Amazon(アマゾン)は12月10日、Fire TVシリーズの新ユーザーインターフェース(UI)に関する発表を行った。新UIは、2020年9月に発売を開始した新「Amazon Fire TV Stick」(第3世代)から段階的にリリースされる。過去のFire TV Stick含め、他のFire TVシリーズへの適用は2021年初旬から順次展開予定。また各種UIのアップデートを今後継続して行う予定としている。
新UIでは、シンプルなデザインのホーム画面を採用。画面上部では、注目の映画・テレビ番組を表示。メインメニューは画面中央に配置しており、画面下部の表示内容はメインメニューの選択項目により変化する。
新たなメインメニューでは、「探す」「ライブ」「ライブラリ」「アプリ」「設定」といった項目を用意。コンテンツやアプリを探せる「探す」、ライブ配信中のコンテンツをまとめた「ライブ」、ウオッチリストなどを集約した「ライブラリ」などに素早くアクセスできるようになった。
「探す」では、視聴したいタイトルが決まっている場合は、タイピングや音声入力により検索機能を利用できる。映画・TV番組・キッズ&ファミリーといった単位での検索、アクションやドラマといったカテゴリー別の閲覧も行える。
「アプリ」では、お気に入りのアプリについて、表示したいものや順番をユーザーが変更可能。
また対応アプリの場合、スクロールするだけでアプリ内のコンテンツを表示できる。例えばNetflixアプリでは同サービス内のビデオコンテンツが表示され、見たいものがあれば、そこから直接視聴を開始できる。複数アプリを行き来することなく、オススメや人気コンテンツを探せる。
「プロフィール」では、最大6つのプロフィールを設定可能。プロフィールごとにダウンロードしたアプリや表示順、視聴履歴、ウォッチリストなどの設定が保存される。
またAlexaの定型アクションを利用し、Fire TVシリーズを操作可能になった。「1時間後にFire TV」を消してなどの操作を行える。
このほかFire TV Cubeでは、Echo ShowなどのAlexa対応デバイスとのテレビ通話が可能となった。Fire TV Cubeの赤外線(IR)機能を利用し、テレビの電源・音量の調整に加えて、ユーザーは音声によりテレビのチャンネルの選定、地上/BSの切り替えを行える。
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