Samsung、Android搭載のGalaxy GearでもTizenを利用可能にするアップデートを提供開始

新しいSamsung Gear 2は、前世代のGalaxy Gearにそっくりだ。おまけにUIを見て、異なるOSで動作しているなどと思わない人がほとんどだろう。実のところ、Gear 2がTizenで、GearはAndroidで動作しているのだ。そして新機種をTizenベースとしたSamsungは、旧機種のGearでもTizenを利用できるようにすると言っていた。それは本気の表明だったようで、実際に使えるようになったようだ(via SamMobile)。旧機種に、ダウンロードしたTizenをインストールすることができるようになった。

先に述べたように、ほとんどの人はAndroid版とTizen版の違いに気づかないのではないかと思われる。Samsungは、アイコンや画面パーツなどがほとんど同じに見えるようにデザインしたようだ。但し、バッテリーのもち時間は改善されているのだとのこと。またカメラを操作するボイスコマンドなどに加え、Tizen本体のみで音楽を楽しむことのできる機能も追加されている。

当初、Samsungはスマートフォンの分野でもTizenに軸足を移していくのだろうと思われていた。自らが開発に関わっているOSを利用することで、Googleの動きに左右されずに済むようになるからだ。自らの思い通りに開発を進めることができるようになる。しかし少なくとも今のところ、Samsungはスマートフォン後のモバイルデバイスにて、Tizen活用の道を探っているように思われる。そうした分野での方が、省電力性や軽快さを備えた標準OSとしての魅力が活かせると考えているようだ。

オリジナルGearのオーナーはSamsung Kies経由でアップデーターのダウンロードをすることができる。少なくとも今のところは、Gear単体でのアップロードは行えない。

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(翻訳:Maeda, H


Samsung、Tizen OSを搭載したスマートウォッチのGalaxy Gear 2を発表。4月より発売開始予定

既にご存知のこととは思うが、SamsungがスマートウォッチのGalaxy Gear 2を発表した。Tizen OSを搭載し、バッテリーは最大で3日間もつのだそうだ。各種アプリケーションが登場してくる予定なのだとのこと。Galaxy Gear 2とGear 2 Neoの2モデルが用意され、後者にはカメラが搭載されない。出荷は4月を予定しているそうだ。

Tizen OSとは比較的新しいモバイルOSで、SamsungはNX300mカメラで最初に使っている。このOSを利用することで「より豊かなアプリケーションエコシステムを構築できる」とSamsungは主張している。スマートウォッチのデバイス面を言うと、1.63インチのタッチスクリーンを備え、プロセッサは1GHzで動作する。内部記憶域は4GBとなっているようだ。ちなみにこのデバイス、他のSamsungスマートフォンと連携して動作するようになっているとのこと。iOSユーザーにとっては選択肢となり得ないということなのかもしれない。

Tizenの話に戻すと、これはSamsungも主導するオープンソースでマルチデバイスをサポートするものだ。車載エンタテインメントユニット、スマートテレビなど、日常モバイルデバイス上での普及も狙っている。ウェブAPIも用意して、開発の容易性を担保しようともしている。マルチデバイスでの動作戦略の一環として、スマートウォッチにての採用となったわけだ。

4月に出荷予定ということだけが発表され、価格についてはまだ発表されていない。Engadgetにもう少し詳しい記事も出ているようだ。

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(翻訳:Maeda, H


スマートウォッチでソフトキーボードは無理と思っているあなたへ。Minuumのデモビデオをご覧あれ

スマートウォッチが主要ハードウェアメーカーの多くにとって注目のデバイスカテゴリーになりつつある今、スマートフォン用アプリをどこまで腕に移植できるかという問題がある。大きなハードルの一つは、腕の上でテキストメッセージやメールにすばやく返信できるようにすることであり、そこにMinuumのどこでもキーボードが登場した。

Minuumキーボードは、トロント拠点のスタートアップ、Whirlscapeが開発した入力メソッドで、元々はスマートフォンで画面を大きく占有することなく自然にタイプできる方法としてプロトタイプが作られた。すでにベータ版がAndroid用に公開されており、ユーザーレビューによるとスマートフォンでは好評のようだ。

Whirlscapeは自分たちが作るキーボードを、ウエアラブルを含め、あらゆるデバイスで使えるようにデザインしている、とファウンダーらが以前言っていた。今日(米国時間1/22)、彼らはそれを証明した。上のビデオにあるように、スマートウォッチのGalaxy Gearで動いているMinuumは、あの小さな画面で可能だとはとても思えないほど便利に文字を入力している。動画はワンテイクで撮ったものでカメラトリックはないとMinuumチームは言っていた。

今のところMinuumは「社内デモ」であり、少なくともSamsungがGearプラットフォームを公開するまではそのままだが、既に他のスマートウォッチメーカーとは、出荷時にソフトウェアを組み込む話をしているとも言っていた。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook


SamsungのGalaxy Gearスマートウォッチを試した―予想より上出来で私は欲しくなったが消費者は?

Galaxy Gearには当初懐疑的だったが、こうして少し触れてみると、これはすごい製品だ。私は間違っていた…といってもまだこの製品に完全に納得したわけではないのだが。

ともかくSamsungのガジェットのデザイン能力がトップクラスであることは認めねばなるまい。先週ウェブに流れたリーク画像の醜いデバイスとは大違いだ。しかも手首にはめているのを忘れるくらい軽い。

それでもこのガジェットはかさばるスポーツ・ウォッチに近い。ファッショナブルなディナーの席に身につけていけるようなものではない。歩数計とフィットネスアプリがデフォールトで装備されていることでもそれは明らかだ。カメラ部分がバンドから突き出しているのも選んだ色によってはあまりスマートには見えない。

1.63インチのAMOLEDディスプレイもかなり目立つ。300×300ピクセルでイベント会場のぎらぎらした照明でも見やすかった。スクリーンをタップするとカメラで記念写真を撮ることができる。しかし190万画素なので画質にはあまり期待できそうもない。

バッテリーがどれくらいもつかは依然として分からない。Samsungは「通常の使い方なら1日分の作業に耐える」としているが、私が聞いて回ったところでは誰一人その「通常の使い方」の中身を知っているものはいなかった。これまでSamsungは製品の性能に関して誇大広告というむしろ内輪に発表してきたので今回もそうであると期待したい。そうでなければGearに対する好意的評価はたちまち消え失せるだろう。

しかしもちろんハードウェアは問題の半分に過ぎない。Galaxy Gearのソフトウェアはうまくいけば最大の資産になるし、そうでなければ最大の厄介ものになる。

まず現状ではGearのソフトウェアはあまり使いやすいとはいえない。Gearの操作はすべてタップとスワイプで行うのだが、私が試した個体はときどき正しく反応しないことがあった。うんとゆっくり操作するのでないとページの遷移はつっかえたり、止まったりする。S Voice音声コマンドも同様に問題が多いと感じた。もっとも混雑したうるさい会場で次のジャーナリストが順番を待つ中でのテストだったことが影響しているかもしれない。いちばんいらいらさせられたのはGearを覗こうとして腕を上げても、(そうすれば起動するはずなのに)起動しないことが何度かあったことだ。

現物を見るまで私はGalaxyを完全に無駄骨折りだと思っていた

そういうわけでソフトウェアに関してはSamsungはまだ細かい点で改良の余地を大いに抱えているが、まだ公式リリリース前なのでやむをえない面はある。ローンチまでに修正されると期待したい。で、どこにいちばん感心したのか? まずSamsungは有力デベロッパーを何社かにアプリをGear用に移植させるよう説得することに成功した。RunKeeper(ランニングの記録)、Path(小グループでのSNS)、Vivino((ワインボトルをスキャンして情報を得る)などの人気アプリがすでにGear化されている。

Samsungによればローンチまでに70種類程度のアプリを用意できるということだ。サードパーティーのデベロッパーが長期に渡ってGearのサポートを続けるかどうかがプラットフォームとしての成否を分けることになる。しかしアプリに関して注意点がある。Gearには同時に10種類のアプリしかダウンロードできないのだ。この制限はデベロッパーにとって大きな障害になりかねない。

現物を見るまで私はGalaxy Gearを完全に無駄骨折りだと思っていた。正直、むやみに金だけはある大企業がスマートウォッチというバズワードに浮かされて作ったどうせ中途半端な製品だろうとタカをくくっていたところがある。今でもSamsungのプロダクト・デザイン方針が100%正しいかどうかには確信がもてない。いくら大量に売れそうな製品とはいえ、Gear専用アプリ以外作動しないというのは大きなハンディキャップだろう。これまでもSamsungはソフトウェアのアップデートがさほど速いほうどはなかった。

しかしそういう問題はあるものの、SamsungはやはりGearでひとつの突破口を開いたと思う。私はPebbleのユーザーだが、ほんの短時間Gearに触れただけで強く羨ましい思いをさせられた。Pebbleにはスマートウォッチとしてごく少数の基本機能しかない。それがPebbleよりほんのわずか重いだけでGearにはありあまるほどの機能が仕込まれている。私のようなガジェットオタクがいつまでこの誘惑に抵抗できるか? どうも抵抗できそうにない気がしてきた。

しかしSamsungにとって一般消費者を納得させることができるかが重要だ。あけすけに言ってしまえば、299ドル払ってできることといえば、ポケットからスマートフォンを取り出せばできることのごくわずかの部分しかない。さて、どうなるか?

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+


Samsungがスマートウォッチ、Galaxy Gearを発表―9月25日から出荷

レイディーズ・アンド・ジェントルメン、長らくおまたせしました。これがGalaxy Gearです! Samsungが長らく噂になっていたスマートウォッチ、GalaxyGearをお披露目した。幸い、以前リークされた写真のいくつかに写っていたような奇妙なデザインではないことが判明した。詳しい情報などどうでもいい、ともかく1個欲しいという読者(変人だ!)のために急いで付け加えると、GalaxyGearの販売開始は9月25日から、299ドルという。アメリカでの販売開始は10月になり、当面Galaxy Note 3とのみ連携する。

Samsung Telecommunications Americaの社長、Gregory LeeはプレスイベントでGalaxy Gearを腕につけているところを一瞬だけ見せた。そこで先週流れたこのガジェットの写真は開発のごく初期のモデルだったことがわかった。とはいえ、公式に発表されたモデルも相当に大きい。手首の細いユーザーは注意が必要だろう。

「これが世界の新しいファッション・アイコンになることを期待している」とSamsungのモバイル事業の責任者JK Shinは述べた。Shinによれば、このデバイスは通話の発信、受信が可能で、SMSのアップデートを通知し、写真が撮れるという。いささか奇妙なことに、ShinはGalaxy Gearについてはほんのわずかしか時間を割かなかった(目新しい情報といえばGalaxy Note 3がAndroid 4.3を搭載しているということぐらい)が、後でSamsungのIFAチームがもう少し詳しい情報を補足した。

Galaxy Gearについて現在判明している情報は以下nとおりだ。ディスプレイは1.63インチAMOLED、噂されていたとおり、S Voiceによる音声コマンドで接続されたSamsungスマートフォンの操作が可能。写真で見るとおり、6色のモデルが用意される。CPUは800MHz、512MBのRAMを内蔵する。心配されたバッテリー容量だが、315mAhで、Samsungによれば「通常の使用(正確にどういう条件を想定しているのかは不明)であれば1日もつ」そうだ。

将来に向けて重要なポイントはSamsungが健康関連のアプリを始めとしてサードパーティーのデベロッパー支援する姿勢を強く打ち出したことだろう。スマートウォッチの発売時にはMyFitnessPalとRunKeeper加えてソーシャル分野ではPathとHighlightのアプリも提供されるという。Engadgetによると、Gearの発売時には70種類程度のアプリが利用可能になるようだ。

残念ながらSamsungのプレスイベントでは実物に触れる機会がなかった。実際の使用体験はどうなのだろう? われわれは新しい情報が入り次第アップデートする。

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Samsungの参入でスマートウォッチ業界再編か

先週、ギークに特化した先進スマートウォッチメーカー、WIMM Labsは同社がGoogleに買収されたことを公表し、検索の巨人が自身の野心的Google Glassプロジェクトに続くウェアラブルデバイスをひっさげ、ウォッチベース・コンピューティングの戦いに参入することが明らかになった。これは、消費者の〈腕〉を所有するためのレースの開始を告げるゴングであり、来たる水曜日にSamsungが、主要メーカー初のスマートウォッチ参入を果たせば、ますます競争は激化するだろう。

SamsungのGalaxy Gearは、スマートウォッチ・ラインアップの先頭打者にふさわしい実力を持つようだ。噂では、十分なCPU(1.5GHデュアルコア)、RAM 1GB、4メガピクセルカメラ、720pビデオ、2.5インチOLEDディスプレイを持ちバッテリー寿命は10時間。@evleaks のスクリーンショットには、AndroidフォンがGearを制御しているところが見られ、機能的にはPebbleなどの既存機種と類似している。

Pebbleのようなデバイスに対する消費者の関心は高く、Kickstarterのプレオーダーを通じて7月時点で27万5000台が売れている。また、スイスの時間メーカーによる法外な価格のスマートウォッチ、Hyetis Crossbowもすでに300台を販売している ― 少ないと思うかもしれないが、これら300人の人たちはCrossbowのために各々1200ドルを払っている。しかし、これらの小さなスタートアップが作るデバイスは、AppleやSamsungが製品を維持するために必要な数には遠く及ばない。

MetaWatchは自社の実績を公表していないが、Fossilをスピンオフした同社はKickstarterでスマートウォッチのStrataを作るのに必要な資金調達に成功している。MetaWatchやPebble(開発チームはinPulse時代からスマートウォッチを製作に関わっている)は、SamsungやAppleが自社デバイス発売に先立ってスマートウォッチ経験を強化するためのOEM候補になりそうだ。

大企業では、例えばSonyが自社開発経験において一歩リードしている。同社は2008年にBluetoothウォッチを発売し、後継のSony Smartwatchにも近く後続機種が出る予定だ。しかし、LGをはじめ、流行を追ってこの分野への参入を睨んでいる無数のOEMたちは、安易な買収の選ぶ理由がある。

ハードウェアのスタートアップにとって、消費者向けに低価格を保ちつつ需要の規模に応じて維持可能な製品を作るのは困難だ。これはMakerBotをして、買収を通じてより経験の深い大企業と提携することを決断した理由であり、Pebbleや同業者たちも最終的にそうなる可能性がある。唯一の問題は、この手のデバイスを作ろうとする会社と手を組むにはもう遅すぎるか、あるいはそのための才能や専門知識はすでに押さえられてしまっているのか、ということだ。

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(翻訳:Nob Takahashi)


Samsung、Galaxyのスマートウォッチを9月4日に発表すると確認―Galaxyスマートフォンと一体動作するアクセサリー・デバイスらしい

SamsungのGalaxy Gearスマートウォッチはウェアラブル・コンピューティングの次のビッグ・ニュースになるものと期待され、さまざまなリーク情報が流れていた。

今日(米国時間8/27)、Samsungのモバイル担当執行副社長、LeeYoung-heeはKorea Timesのインタビューに答えて、「Galaxy Gearはベルリンで9月4日に発表される」と述べた。これはIFAエレクトロニクス・ショーがベルリンで開催される2日前というタイミングになる。新しいスマートウォッチのOSはAndroidで、Samsungが開発した新しいフレキシブル液晶が採用されているという。

「Galaxy Gearはスマートフォンのユーザー体験を補強し、拡張する」とLeeは述べた。これはGalaxy Gearは単独の携帯電話製品ではなく、Glaxyデバイスのアクセサリー・デバイスだという最近の報道を裏付けるものだ。

さらにLeeはGalaxy Gearを「若くトレンドに敏感な層を主たる対象と考えている」とも述べた。つまりGalaxy Gearはアーリー・アダプター向けであると同時に、ある種のファッション・アクセサリーを狙ってもいるようだ。

最近のGigaOMの記事によれば、Galaxy Gearは2.5インチ、320 x 320のディスプレイとデュアル・コアCPU、Bluetooth 4.0 を備えているという。またアプリはSamsungの専用アプリ・マーケットからのみ入手できるらしい。これもまたSamsungのスマートフォンのアクセサリーだという説に合致する。

ベルリンの9月4日のイベントでは間違いなく新しいファブレットのGalaxy Note 3もお披露目されるだろう。 最近われわれが聞いた噂では、Galaxy Note 3は4Kビデオをサポートするかもしれないという。CPUはSnapdragon 800、2.3GHzでモニタは5.7インチ、RAMは3GBという情報もある。

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+