先月、ラスベガスで行われたPubconにて発表されたモバイル ファースト インデックスについて、Googleが実験を開始しているというアナウンスを行いました。11月4日にWebmaster Central Blogに記事が投稿され、翌日の11月5日にウェブマスター向け公式ブログでも日本語訳が掲載されています。検索の主流がデスクトップからモバイルに移る中、Googleとしても非常に重要な対応になると言えるでしょう。また、「慎重に取り組むべき課題」ともしているため、完全なローンチまではしばらくかかるのでは?と考えています。その間にも色々と課題は出てくると思いますが、いざローンチとなっても、十分な準備期間を設けてくれることを望みます。– SEO Japan
先月の発表から1か月と経たない中で、Googleからの公式発表がありました。(「早いな!」と感じた方も多いのではないでしょうか?)現在は実験中とのことですが、規模や影響の度合いなどは明らかではありませんね。GoogleもWebマスターからの質問には受け付けてくれる姿勢ですので、機会があれば色々と質問してみたいところです。– SEO Japan
以前からアイデアとしては聞かれていたものが、現実となりそうです。先日のPubcon(アメリカのラスベガスで開催されるWebマーケティングの大規模カンファレンス)にて、Googleのゲイリー・イリェーシュ氏がモバイル版のインデックスの情報を伝えたようです。”Mobile First Index”と呼ばれているようですが、詳細な内容も開始時期も明らかにしておりません。しかし、実際にその仕組が動く段階になれば、Googleが公式に発表するとも明言しています。そのため、何か対応を急ぐというよりも、Googleからの情報を待ちたいところですが、今後の情報については注意して収集していきたいと思います。– SEO Japan
モバイル版のインデックスの構想については度々聞かれていましたが、実現するには色々と難しいという話しも聞いていました。今回、ゲイリー氏の口から、明確なプロジェクトについての言及がありましたが、これについては近い将来確実に実現すると考えたほうが良さそうですね。Webサイト側が何をすべきなのかが明らかになっていませんが、早めの報告を行うことで「心構えを持っておけ」、というメッセージかもしれません。モバイルフレンドリー・アルゴリズムの時もそうでしたが、細かい情報が徐々に明らかになる可能性もあるので、SEO Japanとしても注意して情報を集めたいと思います。– SEO Japan
10月4日(現地時間)に開催されたMade by Googleにて、Googleの様々なプロダクトが紹介されました。一見するとSEOには関係のない話題ではありますが、Google AssistantとGoogle Homeは、検索の未来となる可能性があるとの声もあります。今年の5月に開催されたGoogle I/Oで発表されてから個人的にも注目しておりましたが、Search Engine Landのダニー・サリバン氏が、検索とのかかわりを興味深くまとめています。まだまだ先の話しなのか?それとも、近未来の話しなのか?私が的確に予言することなどは不可能ですが、非常に興味深い分野であるとは考えております。– SEO Japan
Google Assistantは、あらゆる場面におけるGoogle Assistantとの会話を記憶する。そのため、Google HomeやAlloで交わされた会話を、それぞれの利用シーンで引用することができるのだ。(Google Homeで行われた会話の内容が、次にAlloを使用した際に、参照されることがある。)
Google Assistantで注視すべき分野はGoogle Homeであろう。Googleにとっても最も注力する分野だ。この分野がデスクトップの領域を支配するようになれば、既存のプレーヤーを窮地に追い込むことになる。モバイル検索が台頭した際、Googleは自身の強みを保持しながら、変化する環境に適応している。
Googleがフィーチャードスニペットを導入した当初、Webサイトへのトラフィックを奪うという理由で、Webマスターから不満の声が挙がっていました。フィーチャードスニペットは検索結果画面で答えを入手できてしまいますが、対話式検索の場合は”検索結果画面”といったものがそもそも存在しません。もしも、こうした対話式検索が今後の検索行動の主流となった場合、SEOの有り方もずいぶん変わっていくものと予想されます。もちろん、パソコンやモバイルでの検索が全くなくなるとは考えづらいのですが、対話式検索の存在感が増す可能性について、否定する意見を出すことも難しいのではと思います。こういうことを考えるといつもGoogle Glassを思い出してしまうのですが。(笑)– SEO Japan
6月22日から23日にかけて、SMX Advancedがアメリカのシアトルで開催されています。初日のセッションが終わったようで、Googleのゲイリー・イェーシュ氏とSearch Engine Landのダニー・サリバン氏によるキーノートの記事がアップされています。SMXの恒例であり、目玉でもあるセッションですが、今回はどのようなことが話されたのでしょうか?– SEO Japan
一例を挙げてみよう。”マリオブラザーズを攻略本を使用しないで攻略することは可能か?(can i beat Mario Bros without using a walkthrough)”というクエリがあったとする。RankBrainがないと、私の要求に答える結果は表示されないだろう。しかし、RankBrainがあれば、私を満足させる検索結果が表示されるはずだ。
昨年はSEO Japanも参加しましたが、今回は参加できず、非常に残念です。RankBrainの話が多かった印象ですが、さしあたって、新情報のようなものはなかったようですね。オーサーシップとタブ分けされているコンテンツは気になるところがありますが、誰かが質問してくれることを期待しています。(笑い)– SEO Japan
Googleがモバイルフレンドリーとページスピードを一度に計測できるツールをローンチしました。モバイルとデスクトップの両方のスピードが計測できます。とりあえず試してみましたが、日本語サイトもキチンと計測してくれました。ただし、メールで送付されるレポートも含め、計測結果やアドバイスなどは全て英語となっています。見た目も非常にわかりやすいため、日本語対応してくれると嬉しいですね。– SEO Japan
先日、モバイルページの速度がランキング要素に含まれるという話題を紹介しましたが、どのくらいの速度が合格になるのか?という点にも注目が集まっていました。今回のツールは、ページ速度だけでなく、モバイルフレンドリーも数値化されているため、改善点も把握しやすくなっていますね。英語という点さえ除けば非常にわかりやすいツールですので、ぜひ試していただければと思います。– SEO Japan
現在シドニーで行われている、Search Marketing Summitにて、Googleのゲイリー・イェーシュ氏が発言しました。The SEM Postのジェニファー・スレッグ氏がこのイベントに参加しており、第一報として報じています。かねてから予想されていたことではありますが、早ければ数か月後に実現される見込みです。– SEO Japan
特にモバイルにおいてはスピードの重要性がGoogleからも叫ばれていたことですが、ランキング要素として考慮されていないことに矛盾を感じているという意見は多くあったかと思います。Googleとしても承知のことであったと思いますが、実現するにあたって色々と課題があったのかもしれません。遅いサイトに悪影響を与えるのか、速いサイトに恩恵を与えるのか、そのどちらかについては明らかではありません。しかし、ランキング要素になる、ならないに関わらず、ページスピードはユーザー体験に大きな影響を与えるため、可能な限り早いサイトを構築したいものですね。– SEO Japan
小ネタです。Googleが検索結果に画像サムネイルを表示しているようです。食べもの関連のクエリのみで日本語では未対応のようですが、Google.com(もしくは、言語設定を英語に設定)で英語のクエリで検索すれば表示されます。1ページ目ではほぼ全ての検索結果に表示されているようですが、表示されるための条件などは定かではありません。また、色々な例を検索することでお腹を減らしてしまう場合もあるかと思いますが、SEO Japanでは一切の責任を負いませんので、あしからず。。。– SEO Japan
レシピサイトや構造化データが条件ではなさそうなので、Alt属性や周りのテキストなどから判断しているのでしょうか?もちろん、そのまま画像を認識している可能性もあるかと思います。1ページ目にはほぼ画像が表示されていますが、画像の認識具合によってランキングが変わるといったものではもちろんないでしょう。対象の範囲が拡大したり、日本に導入されたりといったことはわかりませんが、なかなか面白い現象ではありますね。– SEO Japan
多くのWebマスターから実装のリクエストがあった機能が、Search Consoleに実装されたようです。プロパティセットと名付けられていますが、複数のサイトのデータを1つのレポートで確認することができます。Googleの公式ブログでもアナウンスされていますが、現在は英語でのアナウンスのみのようです。近々、日本語での発表もありそうですね。– SEO Japan
先日SEO Japanでも紹介させていただきましたが、GoogleがiOS用の新しいキーボードアプリを公開しました。キーボードを操作しながら、アプリを離脱することなく、検索を行えるというものですが、このキーボードで検索した場合の検索結果はどうなっているのでしょうか?日本ではまだ導入すらされていませんが、Search Engine Landがこの件について、Googleへのインタビューを行ったようです。– SEO Japan
例えば、モバイル検索では、AMPに対応している、読み込み速度の速いニュース記事が上位に表示されているかもしれない。Gboardの場合、これに当てはまらないとパテル氏は述べているが、非常に理に適っていると言える。なぜなら、Gboardの場合、実際にその記事を読むのではなく、その記事をシェアすることが多いからである。他の違いを挙げてみよう。”In The News“のブロック内には、モバイルでもデスクトップでもニュース記事へのリンクが多く表示されている。しかし、Gboardでは、こうした表示はサポートされていない。
Andoroidでは、クイックサーチバーとNow on Tapがあり、これによって、モバイル内のどこからでもGoogleにアクセスすることが可能となっている。iOSでは、アプリを使っている場合、Google検索を行うために多くのタップが必要となってしまう。そのため、我々はGboardをiOSから開始しようとしたのだ。我々は、Andoroidでも同様の体験ができるように取り組んでいる。
昨日のGoogle I/Oにて、Googleが新しいチャットアプリである”Allo”を発表しました。説明内容を見る限り、チャットを使用しながら検索をそのまま行える機能が備わっているようです。非常に便利かと思いますが、Gboardの場合は、あらゆるアプリで使用することができます。今はまだ、「便利そうだな」と思うくらいですが、今後普及していけば、「アプリ内で離脱することなく検索を行う」といった行動が普通になるかもしれませんね。– SEO Japan
Googleがリッチスニペットの新たなバージョンをローンチしました。対象サイトのジャンルが限られており、米国のみの対応ですが、なかなか目を引く表示となっているようです。時期は確定していませんが、対象ジャンルと対象国の拡大もGoogleは示唆しているため、近いうちに日本でも導入されるかもしれません。– SEO Japan
小ネタです。SEOとは直接関係がないため、記事タイトルもそれ風にしてみました(笑)。GoogleがiOS用のキーボードアプリをローンチしましたが、非常に便利なアプリのようです。チャット中に何かの情報を相手に送る場合、「チャットアプリから離脱し、Googleで検索し、情報をコピーし、チャットアプリに戻って送信」、といった作業が必要なくなります。”Gboard”から検索し、そのまま相手に送付できるという仕組みです。すぐにでも使いたくなりましたが、残念ながら米国の英語対応のみのようです。Googleのブログでは、他言語の対応もするという旨も記載されているので、今は指をくわえて待ち望みたいと思います。– SEO Japan
上部のコメントでは、SEOとは直接関係がないと述べましたが、iPhoneユーザーのGoogleプロダクトの利用増加を狙ったアプリと考えれば、非常に面白い企画かと思います。このアプリがどのような影響を与えるか、非常に興味深いところではありますが、単純に素晴らしいアプリだと思いますので、早く使用してみたいと感じています。– SEO Japan
Search Engine Landが作成したランキング要素の一覧表についての記事となります(フルサイズの一覧表はこちら)。2011年に初めて作成され、定期的に更新されていますが、最新の更新は2015年の6月でした。今回の記事は、一覧表が更新された時期に掲載された記事となるため、実はけっこう前の記事です(笑)。ただし、表の見方などはそこまで変更するものでもありませんので、改めて紹介させていただきます。来月にSMX Advanced(SEO Japanは不参加)が開かれますが、恒例のランキング要素についてのセッションもあるため、新情報が追加されるかもしれません。まずは、現段階の最新版をご確認いただければと思います。– SEO Japan
記事内で言及されていましたが、どちらかと言えば、ビギナーのための資料と言えそうです。ランキング要素と思われる全ての項目をカバーしているわけではありませんが、重要な項目は抑えられており、重みづけも納得いくものが多いのではないでしょうか?この要素に従えば、上位表示が獲得できるというわけではありませんが、振り返って確認する上で便利な一覧表になっていると思います。– SEO Japan
Search Engine Landのダニー・サリバン氏による、アニバーサリー記事となります。検索に関わるものであればだれもが知るといっても過言ではない方ですが、20年間も業界に携わっているのは驚きでした。Google、もしくは、検索エンジンの歴史と伴に歩んできたサリバン氏が、検索エンジンの変遷と、今後の展望をまとめています。– SEO Japan
上記の画像は、Googleで「rogue one trailer」を検索して表示された結果である。Googleが所有するサービスのYouTubeが、ページを占有するほどの大きさの画像でトップに表示されされている。Appleも同じ予告動画を提供しているにもかかわらず、下位に沈んでいる。Googleに有利なことは明白だ。
SEO Japanでも数多く紹介させていただいておりますので、非常にお世話になっている方です。10個の変化はどれも大きなものでしたが、特にラストの変化は非常に興味深かったです。当たり前のように使用している検索エンジンですが、よく考えてみればとてつもないテクノロジーでありますね。ダニー氏が提言されている通り、たまには検索エンジンという技術に、賞賛の意を込めて検索したいと思います。– SEO Japan
表示方法がたびたび変更されるローカル検索結果ですが、米国で新しいフィルタが追加された例があるようです。ローカル検索は、自分の近くのお店を表示してくれる場合など非常に便利ですが、その検索結果からさらに条件付きの絞り込みができるようです。今後、スタンダードな機能になるかは未定ですが、実現性は高いのではと考えています。– SEO Japan
先日、ガソリン価格が表示される検索結果の話題もありましたが、ローカル検索はますますパワーアップしていきそうです。日本でいくつか試したところ、まだ表示されていませんでしたが、言語を英語に設定し、米国のローカル検索を行えば、それっぽいフィルタは表示されました。今後の展開が気になりますが、海外も含め、様々な場所で検索してみても、面白いかもしれません。– SEO Japan
昨年末にGoogleの品質評価ガイドラインの完全版が公開され話題となりましたが、先週こちらのガイドラインの内容が更新されていたようです。全体のページ数は減少していることに加え、内容もいくつか変更になっているようです。公開されてから4か月での更新となりますが、ぜひ中身は確認しておきたいですね。– SEO Japan
正直申し上げまして、まだ内容は確認していないです(笑)。なので、今回は速報という形でお伝えさせていただきました。また、同日のSearch Engine Roundtableにまとめられておりましたが、Googleのポール・ハー氏も、「品質評価ガイドラインはGoogleのユーザーに対する考えがよくわかるものだ」、と発言しています。(ポール・ハー氏はランキングアルゴリズムのエンジニアであり、SMX West 2016でも講演されていました。)比較すること自体にはあまり大きな意味はないかもしれませんが、強調された個所などは確認しておこうと思います。改めて読み直すには良いタイミングかもしれませんね。– SEO Japan
昨年、GoogleがRankBrainを発表した際は大きな話題となりましたが、”3番目に重要なランキングシグナルである”、という発言もその理由の1つであったと思います。当時は上位2つの要素を明らかにはしていませんでしたが、Googleのアンドレ・リパッセ氏(発音が間違っているかもしれません)がハングアウト内で言及しました。1つはコンテンツ、もう1つはリンクだということです。ダニー・サリバン氏はリンクと言葉と予想していましたね。ダニー・サリバン氏ではなくとも、”まあ、そうだよね”、といった感想が大半だとは思いますが、Googleの方の発言は、確かに初めてのことだと思います。– SEO Japan
RankBrainの内容についてはGoogleはあまり詳細を語っていないこともあり、ランキング要素としての解釈も難しいものであると感じています。(その分、先日のSMXでのRankBrainのセッションは非常に盛り上がっていましたが。)RankBrainの対象となっているクエリは全体の内の1部です。また、クエリの解釈の部分という働きからも、ランキング要素として考えることは、なかなか複雑なことだと思います。色々と明言できる部分は少なくなるのも仕方ないと感じつつも、定期的に行われるこうした議論を聞くことは非常に興味深いですね。– SEO Japan
モバイルフレンドリー・アルゴリズムがローンチしてからそろそろ1年が経ちますが、5月にその影響が強化されることが発表されました。しかし、新しい要素が追加されるわけではないようです。あくまで、”モバイル対応かそうでないか”を判断するもので、”どの程度スマホ対応か”、を判断するものではありません。すでに多くのサイトがモバイル対応になっていると思いますが、改めて確認してみてもよいかもしれません。(以前紹介したseoClarityによるホワイトペーパーはこちら。)– SEO Japan
モバイルフレンドリー・アルゴリズムの強化ということで、新しい要素が加わるかと思いましたが、実際はそうではないようです。次の更新でページ速度が加わるのでは、という話も多かったと思いますが、今のところはインタースティシャル広告しか、追加要素はありませんね。また、具体的な開始日は決定しておらず、インテントも引き続き重要なシグナルであることも変わらないようです。(クエリによっては非モバイル対応のサイトが上位に表示されることもあります。)Googleの公式ブログも簡潔にまとめられており、そこまでの影響がなさそうなことがうかがえますが、TheSEMPostでも詳しく紹介されていましたので、ご興味のある方はご確認ください。– SEO Japan
先週末に、Googleがデスクトップ検索における広告表示についての変更を加え、大きな話題となりました。変更が行われてからの日が浅いため、まだ多くのデータが出ている状態ではありませんが、現段階での見解をSearch Engine Landがまとめています。AMPのローンチも大きな話題でありますが、こちらについても大きな変更でありますので、まずはしっかりと把握しておこうと思います。– SEO Japan
Googleによれば、”非常に商業的なクエリ”の場合、表示される広告の数は3つではなく、4つになることが多いとのことだが、具体的にはどういったクエリなのだろうか?Googleからの説明では、“ニューヨークのホテル(hotels in New York City)”や“自動車保険(car insurance)”が例に挙げられている。