスクロールする
  4. コード内のWP Super Cachingのコメントを探す:

タブ 2 – Advanced – ガレージコレクションの設定

ガレージコレクションを設定することで、古いファイルや過去にキャッシュされたファイルが削除される頻度をコントロールすることが出来る。要するに:

  1. 頻繁にアップデートされるサイトは、頻繁にガレージコレクションを実施する必要がある。
  2. 一方、頻繁にアップデートされないサイトは、ガレージコレクションをそれほど頻繁に実施する必要はない。

設定のオプションの説明

ガレージコレクションに対する選択肢は2つある:

  1. timerは、定期的なインターバル(秒)で実行するスケジュールを組む。この選択肢は、頻繁にアップデートされるサイトに向いている。
  2. clockは、毎日一連の決められたスケジュールに沿って実行する – 1日に2回、または、1時間に1回。これは、アップデートされる頻度が少ないサイト向きの選択肢である。
  3. eメールで通知を受けることも出来る。

それでは、2つの異なる設定のオプションを見ていこう。

新鮮なデータを大量に提供するサイト

多くの新鮮なコンテンツを提供しているなら、ゴミ箱を空にする回数を増やし、中断期間を短くすることを薦める。この場合、次のように設定していく:

Timeoutを毎分に設定する(60秒)。そして、timerを90秒ごとに実施するように設定する。こうすることで、新しいファイルが作られる度に、古いキャッシュのファイルを捨てることが出来る。これは頻繁にアップデートされるサイトの基準値であり、状況に応じて、インターバルを調節していってもらいたい。

あまりアップデートされないサイト

これから紹介する設定は、多くて1日に1度しか新しいコンテンツが投稿されないようなサイトに向いている。また、サイドバーにウィジェットやRSSフィードがないサイトもこの選択肢を利用することになる。

        

上の設定は、1日または数週間に1度アップデートされるかどうかのサイトに対する設定である。timeoutを10日間に設定する(864000秒)。このケースでは、clockを使い、インターバルをtwicedaily(2回/日)に設定している。サイトに適切な時間を選んでもらいたい。新しいコンテンツを夜に投稿する傾向があるなら、- 10:00pmに実施し – 新しいコンテンツを投稿した直後にゴミ箱を空にして、再びキレイな状態を保つために、10:00amにも実施することを薦める。

ガレージコレクションを無効にする

何らかの理由で、ガレージコレクションを無効にしたくなったら、timeoutをゼロにする。


9. ワードプレスのプラグインリスト

最後に、実践的ではないが、私自身が実際に役に立つと感じた貴重なワードプレスのプラグインを紹介していく。不完全なリストや標準以下のプラグインを含むリストは無数に存在するが、私の知る限り、これ以上、広範なリストは作成されていない。

注記: このガイドを作成する時点で有効なプラグインをリストアップしているが、皆さんが実際にこのガイドを読む頃までに、役に立たなくなっていることも考えられる :)

これで強力なワードプレスのサイトが出来あがったはずだ。ワードプレスに関しては、オンサイトの最適化の最後のセクションでも取り上げている。次のチャプター「高度なデータリサーチ」では、オフサイトのSEOに取り掛かる。

上級者向けSEOガイドの記事一覧はこちらから


この記事は、Quick Sproutに掲載された「Chapter 4: Word Press」を翻訳した内容です。

いきなりYoast SEOのディープな解説から始まりましたが、かなり細かな設定ができるみたいですね。量以上に質が問われる最近のGoogle、SEO Japanにも早速導入してみたいと思います。その後のhtaccessや安全対策も対策済みの人も多いと思いますが、確認の意味でも読む価値ありの内容。その後も、ホントに痒い所に手が届きすぎるような項目と詳細な解説。。。ワードプレスのSEO、システム的な部分はこの記事一本で120%十分すぎる内容でした。 — SEO Japan [G+]

上級者向けSEOガイド3/9 : schema、エンティティ&セマンティック検索対応

上級者向けのSEOガイドを紹介する記事シリーズ第三弾は、セマンティック検索対応について。相変わらず徹底的に網羅された内容です。知識としては何となく知っていても、本格的に対応している人やサイトはまだまだ少ないのが現状とは思いますが、とりあえずこの記事をブックマークしておけば何かの時には使えそうです。 — SEO Japan

サイトはクロール可能 & インデックス可能になり、スピードも大幅にアップした。 チャプター 3ではさらにギアを上げ、新しい検索の要素を取り上げていく。検索は、セマンティックな“現実に近い”環境に向かって動きつつある。つまり、検索エンジンが人物、場所、映画、会社等の実際の物事の間の関係を理解する環境である。今すぐこの流れに乗り、ウェブサイトに反映していこう。


1. Schema.orgのメタデータを実装する

schema.orgは世界共通のメタデータのマークアップであり、2011年に主要な検索エンジンによって導入された。このマークアップは、ウェブサイト上の意図されたタイプのコンテンツをエンジンに伝えるために用いられている。schema.orgをフル活用していない人達はまだ大勢いる。

ここでは、複数の種類のschemaの実装方法、そして、正確なマークアップをHTMLコードに統合する方法を紹介していく。

パート 1 – マイクロデータの基本的なアトリビュート

  1. itemscope
  2. itemtype
  3. itemprop
  4. itemid
  5. itemref

この5つの要素を例を使って分かりやすく説明する。

以下にschemaのメタデータがない状態のコードを掲載する:

<!DOCTYPE HTML>

<html lang="en">

<head>

<meta charset=utf-8>

<title>メタデータなしのページの例</title>

</head>

<body>

<section>

<h1>何でもいい</h1>

<span>作者: デレック・シバーズ</span>

<span>Category : business</span>

<a href="http://sivers.org/ayw/">本について</a>

</section>

</body>

</html>

特別なマークアップはどこにも見当たらない、普通のHTMLである。次に、メタデータ付きのコードを掲載する:

<!DOCTYPE HTML>

<html lang="en">

<head>

<meta charset=utf-8>

<title>マイクロデータ付きのページの例</title>

</head>

<body>

<section itemscope itemtype="http://schema.org/Book">

<h1 itemprop="name">Anything You Want</h1>

<span>作者: <span itemprop="author">デレック・シバーズ</span></span>

<span>カテゴリー : <span itemprop="genre">ビジネス</span></span>

<a href="http://sivers.org/ayw/"><span itemprop="detail">本について<span></a>

</section>

</body>

</html>

一つずつ要素を見ていく。

1. Itemscope

<section itemscope itemtype="http://schema.org/Book">

</section>

bookに関するものは全てitemscopeの要素の間に入る。検索エンジンに「中身はすべて本に関するコンテンツ」があることを伝えている。

2. Itemprop

<h1 itemprop="name">何でもいい</h1>

itempropは本の名前を意味する。

<span>作者: <span itemprop="author">デレック・シバーズ</span></span>

<span>カテゴリー : <span itemprop="genre">ビジネス</span></span>

<span>カテゴリー : <span itemprop="genre">ビジネス</span></span>

<a href="http://sivers.org/ayw/"><span itemprop="detail">本について<span></a>

また、Itempropは、本の作者、カテゴリ、そして、ジャンルを表す。ここまでは、簡単である。

<span>タグを使って、itemporpの要素を挿入する。

パート 2 – schemaをブログで利用する

恐らく、皆さんの多くは何らかのタイプのブログを運営しているのではないだろうか。ブログにもschemaを利用することが可能である。ワードプレスを用いているなら、テーマの作者を確認し、schemaを利用することが出来るか確認しよう。利用することが出来ない場合、ワードプレスはタグをはぎ取ってしまう。これはワードプレスの設定に左右される。以下に一般的な例を挙げる。

a. schemaのないコード

<!DOCTYPE HTML>

<html lang="en">

<head>

<meta charset=utf-8>

<title>マイクロデータなしのブログの記事の例</title>

</head>

<body>

<div>

        <h1>…ズルせずに、上位にランクインするオーソリティを構築するためのヒント</h1>

        <p>まず、オーソリティを定義していく – ドメインのオーソリティとは、上位にランク付けさせるドメインのポテンシャルを意味する。ランキングが高ければ高いほど、オーソリティが高くなる。そして、オーソリティが高ければ高いほど、ランキングも高くなる。</p>

        <p>それでは、その方法を紹介していく:</p>

        <p>1. トピックごとにページのグループにリンクを張る</p>

        <p>2. 特定の一つのページにより多くのリンクを張る</p>

        <p>3. ドメインベースの外部リンクを主役のページに送る</p>

        <p>4. キーワードの共食いを避ける</p>

        <p>5. 関連するウェブサイトから、外部のリンクを主役のページにもたらす</p>

        <p>6. リンクをページの上部に配置する</p>

        <p>7. このコンセプトを理解する上で役に立つ図を使った解説</p>

        <p>8. 壊れているページを修正する</p>

</div>

</body>

</html>

b. Schema付きのコード

<!DOCTYPE HTML>

<html lang="en">

<head>

<meta charset=utf-8>

<title>マイクロデータ付きのブログの記事の例</title>

<a rel="author" href="https://profiles.google.com/103074333439002308043/about">Bidhan Chatterjee</a> </head>

<body>

<div itemscope itemtype="http://schema.org/Blog">

<h1>…ズルせずに、上位にランクインするオーソリティを構築するためのヒント</h1>

        <p>まず、オーソリティを定義していく – ドメインのオーソリティとは、上位にランク付けさせるドメインのポテンシャルを意味する。ランキングが高ければ高いほど、オーソリティが高くなる。そして、オーソリティが高ければ高いほど、ランキングも高くなる。</p>

        <p>それでは、その方法を紹介していく:</p>

        <p>1. トピックごとにページのグループにリンクを張る</p>

        <p>2. 特定の一つのページにより多くのリンクを張る</p>

        <p>3. ドメインベースの外部リンクを主役のページに送る</p>

        <p>4. キーワードの共食いを避ける</p>

        <p>5. 関連するウェブサイトから、外部のリンクを主役のページにもたらす</p>

        <p>6. リンクをページの上部に配置する</p>

        <p>7. このコンセプトを理解する上で役に立つ図を使った解説</p>

        <p>8. 壊れているページを修正する</p>

</div>

</body>

</html>

c. 要素の説明

1. Rel = Author

HTMLの<head></head>にこのタグを加える理由が知りたい人もいるだろう。理由は、グーグルがこの方法で作者を言及することを認めているためだ。

見ての通り、とてもシンプルである:

<a rel="author" href="https://profiles.google.com/103074333439002308043/about">Bidhan Chatterjee</a>

このコードを<head>に加えた後、グーグルプラスのプロフィールをブログに向ける – この方法は、後で取り上げるグーグルオーサーシップのセクションで紹介する方法と同じである。

2. Intemscope

<div itemscope itemtype="http://schema.org/Blog">

この要素もまた、コンテンツが話題にする やアイテム のタイプを伝えるために用いられる。 

おまけ: ソーシャルシェア用のschema

ソーシャル共有データをschemaに組み込むことも出来る。要素itemprop とinteractioncountが役に立つ。以下に例を挙げる

<meta itemprop="interactionCount" content="FacebookLikes:8"/> <meta itemprop="interactionCount" content="GooglePlus:3"/>

テスト

ここでも、グーグルが提供するリッチスニペットのテスターを使って、マークアップをテストするべきである: http://www.google.com/webmasters/tools/richsnippets


2. 動画のインデクセーション – 動画をschema.orgでマークアップする

schema.orgを使って動画をマークアップすると、クリックスルー率が大幅に改善する。下のスクリーンショットでは、SEOmozが動画のメタデータを使ったことで、SERP内のビジュアルが著しくパワーアップしたことが分かる。

コードを追加すること自体は難易度が高くないが、適切なマークアップを知る必要がある。

始める前に、幾つか前提となる条件を挙げていく:

  1. 動画を自分自身でホスティングしていること(ユーチューブのエンベッドには適応することが出来ない)
  2. HTMLにアクセスし、コードを編集することが出来る

ステップ 1: 通常の動画のコードをページに貼り付ける

典型的な動画のエンベッドコードを以下に掲載する:

<h1>ニール・パテル</h1>

<h2>動画: ブロガー向けの高度なSEO</h2>

<object …>

 <param …>

 <embed type="application/x-shockwave-flash" …>

</object>

<p>SEOおよびマーケティングのエキスパート、ニール・パテルが提供する特別な動画。大量のリードをブログに送り込み、コンバージョン率の7つの秘密を学ぶ。</p>

ステップ 2: VideoObjectを囲む

<div>でコードを包む

VideoObjectデータを加える

ステップ 3: 基本的なマークアップを加える

以下に基本的なプロパティを挙げていく;

  1. Name
  2. Thumbnail
  3. Duration
  4. Description

「name」「description」のフィールドは、既存のコンテンツを囲む<span>タグの内側に加えられる :

プロパティ「duration「thumbnail 」は、通常、nameの下、そして、実際の動画の前に加えられることが多い<meta>内に掲載される

注記: 「duration」はISO_8601フォーマットを採用している。ISO_8601の詳細は次のURLを参考にしてもらいたい: http://en.wikipedia.org/wiki/ISO_8601

ステップ 4: さらにマークアップを加える

MediaObject(VideoObjectのオブジェクト)に対して、好きなプロパティを加えることが出来る:

  1. associatedArticle
  2. bitrate
  3. contentSize
  4. contentURL
  5. duration
  6. embedURL
  7. encodesCreativeWork
  8. encodingFormat
  9. expires
  10. height
  11. playerType
  12. regionsAllowed
  13. requiresSubscription
  14. uploadDate
  15. width

あるいは、動画専用のプロパティを加えることも可能だ:

  1. caption
  2. productionCompany
  3. thumbnail
  4. transcript
  5. videoFrameSize
  6. videoQuality

以下に[upload date]と[width]と[height]を加えたコードの例を掲載する:

動画のマークアップを加え、競合者に差をつけよう。

完成したコード

<div itemprop="video" itemscope itemtype="http://schema.org/VideoObject">

<h2><span itemprop="name">動画: ブロガー向けの高度なSEO</span></h2>

<meta itemprop="duration" content="T1M33S" />

<meta itemprop="thumbnail" content="neil-patel-video-thumbnail.jpg" />

<meta itemprop="uploadDate" content="2012-04-01T08:00:00-05:00" />

<meta itemprop="width" content="640" />

<meta itemprop="height" content="480" />

<object …>

 <param …>

 <embed type="application/x-shockwave-flash" …>

</object>

<p><span itemprop="description">;SEOおよびマーケティングのエキスパート、ニール・パテルが提供する特別な動画。大量のリードをブログに送り込み、コンバージョン率の7つの秘密を学ぶ。</span></p>

</div>


3. ヤフー!のサーチモンキー RDFa

RDFa マイクロフォーマットは、ヤフー!がより簡単に情報を特定し、分類するために利用するマークアップ言語である。

RDFはResource Development Frameworkの略である。

RDFを使って、コマースサイトの商品、スケジュール & コンテンツを検索エンジンに説明することが出来る。

RDFはHTMLで書かれているのではなく、XML フォーマットが用いられている。

これから、このコードをコンテンツに追加する方法を、幾つか例を使って紹介していく。

パート 1 – 識別子を理解する

resource - URL上に存在するもの全て

property - 名前付きのresource(例えば、ウェブページ上のコンテンツのタイプ) – author、homepage、book、movie等

property value – propertyの特徴、例えば本の作者や映画に出演する俳優

次に「statement」を形成していく。「statement」は、subject、predicate、そして、objectで構成される。

statement[QuickSproutの作者はNeil Patel]は次のようにまとめられる:

subject: http://www.quicksprout.com

predicate: author

object: Neil Patel

パート 2 – 例

1. 全てのRDFはXMLの宣言 & RDFのラッパータグで始まる

2. 次にRDFのシンタックス、そして、データが参照するURLを宣言する:

3. ドキュメントで描写されるアイテムを宣言する

ここでは、具体的なCD「Thriller」を取り上げており、CDが存在するURLを参照している。

4. resourceのpropertyである要素を加える

ラッパータグ<cd:artist></cd:artist>(またはcountry、price等)を使って、参照しているアルバムのpropertyを宣言することが可能だ)。

パート 3 – 完成したコードの例

以下に完成したコードの例を掲載する。ニーズに応じて、この例を利用し、修正することが出来る。

<?xml version="1.0"?>

<rdf:RDF

xmlns:rdf="http://www.w3.org/1999/02/22-rdf-syntax-ns#"

xmlns:cd="http://www.cdstore.com/cd01">

<rdf:Description

rdf:about="http://www.cdstore.com/cd01/Thriller">

        <cd:artist>Michael Jackson</cd:artist>

        <cd:country>USA</cd:country>

        <cd:company>Epic Records</cd:company>

        <cd:price>12.99</cd:price>

        <cd:year>1982</cd:year>

</rdf:Description>

</rdf:RDF>

最後に、バリデータを使って、作品をチェックしよう: http://www.w3.org/RDF/Validator/


4. サイトにダブリンコアを加える

ダブリンコアもまた、ウェブ上のデータを説明するために用いられるメタデータのフォーマットである。ダブリンコアは様々な要素を採用している。その一部を以下に掲載する:
  1. title – resourceに与えられる名前
  2. creator – コンテンツを所有する人物または組織
  3. subject – コンテンツのトピック
  4. description – コンテンツの説明
  5. publisher – resourceを公開した人物
  6. contributor – コンテンツに貢献した人物/span>
  7. date – resourceが公開された日付
  8. type – コンテンツが該当するカテゴリ
  9. format – リソースが提示される仕組み
  10. identifier – URL等のコンテンツに対する数字の識別子
  11. source – コンテンツが引き出された元の場所
  12. language – コンテンツの作成に用いられている言語
  13. relation – コンテンツとその他のresourceとの関係。例えば、当該のコンテンツが、本のチャプターの1つかどうか
  14. coverage – resourceが物理的に置かれている場所
  15. rights – 著作権情報へのリンク

パート 2 – 例

実際のダブリンコアのメタデータの例を掲載する。このコードは、quicksprout.comの仮想の文書を表示する:

<head profile="http://dublincore.org">

<title>ニールパタルがダブリンコアを分かりやすくひも解く</title>

<link rel="schema.DC" href="http://purl.org/dc/elements/1.1/" />

<link rel="schema.DCTERMS" href="http://purl.org/dc/terms/" />

<meta name="DC.Identifier" schema="DCterms:URI"

content="http://quicksprout.com/fakeitems/dublincore/" />

<meta name="DC.Format" schema="DCterms:IMT" content="text/html" /> <meta name="DC.Title" xml:lang="EN" content="Dublin Core Tutorial" />

<meta name="DC.Creator" content="ニール・パテル" />

<meta name="DC.Subject" xml:lang="EN" content="ダブリンコアのメタタグ" />

<meta name="DC.Publisher" content="I'm Kind of a Big Deal, LLC" />

<meta name="DC.Publisher.Address" content="neil@neilpatel.com" />

<meta name="DC.Contributor" content="ニール・パテル" />

<meta name="DC.Date" scheme="ISO8601" content="2012-06-01" />

<meta name="DC.Type" content="text/html" />

<meta name="DC.Description" xml:lang="EN"

content="このチュートリアルは、ニール・パテルが提供する上級者向けSEOガイドの一部です。" />

<meta name="DC.Identifier" content="http://quicksprout.com/fakeitems/dublincore/" />

<meta name="DC.Relation" content="QuickSprout.com" scheme="IsPartOf" />

<meta name="DC.Coverage" content="I'm Kind Of A Big Deal, LLC" />

<meta name="DC.Rights" content="著作権 2012 ニール・パテル 全ての権利を保有" />

<meta name="DC.Date.X-MetadataLastModified" scheme="ISO8601" content="2012-06-01" />

<meta name="DC.Language" scheme="dcterms:RFC1766" content="EN" />

おまけ: ダブリンコアのジェネレータ

投稿済みのウェブページにこの無料のダブリンコアのジェネレータを実行してみよう: http://www.ukoln.ac.uk/metadata/dcdot/


5. グーグルのrel=authorタグを複数の作者が存在するサイトに実装する方法

rel=authorを複数の作者が存在するサイトに実装する方法は2つある。

簡単な方法

この簡単な方法では、リンクを各投稿から、rel=authorを使って、対応するグーグルプロフィールページに向けるだけである。

ステップ 1: 個別の作者のプロフィールに各投稿からリンクを張る

AとBの2本の記事が投稿されたブログを運営していると仮定する。Aを書いたのは私だが、Bは別の作者によって投稿された。この場合、それぞれの投稿に対して、次の作業を実施することになる:

A

オプション A: グーグルプラスのバッジ

先程も申し上げた通り、 https://developers.google.com/+/plugins/badge/personal-configにアクセスしてコードを作成する(自分のグーグルプラスのIDを利用すること)。しかし、この場合、自分が作成した個別の投稿にコードを貼り付けるだけである。

オプション B: rel=authorタグを利用する

<a href="https://plus.google.com/109412257237874861202?rel=author">Neil Patel</a>

これも従来のrel=authorタグの利用方法である。名前とグーグプラスのプロフィールのIDを自分のものに置き換え、自分が作成した投稿またはページのみに貼り付ける。

新しい代案: 特別なパラーメタのリンクを利用する

<a href=”https://plus.google.com/112759904453577892472?rel=author>+Neil Patel<a/>

作者のプロフィールにリンクを張る方法の中で、これは最も簡単である。上のコード(名前とリンクを自分のものに置き換えること)を作成したページに貼り付けるだけでよい。

B

最適なオプションを選択し、上述のステップを繰り返す。しかし、この場合、ゲストの作者一人一人にauthorのリンクを加えていく必要がある。

オプション A: グーグルプラスのバッジ

グーグルプラスのバッジのコードを https://developers.google.com/+/plugins/badge/personal-configで切り取り、貼り付ける。今回は、ゲストの作者のプロフィールの情報を利用する。

オプション B: rel=authorタグを利用する

ゲストの作者に対するタグの例を掲載する:

<a href="https://plus.google.com/100613060119695637213?rel=author">Guest Author</a>

全てのページで、ゲストの作者に対してこのプロセスを繰り返したら、ステップ 2に進む。

ステップ 2: それぞれの作者が“contributor”リンクを寄稿した全てのブログに張る

サイトに寄稿した作者は、サイトに対するリンクをそれぞれのグーグルプラスのプロフィールの“contributor”のセクションに加える必要がある。“contributor”セクションには好きなだけリンクを加えることが可能であり、どれだけ多くのサイトにコンテンツを提供していたとしても、自分が作者である点を証明することが可能である。

例えば、3つのサイトに寄稿するSujan Patelのプロフィールを見てみよう:

上級者向けのメソッド

ステップ 1: すべての作者にプロフィールページを設定する

この上級者向けのメソッドでは、すべての作者に個別のページを用意する必要がある。次のスクリーンショットを見れば分かるように、SEOmozは巧みにこの取り組みを実施している。

一部のワードプレスのテーマはこの機能を内蔵している。この機能が提供されていないなら、セクション「ワードプレスで作者のプロフィールを自分で設定する」を確認してもらいたい。

ステップ 2: ブログの投稿からプロフィールページへのrel=”author”リンクを加える

作者が1人しかいないブログで、“rel=author”リンクをグーグルプラスのプロフィールに向ける方法を思い出してもらいたい。複数の作者が在籍するブログでは、rel=authorを当該のウェブサイトのプロフィールページに向けることになる。

ステップ 3: 経歴ページからグーグルプロフィールへのrel=”me” を加える

次に、3本目のリンク – 経歴のページからグーグルプラスのプラフィールページへのリンク – を作成する。

このリンクは最後のつながりを確立する。すると次のような鎖が出来あがる:

投稿 (rel=author) -> 経歴/プロフィール (rel=me) -> グーグルプラスのプロフィール

ステップ 4でも説明していくが、この鎖は逆方向でも同じように作用する。

グーグルプラスのプロフィール(contributorリンク) -> 経歴/プロフィール

ステップ 4: グーグルプロフィールから、作者の経歴ページに逆にリンクを張る

現時点で、リンクをグーグルプラスのプロフィールから、寄稿するサイトに追加する方法には、既に慣れているはずである。

この最後のステップでは、リンクが、自分が寄稿しているウェブサイトの経歴/プロフィールのページ直接向けられている点に注目してもらいたい。私のグーグルのプロフィールからSEOmozに戻るリンクは次のようになる:

http://www.seomoz.org/users/profile/361137


6. グーグルのrel=authorタグを作者が1人のサイトに実装する

作業に取り掛かる前に: グーグルプロフィールを設定する

この時点で、まだグーグルプロフィールを設定していないなら、今すぐに設定してもらいたい。これは、グーグルプラスのページを作る取り組みと同じぐらい重要である。

作者のプロフィールを設定すると言うコンセプトは、基本的に2つの場所にリンクを張ることを意味する。次のようにウェブサイトからグーグルプロフィールに相互にリンクを張ることになる:

ウェブサイトの全てのページ (rel=author) -> グーグルプラスのプロフィール

グーグルプラスのプロフィール (contributor) -> ウェブサイト

一度全てのステップを踏めば、割と簡単に実施することが出来るが、知っていてもらいたい複数のオプションと細かい設定があるので、紹介していく。

ステップ 1: rel=authorをサイトに加える

オプション A

グーグルプラスのバッジをサイトにインストールする

https://developers.google.com/+/plugins/badge/personal-config 

上のスナップショットに表示されているように、コードを取得し、サイトの掲載したい場所に貼り付ける。ワードプレスを利用している場合、サイドバーのウィジェットに通常は掲載される。

自分のグーグルプラスのプロフィールのIDを利用すること。

オプション B

サイトの全てのページからグーグルプラスのプロフィールにrel=authorのアトリビュートを使ってリンクを張ることが出来る。

これはオーサープロフィールが導入された時に、初めて利用することが可能になった方法である。

ブログの全てのページの自分の名前から、グーグルプロフィールにリンクを張る必要がある。

ワードプレス等のコンテンツ管理システムを利用し、自分の名前が記入された「about」ボックスを利用することが出来るなら、フッターやサイドバーのウィジェットを介して、この作業を簡単に実施することが可能である。

以下にコードを掲載する。サイドバーやフッターに切り取り & 貼り付けよう:

<a href="https://plus.google.com/109412257237874861202?rel=author">Neil Patel</a>

当たり前だが、自分の名前とグーグルプラスのプロフィールのIDを利用する必要がある。

最新の代案 – ステップ 1: 特別なパラメータのリンク

ブログのページからグーグルのプロフィールにリンクを反対に張る、この新しいシンプルな方法はあまり知られていない。これは、rel=authorが初めてリリースされた際に、HTMLを編集することなくリンクを実装する簡単な方法としてデビューした。

まず、作者の名前がサイトのページに表示されている点を確認し、次のリンクに変える:

<a href=”https://plus.google.com/112759904453577892472?rel=author>+Neil Patel<a/>

私の名前の前に+が記されている点に注目してもらいたい。これは、URLの最後に特別なパラメータを利用していることをグーグルに伝える上で効果がある。ここでもやはり、自分のグーグルプラスのプロフィールのURLを利用してもらいたい。

このメソッドでは、rel=authorアトリビュートやグーグルプラスのバッジを利用する必要がない。

3つのどのメソッドを利用していても、これで、グーグルのプロフィールをサイトに向ける準備は整ったことになる。

ステップ 2: グーグルのプロフィールからサイトにリンクを返す

ログインして、プロフィールページにアクセスし、Edit Profileをクリックする。

プロフィールの“contributor”セクションを利用する

ブログをリンクとして加える

リッチスニペットのテストツールを使ってテストを行う - http://www.google.com/webmasters/tools/richsnippets

するとオーサーシップを正確に実装したかどうか、そして、SERPでページがどのように提示される可能性があるかが分かる。


7. エンティティ検索

エンティティ検索は、まだ生まれたばかりの分野である。現段階では、特定のタイプの人、ウェブサイト、または、企業しかこの機能を利用することは出来ないが、間もなく一般公開される見込みである。

このセクションは、他のセクションとは異なり、コンセプトに焦点を絞って説明していく。

エンティティ検索とは?

「ナレッジグラフ」と呼ばれることが多い。あまり意味を持たない単なるキーワードではなく – 人、場所、そして、物事を結びける。例えば、キーワード「boston」は場所を意味するかもしれないが、バンド名でもある。

「boston」に対する現在のナレッジグラフを見ていこう。

このデータは、どのようにしてこの場所に提示されたのだろうか?グーグルは、ウィキペディア等の各種のデータレポジトリからデータを引き出している。

SERPの右側に掲載されるナレッジフラフは、結果のようにエンティティが表示される場所として、最も目立つ場所と言えるだろう。隠されることもあるが – ここにエンティティのタイプの結果が表示される。

インプライドサイト検索

グーグルは長らくこのサイト検索から距離を置いているが、インプライドサイト検索と言う機能が実在する。通常のsite search:に関しては、ご存知の方が多いのではないだろうか。

それではインプライドサイト検索の結果を見ていく:

上位の6つの結果は全てquicksprout.comのページである – グーグルはquicksproutを会社 – エンティティと認知しており、そのため、この検索を上位の検索結果に対するサイト検索に書き換えることが出来る。

related search オペレータ

この機能を利用している人はあまりいないが、quicksproutのrelated: searchの結果を見ていこう。

ご覧のように、ウェブ開発、ブログ、そして、分析のトピックとのquicksproutの関係が明確に表れている。このようにエンティティの関連性は役に立つ。このようなサイトの間では重要なキーワードが共有されているわけではないが – それでもお互いに関連するサイトとして表示される。

この、エンティティとの関連性が、誰にでも当てはまるわけではない点を実証するため、以下に結果がゼロのrelated:searchを掲載する。

自然言語検索

「自然な言語検索」でもエンティティの結果が表示される。これには、質問、文、もしくは、ロングテールのディスクリプションの検索クエリが該当する。

例 – “what’s the capital of florida?”

グーグルは質問に対する答えを返している。これは「キーワード」よりも、フロリダが州であり、タラハシーがフロリダ州の州都であることが最も重要視されている。

グーグルにエンティティとして見てもらうことのメリットが、徐々に理解してもらえるようになっただろうか?ウェブ上で複数の場所で表示され、オーソリティを高める効果が見込める。

次のセクションでは、エンティティベースのソースに選んでもらう上で役に立つ具体的な方法を紹介する。


8. エンティティベースのソースにサイトに加える

一つ前のセクションでは、グーグルにエンティティとして見てもらうことの重要性、そして、エンティティとして出来るだけ多くの関連する情報を持つことの重要性を説明した。それでは、実際にエンティティ検索を活用するにはどうすればいいのだろうか?フリーベースに取り上げてもらう必要がある。

以下に、グーグルがエンティティの情報を得るために利用する場所が掲載された、私の知る限り最も広範なリストを提供する。

  1. abc.state.va.us/Pricelist/RUM_(IMPORTED).html
  2. Adherents.com
  3. ArXiv
  4. Baseball Almanac
  5. Berlin International Film Festival
  6. Books and Writers kirjasto.sci.fi/
  7. bornrich.com
  8. Boston.com
  9. Bureau of Labor Statistics, Unemployment in US
  10. Bureau of Labor Statistics, Unemployment in US Counties
  11. Bureau of Labor Statistics, Unemployment in US States
  12. Câmara dos Deputados
  13. celebritynetworth.com
  14. Center for Responsive Politics
  15. ChefMoz
  16. chickipedia
  17. Claud Butler
  18. croctail.corpwatch.org/
  19. Crore
  20. Crunchbase.com
  21. Database
  22. databasebasketball.com
  23. databaseFootball.com
  24. DatabaseOlympics
  25. DayLife.com
  26. E-LIS
  27. en.citiZENdium.org/wiki/
  28. English Wikipedia
  29. Eurostat, Minimum Wage in Europe
  30. exploredia.com
  31. Facebook
  32. Factual
  33. famenetworth.com
  34. FDIC
  35. Food and Drug Administration
  36. Forbes
  37. France
  38. Freebase
  39. GEBCO Undersea Features Gazetteer
  40. Geographic Names Information System
  41. Geonames.org
  42. German Wikipedia
  43. Google Plus
  44. Healthcare Cost Report Information System
  45. https://protecfuelsaver.com/diesel-fuel-cleaner
  46. https://protecfuelsaver.com/gas-fuel-cleaner
  47. https://protecfuelsaver.com/oil-system-rehab
  48. https://protecfuelsaver.com/PROTEC-Internal-Engine-Cleaner
  49. Hulu
  50. IES NCES Public Library Survey
  51. imdb.com
  52. Infochimps
  53. InstantEncore
  54. Internet Movie Database
  55. Internet Speculative Fiction Database
  56. Internet Speculative Fiction Database
  57. ISO 15924
  58. ITIS
  59. Library of Congress
  60. Library of Congress id.loc.gov/
  61. Lurkmore.ru
  62. MBLWHOI Library
  63. Medpedia
  64. Metaweb topic merging algorithm
  65. Mexican INEGI statistics
  66. Million
  67. MusicBrainz
  68. MySpace
  69. Named entity recognition
  70. National Center for Education Statistics
  71. National Fire Department Census Database
  72. National Oceanic and Atmospheric Administration
  73. Nature
  74. Netflix
  75. Nielsen Company
  76. Official Website
  77. Open Library
  78. Open Library Project
  79. OurAirports
  80. Paragliding Earth
  81. Pocket Statistical Data on Switzerland 2006
  82. Pocket Statistical Data on Switzerland 2007
  83. Public domain
  84. PubMed Central
  85. Quotationsbook
  86. Ranker.com
  87. Reference.com
  88. Securities and Exchange Commission sec.org
  89. Simon Property Group
  90. SkyGrid
  91. Slovak Statistical Office
  92. Stanford University
  93. StarCraft and StarCraft II Wiki
  94. The Football Database
  95. The Hollywood Reporter
  96. The National Institute of Statistics, Spain
  97. The TVDB
  98. The World Factbook
  99. therichest.org
  100. topics.nytimes.com
  101. TVRage
  102. tvrage.com
  103. U.S. Food and Drug Administration National Drug Code Directory
  104. UN Stats
  105. Unified Medical Language System Release 2011AB
  106. United States Census Bureau
  107. United States Census Bureau, Population
  108. United States Department of Housing and Urban Development
  109. United States International Trade Commission
  110. United States Securities and Exchange Commission
  111. Virtual INternet Authority File viaf.org/
  112. Wikipedia
  113. Wikipedia Categories
  114. Wikipedia infoboxes
  115. World Bank, World Development Indicators

フリーベースは、上に挙げた全ての場所からデータを引き出す。それでは、フリーベースに自分のサイトを追加する方法を伝授する。

Freebase

注記: フリーベースへの登録を、ディレクトリへの投稿、または、スパムと一緒にしないでもらいたい。フリーベースは、編集可能な公開されているデータベースである(グーグルが買収したメタウェブが始めた)。リンクを落とす場所でも、投稿を行う場所でもない(いずれにせよ、あまり効果はないだろう)。ここでは、エンティティの情報が完全であり、誤りがないことを確認してもらいたい。

1. アカウントを作成する

2. アカウントを作ったら、Edit Modeを選択する(編集するトピックを閲覧するのが楽になる)。

3. 次にエンティティが存在するかどうか確かめる

何度もエントリする行為は、ひんしゅくを買う(削除される)。ページで、検索ボックスを使って、エンティティが存在するかどうか確認しよう

4. 見当たらなかったら – 「トピック」を探す

トピックは、エンティティが最もフィットするカテゴリである。例えば、ZapposはCompanyに振り分けられ、American IdolはTV Programに分類される。

QuickSproutにはInternet Companyが最も適すると考えられるため、このトピックのページにアクセスする。

5. トピックページにアクセスしたら、「view all」をクリックする

6. 次に「add more topics」をクリックする

7. 再びエンティティに対する検索を行い、確認する – 表示されなかったら、「create new topic」をクリックする

8. リストに新しいトピックが表示される – クリックする

9. Edit Modeに設定しているため(ステップ 2)、新しいトピックに対する情報を追加 & 編集することが出来る

繰り返すが、これはセールスページではない。事実に基づくウィキペディアのエントリのように扱ってもらいたい。


このチャプターはここで終わるが、schemaやエンティティ検索の重要性を深く理解してもらえたのではないだろうか。ウェブサイトを「未来の検索」フレンドリーにする上で役立ててもらいたい。

上級者向けSEOガイドの記事一覧はこちらから


この記事は、Quick Sproutに掲載された「Chapter 3: New Search」を翻訳した内容です。

相変わらずの充実度でした。余りに種類がありすぎて、どこから対応していけばいいかわからない、、、(スミマセン、正直私も迷います)という意見もあると思いますが、まずは検索結果の表示内容に直接インパクトがありそうなものから徐々に対応していくのが結果も出ますし確実そうですね。 — SEO Japan [G+]

起業家のための11のビジネス哲学

米国を代表するカリスマウェブマーケッターの一人、ニール・パテルの上級者向けSEOガイドを絶賛翻訳中ですが、そんなSEOオタクな彼が起業家として成功するためのビジネス哲学を書き下ろした記事を合わせてご紹介。SEOの記事だけ読んでいるとギークを超えた究極ギークにしか思えない彼ですが、そんな彼の起業家としての一面が垣間見え、また何故彼が今日カリスママーケッター、そして成功した起業家でいられるのかも感じ取ることができる興味深い内容です。 — SEO Japan

起業家としてあなたは自分独自の生き方を見つけなければならない…仕事と私生活の両方で。私は、今自分が知っていることを学ぶまでに何年もかかったし、今もまだ学ぶことは終わっていない。

信じられないかもしれないが、私が学んだ最も起業家的な教訓はとてもシンプルなものだ。毎日あなたの目の前にあるのに見逃しているものだ。

それでは、私の起業家人生を変えた11のシンプルな哲学を紹介する:

1.言い訳をせず、改善する。

大抵、物事は自分が思うようにはいかない。売上予測の的を外すことから、時間通りに製品をローンチすることや、取るに足りないことで訴えられることまで。

なぜ物事が思うようにいかなかったのかについて言い訳をするのは自然なことだ。しかし、それでは問題を解決することにはならないため、あなたの役には立たない。

言い訳をする代わりに、問題を解決することに焦点を合わせるのだ。すぐには修正されることはないかもしれないが、あなたが改善をしている限りは、そのうちそこに到達するだろう。

2.自分が疲れた時に止めるのではなく、終わった時に止める。

あなたは起業家であることに疲れ、特に物事がうまくいっていない時には、うんざりすることさえあるかもしれない。長年にわたって私が成功するのに役立ったことは、私が粘り強いことだ。

自分が疲れ切っていようと、今日はもう十分に時間を費やしたと感じようと関係なく、私は物事が終わるまでは止めない。

あなたが止める時は、あなたが失敗する日だ。シュッシュッポッポと音を立てながら進み続ける限り、次第にあなたはゴールに到達するだろう。

3.正直さはとても高価なギフトだ。それをせこい人々に期待するな。

起業家としてあなたは、他の人にフィードバックやアドバイスを期待しなければならない。長年にわたって、私は、一部の人は他の人よりも良いアドバイスをくれるため、全てのアドバイスが同等ではないことを学んだ。

あなたが得ることになる最高のアドバイスは、真実だ。真実は痛みを伴うかもしれないが、それがあなたの時間とお金を節約するだろう。

ただし、あなたの感情を救うことに注意を向ける人々に真実を期待しないこと。それはあなたが自分のゴールを達成するのには役立たないし、単にあなたを引き戻すことになるだけだ。

4.黙って一生懸命働き、成功を自分の胸にしまっておく。

私は、何かを始めた時には見せびらかしたかった。人々に自分の成功について語ったり、友達に見せびらかすためにしゃれた物を購入したり、どうやって“自分がそれを成し遂げた”のかを伝えるのだ。

長期的に見ると、物質的な物の購入は私を幸せにはしなかった。そして、人々に自分の成功について語ることは、私が傲慢であると人々が考える結果となり、さらに悪いことにはそれがより多くの競合相手をもたらした。

自分の成功について人々に語ることについて心配しないことだ。それはあなたの役には立たない。ただ自分の仕事に焦点を合わせ、黙っているのだ。あなたが一番必要としないのは、より多くの競合相手なのだから。

5.順調に進んでいない人々に脱線させられるな。

他の人々によって、脱線させられることは簡単だ。もしも自分の中心となるビジネスモデルに焦点を合わせなければ、あなたは自分が無駄なことをしてどこにも到達していないことに気が付くだろう。

これを避ける一番良い方法は、生活が軌道に乗っていない人々にあなたのビジネスの決定に影響を与えさせないことだ。上手くやりたいのなら、同じような考え方を持った人々と付き合い始める必要がある。生活が軌道に乗っていて成功している人々の周りにいることによって、あなたが脱線させられる可能性は低くなる。

6.全ての成功している人間の裏には、数多くの成功していない時期がある。

人々が私の成し遂げたことに目を向ける時、多くの場合彼らは私が過去数年にわたってそれを成し遂げたように思う。彼らが認識し忘れていることは、私が10年以上起業家をやっているこということだ。

そして、その10年の間に、私は何百万ドルも失い数えきれないほどの間違いをおかし、自分のビジネスに数えきれないほどの時間を注いだ。

大部分の起業家は、最初のスタートアップで大儲けすることはない。多くの人が成功の前に失敗をするのだ。だから、あなたが起業家として前に進み続ける限り、成功の確率は次第に高くなるだろう。

7.誰かがあなたのことを悪く言うとしても、誰もそれを信じないような生き方をする。

ビジネスは現れては消えるが、他の何よりもあなたが守るべきことは、自らの評判だ。あなたの評判は、あなたが将来獲得するかもしれない仕事や新しいビジネスベンチャーに影響を与える。

自分の評判を金よりも価値があるかのように扱うのだ。常に他の人を助け、他の人について決して悪く言わないこと。もし誰かがあなたについて悪く言ったとしても誰もそれを信じないくらいに、親切であり、人の役に立つこと。

8.時に、あなたが自分の夢に従う時、それが他の人が自分の夢に従うことができる扉を開く。

起業家精神はあなたについてのことが全てではない。あなたは、他の人の手助けをせずに自分の夢を叶えることはできない。

あなたが自分の夢に従う時は、あなたがそこに到達するのを手助けしてくれた人々のことを忘れないこと。彼らの夢とゴールが何であるかを見つけ出し、彼らがそれを達成する手助けするのだ。

私とビジネスパートナーは、過去10年にわたって、私たちのチームメンバー全てがそれぞれの夢に手を伸ばすことを継続して手助けしてきた。そして、これが私たちの価値あるチームメンバーの大部分を維持することに役立った。優れた才能を見つけることはとても難しいため、これは重要なことだ…だからあなたも彼らの面倒を見た方がよい。

9.あなたがもがいているからといって、失敗しているというわけではない。

全ての大きな成功は、ある種のもがきを必要とする。価値のあることは簡単ではないのだから、自分の起業家のキャリアが簡単であると期待しないことだ。

あなたは一生懸命に働き、大変な時間を苦労して進み、前に進み続けなければならないだろう。もしも起業家であることが簡単で、どんな困難も必要としないのなら、誰にでもなれる。

だから、あなたがもがいている時には、あきらめずに、トンネルの向こうの光が見えるまで前に進み続けるのだ。

10.開けるのが最も難しいのは、閉ざされた心。

あなたがどんなに優れたセールスマンであろうと、あなたの話を聞きたがらない人もいる。彼らは閉ざされた心を持ち、自分は全てのことを知っていると思っている。

あなたはこのような人々に対して粘り強く挑戦することもできるが、私は開けるのが最も難しいものは閉ざされた心だということを知った。だから、私は自分の時間を無駄にする代わりに、ただ次へと進むのだ

あなたは起業家として、特に始めたばかりの頃は十分なお金や助けてくれる人々もないために、時間に貧窮することになる。だから、いいかい、心を閉ざした人々で自分の時間を無駄にしないことだ。

11.人々が求めるものを手に入れる手助けをすれば、あなたは自分が求めるものを手にすることができる。

私にとって学ぶのに最も長い時間がかかった教訓は、自分が欲しいものを手に入れるためには人々の役に立たなければならないということだ。ビジネスは人間関係が全てで、お返しをせずに人に頼みごとをし続けることはできない。

長年にわたって私は、自分が人々を手助けすると、彼らは私を助けるために全力を尽くしてくれるということを学んだ。そして、もしあなたが見返りを何も期待せずに人々を助けると、人々はあなたを助けるためにさらに多くの力を尽くしてくれるだろう。

全ての人を助けることによって恩送りをし続けるのだ…それが大きな事であろうと小さな事であろうと構わない…。遅かれ早かれ、宇宙がそれを10倍にして返してくれるだろう。

結論

これらは、私が指針としているビジネス哲学のほんの一部にすぎないが、これらがあなたの起業家の旅を通して役に立ってくれると嬉しい。これらは私の人生を変え、実際にそれをもっと素晴らしいものにしたのだ。

あなたはこれらの哲学についてどう思うだろうか?私たちが従うべきその他の哲学はあるだろうか?


この記事は、Quick Sproutに掲載された「11 Business Philosophies to Live and Die By」を翻訳した内容です。

起業家問わず、ビジネスに関わっている人であれば、共感できる部分の多い内容だったのではないでしょうか?成功するには知識や経験だけは足りない、それと同等、いやそれ以上に情熱と信念が重要なんだな、と思わせるアドバイスでした。 — SEO Japan [G+]

上級者向けSEOガイド1/9 : インデクセーションとアクセシビリティの深い関係

米国のカリスマウェブマーケッター、ニール・パテルが書き下ろした上級者向けのSEOガイドを今日から一章ずつ紹介していきたいと思います。どの記事もその辺のSEO関連書籍を凌駕しかねない充実の内容ばかり。第一回目は検索エンジンにクロールされるための究極のサイト作りと手法についてページネーションから.htaccess、サイトの正しい移行方法から各種ツールの使い方まで徹底解説。 — SEO Japan

上級者向けSEOガイド チャプター 1へようこそ。このチャプターでは、インデクセーションおよびアクセシビリティを考慮してウェブサイトを評価 & 最適化する上級者向けの手法を伝授していく。

ただし、検索エンジンに対するアクセシビリティだけでなく、実際のユーザーに対するアクセシビリティにも配慮する。要するに、このチャプターには、エンジンとユーザーに対するベストプラクティスが網羅されていることになる – まるで、グーグル翻訳をインストールして、AJAXをクロール可能にするようなものだ。

このチャプターで取り上げた手法をウェブサイトに必要に応じて適用すると、並外れてクロール可能 & アクセス可能なウェブサイトに生まれ変わるだろう。

1. 検索エンジンのようにサイトを閲覧する

SEO目的でサイトを最適化する際、検索エンジンの視点に立って考えるべきではないだろうか?また、検索エンジンが見ているように、サイトを見るべきである。ご存知のように“ソース”を閲覧して、ブラウザ向けのHTMLソースを見ることが可能である。しかし、検索エンジンの視点でサイトを閲覧し、技術的なSEOの穴を見つける上で効果が高く、すぐに利用することが可能なメソッドを私は発見した。

ステップ 1: プラグインをインストールする

ここではファイヤーフォックスが便利である。以下にプラグインを挙げる:

ウェブディベロッパー - https://addons.mozilla.org/en-US/firefox/addon/web-developer/

ユーザーエージェントスウィッチャー - https://addons.mozilla.org/en-US/firefox/addon/user-agent-switcher/

ステップ 2: ファイヤーフォックスでJavaScriptを無効にする

「preferences」 & 「content」にアクセスし、「Enable JavaScript」のチェックを外す。

メニュー、リンク、そして、ドロップダウン等のアイテムをJavaScriptを使わずにグーグルボットに提供する必要があるため、この作業を実施する。JavaScriptに埋められていると、グーグルはクロールすることが出来ないのだ。

ステップ 3: ウェブディベロッパープラグインを使ってCSSを無効にする

グーグルボットがHTMLの順番でコンテンツをクロールするため、CSSを無効にする必要がある。CSSのスタイリングは、コンテンツの順序を曖昧にしてしまうことがあるためだ。

ステップ 4: ユーザーエージェントをグーグルボットに設定する

ステップ 5: ウェブサイトを立ち上げ、閲覧する

クイックスプラウトはグーグルボットの目にはどのように見えているのだろうか?

これはページの上部のみである(すべてページを掲載すると、とても長くなってしまう)。しかし、クリック可能なリンクとしてメニューが表示されており、その他のテキストやリンクはグーグルボットに全て公開されている点は伝わるはずだ。

このようにして、ウェブサイトを閲覧すると、思わぬ発見をすることがある。

チェックするべきポイントを幾つか挙げていく:

  1. メニューのリンクはすべて表示されているだろうか(ドロップダウンも)?
  2. すべてのメニューアイテムとリンクは、プレーンテキストとして表示されているだろうか?
  3. すべてのリンクはクリック可能だろうか?
  4. この手法を利用することにより、以前は隠されていたテキストが表示されるだろうか(隠されたテキストは、グーグルボットに警告を送る。悪意があって隠しているわけではなくても、グーグルボットから隠すべきではないはずだ)?
  5. サイドバーやウィジェットのコンテンツは、上部に掲載されているだろうか?忘れないでもらいたいことがある。特に重要なリンクやコンテンツは、HTMLの上部に掲載されているべきである。この点は、大規模なサイトにとっては特に重要である。

それでは、問題のあるサイトの例を以下に掲載する。

このサイトの問題点は、メニューのテキストが実際にはテキストではなく、イメージである点である。要するに、グーグルボットに与えるテキストのシグナルが存在しないのだ。被リンクに対するアンカーテキストの重要性は皆さんもご存知のはずである。内部リンクにとってもテキストは同じように重要である。上のウェブサイトでは、ホームページから注がれるリンクジュースの価値を余すところなく受けている内部のページは存在しないことになる。

検索エンジンの視点でオンサイトの調査を実施したら、次にウェブスパイダーを使ってサイトをクロールする段階に移る。


2. スクリーミングフロッグを使ってサイトをクロールする

スクリーミングフロッグとは?

スクリーミングフロッグ SEO スパイダーを利用すると、ウェブサイトをクロールし、見るだけで、サイトを今までよりも遥かに簡単に且つ素早く構築する方法に関して、重要な情報を得ることが出来るようになる。数分後には、サイトの見え方に関して新たな見解を得ているはずである。

これは実践ガイドであるため、自分のウェブスパイダーを利用するメリットの詳細を知りたいなら、次のスクリーミングフロッグの文書を参考にしてもらいたい:

http://www.screamingfrog.co.uk/seo-spider/

注記: スクリーミングフロッグは無料で1度に500ページまでクロールすることが可能である。そのため、500ページ以上持つ大きなサイトでこのツールを利用する場合、年間ライセンスを購入する必要がある。ここでとっておきの次善策を紹介しよう。サブディレクトリを入力してクロールさせることが出来る – 例えば http://www.quicksprout.com/2012/では、2012年の投稿のみを対象にしている。 複数のサブディレクトリでこの作業を実施すると、少しずつではあるが、サイト全体をクロールすることが出来る。

ステップ 1: サイトをクロールする

ステップ 2: クロールを保存する

ステップ 3: ページレベルをチェックする

ステップ 4: クロールのエラーを確認する

ステップ 5: 長いタイトルを探し、修正する

ステップ 6: 長いデスクリプションを探し、修正する

ステップ 7: インデクセーションの設定を確認する

おまけのアドバイス: 何らかのHTMLを持つ全てのページを見つける方法

ステップ 1: サイトをクロールする

スクリーミングフロッグを立ち上げ、サイトでクロールを実施する。

このタスクには、サイトの大きさに応じて、2 – 20分間を要する。

ステップ 2: クロールを保存する

ファイルフォーマット.seospiderでサイトのクロールの結果を保存するべきである。こうすることで、プログラムを閉じてしまった場合、または、後に見直したい場合でも、再びクロールを行わなくても済む。ただし、サイトに大きな変更を加えたら、再びクロールする必要がある点を忘れないでもらいたい。いずれにせよ、このデータがあれば、クロールを記録しておくことが出来る。

ステップ 3: ページレベルをチェックする

これはあくまでも上級者向けのガイドであり、SEOを確実に改善する、本当の意味での変化をウェブサイトにもたらすことを目標に掲げている。そのため、サイトに適用することが可能なスクリーミングフロッグの情報を獲得する取り組みに焦点を絞って説明させてもらう。

ウェブサイトの奥深くに埋められたページを持っているなら、ユーザーにとっても、SEOにとっても、マイナスに働いてしまう。そのため、スクリーミングフロッグを使って、簡単にこのようなページを見つけ、行動を起こすことが出来るようにリストアップする方法を紹介する。

クロールを行った後、サイトの内部で集められた全てのデータを表示するメインの「Internal」ページに移動する。

ドロップダウンメニューの下のHTMLを選択する。

右端までスクロールする。

「level」をクリックして、ページレベルごとにコンテンツをソートする。

クイックスプラウトでさえ、4-7ページの深さにある過去の投稿が幾つか存在する。

因みに、crosslinker(http://wordpress.org/extend/plugins/cross-linker/ )等のワードプレス用のプラグインの利用を検討してもらいたい。内部でリンクを張り、投稿をリンクで結ぶ上で役に立つためだ。

スクロールして左端に戻ると、新しい投稿を作成する際に、優先的にリンクを張っておきたいページのリストが完成しているはずだ。

リストをCSVフォーマットにエクスポートする:

これで、エクセルから直接、新しい投稿でリンクを張ることが可能な、優れた実用的なURLのリストを手に入れたことになる。

また、リンクを張る際は、当該のリファレンスが、関連しており、有益であり、そして、記述的なキーワードが豊富に詰まったアンカーテキストである点を確認してもらいたい。

ステップ 4: クロールのエラーを確認する

次に、上部のメニューのその他の項目を調べていく。スクリーミングフロッグには多くの掘り出し物が眠っているものの、探し出す方法を知らなければ宝の持ち腐れである – これからその方法を伝授する。

もちろん、グーグルウェブマスターツールでもクロールのエラーに関するデータを得ることが可能だが、データが不完全、または、古い可能性がある。また、この方法は、リンクを張っている全てのリンク切れを起こしている外部 リンクを見つけることも出来る。加えて、自分のツールでサイトをクロールする度に、最新の正確なリストを得られるメリットがある。

  1. 「Response Codes」をクリックする
  2. フィルタードロップダウンメニューから「Client Error 4xx」を選択する
  3. CSVでエクスポートする

こうすることで、400レベルのエラー(通常は404)を返すページのみのリストを得ることが可能になる。

ステップ 5: 長いタイトルを探し、修正する

タイトルタグとメタディスクリプションには、推奨される長さがあることは、皆さんもご存知のはずである。やはり、ウェブマスターツールからこの類のデータを手に入れることが出来る。

スクリーミングフロッグで入手可能なデータは完全であり、ソート & フィルターすることが可能である。

  1. 上部のメニューで「Page Titles」をクリックする。
  2. メニューから「Over 70 Characters」を選択する。
  3. CSVにエクスポートする。

CSVファイルを開く。

アドバイス: すぐに「名前を付けて」保存することを薦める。さもなければフォーマットにより変更を失う可能性がある。

このエクセル文書で、新しいタイトルに対して新たにカラムを作成しておこう。また、長さに対するカラムも作成するべきである。

エクセルで、新しいタイトルタグを作る度に、自動的に文字数をカウントする容易な手段が欲しいだろうか?それなら、このシンプルな数式を「new length」のカラムに加えよう。

=LEN(E3)

当然だが、新しいタイトルを入力したセルを参照する必要がある。

次に

  1. 数式のセルを選択する。
  2. 数式のセルの右下にカーソルを合わせる。
  3. カーソルが十字型に変化するまで待つ。
  4. スクエアをコラム全体に下方向にドラッグする。

これで全ての新しいタイトルタグの長さをカウントしてもらえるうようになる。

ステップ 6: 長いデスクリプションを探し、修正する

長いデスクリプションを探し、修正する作業は、一つ前の作業に似ている。

デスクリプションのメニューにアクセスする。

フィルタードロップダウンメニューから「Over 156 Characters」を選択する

CSVにエクスポートする

新しいタイトルタグと同じように、エクセスで新しいディスクリプションの作成に取り掛かることが可能だ。ここでも、新しいカラムを作り、数式 =LEN(E2) を使って、自動的に新しいデスクリプションタグの長さをカウントさせよう。

ステップ 7: インデクセーションの設定を確認する

「meta and canonical」メニューにアクセスして、インデクセーションの設定を確認する必要がある。次のようなエラーを探すべきである:

  1. カノニカルタグの欠如
  2. 誤ったカノニカルタグ(異なるページに向けられている等)
  3. インデックスされるべきなのにも関わらず、「noindex」タグがつけられているページ。
  4. インデックスされるべきではないにも関わらず、メタタグが欠けている、あるいは「index」がつけられているページ。

おまけのアドバイス: 何らかのHTMLを持つ全てのページを見つける方法

さらにテクニカルな内容に踏み込む。特定のHTMLを持つ全てのページを探し出したい状況を想像してもらいたい。例えば、クイックスプラウトで、新しいタブやウィンドウで開くリンクを持つページを全て見つける必要があると仮定する。

1: Configurationメニューから「Custom」を選択する

2: 探したいHTMLを「Filter 1」に入力する。

注記: 入力したHTMLを含まないページを探すことも可能だ。最高で5つのフィルターを入力することが出来る。

3: サイトを再びクロールする

4: メニューで「Custom」を選ぶ

5: フィルタードロップダウンメニューから「Filter One」を選択する

これで、新しいタブまたはウィンドウで開くリンクを持つページが全て判明したことになる。

このメソッドは、何も変わらないなら、既存のサイトにとって大きくプラスに働く。しかし、サイトのデザイン変更を準備している場合はどうすればいいのだろうか?それなら、デザイン変更に備えて、自己評価するべきである。


3. サイトのデザイン変更を自己評価

次にサイトのデザイン変更を行う際の評価プロセスを、手順を追って説明していく。これは、ウェブサイトを進化させる上で、そして、オンラインでのオーソリティをアピールする上で重要なステップとなる。また、このステップでも、トラフィックを取り逃さないことを心掛けてもらう。

上級者向けSEOガイドのこのセクションが対象にしているのは、新しいサイトを作りながら、次のようなベストプラクティスに従っている人達である:

  1. クロール可能なことを確かめる
  2. 新しいXMLサイトマップを投稿する
  3. 301リダイレクトを導入する

進捗状況を確認するためのスプレッドシートを作成する

以下に、新しいサイトを立ち上げる際に、このようなメトリクスを測定する方法を示すモデルのスプレッドシートを掲載する。


日付

インデックスされたページ数

キャッシュの日付

PR

DA

WMTのエラー

注記

4/1/2012

4,200

3/23/2012

6

71

525

新しいサイトを立ち上げる

4/8/2012

3,750

4/7/2012

5

67

679

新しいサイトのキャッシュが行われる

4/15/2012

4,150

4/12/2012

6

70

482

エラーの修正作業を開始

インデックスされたページ数を測定

グーグルの site: searchを利用する

キャッシュの日時を測定する

グーグルのcache:sitename.com検索をここでも利用する。

キャッシュの日時は、アルゴリズムでグーグルがサイトのどのバージョンを利用しているのかを判断する上で、最も役に立つ。

ページランクを測定する

PRはメトリクスとして重要視されているわけではないが、今でもサイトの価値の目安を得る上では有効である。

SEOquakeのツールバーは、ページランクを手っ取り早くチェックすることが可能である。次のURLからインストールしてもらいたい: http://www.seoquake.com/

SEOmozのドメインオーソリティーを測定する

このメトリクスは、SEOmozがリンクスケープのインデックスをアップデートするタイミングによって、遅延が生じることがある。それでも測定する価値はある – ツールバーは次のURLで入手することが可能だ:: http://www.seomoz.org/seo-toolbar

DAのオーソリティでは次のポイントに注目してもらいたい

「not found」エラーを測定する

ウェブマスターツールを利用し、「not found」のエラーを確認し、スタッツを入手する。

このツールおよびステップを介して、出来るだけサイトをスムーズに移行することが可能になる。  


4. 公開する前に新しいサイトをテストする

このチュートリアルでは、URLを入力すると、テストウェブサイトに向かうようにコンピュータを設定し、本当のURLを使って、サイトを公開する前にテストすることが出来る状態を作っていく。

  1. 新しいウェブサイトのIPアドレスを取得する。 
    ウェブサイトをホスティングしている場所によって、方法は大幅に変わるが、基本的に、管理者パネルのどこかに掲載されているはずである。見つけられなかったら、ホスティングサービスに電話して、尋ねよう。
  2. ホストのファイルを編集して、IPアドレスに向ける
    Macを利用しているなら:

    A. Application folder > Utilities > Terminalの順にアクセスしていく

  1. terminalアップの中で、「sudo nano /etc/hosts」と入力する。
    ユーザー名とパスワードを必要に応じて入力する。
  2. ファイルの最後に、以下の列を入力する:
    111.222.333.444 www.newdomain.com
    111.222.333.444をステップ 1で入手した実際のIPアドレスに、www.newdomain.comを新しいドメインに置き換える。
    Control-Oを押し、エンターを押す。

    E. Control-Xを押し、エディターを終了する。 

    F.

    terminalウィンドウを閉じる

    ウィンドウズのコンピュータを利用しているなら:

    A. Startをクリックし、「notepad&quot」を検索ボックスに入力し、スタートメニューでノートパッドを表示させる

    B. ノートパッドで右クリックし、「run as administrator」を左クリックする。
    許可を求められたら、「はい」を選択する

    C.

    ファイルをクリックし、開く

    D. ファイル名のボックスで、「\windows\system32\driver\etc」を入力し、Enterを押す。sp;

    E. ファイルのタイプのプルダウンを「text file」から「all files」に変更する。

    F. 「hosts」をダブルクリックする。

    G. ファイルの最後に、次の列を入力する:
    111.222.333.444 www.newdomain.com
    111.222.333.444をステップ 1で入手した実際のIPアドレスに、 www.newdomain.comを新しいドメインに置き換える。
  3. ブラウザを開いて、ウェブサイトをテストし、思い通りに表示されているかどうか確認する。新しいウェブサイトに対するURLを入力する。すると、hosts fileエディターは、テストのサイトにアクセスさせるようになる。
  4. テストを行ったら、ステップ 2で加えた変更を戻す必要がある。単純に、ファイルに戻り、加えた列を削除するだけでよい。

5. ダウンタイムなしで新しいサイトに移行する

警告: 何か誤るとサイトをダウンさせる可能性があるので、細心の注意が必要である。

新しいウェブサイトに移行する際は、以下のガイドラインに従い、ダウンタイムを出すことなく、安全な移行を心掛けてもらいたい。アップデートされたIPを世界中のサーバーが入手するには約1日を要するため、少なくとも、新しいサイトの運営を開始してから1週間は新旧のサーバーを両方とも稼働させる計画を立てておこう。

  1. 新しいドメインのTTLを5分間に設定する
    方法はホスティングサービスやドメイン登録サービスによって異なる。通常は、ドメインのコントロールパネルに設定が用意されているはずだが、見つからなかったら、ドメイン登録サービスに連絡し、サポートを要請しよう。

    GoDaddyを利用しているなら:

    A) GoDaddyのウェブサイトにログインする

    B) My Accountをクリックする。Domainsを探し、Launchをクリックする

    C) ドメインの1つをクリックする

    D) DNS Managerまで下にスクロールし、Launchをクリックする

    E) ホストの下で「@」を探し、「TTL」の下にある鉛筆のアイコンをクリックする

    F) メニューをプルダウンして、最短の時間(1/2時間)を選択する

    CNAMEがつけられた「www」を持っているなら、同じように1/2時間に変更しておくべきである。

  2. ドメインのDNSの設定を見つける
    これでサイトのテストの実施 & TTLの変更を終えたことになる。次に、ドメイン名のDNSの設定を変える作業に移る。

    まず、現在のドメイン登録サービスにアクセスし、現在のDNSの設定を探す。次に、新しいホスティングサービスにアクセスし、現在のドメイン登録サービスに入力する必要のある新しいDNSの設定をメモする。

    手続きはホスティングサービスによって、そして、ドメイン登録サービスによって異なる。

    通常は、ドメインのコントロールパネルに設定が用意されているはずだが、見つからなかったら、ドメイン登録サービスに連絡を取り、テクニカルサポートを要請しよう。

  3. 現在のドメインのDNSの設定を変更する。
    双方の登録機関の設定を新しいホスティングサービスでメモしたDNSのアドレスにしたら、どこを変えればいいのかは検討がつくはずだ。既にステップ 3で見つけている。
  4. ステップ 1で加えた列を削除して、hosts ファイルを解除する。
    元々加えた列を削除する作業以外は、基本的にステップ 1の手順に従ってもらいたい。
  5. 5分間待ってから、新しいウェブサイトにアクセスしてみよう。
    ブラウザのキャッシュとクッキーをクリアする必要があるかもしれない。新しいウェブサイトがアップしたら、これで完了。アップしなかったら、ステップ 4の作業をリバースし、古いウェブサイトに戻そう。

6. クロール可能なAJAX(JQuery GETを利用)

この例では、jQueryのpostメソッドを使って、クロール可能なAJAXを作る方法を紹介する。このチュートリアルでは、「XMLHttpRequest POST」メソッドを利用する。

このベストプラクティスに関する詳細は次のURLで確認してもらいたい:

http://googlewebmastercentral.blogspot.com/2011/11/get-post-and-safely-surfacing-more-of.html

  1. HTMLテンプレートを作成する。

  2. jQueryをサイトに加える
    この例では、列 4が加えられている。

  3. 「DIV」タグを固有のIDと共に、本文の動的なコンテンツが向かう場所に加える。
    この例では、列 8が加えられている。

  4. サイトに「DIV」タグにコンテンツを読み込むJavaScriptを追加する。
    この例では、列 10-15が加えられている。

  5. PHP スクリプトを作成する。
    例のコードは、例のブログの投稿をアウトプットする。
  6. ウェブサーバーでスクリプトを試す。
    次のようなページが表示されるはずである:

  7. ページのソースを確認する。
    このHTMLテンプレートと同じようなソースになるはずである。
  8. Inspect Elementをチェックする。
    DOMに動的なコンテンツが読み込まれているはずである。次のようなソースが表示されるはずだ:

7. クロール可能なAJAX(ハッシュなし)

このチュートリアルは、更新することなく、動的なコンテンツを読み込むものの、URLを変更するウェブサイトを対象にしている。グーグルは、HTMLのスナップショットに対するクエリの文字列内で、ルーティング「_escaped_fragment_」を推奨している。HTMLをグーグルボットに、JavaScriptをユーザーに表示するためだ。

同じ成果をもたらす方法は他にも多くある。方法はウェブサイトの設定に左右される。この例では、PHPを使って、何を表示するべきかを判断する。

次のようなURLを持っているなら: “http://www.example.com/index.php” スピードアップを図るため、コンテンツを動的に、そして、非同期的に読み込むJavaScriptでページを作るPHPが理想である。

次のようなURLを持っているなら: “http://www.example.com/index.php?_escaped_fragment_” インデックス & クロール可能な通常のHTMLのページを作るPHPが必要である。

この方法のベストプラクティスに関する詳細は次のページで確認しよう: https://developers.google.com/webmasters/ajax-crawling/docs/getting-started

  1. まず、ヘッダーに適切な「meta」タグを加えるPHPスクリプトを作成する.  
    こうすることで、クエリの文字列「_escaped_fragment_」を用いて、ページをクロールすることが可能な点を検索スパイダーに伝えられる。この例では、「head」タグ全体を生成する関数を作成した。 

    注記:  列 10に、スパイダーに「espcaped fragment」を使ってクロールするよう伝えるメタタグが記されている。
  2. 次に、ページを表示させる関数を作成する。
    この例では、「render_post」は因数「$render_snapshot」を持つ。デフォルトの状態では、このページは通常のページをユーザーに対して表示する。「render_snapshot」が正しい場合、グーグルボットに対して同じコンテンツのHTMLページを表示する。

    注記:
    このPHPの列 25は、ページがHTMLか動的かの判断を行う。
    列 26-29は、コンテンツを取得し、DIVタグ内にHTMLを返す。
    列 31-37は、jQueryを使ってコンテンツを返し、動的にHTMLをDIVタグ内に加える。


  3. 次に、「escapted fragment」のクエリの文字列を処理するコードを加えていく
    この例では、_escaped_fragment_が見つかった場合、HTMLを使って投稿を表示する。

  4. 次に、content.phpファイルを作成する。
    この例では、コードはJSONをHTMLに変換する。
  5. 最後に、ajax_crawling.jsonを作る。
    これはあくまでもデモに過ぎないが、複雑な設定のウェブサイトにもこの原則を当てはめることが出来る。通常、コンテンツはデータベースから届けられる。このデモでは、単一のファイルである。

  6. ユーザーによってレンダリングされるページをテストする:
    次のようなページが表示されるはずだ:
  7. view sourceを確認する
    コンテンツはJavaScriptを使って動的に加えられているため、表示されていないはずである。

  8. Inspect Elementsのビューを確認する。
    Inspect Elementのビューでは、JavaScriptが実行された後のHTMLに似ているため、コンテンツは表示されている。


  9. ボットのビューを「_escaped_fragment_」をURLの最後に加えてチェックする。
    ダイナミックなページと同じページが表示される:

  10. ボットのビューを確認しよう。
    JavaScriptのない通常のHTMLのようなソースが表示されるはずである。

8. クロスドメイン Rel=canonical

いつクロスドメインを利用するべきか

これは大勢の人達が混乱するポイントであり、実装する前に、このタグを利用するべきタイミングについてを説明していく。

  1. 古いサイトのコンテンツ、または、重複するコンテンツを新しいサイトにを動かす必要がある時 – そして、古いサイトがサーバーサイドのリダイレクトを提供していない時。
  2. ただし、出来るだけ古いサイトでオンサイトの重複を削減した後、利用するように心掛けてもらいたい。
  3. 代わりに301リダイレクトを実装することが可能であり、ユーザーエクスペリエンスの面で好まれるなら、301リダイレクトを利用しよう。
  4. また、ページでrel = canonicalとnoindexを併用するべきではない。このページは、リダイレクトを拾ってもらうため、インデックス可能でなければならないためだ。
  5. 両方のページでコンテンツが同じ場合、または違いが僅かな場合に利用しよう。

実装する方法

通常のcanonicalタグを実装する方法と基本的に同じである。

1. ページを準備する

2. (オリジナルの)1つ目のページでソースコードを編集可能な状態にする

3. 古いページの「head」セクションにタグを加え、新しいページに向かわせる:

        <link rel="canonical" href="http://www.example.com/example-page-name/>

「example-page-name」は新しいページのURLである。

以下のインフォグラフィックの投稿をクイックスプラウトから…

http://www.quicksprout.com/2012/06/11/5-ways-to-get-your-infographic-to-go-viral/

…KISSmetricsに移動するケースを想定する。現実的ではないかもしれないが、とりあえず、移動することにする。次のURLに移動するプロセスを説明する:

http://blog.kissmetrics.com/5-ways-to-get-your-infographic-to-go-viral

その他のアドバイス

  1. リンクをrelativeではなくabsoluteにする(http:// etcを丸ごと含む)
  2. 301と同じように、canonicalの連続を避ける
  3. これは絶対的なルールではなく、あくまでもグーグルに対するヒントであるため、グーグルのインデックスとウェブマスターツールでグーグルがこのタグに従っているかどうかを確認しておきたいところだ。

9. httpsの重複するコンテンツのエラーを修正

皆さんもご存知だとは思うが、httpsとはプロトコルであり、ページをワールドワイドウェブに安全に転送する規約である。ショッピングカート等のページ、ログインページ、そして、その他の安全なページには、httpsのアドレスを設定するべきである。しかし、この取り組みでは、URLに「s」を加えるため、コンテンツの重複を生む可能性がある。

通常は、httpsは、インデックスに含めるべきではない。基本的には公開しないページであり、検索結果に返す必要がないからだ。

クロールレポートやサイト評価で、httpsを持つURLがサイトで重複していることが明らかになったなら、この問題を解決するために以下の3つの手順を踏んでもらいたい:

1. インデックスされているページを特定する

2. インデックスされている理由を診断する

3a. 存在するべきではなページを301リダイレクトする

3b. 存在するべきではないなら、インデックスから削除する

ステップ 1 – インデックスされているhttpsのページを探す

httpsを持つ、インデックスされているページを探し出す次のグーグル検索を実施する

  1. site:yourdomain.com inurl:https

crazyeggのウェブサイトは何の問題もないように思える。flash loaderを除けば、htttpsのページはインデックされていない。

KissMetricsはインデックスにhttpsが存在するサイトの典型的な例である。

この2つ目のページは通常のブログの投稿であり、インデックスされるべきではない(このページで3つ目)。

また次のページは、httpsを利用するべきではあるものの、インデックスに含まれるべきではないページである

それでは、インデックスされるべきではないページを発見したら、どのように対処すればいいのだろうか?インデックスから削除したい、不要な古いページと同じように、そもそもなぜインデックスに含まれたのかを解明する必要がある。

ステップ 2 – インデックスに含まれた理由を診断する

例として上のブログの投稿を利用する。それでは、ページを詳しく見ていこう。

グーグルクロームは、URLにhttpsが存在するものの、このページが安全が保証されていないことを指摘している。これは、当該のページが、このこのような方法でインデックスに含まれるべきではない点を裏付けている。

内部または外部からリンクが張られたことが原因でインデックスに含まれた可能性が高い。そこで、複数のツールを使って、リンクのソースを発見する試みを行う。

まずは、スクリーミングフロッグを利用する。サイトを完全にクロールする必要があるためだ。

スクリーミングフロッグで、ウェブサイトのルートドメインを入力する(なぜなら、KissMetricsのように、中にはwww/blog等異なるサブドメインで運営しているサイトもあるからだ – ウェブサイト全体が完全にクロールされている点を確かめる必要がある)。

サイトをクロールする際は、当該のページのURLを検索し、表示されるまで待つ。

その後、クロールが完了するまで待ち、「In Links」を精査する。

「to」カラムをチェックし、「https://」を利用しているリンクがあるかどうか確認する

この例では、ページのhttps://版に向けられる内部リンクは見つからなかった。

内部リンクが見つかったら、内部リンクを変更し、httpsバージョンをhttpバージョンに301リダイレクトする必要がある。

内部リンクが見つからなくても、外部リンクが見つかる可能性がある。この場合、必ずしも設定を変える権限を持っているとは限らない。そのため、httpバージョンに301リダイレクトする。すると、ユーザーをhttpバージョンにリダイレクトし、最終的に、httpsバージョンをインデックスから削除/置き換えることが出来る。

ステップ 3a – 内部リンクを修正する

ベストプラクティスとして、常にサイトで「absolute」の内部リンクを利用してもらいたい。

例えば、次のURLにリンクを張る代わりに: /2012/04/30/6-ways-to-generate-more-traffic-out-of-your-images/

私なら次のURLにリンクを張る: http://www.quicksprout.com/2012/04/30/6-ways-to-generate-more-traffic-out-of-your-images/

http://を含むURLのパス全体が含まれている点に注意してもらいたい。

ワードプレスを利用しているなら、自動的にこの作業は行われるはずである。しかし、一部のカスタムサイトまたは他のCMSのサイトでは、自動的に修正してもらえない可能性があるので、自分で修正しなければならない。

エラーを修正する

httpsのリダイレクトに関する指南については、「htaccess hacks」のセクションを参照にしてもらいたい。


10. Rel=nextを用いるページネーション

ページネーションは、オンページのSEOおよびアーキテクチャにおいて、処理が最も難しい取り組みの一つに数えられる。しかし、現在、グーグルは、「next」および「prev」の利用を認めており、一連のページを持っていることを伝えやすくなっている。

ワードプレスのようなCMSを利用している場合、Yoast SEO等、様々なプラグインが提供されている。しかし、自分でサイトを作った人のために、あるいは、ピュア HTMLで自力でコーディングしたサイトを運営している人のために、上述した新しいタグを使って、ページネーションを是正する方法を紹介する。実は割と簡単である。インターネットでは最高のリソースを見つけるのは難しいが、ここでは万全の対策を伝授する。

ステップ 1 – 一連のページを特定する

Zapposを例に説明していく。以下に男性用のスニーカーのページ 1を掲載する。

メニューでページ 2、3等が確認できるため、一連のページ数が振られたページの中で、このページが1ページ目であることを特定した。

以下にページ 1のURLを記載する

http://www.zappos.com/mens-sneakers-athletic-shoes~dA

続いてページ2、ページ3のURLを記載する

http://www.zappos.com/mens-sneakers-athletic-shoes~dB

http://www.zappos.com/mens-sneakers-athletic-shoes~dC

注記: ページを変更するため、Zapposは文字(a、b、c)を利用している。

ステップ 2 – rel=”next”を1ページ目に加える

このように、一連のページを特定すると、ページ 1のみに「next」タグがつけられているはずである。なぜなら、一連のページの最初のページだからだ。そのため、ページ 1に対して、「head」セクションで次のコードを加える:

<link rel="next" href="http://www.zappos.com/mens-sneakers-athletic-shoes~dB”>

ステップ 3 – 中間のページにrel=”next” とrel=”prev”を加える

1ページ目と最後のページを除く全てのページに「next」と「prev」タグが必要である。前後のページが存在するためだ。ページ 2(mens-sneakers-athletic-shoes~dB)に次のタグを加えることが出来る。

<link rel="prev" href="http://www.zappos.com/mens-sneakers-athletic-shoes~dA”>

<link rel="next" href="http://www.zappos.com/mens-sneakers-athletic-shoes~dC”>

ステップ 4 – rel=”prev”を最後のページに加える

一連のページの最後のページには、そのページの一つ前のページのみを参照すればよいため、次のタグを加える:

<link rel="next" href="http://www.zappos.com/mens-sneakers-athletic-shoes~dY”>

Zが最後のページであると仮定している。

注記

cannonicalタグをnext/prevと関連させて含めることが出来る。

absoluteまたはrelativeのURLを利用することも可能だが、個人的には出来る限りabsoluteの利用を薦める。


11. .htaccessを使ってエラーページをリダイレクトする

以下のプロセスに従う必要がある:

1. エラーページを作成する – このページには特別なスクリプトを与える。

2. .htaccessファイルを設定し、エラーページへリダイレクトする。

ステップ 1 – エラーページを作成する

エラーが返されるページを作成する – 名称は何でも構わない – error.phpを薦める。

このページで、上部に次のコードを加える:

<?php
switch($_SERVER["REDIRECT_STATUS"]){
        case 400:
                $title = "400 Bad Request";
                $description = "The request can not be processed due to bad syntax";
        break;
        case 401:
                $title = "401 Unauthorized";
                $description = "The request has failed authentication";
        break;
        case 403:
                $title = "403 Forbidden";
                $description = "The server refuses to response to the request";
        break;
        case 404:
                $title = "404 Not Found";
                $description = "The resource requested can not be found.";
        break;
        case 500:
                $title = "500 Internal Server Error";
                $description = "There was an error which doesn't fit any other error message";
        break;
        case 502:
                $title = "502 Bad Gateway";
                $description = "The server was acting as a proxy and received a bad request.";
        break;
        case 504:
                $title = "504 Gateway Timeout";
                $description = "The server was acting as a proxy and the request timed out.";
        break;
}
?>

このPHPコードは、それぞれのタイプ別に異なるタイトルを作成する。こうすることで、異なるファイルを大量に作らなくても済む。すべて一つのファイルで実施することが出来る。

この例では、それぞれのエラーページに対して、固有のタイトルとディスクリプションを一つだけ作成している。しかし、変数を加えて、好きな固有のコンテンツを作成することが出来る。

ステップ 2 – .htaccessを設定する

多くのエラーコードをエラーページにリダイレクトしなければならない。以下の列を.htaccessに加えてもらいたい。

ErrorDocument 400 /error.php
ErrorDocument 401 /error.php
ErrorDocument 403 /error.php
ErrorDocument 404 /error.php
ErrorDocument 500 /error.php
ErrorDocument 502 /error.php
ErrorDocument 504 /error.php


12. RSS フィードを最適化する

RSS フィードはブログで大きな役割を担っている。しかし、このフィードを最適化することで得られるメリットの大きさを見過ごしてしまうことがたまにある。以下の実践的なアドバイスに従ってもらえば、RSS フィードを最大限まで活用することが出来るようになるだろう。

ここではフィードバーナーを利用していると仮定する。

ヘッダーでデフォルトのRSS フィードを置き変える

フィードバーナーを利用していると仮定した場合、ウェブサイト上の全てのリンクは適切なフィードに向けられているだろうか?クイックスプラウトのヘッダーセクションは、フィードバーナーのフィードに向けられている。

この作業を実施していないなら、header.phpファイル(ワードプレスの場合)、または、利用しているCMSが認める場所で、フィードのURLを変更する必要がある。

header.phpファイルでRSSのリンクを見つける

フィードバーナーのフィードのURLに置き換える

フィードバーナーでは早さが命

フィードバーナーには簡単に有効にすることが出来る機能が幾つか存在する。全て利用していることを確認してもらいたい。

Activate SmartFeed

SmartFeedは、あらゆるリーダーとの互換性を確立させる上で便利である。

Optimize->Smartfeedの順にクリックする

Activateをクリックする

FeedFlareを有効にする

Feedflareはリンクをフィードの下に掲載し、フェイスブックでの共有、eメール、deliciousでのブックマーク等の行動をユーザーに要請する手段である。

これは、あらゆるRSSフィードにとって絶対に欠かせないアイテムである。

Optimizeタブで、FeedFlareをクリックする。

表示したいリンクを選択する。 フィードは、フィードをウェブサイトに送信した際に、RSS フィードに表示されるアイテムを意味する。サイトは、ウェブサイトに表示されるアイテムを意味する。

Activateボタンは見にくい位置に掲載されているので注意してもらいたい。一番下に用意されている。

次に、「パーソナル」なフレアを幾つか加えていく。これは、ユーザーが作成したクエリであり、一連のデフォルトのフレアのセットには存在しない。

「Browse the Catalog」をクリックする。

利用可能なフレアを閲覧する。好きなフレアを見つけ、「Link」をクリックする。

するとこのフレアのタブが開く。URLをコピーする。

最初のスクリーンに戻る。フレアのURLを貼り付ける。次に「Add New Flare」をクリックする。

フレアが上に表示される。表示する場所を選ぶ(フィード、サイト、または、その双方)。

下でフレアのプレビューを見ることが出来る。アイテムをドラッグ & ドロップして順番を整えることが出来る。

忘れずに「Save」をクリックすること。 見過ごしやすいので注意してもらいたい。

PingShotを有効にする

PingShotは、アップデートが発生するとフィードバーナーに通知する機能である。PingShotにはフィードの提供をスピードアップする効果が見込める。

Publicize->PingShotの順にアクセスし、「Activate」をクリックする。

フィードのオリジナルのソースにリンクを張る

RSSフィードが許可なく利用され、別のサイトで重複する事態に直面したことはあるだろうか?(このガイドの恩恵を受け)人気の高いサイトを運営しているなら、常にこの問題を抱えているはずだ。グーグルボット、またはユーザーは、どちらがオリジナルのソースなのか分からず混乱している可能性がある。

そのため、これからRSSフィードの下に「自分」こそがコンテンツのオリジナルのソースである点を伝えるリンクを加える方法を伝授する。この手法を実行すると、検索エンジンとユーザーにとって格好の判断材料になるだけでなく、被リンクを得られる可能性がある。

1. RSS ソースリンクをブロガー(ブログスポット)に追加する

Settings -> Site Feedの順にアクセスする

以下のコードを加える:

<hr />
<a href="http://www.myblog.com">My Blog Name</a>

2. RSS ソースリンクをワードプレスに追加する

Appearance -> Editor -> functions.phpの順にアクセスする

次のコードを加える:

function embed_rss($content) {
 if(is_feed())
    $content .= "<p><a href='". get_permalink() ."'>'";
    $content .= get_the_title() ."</a></p>";
 return $content;
 }
add_filter('the_content', 'embed_rss');

これでコンテンツのオリジナルのソースに対するリファレンスをRSSフィードに用意することが出来る。それでは、いつものように正しく表示されているかテストしよう。

Thank Youを作成する

パーソナライゼーション、そして、読者への感謝のメッセージは大いに効果がある。以下にシンプルなメッセージをフィードに設定する方法を紹介していく。

Optimize->BrowserFriendly->Content Optionsの順にアクセスする

‘enable’をクリックして、個人的なメッセージを入力する。

RSSのeメールを送るタイミングを決める

送信する時間を管理して、より多くのRSSのeメールを開けてもらう。

Publicize->Email Subscriptions->Delivery Optionsにアクセスする

時間帯、オーディエンスにとって最善の時間を選択する。午前9-11時を薦める。

ワードプレスのRSSをフィードバーナーにリダイレクトする

ワードプレスに内蔵されている標準のRSSフィードを利用している人がいてもおかしくはない。そのRSSフィードを購読している人がいる可能性もある。「フィードバーナーリダイレクト」と言うプラグインを利用すると、すべてのフィードがフィードバナーを経由するように設定することが出来る。

プラグインは次のURLで手に入れることが可能だ - http://wordpress.org/extend/plugins/tentbloggers-feedburner-rss-redirect-plugin/

1. ワードプレスのセットアップでインストールする。

2. 有効にする。

双方のフィールドにフィードバーナーのURLを入力する。これで完了。


13. 動画のサイトマップ

動画をサイトまたはブログに投稿しているなら、とりわけ、メタデータでマークアップしているなら、動画のサイトマップを用意するべきである。こうすることで、グーグルやビングが動画のコンテンツに気づき、処理し、インデックスするプロセスが大幅にスピードアップする。

オプション A – 自力で作成する

サイトの規模が小さく、投稿する動画が2、3本しか存在せず、また、たまに投稿する程度なら、自分で動画のXMLサイトマップを容易に作成することが可能である。/span>

まず、XML構造のスケルトンのテンプレートを提供する。後はデータを加えていけばよい。

これは必要なフィールドを持つだけの最もベーシックなテンプレートである。

ステップ 1: 空のXMLファイルを作成する

  1. ファイルを作成する。名前は何でも構わないが、個人的に好きなファイル名を挙げておく: sitemap_video.xml
  2. 次に以下のようにルートディレクトリに保存する: http://www.quicksprout.com/sitemap_video.xml

先程も申し上げた通り、ファイル名、そして、保存場所は何でも構わないが、サイトマップをウェブマスターツールに投稿する際にこの情報が必要なので忘れないように気をつけてもらいたい。

ステップ 2: 次のコードをXMLファイルに貼り付ける

<urlset xmlns="http://www.sitemaps.org/schemas/sitemap/0.9"

       xmlns:video="http://www.google.com/schemas/sitemap-video/1.1">

 

  <url>

    <loc></loc>

    <video:video>

      <video:thumbnail_loc></video:thumbnail_loc>

      <video:title></video:title>

      <video:description></video:description>

      <video:content_loc></video:content_loc>

      <video:player_loc allow_embed="yes" autoplay="ap=1"></video:player_loc>

    </video:video>

  </url>

</urlset>

上のコードを説明しておく:

テンプレート内のプロパティの大半は任意だが、とりあえず全てを紹介したかったので掲載しておいた :-)

必要なフィールド

  1. ページのURL
  2. 動画ファイルのURLまたはプレイヤーのURL
  1. タイトル
  2. ディスクリプション
  3. サムネイル

それでは、例のテンプレートに情報を記入していく。このテンプレートでは、その他のプロパティは省略し、必要な要素に絞る:

動画1本に対するXML動画サイトマップの基本的なコード

<url>

<loc>http://www.quicksprout.com/videos/neil-patel-video-1.html</loc>

<video:video>         <video:thumbnail_loc>http://www.quicksprout.com/thumbs/thumbnail.jpg</video:thumbnail_loc>

<video:title>Advanced SEO for Bloggers</video:title>

<video:description>An exclusive video with SEO expert Neil Patel. Drive ridiculous amounts of leads to your blog and learn the 7 secrets of conversion rate optimization.</video:description>

<video:content_loc>http://www.quicksprout.com/video.flv</video:content_loc>

</video:video>

</url>

その他のプロパティを追加する

次のように、動画のサイトマップに追加することが可能なプロパティが数多く存在する:

<video:duration>

<video:expiration_date>

<video:rating>

<video:view_count>

<video:publication_date>

<video:tag>

<video:tag>

<video:category>

<video:restriction>

<video:restriction>

<video:restriction>

<video:gallery_loc>

<video:gallery_loc>

<video:price>

<video:requires_subscription>

<video:uploader>

<video:uploader>

<video:platform>

<video:platform>

<video:platform>

<video:live>

例のテンプレートに上のプロパティを幾つか加え、動作を確認しよう。

 <url>

    <loc>http://www.quicksprout.com/videos/neil-patel-video-1.html</loc>

    <video:video>

      <video:thumbnail_loc>http://www.quicksprout.com/thumbs/thumbnail.jpg</video:thumbnail_loc>

      <video:title>Advanced SEO for Bloggers</video:title>

      <video:description>An exclusive video with SEO expert Neil Patel. Drive ridiculous

                      amounts of leads to your blog and learn the 7 secrets of

                      conversion rate optimization.</video:description>

      <video:content_loc>http://www.quicksprout.com/video.flv</video:content_loc>

      <!–optional properties–>

      <video:duration>750</video:duration>

      <video:rating>4.1</video:rating>

      <video:view_count>54321</video:view_count>    

      <video:publication_date>2012-04-01T19:20:30+08:00</video:publication_date>

      <video:family_friendly>yes</video:family_friendly>  

      <video:restriction relationship="allow">IE GB US CA</video:restriction>

      <video:requires_subscription>no</video:requires_subscription>

      <video:live>no</video:live>

    </video:video>

  </url>

これは一目見れば分かる類のプロセスである。認められている個別のフィールドの詳細は、グーグルの文書で確認してもらいたい。

ステップ 3: グーグルウェブマスターツールにサイトマップを投稿する

オプション A – ウェブマスターツールに直接投稿する

グーグルにXMLサイトマップを投稿する手法としては、この手法を薦める。

- ウェブマスターツールにサインインする

- ウェブサイトのプロフィールを見る

- Site Configuration->Sitemapsにアクセスする

- 右隅の“Add/Test a Sitemap”をクリックする

- サイトマップの名前を入力し、投稿する。

オプション B – robots.txtファイルに以下の列を加える -

サイトマップ: http://www.example.com/sitemap_video.xml

あらゆるXMLのサイトマップに共通することだが、robots.txtファイルが適切に設定されていると、グーグルはrobot.txtの情報を基に動画を発見し、処理していく。


14. .htaccessのテクニック

これから紹介するアドバイスは、クライアントがApacheを利用している場合のみ有効である。ウィンドウズ IISを利用しているなら、IISのテクニックを参照すること。

  1. サーバーで.htaccessファイルを探し出す。
    (“サーバーで.htaccessを探す方法”を参照)
  2. .htaccessを見つけたら、テキストエディタを使ってファイルを編集する。
    ウィンドウズを利用しているなら、 Notepadを薦める。Macを利用しているなら、  TextWrangler等の無料のテキストエディタをダウンロードしよう。
  3. .htaccessファイルで何をしたいのかを決め、コードの列を加える:

自分で404ページを作るには

“ErrorDocument”を利用し、最後にオリジナルの404ページへのURLを加える。例:

ErrorDocument 404 http://www.example.com/my-custom-404-page.html

フォルダーをパスワードで保護するには

A. まず、htpasswdファイルを作成する。オンラインツールを利用すると簡単に作成することが出来る: http://www.tools.dynamicdrive.com/password/

B. 左側に希望するユーザー名を、そして、当該の人物に与えたいパスワードを右側に入力する。

C. “path to .htpasswd”ボックスで、公開しないフォルダーを記入する。通常は、次のように、ホームのディレクトリを入力すると安全である:“/home/myusername”

D. submitをクリクし、ダウンロードした.htpasswdファイルを“/home/myusername”に置く。

E. 次にこの情報を.htaccessファイルに入力する。

AuthUserFile /home/myusername/.htpasswd

AuthName EnterPassword

AuthType Basic

require user some_users_name

some_users_name”をこのフォルダで許可されるユーザーネームと置き換える。

IPアドレスでユーザーをブロックするには

次の4つの列を.htaccessファイルに入力する:

Order allow, deny

Deny from 111.222.333.444

Deny from 555.666.777.888

Allow from all

“deny from,”の列で、例のIPアドレス“111.222.333.444”をブロックしたいIPアドレスに置き換える。

リファラーでユーザーをブロックしたいなら

以下の3つの列を.htaccessファイルに加える:

RewriteEngine On

RewriteCond %{HTTP_REFERER} somedomain\.com [NC]

RewriteRule .* – [F]

複数のリファラーをブロックしたいなら、次のようにRewriteCondの列を増やす必要がある:

RewriteEngine On

RewriteCond %{HTTP_REFERER} somedomain\.com [NC,OR]

RewriteCond %{HTTP_REFERER} anotherdomain\.com [NC,OR]

RewriteCond %{HTTP_REFERER} 3rdDomain\.com [NC]

RewriteRule .* – [F]

最後の列を除く全ての列が“[NC,OR]”で終わっている点に注目しよう。

index.html以外をデフォルトのページに指定するには

“home.html”をデフォルトのページに指定したいと仮定する。その場合、次の列を.htaccessファイルに利用してもらいたい:

DirectoryIndex. home.html

古いドメインを新しいドメインに301リダイレクトするには

以下の列をhtaccessファイルに加える。

RewriteEngine on

RewriteCond %{HTTP_HOST} ^olddomain.com [NC,OR]

RewriteCond %{HTTP_HOST} ^www.olddomain.com [NC]

RewriteRule ^(.*)$ http://www.newdomain.com/$1 [R=301,NC]

"olddomain.com"を古いドメイン名に置き換える。すると、古いドメインからWWWで始まる新しいドメインにリンクを301リダイレクトするようになる。

ウェブサイト上のリソースへの直リンクを防ぐには

次の列を.htaccessファイルに加える:

RewriteEngine on

RewriteCond %{HTTP_REFERER} !^$

RewriteCond %{HTTP_REFERER} !^http://(www\.)?mydomain.com/.*$ [NC]

RewriteRule \.(gif|jpg|js|css)$ – [F]

mydomain.comをドメイン名に置き換える。この列によって、GIF、JPG、JS、そして、CSSファイルへの直リンクを阻止することが可能になる。

HTTPS://からHTTP://へ全てのページをリダイレクトするには

次の列を.htaccessファイルに加える:

RewriteEngine on

RewriteCond %{SERVER_PORT} !^80$

RewriteRule ^(.*)$ https://www.domain.com/$1 [NC,R=301,L]

domain.comを実際のドメインに置き換える。

HTTP://からHTTPS://へ全てのページをリダイレクトするには

.htaccessファイルに次の列を加える:

RewriteEngine on

RewriteCond %{SERVER_PORT} !^443$

RewriteRule ^(.*)$ http://www.domain.com/$1 [NC,R=301,L]

domain.comを実際のドメインに置き換える。

1つのURLをHTTPS://からHTTP://にリダイレクトするには

URLがhttp://www.domain.com/mypage.htmlだと仮定する

RewriteEngine on

RewriteCond %{HTTP_HOST} !^80$

RewriteCond %{HTTP_HOST} ^www.domain.com/mypage.html [NC]

RewriteRule ^(.*)$ http://www.domain.com/mypage.html [NC,R=301,L]


15. グーグルボットを検知する

ユーザーエージェントとしてグーグルボットを検知しておくべきである。その理由は数多くあるが、皆さんの想像に任せておく。 :)

1.  次のコードを文書の「body」のどこかに切り取り & 貼り付けする

if(strstr(strtolower($_SERVER['HTTP_USER_AGENT']), "googlebot"))

{

   // what to do

}

2. Replace with your content

“// what to do”を好きな指示に置き換える。

アドバイス: To make it HTML

次のコードを加える:

if(strstr(strtolower($_SERVER['HTTP_USER_AGENT']), "googlebot"))

{?>

          <h1>Put your HTML here</h1>

<p>anything you’d normally do</p>

<?php

}

PHPの各パーツを分ける。

if(condition){} - this is just a simple function that says “if x is true, do y”.

次にネスト化したステートメントの内側から作業する。

‘HTTP_USER_AGENT’ - これはブラウザ特有のIDの文字列を引き出す

$_SERVER – これはヘッダー、パス、スクリプトのロケーション等、ウェブサーバーによって生成される情報を持つ配列である

strtolower – 全てのアルファベットを小文字に変えた状態で文字列を返す

strstr – 最初のneedleの発生からhaystackの最後までを含むhaystackの文字列の一部を返す

{

        // what to do

}

フォワードスラッシュ // はコメントを残すためだけに用いられる。つまり、波括弧の間に望む動作を挟めばよい。

ビジュアルを好むなら – このコードは分かりやすい:


16. サイトにカスタム検索エンジンを加える

グーグルのカスタム検索エンジンは強力なツールになり得るものの、このツールを利用していないサイトは意外と多い。それでは、サイトにカスタム検索エンジンをインストールする手順を説明していく。

- http://www.google.com/cseにアクセスする

ステップ 1: タイトルとディスクリプションを作成する

ステップ 2: 検索に含めるサイトを加える

ここでちょっとしたテクニカルなノウハウが役に立つ。

サイトのURLをただ単に加えるのではなく – アスタリスク (*) をURLの後ろに加えて(例

http://www.quicksprout.com/*)サイト全体を検索することが出来るようにしなければならない。

ステップ 3: Editionを選択して、確認する

この作業を完了すると、カスタム検索エンジンをサイトに実際にインストールする前に試す機会が得られる。

Let’s check it out!

カスタム検索エンジンで[twitter tips]を検索すると、良質な検索結果が表示された。また、エンジン内のサイトのバラエティも申し分ない(プレミアム版を購入しない限り、広告が表示される点に注意)。

それでは、これからサイトにインストールするプロセスを説明する。

カスタム検索エンジンをサイトにインストールする

このタイプのインストールは、新しいページか新しい投稿のいずれかに行うことになる。例では新しいページを利用するが、新しい投稿にも同じ方法を用いることが可能である。

ステップ 1: “new page”にアクセスする

ステップ 2: HTMLモードで編集する

JavaScriptのコードをページに貼り付けるため、HTMLモードで編集を行う。

ステップ 3: コードを貼り付ける

プレビューを見る


17. 複数の言語のマークアップとグーグル翻訳

グーグル翻訳をインストールして、別の言語を話すビジターにもサイトを楽しんでもらう方法をこれから伝授する。これは割と新しいテクニックであり、利用している人はまだ少ない。そのため、早い段階で導入しておくことを薦める。

 http://translate.google.com/translate_toolsにアクセスする

段階 I – コードを取得する

翻訳をサイトに実装するため、まずはオプションを選択し、コードのスニペットを生成する。

ステップ 1: ページ全体またはページの一部を翻訳するかを決める

大抵、ページ全体を翻訳したいのではないだろうか。しかし、一部のテキストを異なる言語に翻訳したい場合でも、ページの一部のみを翻訳する選択肢があるので心配しないでもらいたい。

ステップ 2: ウェブページの言語を選択する

大抵の場合、英語を選択することになる。

ステップ 3: Optional Settingsを表示させる

十字マークをクリックして、optional settingsを開く。

optional settingsを使って、サイトの翻訳を完全にカスタマイズすることを私は薦める。

翻訳される言語を選択することが出来る。

翻訳ボックスの表示方法を選択することが出来る。個人的には、「inline」と「dropdown only」が良いと思う。

さらに上級者向けの設定も用意されている。ここでは、ページを翻訳する必要がある読者に自動的にバナーを表示する。また、グーグルアナリティクスで利用を追跡する。

アドバイス: グーグルアナリティクスのIDを早く見つける方法

1. 自分のウェブページにアクセスする

2. ソースを見る

3. Control F(クロームの場合)を押して、テキストを探す

4. “ua-”(ダッシュ付き)を検索する

選択を終えたら、完成したスニペットのコードが表示されるはずだ。

ページのプレビューを見る

コードをコピーして、サイトに加える前に、翻訳ボタンのプレビューを見ることが出来る。

段階 II – コードをサイトにインストールする

これでコードの準備が整ったので、これからサイトに実際にインストールしていく。ワードプレスのようなコンテンツ管理システムを利用しているなら、割と簡単にインストールすることが可能だ。ここでは、コードを挿入するスポットを探す作業のみ説明する。

ステップ 1: 翻訳ボックスを表示する場所を決める

翻訳ボックスをインストールする基本的な場所は次の2つである。

オプション A – クイックスプラウトのように、ヘッダーのどこかに表示する:

オプション B – クックスプラウトのこのページのようにサイドバーのどかに表示する:

ステップ 2(オプション A): コードをヘッダーにインストールする

再びソースコードを確認すると、コードを挿入する必要のある場所が見えてくる:

検索ボックスとロゴの間に挿入する必要がある。

1. ワードプレスにログインする

2. 「editor」にアクセスする

3. 「Header」を選択する

4. header.phpファイルの翻訳コードを貼り付ける

翻訳ボックスを表示させる場所をコードで探し出し、header.phpファイル内でスニペットを貼り付け、保存する。

ステップ 2(オプション B): サイドバーにコードをインストールする

新しいテキストのウィジェットを作成することが出来るため、このオプションの方が少し難易度は低い。

1. ウィジェットにアクセスする

2. サイドバーに新しい「Text Widget」を加える

3. 翻訳コードをウィジェットに貼り付ける

これで完了。今後は異なる言語のユーザーにもサイトを楽しんでもらえる。


18. 悪意のある、または害をもたらす可能性のあるリンクをブロックする

時折、ハッカー、または、悪意のない経験の浅い人達が、クエリパラメータを最後に加えたリンクを送ってくることがある。例を以下に挙げる:

http://www.quicksprout.com/?neilpatelscam

(このような方法でリンクを張ってもらいたくない)

また、悪意のあるクエリの文字列が異なるページに向かわせてしまうこともある:

http://www.quicksprout.com/page/2/?neilpatelscam

http://www.quicksprout.com/page/3/?neilpatelscam

このページはそのままインデックスされ、本物のページをインデックスで置き換えてしまう可能性がある。可能性こそ低いものの、万が一の時は、修正する必要がある。以下に、そのための.htaccessのコードを掲載する:

# FIX BAD LINKS
<ifModule mod_rewrite.c>
RewriteCond %{QUERY_STRING} querystring [NC]
RewriteRule .* http://example.com/$1? [R=301,L]
</ifModule>

単純に次の手順に従ってもらいたい:

1. .htaccessがルートディレクトリに存在することを確認する。

2. このコードを.htaccessファイルの一番下に掲載する。

3. “querystring” を利用されている悪意のあるクエリ文字列と置き換える。

4. example.comをサイトのURLと置き換える。

5. 複数のクエリ文字列を加えるには、“pipes” ( | )を“or”を表現するために用いる:    

           例えば、neilpatelscam|quicksproutripoff|badblogger

6. 最後に1週間後または2週間後にグーグルで、次のようなsite: queryを実行して、インデックスから削除されている点を確認する:

        site:quicksprout.com/?neilpatelscam


19. オンサイト分析向けのブラウザプラグイン

ブラウザプラグインは、ワークフローと効率を大幅に改善するポテンシャルを秘めている。そこで、グーグルクロームのプラグインを幾つか紹介し、高度な使い方も幾つか伝授していく。

このセクションでは、サイトのアクセシビリティおよびインデクセーションを最適する上で役に立つプラグインを取り上げる。

以下にリストを掲載する。

  1. Broken Link Checker - https://chrome.google.com/webstore/detail/ojkcdipcgfaekbeaelaapakgnjflfglf
  2. Web Developer - http://chrispederick.com/work/web-developer/
  3. Redirect Path Checker - https://chrome.google.com/webstore/detail/aomidfkchockcldhbkggjokdkkebmdll
  4. SEOmoz Toolbar - https://chrome.google.com/webstore/detail/eakacpaijcpapndcfffdgphdiccmpknp
  5. Chrome Sniffer - https://chrome.google.com/webstore/detail/homgcnaoacgigpkkljjjekpignblkeae
  6. Google Analytics Debugger - https://chrome.google.com/webstore/detail/jnkmfdileelhofjcijamephohjechhna
  7. Microformats for Chrome - https://chrome.google.com/webstore/detail/oalbifknmclbnmjlljdemhjjlkmppjjl
  8. Rulers Guides and Eyedropper Color Picker - https://chrome.google.com/webstore/detail/bjpngjgkahhflejneemihpbnfdoafoeh
  9. Word Count - https://chrome.google.com/webstore/detail/kmndjoipobjfjbhocpoeejjimchnbjje
  10. Source Kit - https://chrome.google.com/webstore/detail/iieeldjdihkpoapgipfkeoddjckopgjg?hl=en-US

次に、高度な利用方法を紹介する。

Broken Links Checker

このプラグインは、リンク切れを手っ取り早く確認することが出来るだけでなく、リンクの構築および獲得に関するアイデアを得るため、他のサイトに利用する手もある。

例えば、競合者のウェブサイトのサイトマップでこのプラグインを実行してみよう。手順は以下の通りだ:

1. 競合者のHTML sitemapを探す。例えば、ランダムに www.bizchair.comを取り上げ、サイトマップを探し出してみる: http://www.bizchair.com/site-map.html

2. Link Checkerを実行する

エクステンションのアイコンをクリックする

リンク切れが見つかるまで待つ – この例では、多くのリンク切れが見つかった。

特に目立つのは、“resources” ページである。リソースのコンテンツを再現する、または、リンクを得るために利用することが出来る。

Chrome Sniffer

このプラグインは、ウェブサイトが利用しているCMS、または、スクリプトのライブラリを自動的に表示する。例えば、ワードプレスのサイトのオーナーのみに接触したい際に、とても便利である。

ウェブを閲覧している際に、利用されているCMSやライブラリに合わせて、URLの右端のアイコンが変化する。

例えば、私のサイトはワードプレスで構築されていることが分かる

そして、ドルーパルで構築されているサイトの場合このように変化する

Redirect Path Checker

このプラグインは、リダイレクトでページに移動される際に自動的に警告を発する。ウェブを閲覧している際に、内部(または外部)で期限切れのURLにリンクを張っている場合、非常に役に立つ。

例えば、私は、たった今、Gizmodo 302リダイレクトにリンクを張っていることに気づいた:

このプラグインが302を通知してくれたため、リダイレクトに気づいたのだ。

アイコンをクリックすると、ブラウザがページに向かう上で経由したリダイレクト(または一連のリダイレクト)を表示する。

SEOmoz Toolbar & Plugin

Mozのプラグインは、様々な用途で利用することが可能である。より高度な方法を幾つか紹介する:

followedとnofollowedのリンクを早く発見する

ウェブサイトの国またはIPアドレスを発見する

上級者向けSEOガイドの記事一覧はこちらから


この記事は、Quick Sproutに掲載された「Chapter 1: Indexation and Accessibility」を翻訳した内容です。

圧巻の質と量を誇る記事でした。英語圏のツールを中心に紹介されていましたが、大半が日本語でも問題なく使えるものばかりですし(というか、日本で使える同種のツールは余りないですし)、日本のウェブマスターにも十分に役立つ内容だったと思います。ここまで徹底してSEOに取り組んでいるサイトも余り無いと思いますし、全てを行う必要があるわけでもないとは思いますが、ここという時に参考になる情報が満載でした。 — SEO Japan [G+]

Googleペンギン2.0を見据えたゲスト投稿講座

Googleのペンギンアップデートが年内にアップデートされることが既にGoogle自身から名言されていますが、その中で影響を受けると考えられているSEO手法の1つがゲストブログ。他の人気ブログにゲスト記事を投稿してそこから被リンクやオーソリティを構築していく仕組みですが、重複コンテンツ諸々、考慮すべきリスクはあるものの、これまでSEO&ソーシャル共に効果的な手法として特に英語圏では幅広く活用されてきました。日本でもBlogosやハフィントンポストなど多種多様なメディアが増えている現在、ゲスト投稿の是非について改めて考えた記事をQuick Sproutから。 — SEO Japan

penguin 2.0

ゲスト投稿は、数あるリンク構築の手法の中でも特に人気が高い。SEOの効果が大いにあるため、ブロガーの下には、ゲスト投稿を受け入れているかどうかを問う多数のeメールが寄せられている。

そんな中、ペンギン 2.0が発動されたが、ゲスト投稿の効果はまだ落ちていないようだ。しかし、ゲスト投稿を介してリンク構築を行う仕組みは、ペンギン 2.0の影響を受けると思われる。

以下に、ペンギン 2.0がゲスト投稿に及ぼすインパクトを挙げていく:

変化 #1: ソーシャルシグナル

ツイート、共有、さらには、フェイスブックのいいね!が多ければ多いほど、プラスに働くはずであるこのルールは今でも大半のケースに当てはまるものの、裏でFiverrを使ってこのシステムを操作している人達がいる。

5ドルで100本のツイート、いいね!、あるいはその他のソーシャル共有を買うことが出来るのだ。

検索エンジンがソーシャルシグナルに着目し、ウェブサイトのランキングを決めている点はご存知だとは思うが、ペンギン 2.0が発動された結果、検索エンジンはソーシャルシェアのカウント数ではなく、誰がシェアしているかを重要視するようになると私は見ている。例えば、200名の影響力のある(そして、ロボットではない)人物のネットワークを持つユーザーが記事を共有する場合、2000名のボッタやスパム提供者のネットワークを持つユーザーよりも重視されるだろう。現時点ではカウントのみが重視されていても、やがて共有するユーザーの質が反映されるようになるはずだ。

また、グーグルは、ユーザー自身が、自分のソーシャルプロフィールで投稿した記事をシェアしているかどうかにも注目する可能性が高い。自分のゲスト投稿をツイートする、または、いいね!していないなら、質の低い記事を作成していると推測されるためだ。

解決策: 自分のソーシャルプロフィールで共有したくなるほど優れた記事を作成しよう。また、ソーシャルメディアのフォロワーが多いインフルエンサーとのネットワーク作りを始める必要がある。コンテンツの質が本当に高いなら、共有してもらえる可能性は十分にある。さらに、ソーシャルメディアのファンが多い同業界のサイト全てに連絡を取るべきである。リンクを張ってもらうよりも、ツイートやいいね!してもらう方が遥かに確率は高いからだ。

変化 #2: オーサーランク

オーサーランクを利用するライター達が増え始めている。オーサーランクを使うと、グーグルは、コンテンツをどこで配信しているのか、また、ウェブ上でどのように評価されているのかを把握することが出来るようになる。

継続して優れたコンテンツを作成しているなら、どのサイトに投稿しているかに関わらず、グーグルにコンテンツを重要視してもらえるようになる。

一方、劣悪な記事ばかり投稿している場合もグーグルは把握し、投稿内のリンクの価値を軽視する。ハッフィントンポストで投稿していようが、知名度の低いブログに寄稿していようが、リンクを得るためだけにゲスト投稿していることがグーグルに伝わると、リンクを張る全てのページの価値が下げられてしまう。

つまり、グーグルは、サイトだけではなく、オーサーの価値も下げていくのだ。

解決策: 投稿する記事を今以上に厳しく選別する。 並外れて優れたコンテンツを書く方法が分からないなら、コピーブロガープロブロガー等のブログを参考にしよう。記事の作成に必要な知識を全て得られるはずだ。私がコンテンツを作成する方法を知りたいなら、このガイドラインに従うか、あるいは、 ビジネス向けのゲスト投稿に対するこのガイドに目を通してもらいたい。

変化 #3: リンクを低く評価する

ご存知のように、オーサーのバイオグラフィー経由のリンクの効果は、以前と比べると落ちている。このタイプのリンクは、さらに軽視されるようになるだろう。

また、グーグルは、重要視するリンクを選ぶ基準を高くしていくだろう。

キーワードが詰まったアンカーテキストのリンクをゲスト投稿の1~2行目に掲載している場合、このリンクの価値は低く見積もられる可能性がある。同じインフォグラフィックを複数のブログで繰り返し投稿している場合も、やはりリンクは軽視されるだろう。

コンテンツを容易に投稿することが出来るため、このように規制を強化せざるを得ないのだ。ただ、料金を支払い、マッシャブルやハッフィントンポスト等の人気の高いブログでインフォグラフィックを投稿して被リンクを獲得することが出来るものの、このタイプのリンクが、有名なサイト側から張ってもらえたリンクと、同一視されてしまう

解決策: 容易なリンク構築のメソッドに頼るのではなく、価値を提供することに焦点を絞るべきである。素晴らしいコンテンツを作成すれば、自然にリンクを張ってもらえるはずだ。また、インフォグラフィック等、デザインのスキルを活かし、コンテンツと組み合わせることで、基本的なインフォグラフィックを共有することで得られるリンクよりも、遥かに質の高いリンクを得られるだろう。4万5,000ワード以上で構成されるインフォグラフィック、上級者向けのSEOガイドが典型的な例である。

変化 #4: サイトの価値を低く評価する

一貫して一つのサイトにリンクを張っているサイトは、ペナルティーを受ける可能性がある。グーグルは、ウェブマスターに様々なサイトにリンクを張ってもらうことを望んでいる。とりわけ、オーソリティサイトへのリンクは理想である。優れたコンテンツを作成しているなら、自然にこの取り組みを実施しているはずである。

例えば、私はウィキペディア、フォーブズ、そして、その他の複数のオーソリティサイトに何度もリンクを張っている – これはグーグルを操作しようと試みているからではなく、このようなサイトが良質な情報を提供しているためだ読者にメリットがあるなら、リンクを張る価値はあるはずだ。

また、関連しないコンテンツを投稿しているサイトは、今後、ペナルティーの対象になるか、あるいは、リンクを軽視されるようになる。例えば、ドッグフードに関するブログが、ローンのサイトにリンクを張っているなら、明らかに問題がある。どう考えても筋が通らない

また、コンテンツ内でスパムリンクをプッシュするブログも、価値を低く評価される可能性がある。1度や2度程度なら、特に問題視されないと思うが、定期的に実施している場合、グーグルに睨まれるだろう。

解決策: ゲスト投稿を実行するブログを選ぶ際は、スパムサイトにリンクを張っているサイトを候補から外し、関連性の高いサイトを選ぼう。また、ゲスト投稿を行う際は、読者にプラスに働くその他のサイトにリンクを張るように心掛けてもらいたい – たとえそのサイトが競合者であっても

変化 #5: 共起

自分のウェブサイトを話題に上げてもらっても、リンクを張ってもらえないケースがよくある。私にとっては日常茶飯事であり、とりわけオーソリティレベルの高いブログによく見られる。

フォーブスやその他のニュースサイトの多くは、Quicksprout(私のサイト)に言及してくれても、リンクを張ってくれないことが多い。

事実、検索を実施し、最近私のサイトに言及した100のサイトを調べた結果、私のサイトにリンクを張っていないサイトが29%に達していたことが分かった。

継続的にゲスト投稿を行い、自分のサイトに被リンクを張っていると、最終的にサイトにマイナスの影響を与える可能性がある。グーグルは、自然なリンクの比率を把握しており、この範囲を飛び出してしまうと、損害を及ぼすリスクがあるのだ。

解決策: 毎回自分のサイトにリンクを張らないように注意する。読者に情報を与え、自分が学んだことを他の人達と共有するために、優れたコンテンツを作成するべきである。この方針は、言及してリンクを張ってくれるサイト、そして、言及するもののリンクを張ってくれないサイトの比率を改善する上でも有効である。

結論

今回紹介した変化の一部は、ペンギン 2.0とは関係ないが、今後のアルゴリズムのアップデートの対象になっていると私は考えている。現段階では問題視されていなくても、グーグルが永遠に見逃すとは考えにくい。


この記事はQuicksproutに掲載された「Penguin 2.0: How Guest Blogging Will Be Affected」を翻訳した内容です。

ゲスト投稿は集客やオーサリティ確立の手法として重要であるものの、余りSEOを意図しすぎた記事作成・拡散方法は今後、特にペンギン2.0の襲来を前に、危険だというお話でした。ゲスト投稿に限らない話ですが、手法レベルでSEOを意識しすぎると、Googleの厳しいペナルティやフィルターにかかる可能性が高い今日現在のSEOなんですよね。これまで必死にテクニカルなSEOを研究・実施してきた努力はどうなるんだ、という話ですが、皆が皆がSEOを意識し、一部以上の人が過激なSEOに手を染め順位操作を目論んでいる時代ですから仕方ないといえば仕方ありません。

大枠の戦略・戦術レベルでSEOを意図・理解・活用したプランニングを行い、後は余り詳細にこだわりすぎず日々潜在&既存個客に対する積極的な情報発信を行っていく、というのが定番ながら絶対的な勝利への最短ルートのようです。 — SEO Japan [G+]

11のクリエイティブなリンク構築戦略

最近のGoogleのSEO取締度アップに伴い、以前に比べてリンク構築に関する記事が少なくなってしまったSEO Japanです。とはいえ、やっぱりリンクは今でも(極めて)大事、ということで、今回はパンダ・ペンギン後の時代でも効果的なリンク構築を行うためのクリエイティブなアイデアを11紹介した記事を。コンテンツマーケティングで自然に被リンク構築という手段が王道ではありますが、まだまだ意識的にリンク構築を狙う手法は色々あります。 — SEO Japan

昔流のやり方でリンクを築くのはうんざり?そう、何千ものウェブマスターにリンクを請うメールを送信する手法だ。勘違いしないで欲しいが、それらは今でも効果がある。しかし、退屈な作業であることは間違いない。

では、他にどんな方法を使ってリンクを築くことができるのだろうか?

クリエイティブな戦略はたくさんあるが、ここではあなたが精力を使い果たさずにリンク構築ができる11の楽しい方法を紹介する。

戦略1: エイプリルフール

エイプリルフールをリンク構築に活用したらどうだろうか?見え透いたエイプリルフールのジョークをするのではなく、TechCrunchをお手本にしてみてはどうだろう。

彼らは、数年前の3月31日に、“The AdSense”と呼ばれたRichard Rosenblattのヨットに関するブログ記事を書いた。多くの人はその記事が本物だと信じ、600人以上の人がそれについてツイートをしたり、それにリンクをしたりもした。(註:リチャード・ローゼンブラットは低品質コンテンツ&アドセンスで広告収入を荒稼ぎしていたことで名高いコンテンツファーム「ディマンドメディア」のCEO)

優れたエイプリルフールのジョークを作ることのカギは、それを現実的に見せることだ。エイプリルフールの前日に何かをして、それを現実的に思わせるように手を加えるのだ。TechCrunchはRosenblattにこの記事について話している声を録音してもらい、それをもっと現実っぽく思わせたのだ。

もしあなたが自分のエイプリルフールのアイディアでリンクを構築したいのなら、それは優れたものでなければならない。二流ではだめだ。

戦略2: エキスパートへのインタビュー

リンクを構築する最も簡単な方法の1つは、エキスパートにインタビューをすることだ。あなたがいかに素晴らしく、あなたをインタビューしたいと思っているというメールが送られてきて、ノーと言う人は珍しい。

私自身、毎週4件くらいのインタビューを依頼されるが、決してノーと言わない。さらには、私は何十人もの人にインタビューを依頼するためのメールを送ってきたが、ノーと言われることはめったにない…これは、私のブログが有名ではなかった時でさえ機能した。

では、エキスパートをインタビューしてどのようにリンクを構築するのか?大部分のエキスパートはウェブサイトを持っているため、彼らにインタビューをしたなら、それを彼らの読者に共有することや、それをツイートしたりFacebookに投稿することをお願いできる。

90%の確率で、人々は少なくともそのインタビューをTwitterやFacebookで共有し、40%の確率で自分のウェブサイトからそれにリンクするということが分かった。リンクの確率を増やすチャンスを上げる1つのこつは、インタビューを依頼する前に相手がプレスページを持っているかどうかを確かめることだ。もし持っていれば、彼らがあなたのインタビューにリンクするチャンスは95%以上になる。

戦略3: インフォグラフィック

複雑なデータを理解しやすいものにするのが私は好きなため、これは私のお気に入りのリンク構築の手法だ。Mintは、初期の頃、この戦略をよく使って、複雑な金融データを美しいグラフィックを介して理解しやすくした。

私たちもまた、KISSmetricsでこれをした。私たちのインフォグラフィックは3741のリンクを獲得したのだ

では、インフォグラフィックからリンク生成をするためのカギは何か?まずは、埋め込みコードを各インフォブラフィックの下に用意して、人々がリンクバックできるようにすること。そして、このブログ記事に書いてあるプロモーション戦略に従うことだ。

戦略4: クイズ

あなたはOatmealの仕掛け人としてMatt Inmanを知っているかもしれないが、大部分のSEOプロは、彼をクイズの達人として知っている。彼は、最初SEOmozでキャリアをスタートし、その後リンクベイトを介したリンク生成を始めた。

彼は、あなたは一度の勝負で何人の5歳児と戦うことができるか?のようなバイラル効果のあるクイズを作ることによって全てのオンラインデート用語でMingle2を1位にした。そして彼は、同じ戦略を用いて、ペイデイローンに関連した全てのキーワードで、あるペイデイローンサイトを1位にしたのだ。

現在、MattはThe Oatmealにクイズを載せているので、もしあなたが、1000のリンクを構築したいのであればその戦略を真似することを検討すべきだ。今では彼のデートサイトとペイデイローンサイトはどちらもGoogleによってダメ出しをされており、真似するには注意をしなければならないが、以下のルールに従えばそのような問題はないはずだ

  1. クイズはあなたのウェブサイトに関係がなければならない – あなたがデートサイトを運営しているのなら、5歳児のケンカに関するクイズを作ろうとしないこと。
  2. 上位表示したいキーワードをアンカーテキストを使用しないこと – 各クイズの最後は、あなたの得点を見せびらかす埋め込み可能なバッジであるが、そのバッジには上位表示させたいキーワードをバッジのアンカーテキストを含むべきではない。アンカーテキストは、あくまでクイズ名であるべきだ。
  3. 自分のクイズページにリンクする – バッジはあなたのホームページにリンクするのではなく、クイズにリンクバックするべきだ。

戦略5: パーソナライズした動画

Elf Yourselfを覚えているだろうか?? JibJabはOfficeMaxのためにそのキャンペーンを作り、何十万もの人々がエルフ化した。彼らは自分たちの顔写真をアップロードし、JibJabがそこからElf動画を作った。

この動画の最後には、他の人に共有したり、自分のブログに投稿したりすることができるリンクが提供される。

Open Site Explorerによると、Elf Yourselfには10,000以上のリンクがある。クリスマスの宣伝動画としては立派なものだ。

人々が動画をパーソナライズすることを可能にするクリエイティブな動画コンセプトを思い付くことができれば、あなたはそれをリンク構築に活用することができる。人々は面白いパーソナライズされた動画を共有することが好きなのだ。

戦略6: イベントのスポンサーになる

リンクを構築する簡単な方法の1つは、イベントのスポンサーになることだ。カンファレンスサイトでは、ありとあらゆるスポンサーを一覧表にしていて、多くの場合はそれらのスポンサーにリンクバックしている。

これは面白いアイディアもしくはクリエイティブなリンク構築戦略のようには思えないかもしれないが、こう考えてみるのだ…あなたはそのカンファレンスに行くことができる

もしあなたが企業世界で働いていているなら、オフィスの中で働くことに少し飽きているかもしれない。だから、カンファレンスに参加することによって一息つくのが良いだろう。

カンファレンスサイトからリンクを獲得する際には、将来は閉鎖されるかもしれないということを頭に入れておくこと。つまり、あなたは毎年そのイベントのスポンサーになり続けなければならないということだ。もしあなたが小さな会社なら、その費用はすぐにかさむが、カンファレンスに行くのは楽しい。

戦略7: NPOのスポンサーになる

私はNPOの世界が好きだ。なぜなら、それはあなたが残りの世界にお返しをする素晴らしい機会だからだ。NPOのスポンサーになれば、多くの場合あなたはリンクバックを獲得することができる。

私がかつてKISSinsightsを運営していた頃、私たちは自分たちの製品を非営利に無料で提供し、彼らは私たちにリンクバックしてくれていた。ある非営利がブログでの宣伝と引き換えに無料アカウントを依頼してきた時にこのコンセプトを思い付いたのだ。

この戦略の最高の部分は、それが現金の交換を必要としないことだ。あなたは自分の時間、製品、サービスをリンクのために捧げる。それが何であるにせよ、非営利には大きな予算がないためにほぼどんなことでも受け入れるということが分かっている。

戦略8: 写真を撮る

画像、特にハイクオリティなストック写真画像を探している人は常に存在する。私自身は画像にお金を支払うことを厭わないが、それはすぐにとても高い値段になり得る。

もしあなたが一眼レフのデジタルカメラを持っているなら、外に出て自分の業界に関するもののハイクオリティな写真を撮ろう。そして、自分のウェブサイト上のページに載せて、それらがロイヤルティフリーの画像であることを人々に知らせるのだ。ただし、いずれかのあなたの画像を使用することに決めた場合にはあなたにリンクバックする必要があるという要請をすること。

この戦略の素晴らしい点は、あなたの業界にいる人々がそれらを使用する可能性が高いために、関連性の高いリンクを獲得することだ。

戦略9: 奨学金

Ross HudgensはたくさんのハイクオリティなEDUリンク(註:eduドメイン、つまり大学・学校からのリンク)を築くことで有名なSEOのプロだ。そして、彼はあまりお金をかけずにそれをやっている…では、どうやっているのだろうか?

自分の会社に関連した奨学金を作るのだ。それは、あなたが還元とリンク構築を同時にする最高の方法だ。例えば、あなたがマーケティングエージェンシーなら、1人の学生に年間1000ドルを提供するデジタルマーケティング奨学金を作ることができる。

Rossは、マーケティング奨学金のような奨学金を作ると、マーケティング科を持つ全ての大学にその奨学金について知らせる。大学はそれを生徒に知らせるために自分たちのサイトに掲載するため、最終的には数百ものEDUリンクとなるのだ。

もし奨学金を作りたいのなら1つやらなければならないことがある。それを“本物”にすることだ。SEOはリンクを構築するためだけに奨学金を作ろうとしている。それが合法であるかどうか確かめること。あなたは毎年お金を提供しなければならないし、もし可能ならば奨学金受給者への支援を試みること。例えば、私はマーケティング奨学金を作って、お金を提供し、受給者に有給のインターンシップさえも提供する。

戦略10: マスコミに取り上げられる

マスコミに取り上げられることの副作用は、あなたが自分のウェブサイトにより多くのリンクを築くことだ。Forbesのようなサイトがあなたの会社について書いてそれにリンクしないことはめったにない。

メディアがあなたやあなたの会社について取り上げる時、大半のケースではあなたのサイトやブログにリンクする。もしリンクを築きたいのなら、自分のビジネスや起業家的な成功でマスコミに取り上げられるのはどうだろうか?

地元のPRエージェンシーを訪ねて、彼らがあなたのためにできることを確かめよう。もしくは、大金を持っていないのなら、自分でマスコミに取り上げられる方法を学んだりHelp a Reporter Outのようなサイトを使用するのだ。

私自身は、成果報酬型モデルを実施しているPRserveのようなPRエージェンシーを採用している。もし自分がマスコミに取り上げられれば支払いをし、取り上げられなければ一銭も支払うことはない。

戦略11: 身の回り品をあげる

無料のものが好きな人がいる。それが高かろうが安かろうが関係なく、人はプレゼントをもらうことが好きなのだ。自分が手に入れる無料のものについてだけ話す一人の人物が、Shoemoneyだ。

毎週金曜日に、彼は誰かからもらった新しいTシャツを着た自分の写真を撮る。そして、そのシャツについてブログを書き、そのシャツをくれた会社にリンクバックするのだ。

クリエイティブになって、ブロガーに身の回り品を提供し始めるのだ。Tシャツから、帽子、小物、あなたのブランドに関するその他の物まで、とにかく無料で提供し始めるのだ。ブロガーはあなたを愛するだけでなく、あなたの会社についてブログを書いたり、あなたのウェブサイトにリンクし始めるだろう。

結論

リンク構築の可能性は無限大だ。あなたは多くの異なる方法でリンクを構築することができる。ただクリエイティブでいなければならないだけだ。長年の間に私が学んだことは、最高のリンクビルダーはクリエイティブな人であるということだ。

Matt Inmanがオンラインデート用語でサイトを1位にするとは誰も思っていなかったが、彼は自分独自のリンク構築のやり方で何か月かでそれを実現した。

今回紹介したリストは単にリンク構築の表面を引っかいているだけにすぎず、あなたはとにかく既成概念にとらわれずに考えることが重要だ。あなたが考えるクリエイティブなリンク構築の方法は何だろうか?


この記事は、Quick Sproutに掲載された「11 Creative Ways to Build Links」を翻訳した内容です。

コンテンツマーケティングと大げさに話を拡げる気はありませんが、コンテンツを活用した手法が多かったですね。日本でも今年エイプリルフールを活用したキャンペーンは多くのサイトが手がけていましたが、あれだけ皆がやっていると、リンク数にしてもソーシャルでの拡がりにしても実際の効果ってどうなんだ、って気にならなくはないですが・・・。日常的に上に書かれているような企画をで継続的に打っていくことが重要と思う最近です。アイデアと発想力次第で意識的なリンク獲得もまだまだできる。 — SEO Japan [G+]

コンテンツの口コミ拡散を妨げている7つのソーシャルメディアの間違い

コンテンツマーケティングがSEOに大事と叫ばれる最近ですが、コンテンツが拡散するのはソーシャルメディア経由が主流の今日、ソーシャルメディアマーケティングもきちんと理解した上で取り組む必要があります。コンテンツ作成に励んでいるマーケッターやサイトは日本でも増えてきたようですが、肝心の口コミ拡散を妨げかない間違いを起こしていないでしょうか?!カリスママーケッターのニール・パテルがコンテンツのソーシャルメディア拡散の際に注意したい項目をアドバイス。 — SEO Japan

ソーシャルメディアマーケティングは、難しい理屈ではないかもしれないが、それでもそれには大きな科学的要素が存在する。もしあなたが自分のコンテンツを広めたいのなら、数字に目を向けなければならないし、勇気ある決断をすることを止めなければならない。

過去5年間で、私は、口コミで広がるようにソーシャルメディアを介してコンテンツを押し出すことに成功するための方法について学んだ。そしてもっと重要なことに、すべきではないことを学んだ。

そこで、もしあなたが自分のコンテンツを確実に広めたいのなら、以下の7つの間違いを避けよう:

間違いその1: タイミングは問題ではない

真夜中にコンテンツを書いてそれを配信し、それが口コミで広まることを期待することはできない。TwitterやFacebookのようなソーシャルサイトには、使用時間のピークがあり、あなたが理想の曜日と時間に自分のコンテンツをそれらのサイトに投稿することができれば、それが広まる可能性は高くなる。

Twitterユーザーの48%が東部標準時に住んでいて、水曜日の午後5時にリツイートする可能性が最も高い。また、Twitter上のリンクは、投稿されて1時間以内に最もクリックされる傾向がある。

だから、もしあなたが何かをTwitter上で共有したいのなら、東部標準時の水曜午後5時にツイートすること。

また、Facebookに何かを投稿して最も多くのいいね!を獲得したいのなら、2日に1回以上投稿しないこと。さらに、最も多くのいいね!を獲得するためには、東部標準時の土曜昼に投稿するのだ。

間違いその2: 全てのソーシャルボタンは同じ

Quick Sprout上では、ソーシャルメディアボタンの位置をブログの上部と下部でテストした。驚いたことに、上部に置かれたソーシャルボタンは下部のボタンよりも117%増のクリックを獲得した。つまり、人々は記事を読む前にそれをシェアする傾向があるのだ。

それに加えて、Sharebarのようなスクロールするソーシャルボタンを使用してみたところ、記事の上部にあるソーシャルメディアボタンよりも226%増のクリックを獲得した。

上部のソーシャルボタンとスクロールするソーシャルボタンの組み合わせをテストした時には、下部のソーシャルボタンと組み合わせた時のスクロールボタンに比べて29%低い働きをした

最も多くのソーシャルシェアを獲得したいのなら、Sharebarのようなスクロールするソーシャルボタンと組み合わせてブログ記事の下部にソーシャルメディアボタンを置くことを検討しよう。

間違いその3: トラフィックではなく、シェア数が重要

ほとんどのブロガーやコンテンツマーケッターは、Facebook上で自分のコンテンツにいくつのいいね!を獲得するかや、Twitter上でどれくらいツイートを獲得するかに焦点を合わせる。理論上は、より多くのシェアがあれば、より多くのトラフィックを獲得するはずだが、いつもそうなるとは限らない。FacebookやTwitterからクリックしてあなたのウェブサイトに行く人がいなければ、あなたが訪問者を獲得することはないのだ。

純粋なソーシャルシェアの数にだけに焦点を合わせるのではなく、トラフィックにも目を向けるべきだ。これらのソーシャルサイトからのトラフィックを増やす良い方法は、自分のクリックスルー率を分析することだ。

Dan Zarrelaによるこのブログ記事によると、Twitter上でリンクを置くのに最適な場所は、25%地点だ。つまり、Twitterトラフィックを増やしたいのであれば、始めでも真ん中でもなく…25%地点にそれを追加するようにすること。

間違いその4: 人々は、コンテンツをシェアするピーク時にコンテンツを読む

人々がコンテンツを読みたい時とそれをシェアする時には大きな時間の差がある。間違いその1に基づき、あなたは人々がTwitterでは水曜日、Facebookでは土曜日を好むことを知っている。

人々は、東部標準時の月曜午前11時にブログを読むことを好む。そして、東部標準時の土曜午前9時にブログにコメントすることを好む。

もしあなたが、女性オーディエンスをブログのターゲットにしているのなら、夕方もしくは夜に投稿しないこと。女性は、東部標準時のお昼前にブログを読むことを好む。

間違いその5: 全てのソーシャルチャンネルに焦点を合わせること

私は先にソーシャルメディアボタンの配置について話したが、あなたが宣伝すべきソーシャルサイトの数については話さなかった。Quick Sprout上では、異なるソーシャルメディアサイトのボタンを3つ、もしくは4つ、もしくは5つ配置するテストをした。私がいくつのソーシャルメディアボタンを使用したかは関係なく、1つ以上のソーシャルボタンをクリックした人は9%未満だった。

しかし、5つのボタンに比べて3つのボタンがあった時には、人々がソーシャルメディアボタンをクリックした回数に大きな違いがあった。私が3つしかボタンを置かなかった時には、選択肢は少なかったが、クリックスルーは11%増加したのだ。4つのボタンと3つのボタンのクリックスルー率の違いは統計的に有意なものではなかった。

人々は、1つのソーシャルサイト上のみでコンテンツをシェアする傾向があるため、あなたは3つ以上のソーシャルメディアボタンを置くべきではない。もしも月50,000以上の訪問者がいる場合は、4つのソーシャルボタンを置くことを検討しよう。

間違いその6: 自分のコンテンツについて一度だけツイートすること

最適な日時にツイートするからといって、全ての人があなたのツイートを見るということにはならない。Twitterユーザーの82%が350人以下のフォロワーを所有するが、18%のユーザーにはそれ以上のフォロワーがいる。そして、18%という数字が小さいからといって無視するべきではない。Twitterには5億人のユーザーがいるのだ。

あなたの全フォロワーのうち、他にも何千人もフォローしているような人は、恐らく大部分のあなたのツイートを見ることはないだろう。そして、もし彼らがあなたのツイートを見ないのであれば、彼らはそれをリツイートすることもクリックしてあなたのウェブサイトに行くこともできないのだ。

Mark Susterが実施したテストによると、あなたは最低でも2回は自分のブログ記事についてツイートすることを検討すべきだ。彼は、ブログ記事について再度ツイートすることによって、さらに56%多くの訪問者を獲得した。自分のコンテンツについて3回ないしは4回ツイートすることもできるが、あなたが同じ記事についてツイートする数が多ければ多いほど、フォロワーの多くはすでにそれを見ているために各ツイートから得るクリックは少なくなる。

間違いその7: ゆっくりと着実にがレースに勝つ

ソーシャルメディアの世界では、スピードが全てだ。短い時間内でコンテンツが獲得するシェア数が多ければ多いほど成功だ…特にFacebookでは。

Facebookは、勢いを考慮に入れるため、もしも、あなたのコンテンツが素早いペースで大量のいいね!を獲得しているなら、より多くの人々が自らのフィード内にそれを目にするようになる。

私は、1つの記事に対して最初の30分で50個のいいね!を購入し、2つ目の記事に対しては8時間かけて50個のいいね!を購入する、という簡単なテストをした。どちらのコンテンツも同じだったが、最初の1時間で50個のいいね!を獲得した方は、最終的に合計142個のいいね!と10個のコメントを獲得した。2つ目の記事の方は95個のいいね!と7個のコメントに終わった。

もしあなたが自分のコンテンツをソーシャルウェブ上で広めたいのであれば、かなり短い時間内に多くのシェアを獲得する必要がある。

結論

上記7つのソーシャルメディアの間違いを避ければ、あなたのコンテンツが繁栄し広まる可能性は高い。あなたが上記アドバイスを活用することに決めた今、それらが自分に機能すると仮定せずに、必ず自分のコンテンツでそれらをテストすること。ウェブサイト訪問者の大部分が住んでいる場所や、オーディエンスの人口統計に基づいて、結果は異なってくるかもしれない。

あなたが避けるべきその他のソーシャルメディアの間違いは何だろうか?


この記事は、Quick Sproutに掲載された「7 Social Media Mistakes that Can Keep Your Content from Going Viral」を翻訳した内容です。

間違いというか、意識したい・テストしたい項目とでもいえる内容だったでしょうか。投稿時間やタイミングは日本では時差もありませんし、そのまま活用できるわけではありませんが、重要な要素であることは間違いないですよね。ツイート内のリンクはツイート文の最初の1/4後がクリック率が最高というのは、普段最後にリンクを置いている私としては気になりました。。。ちょっと実験してみたくなりました。ソーシャルボタンの件は、このサイトSEO Japanもそろそろ見直したいと思っていたところですし。。。と、古くからブログやコンテンツマーケティングをやっている人であればある程、余り深く考えずそのままにしてしまっている要素って意外とありますよね。そういう要素を一つ一つ見直し、最適化していくことがコンテンツマーケティングの拡散力を一段階も二段階も上げていくのでしょう。 — SEO Japan [G+]

プロでも犯すコンテンツマーケティングの5つの間違い

コンテンツマーケティングの重要性がかつてない程、叫ばれる今日ですが、効果的なコンテンツマーケティングを実践するには様々な課題があるのも事実。今回はベテランマーケッターでも間違えかねないコンテンツマーケティングの過ちを5つ指摘した記事を天才マーケッターのニール・パテルが語る。 — SEO Japan

あなたはコンテンツマーケティングで埋め尽くされているように感じるだろうか?コンテンツ制作があるのと同じだけそれと関連したマーケティングがあるということは簡単に忘れてしまう。一般的に、このタスクはマーケティング部門の肩に直接のしかかる。もしこれがあなたのコンテンツマーケティング戦略が乗っている軌道のように聞こえるなら、あなたは手に入れるよりも多くの顧客を失っているかもしれない

では、どうやって自分が信頼のおける実行可能なコンテンツマーケティングプランを開発していることを確かめることができるのだろうか?まず、あなたは以下に挙げる間違いを避けなければならない。それらはあなたのコンテンツ戦略を狂わせる…。

間違い1: マーケティング部門に完全に頼ること

最初の最もよくある間違いは、マーケティング部門に全てを押し付けることだ。社内の他の部門に比べて、これは外面から見ると最も筋が通っている。あなたの会社がこれをしているとしても、それはあなただけではない:

しかし、コンテンツマーケティングは、マーケティングやエディトリアルやパブリックリレーションの単なる延長として考えるべきではない。それは、デザインやエンジニアリング、さらにはセールスを含む様々な部門から召集するべきだ。

なぜって?マーケティング部門が、あなたが作るべき一番のコンテンツの種類を常に知っているわけではないからだ。例として、KISSmetricsで、エンジニアリングおよびデザイン部門が推奨したコンテンツの種類をいくつか紹介する:

  • 人々を追跡する方法 – KISSmetricsで受ける最もよくある質問の1つは、“私たちがどうやって人々を追跡するのか”だ。これには私たちの技術の深い理解が必要とされるため、マーケティング部門はこのような記事を書くことができない。
  • デザインがどのようにコンバージョンに影響を与えるか – 私たちの理想的な顧客の多くがコンバージョン率を上げようとしており、デザインチームはこのような記事を書くのに適しているだけでなく、デザイン事例をつくることもできる。
  • 外部JavaScriptの読み込みを遅らせる方法 – 多くの人が自分のウェブサイトの読み込み時間を気にしているが、これを改善する1つの方法は外部JavaScriptを遅らせることだ。エンジニアはこれをする方法を説明することができるだけでなく、このタスクを完了するために使う必要のあるコードを書き出すこともできる。

上の例を見て分かるように、マーケティング部門はそれらのコンテンツ全てを書くことができるわけではない。そのような理由から、社内の多くの部門をコンテンツマーケティング戦略に関わらせることが重要だ。ここでは、他の部門を関与させる方法を紹介する:

  • 他の部門に働きかける – 会社にとってのコンテンツマーケティングの利点と同様にそれが彼らにとって個人的にどのような恩恵があるのかを伝えること。それには、パーソナルブランドを向上することなどがある。これをする簡単な方法は、すでに顧客とコミュニケーションを取っている人を社内に探すことだ。なぜなら、彼らはブログを書くことによりオープンだからだ。
  • 全てのコンテンツ記事にエディトリアルボードを作る – これは、アイディアのきっかけ、および、全てのコンテンツマーケティングチャンネルを介してブランドと声を一貫させることの両方の役割を果たす。
  • Eメール・エイリアスもしくはSkypeグループを作る – これら全てのメンバーを追加して、アイディアがひらめいた時や1つのコンセプト記事が完了した時にお互いに簡単に意思疎通ができるようにする。

間違い2: 活力を失うこと

チームが一緒になった今、あなたはコンテンツそのものに焦点を合わせる必要がある。戦略がローンチされたばかりの時は、たくさんの素晴らしいアイディアを量産し、それらを現実にする仕事にすぐに取り掛かるのはとても簡単だ。しかし、ある時点で、あなたはアイディアを失い、クオリティに苦しむのだ。

それが起きる時、私は以下のことをする:

  • ストーリーテリング – 人々はある種のストーリーに引き付けられる:勝利のストーリー、意欲をかき立てるストーリー、インスパイアするストーリー。あなたのコンテンツは共有されるストーリーを伝えるのにどのような役割を果たすのだろうか?ただし、ストーリーテリングをストーリーセリングと間違えていないことを確かめること。
  • 顧客が尋ね方の分からない疑問に答える – 人々があなたの製品で直面する最大の課題は何だろうか?どうやって彼らはそれに対する成功率を上げることができるだろうか?
  • 人間的な味わいを加える- 大部分のコンテンツマーケティングの常とう手段における最大の問題の1つは、人間を完全に取り去って会社とそれがしていることにのみ焦点を合わせることだ。
  • 競合相手に注意を払う – ホットな新しいコンテンツアイディアを獲得する簡単な方法の1つは、競合相手に目を向けておくことだ。ここでクリエイティブなアイディアを思い付くために競合相手を調査する私のプロセスをチェックすることができる。

上の4つの項目に注目を払っていたことを念入りにチェックした今、あなたはGEのコンテンツマーケティングの例の何が間違っているか分かるだろうか?

それは、全てがGEとそのテクノロジーに関することで、彼らが助けたり影響を与えた人々に関することではない。それこそ彼らは、自分達の理想の顧客のためになるコンテンツを作るべきだった。

間違い3: コンテンツを会社ブログからのみマーケティングすること

ここまでで、あなたは自分のブログだけでコンテンツをマーケティングすることが効果的ではないということを知ったはずだ。自分の顧客が使用しているチャンネルを含めるために、手を伸ばし、焦点を広げる必要があるのだ。

ソーシャル、動画、ドキュメント、スライド、インフォグラフィックなど、コンテンツがシェアされる可能性のある手段全てに目を向ける必要がある。コンテンツマーケッターは多くの場合、ソーシャルメディアに焦点を絞り、自分たちのオーディエンスが他のサイトも読んでいるかもしれないことを全く忘れてしまう。あなたは、それらのサイトを他の形のコンテンツを作ることによって活用できるのだ。

以下のことを試してみよう:

  • 動画をゲスト投稿に変える。
  • ブログ記事をインフォグラフィックに変え、それを他の誰かのサイトに投稿する。
  • ポッドキャストを介して業界エキスパートにインタビューし、彼らにそれを自分のブログで配信してもらう。

上記のコンテンツを作ったなら、以下のEメール・アウトリーチ・テンプレートを使用して業界関連ブログに自分のコンテンツを配信することができる:

件名:[あなたのゲストブログ記事のトピックを挿入]に関するブログ記事のお知らせ

[相手の名前]さん、[相手のサイト名]の熱心な読者である私は、[ブログ記事のトピック]について読むのを大変楽しみにしています…そして、他の読者も同様だと思います。

[相手のウェブサイトの既存記事その1、相手のウェブサイトの既存記事その2、相手のウェブサイトの既存記事その3]に関するあなたのコンテンツは最高ですが、[ゲストブログ記事]に関するブログを書くことによって全てを結びつけることができると思います。

あなたが忙しくてそれについてブログを書く時間がないかもしれないと思い、私はあなたが断れないような申し出をするつもりです。私があなたのために書くというのはどうでしょうか?大丈夫です、私は優れたブロガーで、[以前のゲスト記事のURLその1]と[以前のゲスト記事のURLその2]に私の投稿が取り上げられました。

興味があればご連絡ください。私はすでにあなたのブログスタイルを知っているし、あなたの読者が何を好むかも知っています…私もその中の1人ですから。

お返事をお待ちしています。
[あなたの名前]

あなたが定期的にゲストブログを書くべき理由は、それがあなたの検索トラフィックに驚くべき効果を発揮するからだ。例えば、私は59件のゲストブログを書き、それらがQuick Sprout上の30の記事に117個のリンクを追加で築くのに役立っている。

上の画像を見ると分かるように、ゲスト記事からリンクした記事は、多くのリンクを獲得しなかった記事よりもたくさんの検索エンジントラフィックを受け取った。そして、それらのゲスト記事が生み出したリード数や販売数を追加すると、ROIは膨大だった。

間違い4: 顧客を納得させないこと

あなたにはコンテンツがある。しかし、それは本当に顧客を納得させているのだろうか?誠意を持って作られるコンテンツマーケティングのよくある間違いの1つは、全ての記事を肯定的な雰囲気で言うことだ。というのも一つには、あなたの顧客はそれを買っていない。あなたも顧客も、その製品もしくはサービスに欠点があること、または全ての人に適しているわけではないことを知っている。全てのコンテンツマーケティングの取り組みは、どちらかというとセールスピッチのように感じる

これを避けるのを手助けするために、自分のコンテンツマーケティングの取り組みにユーザーに参加してもらいたい。バーモントのスキーリゾート、Jay Peakは、この山のどこが好きかを説明するInstagram写真をJay Peakにタグ付けすることをユーザーに促した。Jay Peakに関する話は、そこでスキーをすることのどんなところが好きなのかを強調しているユーザーの二次的な派生ではあるが、このキャンペーンは、この場所を誇大宣伝せずに熱狂を共有するという素晴らしい仕事をしている。

では、あなたはどうやってそれをするのか?こんなやり方がある:

  • ユーザーにあなたの製品と一緒に写真を撮ったり、普通とは違った方法であなたのブランド名を紹介することを奨励する。Nylaboneユーザーはこの製品を使用している犬の写真を投稿して、それらに独自のキャプションを付けるように要請し、マーケティング動画や写真ではできない方法で本当のソーシャルプルーフを提供している。
  • 投稿者にあなたが彼らのコンテンツを投稿する時に知らせる。彼らがコンテンツとあなたの返答の両方を自分の友人に見せる可能性はとても高い。
  • ブランドそのものよりも感情に焦点を合わせる。コカ・コーラのHappiness is…のTumblrページChobani Greek YogurtのPinterestページは、常に製品そのものについて語るのではなく、そのページでやりとりすることによって、顧客はブランドとそれらの感情を結び付けるようになる。

しかし、ユーザー生成コンテンツに完全に頼り切るという間違いをしないこと。アップロードされた写真や動画のソースを投稿する前に必ずチェックし、顧客が送信するどんなコンテンツもあなたの会社の所有物になり、あなたが好きなようにすることができるということを事前に知らせておくこと。これは、キャンペーンが一つの形になった場合に不意に現れるかもしれない議論を呼ぶ問題や法的な問題を防ぐのに役立つだろう。

もしあなたが本当にユーザー生成コンテンツの利点を生かしたいのなら、良いも悪いも含めたレビューを求めることだ(そして、返答する)。多くのユーザーにとって、企業が気にかけているということ、そして問題を解決するためにユーザーと一緒に取り組む意思があるということを知ることが、あらゆる怒りやフラストレーションを発散することとなり、それが口火となって他の不満な顧客も周囲のみんなと同じことをするようになる。

間違い5: 結果を測定しないこと

役に立つコンテンツマーケティングのメトリクスを集める簡単な方法は、どのページもしくはプロモーションが顧客に最も大きな影響を与えたのか、そしてその理由を見つけ出すことだ。クリックスルー率、サイト滞在時間、直帰率、ユニークビジター数のようなことを測定することは、全てセールスに焦点を合わせたメトリクスだ。あなたは以下のようなことにも目を向けるべきだ:

  • 顧客が最も関与したメディアの種類 – これは最も基本で、詰まるところ、ページ数、ダウンロード数、その他の生データということになる。Googleアナリティクスのような基本ツールを使ってこれを決定することができる。
  • コンテンツがどこでどのようにソーシャルに共有されたか – ソーシャル共有の数や、コンテンツが共有されたチャンネルを追跡するためにHootsuiteのようなサービスを使用することができる。
  • コンテンツが顧客にコンバートしたか否か – もしお金を支払う顧客に変わらなければ、あなたの全てのコンテンツマーケティングの取り組みは無駄になる。あなたのサイトで誰が何をしているのか、どれくらいの頻度で参加するのか、どれくらいすぐに購入をしたのかを知ることから始めよう。

ここでは例として、私たちがKISSmetricsブログで追跡していることを紹介する:

上の画像を見て分かるように、コンテンツURLが左側に配置され、それらのURLの1つを読んだ後に人々がブログを訪問した回数が示されている。パーセンテージが高い方が、より良いコンテンツということだ。もしあなたが、再訪問のパーセンテージの低いコンテンツを書いているのなら、それは、あなたが人々が読みたいと思わないコンテンツを配信していることを意味する。

KISSmetricsでは、再訪問のためにブログを最適化しようとしている。なぜなら、それはブランドロイヤルティを作り出すのに役立ち、長期的に見るとそれらの訪問者が顧客に変わる可能性がより高いからだ。

最後に

効果的なコンテンツマーケティング戦略を作るのは決して簡単ではないが、上記の間違いを避ければもっと良い状態になるだろう。

私が上に挙げた全ての間違いのうち、最もよくあるのが、結果を測定しないことだ。前向きなROIを生み出すことができなければ、たくさんの時間やお金をコンテンツマーケティング戦略に投げ捨てることはできない。それは単にダウンロード数やシェア数が全てではなく、コンテンツを消費することから獲得した顧客数も重要だ。

あなたが最近目にしたコンテンツマーケティングの間違いは何だろうか?あなたならどうやってそれらに対処するだろうか?


この記事は、Quick Sproutに掲載された「5 Content Marketing Mistakes that Even the Pros Make」を翻訳した内容です。

間違いを指摘というか、こうすればもっとうまくいく的なアドバイス集にも読めましたが、やっぱりその感性と経験を元にした内容は視点が鋭いですし、最近増えている自称コンテンツマーケティング啓蒙家によくある表面的なアドバイスと違って実践的ですよね。。。。4月1週目からとっても感心してしまった&自身のコンテンツマーケティング戦略にも生かしたいと心から思えた記事でした。 — SEO Japan [G+]

コンテンツマーケティングが新しいSEOである理由

日本は昨日からネット業界の扉を開けた新社会人の方も多いのでしょうか。新社会人、転職組問わず検索マーケティングの世界に新しく入った方であればリスティングからSEOまで覚えることはたくさんありますが、SEOに限れば絶対的な正解がないものも多く、また最近はコンテンツを活用したマーケティングが真のSEOといわれ、混乱に拍車をかけかねない状況、、、。ベースの知識を元に、経験を通して自らの答えを導き出していくしかないのがSEOの世界ですが、今回は、私が個人的に米国No.1のウェブマーケッターと評価しているニール・パテルがコンテンツマーケティングとSEOの関係について説明した初心者はもちろんベテランマーケッターにも気になる記事を。– SEO Japan

SEOはかつての姿と同じではない。醜いウェブサイトを開き、二流のコンテンツを放り投げ、いくつかのリンクを築いて、上位に表示されることを期待することはできない。近頃では、あなたは実際に良いウェブサイトを作って、人々の問題を解決するハイクオリティなコンテンツを書き、何千ものリンクを築き、何千ものソーシャルシェアを獲得しなければならない。

しかし、1つ大きな問題がある。この全てを拡大するのは困難だ。数千ものハイクオリティなリンクを手動で築くのには相当なお金がかかるし、たとえお金を持っているにしても、それらのリンクを築くのには数年までいかないにしても数か月はかかるだろう。そして、もしあなたがソーシャルウェブ上で共有する価値のあるものを持っていなければ、スパムのようなアカウントからそれらを買わない限り、あなたがソーシャルシェアを獲得することはない。

それでは、どのようにして数千ものリンクを自然に築き、数千ものソーシャルシェアを獲得するのだろうか?コンテンツマーケティングを介してだ。

コンテンツマーケティングは、近頃、SEOをするための最も安くて最も効果的な手段だ。ハイクオリティなコンテンツは、手動でリンクを築くよりも早いペースでリンクを生み出すだけでなく、より安価だ。さらに、あなたのコンテンツは自然にTwitterやFacebookやGoogle PlusやPinterestでシェアされるだろう。

私のコンテンツマーケティング体験

私は常にコンテンツマーケティングからオーガニック検索トラフィックを築いてきた。なぜかって?それはより安価で、より早く結果を出すからだ。

私たちは、KISSmetricsをローンチして、ブログを書くことおよびインフォグラフィックを作ることだけを介して、1年も経たないうちに月100,000のオーガニックビジターを獲得することができた。私たちは1つたりとも手動でリンクを築かなかった…ただコンテンツマーケティングに時間とお金を費やしただけだ

私は同じことをQuick Sproutでもした。Googleはこのブログに月90,000人近くのビジターをもたらし、私は1つたりとも手動でリンクを築く必要がなかった。ただハイクオリティなコンテンツをたくさん書いただけだ…正確に言うと311件のブログ記事である。

それでもまだあなたがコンテンツマーケティングを新しいSEOだと思わないのなら、数字に目を向けてみよう:

数字で見るコンテンツマーケティング

KISSmetricsでは、合計で47個のインフォグラフィックを作成した。1つのインフォグラフィックには平均して600ドルかかるため、私たちは、過去2年間で28,200ドルをインフォグラフィックに費やしたことになる。

2年という期間の中で、私たちは、それら47個のインフォグラフィックから、3741のユニークドメインからの2,512,596人のビジターと、41,142のバックリンクを生み出した。

そして、この過去2年間をソーシャル的な観点から見れば、これらのインフォグラフィックは41,359のツイートと20,859のいいね!をもたらした。

もしあなたが、2,512,596人のビジターを買おうとしたら、ビジター1人につき5セントを払う場合は125,629ドルかかる。もしSponsored Reviewsのようなサイトからリンク当り20ドルで41,142個のリンクを買ったなら、882,840ドル支払うことになる。そして、それはあなたにハイクオリティなリンクを与えすらしない。私たちはHuffington PostやForbesのようなサイトからも自然にリンクを獲得した。

もしあなたが41,359のツイートを買おうとしたら、ツイート当り2ドル支払うと仮定して82,718ドルかかる。もしも、いいね!当り2ドルを支払うとしたら、さらに41,718ドルかかる。

つまり、もしあなたがGoogleを操作して私たちがKISSmetricsで得たのと同じ結果を得ようとするなら、合計1,072,905.80ドルを支払うことになる。それは大金だ。私たちがインフォグラフィックを作るために費やした28,200ドルと比べると特に…。

コンテンツマーケティングと有料SEOの大きな違い

上記全てのことをするためにお金を支払うこととコンテンツマーケティングにお金を費やすことには1つの大きな違いがある。それが何だか想像つくだろうか?

いいや、それは1,047,705.80ドルという価格の違いではない。もう一度考えよう…

コンテンツマーケティングはアルゴリズムのアップデートによって影響を受けないが、有料SEOは影響を受ける。検索エンジンは、あなたが価値を提供する時を見分けることができ、長い目で見ると、それはランキングで上位を維持するサイトに対して彼らが確かめたいことなのだ。

だから、全体的なランキングやトラフィックを上げるかもしれない短期的なソリューションに投資をするのではなく、コンテンツマーケティングという長期的なソリューションに投資をするのだ。

結論

コンテンツマーケティングが新しいSEOであることを知った今、それにお金を費やすことが結果を保証するわけではない。過去数年にわたって、私は様々なタイプのコンテンツをテストし、あるタイプが他よりも良い結果を生み出すことが分かった。

  • 詳細なコンテンツ – 短いブログ記事は、徹底した詳細なコンテンツよりも獲得するリンクが少ない傾向がある。Huffington Postの真似をして毎日数百もの新しいコンテンツを生み出そうとしないこと…クオリティに焦点を合わせるのだ
  • 消化されやすいインフォグラフィック – 複雑なデータを理解しやすいビジュアル形式にすることができれば、あなたは自分のウェブサイトに何百万ものビジターを獲得することができるだろう。
  • ソーシャルプロフィール – コンテンツマーケティング戦略の成功の重要要件は、力強いソーシャルプロフィールを持つことだ。TwitterおよびFacebookのプロフィールを必ず築くこと。自分のコンテンツを広めるためにはそれらが必要になる。
  • Eメールを集める – オプトイン形式のメール配信をサイドバーに用意し、より多くのEメールを集めるためにポップアップを活用する。確固たるEメールリストを持っていれば、あなたが新しいブログ記事やコンテンツを発行するたびに彼らにEメールを送ることができる。これは、バイラリティーのプロセスを促進する簡単な方法だ。
  • 着実に – もしあなたが定期的にコンテンツを配信することができなければ、コンテンツがどんなに良いものだろうと、コンテンツマーケティングから優れたROIを獲得するのは難しい。必ず定期的にコンテンツを配信すること。
  • 見出しが重要 – あなたのコンテンツがどんなに良いものだろうと、魅力的な見出しを書くことができなければ、誰もあなたのコンテンツを読まない。優れた見出しを書く方法を学ぼう。

あなたはコンテンツマーケティングについてどう思うだろうか?それは新しいSEOなのだろうか?


この記事は、Quicksproutに掲載された「Why Content Marketing is the New SEO」を翻訳した内容です。

内容はタイトル以上にシンプルで、インフォグラフィックを活用したコンテンツマーケティングと有料リンクを比較した記事でした。とはいえ、有料リンクが中心に行われてきたこれまでの日本のSEO市場だからこそ、コンテンツマーケティングの価値と可能性について考えるべき、と改めて思わせられる内容でもありました。言葉としては話題になっていますが、実際の導入はまだまだ進んでいない日本のコンテンツマーケティング。昨日のエイプリルフールでは米国以上に様々な企業がネタ発表をしていて驚きましたが(個人的には辟易気味ですが・・・)、そのコンテンツ企画力・開発力を日常的なウェブマーケティングにもっともっと活用していってほしいと願う私でした。これからどうなる、日本のコンテンツマーケティング。 — SEO Japan [G+]

SEOのプロでも犯す5つの間違い

先週は忙しすぎてSEO Japanの更新が全くできず失礼しました。さて今週は4月に突入、記事も頑張って上げていきたいと思います。まずは、SEOの記事から、ということで、SEO Japanを読んでいただいている方の多くがそうであろうSEOのプロであっても、思わず間違えかねないSEOのミスについて。– SEO Japan

seo mistakes

SEO業界は、過去1年の間に大きく変化した。1年前には効果のあった多くの手法が、使えなくなった。残念ながら、新人のSEO担当者だけではなく…長年この業界で活躍しているエキスパートでさえも過ちを犯している

以下にエキスパートですら誤る5つの点を挙げていく:

間違い #1: キーワードが豊富なアンカーテキストのリンクを構築する

キーワードリッチなアンカーテキストのリンクが望ましくない点は、既にご存知なのではないだろうか。ペンギンが行われた後、アンカーテキストに対する調査が行われ、キーワードが豊富に用いられたリンクを大量に構築しなくても、上位にランク付けされることが明らかになっている。

ウェブサイト「Doctor650」は以下のアンカーテキストを使って13本のリンクを構築した:

  1. Here
  2. Doctor 650
  3. My site
  4. Dissecting The 650 Credit Score
  5. Here
  6. Doctor650.com
  7. Here
  8. http://www.doctor650.com/ (no-followed link from YouTube)
  9. Resource on 650 credit scores
  10. Doctor650.com
  11. Clicking here
  12. Doctor650.com
  13. 650 credit score

このサイトは、サイトを立ち上げてから54日間で、「650 credict score」で4位を獲得した。これで、新しいサイトでも、あらゆる用語で上位に食い込むことが出来るものの、アンカーテキストを交互に利用していく必要がある点が証明された。

そこで、キーワードリッチなアンカーテキストの割合を30%以下に抑え、アンカーテキストのバリエーションを試すべきである。なぜなら、毎回、キーワードリッチなアンカーテキストを使って自然にリンクを張るケースはゼロに等しいからだ。

私は関連するキーワードが少ないアンカーテキストを構築して、「online poker」や「insurance quotes」で上位にサイトをランクインさせたことがある。また、キーワードが豊富に詰まったアンカーテキストのリンクを構築する際は、バリエーションを多く盛り込むようにしている。

間違い #2: 異常に早いペースで過剰な量のリンクを構築する

競争の激しい用語で上位にランクインするために、何本のリンクが必要だろうか?実は本数はさほど重要ではない。それよりも時間が必要である。じっくり、着実に進む戦略が、SEOの戦いを制する。

Doctor650を見てみると、必要以上に多くのキーワードリッチなアンカーテキストのリンクを構築しているだけでなく、あまり多くのリンクを獲得していないことが分かる。私もこの手法を競争の激しい用語で試したことがあり、上位に楽に食い込むためには、大量のリンクを獲得するよりも、オーソリティリンクを狙う方が効果が高いことに気づいた。

大量のリンクを構築する方が効果が高いと考えているなら、マーカス・タイラー氏が実施したケーススタディに目を通してもらいたい。タイラー氏は、24時間以内に1万本のリンクを構築することに成功した。その結果、グーグルで1位を獲得したものの、あまりにも多くのリンクを獲得したために、3週間でランキングを下げてしまった。

グーグルのアルゴリズムは高度であり、ウェブサイトがリンクを構築する通常のペースを把握している。リンクのカウントが不自然なペースで増えているなら、上位にランクインすることは出来ない。

間違い #3: ホームページに大量のリンクを構築する

同じ分野の他のサイトのリンクプロフィールを確認したことがあるだろうか?.govと.eduのサイトのリンクの割合はどれぐらいだっただろうか?ホームページに寄せられたリンクと内部のページに張られたリンクの割合はどれぐらいだろうか?

ホームページにリンクを構築する代わりに、主に内部のページにリンクを集中させることを私は薦める。ウィキペディアが良い例だ。このサイトはほとんどの用語で上位にランクインしており、世界で6番目に人気が高いサイトである。

Majestic SEOは、ウィキペディアが合計で6億本の被リンクを獲得しており、そのうちホームページに向けられているリンクは約600万本だと指摘している。要するに、ホームページに向けられているリンクは全体の1%のみであり、残りの99%は内部ページに向けられている。

上位にランク付けしてもらいたいなら、ホームページよりも内部のページにリンクを構築する方針を検討しよう。

間違い #4: 大量の二流のコンテンツを作成する

eHow等のサイトでコンテンツを読んだことがあるだろうか?eHowは5億ページを抱えており、数多くの用語でグーグルのSERPで上位にランクインしている…そして、大量の被リンクを得ている

eHowは健闘しているものの、同サイトのコンテンツ戦略をコピーする価値はない。なぜなら、eHowのコンテンツは二流レベルであり、大ざっぱ過ぎるからだ。例えば、グーグルで「how to install a bidet」を検索すると、eHowのこのページがトップ10入りしていることが分かる。

何がいけないのか分かるのだろうか?

このページの「how to install bidet」(ウォシュレットの設置方法)の説明はひどい。2400文字を超える記事を書き、ウィキペディアのように詳細にわたる内容であったら、遥かに上位にランク付けされていたはずであり、得られるトラフィックも多かったはずだ。

この記事からも、グーグルは2000ワード以上で構成されるウェブページを1ページ目の上位にランク付けすることを好む点が分かる。

過ち #5: リンクがオーソリティを作る

オーソリティサイトと見なされると、上位にランク付けされる。それでは、どうすれば普通のサイトをオーソリティサイトに変えることが出来るのだろうか?リンクを増やせばよい、と言うのが基本的なセオリーである。確かにリンクはオーソリティを築く上で役に立つものの、他にも道はある。

  • ソーシャルメディア – ソーシャルメディアのプロフィールを構築し、ツイート、いいね!、共有等を増やすことで、ウェブサイトは上位にランク付けされる。グーグルとビングは共にソーシャルシグナルに注目していることを明言している。
  • オーサーランク – グーグルはオーサーを確認することが出来る。つまり、グーグルは、誰が優れた記事を投稿しているのか、そして、誰が二流の記事を投稿しているのかを突き止めることが出来るのだ。そのため、被リンクが少なくても、オーソリティの高いオーサーが記事を投稿しているなら、今後、ランクが上がっていく。
  • 期間 – 期間は、容易にコントロールすることが出来るわけではないが、古いサイトは、被リンクの本数があまり多くなくても、上位にランクインする傾向が見られる。そのため、新しいサイトをスタートさせようと思っているなら、少なくとも開設から5年が経過している既存のウェブサイトを買うことを検討してもらいたい。より早く上位にランクインする効果が見込めるためだ

サイトのランクを上げたいなら、ウェブサイトをオーソリティサイトに変える努力をしてもらいたい。リンク構築以外にもオーソリティサイトを作る手段はあるため、全ての労力をリンク構築に注ぐべきではない。

結論

SEOは常に変化しており、変化に対応することが出来なければ、成功を収めることは難しい。急ぐのではなく、じっくりと、着実に進むことで、SEO競争を勝ち抜くチャンスが到来する。

グーグルのアップデートを介して、私は質の高いコンテンツが上位のランク、そして、得られるトラフィックを維持する点を学んだ。例えば、私が運営する全てのブログは、グーグルがアップデートを行った1月1日にトラフィックを15-41%増やしていた。

その他にSEOはどのような過ちを犯しているだろうか?


この記事は、Quicksproutに掲載された「5 SEO Mistakes That Even Experts Miss」を翻訳した内容です。

プロの定義にも色々ありますが、2番の早すぎるリンク構築などは未だに多くのSEO会社(リンク専用業者?)がリスクを知ってか知らずかやっていますよね。確かにそれでそのまま上がってしまうこともありますが、ペナルティを受ける確率は高まるのでご注意を。。。1番目は、これを意図的に行うのはかなりの高度テクニックと思いますが、同一アンカーテキストによるペナルティ回避を狙う意味も含めて、今後こういった「あえて上げたいキーワードでリンクしない」アプローチも増えていくのかもしれません。

他は比較的ストレートな内容でしたが、最後の古いサイトの順位が上がりやすい、というのは個人的に最近、余り実験していないのでわかりませんが今でもそれなりの真実なのでしょうか。とはいえ、既存サイトを再利用する時はリンクプロフィールの精査はきっちりしておかないと、何をしても上がらない、なんてことになりかねませんからご注意を。 — SEO Japan [G+]

Googleの立場でSEOを考える

SEOに携わっていると、ついついどうGoogleを攻略するか?という視点で物事を考えてしまいます。とはいえ敵を倒すには、相手の気持ちになって考えることが大事、ということで、今回はGoogleの立場からSEOを考えてみようというお話を。「GoogleにしてみればSEOは順位を操作される面倒な存在に過ぎない」と言い切ることは簡単ですが、一歩踏み込んで考えてみると新しい気づきがあるかもしれません。 — SEO Japan

think like google

毎日、星の数ほどの検索がグーグルで行われている。また、グーグルは検索マーケットの65%以上を占めている。そのため、グーグルの行動に注目する必要がある点は、火を見るよりも明らかである。グーグルの検索エンジンの仕組み、探しているターゲット、そして、検索エンジンを進化させる計画を知ることは、競合者に勝つ上で欠かせない。

グーグルのように考えることで、世界最大の検索エンジンの原動力だけでなく、ランキングを高めるためにサイトを改善する方法を学ぶことも出来る。

しかし、その前に、検索エンジンの仕組みを理解することが先決である:

検索の仕組み

検索を実施する際は、気づいていないかもしれないが、ミリ秒以内に答えを提供するべく、背後で、無数のチャンネル、プログラム、そして、スクリプトが動いている。

グーグルは、検索の仕組みを簡素化し、説明するインタラクティブなインフォグラフィックを提供している。当然だが、長年に渡って、この公式に多数の変更が加えられている。とりわけ、一部のサイトがシステムを操作し、バックリンクの本数、そして、ソーシャルマーケティングの取り組み等、グーグルが注目する重要な要素を人為的に誇張しようと試みているためだ。

それぞれのアルゴリズムの内容、さらには、サイトのランク付けを行うアリゴリズムの数を正確に把握しているのはグーグルのみである。しかし、グーグルの過去の取り組みに着目することで、良質な情報をある程度集めることが出来る。

グーグルの良さが、サービスの善し悪しに左右される点に留意しておいてもらいたい。大勢のユーザーが検索を実施したとしても、探している情報が見つからないようでは、グーグルに対する信頼感は薄れ、最悪の場合、二度と使ってもらえなくなる。そのため、ユーザーが求めているものを提供することを、グーグルは最も重要視しているのだ。.

過去から得られる手掛かり

過去の取り組みを振り返って、グーグルの今後の方向性を探る手がある。SEOmozは、2000年からグーグルがアルゴリズムに加えてきた変更点をリストにまとめている。このリストには、グーグルのインデックスおよびランク付けの変更における、マイナーな修正から、主要な修正まで全て挙げられている。このリストを見ていると、共通するパターンが幾つか存在する点に気づく:

  • グーグルは、マルウェアの温床となっていることで知られているサイトを特定し、また、キーワードスタッフィング、ドアウェイページ、そして、テキスト隠し等、廃れた手法を利用しているサイトの価値を下げることで、スパマーおよび詐欺師の次の手を推測している。よって、このような手法は、長続きしないため、利用するべきではない。ランキングを押し上げる手っ取り早い解決策は、グーグルの過去の取り組みを見る限り、やがて禁止されるため、賢い選択とは言えない。
  • グーグルは、コンテンツが最も重要だと考えていたが、ここ数年の間に、二流のコンテンツを量産することで、システムを操作しようとする人達が激増した。そこで、重複するコンテンツや役に立たないコンテンツに対抗するため、グーグルは、読者に価値を与える豊かなコンテンツを抱えるサイトを推奨し、最終的に優れたコンテンツを用意していないサイトのランキングを下げる取り組みを継続している。大量のコンテンツを作成するのではなく、質の高いコンテンツの作成に焦点を絞るべきである。なぜなら、後者は、より多くの被リンクを集め、様々なアルゴリズムのアップデートを通じて、上位にランク付けされる傾向が見られるためだ。
  • リンクは、ランキングにおいて常に重視されており、今後もこの方針は継続されるだろう。時間の経過とともに、ウェブマスター達は、リンクを構築する方法を理解するようになったものの、関連するオーソリティサイトからのリンクは、今でもなかなか手に入れることが出来ない。リンク構築を計画しているなら、量より質を優先させるべきだ。リンクが関連しているなら、キーワードが少なくても、長期的により多くのプラスの効果をもたらすはずだ。また、リンクのコンセプトも変わりつつある。ツイッター等のソーシャルメディアサイトからのリンクが、効力を発揮しつつあるのだ共起もまた、長い目で見れば、ランキングを向上させる効果があるのではないだろうか。
  • 1日に大量のページが閲覧されているなら、スピードに力を入れておきたいところだ。グーグルのインデックスは、サジェストやカフェイン等のアップデートの導入により、スピードアップしており、また、サイトのスピードは、主要な要素であり、サイトの適性およびコンバージョン率に影響を与える。サイトのスピードは、グーグルが、サイトのランク付けを行う際に考慮するために利用する、200種類上あるアルゴリズムの要素の一つである。ランキングを改善したいなら、ロード時間の最適化を検討してもらいたい。読み込みの時間を改善した結果、私はトラフィックを2倍に増やすことに成功した

また、グーグルの仕組みを正確に把握する方法として、現在の取り組みを徹底的に調査する手が考えられる。SEO by the Seaは、グーグルの特許から得た興味深い特徴や情報を紹介している。グーグルグラスから、リッチスニペットの活用に至るまで、同サイトの記事からは、グーグルの今後の取り組みについて、多くの情報を仕入れることが可能だ。

グーグルの好き嫌い

この記事の中で、グーグルが嫌うものを既に幾つか挙げている: スパム(コメントスパム等)、マルウェア、重複するコンテンツ、質の低いインバウンドリンク、大量のアウトバウンドリンク等。しかし、グーグルが好む特徴についても知っておくべきである。

  • 評価の高いコンテンツ – ただ単に良いだけではなく、関連するオーソリティサイトからの被リンク、そして、仲間のブロガーによるレビューを受けたコンテンツが必要である。この記事で紹介している手順を踏むと、容易にコンテンツへのリンクを獲得することが出来る。また、2000ワード以上のコンテンツは、より高いランクを得る傾向が見られる。
  • 基礎となるコンテンツ – つまり、その他のサイトから頻繁にリソースとしてリンクを張ってもらえる情報である。このタイプのコンテンツは、完成されており、また、適切であるため、最小限のメンテナンスで済む、アップデートをほとんど必要としない。上級者向けのSEOガイドが典型的な例である。オンラインで提供されているSEOガイドの中では最も綿密なガイドであるため、日に日にトラフィックを増やしている。
  • ソーシャルシグナルグーグルは、ソーシャルネットワークを別の基準で計測しており、様々なシグナルに注目している。票(いいね!)、共有、投稿、そして、ブックマーク以外にもグーグルは多くの基準を設けている。ソーシャルネットワークでの共有される回数が増えると、ランキングが高くなる。グーグルがグーグルプラスに労力、そして、資金を投じているため、この分野の重要度はますます高くなっていくだろう。
  • パーソナライズ – グーグルは、検索および製品のユーザーエクスペリエンスにおいて、パーソナライズ化を進めている。多額の資金を投じているモバイルデバイスから、パーソナライズド検索に至るまで、グーグルは、それぞれのユーザーのニーズに合わせた経験を提供しようと試みている。ウェブサイトをユーザーのニーズに合わせることが出来れば、長いスパンでより高いランキングを獲得することが出来るようになるだろう。レスポンシブデザインの利用から、Yelpのように、履歴を基づく経験の調整まで、それぞれのユーザーに固有の経験を提供することが最も重要である。

グーグルがそこまで賢いと言うなら、なぜ _______ は今でも有効なのか?

確実にブラックハットな手法やその他の姑息な手段を利用しているサイトよりも、下位に甘んじている人もいるかもしれない。ここである疑問が湧く: グーグルがとても賢く、高度な検索エンジンを構築しているなら、なぜこのような手法は今でも有効なのだろうか

それは、グーグルのインデックスが繊細なバランスを必要としているためだ。グーグルは、質の高いサイトをサンドボックス化したり、2009年にインターネットにマルウェアが氾濫していると宣言した際に行った誤検出する過ちを犯したくないのだ。

グーグルのエンジニア達は、変更が何も悪いことをしていないサイトに誤って影響を与えることなく、質の高い結果を維持する方法を必死で探している。そのため、ブラックハットの競合者の真似をせずに、正当なホワイトハットな手法に徹していれば、最終的により高いランクを得ることが出来るようになる可能性が高い。

倫理に欠ける手法を用いているサイトは、数ヶ月、または、1年もしくは2年間に渡って上位にランクインするものの、最終的にグーグルに捕まる傾向が見られる。一方、質の高いコンテンツを作成し、正当なリンクの獲得に力を入れているなら、手っ取り早い、安易なルートを辿るサイトよりも、最終的に上位にランク付けされるだろう。私自身、以前、手っ取り早い方法を選び、一旦は、用語「online poker」で上位にランクインすることに成功したものの、結局、グーグルに捕まり、ペナルティーを科された経験がある。

「グーグル」が審判を務める試合では、ゆっくりと着実に進むサイトが勝利を収めるのだ。

商売道具

グーグルが提供するツールを用いて、グーグルに関する有益な情報を得る手もある。その中でも特にチェックしてもらいたいのがウェブマスターツールだ。以下に、グーグルの考えに関する有意義な情報を得ることが可能なウェブマスターツールの機能を幾つか挙げていく:

  • ページスピード – 以前、グーグルは、ウェブマスターツールにページスピードのデータを掲載していた。現在、グーグルは、ページスピードプログラムを提供しており、ロード時間の重要性の高さが窺える。グーグルがページスピードを重要視している理由は、読み込みの遅いサイトを上位にランク付けすると、ユーザーがグーグルを利用する頻度が落ちる相関関係にの存在に気づいたためだ。
  • 誤り – エラーだらけのサイトにユーザーを出来るだけ送りたくないのが、検索エンジンの本音である。グーグルは、ウェブマスターツール上に、サイトで見つけたエラーをリストアップしている。
  • 検索クエリ – トラフィックが上がるか下がるかどうかのトレンドを把握したいなら、検索クエリのインプレッションの数に注目しよう。 インプレッションが多ければ多いほど、トラフィックも増えるはずである。従って、マーケティング戦略を修正し、インプレッションの数が増加しているなら、さらに徹底するべきである。逆に数が減っているなら、その取り組みを抑える必要がある。
  • 価値の高いコンテンツ – サイトマップを利用することで、グーグルは、サイト上でインデックスしているページの数をユーザーに伝えている。この情報は、コンテンツに対するグーグルの感想を知る上で役に立つ。コンテンツの多くをインデックスしている場合、ほとんどページがインデックスされていない場合と比べ、高く評価されていると思われる。
  • メッセージ – 個人的に好きな機能である。このメッセージエリアで、グーグルは、ウェブサイトの誤りを伝える。また、グーグルが警告を送るのもこのエリアである。

グーグルの方向性を理解し、変更に適応する方法を知りたいなら、ウェブマスターツールは絶対に欠かせない。

グーグルの次の一手

上述したプログラムとサービス、そして、グーグル+等のその他の機能を利用することで、グーグルの今後の方針をある程度理解することが可能だ。フェイスブックは、検索を追求し、独自の広告ネットワークを展開することで、グーグルのマーケットシェアを徐々に奪う試みを行っているが、グーグルは状況に適応し、応戦を続けている。

グーグルプラスに関しては、惜しいけど、失敗に終わったと考えることも出来るが、それはあくまでも、人気においてフェイスブックと比較しているためだ。グーグルは、グーグルプラスを普段利用するサービスと統合する取り組みを進めている。これは、フェイスブックのユニバーサルログインシステムに通じるところがある。先日、グーグルは、ブランドのプラスページの宣伝を始め、グーグルプラスをより多くの会社に受け入れてもらうための手段として、+1ボタンをアピールしていた。

グーグル+以外にも、フェイスブックが誇るソーシャルスフィアでのリーチの長さに対抗し、ナレッジグラフをグーグルは導入している。ナレッジグラフは、検索とソーシャルにおけるWho、What、Where、When、そして、Howを集め、つなげる機能である。

この情報とソーシャルコミュニティ、そして、グーグルマップと組み合わせると、アンドロイドスマートフォンのパーソナルアシスタント、グーグル ナウ(Google Now)が完成する。グーグルは、このサービスの導入により、適切なタイミングで適切な情報をユーザーに与えることで、「どこにいても、ローカル化」することが出来ると期待している。例えば、好きなスポーツのチームが試合をしている最中に、スコアを教えてもらったり、駅のプラットフォームにいるときに最新の電車のスケジュールを知らせてもらったり、空港に入口に着いた瞬間にフライトの詳細を教えてもらうことが出来る。グーグルナウがユーザーのことを深く知れば知るほど、推薦の精度は高くなる。

このような変更から、グーグルが、ローカリゼーションの視点からパーソナライゼーションを進めているだけでなく、それぞれのユーザーに別の結果を与えようとしている点は明白である。このようにして、グーグルは、ユーザー本人、ユーザーの友達、好きなもの、場所に関する情報を集めようとしている。グーグルは、検索経験をユーザーに対してカスタマイズしようと試みているのだ

要するに、会社として、戦略を調整する必要がある。ヘッドタームを追い求めるだけでは不十分である。ローカルの検索結果に狙いを定め、理想を言えば、コンテンツを調節して、ユーザーが実施する可能性のある検索のタイプに近づける試みを始めるべきだ。

結論

全ての変更に注目し、アルゴリズムを徹底的に研究しなくても、グーグルのように考えることは出来る。顧客が求めているものを提供する取り組みに力を入れてもらいたい – つまり、様々なソーシャルネットワークで共有される、優れた、適切なコンテンツが求められているのだ。友達や同僚に広めてもらえるように頼み、1本のブログの記事だけではなく、様々な形式で情報を提供しよう。多少ランキングに影響を与える可能性があるため、アルゴリズムのアップデートに注目する価値はあるが、オーディエンスが求めているものを与えている限り、意識しなくても、グーグルが求めているものも与えることが出来るはずだ。

最後に、グーグルに対する最適化に関して、皆さんの意見を聞いてみたい。最近のアップデートによって、サイトのランキングは上がっただろうか、それとも、下がってしまっただろうか?


この記事は、Quicksproutに掲載された「How to Think Like Google」を翻訳した内容です。

 

別視点でSEOを解説する記事かと思いきや、SEO(今日ではほぼGoogle対策と同じですが)の全体像を的確に解説した初心者にも上級者にも参考になる素晴らしい記事でした。中々ここまで包括的にSEOを理解できる記事もないのではないでしょうか。筆者のニール・パテルが米国でもトップクラスのウェブマーケッターであることもさながら、相手の立場になって考えることが何を理解・攻略するにも効果的なアプローチなのでしょうね。 — SEO Japan [G+]

人前で話すことに慣れて最高のプレゼンテーションを行う方法

プレゼンテーションのコツを何度も紹介してきたSEO Japanですが、実はテクニック以前に、人前で話す行為自体に緊張してしまう人が数多くいる、という根本的な問題があったりします。もちろん最初から緊張しない人の方が珍しいわけで、皆、何度も恥をかきながら人前で話すことになれ、テクニックも学んでいくわけですが、、、今回は、「人前で話すことに慣れる」ことを意識したプレゼンテーションのコツについて考えた、これまでなかったアプローチの記事を。手の平に人の文字を書いて飲み込む、、、以上の実践的ノウハウが詰まっています。 — SEO Japan

例えどれだけ恐ろしくても、あなたには、いかにして人前で話すことをスケジュールに組み入れるべきかを見つけ出す必要がある。その理由を話そう。

多くの起業家は、人前で話すことを自分のビジネスの成功にとって非常に重要な意味を持つ部分として認めている。実際、彼らはそれをビジネスのためのリード生成マシンとして扱う。

彼らの多くは、講演の仕事から新しいクライアントやビジネスを獲得するが、それらのリードの大部分は熟成するのに長い時間がかかる…。

だから彼らの多くは、すぐに自分たちのビジネスを必要としないそれらの人々と連絡を取り続けるためにある種のマーケティング自動化ツールを使っているのだ。

そして、人前で話すことは、あなたの注目度を高めるのに大変優れた方法ではあるものの、大変多くの起業家がそれをすることを嫌って、それをしないことへのあらゆる種類の言い訳を使用している。

あなたは人前で話すことが嫌いだろうか?人前で話すことに対する恐怖を克服して、自分のブランドとメッセージを拡大するために実際に講演の仕事を受ける方法を学びたくはないだろうか?

それならこのガイドが役に立つ。

人前で話すことに徐々に慣れる方法

まずは、人前で話すという世界に入って、一対一で自信を持って話すことから大きなカンファレンスの中央ステージを思い通りに使いこなすまでになるはどうすればいいのかを見ていくとしよう。

さあ、スピーキングのキャリアを始める準備はいいかい?出発だ!

  • インタビューを進んで受ける – オーディエンスの前に立って明確かつ説得力を持って話すにはかなりの自信を要するということに疑いの余地はない。しかし、いくつか威嚇的ではないやり方から始めることによって人前で話す恐怖を和らげることができる。そのようなやり方の1つが、インタビューを受けることを志願することだ。自分の業界のブロガーでビデオインタビューをしている人を見つけて(例えば、Writer ViewsMixergyなど)、あるトピックのエキスパートとして話をすることを申し出るのだ。彼もしくは彼女があなたの申し出を受ける保証はないが、“ノー”と言うのを難しくするような魅力的な情報をそのブロガーに与えるのだ。つまり、誰もがインタビューをしたくなる人物になるということだ。招待を受けたなら、必ずブロガーと一緒にそのインタビューについて話すこと。可能ならば、リハーサルができるようにインタビューの前に質問のリストをもらおう。準備をすればするほどあなたは心地よく感じるだろう。
  • バーチャル・カンファレンスを作るウェビナーのようなバーチャル体験を作れば、オーディエンスと顔を合わせる必要もない。実際、ウェビナーは、カンファレンスのスピーチで使用する可能性のあるスライドをまとめるのに良い場所だ。一方、テレセミナーは、より質疑応答セッションに近いが、あなたに他者の前で話すことに心地よく感じさせることに有効に働く。さらに、Google + Hangoutは人前で話すための控えめな手段だ。
  • パネルディスカッションの一員になる – 人前で話すということをもう少し先に進めたのが、円卓会議やパネルディスカッションの一員になることだ。あなたは自分の業界においてはエキスパートなのだから、価値のある情報を提供したり、質問に答えたりできるだろう。これは、自分のオーディエンスが何に興味を持っているかを知る素晴らしいチャンスでもある。彼らが尋ねる質問と特定の回答に対する反応に注意を払うこと。彼らが何に情熱を持っているかを見つけ出すのだ。あなたはこの情報を自分自身の講義の準備をする際に使用することができる。ほら、人前で話すことは、あなたやあなたのブランドのために露出することが全てではないのだ…オーディエンスと繋がることと等しいのだ。あなたがオーディエンスと感情的な結びつきを上手に作ることができればできるほど、あなたのメッセージは聞き手の心により強く響く。
  • 地元から始める – ウェビナーを作り、インタビューを受けて、1,2度パネルディスカッションに参加したなら、もうあなたは大きな行動に出てカンファレンスやイベントで話す準備ができているかもしれない。しかし、超大きな行動に出る必要はない。自分の地元地域で小さなことをするのだ。地元のビジネス・ジャーナルを1冊選んで、カレンダーのセクションをめくれば、あなたが話すのを待っているグループのリストを見つけるだろう。自分の専門分野から1つ選んで、申込書を送るのだ。忘れてはならないのは、必ず特定のオーディエンスに合わせてスピーチを作るようにすることだ。人々は似たり寄ったりのスピーチを見破るだろう。もっと言うと、スピーチを自分のビジネスの宣伝にしないこと…あなたは、オーディエンスに価値を追加しなければならないのだ。
  • カンファレンスを見つける – 何度か地元のカンファレンスで経験を積んだら、大物になる準備は整った。もし自分の地域で開催される大きなカンファレンスを知らないなら、“カンファレンス[自分の業界]”でGoogle検索をしよう。これらの大きなイベントやカンファレンスの良い点は、それらがイベントを宣伝する独自のPRとマーケティングマシンを持っていることだ…そして、あなたはスピーカーとして、そのPRとマーケティングの一部になるのだ。無料の広告というわけだ。これらのイベントで話す競争は厳しい…だから、説得力のあるプレゼンテーションの概要と共にスピーチの申請書を送るのだ。さらに、その1週間後に電話でフォローアップしよう。

人前で話す世界にゆっくりと慣れる方法に関してアイディアを得た今、次は、史上最高のプレゼンテーションを作って行うための8つの秘訣を教えよう。

初めての講演の仕事を乗り切るための8つの秘訣

  1. オーディエンスを知る - 人前で話すときの1番のルールは、自分のオーディエンスを徹底的に理解することだ。見当違いのスピーチをすること以上に、恥ずかしくて、あなたの評判を早く汚すものは何もない。必ず、オーディエンスのバックグラウンド、ニーズ、知識のレベル、期待を調査すること。毎年開催されるカンファレンスのほとんどが、前回のスピーカーの動画を持っている。その中でも最も人気があるものを見て、彼らの言葉の選び方やユーモアの使用、スライドのビジュアルを取り入れてみよう。
  2. 設備をテストする – これは、自分がその日一番に話す人物である場合は、特に当てはまる。自分より先に話す人が1人か2人いる場合は、マイクチェックをするだけでいいかもしれない。しかし、電気設備はほんの一瞬の間に何が起きてもおかしくない…だから全ての設備がきちんと動いていることをテストするのだ。それに、PowerPointが動かないなど、何かがうまくいかないと、人々はがっかりすることになる。
  3. オーディエンスを即座に楽しませる – 優れたスピーチは、歓喜で始まり歓喜で終わる。大部分の人はあなたがスピーチの最初と最後で言ったことだけを覚えているため、これが重要なのだ。素晴らしい引用句、質問、統計データを使ってオーディエンスの注意を引くことができる。そして、優良ブログ記事のように、説得力のある行動喚起で締めくくりたい。人々に何かをするように働きかけることが、あなたのメッセージを人々の記憶に強く印象付けるだろう。
  4. 単調に話すことを避ける – 話しをする時の音の高さ、速さ、大きさを変化させる練習しよう。これが、人々があなたのプレゼンテーションの最中に居眠りをするのを防ぐ。さらに、話すのが速すぎたり遅すぎたりするのも避けること。私は、緊張している時に超高速で話す人を多く知っている。自分自身をコントロールして平静を保つようにしよう。
  5. 専門用語を避ける専門用語を使いたくない1つの理由は、オーディエンスの全てがあなたの話していることを知っているわけではないからだ。これは、あなたとオーディエンスとの間に不必要な壁を作る。もう1つの理由は、専門用語は単に退屈で乱用されているからだ。それに、あなたが自分を賢く見せようとしているようにも見える。
  6. オーディエンスに焦点を合わせる – 長期間オーディエンスとのアイコンタクトを失うことがないようにすること。演台でスライドを見上げたりメモを見下ろしたりすることは、人々を興ざめさせる。加えて、もしあなたがオーディエンスを見ていなければ、彼らが不穏状態になったり退屈しているかどうかが分からない。退屈の兆しが見えたら、彼らの注意を取り戻すまでスピーチを調整するのだ。
  7. 自信を見せる – 良い姿勢は、あなたが完璧なオーソリティであるということをオーディエンスに伝える。足は6インチ開いて立ち、胸を張る。さらに、あごは地面と平行にすること。そして、自由に動き回る。それが、オーディエンスと繋がる手助けをするだろう。
  8. リラックスして自分らしく – 言うは易し、行うは難し、そうでしょう?自分自身を落ち着かせてリラックスするためにあなたが使用すべき1つのテクニックは、時々深く息をすることだ。さらに、フレンドリーそうに見える1人か2人の人物に視線を合わせるのもよい。そして、楽しむことと、自分らしくあることを忘れずに。他の誰かになろうとしないことだ…あなたがでっち上げようとすれば、オーディエンスには分かるのだ。

最後に

人前で話すことに飛び込むのを怖がらないことだ。実際、今すぐに誰かに電話もしくはメールをして、話す機会について尋ねることをあなたに勧める。聞いてみない限りは、どんなチャンスがあるかは決して分からない。

そして、人前で話すことの金銭的な恩恵は一晩で現実にはならないかもしれないということを頭に入れておくこと。リード生成のボールが転がるには時間が必要なのだ。

加えて、あなたは、人前で話すことから大きな個人的恩恵を得るだろう。それは、学習し成長するための素晴らしい手段なのだ…なぜこんなレッスンをわざわざ見逃そうというのか?

起業家が恐れを克服するのに役立ちそうな人前で話すための秘訣をあなたも共有してほしい。


この記事は、Quick Sproutに掲載された「How to Speak in Public… Even If You Hate Public Speaking」を翻訳した内容です。

人前で話すことの慣れ方ばかりか、プレゼンテーションのテクニックにも言及された一粒で二度美味しい記事でした。私も数年前まではよくセミナーやイベントで話す機会が多かったのですが、最近はすっかりご無沙汰しています。次回、どこかで話す機会があった際にはこの記事を読み直して心新たにプレゼンに臨みたいと思います。。。 — SEO Japan [G+]

顧客は獲得するのではない、産み出せ。

顧客獲得、、、全てのビジネスの基本&重要課題として当たり前のように使われるこの言葉ですが、自らのスタートアップ起業の経験から「獲得」という言い方に疑問を感じた筆者が語る、新しい顧客の作り方のお話を。 — SEO Japan

自分の会社を成長させる最も簡単な方法は何だろうか?顧客を獲得すること、だろうか?

私は初めて起業家になった時、その基本原理に従って行動していたが、始めたばかりの頃は顧客を獲得する作業にはとてもお金がかかる。さらには、どうやってあなたは自分が獲得するべき顧客が誰なのか知るのだろう?

Google AdWordsキャンペーンやFacebook広告を始めることは、簡単そうに聞こえるかもしれないが、自分が獲得すべき顧客の種類を正確に知らなければ、あなたはたくさんのお金を失うことになるだろう。さらに、たとえあなたがどんな顧客を求めるべきか知っているとしても、お金を失うことがあるのだ。

だから、もしあなたがまだ始めたばかりなら、顧客を獲得することではなく、顧客を産み出すことに自分のエネルギーを集中させるのだ。では、どうやって顧客を産み出すのか?

その製造過程には3つのステップがある:

  1. 自分の市場を注意深く選択する
  2. 約束を果たす
  3. 自分の秘密のソースを加える

それでは、顧客を産み出す方法を紹介していこう:

自分の市場を注意深く選択する

あなたのターゲット市場は誰なのか?

カリフォルニア州ロサンゼルス在住の年収100,000ドル~150,000ドルの18歳~35歳の男性だろうか?それは、古典的なターゲット設定の例だ…しかし、たとえあなたがそのニッチにターゲットを絞ったとしても、それは上手くいかないだろう。

なぜ?

ロサンゼルスに住む年収100,000ドル~150,000ドルの18歳~35歳の男性がみんな同じ問題に直面しているわけではない。

これが重要である理由は、もしあなたが間違った層にターゲットを絞って、自分が作ろうとしている製品もしくはサービスに対するフィードバックを得ても、あなたのビジネスを脱線させる可能性のある情報を得ることになるからだ。最もしたくないのは、自分の理想の客が買いたいと思わないものを作ることだ。

APPfogがどのように姿を現したかのストーリーは、自分の市場を注意深く選択することの良い例だ。Hack Newsによく出入りしている創設者のLucasは、アプリケーションの開発と展開のこととなると自分と同じような問題を抱えた人たちがいることに気が付いた。しかし、これらの人々が自分のターゲット市場にいると仮定する代わりに、彼はテストしてみることにしたのだ。

彼は、人々が彼のAPPfogサービスに登録することができるランディングページを開設した。実際にはその製品は作られておらず、ただ彼は、どれくらいの人がアプリケーションの開発と展開に役立つサービスを求めているかを理解することができるように、そう思わせるようにしたのだ。

24時間以内に800人が彼のサービスに登録した。そして、4週間後には4000人がそれに登録した。

Lucasは自分のソリューションには需要があることを知ったため、彼らにベータ版をお知らせして欲しいかどうかのアンケートに答えてもらうことにした。そのアンケートは、主にフリーアンサーの質問が含まれていて、完了するのに30分の時間が必要だったため、伝統的なマーケティングの常識には反していた。

当然あなたは、多くの人がそれに回答しなかったと思うだろう。しかし、彼のソリューションに対する需要はとても高く、彼は2000人の人から回答を得ることができたのだ。これによって、彼は、自分のターゲット層にいない人々を取り除くこともできた。なぜなら、深い痛みを抱えた人だけがそのようなアンケートに答えたからだ。

驚いたことに、4000人中2000人がこのアンケートに回答したのだ!彼は同じ問題を共有し、それを深く受け止めている人のグループを見つけた。

そして、それはウェブベースの製品もしくはサービスだけに留まらない。Betabrandは、適切な市場を見つけることにとても注意深い会社だ。それが顧客を産み出す最初のステップであることを彼らは知っているのだ。

新しい衣料品を発売することを検討する時にはいつも、彼らは、最初に顧客グループを見つけ、その後で彼らを使って服のアイディアをテストする。

彼らは、“自転車通勤パンツ”のコンセプトをテストした。後ろポケットに入っている旗を垂らして、ハンカチを折り上げると、路上での可視性を向上する反射物になる。それらをしまえば、仕事に適したスラックスになる。

洋服の一つ一つの新しい記事が、実用最小限の商品だ。彼らは100着くらいしか作らず、ターゲット市場に手を差し伸べて、様子を見る。そして、自転車通勤パンツは人気爆発したが、気が付くべき重要なことは、全てのアイディアを成功させることではない。失敗を最小限にするために、新しいアイディアに向けた衣料品を少ない量で試しに作って、上手くいったら、その製品を継続して改善するのだ。上手くいかなければ、そのアイディアをお払い箱にする。

同じような種類の成功を作り出したいのなら、あなたは、自分の情熱的なアーリーアダプターになるかもしれない人を描く必要がある。つまり、あなたの製品が完璧ではないとしても気にせず、今それを欲しがる人達のことだ。

そして、彼らを探しに行き、彼らと付き合い、彼らのことを深く理解すること。10人をあなたの“顧客諮問機関”に迎え入れるのだ。そうしている時には、あなたがその中の1人であることだけでは十分ではないことに気が付くこと。世間にあなたと同じような考えの人が多くいることを確かめに行き、そして実際に彼らの問題を理解するのだ。

約束を果たす

顧客製造の次のステップは、彼らの痛みを解決する手助けをすることだ。つまり、あなたは自分が約束したことを果たさなければならない。この時点であなたはすでに、深く受け止めている痛みもしくは情熱を持っている人々のグループを特定しており、あなたはどうにかしてそれに対処することになる。

その痛みを解決して約束を果たすには、あなたのブランドおよび会社全体がその一部でなければならない。あなたが顧客とする全てのやり取りがその約束、そしてあなたがそれを守る能力に影響を与える。これには、製品が含まれるが、マーケティング、販売、流通、返品プロセス、サポートなども入る。

これの良い例がZapposだ。彼らはただ靴を売るだけではなく、最高の買い物体験をあなたに提供する。彼らはランダムに翌日配送料金を無料にアップグレードする。もしくは、自分が購入した靴に満足しなければ、たとえ6か月履いた後でも、質問を尋ねられることなく返品させてくれる。

では、どうやってあなたはZapposのように約束を守るのか?あなたは、痛みまたは情熱に対処する必要があるが、機能に焦点を合わせないこと。どのように彼らを感じさせる必要があるのかに集中し、それを提供するものだけを作る計画をするのだ。

Appfogは、2000人のアンケート回答者を満足させ続けるために絶対に必要とされるものを作ることだけでこれを行った。彼は、フロントエンドに3つか4つの機能、そしてそれをサポートするバックエンドを作った。これは、情熱的な顧客は産み出さなかったが、学び続ける顧客を産み出した。

製品を築く時には、シンプル・イズ・ベターを頭に入れておくこと。全ての人に全てのことを、というのは失敗のレシピだ。大企業は、シンプルな価値命題を届ける複数の製品ラインと複数のモデルに向かって成長することによって大企業になる。世界全体のために問題を解決する複雑な製品を作ることによってではない。

あなたは、顧客の生活にプラスに影響を与えるどんな約束をするのだろうか?自分の約束を果たすために必要な最小限の機能は何だろうか?それらの疑問について解明し、自分の顧客諮問機関に投げ入れて自分が順調に進んでいることを確かめるのだ。

あなたの秘密のソースは何?

もしあなたが満足した顧客を産み出したいのなら、彼らはその約束は自分たちのために作られたことに気が付かなければならないし、もしあなたが情熱的な顧客を求めるのなら、彼らは並外れてすごいものが作られたと感じなければならない。それは、喜びかもしれないし、安心かもしれないし、お世辞かもしれない。あなたは何かしら意義のある方法で彼らの生活を変えなければならない。顧客は、特別に感じる時に情熱的で、それは彼らが自分の体験を共有する時だ

大きな成長を達成するためには、あなたはこの情熱を呼び起こさなければならない。あなたは望ましい行動を誘導することによってしばらくの間情熱を見せ掛けることができるが、それは持続可能なことではない。大幅なディスカウントを提供したり共有すると表彰したりするソーシャルメディアプログラムは、人々にあなたのFacebookページを“いいね!”してもらったり、友人に伝えてもらったりするかもしれないが、そのプログラムがなくなったとたんに、うわさもなくなる。

あなたが使っていて、気に入っている製品について考えるのだ。あなたが好きな製品におけるあなたの行動は何が違うのか?その製品または会社の何があなたに一線を越えさせるのか?

ここに、情熱的な行動を作り出すことに企業が取り組むための方法がいくつかある:

  • チャリティーにお金を寄付したり、社会的大義を導入するTomsは、購入されるごとに1足靴を寄付することによってこれをしている。
  • 並外れたカスタマーサービスを提供する – ZapposとNordstromは、素晴らしいカスタマーサービスを提供することで有名な会社だ。例えば、Nordstromは一生涯の返品ポリシーを持っている。
  • 役に立つ製品を作る – 人々がBasecampを好むのは、最も多くの機能を有するからではなく、それが使い易いからだ。
  • 信条に訴えるAmerican Apparelは、他の国で作られた服を着ることはアメリカ経済を傷つけると感じる人がいるために、アメリカ製の洋服だけを販売する。
  • 要求されている以上の働きをする – つまり、期待以上の体験もしくは期待以上に機能するもの。

情熱を作り出すことは、あなたの製品またはサービスに直接関係する必要はない。私が運営しているサービス、KISSmetricsCrazy Eggでは、ブログを通して情熱喚起を作り出す。それが私たちの秘密のソースだ。人々は私たちのコンテンツをとても気に入っている。なぜなら、たとえライバルの製品について教えることを意味するとしても、私たちが理想の顧客を教育するからだ。

CopybloggerのBrian Clarkは、これを最小実現可能オーディエンスと呼ぶ。

あなたは以下の時に最小実現可能オーディエンスを持つ:

  • 自分のコンテンツがよりオーディエンスの役に立つように適用及び進化するために、コメント、Eメール、ソーシャルネットワーク、ソーシャルメディアニュースサイトから十分なフィードバックをもらっている時。
  • 既存のオーディエンスやアーンドメディアによるソーシャルメディア共有のおかげで自然とオーディエンスを増やしている時。
  • あなたが提供している無料の教育以外にオーディエンスが問題を解決するため、もしくは欲求を満たすために何を必要としているかについて十分な見解を得ている時。

最初にオーディエンスを築くことは、あなた独自のマーケットセグメントを作るようなものだ。

あなたは、説得力があり価値を追い求めるコンテンツによって引き寄せられた似たような人々のグループを作っているのだ。次第にあなたはこれらの人々を深く理解するようになり、彼らが望む製品に対する見解を得るようになるだろう。

顧客諮問機関にも自分の秘密のソースを使うべきだ。もし彼らがそれに情熱的になれば、他の人も同じようになる可能性が高い。

最後に

顧客を獲得しようとすることは何も悪いことではないが、始めたばかりの時は顧客を産み出すことに焦点を合わせるべきだ。ほんの少しのお金で顧客を産み出せるというのに、新しい会社が顧客を買うことに焦点を合わせるのはお金がかかりすぎるし、危険すぎる。

さらに、私はそれが大企業と張り合う最高の方法であることが分かった。あなたはGoogleやMicrosoftよりも多くの金を手にすることは決してないが、もしあなたが起業家の原則を学び、それらを自分のビジネスに適用すれば、競争で優勢になるだろう。

あなたは、顧客を獲得することに対比して顧客を産み出すことについてどう思うだろうか?


この記事は、Quick Sproutに掲載された「Don’t Acquire Customers, Manufacture Them+」を翻訳した内容です。

言葉遊びといえば遊びかもしれませんが、ターゲット顧客を掘り下げ、その顧客層に響く製品サービスを提供していくことの重要性を理解できる記事でした。確かに「獲得」という響きは既にそこにあることが前提の言葉に聞こえますし、ともすれば間違ったり曖昧なターゲット顧客設定のまま、事業を進めかねない危険性も孕んでいるかもしれません。実際に多くの新製品がそれで失敗するわけですし。もちろんターゲットを正確に見極めたとしても、今日のような多種多様な製品サービスが存在する市場で勝利していくには「秘密のソース」でいかに他社と差別化していけるかが大事なのでしょうね。 — SEO Japan [G+]

必ず試しておきたい11種類のA/Bテスト

SEO屋の私がいうのもなんですが、サイトのコンバージョンを最も劇的に改善する手法といえばLPO。LPOサービスを自ら始めた位に惚れ込んでいるウェブマーケティング手法ですが、名前や内容は知っていても意外とちゃんと実施したことがないサイトやウェブマーケッターが未だに多すぎることに嘆いている最近です。多変量テストや行動ターゲティングとはいわずとも、A/Bテスト位は定期的にやっていきましょうよ、、ということで、今回は米国カリスマウェブマーケッターのニール・パテル氏が自らの経験を元にA/Bテストで実施するべき項目を11まとめた面白くてためになる記事を。 — SEO Japan

既存のトラフィックからもっとお金を絞り取りたいのなら、A/Bテストの実施を開始する必要がある。少なくとも毎月10,000人のビジターがいるなら、毎月でないにしろふた月に一度は一つ新しいA/Bテストを実施することを検討すべきだ。

私のビジネスでは、通常、2週間ごとに一つのA/Bテストを実施する。そのテストの多くが失敗するが、大抵4回に1回は、最低でも20%はコンバージョン率を押し上げる勝者を見つける。

私が大成功することができている主な方法の1つは、他の企業から学ぶことだ。毎週、私を含む起業家のグループで、成功もしくは失敗したA/Bテストについて議論する。私たちはお互いにデータを共有し、それが新しく試すA/Bテストを思い付くのに役立つ。

ここでは、あなたが試してみるべき11種類のA/Bテストを紹介しよう:

テスト1: 広告内にFREEという言葉を加える

TreeHouseEric Siuは、毎週、広告購入に数千ドルをやりくりする。彼の主な獲得チャンネルの1つがリマーケティングだ。彼は数多くの異なる広告タイプをテストしたが、顧客獲得単価(CPA)がおよそ60ドルであることが分かった。広告の色や行動喚起やその他広告内のたくさんの要素を変えたが、CPAに大きな影響を与えるものはなかった。

そこで彼は、自分の広告内に“FREE”という言葉を入れてテストした。

そのたった一つの言葉が、CPAを60ドルから43ドルに下げる結果となったのだ。

テスト2: 説明動画を作る

私はいくつか説明動画を作ったことがあったが、それらはみんな間違って作られていた。コンバージョンを上げる手助けをする説明動画に必要な要素が何であるかを学ぶと、私はコンバージョンがすぐに上がるのを目にした。

CrazyEgg.com上のホームページのコピーと全く同じメッセージが入った動画を追加することによって、私たちはホームページのコンバージョンを64%上げることができたのだ。私がそこで学んだ大きな教訓は、人々はテキストを読むのが好きではない場合もあるが、製品やサービスを説明する短い動画に耳を傾けることには抵抗がないということだ。

テスト3: 登録ボタンを一緒にスクロールする

TreeHouseのライブラリページで、人々はコンテンツを読んでスクロールダウンしていたが、登録ボタンはクリックしていないということに彼らは気が付いた。そこでまず彼らは、登録ボタンをグレーからグリーンに変えることを試した。

色の変更はいくらかの影響を及ぼしたが、それは十分な大きさの影響ではなかった。そこで彼らは、Facebookがやっていることに似たコンセプトをテストした…メインのナビゲーションバーが読者と一緒にスクロールするのだ。そして、登録ボタンはナビゲーション内にあるため、人々がそのボタンに気付くようになるのだ。

このシンプルな変更がこのページのコンバージョンを138%上げた。

テスト4: フォームフィールドを削除する

NeilPatel.comでは、オンライントラフィックおよびオンライン収益を上げることに興味のある個人と企業からのリードを集める。私の登録フォームには以下の4つの項目があった:

  • 名前
  • Eメール
  • URL
  • 収入

私は、4つのフォームフィールドがあることがコンバージョン率に影響を与えるとは思っていなかった。なぜなら、それらに入力することにはそれほど時間がかからないからだ。しかし、収入を共有したくない人もいるかもしれないため、収入のフィールドを“どのようなご相談ですか”と尋ねるオープンフィールドに置き換えることがコンバージョンに影響を与えるかどうかを見るために簡単なテストを実施した。

そのテストは、私のコンバージョン率に影響を与えなかった。そこで私は、“収入”フィールドを削除して、3つのフィールドに絞った。

それがコンバージョン率を26%押し上げた。

テスト5: 2ページのチェックアウトプロセスを作る

私は、人々が通過しなければならないページロードとステップの数を減らすことがコンバージョンを上げるのに役立つと強く信じていた。そのため、Crazy Eggのチェックアウトプロセスはシンプルだった…最初に自分のプランを選択して、次のページでアカウントを作成して支払情報を入力するのだ。

Conversion Rate Expertsは、私に3ステップのチェックアウトプロセスをテストさせた。つまり、最初に自分のプランを選択し、アカウントを作成するページへと連れて行かれ、その後に支払情報を入力する別のページへと連れて行かれるのだ。フォームフィールドの合計数は2ステップのチェックアウトプロセスと同じだが、それを2つの異なるページに分けたのだ。

合計817のコンバージョンの後、私たちは勝者を手にした…この3ステップのチェックアウトプロセスが、10%のコンバージョン増加をもたらした。

テスト6: スクリーンショットの代わりに製品デモを見せる

大部分のソフトウェア会社では、登録前に人々に本物を試してもらうのではなく、アプリケーションのスクリーンショットを見せる傾向がある。

かつてQualarooは、ホームページ上で自分たちのアプリケーションのスクリーンショットを見せていたが、アンケートを通して、人々がこの製品が何をするか完全に理解していないことに気が付いた。そこで彼らは、ホームページ上に自分たちの製品を置いて、人々が実際にそれを試せるようにしたのだ。

ホームページ上に自分たちの製品のデモバージョンを埋め込むことによって、彼らはコンバージョン率を38%上げた。

テスト7: 無料トライアルVS.返金保証

私は、30日間の返金保証と事前にクレジットカード情報を入力する必要のある無料トライアルには違いがないと思っていた。なぜって?もしあなたが最初の30日間で製品に満足しなければ、それに対して請求されないからだ。

私は間違っていた!

30日間の返金保証と無料トライアルとテストしたところ、結果は大成功だった。

全ての返金保証のバッジを無料トライアルのバッジに置き換えることによって、さらには“30日間の無料トライアル”という言い回しをCrazy Wggウェブサイトの全てのページに配置することによって、登録数を116%増やすことができたのだ。

テスト8: トライアルの長さ

無料トライアルは長ければ長いほど良い、そうでしょう?私の共同創設者KISSmetricsで30日間の無料トライアルと14日間の無料トライアルをテストしたがるまで私はそう思っていた。

彼が30日間の無料トライアルに対して14日間の無料トライアルをテストした時には、フロントエンドのコンバージョンには違いがなかった。それぞれのトライアルで同じ人数の人がサインアップした。しかし、大きな違いは、30日のトライアルに対して、14日のトライアルでサインアップした人は製品の使用が102%増加したことだった。

トライアルの長さを減らすことが、人々にできるだけ早く私たちの製品を使わなければならないと感じさせるのだということがすぐに分かった。30日のトライアルでは、人々はたくさんの時間があると感じて、私たちがEメールリマインダーを送ってもそれを使うことを忘れてしまったのだ。

そして使用量が多いことが、収益を押し上げるのに役立った。より多くの顧客がKISSmetricsのパワーを体験したからだ。

テスト9: 時間ベースの特典

かつて私はQuickSprout Traffic Systemを197ドルで販売していた。インターネットマーケティングコースがあなたの受信箱に届けられ、デジタルマーケティングについてあなたが知っておくべき全てのことを教えるというものだ。

最初は何の特典も提供していなかったが、いくつか無料のものを含めることにした。主な特典は、動画コースと無料のソフトウェアプラグインだった。それら2つの特典は私のコンバージョン率を11%だけ押し上げた。

Michael Williamsは私に、時間ベースの特典のアイディアを与えてくれた。最初に登録した50人と、100人は他の人は手にできないものを獲得するというものだ。

最終的な結果は、後でではなく今すぐ登録することを促す時間ベースの特典による47%のコンバージョン率上昇だった。

テスト10: 無料オファーに価格を追加する

全ての人が今すぐに購入する準備が整っているわけではない。もっと学びたい、あなたやあなたの会社についてもっと知りたい、そしてあなたのことを信頼したら、あなたが何を売っていようと購入することを厭わないという人達もいる。

このため、あなたの製品やサービスを購入することに興味はあるが、まだ引き金を引く準備は整っていない人のEメールアドレスを集めることが重要だ。

私はQuick Sproutでは何も売っていないのだが、それでも新しいブログ記事を書いた時にお知らせできるようにEメールを集めている。かつて私は、あなたに何も提供せずにEメールアドレスをただ聞いていた。そこで私は、無料のeブックと30日のコースを提供することをテストしたが、コンバージョンはたった6%上がっただけだった。

しかし、私がサイドバーに300ドルの価値がある無料コースを提供しているように、その無料の情報に価格を追加したところ、コンバージョンが上がったのだ。

以前と同じ無料の情報に価格を設置することによって、Eメールオプトインを22%増やすことができた。

テスト11: ボタンの色

約4年前、私がカンファレンスで話をしていた時、パネリストの一人がGmailでA/Bテストを実施していた。彼は私に、どのようにして自分たちが50以上のブルー系の色をテストして最もコンバージョンの高い色を見つけたかについて話していた。あなたはたぶん自分のウェブサイトで50種類もの色をテストすることはできないかもしれないが、ボタンの色をいくつかテストすることはできる。

コンバージョンを上げるとは私が思ってもみなかったボタンの色の1つが赤だ。Performableがあるテストを実施した。ホームページ上の行動喚起ボタンを赤と緑を使ってテストしたのだ。

驚いたことに、赤がクリックスルー率で21%上回った。これは、ある特定の色がネガティブな意味を持つからと言って―通常あなたは赤をストップサインかエラーメッセージと結びつける―、その色をテストする価値がないと仮定することはできないということを示す。私も赤という色はテストする価値がないと思っていた。

テスト12: 人々にあなたに話しかけるように言う

リスト投稿にはボーナスがつきものだ。11種類のA/Bテストがあると言ったことは分かっているが、実際には12種類あった。

私の相棒Leoは、コーヒーショップで今までに目にしたことがないものを目にした。誰かが、自分のノートパソコンのカバーにこんなものを付けていたのだ:

彼が、このノートパソコンのメッセージによって何人がアプローチしてきたかをこの紳士に尋ねると、“3週間で数十人”と答えた。もしあなたが自分のところにやって来る人を増やしたいなら、自分がしていることを伝え、自分のところにやって来て話しかけるべきだと伝えるノートパソコンのカバーを購入しよう

私はまだこれを試していないが、ビジネスに新しい顧客を獲得する素晴らしい方法だと思うので、やってみるつもりだ。

結論

先に述べたように、私はたくさんのA/Bテストを実施して失敗してきた。上に紹介したテストが大きな成功を収めているからと言って、あなたが実行する全てのテストが成功するという意味ではない。それよりも、あなたはA/Bテストからたくさんのことを得ることができ、単にあなたはそれに時間とエネルギーを注ぐ必要があるということを示している。

あなたはこの他に成功もしくは散々な失敗をしたA/Bテストを実施したことがあるだろうか?もしあれば、コメント欄でそのテストと結果について説明してほしい。


この記事は、Quick Sproutに掲載された「11 Obvious A/B Tests You Should Try」を翻訳した内容です。

結論にもあるように、上記例がそのまま他のサイトに当てはまるというわけではありませんが、少なくともあなたのサービスやランディングページで今日からテストできる要素が大量にあることだけはわかってもらえたのではないでしょうか?Googleも無料のテストツールを提供していますし、自分でやるのが面倒な人には私の会社のLPOサービスもあります m(_ _)m 最先端のアドテクやメディア、ツールに躍らさられるを追いかけることも大事ですが、日常的にテストする習慣をつけ、実施するマーケティングの効果改善をきちんと行っていけば、あなたのウェブサイトも少しずつ成功に向けて進んでいくこと間違いなし。 — SEO Japan [G+]