GoogleのPixel 3 XLの画面にノッチが二つ現れる…バグのせいだった

最近の2年間で、ノッチは(画面の切り欠き)は異常から正常に昇格してしまったが、中でもGoogleほどノッチが好きな企業はほかにない。Android Pieの#notchlifeからPixel 3 XLの画面上部の巨大なやつにいたるまで、Googleはまさにノッチノッチしている。

しかもAndroid Policeの記事によると、Pixel 3 XLのすてきなノッチを、Googleはもうひとつ増やした。多くのユーザーの報告によると、明らかにバグと思われる笑える現象により、このでっかいハンドセットにノッチが二つ出る。ふたつ目の切り欠きが出るのは、画面の横の方だ。

[今日は別のノッチがランダムに出るね。]

Googleはこの問題を認め、目下修復中、もうすぐ治る、と言っている。原因については何も言ってないが、Pieのノッチ機能のバグのようだ。そしてどうやらそれは、画面をポートレートモードからランドスケープモードに変えたときの背景の描き変えと関係があるらしい。

まだ2018年なのに、ノッチ二つはやりすぎだね。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

AppleにもGoogleのスクリーンコールのような機能が必要だ

Googleは、携帯電話を所有する人を悩ます問題の解決策を提供することでAppleを出し抜いた。その問題とはスパムコール(迷惑電話)だ。Googleの旗艦AndroidスマホPixel 3は、Googleアシスタントを使ってかかってきた電話をスクリーニングするという、この手のものとしては初のスマホとなる。このスクリーニングサービスでは発信者の電話のリクエストをリアルタイムに画面に表示し、これによりユーザーは電話をとるべきかどうかを決められる。

Googleの新たなハードウェアについては発表前からかなりのリークがあったが、このスクリーンコールと、ユーザーに代わってレストラン予約するサービスDeplexの提供開始は、昨日行われたGoogleのハードウェアについてのイベントで大きなサプライズだった。

間違いなく、これらは嗜好性の強い新たなカメラの機能より重要な開発だーGoogleの新たなスマホに加わったグループセルフィーやトップショット機能がいかにクールだとしてもだ。

Appleの端末にはこうしたコールをスクリーニングする機能はなく、あるのはサードパーティの受信ブロックアプリのみだーこのアプリはもちろんAndroid携帯でも利用できる。

現在のところSiriはユーザーに代わって電話をとり、かけてきた相手に丁寧に主旨を尋ね、相手の反応を即座に表記するということはできない。早くキャッチアップする必要がある。

2019年、かかってくる電話の半分がスパムになる

GoogleのDeplex技術に基づくスクリーンコールはスマートデバイスにとって大きな一歩となる。というのも、スマートデバイスはさまざまなタスクをこなすのに何かを尋ねたり、その日のニュースや天気情報を調べたりするだけのものでなく、電話のアシスタントが現実の世界の問題に対処するのを手伝うところとなる。

テーブルに空きがあるかどうかを聞くためにレストランに電話をかけるのに加え、アシスタントは増えつつあるスパムコールから我々を守ってくれる。

スパムコールはすべてのスマホユーザーに関わる問題であり、これまでのところモバイル業界が解決できていない大きな問題だ。

来年、携帯電話にかかってくるコールの半分が詐欺電話となる。こうした詐欺電話はここ数カ月、悪質さを増している。

詐欺電話の発信元は往々にしてIRS(国税庁)、銀行、政府機関などと偽る。そして彼らは、あなたが法的問題を抱えているかのように言う。あるいは、誰かがあなたの銀行カードを盗んだと言う。または、支払うべき税金を払っていないと言う。しかも、彼らはあなたが電話をとるように仕向けようと、ローカルの電話番号が表示されるよう、電話番号をだます手口を使っている。

米国の勧誘禁止電話登録はこの問題をまだ解決できていない。FCC(連邦通信委員会)の大きな罰金が設けられているにもかかわらず、詐欺電話は増えるばかりだ。

AIがスパム発信元をさばく

その解決策として、GoogleはAIに目をつけた。

このシステムでは、予約の電話をかけたり、電話を取って開口一番に“どなたですか?”と尋ねたりするなど、我々がしたくないような仕事をより自然にこなすようにデザインされている。

昨日Googleが説明したように、Pixelデバイスを持っている人は、ボタンを押してかかってきた電話を新たなサービスにつなげることができる。Googleアシスタントがあなたに代わって電話をとり、「こんにちは。あなたが電話をかけた相手はGoogleのスクリーニングサービスを使っていて、この会話はコピーされています。お名前と電話の目的をおっしゃってください」と話す。

そして発信者の応答はリアルタイムに端末のスクリーンに表示される。

この対応表示は現在のところ保存されないが、将来的にはコール履歴に保存することができるようになる、としている。

コールの対応について、ユーザーは発信者と会話するのか、電話を切るのか、いくつかの用意されたボタンを押して操作できる。デモやサポート説明によると、「どなたですか?」「こちらからかけ直します」「詳細を教えてください」「理解できません」「急を要しますか」といった応対が含まれる。

また、デモにあるように「Report as spam(スパムとして報告する)」ボタンを押して、アシスタントに「この電話番号をあなたの連絡先リストから除外してください。どうも。それでは」と言わせることができる。

Googleボイステクノロジーはかかってくる電話をスクリーニングできる一方で、スクリーンコールは発信者に名前を尋ねる以上のことができる。穏便にコールをさばくという、ワンランク上のものだ。

これらすべてAIを使ってデバイスで行える。Googleいわく、Wi-Fi接続やモバイルデータは使用しないとのことだ。

スクリーンコールが浸透するにつれ、Googleは効率的にスパムコールの発信元のデータベースを構築できるようになる。そうすると、将来OSレベルの機能でユーザーに代わってスパムコールやテレマーケターを確実にブロックできるようになるはずだ。

「あなたがテレマーケターと話す必要はなくなる」。GoogleプロダクトマネジャーのLiza Maは、昨日のイベントで拍手喝采を浴びた後こう語ったー静かな記者発表の場で、出席者が拍手した数少ないシーンの一つだった。

Googleにはより良いAI電話がある

スクリーンコールと、より広いサービスのDuplexのニュースはAppleに向けて放たれた砲弾だ。

スマホのハードウェアは基本的に十分良いもので、そうなってから久しい。AppleとGoogleの最近のスマホでは素晴らしい写真も撮れる。カメラのさらなる開発は平均的なユーザーというより写真に熱心な人向けのものだ。電話そのものもよし、カメラもよし。では、電話に他に何ができるか。

スマホでの次のバトルはAIテクノロジーについてだ。

Appleはそれに気づいている。

6月、Appleは“A.I. phone”なるものを発表したーデバイスをパーソナライズし、より良いアシストをするためにSiriの賢さを浸透させたiPhoneだ。このiPhoneでは、ユーザーはタスクをオートメーション化するためにA.I.パワーを使ったワークフローをつくったり、彼らが開発したコマンドでより自然にSiriに話しかけたり、アプリに邪魔するようなノーティフィケーションを送らせる代わりに提案をさせたりすることができる。

しかしSiriができることのほとんどが、ユーザー側の操作に頼っている。

アプリをコントロールするためにカスタムのSiri音声コマンドを録音する(使うためにはそのSiriキャッチフレーズが何だったかを覚えておかなければならない)。ワークフローは、別のSiriショートカットアプリに一緒にピンしとかなければならない。

確かに、これらはiPhoneユーザーにとって素晴らしい機能ではあるが、シームレスという点では正確には自動A.I.テクノロジーではない。それは、A.I.がiPhoneを使う大きな意義になるよう、Appleがとる最初のステップとなる。

一方、スクリーンコールはユーザーを教育したりマニュアル操作したりしする必要がないA.I.の活用法だ。たとえ、存在を知らなくても、電話が鳴った時に“screen call”ボタンを押すというのは、かなり単純だ。

しかもこれはPixel 3の機能、ということだけではない。

Googleによると、これらの機能をまず最初に使えるのは米国のPixel 3ユーザーとなる。そして来月にも古いPixelデバイスに対象を広げる(英語のみ)。しかし推測するに、初期のテストが終わった時、Androidそのものにも搭載されることになるだろう。

結局のところ、モバイルOSバトルが今後A.I.に移るとすれば、A.I.の発展をGoogleのハードウェアデバイスにだけ縛り付けておくというわけにはいかない。

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(翻訳:Mizoguchi)

Google Japan、Pixel 3の国内販売を予告。新ティザーサイトも公開

eng-logo-201510月9日に発表が予定されている、Googleの次期スマートフォンPixel 3 / 3 XL。先日、国内向けと見られるティザーサイトが公開され、日本発売の期待が高まっていました。

関連記事:日本版Google「Pixel 3」を予告か──iPhoneXS/XS MAX/XR発表翌日に謎サイトオープン(世永玲生)

そんな中、Google Japanが国内販売をTwitterで予告しました。先のものとは別のサイトもオープンしており、発売は確実なようです。

実は先のティザーサイトや新しいサイトを含め、Pixel 3の発売を予告しているのは日本だけ。海外ではGoogle Store内にシンプルなティザーページが表示されるのみとなっています。

今回は日本に力を入れているのか、あるいはGoogle Japanが頑張っているだけなのか。海外では、わざわざ予告しなくてももはや出て当たり前、という部分もあるのかもしれませんが。

いずれにしろ、2016年のPixel、2017年のPixel 2と、日本は2年に渡りスルーされていただけに、Pixel 3の日本発売は歓迎したいところです。

Engadget 日本版からの転載。

新しいiPhoneは一件落着、今度はGoogleがPixel 3で騒ぐ番だ

今週はスマートフォンのニュースを読みすぎてすでに脳が満杯、ではない珍しい人たちのためにGoogleは、それほど遠くない未来に自分も一台出すよ、とフレンドリーなメッセージを提供している。

同社のイベントは来月初めだが、Googleは予告をばらまき始めた。これは大きな3の文字があるサイト、そしてこのページには、大きな“Coming Soon”の横に同社の新しいスマートフォンらしきものラフスケッチがある。

このページには、まだほとんど何もないが、スマートフォンの画面下の“G”のロゴをクリックすると小さなショウが始まる。Android Policeの巧みな記事によれば、スマートフォンのシルエットが黒、白、ミントグリーンの三色で表示される。

3の文字のページは、かなり前からインターネット上に激しくリークされていた。しかしペールグリーンの方は、“サプライズ”かもしれない。でもこの種のサプライズは、つねに意図的だ。彼らはプレスを釣るコツをよく知っている。騙(だま)されることも、よくあるが。

Android Pのシンボルとして、ポプシクル(popsicle)の壁紙が登場したことがあった。でも実際は、平凡な結果だった(Pie, パイ)。いずれにしても、今は世界中にPixel 3の情報が溢れている。新製品のリークが多いことでは、Appleに負けていない。

でも、真実は10月9日にならないと分からない。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

GoogleのPixel 3の発売イベントは10月9日にニューヨークで

これまでの数週間リークリークを重ねてきたGoogleのPixel 3とPixel 3 XLは、今や秘密でも何でもなくなってしまったが、それでもまだ、公式の発表は何もない。

でも同社はこのほど、“Made By Google”というイベントの招待状を送ってきたから、イベントの名前からして、Google作のスマートフォンがテーマだろう。

招待状には、ニューヨークで10月9日の午前11時から、とあるだけで、説明等はない。でも“3”を使ってハートを作り、“I ❤ NY”(I love NY)と言っているから、Pixel 3を暗示しているのだろう。

一方、噂の内容は今や相当詳しい。それによると、Pixel 3はSnapdragon 845プロセッサーを使用、RAMは4GB、5.5インチのディスプレイの背後に12.2mpのカメラがある。大型のPixel 3 XLは、ディスプレイが6.71インチ、RAM 6GBだそうだ。いつも議論を呼ぶカメラのノッチ(スクリーンの切れ込み)もある。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa