Googleが国際女性デーを記念して企業の属性に“women led”(女性が経営者)を加えた

国際女性デー(International Women’s Day)を記念してGoogleは、Google My Business上の企業リストでオーナーが自分の企業に“Women led”(女性が経営)という属性をつけられるようにした。これをつけておくと、Google Mapsや検索で、そのほかの属性と共に、“Women led”というネームのついた女性記号やバッジが表示される。バッジの場合は、クリックするとそのほかの情報(Wi-Fi使えます、駐車場あり、など)も見られる。

Googleのスポークスパーソンは本誌にこう語った: “世界中の情報を、差別や排除のない形で編成するよう努めている。昨年は、Prideの時期に合わせて“LGBTQ-friendly”(LGBT歓迎)という属性を加えた。今年は“Women led”の属性を加えて、女性が経営する企業を盛り上げ、ネット上でも成功するよう願い、またGoogle Mapsや検索を使ってそれらの企業を見つけたり訪ねたりできるようにした”。

(“Women led”属性のある企業が本当に女性経営者の企業であるようにするためにGoogleは、経営者がGoogle My Businessの検証過程で自分を証明する仕組みにしている。そうやって証明されると、Google Mapsや検索などのサービスに載る情報を管理できるようになる。)

今日の発表の一環としてGoogleは、三つの女性経営者企業を特集ページで紹介している: それらは、イタリアのベロナのテキスタイル企業Progetto Quid(女性を積極的に雇用)、ベトナムのホイアンの障害者支援ネットワークReaching Out Teahouse(就活支援など)、そしてシカゴのメキシカンなヨーグルトバーYogolandia Yogurt & Botana Bar(マイノリティ女性の活躍)だ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

ハックされた不倫サイト、Ashley Madisonのビジネスは順調

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もし「控え目な出会い」サイト、Ashley Madisonで働く人々を気の毒に思っているなら、その必要はない。彼らはとても元気のようだ。この愛すべきプレスリリースによると、Ashley Madisonの運営会社、Avid Life Mediaには、世界を轟かせたハック事件以来、「何十万もの自分の情報を盗まれたがっている能なし人々が新規登録した」。

同サイトを使っていた有名人に関する会話や物語は山ほど出回っているが…いったい誰に裁く資格があるというのか。彼らは順調にやっている!

同社は最近、CEOが辞任し、「双方合意」の上であったと発表した。

今日の発表以前同社は、「われわれは犯罪者による当社およびメンバーのプライバシーに対する攻撃に鋭意対応している」と言っていた。どうやら、いかに会社がすばらしいかを報告するために一息ついたようだ(もう一度ハックして欲しいというサインではもちろんない)。

Ashley Madisonに崩壊が迫っているという最近の報道は、著しく誇張されている。当社はハッカー犯罪者による個人データ盗難に対応しながら日常業務を継続している。当社および顧客が攻撃を受けたにもかかわらず、われわれは成長している。先週だけで、数十万人の新規ユーザーがAshley Madisonプラットフォームに登録した ― うち8万7596人は女性だった。

その通り。サイトには「数十万人」の新規ユーザーが登録しただけでなく、その中には女性もいる。偽女性ではないので念のため。同社は、先週「280万通以上のメッセージを」女性が発信したと言っている。

結構なことだ。今回のハックはサイトにとって最高の出来事だったわけだ。幸い、これで本誌は彼らの無料プロモーションのために記事を書く必要がなくなった。実際私は、あの「シーッ」ホームページを2度と見たくないと真剣に思っている。

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お元気でさようなら、Ashley Madison。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

誰が(ソーシャルの)世界を動かしているか?, 女子だ

グレートなソーシャルメディアプラットホームは例外なくどれも、何百万ものグレートな女性たちが支えている。そして、おやまあ、彼女たちの多くがスマートフォンの熱烈なユーザなのだ。

FinanceOnlineが行った調査によると(その元ネタはPEWやNielsen、Burst Mediaなどだが)、女性は男性よりも頻繁に、かつ、より多様な使い方で、ソーシャルメディアを利用している。Facebook、Tumblr、Pinterest、Instagram、Twitterなどはすべて、男性よりも女性ユーザの方が多い。

Pinterestは元々、女子力でブレークしたサイトだが、今ではインターネットを利用する成人女性の33%がPinterestのユーザ、男性ユーザは成人男性インターネットユーザの8%にすぎず、女性上位が激化している。一方LinkedInはその逆で、成人男性の24%が利用しているのに対し、女性は19%だ。

しかも女性の多くがもっぱら、モバイルでソーシャルメディアを利用している。すなわち、スマートフォンでソーシャルメディアを利用する人は女性の46%、対して男性は43%だ。

タブレットも同様で、女性の32%がタブレットでソーシャルメディアを利用、男性は20%だ。

ここからが、いちばんおいしい部分:

この調査によると、ソーシャルメディアを利用してブランドと対話することが多いのは、男性よりも女性だ。女性の半数以上が、ソーシャルメディアからブランドの企画(特典サービスなど)にアクセスしている。男性でこのようなソーシャルメディア利用をするのは、半数に満たない。

また、ソーシャルメディアを利用してブランドの最新情報を知ったり、好きなブランドに関してコメントを書き送ったりするのも、男性より女性に多い。

さらに、おもしろいニュースネタを仕入れるのも、女性はソーシャルメディアからが多い。女性の58%がFacebookから最新ニュースを知るのに対し、男性でFacebookのNewsfeedをニュース源としているのは43%にすぎない。

ソーシャルメディア上で女性の方が男性よりもアクティブである、という事実は、最近の発見ではない。少なくとも5年ぐらい前から、そんな傾向がある。でもソーシャルメディアに関して、デスクトップからモバイルへの移行を女性がリードしていることはなかなか興味深い。ソーシャルサイトは今後数年間、このことを強く意識せざるをえないだろう。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))