イーロン・マスク氏が自作EDMをSoundCloudに本当にポスト

金曜日はたくさん新譜が出る日だが、この米国時間1月31日の金曜日には、ありえないソースからの曲がポストされている。それはElon Musk(イーロン・マスク)氏だ。SpaceXとTesla(テスラ)のCEOは、今週初めに「Don’t Doubt ur Vibe」という曲を書いた。曲は「Emo G Records」から発売される、と言っていた。しかし例によってそれは冗談かもしれないし、夜のインターネットのお遊びかもしれなかった。

ところが、彼は本気だった。しかもその曲を聴くために待つ必要はない。歌詞は、即興で一瞬で書けたのではないか。以下のフレーズを、無限に繰り返すだけだ。

Don’t doubt your vibe / because it’s true / don’t doubt your vibe / because it’s you

マスク氏によると、歌ってるのは彼自身だと言うが、加工されディストーションがかかっているので、まるで宇宙人の声のようだ。

EDM的にアレンジされた脈動感のあるアンビエントなもので、このジャンルの曲としては悪くない。聴いてご判断していただきたい。

マスク氏はこの曲を実際にレコーディングしているスタジオ内の写真をツイートし、最終テイクが完成するまでの過程は思った以上にたいへんだった、とシェアした。その曲作りのツイートの中で彼はフォロワーたちを教育して、コロナウイルスに関する不吉な予言がどんどん大げさになっていく理由を説明した。

アルバムが出るという話はないけど、テスラの決算報告も株価も絶好調だし、名誉毀損の裁判で勝ち、Starlinkプロジェクトも動き出した。それにSpaceXの商用有人飛行も前進、有人ミッション前の最後の試験飛行も成功という、マスク氏にとっていいことずくめの今日このごろだから、音楽をリリースするのもサマになってる。

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(翻訳:iwatani、a.k.a. hiwa

黒のテスラ車を1000ドル値上げする理由

Tesla(テスラ)はかつて標準仕様だった黒塗りモデルを来月から1000ドル値上げすることをCEOのElon Musk(イーロン・マスク)氏がツイートで語った。採算向上を狙った価格調整の一環だ。

ベーシックなホワイトが新たな(唯一の)無料標準車体カラーになることをマスク氏が後のツイートで付け加えた。同氏は価格変更の理由やそれ以上の詳細は明らかにしなかった。

自動車メーカーは利幅や売上を増やすためのツールとして、価格調整をしたり報奨を与えたりする。しかし今のテスラのやり方は(マスク氏が変更をツイートすることが多い)、何がうまくいくのか、顧客が何を受け入れるかを見極めるためのトライアルのように感じる。

テスラは失望の四半期を受け、このところ広報に力を入れている。去る4月、テスラは第1四半期決算で7.02億ドルという予想を上回る損失を計上し、期待はずれの出荷台数やコスト、価格設定の見直しなどの影響で黒字化への道が遠のいた。

広報活動の一環として、米国時間6月18日に同社は、最新ビデオゲーム Beach Buggy Racing 2をコレクションに加えた。ショウルームに招いた人たちにビデオゲームをプレイしてもらうプロモーションもスタートした。

今年、マスク氏は「フル自動運転」(FSD)の値上げについてツイートした。テスラ車は自動運転車ではない。同氏は、先進運転支援システムによるオートパイロットが改善を続けて将来は完全自動運転になると約束した。オートパイロットは標準装備になった。FSD機能のためのソフトウェアアップデートは6000ドルだ。

またテスラは、税優遇の減額によって販売が停滞するリスクも抱えている。マスク氏は株主総会でテスラ車、特にModel 3には需要の問題はないことを強調した。

マスク氏は水曜日に税優遇の減額をリマインドした。2018年に同社は20万台目の車を納車し、電気自動車の新車買う消費者に与えられる7500ドルの税額控除のカウントダウンが始まった。6月30日以降、税額控除は1875ドルに引き下げられる。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

イーロン・マスク曰く、Telsa Model Sはボートになるくらいよく浮かぶ

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聞くところによると、先週カザフスタンで、1台のTesla Model Sが浸水したトンネルを走り抜けたらしい。下のビデオでは実際に車が浮いているのかどうか定かではないが、それでもElon Muskは、TwitterでこのビデオをちょっとしたTelslaマーケティングに使った。

[〈絶対に〉お薦めはしないが、Model Sは短い時間ボートになれるくらいよく浮かぶ。車輪の回転で進んでいる]

Muskは、どうやってModel Sが水に浮かぶのかを具体的に説明していない。しかし、電気自動車であるModel Sは、内燃機関のように空気に依存していないため、車のシステムは水中(あるいは水上)でも、水圧に耐えられるよう防水されていれば動作するはずだ。

ただし、あなたのModel Sで試してはいけない。Electrekが指摘するように、Teslaの保証は水による損害をカバーしていない。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

このTeslaの生産ラインを見よ、イーロン・マスクがロボットを恐れるなんておかしい

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Elon Muskは、ロボットがAIの力を借りて人間を支配すると警告した。彼は、そうならないために寄付までした。しかし、Teslaがロボットにかなり依存していることは紛れもない ― たとえ会社をスカイネットに変えようとしてはいなくても。

Muskは今年、AIは「悪魔を召換する」と評した。 しかし彼は、今もそれは不可欠であるとも言った。

[われわれがデジタル超知能体の単なる生物的ブートローダーにならないことを願う。残念ながらその可能性は日々高まっている]

Muskが投稿した新しいTeslaの生産ラインの写真には、人間がひとりもいない。もちろん、裏にはロボットがマシンガンか何かを作らないよう見張っている人がいることは間違いない。彼の説明文によると、そこにはロボットが542体いて同時に15体が動いている。Teslaがこうした生産ラインを数多く稼動するようになれば、車を送り出すことはずっと簡単で早くなるに違いない。

Instagram Photo

大そうな数のロボットだ。ただし、善のため。Muskの言う邪悪な「ロボカリプス」ではもちろんない。もし彼らがハックされ世界に放たれるようなことがあれば、恐ろしい大惨事を起こすかもしれないもちろん心配することは何もない。

数週間前、ヘビのようなロボット的物体が一部の人々をおののかせたが、心配はいらない…彼らが玄関ドアをノックしてTeslaを売りつけに来ることはない。

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今のところ。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook