Microsoft、Skypeのリアルタイム通訳機能をデモ

MicrosoftのSkypeは、世界中の様々な場所の人々に、ビデオ、音声、あるいは文字チャットを通じた会話サービスを長年提供してきた。このだび、同じ言語を話さない人同志が会話できる機能を追加すべく、テストを開始する。

今日(米国時間5/27)の第1回CODEカンファレンスで、MicrosoftのSkypeおよびLyncの責任者、Gurdeep Singh Pallが、新たな〈音声-音声〉翻訳技術を披露し、将来のSkype製品に導入していく計画を発表した。新機能はSkypeで今年中にベータ版を公開する予定で、音声をある言語から別の言語に、ほぼリアルタイムで翻訳する。

デモンストレーションでは、Pallの話す英語をドイツ語のテキストにして同僚の画面に表示、さらにドイツ語の音声へと変換して、その逆も行った

デモに先立ちPallは、「Skypeの使命は人々の距離を縮め、障壁をなくすこと」だと語った。それは低価格な国際電話に始まり、ビデオを通じた顔を見ながらの会話へと拡張された。今度は、言語の障壁も壊そうとしている。

新機能は、Skype、Bing、Microsoft Research Labの共同開発によるもので、長年にわたり自然言語処理と機械学習に取り組んできた。言語認識には、Windows Phone 8.1に塔載されたMicrosoftのパーソナルアシスタントCortana[コルタナ]と同じ技術が使用されている。

同カンファレンスでMicrosoftのCEO Satya Nadellaは、この機能を今年中に公開し、できるだけ多くのデバイスやアプリでサポートする予定だと語った。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook


Skypeのグループビデオ通話がやっと無料に: まずMac, Windows, Xbox Oneから

Skypeがグループビデオ通話を導入したのは2010年で、人数は10名まで、そしてベータを脱して以降はSkypeの有料ユーザだけが使えるという意味で、有料のサービスだった。しかしSkypeの発表によると、今日(米国時間4/28)からグループビデオ通話はWindows、Mac、およびXbox One上で無料になる。

このサービスが無料になるのは、当然かもしれない。今ではSkypeは競合他社が多くなっており、中でも強敵はHangoutで無料で使えるGoogleの無料ビデオチャットだ。だから、それをペイウォールの背後に置いておくことは次第に無意味になりつつあり、とくにMicrosoftの傘下になってからは対応プラットホームも増えているので、誰もが無料でエンジョイできるサービスにすることが、唯一の進むべき道になってきたのだ。

当面、無料のグループビデオチャットがサポートされるのはWindowsとMacとXbox Oneだけだが、Skypeのお約束によると、今後はもっと対応プラットホームを増やしていく。というわけで次はおそらく、iOS、Android、Windows Phoneという三大モバイルプラットホームで使えるようになるのだろう。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


ブロードキャストツールに変身したSkype, Skype TXがもうじき提供開始

Microsoftの今朝(米国時間4/7)の発表によると、ビデオチャットサービスSkypeのブロードキャスト用バージョンSkype TXがリリースされる。“スタジオ級”と説明されているそのソフトウェアは高品質なオーディオとビデオを出力し、ブロードキャストする者たちに、来信通知や広告などの邪魔物のないプロフェッショナルなフィードと、API、起呼管理機能などを提供する。

この新サービスはMicrosoftが買収した、昔からあるブロードキャスト用ソフトウェアCat and Mouseの技術を利用して構築された。

Skype TXはHD-SDI対応のビデオ入出力と平衡オーディオ入出力、アスペクトレシオ自動変換、同時複数起呼、オペレータプレビュー、などの機能を備える。詳細は、今朝のSkypeのブログ記事に載っている。

MicrosoftはSkypeの企業利用の例を、関連サイトSkypeinmedia.comで紹介している。それらは、ニュース専門のBBCやCNN、Jimmy Kimmel Showなどの娯楽番組、ファッションや音楽やアート関連のメディア、等々だ。

利用を検討しているメディア企業が詳しい情報を入手するためには、サインアップが必要だが、まだ料金やサービス提供開始の日程は発表されていない。

Skypeのサービスとしてはレベルアップだが、オーディオとビデオに関してわれわれ一般庶民には、何がもたらされるのかな?

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


汝のセルフィーを知るべし

【抄訳】

怒っているとき、うれしいとき、恋人の目を見つめているとき、自分がどんな顔をしてるか、ご存知かな? ロンドンのUniversity Collegeの神経科学の先生Dr. James Kilnerは、ほとんどの人が自分の顔を知らない、と言う。

Kilnerによると、一日の中で、多くの時間、ほとんどの人が自分が今どんな顔をしてるか知らないが、それにもかかわらず、実際よりも魅力的で若い顔をしていると信じている人が多い。おや、まあ、そうなの!

でもKilnerの研究によると、意外にも、自分のスマートフォンのフロントカメラの前では、良い表情になることが多いのだそうだ。

彼の研究によると、このところセルフィー(selfy, 自分で自分を撮った写真)がますます氾濫しているのは、自分が自分に関して抱いている、自分は魅力的だというイメージと、自分の写真とを、マッチさせたいと努力するためだ、という。彼が行った実験では、被験者たちにさまざまなセルフィーを見せる。より魅力的に見えるように編集されている写真もあれば、あまり魅力的でない写真もある。そして、元の(編集前の)写真を選べと被験者たちに求めると、ほとんどの人が、編集されてより魅力的になった写真を選ぶ。

空前のセルフィーブーム

携帯やスマートフォン、そしてそれに付随しているサービスやアプリが、安易にセルフィーをそそのかす。最近では、フロントカメラのない新製品の携帯はたぶん存在しない。Instagramには撮った写真を美化したり歪めたりするアプリが付いている。このようなフィルタアプリは、TwitterにもViberにも、そのほかのサービスにも付いている。瞬間写真を撮って送るSnapchatは、日常生活の中のリアルで生き生きした表情をとらえる。もちろん、本格的にPhotoshopを使う手もある。

人間には本来、自分を知りたいという欲求があることに加え、上記のような‘安易に使えるフロントカメラ’がセルフィーブームに大きく貢献している。

今や、誰も彼もがセルフィーを撮る。Obama大統領もセルフィーを撮る。Justin Bieberは自分のことをセルフィーの王様と称している。Tom Hanksは、こんなセルフィーを公開した。MerylとHilary(ヒラリー・クリントン)も。そしてTyra Banksも。こんな笑えるのも。

Instagramには、#selfieタグの付いた写真が7200万点もあり、このブームをねらったビジネス生まれている。セルフィーの流行でティーンたちのヘアにシラミが大量発生しているという説もある。

人類の歴史上初めて、われわれは自分の顔をとらえ、美化し、自分の外見を好きなようにコントロールしてお互いにコミュニケーションできる時代が訪れている。

しかも、それはもはや、単なるティーンたちの流行現象ではなく、哲学や心理学の話題にもなっているのだ。


【後略】

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))