GoogleのノートアプリKeepがG Suiteに統合、Google Docsからも利用やアップデートが可能

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Google Keepは、EvernoteやMicrosoftのOneNoteなどと競合するノートアプリだが、今日(米国時間2/28)からはそれが、Googleのオフィスアプリケーションの集合体G Suite(元の名: Google Apps for Work + Google Apps for Your Domain)に統合される。これによりKeepはユーザーのワークフローの一部として、アイデアをメモる、リマインダーやトゥドゥを備忘する、何かのチェックリストを作る、会議でメモを取る、などなどのことができるようになる。Keepが単独でG Suiteに加わるだけでなく、これからはGoogle Docsにも統合される。

Docsとの統合により、Keepの内容を仕事のそのほかのドキュメントへドラッグ&ドロップする、などのことができるようになる。それができるのはWeb上のみだが、Keepを利用するドキュメントは最初にブラウザー上に開いていなければならない。そして、そのドキュメントの[Tools]メニューからKeepにアクセスする。Keepの内容はDocsのサイドバーに表示される(下図)。

そしてそこから、画像やチェックリストなども含めて、Keepの内容を作成中の文書へ持ち込める。

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Google DocsからKeepを検索することもできる。またDocsで作業中にKeepの内容を更新できる。ドキュメント中のテキストをセレクトして、右クリックのメニューから“Save to Keep notepad”を指定するとよい。

この統合がお利口なのは、そうやってKeep上にコピーしたテキスト中に元の文書のリンクがあることだ。

いろんな職場ですでに日常的にKeepは使ってると思うから、今回の‘ビジネス的統合’は良いことだ。それによりKeepは、ユーザーのドメイン内に安全にキープされるようになる。管理やサポートも、そして検索も、G Suiteの一部として行われる。

Keepは今日(米国時間2/28)からG Suiteのユーザーに提供される。使えるのは、Android, iOS, Chrome, またはWeb上からだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

Google Keepが大幅アップデート-時間(スケジュール)や位置を指定してリマインダー, Google Now統合でアラートを

Googleが数か月前に、AndroidとWebで立ち上げたKeepは、単純なメモアプリだった。しかしそれは、今日(米国時間8/21)の大型アップデートによって、はるかに便利なアプリケーションに生まれ変わった。新しくできた”Remind me”ボタンによって、スケジュールとそのリマインダーを作れたり、位置対応のアラートをGoogle Nowに入れたりできる。

今食料品店に入って行ったら、買い物リストがその位置にくっついていて、Google Nowが、ミルクとシリアルを買うのを忘れるな、とアラートしてくれる。今では場所の近くに入力の自動補完機能があるので、リストも作りやすい。

リマインダーは無視もできるし、それが出るべき時間や場所をあらかじめ指定できる。

また、今回のアップデートでアカウントを変えるための小さなダイアログ(ドロワー, drawer)が出るようになった。たとえば家庭人であるときと、仕事人であるときは、アカウントを別にしたいかもしれない。未決のリマインダーを全部一望することもできる。

Android機のカメラで撮った写真をKeepに持ち込むことも、簡単にできるようになった。

Google Nowは今急速に、あらゆるアラートのメインハブになりつつあるが、今日見られたKeepの統合もNow重視のきざしの一つだ。Google Glassで今日ローンチしたField Tripも、Google Nowに統合されても良いような候補だ…当面は別のプロダクトだけど(GoogleのNiantic Labsの実験作はたいていそうだ)。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


Google Keep―Google+と連携してソーシャル化すればPinterestとEvernoteの有力ライバルになる可能性

今日(米国時間3/20)、Googleはとうとうノート・アプリのKeepを正式公開した。うっかり早まって一時公開してまた削除するなど先週どたばたを演じた後だったが、このアプリはメモやリスト、写真その他さまざまな情報を即座に安全なクラウドに保管できるサービスだ。

ちょっと試してみて気づいたのだが、Keepは簡単にPinterest風のレイアウトで利用することができる〔入力窓右側からギャラリー表示を選択する〕。KeepとPinterestの差はPinterestがソーシャルだという点だ。Pinterestはもちろん唯一のソーシャル・ブックマークではないが、この種のものとして消費者にもっとも好まれているサービスの1つだ。するとこの点はGoogle Keepにも当てはまるかもしれない。

Googleはその気になれば一瞬でKeepをソーシャル化できる。Google+に接続するだけでよいからだ。ウェブでユーザーが関心を抱いたページ、特にGoogle検索で発見ししたページをKeepでブックマークし、即座に友だちと共有できるとなればPinterestそっくりだ。

Keepについてのネット上の議論は主としてEvernoteのライバルになるかという点を巡って戦わされているが、 私はもっと大きな枠組みでKeepの影響を考えるべきと思う。

以下のスクリーンショットのようにKeepのデザインはPinterestに似ている。

こちらがPinterestだ。

たしかに今のところKeepの機能は写真、メモ、リストを保存することに限られているが、ユーザーはなんであれウェブに保存したコンテンツを友だちと共有したがる。たとえ、家族はごく親しい友だちといった狭い範囲にしてもだ。現在Keepにはこの機能は欠けている。しかしDrive やYouTubeなどGoogleの他のサービスと同様、いずれKeepにもソーシャル化が及んでくると予想しても見当外れではないだろう。

Google+のソーシャル機能は個人のメモやブックマークの共有にも容易に適用できる。ラリー・ペイジがCEOに就任して以後、Googleが発表する新製品は必ずさらに大規模な枠組みの一部だったことを考えれば、Keepが今後ずっと現在のようなバニラ状態でいるとは考えにくい。さらにGoogle Readerが広く一般ユーザーのものになることに失敗した点も考える必要があるだろう。Readerの機能を将来Keepが引き継ぐことになる可能性もある。

もちろんKeepはスタートしたばかりであり、Googleはすでにブログで発表した以上の情報を明かそうとはしない。しかしこのサービスはいろいろな理由から綿密な検討に値する。Googleの場合、見えているのは常に氷山の一角なのだ。

[写真:Flickr]

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+


GoogleがEvernote風のなんでもノートするサービス、Keepのウェブ版とAndroidアプリを正式公開

一瞬現れてすぐ消えたノート・アプリ、Google Keepが正式公開の運びとなった。Googleはプロモーションビデオ入りのブログ記事でKeepをお披露目した。同時にAndroidアプリもGoogle Playストアに登場した(Android 4.0以降)。

「Keepはペンや紙なしに頭に浮かんだことや関心を抱いたことをすばやくメモするためのツールだ」とソフトウェア・エンジニアのKatherine Kuanはブログ記事で説明している。このアプリはキーボード入力以外にも音声メモを文字に書き起こす機能を備えている〔日本語にも対応〕。記録はウェブに同期されるので、後でコンピュータで開いて自由に処理できる。

Androidアプリはホームスクリーンから簡単にメモを作成したり呼び出したりできる。Android 4.2以降の場合、ロックスクリーンから直接アクセスできる機能も利用できる。アプリのインターフェイスは非常にシンプルで作成したメモがタイル状に配置される。個々のメモにポストイットのような背景色をつけたり、ドラッグアンドドロップで自由に配置を変えたりできる。。

KeepはどうしてもEvernoteを思い起こさせる。ユーザーがすばやくメモを取り、その他関心を抱いたさまざまな情報をすばやくクラウドに保存できるようにするサービスでEvernoteは有名ブランドとなっている。現在のEvernoteのプロダクトはKeepよりはるかに多機能で、サポートするプラットフォームもはるかに多い。しかしGoogleがこの分野に参入してきたことは注目だ。もっともEvernoteが急速な成功を収めたのはその昔、GoogleがNotebookサービスを閉鎖した空白に助けられた面もあるということを考えると少々皮肉な展開だ。

Googleは「将来はGoogleドライブから直接Keepのノートを作成、閲覧できるようにする」と言っている。そうなればGoogle Driveの多くのユーザーがKeepを使うことになるだろう。

さらに取材中…

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+


Google、ノート作成アプリケーションのGoogle Keepを公開…してあっという間に閉鎖

Googleがついにノート作成アプリケーションであるGoogle Keepを公開した。但し、すぐに閉鎖されてしまった。しかし公開されていたほんの僅かの間に、Android Policeがスクリーンショットなどのデータを収集して記事にしている。Googleのスポークスマンは「コメントすることはない」としている。

Android Policeの記事によれば、Google Keepにはまず、Googleノートブックに似た印象を受けたとのこと。Googleノートブックもウェブからの情報をクリッピングして整理するなどの用途に利用されていた。しかし2009年1月にサービス停止となっている。とってかわったのがEvernoteだった(あっという間にGoogleノートブックからの移行ツールをリリースして利用者を拡大した)。ちなみにGoogle Keepが話題にのぼってくるのは初めてのことではない。昨年7月にもGoogle+におけるGoogleのオフィシャルアカウントから、誤って「Save to Google Keep」という文言の見える画像のついた記事を投稿してしまったのだ。

もし、Google Keepが本当に公式デビューを果たすことになれば、Evernote、Pocket、およびOnenoteなどと競合することになるわけだ。尚、他にも登場間近であると言われているアプリケーション(もちろんGoogle Readerはない)にはGoogle Play NewsChrome版Google Nowの名前があがっている。

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(翻訳:Maeda, H)