Skypeがグループ通話で参加者50名をサポート、ライバルたちを抜く

Skype(スカイプ)はApple(アップル)がグループFaceTimeで苦戦しているすきに、自分のグループ通話機能を売り込みたいようだ。米国時間4月5日、同社は音声やビデオによるグループ通話に同時に参加できる人の数を、これまでの倍にした。つまり、前の25名から50名に。

グループ通話の人数を増やしたことでSkypeは、そのほかの人気メッセージングアプリWhatsApp、Google Hangouts、Instagramなどより能力が上回り、エンタープライス級の通話アプリZoomなどと競合することになった。Zoomは最大100名、プランによっては1000名まで参加できる。ギャラリーのビューでは、そのうち最大49のウェブカメラが表示される

SkypeはZoomほど堅牢ではないが、エンタープライズ向けプラットホームと消費者アプリの中間に位置する。Skypeは、Facebook Messengerも抜いた。後者は50名の参加が可能だが、画面に表示されるのは参加人数が6名を超えてからだ。Skypeでは、参加者は画面上部にバブルで表示され、エンドユーザーが選んだ人がマルチペインのメインウィンドウに出現する。

さらにまた、AppleのFaceTimeもiOS 12.1ではグループ通話は32名までだから、Skypeが上になった。

しかもグループFaceTimeは最近、ある問題を経験した。あるティーンエイジャーが見つけたバグにより、ユーザーは通話を取る(開始する)前に盗聴できるのだ。Appleはその機能を無効にし、バグを直し、そして2月のiOS 12.1.4のリリースでグループFaceTimeを再び有効にした。しかしそのアップデートはアプリの動作の変化をもたらし、少なくとも3人がFaceTime上にいないと「Add Person」ボタンを使えなくなった。一方Skypeの今度のリリースでは、ビデオ通話を簡単に開始できる。

同社によると、25名未満の通話ならグループ全員に一度に呼び出しをかけられる。それ以上大きなグループ通話では、呼び出し音ではなくデフォルトでは通知機能を使える。参加者は、pingのようなおだやかなアラートで通話に加われるのだ。

これらの機能は3月にテストしていたが、本日から一般供用される。これらの新しい機能を使うためには、Skypeの最新バージョンをダウンロードすること。

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(翻訳:iwatani、a.k.a. hiwa

LINEでは最大200人の友だちと音声チャットが可能に–ビジネスでも便利に使えそう

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スマートフォンで一度に複数の友だちとチャットしたいことって、あるかな? そんなあなたは、今日(米国時間3/10)から幸せだ。モバイルのメッセージングサービスLINEでこれからは、それできるのだ

LINEで一対一のビデオや音声呼び出しは前からできたが、今度の新しい機能では音声で複数の人を呼び出せる。同時に最大200名まで可能だそうだ。

200人の友だちと同時会話したい人は、あまりいないと思うけど、十分に使い物になるならば、ビジネスの用途はあるだろう。というかLINE自身も、昨年LINEとは別途に、グループ呼び出しアプリをローンチしたときには、一部のエンタープライズ呼び出しシステムをリプレースしたい、という野望を語っていたから、今回やっと、それのLINE本体への統合が実現したのだ。

この機能でLINEは、Facebook MessengerやWhatsAppなどのその他大勢と一線を画すことになるかもしれない。Messengerは、アクティブユーザー数が10億を超えているだけでなく、ビデオと音声を使えるし、WhatsAppは昨年、音声を加えた(噂ではビデオももうすぐ)。しかしどちらも、今現在は多数者同時呼び出しをサポートしていないから、LINEの人気がさらに高くなるかも。

この新しい機能はLINEの四大市場、日本、タイ、台湾、インドネシアを除く世界各国で利用できる。この4つの国は、Lineの月間ユーザー数2億1500万の67%を占めるから、同社にとってすごい負荷だ。そこでこれらの国での新機能の提供は、後回しになったのだ。

日本のLINEは韓国のインターネット企業Naverが創業し、今年は合衆国と日本と両方で同時にIPOする、と噂されている。同社は2014年と2015年には、上場の計画を廃棄している。同社の年商は昨年初めて10億ドルに達したが、ユーザー数の成長は鈍化し、また競合アプリもいろいろ登場しているので、それらが懸念材料となっている。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))