iPhoneの新しいコマーシャルではゲームプレイの性能アップを誇示

最近は新しいMacBook Proのパフォーマンス問題が騒がれているが、一方、当のAppleは最新のテレビコマーシャルでA11 Bionicチップを推している。

‘Unleash’(解き放て)と題されたこの広告では、MobikeやOfoの自転車で填め尽くされた中国の都市の通りを若者が歩いている。彼はスマートフォンでゲームをしたり、テキストメッセージを受信したり、YouTube Gamingのライブストリーミングを見たりしている。

ゲームはたちまち、スマートフォンの画面サイズを超えて実物大にでっかくなる。彼は自分より大きなモンスターや仮想のキャラクターたちと現実世界で戦う。そこでナレーションが入る: “もっと強いあなたを解き放て”。

今日(米国時間7/25)App Storeを開いたら、TodayタブのところにVaingloryのプロモーションがある。なぜなら、このコマーシャルもVaingloryを借りているからだ。それはLeague of LegendsやDota 2的なマルチプレーヤーゲームだ。

Appleは性能アップのために、毎年、SoCをアップデートしている。しかしGPUをApple自身が設計したのはA11 Bionicが初めてだ。

AndroidスマートフォンのメーカーでGPUを独自設計しているところはないから、その点ではAppleは有利だ。今や明らかに、ベンチマークでもゲームプレイでも、その有利性が実証されている。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

Macの新しい広告キャンペーンでは最高にクリエイティブなアーチストもドングルを使用

Appleが、“behind the Mac”と名付けた、Macの新しい広告キャンペーンを開始した。このキャンペーンでは、仕事やクリエイティブなプロジェクトや障害などアクセシビリティの理由でMacを使っている人たちのストーリーをシェアしている。

Macは多芸なプラットホームだ。メールのチェックやWebの閲覧など、退屈な仕事のために使っている人もいるし、また数えきれないほどいろんなことに使ってる人もいる。Appleは、Macでは、WordやExcelを使うこと以外にこれも、これもできるよ、と訴求したいようだ。

Appleが今日(米国時間6/15)シェアしたビデオは4つだ。最初のは(下)、ほかの3つのまとめだ。ひとつひとつのビデオは、Macを毎日使っている誰かのポートレートだ。AppleのWebサイトを見ると、ポートレートは全部で12あることが分かる。

まず、Peter Kariuki(下)は、ルワンダの道路の安全性を改善するiPhoneアプリを作ったデベロッパーだ。

Bruce Hall(下)は、目の不自由なフォトグラファーで、写真を使って外界の細部を見ている。

そしてGrimes(下)は、今もっともおもしろい音楽アーチストのひとりだ。

三人ともラップトップを使っているが、たしかにMacBookはAppleのもっとも人気のあるコンピューターになった。Appleは、iMacやiMac Pro, Mac Mini, Mac Proを見捨てていないが、今では買う人がそんなに多くない。

また、これらのMacは最近の1年間アップデートされていない。Mac系の新機種も出ていない。だからそんなタイミングで広告キャンペーンを打つのは、ちょっと気になる。あと数か月は、Macのアップデートはないのだろう。

それに、最近のMacBookやMacBook Proを使っている人は、アクセサリーをUSB-CやThunderbolt 3のポートに挿入するために、あほらしいドングルを使っているかもしれない。でもGrimesでさえドングルを使わざるをえないのだから、しょうがないね。

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Appleの新CMは、iPadがパソコンに取って代わるところを見せる


AppleはiPad Proの新しいCMを公開した。少女とローズゴールドのiPad Proが登場しiOS 11が動いている。Appleの主張は実に明快だ —— iPadは未来のパソコンである。若者が「パソコン」の意味を知らない時代が来るとまでAppleは考えている。

Twitterに幾度も流れてくる小ネタがある。フロッピーディスクを見つけた若者が「保存アイコン」だと言う。Appleは同じアイデアをこの広告で使っている。ママが娘にパソコンで何をしているのかと尋ねると、娘は「パソコンって?」と答える。

主人公は決してデスクの前に座らない。いつも動いていて、いつもiPadを使っている。そこは庭であったり、バスの中であったり、コーヒーショップや木のてっぺんであったりする。

少女はFaceTimeを使いスクリーンショットにApple Pencilで何かを書き込む。写真を探してFaceTimeをしながらiMessageに写真をドラッグ&ドロップする。これはiOS 11に新しく入ったマルチタスク機能の良い使用例だ。

Wordにテキストを打ち込み、写真を撮り、絵を描き、写真に手書きメモをつけて、コミック本を読む。AppleがiPadでも何かを作れることに気づいてほしいと考えているのは明らかだ。

iPadはメディアを消費するだけの道具ではない。Appleは道具だけを売っているのではない。この会社は新しい自発的なライフスタイルを売ろうとしている。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

Apple、写真アプリの「メモリー」機能に焦点を当てた新しいiPhone CMを公開

AppleはiOS 10で写真アプリに初めて”Memories”[メモリー]タブを 導入した。iPhoneの写真ライブラリーを自動的に解析して、日付、場所、内容に応じてスマートアルバムを作る機能だ。例えば、休暇にモスクワへ行った旅や、子供の成長記録をアルバムにまとめてくれる。

さらに、集めた写真やビデオに合ったサウンドトラックを載せた感動的ビデオを作ることもできる。この機能はかなりよくできているが、多くのユーザーはまだ存在を知らない。そこでAppleは、このメモリータブに焦点を当てた新しいCMを作った。

これまでのAppleのCMと変わらず、映画的アプローチを取り入れ、静かなシーンが多く使われている。CMでは注意深そうな記録官が引き出しを開け、古い映画フィルムのほこりを払い、レタリングを書き加えているところが見られる。

これは、iPhoneがバックグラウンドで行っている作業を再現したものだ。自分では何の努力をすることなく、昔の思い出を綴った60秒のビデオを見られるのは驚くべきことだ。数十年前には同じことをするのに何日も何週間もかかっただろう。

さまざまな意味で、「メモリー」はGoogleフォトの同等機能に対するAppleの回答だ。大きな違いはAppleがこのスマートアルバムを作るためにサーバーシステムに頼っていないことだ。すべては端末上で行われる。

iPhoneは、持ち主が寝ている間にも充電中の端末の中で写真を分類する。Appleは、寝ている間もiPhoneが常時動作していることを活用している。

今回もAppleは、あなたが気づいていないかもしれない機能を伝えるために広告キャンペーンを利用した。これがiPhoneを前面に押し出すCMより効果があるのかどうか定かではないが、興味深いアプローチだ。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

今度のAppleのiPhone 7 Plusポートレートモードのコマーシャルは大量の髪の毛をチャリティに寄付

Appleの今日(米国時間5/15)からのコマーシャルは、最後に“practically magic”(まるでマジック)というキャッチフレーズがある。それはまたまたポートレートモードの宣伝で、ニューオリンズの床屋さんが舞台だ。

ポートレートモードは、iPhone 7 Plusのソフトウェアの機能で、二つのカメラを使って互いに異なる奥行き感を表現する。背景は自動的にぼかされるので、短焦点のカメラなのに高価なDSLRで撮ったような写真になる。

このコマーシャルでは、ポートレートモードが小さな床屋さんの秘密兵器になる。散髪が終わるとお客さんの写真を撮り、それらのポートレートを額に飾る。そのことが知れ渡り、この床屋さんの前の道路には長い待ち行列ができるようになる。

古い下町を思わせるセピア色の映像。ちょっとふざけた演出。そしてWilliam Onyearborの“Fantastic Man”が流れる。しかし、撮影はたいへんだった、と思う。わずか1分の映像の中に、大量のショットと額入り写真がある。

その撮影では24人が散髪して、AppleはそのヘアをLocks of Love(愛の頭髪)に寄贈した。病気等の理由でウィグを使う子どもたちのための、非営利チャリティだ。

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Appleの新しいポートレートモードで撮ると上海が誰もいない二人だけの都市になる

AppleがiPhone 7 Plusのポートレートモードを紹介するコマーシャルをリリースした。おもしろいのは、全体が中国で撮られていることだ。今やアメリカやヨーロッパと並ぶ、重要市場だから。

中国といっても、ここで見せられるものは上海の街路と若いカップルだ。二人はどうやら、この都市を探検しているらしい。通りは混んでて騒々しい。でも男がiPhone 7 Plusをポートレートモードにすると、人びとは消える。

数年前、上海に住んでいたから、上海の街路に誰もいない光景は、感動的と言わざるをえない。最大の観光スポットBundにも、人がいない。でも空のスモッグを取り除くことは、Appleにもできなかった。

この新しいポートレートモードは、背面の二つのカメラを利用する。写真の中のいろんなもののあいだの距離を計算して、背景をソフトウェアでぼかす。

ご覧のように、都市を新しい視角で切り取ることもできる。ぼくは賑やかな都市が好きだけど、でもiPhoneだけにしかない特徴を示す、おもしろいコマーシャルだ。

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Apple、リアル世界でiMessageの「ステッカー」を貼るCMビデオを公開


Appleが新しいCMビデオをYouTubeチャンネルで公開した。私は最近のAppleのCMを何度か記事で取り上げてきたが、それは平均的家電メーカーより彼らが少しクリエイティブだからだ。今回も例外ではなく、Appleは街ぐるみのスタンプファイトを敢行する。

AppleはiOS 10でiMessageにステッカーを導入した。メッセージアプリに直接ステッカーアプリをインストールしてメッセージにステッカーを貼り付けられるようになった。ステッカーをメッセージエリアにドラッグアンドドロップするだけで送れる。

私のお気に入りのステッカーアプリはSticker Palsだが、今回の広告にはたくさんのステッカーパッケージが出てくる。きっと誰でも自分にあうものが見つかるだろう。

しかし、複数のステッカーを組み合わせられることを知る人はほとんどいないだろう。Appleの広告は単なるマーケティング手段ではない。何億人というユーザーに向けて、みんなが知らないかもしれない機能を教えるためにも使われている。

Tim Cookは顧客満足度について言及する時、必ず同社のコミュニケーション戦略について語ってきた。iPhoneをAndroid機と差別化するちょっとしたものを発見させることによって、AppleはiPhoneを選んだのは正しい選択だったことを顧客に再確認させる。

というわけで今日のCMについて。画面いっぱいにティーンエージャーが走り回って人や食べ物などにスタンプを貼り付けまくる。退屈なメッセージ・アプリをポップカルチャーのシンボルに変えようとしている ― キミはブルーバブル・チーム?それともグリーンバブル・チーム?

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook