Galaxy Noteイベントで何が発表されるのか予測してみた

これまでもサムスンの情報ガードはあまり固いとは言えなかった。もっともこれはわざとそうしていた疑いが強い。サムスンは実際の製品発表に先立ってネット界隈が噂で盛り上がるのを期待しているようだ。

米国時間8月7日にブルックリンで開催されるGalax Noteイベントも例外ではない。われれはすでに大量のリーク情報を得ているが、わかっていることを振り返ってみよう。

先週、サムスンはGalaxy Tab S6を発表した。これはiPad Proに対抗するサムスンのタブレットのフラグシップだが、発表方法が比較的地味だったのは、来るべきイベントに対する配慮だったかもしれない。またApple(アップル)とGoogle(サムスン)はハイエンドタブレットをすでに発表しており、タイミングが少しばかり遅かったきらいはある。いずれにせよGalaxyイベンドでは多数の製品が発表されそうだという期待は大きくなった。

Galaxy Note 10

Screen Shot 2019 08 02 at 1.05.42 PM

サムスンが「ひとつのデバイス」より好きなものがあるとすれば「たくさんのデバイス」だ。 Galaxy Sにたくさんのモデルを投入したなに続いて、さらに2、3のデバイスが発表される予定だ。

Galaxy Noteについては、Plus、Proが追加されることは確実だ。現行のGalaxy Noteのスクリーンのサイズが小さ過ぎると考えて買い控えている人間がどのくらいいたかはともかく、新モデルは現在の6.3インチよりわずかに大きい6.8インチディスプレイをサポートする(どちらもAMOLED)。このサイズは普通に考えればタブレットだが、サムスンはボディーに対するスクリーンのサイズを拡大することで注力しているのでマンホールの葢のような大きく重いデバイスにはなっていないかもしれない。

こちらは大型Noteほど確実ではないが、 5Gモデルが発表されるかどうかが注目されている。戦略的観点からいえば、ここで5Gを出すことには意味がある。サムスンは先月発表したS10では全モデルを5Gにした。キャリヤの対応は遅れぎみとはいえ、デバイスの5G化のトレンドの先端を走っていることにサムスンは大きなプライドを持っているはずだ。

噂ではメインカメラは3基となるという。うち1基は1600万画素の超広角レンズとなり、Pro/Plusモデルには奥行きを検知できる反射時間測定センサーが装備される。プロセッサーはSnapdragon 855 PlusというQualcomm(クアルコム)のトップエンド製品になる。このチップは数週間前に発表されたばかりでNoteは初めての商用プロダクトの一つだ。

バッテリーも強化され、3600mAhまたは4300mAhが搭載される。メモリーは標準が8GB、Plusが12GBとなる。おっと、それからUSB-Cをヘッドフォンジャックに変換するドングルが出るはずだ。

Galaxy Watch Active 2

Screen Shot 2019 08 02 at 1.07.25 PM

ウェアラブル方面ではGalaxy Watchに新モデルが投入されるだろう。Galaxy Watch Activeが発表されてからまだ半年経っていないが、早くも新バージョンが出ると噂されている。サイズは直径40mmと44mm、最新のApple Watchに対抗してECG(心電図)、転倒モニター機能も追加されているはずだ。またタッチセンサーが採用され回転式の物理的ベゼルは廃止されるという情報もある。

その他

DSCF5301 1

折り畳み式ディスプレイを採用するGalaxy Foldに関してさらに何か情報が出てくることは間違いない。今のところプロダクトの発表は9月ごろという大まかなスケジュールはわかっているが、もうすこしはっきりしたスケジュールの発表を期待している。鳴り物入りで期待を持たせたあげくテスト用に配布された初期製品がトラブルに見舞われ、実機の発表が大きく延期されたいわくつきのプロダクトだ。

同様に行方不明になっているのがGalaxy Homeだ。HomePodのライバルとなるべき製品でほぼ1年前にアナウンスされた。正確にいってどんなプロダクトが用意されているのか、発表はいつか、後続の情報がまったくない。

日本時間では、すべは8月8日明け方に始まるイベントで明らかになる。我々はイベントを現地でカバーする予定だ。

原文へ

(翻訳:滑川海彦@Facebook

サムスンの次のGalaxy Noteの発表は8月7日と公式決定

いよいよ公式発表だ。サムスン(Samsung)が今日(米国時間7/1)、次回のUnpackedイベントの招待状を送った。そのビッグなショウはここニューヨークで8月7日東部時間午後4時に始まる。そのタイミングは昨年のビッグイベントと揃ってるだけでなく、数週間前から浮遊していた噂にも合っている。

そして、この期に及んでもまだぴんと来ない人たちに向けて同社は、招待状で当日のサプライズを犠牲にした。そのデザインで嫌でも目立つのは、ど真ん中のS Penだ。8月のイベントは疑いもなくGalaxy Note 10のデビューがメインだ。

関連記事: Samsung Galaxy Note 9 review…Galaxy Note 9のプレビュー(未訳)

招待状のデザインは、カメラのアップデートも示唆しているようだ。最近のリークによるとそれは、新しいファブレットのほとんど全画面のクローズアップらしい。真ん中にポツンとあるのはその画面上の、フロントカメラだ。今度のハンドセットでは、3つのカメラの垂直配列で、奥行きセンサーと5Gオプションがある。さらに噂では、長年サムスンの特長だったヘッドフォンジャックが、ついになくなるらしい。

昨年のイベントでは(まだ出てない)スマートスピーカーGalaxy Homeなど、ほかのデバイスも紹介された。今回は、少なくとも発売日の発表ぐらいはあるのではないか。もうひとつ、これも遅れているGalaxy Foldの情報もね。

[原文へ]

(翻訳:iwatani、a.k.a. hiwa

Samsung、Galaxy Note 4に加え、曲面のエッジ・ディスプレイを備えたGalaxy Note Edgeを発表

Galaxy Note 4が発表になったが、一部はGalaxy Note Edgeの方に注目したかもしれない。見た目はGalaxy Note 4とほぼ同じなのだが、本体端の部分に曲面のエッジ・ディスプレイを備えているのだ。つまりは、まさに名前の通りのデバイスだということになる。

スペック的にもGalaxy Note 4とほぼ同じだ。Edgeの方がやや小さなバッテリーを搭載していて、そして、先にも述べたエッジ・ディスプレイが本体端の部分に搭載されている。このエッジ・ディスプレイはメインディスプレイ上で開いているアプリケーションのコンテクストコントロールに用いることもできるし、また完全に独立して動作させることもできる。

たとえばカメラアプリケーションを使っている場合、エッジ・ディスプレイには各種カメラオプションを設定するためのスイッチが現れる。またS Noteを使うときには、ドローツールやテキストツールなどが表示される。あるいは音楽アプリケーションを使っているのなら、シークボタン、ボリュームスイッチ、ポーズないしプレイボタンなどが表示されるといった具合だ。

あるいはそうしたコンテキストメニューを用いない場合には、このエッジ・ディスプレイをアプリケーションランチャーとして使うこともできる。表示しておくアイコンは、エッジ・ディスプレイ下部に表示されている設定アイコンからカスタマイズすることができる。

ちなみにこのエッジ・ディスプレイ(AMOLED)は単独にスクロールさせることもできる。スポーツや株価、最新ニュースや天気予報などを流しておくこともできるのだ。就寝時にはメインディスプレイを消灯して、エッジ・ディスプレイを「アラームクロック・モード」にしておくこともできる(ベッドサイドのアラームクロックをイメージしているわけだ)。

S Pen対応など、機能面ではGalaxy Note 4と同じだ。ちなみに双方ともに価格や販売開始時期についての正式発表はなされていない。


 

原文へ

(翻訳:Maeda, H


今年のアカデミー賞は・・・サムスン、ジェニファー・ローレンス、そしてセルフィーに決定

このうち誰ひとりとして金の小像を持ち帰った者はいないが、Samsung、ジェニファー・ローレンス、そして何といってもスター満載の自撮り写真が昨夜のオスカーを独占したことは間違いない。少なくともソーシャルメディアによれば。

PopTipがまとめたInstagram、Facebook、Twitterでリアルタイムに交された会話の分析によると、Samsungは、アカデミー賞授賞式スポンサーに関して言及されたフレーズのトップテンのいくつかを占めた。Galaxy Note、Galaxy s5、そしてSamsung提供によるセルフィー[自撮り写真]だ。

事実、セレブ11人(メリル・ストリープ、ブラッドリー・クーパー、ジュリア・ロバーツ、ブラッド・ピット、レディー・ジェニファー・ローレンス等々)を撮った写真のTwitter界での人気はすさまじく、20分ほどの間に200万回以上リツイートされ同プラットフォームを圧倒した。オスカーに巨額なスポンサー料を払ったSamsungにとって唯一重要なのは、この歴史的セルフィーがGalaxy Noteで撮影されたという事実だ。

エレクトロニクスの巨人は、番組中5000回以上言及され、エレン[デジェネレス]によるSamsungセルフィーについての書き込みは3万件近くに上った。

これはSamsungにとって何を意味するのだろうか? 興味深いのは、Samsungがその焦点をGalaxy SラインからNoteラインへとシフトしつつあることだ。Samsungは番組中Galaxy s5も紹介した。さらには、セレブというセレブが、会場や舞台裏でSamsung製品を使ってツイートしたり、FacebookやRedditしているところが派手に映し出された。

そしてもう一つ注目すべきは、エレン・デジェネレスが舞台裏で写真を撮りツイートしていたのが[Galaxy Noteではなく]iPhoneだったという事実だろう。Samsungとしては怒るわけにもいかない。

他のソーシャルメディアに関するニュースとして、ジェニファー・ローレンスが依然この世界で最もお気に入りの人物であり、イベント中最も多くツイートされた有名人だった。「ジェニファー・ローレンスが転んだ」は、レッドカーペットの最中いちばん多くシェアされたフレーズで、この晩最も多くツイートされたフレーズトップ10にも入った。同夜のジェニファー・ローレンスに関する書き込みは、計1万8354件を数えた。

ボーナス:自分もオスカーのセルフィーに写りたいという人は、これをお試しあれ!

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook


Samsung、今月末バルセロナで開催されるMWCにてGalaxy S5を発表予定

どうやら今月行われるMobile World Congress(MWC)にて、Samsung Galaxy Sシリーズの新機種が発表されることになるようだ。

The New York Timesの記事によると、今回のアップデートは、前回のようなギミック主体ではないらしい。おまけに前回S4のときに酷評されたやり過ぎ感満載のブロードウェイ風発表スタイルも改められるとのこと。

一部では人気の陰りが言われるGalaxyシリーズだが、今回は、より落ち着いた雰囲気の中での製品発表となりそうな感じだ。

ちなみに人気ということについて言えば、たとえばGalaxy S2は発表以来1年間、「最も売れているスマートフォン」の地位を維持し続けた。しかしGalaxy S4についていえば、発売開始後数ヶ月で、他機種の後塵を拝することとなってしまった。但し、S4が売れなかったというわけではない。むしろ大いに売れたと評価すべきだろう。しかしGalaxy Sシリーズの成長曲線には衰えが見られるのではないかと言われている。

これは市場に出回るハイスペックなスマートフォンの種類が増えたことにも一因があるだろうし、またSamsung自体、Noteシリーズをリリースすることで消費者の好みが分かれるようになってきているということもあるのかもしれない。

SamsungのGalaxy Noteシリーズはファブレット市場のパイオニアとも位置付けられるプロダクトだ。当初はGalaxyシリーズの中でのニッチプロダクトとして期待されたものだった。しかしアジアから始まった大画面スマートフォン(ファブレット)の人気は世界中に広まり、The New York TimesによればGalaxy Note 3の方がGalaxy S4よりも売れているという状況もあるのだそうだ。

Galaxy S5については、まだ詳細な情報は入っていない。確からしく伝えられているのは、カメラとプロセッサーについては大幅な機能向上がみられるだろうということだ。

TechCrunchもMWCには参加予定で、詳細はまたそのときにお伝えできるものと思う。

原文へ

(翻訳:Maeda, H