サイバーセキュリティSaaS「AironWorks」を提供するAironWorksは11月12日、第三者割当増資による約9000万円の資金調達の実施を発表した。引受先は、リード投資家のALL STAR SAAS FUND、また日本ベンチャーキャピタル、京都エンジェルファンド。調達した資金により、AironWorksの特徴である企業分析により高度に最適化された標的型攻撃を生成・実行するAIの開発強化と、日本市場でのデファクトスタンダードとなることを目指して事業成長を加速させるとしている。
AironWorksは、イスラエルと日本を拠点にイノベーションプラットフォーム・アドバイザリーサービスを提供するAniwoによる支援のもと、2021年8月創業。「働く人々・チームをエンパワーメントすること(Enhancing Teams with AI)」 をミッションに掲げ、イスラエルで開発した先進的な技術をコアに、日本から世界市場を目指している。
Play2Payは、設立から5年間はブートストラップで運営されていたが、2020年6月にシードラウンドで個人のエンジェル投資家から、初めての外部資本となる750万ドル(約8億2000万円)を調達した。今回のシリーズAラウンドはTelesoft Partners(テレソフト・パートナーズ)が主導し、Harbor Spring Capital(ハーバー・スプリング・キャピタル)の他、元AT&T副会長のRalph de la Vega(ラルフ・デ・ラ・ベガ)氏、元Reuters(ロイター)CEOのTom Glocer(トム・グローサー)氏、Madison Dearborn Partners(マディソン・ディアボーン・パートナーズ)の共同創業者でシニアアドバイザーのJim Perry(ジム・ペリー)氏、Virtusa(バートゥサ)の創業者で元CEOのKris Canekeratne(クリス・カネケラトネ)氏などの個人投資家が参加した。
共同創業者CEOのLuis von Ahn(ルイス・フォン・アン)氏は「誰もが使える世界最高の教育を開発する、教育を通して経済格差を是正したい」を理念に掲げており、グローバルに英語教育を提供することを目指している。言語を習得した後には、仕事を得られるところまで支援することをネクストステップとして意識しているという。水谷氏も「言語を簡単に楽しく学べるアプリは、意外と今までなかったと感じており、言語を習得してグローバル活躍してくれる人が増えて欲しいと願っています」と語った。