MashapeがAPIアナリティクスサービスのAPIを一般公開…デベロッパやDevOpsが自由に使える

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APIのマーケットプレースMashape(世界最大を自称)が今日(米国時間6/24)、そのアナリティクスサービスのAPIを一般公開する、と発表した

同社は13000あまりのAPIをサーブしているが、それらをモニタするためのアナリティクスサービスも同社が作って提供してきた。今回はこのサービスのAPIをデベロッパやDevOpsたちに提供し、MashapeがホストしていないAPIでもそのパフォーマンスを理解できるようにした。

MashapeのCEO Augusto Mariettiによると、APIの公開を決めたのは数か月前だ。つまり同社のAPIアナリティクスサービスの機能には、普遍的な価値がある、と気づいたのだ。アナリティクスは同社の比較的新しいサービスだが、すでにMashapeのマーケットプレースの重要な機能だ。“でもそれのAPIがあれば、必ずしもマーケットプレースは要らない。独立のAPIサービスになったことによって、誰もが自分のところのAPIとマイクロサービスアーキテクチャを(Mashapeを経由せず)モニタできる”。

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たとえばMashape AnalyticsのAPIを使うと、どのAPIやエンドポイントがもっとも頻繁に利用されているか分かる。内部クライアントと外部クライアントの、内わけもわかる。それらのパフォーマンスも分かる。まあそれは、APIのためのGoogle Analyticsだね、と Mariettiは言う。得られるAPIパフォーマンスデータは、リアルタイムだ。でも不具合が生じたら、個々のAPI呼び出しをリプレイして問題をデバッグできる。

Mashapeによると、いまどきの企業は自分たちのアプリケーションにマイクロサービスアーキテクチャを採用し始めているので、デベロッパが扱い、そしてモニタするAPIの数も必然的に増加する。New RelicやSplunkのような既存のツールは主にサーバのモニタリングツールだから、APIのモニタリングには使えない。その大きなギャップを、Mashape Analyticsのような専門的ツールが填めるのだ。

Mashape Analyticsを使いはじめるためには、まずエージェントをダウンロードする。するとそれが、トラフィックのモニタを開始する。

料金はNeww Relicなどと同じく時間制だ。24時間までなら無料、2週間のデータ保持なら月額149ドル、90日なら月額495ドルだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

2014年に話題を集めたVine作品25本を一挙公開

Instagramの人気が日本でも激増中ですが、写真に加え動画も今年は日本でもさらにブレイクする予感はあります。YouTubeもありますが、気軽に動画を楽しめるプラットフォームといえばVine。既に日本でも若者を中心にVineユーザーが増えているようですが、今回は英語圏のVineから昨年投稿され話題を集めた人気作品&名作を一挙25作品紹介します。Vineの活用方法のヒントに是非。 — SEO Japan

2013年も優れたVine動画を集める作業を行ったが、今年は昨年よりも遥かに選出作業に苦労した。昨年以来、奇妙で、面白いVineの世界は様々な方向に拡大を続け、奇抜なユーザー、新進気鋭のミュージシャン、そして、有名なアーティストが、このユニークなフォーマットから続々と誕生している。

2013年にリリースされたInstagramの動画機能により、Twitterが運営するこの生まれたばかりの動画シェアサービスは、年を越せるかどうかさえも危ぶまれていた。 しかし、その後、Vineは順調に成長し、メジャーなサービスとして定着していくのであった。Vine生まれのセレブは映画のイベントに招待されるようになった。Vineで頭角を現したアニメ製作者を含む視覚コンテンツの才能豊かなユーザーは、大手企業の広告を作り、そして、メジャーな映画祭はこの6秒間のメディアを盛り込むようになった。

また、Vineは画期的な機能を幾つも導入した。その中でも、ループカウント(人気の新しい判断基準)、Vine カメラ(動画のインポートを可能にする)、そして、Vineのユーザーではなくてもウェブサイトにアクセスすることを可能にしたアップデートは、とりわけ好評を得ていた。

今回集めた作品は、今年特に目立った作品である(順番に意味はない)。選出基準においては、視覚的な素晴らしさ、そして、複雑さに重点を置いた。しかし、その他にも素晴らしい作品が多数Vineでは作られており、マルコ・ミーキンスブリタニー・ファーランナッシュ・グリアージャローム・ジャールニコラス・メガリスアダム・ゴールドバーグ等のパワーユーザーの作品を忘れずにチェックしておくことを薦める。

1. 9ヶ月間を追ったVine動画

イアン・パジャム は出産の奇跡を短くまとめた。

2. Ford、マスタングのCM


ジェスト・アメス(Vineで人気の高いアニメ製作者)が、Ford ヨーロッパのCMの中で玩具の世界に命を吹き込んだ。

3. アルファベットの冒険


Mashable チャレンジにVine動画のプロ、Pinotが提出した作品。このチャレンジでは、絵や文字に息吹を与える作品を募集していた。

4. 進化するコンテンツのシェア


マリス・ジョーンズはポラロイドからソーシャルメディアに至るまでの写真共有の歴史を追った。

5. フルーツマジック


ストップモーションの天才、BetterOffRedは、小さな物体ばかりを使った複雑な作品を得意にしている。

6. タイプライターを使いこなすスヌーピー


工作用紙に息吹を与えることに関しては、Khoaの右に出る者はいない。

7. #drone


Totalsuccessはテクニカラーの色合いとモノトーンのコントラストを用いて、この魅力的なVine動画を作成した。

7. 想像力を解き放とう


ブルーノ・ベーガロによる名作。

8. 空を舞う少女


Vine動画のパイオニアの一人、視覚芸術家のミーガン・シグノリが作成した動画。

9. 鏡複写機


Tropvineコンテストで優勝した作品。Tee Ken Ngは紙とコピー機を独創的に用いてこの作品を完成させた。

10. ノッポに勝つ方法

Vineのスター、ルディー・マンクーソは、背が低いこと、そして、ヒスパニック等のトピックをコメディーと音楽の才能で表現している。

11. ファーガソンの暴動の裏では


マイケル・カルフーンはファーガソンの街で行われた様々な抗議活動を撮影した。四六時中流れていたニュースでは放映されなかった深いシーンもカメラに収められていた。

12. 母の車


今年の夏、イギリスのティーン、ティシュ・シモンズは、母の車を運転する模様をVineで公開したところ、なぜかバイラル化した。その後、この動画のパロディーとミームが続出した。

13. 薬物依存症


ジェシカ・ハーモンは薬物依存の恐ろしいサイクル — 預金の引き出し、パニック、痛み、繰り返し — を6秒間の動画に見事にまとめた。このVine作品は今年のトライベッカ映画祭の一環として行われた#6secondfilmsのドラマ部門で優勝した。

14. 3D自分撮り


Tee Ken Ngは自分撮りに新たな次元を加えた。

15. 「ラップ」ダンサー


@yelldesignの設立者、マット・ウィリスは、トライベッカ映画祭のアニメ部門をこのトルティーヤを使ったダジャレで制した。

16. テレポートできて良かった


ローレンス・ベッカーによる奇抜なエンドレスループ作品。.

17. シボレーの広告


Khoaが作成したこの6秒間のシボレーの広告には多くのアクティビティが詰め込まれている。

18. リアルテーブルテニス


こちらも@yelldesignの作品。このVine動画は、全豪オープンのために作られた。

19. 前向きなシルビオ


アルバート・バーニーはこの作品でトライベッカ映画祭のコメディ部門を制した。大好きなマグカップを割ってしまったことで起きる出来事が描かれている。

20. ビンテージ版Tinder


アリー・ハンドリーが新感覚出会いアプリのTinderを伝統的な視点でとらえた作品。

21. あいつの身体を借りよう

22. おまわりさん …


Kin Bach(バッチと発音する)の名でVineユーザーに知られているアンドリュー・バチェラーは、コメディー作品のカリスマである。同じく有名なVinerのルディー・マンクーソと手を組んだこの作品は、2500万ループ回近く再生されている。(注意: この動画には不適切な言葉が使われている)。

23. グアカモーレの作り方


ミーガン・シグノリが、グアカモーレの作り方ハイスピードで撮影した。レシピとしても使えそうだ。

24. ナッツ


イアン・パジャムはストップモーションを駆使して、ぬいぐるみのネズミに命を与えた。

25. モンペリエ観光


この作品からも分かるように、ディラン・ブラウは低速度撮影の天才である。


この記事は、Mashableに掲載された「The 25 best Vines of 2014」を翻訳した内容です。Copyright reference no. 110250.

どれもなんとなく魅入ってしまう作品ばかりでした。日本人が得意そうなジャンルが気もするのですが、今後日本からも世界に羽ばたくVine作品が登場するのでしょうか。企業の活用方法としても当たりはずれは大きそうですが、アイデア次第で使い道は色々とありそうです。 — SEO Japan

InstagramがTwitterよりも強い理由

昨年末、Instagramの月間アクティブユーザー数が3億人とTwitterを超えたことが大きな話題となりました。日本でも若い女性を中心に利用者が急増しているようですが、今回はMashableによるTwitterにないInstagramに強さを分析した記事を。Instagramを活用したマーケティングを考えている方も増えだしていると思いますが、何かヒントがあるかも? — SEO Japan

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画像: Flickr Jose Moutinho

現在、私のInstagramのフィードには、公共の交通機関でクリスマスツリーの隣に何気なく座っている男性を撮影した友達の写真が掲載されている。

この写真には「Low carbon Xmas shopping」(低炭素なクリスマスの買い物)と言うキャプションが与えられている。また、手作りの御馳走のバッグを持つ可愛い犬の写真、さらに、ファインディング・ニモ調のドラッグレース仕様のMiataの写真もアップされている。

さらにスワイプしていくと、香港の抗議活動、雪が舞い散るニューヨーク、サン・バルテルミー島の青い海、そして、ウィーンの美術館に飾られた素晴らしい絵画作品を見ることが出来る。

水曜日に行われたInstagramの大きな発表 — 月間アクティブユーザーが3億名を超え、Twitterが報告した2億8400万名(最新のデータ)を上回った — について考える際は、このコンテンツの多様性を忘れてはならない。

Twitterのスタッツは少し前のものであり、次の四半期の発表では、Twitterも3億越えを宣言する可能性がある。それにしても、Instagramのアクティブユーザーの増加ペースは目を見張るものがある — 今年の3月に2億名に達したばかりであった — 一方のTwitterのユーザーの増加は横ばいの状態が続いている。勝者がどちらなのかは誰でも分かる。

奇妙にも、InstagramよりもTwitterの方がメディアに取り上げられる回数は圧倒的に多い。ニュースや雑誌は視聴者(読者)にツイートの投稿をしきりに呼び掛けているが、Instagramを投稿しろとは滅多に言わない。ただし、日常的な会話においては異なる現象が起きている可能性はある。それでも、妥当な主張であれ、反対意見であれ、ツイートの投稿を要請する際は、拡散に値する張りつめた会話を交わしていると推測する。一方、Instagramへの投稿に関しては、どうでもいい自分撮り写真や食べ物の写真を思い起こさせる。

それでは、なぜTwitterはハイペースでユーザーを増やすことが出来ないのだろうか?Instagramは、Facebookに買収されたことで、Facebookが抱える13億5000万名のユーザーに接触することが出来る点が理由に挙げられるかもしれない。しかし、それが正しかったとしても — ただし、FacebookはInstagramの利用を薦めていない — 毎月毎月アクティブに利用するユーザーが増えている理由にはならない。

再び私はInstagramのフィードを確認した。すると、そこに答えがハッキリと出ていた。InstagramはTwitterの良い点 — 即時性、国際的な面、ユーモア、個人的なつながり、誰でもフォローすることが出来る環境 — を全て兼ね備えた唯一のサービスである(この点に関してはFacebookも敵わない)。そして、悪い点はほとんど吸収していない。

私がこき使っているTwitterのフィードには、おきまりの問題が存在する — 雑音ばかりで、大事な情報が少ない。と言っても、どうでもいいユーザーをフォローしているわけでもなければ、フォローするユーザーの意見に無関心なわけでもない。反対に、私は関心を持ち過ぎているくらいであり、辛辣なコメント、大量のリンク、急を要する議論に吸い込まれている。何時間もTwitterに時間を費やし、ふと気づくと、笑い、楽しみ、学び、そして、国家に関する議論に参加している。しかし、犠牲も払っている。

Twitterのタイムラインをスクロールすると、少し不愉快な気分になることがよくある — Twitter大好き人間としては、認めたくない感情だ。ニュース記事を読んでいて鬱な気分になる時のような気分を味わうこともある。そして、注意力の欠陥が高まり、最後まで考えなくなっているのでは、あるいは、読むのが早すぎる、もしくは、大声を出すのが早すぎるのではないかと感じることもある。Twitterのユーザー達は、RT可能な皮肉なストーリーを求めて、深い真実には目を瞑る知ったかぶりに成り下がってしまっている。

何気ない不当な行為に遭遇し、Twitterのセッションを怒って終わらせることがある。そもそも、この行為を拡大することを、Twitterは得意にしている気がする。私のTwitterのフィードで水曜日に何度も現れたストーリーが良い例だ– どうやら、ハーバード大学の准教授が、4ドル多く請求されたと思い、地元の中国料理店に常軌を逸したEメールを送ったようだ。

この准教授に対する批判が後を絶たなかった。バカバカしいストーリーを見つけ、何度もシェアされていることに気づくと、追い打ちを掛ける心理が働く。的を射ている意見であったとしても、集団で袋ただきにするようなものであり、不快な気分になる。

しかし、Instagramを使うと気分が晴れる。友達の作品や見知らぬ才能あふれる人達の作品が飾られた、ミニチュアアートの美術館を訪れたような気分を味わえる。このアプリには — ウェブ版ではいまだに写真を投稿することが出来ないため、基本的にアプリ以外の何ものでもない — 適切に作品を見て、考えをまとめる時間がある。投稿する側もある程度時間を割いて各作品を投稿しており、同程度の意図が存在する。Instagramには、Twitterのような大混乱は起きない。対応可能な量であり、1日に2、3回チェックすれば、フィード内の写真を全て見ることが可能だ。

アクティブユーザーの人数を考慮すれば、このレースの勝者を予想するのは簡単だ。Twitterがここ2、3年で写真サービスとして立て直す努力をしていた点を考慮すると、同社は、この日がやって来るのは昔から分かっていたはずだ。

Twitterは埋め込み写真を強制し(いまだにサイトでオプトアウトすることが認められていない)、大量の写真フィルターを押し付け、アプリではテキストよりも写真を優先するようになった(「投稿」をタップすると最初に写真のストリームが表示されるようになったのは随分と昔のことだ)。

Twitterは写真の投稿に関しては、Instagramよりも有利であったはずだ。正方形のボックスの制限はなく、どんな縦横比でも写真を投稿することが出来る。、また、両社の間に2年前に生じた対立がいまだに解決されていないため、Instagramの写真はTwitterでは適切に表示されない。

この制限によってInstagramの成長は遅くなっただろうか?全く遅くなっていない。ユーザーは、正方形のボックスによる作品の縮小をあまり重視せず、それよりも有利になるように利用する方法を見出しているように思える。このボックスによりユーザーは構図を考える必要があるだけでなく、写真のストリームが統一される効果もある。条件が全く同じ状態であり、Instagramに投稿される写真のピクセル数は全て同じである。

一方、Twitterは、反時系列に表示される煩わしい問題を抱えている。ただし、あらゆるアップデートからTwitter自身がこの方針を後悔していることが感じられる。好きなだけ調整することが出来ても、ツイートの大半が写真を伴うレベルに達する日は永遠にやって来ないだろう。Twitterは基本的にワードベースのメディア、つまり、ニュースサイトなのだ。

ただし、悲観する必要はない。Twitterはリアルタイムのニュースと会話(胸を張ってもよい領域)については、他のサービスを圧倒している。Twitterは八方美人にはなれない。ソーシャルネットワークはInstagramの台頭を警鐘として受け取り、ユーザーの人数ではなく、ユーザーの利用にもっと力を入れるべきである。Pinterestのようなサービスの取り組みを見習ってもらいたい。

Instagramは9ヶ月間でユーザーベースを50%増加させ、破竹の勢いで成長しており、Facebookが7億6800万ドルを投じた判断は正しかったことを証明している。Instagramは誰もが夢中になる美術館のようなアプリだと言えるのではないだろうか。

このストーリーに何か付け加えることがあるなら、コメント欄で発表してもらいたい。

この記事は、Mashableに掲載された「Instagram’s nice factor is key to its victory over Twitter」を翻訳した内容です。

Mashableということで期待してしまいましたが、書かれている内容は、個人的な印象にすぎませんし、フォロワーの選び方の問題の気もしますが、確かにInstagramのフィードに出てくる綺麗な写真を見て何となく気持ちが明るくなる気持ちはわからなくはないです。後は写真ベースで会話できることで、Twitter以上に簡単に国際交流できる面は確かにあるように思います。What’s Upといい、Instagramといい、Facebookの買収したサービスは順調に成長を続けているようですが、将来的にどのように統合していくのか気になるところです。当面、サービスとしては個別運営していきそうな流れでもありますが、裏側で何か関連させていくのでしょうかね?Twitterの逆襲も含めて、今後の進化が見逃せません。 — SEO Japan

投資家のプレッシャーに晒されるTwitterの2015年の展望

GoogleやFacebookに比べ、何かと機能拡充や成長のスピードが遅いと揶揄されるTwitter、最近はInstagramにユーザー数を追い抜かれたなんて話もありました。さて、そんな崖っぷち?のTwitterが、2015年に勝負をかけるべき分野について有名メディアMashableがまとめてくれた記事を今回は。日本でも大人気のTwitterですが確かに一時に比べ落ち着いた感もある今日この頃、さて来年はどうなる? — SEO Japan


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画像: ルーク・レオナルド/Mashable

昨年のこの時期、株式公開後Twitter、そして、同社の社風がどの程度変化するのかについて、活発に議論が行われていた。そして、皆さんもご存知のように、どちらも大きく変化した。

株式を公開してから3ヶ月間、Twitterの株価は70ドル/株まで高騰し、順調なスタートを切った。しかし、2月に初めての業績報告を行うと、Twitterは突然失速を始めた。収益と利益に関しては金融街の専門家の予想を上回る数値を上げていたものの、ユーザーの増加ペースは予想を下回っていることが判明した。その結果、株価は一夜にして20%以上も下落した。

その後の業績報告でも、この傾向が鮮明に明らかになり、Twitterの経営陣は何よりもユーザーの増加を優先し、Facebookのようにメジャーなサービスに成長したことを投資家に証明しなければならなくなった。CEOが重役を兼任したり、経営陣のテコ入れを図ったりしたものの、結果はついてこなかった。その一方で、経営陣は製品のアイデアを重視するようになった。

先日の記事でも取り上げたが、Twitterの元社員はMashableに対して、同社は常に成長を優先していたことを打ち明けている。しかし、とりわけIPOの後、会議室で激しい議論が交わされるようになったようだ。

このような努力の結果は、来年を通じて徐々に現れてくるだろう。

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画像: Twitter

新しいTwitter

今月、Twitterが初めて開催したAnalyst Dayイベントで、Twitterの経営陣は製品開発をスピードアップし、様々な新しい機能をリリースするための計画を発表して、投資家の信頼を取り戻そうと試みていた。

Twitterは、新たに登録したユーザー — そして、フォローしたくなるような会話を見つけることが出来ない既存のユーザー — に対して、キュレートしたタイムライン(フォローするユーザーを予め用意したタイムライン)を導入し、フォローするユーザーを探す手間を省く。こうすることで、ユーザーに説明するプロセス、および、ユーザーの維持を改善したいとTwitterは望んでいる。

また、Twitterは利用していない間にユーザーが見逃した可能性があるツイートをハイライト表示する機能、ネイティブ動画編集機能およびシェア機能、最新ニュースのアラート等の導入を始めている。その結果、ユーザーエンゲージメントが上向く可能性がある。少なくとも、動画に関しては、さらに強力な広告の選択肢をもたらすはずである。

一部のTwitterの関係者は、メッセージ送受信アプリの台頭により、TwitterのDMが圧倒されている現状に頭を抱えている。分析イベントで、Twitterは「プライベートなメッセージにおいて重大な機能」を導入すると予告していた。

これは全て「Twitterらしさ」の基盤を弱めることなく、出来るだけサービスの拡大を試みる戦略の一環である。

Twitterが最近雇用したCFOのアンソニー・ノトは、先日の業績報告会で「当然、Twitterは今後もリアルタイムのネットワークであり続ける。ユーザー体験について考える際、我々はこの点を最も重視する。しかし、ユーザーにとって非常に大事な出来事が、アプリを開く数時間前に起きることもある。我々はこのような特有の機会を見つけ、たとえつい最近起きたことではなくても、非常に大事なコンテンツとして提供する」と話していた。

独立型アプリ

Facebookはより機敏で、個別の利用により適切に対応するため、独立型アプリのリリースを強化している。Twitterもこの流れに乗るようだ。

Twitterのディック・コストロCEOは、今月のイベントで、独立型アプリをリリースするとアナリストに向けて発表していた。コストロCEOはアプリの詳細には触れなかったものの、同社のスタッフはTwitterのコンテンツを別の方法で用いる可能性があることを示唆していた。あくまでも憶測に過ぎないが、メッセージ送受信アプリやニュースに焦点を絞ったアプリが候補として挙げられる。

「Twitterを世界で一番デイリーユーザーが多いサービスへと導く上で有効で、Vineのように、Twitterとは別のアプリとして提供することが可能な、Twitterを補完するアプリが存在すると我々は信じている」とコストロCEOは語っていた。

現時点で、Twitterは独立型アプリにおいて、ある程度の成功を収めている。Vineは大勢のユーザーを獲得しているが、反対にTwitter Musicは今年の前半で閉鎖に追い込まれていた。

Twitter COO Ali Rowghani (R) stepped down on Thursday. Rowghani is seen here in 2010 with Twitter cofounder Ev Williams.

Twitter COO Ali Rowghani (R) stepped down on Thursday. Rowghani is seen here in 2010 with Twitter cofounder Ev Williams.

画像: Flickr Joi Ito

経営陣の入れ替えの可能性

Twitterは1年も経たないうちに製品部門の統括者を2度変えている(現在3人目)。また、COO、CFO、メディアの責任者等の入れ替えも行ってきた。

IPO後の数ヶ月間は、従業員が株を売却するため、多少の入れ替えはやむを得ない。しかし、Twitterの重役の入れ替えは、あまりにも激しい。この原因としては、駆け引きだけでなく、ユーザーの増加を重視する投資家からのプレッシャーも挙げられている。

「チームに対する全ての変更は、正しい理由で、正しいタイミングで、正しい決定の下に行われている。」とイベントでコストロCEOは述べていたが、CEO本人も「際立っている」点を認めている。

Twitterは意欲的な製品戦略を掲げており、新たにCFOに就任したアンソニー・ノトは、この戦略、および、Twitterの強みを投資家に伝える面で前任者よりも優れているのだろう。順調にユーザーが増加している点を証明することが出来るまで、経営陣は冷や冷やしながら仕事に取り組まなければならない。もちろん、コストロCEOも例外ではない。

FacebookやGoogleのCEOとは異なり、コストロCEOは設立者でもなければ、大量の株を保有しているわけでもない。要するに、ウォールストリートの意思に左右される運命にある。コストロCEOと仕事をしたことがある数名の従業員が、同CEOが投資家に追い出されるのは時間の問題ではないかと述べていた。その答えは2015年になれば分かるはずだ。

買収

予想通り、IPOの後、Twitterは大きな買収を数回実施した。ソーシャルTV分析サービスコマーススタートアップ、そして、Androidのロック画面アプリ等だ。この取り組みは2015年も継続される可能性がある。

今年の9月、Twitterは転換社債と言う形で新たに18億ドルの資金調達を行った。これは1年前弱にIPOで得た資金とほぼ同じ額である。今回の資金調達により、今後の買収に用いる軍資金が集まったことになるが、FacebookやGoogle等のライバルと比べると利用可能なキャッシュは遥かに少ない。

事実、コストロCEOは買収に関して様子見の状態だとあるメディアに打ち明けている。


この記事は、Mashableに掲載された「Twitter: What to expect in 2015」を翻訳した内容です。Copyright reference no. 110250.

特別なことが書いてあるわけではありませんでしたが、というか、粛々とかつ大胆にやるべきことを素早くやっていくしかないということなのですかね。独立型アプリは最近のトレンドと思いますが、Twitter自体が元々独立型アプリのような存在だったわけですし、Vineのプチ成功等もありますが、今後どんなアプリを出していくのか気になります。映像以上に画像・写真が最も親和性高い気がしますが、Instagramがありますしね。当然、InstagramがTwitter化してくる可能性もありますし、来年は Instagram vs Twitter の戦いもさらにヒートアップしそうです。しかし今となってはFacebookがInstagramに支払った1000億円、当時は高すぎる等の非難もありましたが実は安かったのかもしれません?! — SEO Japan

Vineで作った14点の超絶フードアート作品

昨日の料理写真集に続き、勢いついでにもう1本。こちらはVine編。これ見てると確かに超ショートビデオって面白いな、と思わせられます。 — SEO Japan


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「パンプキンパイはいかがですか?」と、今、誰かが言った気がする。一切れ食べたい気分だ。

先週発表したMashable Vine チャレンジはシェフと美食家を魅了した。 このコンテストでは、料理中、または、テーブルに並べた料理の動画を募集した。

今回のチャレンジでは、ベーキングのエキスパートであり、フードアートの天才でもある、TheCupcakeDude(Vine)ことエリック・ラーセンをゲストに迎え、優秀な作品を選出した。

今回の#6SecFood Vineでは様々なスタイルの作品が投稿されていた。動く香辛料から、思わず涎が出てしまう感謝祭の料理、ハウツーレシピ等、バラエティ豊かな作品に私達は遭遇した。

「世界中の料理を見ることが出来て楽しかったです。素晴らしいレシピから創造力豊かな見せ方に至るまで、大勢のVineユーザーの意気込みを感じました」と、ラーセンは話している。

それでは、エリック・ラーセンが厳選した作品を紹介していく。

1. ツイストしたマッシュポテト


2. Eat, play, love

3. リンゴマジック

4. 走れ、ホットドッグ!

5. I LOVE FOOD

6. 七面鳥を守れ!

7. 感謝祭の鳥の運命

8. アスパラガスのオーブン鍋料理

9. スローじゃないスロークッカー…

10. 落とし卵カレー

11. 感謝祭で残った料理も工夫次第でごちそうに!

12. フリーダカーロ風ポテト

13. 七面鳥軍団

14. フレッシュなクランベリーソース

このストーリーに何か付け加えたいことがあるなら、コメント欄で発表してもらいたい。


この記事は、Mashableに掲載された「14 Vines that take food art to another level of yum」を翻訳した内容です。Copyright reference no. 110250.

どれも思わず見てしまいますね。プロじゃなくともアイデア次第ですぐにできそうですし(逆にその手作り感が良さそう)、日本でもマーケティング利用が増えていくかもですね。動画といえば、私が関わるデータアーティストでも短編じゃありませんが、動画マーケティングを活用しているのでよろしければ(YouTubeニコ動! — SEO Japan

見るだけで涎が出てくる21点の料理写真(サンクスギビング編)

究極のリンク構築ガイドを紹介後、無性に疲れてしまった時にたまたま目に入った記事を思わず翻訳。有名メディアMashableがサンクスギビングに集めた料理写真集です。かなりアメリカンなので日本人が涎が出てくるかはともかく、米国サンクスギビングの料理文化がうかがえる記事です。年末の一休み記事。 — SEO Japan

Pie

伸縮性のあるズボンが大活躍するシーズンがやって来た — 食べ過ぎが許される嬉しい季節が始まる。

家族、友人、そして、多くのごちそうで1年を締めくくる時期が近づいてきたが、素晴らしい仲間、そして、美味しい食事に感謝する必要がある。

先週、読者の方々にMashable フォトチャレンジにおいて料理の写真をシェアするよう求めた。すると、美味しそうな料理の写真が続々と送られてきた。

祖母のフルーツケーキ作りを手伝う写真から、感謝祭恒例の七面鳥料理に挑戦する写真に至るまで、Mashableスタッフの芸術的な味覚は完璧に満たされた。

早速スクロールして、私達が選んだ優れた作品を目で存分に味わってもらいたい。全ての投稿作品を見たい方は、ここをクリックしよう。

1. 初めての鳥

2. ピーカンパイ

3. 一番おいしいところ

4. シナモンロール

5. 豪華な晩餐

6. 焼き上がりました

7. メガな料理

8. チョコレートファッジパンプキンパイ

9. ポテトクニッシュ

10. エレガントな食事

11. 本格的な夕食

12. クリエイティブな切り抜き

13. 究極のディップソース

14. ブランチの一時

15. 角クッキー

16. 至福のドーナッツ

17. 好きなだけどうぞ

18. 得意のカクテル

19. 最狂コンビ

20. 美味し過ぎて

21. 締めの一杯


この記事は、Mashableに掲載された「21 foodie photos to curb your holiday cravings」を翻訳した内容です。Copyright reference no. 110250.

私も米国に住んでいたことがあり、サンクスギビングの時、知人の家に招待されたことが何度かありますが、正直サンクスギビングディナーってそこまで美味しいと思ったことがないのですが汗、、、伝統料理ですし日本のお節料理に通じるところがあるかもです。しかしこの写真を眺めていると何となく久しぶりに食べたくなってしまったりもしました。 — SEO Japan

人気YouTuberが執筆した小説、1週間で7万8000冊売れ記録を作る

日本でもYouTuberが注目されつつありますが、米国まではとはいかずとも同じくYouTuberが人気のイギリスで、YouTuberによる初めての小説が大ヒットを飛ばしたという気になる記事をお届けします。 — SEO Japan

Zoella

イギリスのYouTubeスター、ゾエラは小説家としてのデビューを飾った。そして、その作品、Girl Onlineは、1週間でを7万8000冊も売れたのであった。

The Booksellerによると、6年前にNielsenのBookScanが売り上げの計測を初めて以来、1周目でこれほど売れた作品は今までなかったようだ。

ゾエラ(本名 ゾーイ・サグ)が運営するYouTubeチャンネルは660万名の購読者を抱え、statsheepによると、YouTubeで51番目に購読者の多いチャンネルのようだ。

シリーズ一作目となるデビュー作は、現在、Amazonのベストセラーランキングで1位を獲得している。この作品は、ニューヨークに移住したブロガーが、ミュージシャンと恋に落ちるラブストーリーを描いている。

Twitterの投稿で、ゾーイ・サグは最高の1周目の売り上げについて感謝するメッセージを送っている。

ビックリしました。Girl Onlineをこれほど多くの方が買ってくれるとは夢にも思いませんでした。嬉し過ぎて泣きそうです。

1週間で記録的な本数を売ったゾエラは、少人数ではあるものの、大成功したYouTuber兼作家のグループに仲間入りした。このグループに含まれるジョン・グリーン、グレイス・ヘルビッグ、そして、ハンナ・ハートは評論家から高い評価を受けている。

このストーリーに関して、何か付け加えることがあるなら、是非コメント欄で発表してもらいたい。


この記事は、に掲載された「YouTube star Zoella breaks first week sales records with debut novel」を翻訳した内容です。 Copyright reference no. 110250.

単なるニュース記事ですが、YouTuberなのに小説?!と見出しが気になったのと日本でもYouTuberが人気を集めているので紹介してみました。来年はYouTuber含む本格的動画ブームが日本にも来る? — SEO Japan

Facebookの進化をザッカーバーグのプロフィールで振り返る

最初の誕生から数々のアップデートを遂げてきたFacebook。その進化の変遷をCEOマーク・ザッカーバーグのプロフィールページで振り返ってみようという面白企画をMashableから。 — SEO Japan

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2008年のSXSWで笑顔を見せるマーク・ザッカーバーグ
画像: Flickr — Kris Krug

マーク・ザッカーバーグは、きっと変化が好きなのだろう。

ここ数年、Facebookは、様々なデザイン変更を敢行し、サイトの改善に取り組んできた。「あいさつ」する機能や「ミニフィード」でアクティビティを表示する機能等、小さな変更もあれば、2011年に導入されたタイムライン(「人生の出来事」を投稿し、大きなカバー写真を加えることが出来る)等、大きな変更もあった。

Facebookの過去の変化を振り返るなら、ザッカーバーグCEOのプロフィールの移り変わりを見るのが一番だ。

現在まで、ザッカーバーグCEOは、節操もなくページの調整/変更を繰り返し、Facebookの新しい機能をアピールしてきた。それでは、マーク・ザッカーバーグCEOのプロフィールを顔写真と共に振り返っていこう。

メッセンジャーサービス大戦争 – Vine対Instagram対Facebook対Twitter対Snapchat

VineやSnapchatなど米国発の新興メッセンジャーサービスの人気が世界的にじわじわと広がっています。もちろん、InstagramやFacebook、Twitterも負けてはいないということで、Mashableが各サービスが提供するメッセンジャーサービスの機能や特徴を比較した記事をここに。 — SEO Japan

Messager-comparison
Vineが木曜日にプライベートメッセンジャー機能をリリース。次々に登場するメッセンジャーサービスを振り返っていこう。

ここ数ヵ月のプライベートメッセンジャー業界の飛躍的な成功は、耳を塞いでも聞こえてくるほどのレベルに達している。

まず、2月には、Facebookがなんと160億ドルもの大金を投じて、独立型のメッセンジャーサービス、WhatsAppを買収した。同時期、今度は、楽天が、チャットアプリのVibeを9億ドルで買収した。続いて、3月には、スタートアップのメッセンジャーサービス、Tangoが、2億8000万ドルの資金を調達していた。この会社の価値は、Forbesによると、10億ドル以上と見積もられていたようだ。

メッセージ送受信を補足的な機能と見ているソーシャルメディアプラットフォームが、この流れに必死でついていこうとするのは、当然と言えば当然である。

木曜日、VineがVine Messagesをリリースし、プライベートメッセンジャーの分野への進出を果たした。Vineが、Facebook(MessengerアプリとInstagramアプリはともにメッセンジャー機能を提供している)とSnapchatを意識していることは明白である。

しかし、このようなサービスにはどんな違いがあるのだろうか?どんな長所、短所があるのだろうか?これから簡単に説明していこう。

Vine Messages

提供開始年月: 2014年4月にデビュー

長所:

  • Vineの動画製作機能を含む(ストップモーション、グリッド線)。

  • テキスト、動画メッセージを送信することが出来る。

  • Vineを利用中ではないユーザーにもメッセージを送信することが可能。

短所:

  • グループメッセージを作成することが出来ない。

  • 静止画像を送信することが出来ない。あくまでも動画のみ。

  • カメラロールから動画を送信することが出来ない。

最適な利用法: 工夫を加えた動画を送信する。

概要: Vineのプライベートメッセンジャー機能は最も新しく、他を寄せ付けない動画機能(ストップモーションやグリッド線)により、動画メッセージにおいて人気を集めるだろう。しかし、カメラロールから動画を送信することが出来ず、また、グループメッセージ機能も提供されていないため、メッセンジャーサービスとしては、有効とは言い難い。

Vine Message Collage

Vineがプライベートメッセンジャー機能を木曜日に発表。しかし、この新しいサービスとその他の競合するサービスとの相性は未知数。

画像: カート・ワグナー/Mashable

Instagram Direct

提供開始年月: 2013年12月にデビュー

長所:

  • 写真や動画にフィルターを加えることが可能。

  • テキスト/動画メッセージを送信することが出来る。

  • グループメッセージを送信することが可能。

  • カメラロールから既存の写真と動画を送信することが出来る。

短所:

  • Instagram上のユーザーとしかメッセージをやり取りすることが出来ない。

  • Vineのようなストップモーション動画を利用することが不可能。

  • 写真を正方形に切り取らなければいけない。

  • グループメッセージは最大15名に制限されている。

最適な利用法: フィルターを用いた芸術的な写真や動画をフィルターを送信する。

概要: Instagramは、昨年の12月に大々的な宣伝と共にこのメッセンジャー機能をデビューさせるものの、あまり話題に取り上げてもらえていない(昨日取り上げられていたものの、あまりポジティブなニュースではなかった。俳優のジェームズ・フランコがInstagram Directを使って、17歳のファンをナンパしていたようだ)。

この機能は、Instagramにダメージを与えることはないが、メジャーなプレイヤーになれるほどの価値を与えいるわけでもない。

Instagram Collage

Instagramが12月にプライベートメッセンジャー機能をリリース。

画像: カート・ワグナー/Mashable

Facebook Messenger

提供開始年月: 2011年8月にデビュー

長所:

  • 個人またはグループのメッセージを送信することが出来る。

  • 気に入った、または、頻繁に利用するグループを今後のために保存することが出来る。

  • Wi-Fiを使ってFacebookの友達に無料で電話をかけることが可能。

  • カメラロールから写真を送信することが出来る。

短所:

  • 動画メッセージを送信することが出来ない。

  • アプリを介して写真を撮ることが出来ない。

  • 写真のフィルターが用意されていない。

  • Facebookを利用中のユーザーにしかメッセージを送信することが出来ない。

最適な利用法: 電話番号を失くしたFacebookの友達と連絡を取る。

概要: このアプリは最も安定している。Messengerは2014年に大活躍するのではないだろうか — 昨年の10月、Facebookは、このアプリのデザインを変更し、スピードアップを実現した(テキスト送信に近い)。また、マーク・ザッカーバーグCEOは、同社の第一四半期の業績報告で、Messengerに何度か触れていた。

しかし、その後、Facebookは、160億ドルで独立型メッセンジャーアプリのWhatsAppを買収したが、Messengerは、どこにフィットするのだろうか?Messengerは、Wi-Fiでの無料通話に対応しており、ザッカーバーグCEOによる世界をインターネットでつなげる取り組みがまた一つ増えたことになる。

FB Messenger Collage

Facebookが2月に160億ドルでWhatsAppを買収したことで、いくらかMessengerの影が薄くなった。

画像: カート・ワグナー/Mashable

Twitterのダイレクトメッセージ

提供開始年月: 2006年11月にデビュー

長所:

  • テキスト/写真のメッセージを送信することが可能。

  • アプリを介して写真を撮る、もしくは、カメラロールから写真を送信することが出来る。

  • フィルターおよび写真編集ツールが用意されている。

短所:

  • グループメッセージを作ることが出来ない。

  • 動画を送信することが出来ない。

  • フォローしているユーザーにしかメッセージを送信することが出来ない。

  • フォローしているユーザーからしかメッセージを受信することが出来ない。

  • メッセージが140文字に制限される。

最適な利用法: プライベートでツイートのやり取りを継続する。

概要: TwitterのDMは、Twitterの立ち上げ当初から提供されている。意外にも、この機能は、8年間以上の間進化していない。12月の時点で写真メッセージを送信することが可能になったが、動画を送信することも、グループメッセージを作ることも出来ず、また、メッセージは140文字に制限されている。そのため、簡素な機能と呼ぶべきだろう。

メッセージを送信することが可能な人物に関するルールは有難い — フォローしていないユーザーにスパムされる心配がないためだ — ただし、メッセンジャー機能を制限するデメリットも持っている。進化する余地は十分に残されており、Twitterならやってくれそうな気がする。

Twitter DM Collage

Twitterは12月に写真メッセージ機能を加えるものの、競合するサービスと比べると、必要最低限の機能に見えてしまう。

画像: カート・ワグナー/Mashable

Snapchat

提供開始年月: 2011年7月にデビュー

長所:

  • メッセージが消える — なんでも好きなものを送ることが出来る。

  • 写真 / 動画のメッセージを送信することが可能。

  • 写真に絵を書き込んだり、落書きをしたりすることが出来る、あるいは、タイプしたメッセージを含めることも出来る。

  • お望みなら24時間保存することも可能。

短所:

  • メッセージが消える – 取っておく必要があるメッセージは送ることが出来ない。

  • 画像をキャプチャされる可能性がある(きっとキャプチャされる)。

  • テキストの文字数が制限されている。78文字以上はフィットしない。通常はもっと少ない。

  • テキストのみのメッセージを送信することが不可能。

  • 継続して送信するグループメッセージを作ることが出来ない。

最適の利用法: 間抜けな、または不適切な写真や動画を送信する。

概要: Snapchatは気楽に利用することが出来る — これも長所の一つに挙げられる。しかし、真剣にメッセージをやり取りするなら、役に立たない。また、グループメッセージ機能も欠けている。楽しいアイテム、間抜けなアイテム、不適切なアイテムで、受け取る側が短期間しか見ることが出来ないものを送信したいなら、うってつけである。

当然ながら、受け手に画像をキャプチャされる危険はある。そのため、ある程度羽目を外しても構わないが、外し過ぎるべきではない — もしくは、もっと信頼のおける友達を作ろう。

Snapchat Collage

Snapchatは間抜けな写真や動画を送信する上で最適だが、テキストオンリーのメッセージやグループメッセージ等、その他の包括的なメッセンジャーサービスが持つ多くの機能に欠けている。

画像: カート・ワグナー/Mashable

何か付け加えたい点があるなら、コメント欄で発表してもらいたい。


この記事は、Mashableに掲載された「Messaging Wars: Vine vs. Instagram, Facebook, Twitter, Snapchat」を翻訳した内容です。copyright permission no.: 110250, via wrightsmedia.com.

メッセンジャーサービスといえばLINEを始め、アジア圏の企業も頑張っていますが、SNSの生みの親、米国も負けじと各社頑張っているようですね。世界を舞台にした戦いは、まだまだ続きそうです。– SEO Japan [G+]

米国の20代が利用するSNSランキング – Facebookが今だ圧倒的1位、Snapchatが奮闘中

PinterestやSnapchatの人気が話題となっている米国のSNS市場ですが、流行を担う20代の若者層が実際にアカウントを持っているSNSを調べた興味深い調査結果が報告されていたので紹介します。 — SEO Japan

たとえ先日の調査結果の指摘の通り、Facebookから10代の層のユーザーが距離を置き始めているとしても、若年層は今でもこのソーシャルメディアサイトを活発に利用している。

ハーバード大学のInstitute of Politicsが、18-29歳の3000名を超える若者を対象に、政党からソーシャルメディアの利用に至るまで、様々なトピックを網羅した調査を実施した。この調査には、参加者に対して、アカウントを持っているソーシャルメディアを問う質問があった。

併せて、所謂ティーン問題に関してFacebookに朗報ありも読んでもらいたい。

意外にも、参加者の大半は、Facebookのユーザーであり、Twitter、Tumbler、そして、Instagram等の他のソーシャルサイトのアカウントを持っているのは、そのうちの半分以下であった。

オンラインスタッツサービスのStatistaが作成した以下のチャートは、調査と同じく、各ソーシャルメディアに対する若いユーザーの浸透度を%で表している。

現在のティーン世代 – その多くがFacebookを避ける傾向がある – が成長する中で、このスタッツが持ちこたえるかどうかは、時間が経過すれば自ずと分かるはずである。


2014_05_06_Reach (1)

Facebookの若者への浸透度は今も他のネットワークを圧倒

以下のプラットフォームでアカウントを持つ、米国の18-29歳の割合(%)

2014年春

サンプル:3058名

ソース: ハーバード大学 Institute of Politics



画像: Statista


この記事は、Mashableに掲載された「Facebook Still Reigns Supreme Among Young Adults」を翻訳した内容です。copyright permission no.: 110250, via wrightsmedia.com.

Facebookの圧倒的シェアが目立ちますが、InstagramやPinterestも3人に1人、Snapchatは4人に1人が使っているんですね。さらに日本ではイマイチなGoogle+がTwitterに近い40%程度の利用率なのも驚き(ただGoogle+の場合、他サービスを利用する過程で半強制的に登録されたケースも結構ありそうですが)。ただし、これはあくまで「アカウントを持っているか」の調査なので、「今アクティブに使っているか」とは全く別問題ですし、数年後に数字は相当入れ替わっている可能性も十分ありそうです。 — SEO Japan [G+]